2018年08月15日(水)
何かの役に立つ [雑感]
いなかの町内会の旅行に参加することになった。
一人10800円。
私と廉と真樹。ヨメさんはきくの世話をせんなんからお留守番。
私の分が10800円。廉と真樹は子どもやから半額で二人で10800円。
あれー?
廉が大学生で真樹が高校生やから、二人とも大人料金やん。
どうしよう、お金足らへんやん。
いやいやいや、そもそも廉も真樹ももうとっくに学生じゃないで・・・。
ふぁふぁふぁふぁふぁーん。そこで目が覚めた。
◇ ◇ ◇
急いで着替えて、バイト先の寮1へ。
今回は寮1としてはめずらしく、お泊り24時間勤務。
持っていく荷物がいっぱいになった。
ネットで買った古本も持って行った。4冊とも加賀乙彦さんの本。
(「高山右近」はどうしてももう一度読みたくて買った。198円。)
すぐに何かの役に立つような本ではないが、いつか必ず何かの役に立つ。
私もそんな人間でありたいと思う。
ブログ「猫と過ごす、こんな一日」のfukikoさんに押し付けた、古い古いゲージ。ペンキを塗り直して使ってくださったようだ。(私のこのブログのリンク集から、ぜひ見てください。→)
ヨメさんからは「そんな古いもん押し付けて迷惑かけるだけ」と怒られていたのだが、これで救われた。ほんとうにありがとうございます。
fukikoさんは、不運なネコちゃんたちを救うだけでなく、「役立たず」と言われ続けている私のような不運な(?)人間も救ってくださっている。
ほんとうにほんとうにありがとうございました。
もう変なもんは押し付けません。
でも、また何かの役に立ちたい。
私に出来そうなことがあったら、なんでも言ってみてくださいね。
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2018年08月14日(火)
バイク+ランは完璧 [ランニング]
今日は夕方から、バイク10km+ラン2.5km。
乗る前に時計をスタート。
自転車にまたがって、右足トークリップは一発、左足も3回目くらいでスコンと入った。
そのため最初の1kmを2分44秒と、そんなに遅くはならなかった。そのあとはキロ2分20秒平均で。
やはりペダルとシューズが一体になると、力のロスがなくなり楽にスピードが出せる。
町内を7周したら、ちょうど10kmになった。
10km、24分33秒。
トランジジョンに2分半かかっても27分。去年より2分短縮。
家の前に自転車を置き、すぐにランへ。
トランジジョンタイムはゼロ。
実際のレースではこうはいかない。
町内2周で2.5km。11分40秒。
バイク+ランで36分13秒。
実際のレースでは、ランはまだまだ縮められる。
もうこの2種目は完璧やね。
あとはスイム。
明日はバイトで無理やから、あさってプールに行くか。
今日の夕食。
1ぴき250円くらいのアジを半分こ。安いのにすごくおいしかった。
また、ミョウガのおつゆ。うまい、うまい。
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【今日のきく】
「おちゃんぽ、おちゃんぽ、うれしいなー。」
毎日暑くてたいへんやけど、今日も笑顔のきくちゃんです。
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2018年08月13日(月)
死んで悲しんでくれる人 [雑感]
先週の月曜の朝以来、1週間ぶりに帰宅。
きくはこわがることもなく喜んでくれた。(それがふつう?)
ヨメさんは・・・、さてどうなんでしょうね。
きくを2人びきで散歩に出たとき、こんな話になった。
「病気の治療で大変な人がな、いっそのことポックリ逝ってたら楽やったかもって言ってはったわ。でもな、親が悲しむやろしって」と私。
「えっ、その人、奥さんとか子どもさんとかはいやはらへんの」とヨメさん。
「そらいやはるやろ。でもその歳(57)になってはったら、もう奥さんも子どもも悲しまんやろう。ただし、母親はいくつになってもわが子が死んだら悲しむと思う。」
そう言って、我が身をかえりみる。
うちの奥さんと子ども、私が死んでもだいじょうぶ。まあ愛想でちょっとはシュンとしてくれるかもしれないが、そんなもんすぐに忘れる。それでいいやん。
私の母は・・・、27年も前に亡くなった。ざーんねん、唯一悲しんでくれたかもしれない存在だったのに。
96歳の父は・・・、もうほとんど私が誰だか分かっていない。でも「こうじが死んだで!」と言った瞬間に正気に戻り、涙してくれるような気がする。
ヨメさんが言う。
「アンタの体は特殊。今までの医学界の常識が通用せん。こんな元気な癌患者はおらん。」
それならもっと嬉しそうにゆってくれたらいいんですけど、うっとおしそうに言われるんですよねー。
「きくちゃん。きくちゃんはオッサンがいた方がいいやんねえ。」
「知らん、知らん」ときくは無視する。
もう、みんなみんな・・・。
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夕方5時過ぎ、3日間過ごしたいなかの家を出発。
これでもう普通の生活に戻れる。
ごはんを炊いたりしたあと、お店へお迎えに。
きくは丸々1週間ぶりなのに、しっぽブンブンで大喜び。
すぐに、私の車に飛び乗った。
ヨメさんは、「近寄ったらあかんし、きくと歩いて帰るわ」と言う。
なんでやねーん、もうどうもないって病院がゆってはるのに。
きくちゃんが座席で粘ってくれたおかげで、みんなで車で帰ることができた。
今日の夜は、私が買って使わなかった餃子と買い置きのナスビとキュウリ。私の大好きなミョウガが、キュウリとみそ汁に入っていた。これ、ヨメさんの「隠し愛情」ですかね。
夜、ビールを買いにコンビニへ。
また、きくの2人びき。
きくは、絶対にオッサン復帰を喜んでくれている。
私の願いは、臨終の席にきくが来てくれて顔をベロベロねぶってもらうこと。
そしたら、「幸せじゃー」と言いながら死ねると思う。
甘いか!
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いなかの家で見つけたきくの写真。
2005年12月。
きくはまだ生後8か月ちょっと。
真樹11歳。
美少女と美犬?
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2018年08月12日(日)
第368回武庫川ロード記録会 [ランニング]
「松本さん、これから子どもをつくろうという野望は持ってはりませんよね。」
「うっ・・・。」
「それ聞いとかんとね。可能性がある人には近づかん方がいいんです。」
「そうかー・・・。」
「短時間やったら、横に並んでもだいじょうぶ。記念写真撮ってもらいましょう。」
病気ネタ(放射能ネタ?)で人をおちょくったらあかん。
同時期に入院されていた隣人の深刻さが一瞬頭をよぎった。でも、私がかしこうしてたら誰かの具合がよくなるわけでもなし。私は私で、いつものちゃらんぽらんを貫きましょう。
久しぶりにお会いした松本一之さん。このブログにも何度も登場していただいている。今日も松本さんのほうから見つけてくださり、声をかけてきてくださった。ほんとうにうれしかったです。
「ボクももう、外で子どもをつくるという野望は捨てますわ」ってアホかいな。
呆れんと付き合ってくださいね、松本さん!
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いなかの家から武庫川へ。
11年前までは、この家に9年半住んでいた。
廉6歳〜15歳、真樹3歳〜12歳、私42歳〜51歳、ヨメさんは私−6歳。
どこに出かけるのも遠かったけれど、今の家+30分弱。冬の大雪の時以外はどうってことはない。
そろそろいなかに引っ込みたいのだが、寮の管理代行のバイトも続けていきたい。今の時間より30分早く家を出るということは、寮1が5時半出発、寮2が6時出発になる。夏はいいけど、冬はきついね。
7時半、いなかの家出発。
御薗橋 18.5km、30分。
二条城 23.5km、42分。
京都南IC 30.7km、56分。
尼崎IC 73.4km、1時間27分。
武庫川駅前P 79.3km、1時間44分。
会場には9時20分ごろ到着。いなかの家から1時間50分。
着替えていると、松本さんが私を見つけて声をかけてきてくださった。
「松本さんはアップはどれくらいしてはるんですか。」
「今日の5kmコースを、全部走ってきたわ。」
「えっ、5kmも・・・。」
私にはまねできない。
1kmほどアップジョグ。
どうしても武庫川が気になる。
かなり深いが底が見える。意外ときれい。大堰川よりきれいな感じ。
大会役員さんに聞いてみた。
「武庫川は遊泳禁止ですよね。」
「そうとう前から禁止ですよ。」
そらそうやわね。
今日もウェットスーツを持って来ていたので、「隙あらば泳いだろ」と思っていたが断念。泳いでいい川なんか、もうどこにもないんかなあ。
私の今日の目標は・・・。
5kmタイムレースは、先週の京都走ろう会5kmの23分06秒に迫るタイムで走ること。
それともう一つのミニ駅伝。個人の申告タイム賞には、去年の7月、8月に次ぐ3連覇がかかっている。どちらかというと、こちら重視。
10時に5kmがスタート。
その前に恒例の記念写真。
私は、記念写真を撮ってくださっている役員さんを撮る。
7、8月は、ハーフも10kmもなく5kmのみ。
そのせいか、50人以上の参加があったようだ。
スタート直前の松本さんをパチリ。
このスマートでいかにも長距離向きな体型の松本さんに、少しでもついていけたら・・・。
しかし、ついていけたのはスタートから100mくらい。体が重く、私得意のスタートダッシュも全然効かず。
折り返してこられた松本さんを撮ったつもりが、ブレブレ。
せっかく写真を送ってあげようと思っていたのに、これではね。
気温は高かったが、少し風があり走りやすかった。
4分34、4分44、4分49、4分53、4分45で、ゴールは23分45秒。
悪いなりにまあまあのタイムかな。
なんせ、退院2日後のレースですから。
だいぶ先にゴールされていた松本さんに声をかけ、ツーショット写真。
このあと、2週間後の「京都丹波トライアスロン」に娘と出る話もした。
松本さんのおうちは、会場となる大堰橋の一つ下流にある橋の近くだそうだ。去年の大会は見に来られたとのこと。
昨日の下見で、川が濁っていて底が見えなかった話もした。たぶん、8月末ならもう少しきれいになるだろうとのこと。地元の人の話をよう聞いとかなあかんねえ。
「今年は用事あって見に行けませんわー、残念。」
松本さんが見に来られてたら、いちびって事故を起こしてたかもしれん。
「落ち着いて、溺れんようにがんばります。」
松本さんはこのあとのミニ駅伝には出られないのだが、私の応援をしてくださるということで残ってくださった。
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11時からミニ駅伝がスタート。
2km×3名で申告タイムに近いところが優勝。個人の表彰もある。
私は6チームあるうちのEチームの2区。
名前を呼ばれるとき、「申告タイムの王者・藤井さん」と紹介してくださった。
これはうれしい。
「今日は3連覇を目指します」と高らかに宣言。
去年は5kmレースの2km地点のラップで申告したら、それがうまい具合にはまった。今年もそれで行こうと9分24秒で申告。
あとで気づいたのだか、これは私の見まちがい。実際は9分18秒で通過していた。
タスキをもらったとき、前5名にだいぶ離された最下位。
1区のランナーさんはすごく恐縮されていたが、そんなもん全然気にせんでいいんですよ。遊びですから。
これでチームとしての入賞は困難になったが、個人表彰はそれに関係なく狙える。そう思ってしっかり走った。
折り返してこられるみなさんの写真を撮りながら、余裕の走り。
5kmレースのときよりよっぽど楽。
5位のチームともだいぶ離されてはいたが、マイペースマイペース。
気持ちよく走り終わり、3区の走者にタスキリレー。
ゴール付近で、松本さんが写真を撮ってくださっていた。
ありがとうございます。
最終3区は、普通の駅伝としても見ごたえがあった。
1位2位が競い、それに3位4位も追いかける。
と言っても、最初にゴールしたチームが優勝じゃないんですけど。
Eチームアンカーがだいぶ追い詰めてくださって、最後は南側折り返し分のみの差になった。
このミニ駅伝はほんまにおもしろい。
毎回とは言わないが、7、8月限定はもったいないですねえ。
さて、成績発表・・・。
チーム1位は−2秒のチーム。3人で2秒差ってすごい。
わがEチームは最下位の+1分45秒。これは仕方ない。
さて個人表彰。
3秒差4秒差5秒差6秒差7秒差・・・、いつまでたっても呼ばれない。
11秒差になってやっと私の名前が呼ばれた。9分24秒の申告で9分13秒のゴール。最初の5kmレースで体ができあがり、2kmは楽に走れたようだ。それによく見直してみると、5kmレースの2kmラップは9分18秒だった。これで申告していたら3位入賞だったのに。
「今回は残念でしたね。」
そう役員さんから声をかけられ、まんざらでもない。
来年は「王座奪還!」
たいそうな。
昨日京北で買ったパンが残っていたので持ってきた。それを食べながら帰ることにした。
「50円自販機!」
噂には聞いていたが、ほんまにこんなんあるんや。
ペットボトルも80円だったのでそれを買った。
帰りに信号で停まるたんびに自販機を観察したが、ほとんどが格安。
「あま(尼崎)はジュースが安い!」
帰りに市原の留守宅によってシャワーを浴びた。ヨメさんときくは「京都キャロット」に出勤中。
JA市原野でちょっとだけお買い物。
キュウリは売ってなく、トマトは198円もした。目玉焼きにしようとタマゴを買ったら、いなかの家には古い油しかなかった。仕方ないのでゆで卵。
うっとおしいアブを新聞でたたいたら、網戸が破れた。そらもう20年ものやからねえ。
虫が入ってきたらかなんので、テープで補修。
「横長白クルスか・・・。」
「高山右近」を読んでから、十字が気になる。
今日も、「ええ気持じゃー」とうなりながら広いおふろに入った。
これでまた寿命伸びたね。
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夕方、いなかの家に到着。
さっそくパソコンメールを確認すると、もう松本さんが写真を送ってくださっていた。7枚も撮ってくださったんですね。
どうもありがとうございました。
私が撮った松本さんの写真は失敗でした。
また今度、撮らせてもらいますね。
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2018年08月11日(土)
コース下見 [ランニング]
「京都丹波トライアスロン」のコース下見に行ってきました。
別所から旧京北町、旧日吉町を経由して旧八木町(南丹市)へ。
想定していた通り、スイムは難関、バイク・ランは楽勝という感じ。
是が非でも、足の立たないところでの375mスイムの練習をしなければと痛感。どこかいいとこありませんかねえ・・・。
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久しぶりのいなかでのお泊りだったが、よく寝られた。そら、涼しいし。
起きてもダラダラしていたが、目につくところからそうじ。
通販で買ったハンディクリーナー大活躍。
昨日からいったい何びき「へーこき虫」の死がいを吸い込んだろうか。
玄関もクモの巣だらけだったので、大そうじ。
磨いたらきれいになりましたわ。
午後2時過ぎ、トライアスロン会場となる旧八木町に向けて出発。
お昼抜きで来ているので、旧京北町のパン屋さん「エルザ」でパンを購入。
パンを食べながらの運転で旧八木町へ。
競技説明会や開会式の会場となる京都府立口丹波勤労者福祉会館に到着。
いなかの家から57km、1時間15分くらい。
コース図を見てもよく分からなかったので、会館におられる職員さんに聞きに行った。すると、「近くまでいっしょに行きましょう」と言って案内してくださった。本来の業務ではないのに、わざわざ外まで出てきてくださって恐縮。でも、説明をお聞きしてコースがよく分かった。
お礼を言ったとき、「レース当日もボランティアで出ますので」とおっしゃっていた。本当にお世話になります。レース当日も、よろしくお願いいたします。
大堰橋の南側がスタートゴ−ル地点。
大会本部に問い合わせた通り、川の水深は2mはある。
それに、深緑に濁っていて底が見えない。これは恐怖。
それにもう一つ重要なことが分かった。
スイムコースは、250mを往復する500mコースを使う。
スタンダードの部はこれを3往復して1500m。
私らスーパースプリントの部は、0.75周回375m。125m下って250m上る。楽な下りがちょっとしかなく、流れに逆らって泳ぐ部分が多い。スイムが苦手な私にはさらなる苦難。
川に入って泳いでみたいところだが、ダメなんでしょうね。
いったん車に戻り、温度計を持ってきた。
気温33℃、水温27℃。
レースは朝スタートなのでもう少し低めだろうが、寒いということはなさそう。
スイムはあきらめ、バイク+ランの試走をすることにした。
コースを確認しながらなので、行きはゆっくり目に。
それに、あわててドタ靴を履いてきてしまった。トークリップはうまいことはまらんわ、足は痛いわでさんざん。
まず目指すのはメグミルク工場。
ここまで1.3km。
ここを右折。
工場から1km進んだ交差点を左折。
さらに700m進んだ交差点を左折。
ここでちょうど3km。
何の目印もない田んぼのど真ん中みたいなところで5km、14分18秒。
ここで折り返して同じ道を帰る。
ここまで若干の上り。でも、私は一つのギアで全部行けそう。
行きの3.5km、帰りの6.5km地点になる「氷室の郷」。
レストランもあるらしいので、レース後の食事はここかな。
メグミルク工場を左折して、大堰橋の南側へ。
10.24km、27分31秒。(10km地点、26分36秒。)
後半5kmは、12分08秒。いい感じ。
自転車を置いて、続いてランへ。
こんなところを通り・・・。
ここから土手の道路へ。
ランコースはいい景色だが単調。
とにかく、飛ばせるだけ飛ばさなくては。
この「7体+2体地蔵」まで500mほど。
1.25km地点で折り返し。
このあたりも、何の目印になるものもない。
帰りのお地蔵さん。
残り500mの目安になる。
川岸を通り、栄光のゴールへ。
ランは2.73km、14分46秒。(2.5km換算、13分30秒。)
ランニングには使っていない、普段履きのドタ靴で走った割には上出来。軽い靴ならもっともっとタイムは縮められる。
これで、バイク10km+ラン2.5kmが40分06秒。
今日は両方8割くらいの力で走ったのに上出来。バイク+ランに死角なし。
問題はどこまでもスイム!
スイムの練習にいいところはけっこうあるのだが、すべて遊泳禁止。かと言って、泳いでいたら捕まるのかしらん。そんなことないですよね。
強行突破?
「うーん・・・」ですね。
帰り、旧京北町の人家のないところで、道路を横切る黒いもの。
「サルはあんな大きくないし、第一黒くないし・・・。」
クマじゃ、クマじゃ。
野生のクマを初めて見た。
かなり大きかったので子熊ではない。大人のクマ。
すぐ車から降りて写真を撮ろうとしたが、時すでに遅し。
ざーんねん。
家まで1時間10分。
これだけ近かったら、レース前日にいなかの家に泊まり、朝出発でいい。
真樹も久しぶりのいなかの家のお泊りなので、うれしいでしょう。そうしよう、そうしよう。
また缶詰晩ごはんでで、そのあと広いおふろでまったり。
もうだいぶ、体内残留放射能は抜けたんかなあ。
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2018年08月10日(金)
廉、27歳! [家族]
病院から家に戻って、すぐ廉にメール。
◇ ◇ ◇
パオパオです。
今日退院して、ついさっき家に着きました。
これから支度して、3日間別所に幽閉です。
誕生日おめでとうございます。27歳ですね。
また、きくちゃんかまいに帰って来てね。
◇ ◇ ◇
廉は今、東京に単身赴任中。あと1年半以上も。
長いこと会っていないので、最近の廉の写真がない。
上の写真は、去年の10月1日、「廉→真樹→パオパオ」で出たトライアスロン駅伝のときのもの。
「こんないい顔で笑うときもあるんやなあ」とヨメさんが感心していたお気に入りの写真。
パオパオが全然経験したこともないようなつらい目にも合っているのかもしれないが、しっかりね。廉には彩ちゃんが付いてるからね。
27歳と言えば、パオパオが21歳のますみさんに初めて出会ったときですね。廉とはえらいちがいで、当時のパオパオはふわふわ漂ってましたねー。うーん、今もか!
夜に廉から返信。
ちゃんと彩ちゃんが東京に。
ふたり、いい顔で笑っているかなあ・・・。
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退院から隠遁 [病院]
午前11時ごろ、無事京大病院を退院いたしました。
気にしていてくださっていたみなさん、ありがとうございました。
去年と同じく、退院後3日間はできるだけ人と接触しないようにと言われている。
・人との添い寝禁止。
・5歳以下の子ども、妊婦との接触禁止。
・5歳以上の子どもとは1m以上離れる
・家族とはできるだけ離れる。長時間一緒に過ごさない。
・用便後は2回流す。
・寝るときは一人部屋で。
・入浴は家族の最後で、入浴後はすぐに浴槽などを洗浄。
・衣類の洗濯は家族のものとは別に。
こんないっぱいのことを、普段いいかげんな私が全部守れるはずがない。
また去年と同じく、いなかの家に帰って3日間隠遁生活。これなら何とかできそう。
愛妻、愛犬とは会えないが、あと3日のしんぼうです。(妻も犬もなんとも思ってへんかったりして・・・。かえってのびのび?)
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毎朝6時過ぎに目覚めていたのに、退院日の今日に限って寝過ごし。「ふじいさーん」と呼ぶインターホンの声で起こされた。
とは言っても、どんな看護師さんかまったく分からない。初日準備室にいたときに来られたお二人の看護師さんとは対面したが、そのあとの方は声だけ。出ていくときに通ったナースステーションにおられたのかもしれないが、けっきょく分からずじまいだった。
7時に起こされ、部屋内のごみの処理。ゴミではない物もすべて処分しなければならないのがつらかった。
加賀乙彦著「高山右近」、めちゃくちゃよかった。334ページもあるので中途半端で処分かと思っていたが、しっかり読めた。早く読み過ぎて2回目の半分まで読んだ。
そんなに読むと愛着がわく。古本屋で105円で買った本なのに、まだまだ何回も読みたくなった。
内緒で持ち出したろか知らんとも思ったが、それはやめておいた。せっかくの治療が水の泡になっては、元も子もない。
最後のシャワーを浴び、それまで履いていたパンツと靴下、使ったタオルとバスタオル、せっけんとシャンプーも廃棄。まあこれで、ゴムの伸びたパンツとふっるいバスタオルがたくさん処分できたので良しとしよう。
ナースステーション前のパントリーで朝食。
その時ちょうど、夜勤の方と昼勤の方の引継ぎをやっておられた。
そして、そのあとシンチ検査へ。
1年前にも同じ事をしたのだが、もうすっかり忘れていた。
機械が鼻すれすれのところまで来たり、目の前をグルングルン回ったり。全部で45分くらいなので耐えられるが、普通こんなことされたら気がおかしくなりますね。
これで、放射性ヨードがしっかりと甲状腺由来の細胞に届いたかどうかが分かるそうだ。
「全部焼き尽してくれよー!」
退院後の説明というのが楽しみだった。去年、すごくかわいくて感じのいい看護師さんだったので。「最後にいっちゃんええのを出してくるあたり、京大病院もやるねえ」と思っていた。
しかししかし、今年は男性。イケメンで女性の受けはいいだろうが、オッサン的には最低。話は半分くらいしか聞いていない。去年はいっぱい質問もさせてもらったのだが、今年はそんな気も起らなかった。
「病は気から、やもんなあ・・・。」
去年とちがい、会計は一般とは別のところだった。癌患者は待たせたら気の毒ということになったのかなあ。あっという間に請求書を出してくださった。
入院5日分 677552→63832円
タイロゲン注射1本分 106780→32030円
合計95862円。いたたたた・・・。(でも、実費になると78万円なんですね。)
できるだけ人に1m以内に近づかないようにと言われているので、もちろん車で迎えに来てもらうわけには行かない。自力で帰る。
でもその前に腹ごしらえ。
去年と同じく、「らんたん」のラーメン。
丸1年たっているのに、何も変わっていない。
ホッとする。
今年は、シャーシューメン並(850円)と麦飯小(120円)にした。
去年見つけた「きくちゃんねぎ」。
なんと、今年もありました。
ちょっと、泣けてきた。
初めて乗った「市バス65番」。
東大路を高野まで、高野交差点を左折して下鴨高木町まで。生協の横を右折して北上。北山通りを右折して修学院駅前。白川通に突き当たって左折。あとは宝が池交差点を左折して国際会館前へ。なんちゅう複雑なコースやねん。
国際開館前からは京産大行きのバスで地球研前まで。乗り継ぎがうまくいったのに、病院前から家まで50分くらいかかった。バスは疲れるわ。
家に着くと、ヨメさんがお昼ごはんを用意して置いて行ってくれていた。しかし、ラーメンを食べてしまったのでもう食べられない。晩ごはん用に持って帰ったらいいとの書置きがあったが、お皿などまためんどくさいことになるのでやめておいた。
忙しい中、せっかくヨメさんが用意してくれたのに申し訳なかった。
どこかから缶詰をいっぱいいただいたとのこと。これはありがたい。3日間の隠遁生活にはうってつけ。でもこれだけでは足りないのでお買い物に出かけた。
スーパーから出てくると大雨。でもこれでだいぶ涼しくなった。
家に帰って隠遁生活の準備。あれやこれや揃えるのがたいへんだった。「退院して、その続きに隠遁とはねえ」とか思いつつ・・・。
ぐずぐずしていたので、いなかの家に着いたのは午後6時過ぎ。
さあ、これから3日間は強化合宿のつもりで・・・。って、何を強化するんですかね。
月〜金と病院だったので、体がなまっている。
どこも痛いわけではないので、退院したらすぐ走らなければ。
ゆっくり気持ちよく走れるのは、花脊峠往復8km。
峠までの上りは、キロ6分半くらいのペースで。
さすがに、足が全然動かない。それに、あちこちが痛む。
8月12日は別所にいるけど、人との接触禁止。
9月23日は予定がないが、ヨメさんは鍼灸院を休めないという。
10月28日は諏訪湖マラソンに出張販売。
今年も全×ですかねえ。
峠まで3.93km、26分15秒。
いつもならここで少し休けいするのだが、もう暗くなってきたので折り返して続けて下り。
別所大橋の手前で、「こうじさん、だいじょうぶですか」と車から声をかけてくださる方あり。メイママさんじゃないですか。
私のブログをしっかり見てくださっているメイママさんは、ちゃんと1m以上離れたところから声をかけてくださっていた。さすが!
家に到着、3.83km(なぜか100m短い)22分24秒。
往復で7.77km、48分39秒。
あちこちそうじをした後、1年ぶりのいなかでの食事。
缶詰があってよかった。今日は焼き鳥の缶詰。
あとはモズクと野菜とインスタントみそ汁。
これで十分ですね。
1年ぶりに入るいなかの家のおふろ。
広くて、足をビューンと伸ばせる。
ほんまにええ気分。
広いおふろに入れるだけで、長生きできそうな気がする。
あとは、いつもとちがう布団でぐっすり寝られるかどうかが問題やね。
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