2020年08月06日(木)
退院イタタタ [病院]
午前10時すぎ、ヨメさんがきくちゃん連れでお迎えに来てくれた。
かわいいかわいいきくちゃんは、オッサンのこと覚えてくれてたかなあ。それまでワンワンほえていたのに、私が「きくちゃん」と呼びかけると静かになった。
覚えてくれてたんかなあ。
ヨメさんはうっとおしい私がいない間、きっとのびのびと過ごしたんでしょう。
これからはそうはいかんで。
みーちゃんもいつもの場所に引っ込んでいたけど、エアシャーもなかったので覚えてくれてたんかなあ。
今日のお昼は、私の大好きな冷めん。
ヨメさんも気を使ってくれてますね。おいしい冷めん、ありがとうございます。
左腕のかいかいは、名札の輪っかに対するアレルギーだろうとのこと。体調が悪い時は、ちょっとしたことにアレルギー反応するみたい。
これはかいかいをしんぼうしたらすむ。
ところがしんぼうできない痛みが二つ。
一つはオシッコの時の激痛。「イタタタ」というより「ズッキューン」という感じの痛み。もういや。ちょっとずつうずくまる時間が短くはなってはいるが・・・。
もう一つは腰の痛み。ずっと痛かった左の腰の痛みがましになってきたと思ったら、今度は右。「イタタタ」、「イタタタ」の繰り返し。なんじゃらほいと思ったが、これはどうもぎっくり腰やね。腰がひねれへん。
明日は寮2の24時間バイト。
二つの痛みのうち、どっちかでもましになったらいいんやけど。
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【今日のきく】
私の退院日なので、一週間ぶりの夫婦水入らずでほっこり・・・、と思ったら大まちがい。
ヨメさんは夕方から出張施術。乞われて行くところがあるのはありがたいと思わなければ。
「みーちゃんもきくちゃんもいるし、さびしない」と思ったらこれも大まちがい。
「両方とも、寝てばっかりで出て来んがなー!」
7時前にやっと、お腹を減らしたみーちゃんがタンスの後ろの巣穴から出てきた。
みーちゃんのお上品な食べ方を見ているだけで、心が豊かになる。
「ほんまに、2年間も野良生活してたん?」
8時、やっときくが起きた。
寝ぼけているけど、むりやりお散歩。
そのうちに、だんだんしっかりと歩くようになった。
一週間ぶりのオッサンとのお散歩、喜んでくれたかな。
嫌がってはなかったように見えたけど・・・。
歳はとっても、食欲旺盛。
きくちゃんの食べっぷりを見ていると、まだまだだいじょうぶな気がする。
まずは、来年3月の16歳を目指そう。
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2020年08月05日(水)
霞がかかる [病院]
昨日は左の腰が痛くて、夜に何回も目が覚めた。寝る前に痛み止めの薬をいただいたのだが、ほとんど効かなかった。
手術の後ずっと同じ姿勢で寝ていたので、前から痛かった左腰の痛みが悪化した。今日も朝昼晩と痛み止めをいただいたら、やっと少し楽になった。
昨日の夜、点滴の針を抜いてもらって動きやすくなった。
そして今日の朝、やっとオシッコのくだを抜いてもらった。これでやっと縛りがなくなる。
そのあとすぐにシャワーへ。
日曜以来3日ぶり。
「タオルがぞうきんみたいになりましたわー」と言うと、「あらー、おふろだいじょうぶかしら。うそうそ」とかえしてくださる職員さん。
こんなちょっとした会話がなごむねえ。
くだを抜いてもらった一発目のオシッコは出ず。11時過ぎの2回目になんとか20ccほど出たのだが、痛いのなんのって!
「もうオシッコしたくない!」と思うほど。
でもそういうわけにもいかず、それから4、50分おきに。
そのたんびにうずくまってしまうくらいに痛かった。
ヨメさんにラインで相談すると、「なにか気をまぎらわすことをし」と。動けへんゆうてるのに・・・。
とりあえず、オシッコのあと病室に帰らず廊下を歩いてみた。1周しても100mもなさそうな廊下。
そしたら、北の山が霞んでいた。その時はもう午後5時すぎ。
「こんな時間に霞むことがあるんかなあ。私の前途にも霞がかかってきたなあ」とか思っているうちに痛みがましになった。じっとしてるより、動いたほうがましなんか。
主治医がまわってこられ、「あさって退院されますか」と。
「いえ、明日には退院したいんですが・・・。」(「あさってバイト」とは言わんかったが。)
「うーん、まあいいでしょう。」
オシッコするときの激痛を話したのだが、「私たちはその痛みを取るのにできることはなにもないです」とおっしゃった。そらそうやわなあ。「膀胱の中がやけどしていると思ってください」と言っておられるのだから。
でも病院にいても何もしてもらもえないのなら、家に帰った方がよっぽどましやん。
家には、かわいいかわいいますみちゃん、きくちゃん、みーちゃんがおるもんね。また、みんなにいやがられるだけかもしれんけど・・・。
※やっぱり、「もうすぐ携帯代が高くなりまっせ」メールが来た。時間がかかってもパソコンでアップ。
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2020年08月04日(火)
長い名前の手術が短く終了 [病院]
昨日のお昼12時07分、「着替えてください」と。
手術開始予定が1時半と聞いていたので、「えらい早いなあ」と思った。
まあ病院では優等生の私は、すぐに着替え準備万端。ただ入院以来ずっとエアコンの寒さにふるえていた私には、この待ち時間はつらかった。
でも、始まったのは予定通り1時半から。
この期に及んで、左肩が痛い、左腕がかいかい、おまたが痛くて歩けない。
でもみなさんやさしい方ばかりで、「手術恐怖症でごちゃごちゃゆうてすんませんなあ」と言ったら場がなごんだ。
手術台に上がるのはもう慣れているはずなのに、今回はかなりドキドキした。去年1年空いたせいかなあ。
膀胱癌の疑い、前立腺癌の疑いにより、「経尿道的膀胱腫瘍切除術+前立腺針生検」。
なんと長い名前の手術だこと。前からも後ろからも、えらいこっちゃ。
あとは、全身麻酔で何もわからんうちに終了。
「フジイさん、フジイさん!」と呼ばれて目が覚めたとき、手術室の時計は2時50分だった。
あんな長い名前の手術にしては、早く終わってよかった。
あとは病室に戻ってうつらうつら。
7時ごろ、家にラインだけしといた。
下腹部全体がいたいたー。
何もできないので、そのあとはただひたすら寝る。
今日は朝6時に起こされた。今までで一番早い。
「立てますか」と言われたので何とか立ってみた。もう、下腹部全体が取れそうな痛み。お腹をこわしたときの痛みと似ていたので、「整腸剤とか飲んだらあきませんかね」と聞いてみた。「痛みが出ているのは腸じゃないのでね」とのお返事。そらそうや。しんぼうするしかないみたい。
時間がたつにつれ、下腹部の痛みにも慣れてきた。
何もかも順調だと思っていたが、最短退院と聞いていた明日はどうも無理なようだ。
明日おしっこの管を外して、あさって退院になるみたい。
パソコンが超低速化してしまってほとんど使えない。
ああすることがない、ヒマ。
※今日は携帯でブログ記事をアップ。今度は携帯代が高くなるんちゃうん!
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2020年08月03日(月)
低速化 [病院]
今日は手術日。
午後1時半から2時間くらいの予定。
朝、パソコンを付けると「低速化」の表示。
昨日ポケットWi-Fiを使って、ダ・ゾーンの「中日対ヤクルト」を全部見た。3時間くらい。
「中日対ヤクルト」といえば、伝統の(?)弱いもん同士の対決。でも昨日は見ごたえのある投手戦だった。
中日のイキのいい梅津投手と、ヤクルトのベテラン山中投手の投げ合い。片や150キロのストレートでバンバン投げ込むと、もう一方は最速120キロ台のストレートや90キロ台のスローボールで翻弄する。おもしろかったなあ。
「ご利用データ量が規定のデータ量に到達しました」
うーん、3時間動画を見ただけで低速化してしまうんか。8月はまだ28日も残ってるのに・・・。
低速というより超低速やん。なんぼ待っても更新されへんし。
困った、困った。
そもそも、入院した日に「え」のキーが反応しなくなった。
「え」を打ちたいときは、「絵画」と打って「画」を消して、「絵」を「え」に変換する。あー、めんどくさ。
「5」も「ご」と打ってから変換。たいへんやわ。
歳とったらポンコツやね。パソコンも人間も。
体も変。
朝起きたら左腕がかゆい。赤くなっている。
まわってこられた看護師さんに見てもらうと、「ダニですかねえ」。
病院にダニおるんかい。それとも私が家から連れてきた?
それと、おまたが痛い。
クシャミするとビンビン響くので、古傷の恥骨骨折系の痛み。
痛み止めをもらおうと思ったら、手術前はダメとのこと。
しんぼうせなしゃーないね。でも、手術の時は大股開きせんなんにゃけどだいじょうぶかな。
もうどうなるかわからんわ。
早く、無事手術が済みますように。
※こんだけアップするのに、なんぼ時間がかかったか。
やってられん。
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2020年08月02日(日)
その口が、その足が・・・ [病院]
今日は8月第1日曜。
本当なら京都走ろう会例会がある日。ただし今も例会は自粛中で、有志が集まって自主練習をしている。
「走りに行きたかったなあ」と、私の足が言っています。
会場である出雲路橋は、この病院から1kmもないだろうに。
明日の手術で切り取った腫瘍が浅かったら、そのあと復活する予定。深かったらそのあと膀胱全摘となるので、走るのはすっぱりやめる。運命の分かれ道やね。(生研の結果が出るのは2週間ほど先らしいけど・・・。)
今日の夕食後から、手術に向けて絶食。
最後に好きなものを食べたかったので、ヨメさんに「甘いもん買うてきて」とラインした。
午前11時過ぎ、「着きました」と。
コロナの影響で家族も面会禁止なので、看護師さんが下まで取りに行ってくださった。ああ、楽しみ。
買ってきてくれたのは水無月やお団子などの和菓子。私はてっきりシュークリームと思っていたので、もうその口になっていた。
でも和菓子も好きやから、全然だいじょうぶ。さっそくお茶をもらいに行って、水無月からいただいた。
それよりも、私の「汁系がないと食べた気がせん」という記事を読んでくれたみたいで、インスタントみそ汁が入っていた。
さっそくと思ったら、なぜか昼食にはみそ汁付き。どうなっとるんかねえ。夕食の時にはありがたくいただきましたけど。
それと、プチトマト。
小さくてすっぱかったから、ヨメさんが庭で育てたヤツ。おいしかった。いい刺激。
うちのヨメさんは、よう気が利きますにゃわ。私とはえらいちがい。
ほんまにほんまに感謝せんとね。
明日の手術は全身麻酔なので、原則は家族の付き添いが必要。
でもこのご時世(コロナ)で、手術時間も2時間程度とお聞きしたので付き添いなしにしてもらった。
だいじょうぶかなあ・・・。
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2020年08月01日(土)
何もせず、ただ寒い [病院]
入院2日目。
本当は手術日の前日に入院すればいい。ところが泌尿器科の手術日が月と金だけ。私の場合、月曜手術に決まった。土日入院というのはないので、その前の金曜に入院した。そのため、本当なら3泊4日の入院が5泊6日になってしまった。
土日はただ待機しているだけ。いったん外泊させてもらおうかとも思ったが、このコロナ危機のご時世、とてもそんな雰囲気ではなかった。
「荷物を持って来てくれる家族にも、直接は会わないように」と言われているくらいですから。
家にいても何をするわけでもないので、病院でボーッとしているのも同じ。部屋は廊下側なので、外の景色も見えない。テレビを見たり、本を読んだりして一日過ごした。
それほど困ることはないのだが、とにかく寒い。
ほかの患者さんが特に寒がっておられる様子はないので、私だけが寒がっていると思われる。たぶん甲状腺全摘後は体温調節ができにくくなると言われていたので、そういうことなんでしょう。
Tシャツや短パンはたくさん持って来たのだが、大まちがい。長そでや上着がいる寒さ。
ヨメさんに、一番に長そでパジャマやジャージの上着をたのんだ。今日の午後、さっそく持ってきてくれて助かった。
昨日、薬剤師さんとけっこう長時間話した。
「必ず定期的に水分を取るように」と言われ、「暑い時も全然飲みたくならないんです」という話をした。
なんと、それは加齢によって感覚が鈍ってきているからだと。水分が必要なのに、それが分からなくなっているだけらしい。ああ、おそろし。
最近暑さに強くなってきたと思っていたが、それは大まちがい。暑さが分からなくなっている、危険な状態だということだ。畑仕事中に倒れてしまう年配の方と同じ。
暑さを感じるほうは鈍って、寒さを感じるほうは過敏になっている。変な体になってしもたもんや。
土曜日は医師はお休みだと思っていたのに、泌尿器科の先生が診に回ってきてくださった。診察を受けた先生ではなく、もうお一人の先生のほう。でもベッドのところの表示では、今日回ってきてくださったH医師が主治医になっていた。
H医師はヒゲがスゲー。一回見たら忘れない特徴のある方。
手術は、M医師かH医師かどっちがしてくださるんかなあ。
明日も一日することなし。
寒くならんように気を付けて、しっかり読書でもしましょう。
今日の夕食には、私の大好物の茶わん蒸しが出た。けっこう具も入っていておいしかった。
でも、なんで汁がないんかなあ。汁がないと、食べた気が・・・。
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