2020年08月04日(火)
長い名前の手術が短く終了 [病院]
昨日のお昼12時07分、「着替えてください」と。
手術開始予定が1時半と聞いていたので、「えらい早いなあ」と思った。
まあ病院では優等生の私は、すぐに着替え準備万端。ただ入院以来ずっとエアコンの寒さにふるえていた私には、この待ち時間はつらかった。
でも、始まったのは予定通り1時半から。
この期に及んで、左肩が痛い、左腕がかいかい、おまたが痛くて歩けない。
でもみなさんやさしい方ばかりで、「手術恐怖症でごちゃごちゃゆうてすんませんなあ」と言ったら場がなごんだ。
手術台に上がるのはもう慣れているはずなのに、今回はかなりドキドキした。去年1年空いたせいかなあ。
膀胱癌の疑い、前立腺癌の疑いにより、「経尿道的膀胱腫瘍切除術+前立腺針生検」。
なんと長い名前の手術だこと。前からも後ろからも、えらいこっちゃ。
あとは、全身麻酔で何もわからんうちに終了。
「フジイさん、フジイさん!」と呼ばれて目が覚めたとき、手術室の時計は2時50分だった。
あんな長い名前の手術にしては、早く終わってよかった。
あとは病室に戻ってうつらうつら。
7時ごろ、家にラインだけしといた。
下腹部全体がいたいたー。
何もできないので、そのあとはただひたすら寝る。
今日は朝6時に起こされた。今までで一番早い。
「立てますか」と言われたので何とか立ってみた。もう、下腹部全体が取れそうな痛み。お腹をこわしたときの痛みと似ていたので、「整腸剤とか飲んだらあきませんかね」と聞いてみた。「痛みが出ているのは腸じゃないのでね」とのお返事。そらそうや。しんぼうするしかないみたい。
時間がたつにつれ、下腹部の痛みにも慣れてきた。
何もかも順調だと思っていたが、最短退院と聞いていた明日はどうも無理なようだ。
明日おしっこの管を外して、あさって退院になるみたい。
パソコンが超低速化してしまってほとんど使えない。
ああすることがない、ヒマ。
※今日は携帯でブログ記事をアップ。今度は携帯代が高くなるんちゃうん!
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2020年08月03日(月)
低速化 [病院]
今日は手術日。
午後1時半から2時間くらいの予定。
朝、パソコンを付けると「低速化」の表示。
昨日ポケットWi-Fiを使って、ダ・ゾーンの「中日対ヤクルト」を全部見た。3時間くらい。
「中日対ヤクルト」といえば、伝統の(?)弱いもん同士の対決。でも昨日は見ごたえのある投手戦だった。
中日のイキのいい梅津投手と、ヤクルトのベテラン山中投手の投げ合い。片や150キロのストレートでバンバン投げ込むと、もう一方は最速120キロ台のストレートや90キロ台のスローボールで翻弄する。おもしろかったなあ。
「ご利用データ量が規定のデータ量に到達しました」
うーん、3時間動画を見ただけで低速化してしまうんか。8月はまだ28日も残ってるのに・・・。
低速というより超低速やん。なんぼ待っても更新されへんし。
困った、困った。
そもそも、入院した日に「え」のキーが反応しなくなった。
「え」を打ちたいときは、「絵画」と打って「画」を消して、「絵」を「え」に変換する。あー、めんどくさ。
「5」も「ご」と打ってから変換。たいへんやわ。
歳とったらポンコツやね。パソコンも人間も。
体も変。
朝起きたら左腕がかゆい。赤くなっている。
まわってこられた看護師さんに見てもらうと、「ダニですかねえ」。
病院にダニおるんかい。それとも私が家から連れてきた?
それと、おまたが痛い。
クシャミするとビンビン響くので、古傷の恥骨骨折系の痛み。
痛み止めをもらおうと思ったら、手術前はダメとのこと。
しんぼうせなしゃーないね。でも、手術の時は大股開きせんなんにゃけどだいじょうぶかな。
もうどうなるかわからんわ。
早く、無事手術が済みますように。
※こんだけアップするのに、なんぼ時間がかかったか。
やってられん。
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2020年08月02日(日)
その口が、その足が・・・ [病院]
今日は8月第1日曜。
本当なら京都走ろう会例会がある日。ただし今も例会は自粛中で、有志が集まって自主練習をしている。
「走りに行きたかったなあ」と、私の足が言っています。
会場である出雲路橋は、この病院から1kmもないだろうに。
明日の手術で切り取った腫瘍が浅かったら、そのあと復活する予定。深かったらそのあと膀胱全摘となるので、走るのはすっぱりやめる。運命の分かれ道やね。(生研の結果が出るのは2週間ほど先らしいけど・・・。)
今日の夕食後から、手術に向けて絶食。
最後に好きなものを食べたかったので、ヨメさんに「甘いもん買うてきて」とラインした。
午前11時過ぎ、「着きました」と。
コロナの影響で家族も面会禁止なので、看護師さんが下まで取りに行ってくださった。ああ、楽しみ。
買ってきてくれたのは水無月やお団子などの和菓子。私はてっきりシュークリームと思っていたので、もうその口になっていた。
でも和菓子も好きやから、全然だいじょうぶ。さっそくお茶をもらいに行って、水無月からいただいた。
それよりも、私の「汁系がないと食べた気がせん」という記事を読んでくれたみたいで、インスタントみそ汁が入っていた。
さっそくと思ったら、なぜか昼食にはみそ汁付き。どうなっとるんかねえ。夕食の時にはありがたくいただきましたけど。
それと、プチトマト。
小さくてすっぱかったから、ヨメさんが庭で育てたヤツ。おいしかった。いい刺激。
うちのヨメさんは、よう気が利きますにゃわ。私とはえらいちがい。
ほんまにほんまに感謝せんとね。
明日の手術は全身麻酔なので、原則は家族の付き添いが必要。
でもこのご時世(コロナ)で、手術時間も2時間程度とお聞きしたので付き添いなしにしてもらった。
だいじょうぶかなあ・・・。
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2020年08月01日(土)
何もせず、ただ寒い [病院]
入院2日目。
本当は手術日の前日に入院すればいい。ところが泌尿器科の手術日が月と金だけ。私の場合、月曜手術に決まった。土日入院というのはないので、その前の金曜に入院した。そのため、本当なら3泊4日の入院が5泊6日になってしまった。
土日はただ待機しているだけ。いったん外泊させてもらおうかとも思ったが、このコロナ危機のご時世、とてもそんな雰囲気ではなかった。
「荷物を持って来てくれる家族にも、直接は会わないように」と言われているくらいですから。
家にいても何をするわけでもないので、病院でボーッとしているのも同じ。部屋は廊下側なので、外の景色も見えない。テレビを見たり、本を読んだりして一日過ごした。
それほど困ることはないのだが、とにかく寒い。
ほかの患者さんが特に寒がっておられる様子はないので、私だけが寒がっていると思われる。たぶん甲状腺全摘後は体温調節ができにくくなると言われていたので、そういうことなんでしょう。
Tシャツや短パンはたくさん持って来たのだが、大まちがい。長そでや上着がいる寒さ。
ヨメさんに、一番に長そでパジャマやジャージの上着をたのんだ。今日の午後、さっそく持ってきてくれて助かった。
昨日、薬剤師さんとけっこう長時間話した。
「必ず定期的に水分を取るように」と言われ、「暑い時も全然飲みたくならないんです」という話をした。
なんと、それは加齢によって感覚が鈍ってきているからだと。水分が必要なのに、それが分からなくなっているだけらしい。ああ、おそろし。
最近暑さに強くなってきたと思っていたが、それは大まちがい。暑さが分からなくなっている、危険な状態だということだ。畑仕事中に倒れてしまう年配の方と同じ。
暑さを感じるほうは鈍って、寒さを感じるほうは過敏になっている。変な体になってしもたもんや。
土曜日は医師はお休みだと思っていたのに、泌尿器科の先生が診に回ってきてくださった。診察を受けた先生ではなく、もうお一人の先生のほう。でもベッドのところの表示では、今日回ってきてくださったH医師が主治医になっていた。
H医師はヒゲがスゲー。一回見たら忘れない特徴のある方。
手術は、M医師かH医師かどっちがしてくださるんかなあ。
明日も一日することなし。
寒くならんように気を付けて、しっかり読書でもしましょう。
今日の夕食には、私の大好物の茶わん蒸しが出た。けっこう具も入っていておいしかった。
でも、なんで汁がないんかなあ。汁がないと、食べた気が・・・。
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2020年07月31日(金)
覚えてもらっているうれしさ [病院]
2016年に1回、2017年に1回、2018年に3回入院した鞍馬口医療センター。
去年は入院せずに済んだのに、今年またちがう病気で入院することになった。
今回は7階。最初の入院は6階やったけど、あとはよく覚えていない。
最初の説明に来られた看護師さんは初めて見る方。若くてきれいな方だったのでちょっとドキドキ。案の定血圧測定では上がっていた。
「血圧下げる薬はいらんと思って、持って来んかったがなー。」
またヨメさんにお願いして持って来てもらわんなん。すんませんなあ。
くわしくは書けないのだが、ある方がチラッとお見舞に来てくださった。覚えていてくださったんですね。ありがたい。
お茶を入れに行くと、ナースステーションから出て来られた医師が私を見つけて声をかけてくださった。
「あっ、石田ゆり子似先生・・・。」
胆のう炎で緊急入院した時にお世話になった先生。2年ぶりで、マスクもしていたのによく覚えていてくださった。すごいね。
病院になじむのは考えものだが、やっぱりなれたところのほうがいい。
それにしても、4年で6回目の入院は多すぎるか・・・。(京大病院の3年連続3回を入れると、4年で9回入院!)
恒例(?)、病院食公開。
なんでお昼にパンなんでしょう。ごはんの方がよかったなあ。
夕食はごはんやったけど、少ないなあ。
それにおつゆがないがな。汁系がないと食べた気がせん。
明日とあさっては何もすることがない。退屈。
食べることだけが楽しみかな。
月曜の手術日は丸一日絶食やし・・・。
真樹が沖縄に帰っちゃって、家にはヨメさんときくちゃんとみーちゃん。
さて、その中で一番に私のことを忘れるのは・・・。
たぶんヨメさんでしょうね。
このごろ意外ときくちゃんは覚えてくれている。
みーちゃんは逃げまくるに決まってる。
早う帰りたいなあ。
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2020年07月30日(木)
みーちゃんパニック [わんこ・にゃんこ]
5月17日に、みーちゃんと子猫4ひきがうちに来た。
その1か月後に子猫はみんなもらわれていった。
みーちゃん1ぴきになって、もう1か月以上。なかなかなついてくれないみーちゃん。
それでもヨメさんにはだんだん心を開いて、もう「ねこじゃすり」でじゃすれるようにまでなった。
「手でなでられるようになるまで、あと一歩かなあ」と言っていた。
ヨメさんの信頼度は、30%から60%くらいにアップ。
野良猫時代にだいぶ男の人にひどい目にあわされたらしく、私を見ては逃げ回っていた。でも最近は、私の前でもくつろいで身づくろいをするまでになっていた。
私の信頼度も、0%から20%くらいにまでアップかと思っていた。
ところが昨日三人で出かけて、帰ってきたときから大パニック。
いつもゲージの中でくるくる回るルーティーンがあるのだが、それが3倍速になっていた。そして、ゲージから出ているときに洗濯ものに飛びのり、ガガガと落ちてきた。
「どうしたんやろ?」
「急に真樹のことがこわくなったんかなあ・・・。」
こわくなるんやったら帰ってきたその日やろうとも思ったが、みーちゃんの頭の中まで分からない。
真樹は急に嫌われたようで、それをすごく気にしていた。
私は、今日は寮1のバイト。
夕方、真樹からラインがあった。
「みーちゃんにごはんあげた」
よかったよかった。さすが、ふだんからはんぺん2ひきの世話をしてるだけあるなあ。
私の2か月分を1日で抜いてしまった真樹。
バイトから帰ってきたら、真樹がみーちゃんにちゅーるやっとるがな。どうなっとるんじゃー。心配していたのがウソみたい。
真樹が慣れたころにもう帰らんなんけど、またみーちゃん見に来てね。
お風呂上りに、裸のままスイカを食らう。
今日、真樹とかあちゃんは出町に出かけた。その時、果物屋さんでスイカをだいぶまけてもらったらしい。
そらかわいい真樹を連れて行ったら、お店のおっちゃんもまけなしゃーないやんね。
明日、真樹は沖縄へ。
私は入院。きくちゃんもみーちゃんも、私のことは忘れてしまうんやろなあ。
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