パオパオだより

2014年01月05日(日)

京都走ろう会例会〜全員集合〜 [ランニング]

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 昼前からのバイトが入り、例会参加は時間的にきつかったが行ってよかった。多くの仲間と新年のごあいさつができたし、気持ちよく10kmコースを走らせてもらった(41分37秒)。

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 左足の甲の痛みが悪化。なんてったって、つま先のアーチがつぶれているらしいから。
 それでも走りたい。きれいなフォームを心がけて走ったら、痛みはそんなに出ないかもしれない。

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 出雲路橋の近くの駐車場に車を入れ、集合場所に行ったが私が一番乗り。荷物を置いてウォーミングアップへ。

 毎度おなじみ「賀茂川パートナーズ」さん。

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 「おめでとうございます。藤井です。」
 「あー、藤井さんかいな。」

 私の大好きな中島徹さん。

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 「ふじいさ〜ん、今年もよろしくおねがいします。」

 うれしいねえ。
 見かけたら必ず声をかけてくださる伊藤千尋さん。

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 こちらも必ず声をかけてくださる斉藤会長の奥様。

 全部で3kmくらいのアップ。

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 スタート前に全員集合。
 毎年1月第1日曜の例会は参加者が多い。

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 10kmの部は、私を含め12人。
 私の目標とする松本一之さんは体調不良のため、「亀岡元旦」に続き欠席の模様(あとで、他の大会に出場されていたことが判明)。しかし、もう一人の目標である同年最強ランナー・北出吉弘さんが参加。これは追いかけなければ。

 みなさん厚着だったが、風がなかったので私はランシャツランパン。気温はたぶん3℃くらい。
 「こんなあったかいのに、なにさぶそうなかっこしてはるんですか」とみんなに言ってまわり、ビビらせ作戦。

 いい感じのスタート。
 1kmくらいで北出さんに抜かれたが、離されないようにがんばった。
 最初の丸太町橋折り返し(約2.45km)、9分52秒。久しぶりの10分切り。
 ここから北出さんに離されないように、粘りに粘った。
 出雲路橋に戻り(約4.9km)、20分16秒(10分23秒)。
 この少し先で一番差を詰めた。自分では10m差くらいに迫ったつもり。
 次の御薗橋折り返し(約7.45km)、31分11秒(10分55秒)。
 最後の下りで、さすがの北出さんに離されてしまった。
 ゴール、41分37秒(10分25秒)。

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 北出さんは41分16秒。
 21秒差ということは90mかー。最後はやられたねー。
 でも、北出さんに7.5kmまでいい勝負ができただけで満足。
 「これからちびちび詰めていくぞー!」

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 役員の平田邦子さんが、ぜんざいをつくって持ってきてくださった。私はバイトで急いでいたので、残念ながらいただけなかった。
 一応、私は平田さんのことを「京都走ろう会の鬼束ちひろ」とあがめている。
 「写真で見たら20歳代に見えまっせー。」
 「なにゆうてんねな、みんなから『ひら婆』ゆわれてんのに。」
 「うまい!」じゃなくて・・・。

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2014年01月04日(土)

2013年後半・ブログ編 [振り返って]

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バイト先での食材搬入・点検時の服装

 2013年後半最大の事件は、12月17日の「ブログ消滅」。
 私のこのブログは、6年前にgoroさんという方にお世話になって開設してもらった。「a−ブログ」というマイナーなブログだが、ほかの人と似ているのが嫌な私はすごく気に入っていた。
 それからまる6年経とうかというときに、突然消滅。goroさんをはじめ、いろいろな方の手を煩わせてしまったが原因が究明できなかった。
 まあ私のわからんちんの頭で理解できたのは、今使っている形式のブログが時代に合わなくなっているということ。(「a−ブログ」自体がもうないらしい。)
 要するに「古いんじゃー!」
 とりあえず、ヨメさんの管理会社への「脅し」の結果(?)、ブログは復活。でも、この先バックアップを取っておかないともっと大変なことになる可能性大らしい。
 「廉ちゃん、頼みます。」

 いっつもヨメさんが「おかしい」と言う「パオパオだより」のアクセス数。2013年前半705269、後半703817で年間1409086(1日平均3860)。「おかしい」ちゅうたってそう出とるんやから、わしゃ知らんがな。
 ただし、アクセス数の項目に一般とロボットというのがある。これが2対1の割合くらい。具体的にいうと、3900だとしたら2600が一般で1300がロボット。このロボットというのは、ほんとは数に入れないほうがいいのかな。まあどっちにしたって、たくさんの人が見てくださっているのはまちがいない。

 始めて6年も経つのに、いまだに指1本のひらがな打ち。ただ木金とバイト先のパソコンを使うことが多く、ローマ字打ちにも慣れてきた。廉の話によると、家で使っている私のパソコンは3月で使えなくなるらしい。
 さて、またひと悶着あるのかな?

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京都市教委でさえ裏工作をする [時事]

◎京都新聞1月4日朝刊・問う秘密保護法

   情報公開と第三者チェック 真実知るために欠かせぬ
            TM不正 重なる危うさ 京の女性、参加機会喪失

 特定秘密保護法に対し、京都市内で8年前にあったタウンミーティング(TM)をめぐる不正抽選で参加の機会を奪われた市民が強い危機感を抱いている。行政が「秘密」に守られ、恣意的に運用することを身をもって知っているからだ。同法について安倍晋三首相は「適切な運用が確保されている」とするが、真実を知るために第三者のチェックと情報公開が大切なことを物語り、同法の危うさといくつも重なる。

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特定秘密保護法案の反対集会でマイクを握る蒔田さん(昨年12月1日、京都市左京区・京都大)

〈特定秘密について、森雅子・内閣府匿名担当相は国会で「恣意的指定がないよう重層的仕組みがある」などと繰り返した〉

 大学職員の蒔田直子さん(59)=左京区=は信用していない。 
 内閣府と市が2005年11月に文化力をテーマに開いたTMに参加を申し込んだが、落選した。各地のTMでやらせ発言問題が発覚するなか、内閣府と市教育委員会が蒔田さんら特定の2人について、応募受付番号の下1桁(5と9)を落選番号に決め、排除していたことが分かった。
 蒔田さんは母親として、道徳用教材「心のノート」や愛国心を盛り込んだ教育基本法改正に疑問を抱き、ビラを配り、市教委に意見を申し入れていた。無関係の約50人も巻き添えになった。

〈秘密の妥当性をチェックするため、政府は「保全監視委員会」「情報保全諮問会議」「情報保全監察室」を設ける。政府内の官僚中心の組織のため、機能するか疑問として、野党は独立性の高い第三者委員会の設置を求めたが、安倍首相は応じなかった〉

 TMの不正抽選を明らかにしたのは、政府が設けた調査委員会だった。弁護士が独立して調査した。
 この結果を受け、蒔田さんは市教委に経過説明を求めた。回答は「当選などの決定は全て内閣府の判断」だった。納得できず内閣府に情報公開請求した。これが真実を知る鍵となった。開示資料から、市教委が蒔田さんの落選だけでなく、特定の人を落選させる「サクラ工作」を仕掛けたことが分かった。
 不正抽選の責任を問うて蒔田さんが起こした賠償責任訴訟の確定判決によると、市教委が、過去のイベントで蒔田さんが「会場でプラカードを掲げ、大声を上げた」とする誤った情報を内閣府に伝えた。その上で「抗議活動などのトラブルを起こす可能性がある」と落選を持ち掛けていた。
 市教委は、自分たちと異なる意見を主張する蒔田さんについて、具体的に差し迫った「危険」ではなく、「恐れ」を理由に参加を拒否した。

〈特定秘密の対象は防衛や外交のほか、スパイやテロ活動防止の分野。その定義は曖昧だ。テロについて同法は「政治上その他の主義主張に基づき、国家もしくは他人にこれを強要」などとしている。拡大解釈でごく当たり前の市民運動が対象になる余地がある。〉

 蒔田さんは不思議だった。恣意的に落選させられた、もう一人が夫(当時)だったからだ。応募書類は別々で、続柄は記していない。運動にも関わっていなかった。
 この謎が解けたのも情報公開がきっかけだった。市教委は内閣府に、夫の情報として ・民族差別について書いた本に名前がある ・在日本大韓民国民団の支団長ーと伝えていた。本には夫婦と分かる記述があった。支団長というという情報は事実無根だった。

〈特定秘密扱いとなれば、自分の個人情報が、誤っていても知る方法もなく訂正もできない〉

 蒔田さんは「特定秘密保護法は真実を知らせないことを合法化した。でも、一番大切なのは、私たちが萎縮することなく、今まで以上にしゃべったり、調べたりすることだ」と訴える。

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 たくさんの年賀状をいただいた。その中に、「いつもブログを見せてもらっています」と書いていただいていたものがたくさんあった。
 「いつも?」
 以前、「パオパオだより、楽しみにしてます。ただし、時事問題のときは飛ばしてます」とはっきり言われたことがある。

 私のこのブログはあえてジャンル分けすれば、「恐妻家ブログ」であると思う。それ系の記事を楽しみにしてくださっている方も多いようだ。
 でも、私が一番読んでもらいたいのは時事問題。よく分からないむずかしい今の問題を、新聞記事を手がかりとして自分なりに考えて行きたいと思いながら書いている。社会的にどこにも属していない私は、真の無所属と言えるだろう。

 むずかしいむずかしい「特定秘密保護法」についても、分からん者同士でいっしょに考えましょうや。今回の新聞記事もコピーができず、私のぼちぼち手打ちでアップ。ああ疲れた。でも、ぜひ多くの方に読んでもらいたい記事だった。市教委という教育に携わるようなところでも、「ばれへんようにしたら、なにをしてもいい」という態度。これに「特定機密保護法」で押さえ込まれたらどうなるの?

 一番先に利用され、あれよあれよという間に抹殺されているというのが我々の行く末かもしれません。そうならないように、少しは勉強しましょう。 
 私のつたない時事問題解説(?)も、飛ばさず読んでくださいね。

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【RUN】

 今日はガンガン。
 叡電・木野駅まで1.2kmジョグ。
 2km全力+1kmジョグを3本。

 1本目2km、4分12、4分03で8分16秒。
 2本目2km、4分06、4分05で8分11秒。
 3本目2km、4分00、4分00で8分01秒。

 まあまあかな。
 帰り1.2kmジョグで、今日は合計11.4km。

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【今日のきく】

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 ご近所犬の本物シェパードのエルちゃんのところへ。
 にせシェパードのきくは、本物シェパードが恐いらしい。

 4年後の戌年の年賀状は、きくとエルちゃんのツーショット写真が撮れたらいいんやけどねえ。無理かなあ・・・。

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2014年01月03日(金)

2013年後半・家族編 [振り返って]

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暮れの日帰りバス旅行で買ってきたお魚

 「さっさと荷物まとめて出て行ってやー」とヨメさんから何べん言われたことか。
 「どっこも行くとこないねん」って、知ってるくせに・・・。

 でも夫婦50割引で何回か映画にも行けたし、ちょっとはましになったんかなあ。
 暮れに家族4人がそろったとき、「ええなあ、ええなあ」と言っていたヨメさん。それって、パオパオもいたほうがええんとちゃうん?

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廉のおごりのお寿司

 廉と真樹は心配。

 廉は、大学院受験と卒論作成で忙しくて走れなかったらしい。「卒論が終わったらまた走る」と言っているので、それまで楽しみに待っていよう。廉が走らんと、共通の話題がなくなるがなー。

 真樹はもっと弱虫だと思っていたのに、意外としっかりしていた。遠く離れていてどんな毎日を送っているのかよく分からないが、浮き沈みはあってもそれなりにちゃんとやっているようだ。まだまだ心配だけれど・・・。

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きくのすまし顔

 きくはだいぶかしこなった。
 散歩中によその犬と出会っても、いちゃもんをつける回数が減った。
 盗み食いをする回数が減った。
 場の空気を読めるようになった。

 3月で9歳になる。人間で言うと何歳になるのだろう。ヨメさんとおんなじくらいかな。熟熟熟女犬になりつつあるちゅうことかな。

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 私は相変わらずのしたいほーだい。 
 今のところ、そのバチはまだ当たっていません。
 いずれ、「バチン!」と来るんでしょうね。

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「その1秒をけずりだせ」 [マラソン評論]

◎東洋大学ホームページより

 第90回東京箱根間往復大学駅伝競走(関東学生陸上競技連盟主催・読売新聞社共催)の第2日目(復路)が、1月3日(金)午前8時に神奈川県箱根町・芦ノ湖をスタートしました。

 復路は、昨日の往路優勝を受けて、トップでスタート。2位とは59秒差という大量リードとまでは言えないスタートだったが、全選手が持ちうるすべての力で臨んだ。山下りで流れを作った日下選手、初出場で区間賞の服部弾馬選手、後続を大きく突き離した高久選手、首位をキープした上村選手、そして最後まで攻め続けた大津選手。昨日の往路優勝の良い流れに続き、復路は終始首位を独走し、1位でゴールテープを切りました。本学は2年ぶり4度目の総合優勝を成し遂げました。
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〔7区 小田原〜平塚 21.3km〕

7区は、今回唯一の1年生・服部弾馬。昨日往路の2区で首位と差を縮める健闘をみせた兄・勇馬に刺激を受け、また区間賞の走りで繋いできた日下のタスキを受けて、落ち着いて先頭をひた走る。二宮付近では2位との差は1分24秒に。酒井監督から「後半が勝負」と声をかかると、歯を食いしばりペースを上げる。そのまま首位をキープし、後続とは1分54秒差まで広げ、8区へ。

★服部弾馬選手へ区間賞インタビュー
「本当に楽しく走れました。(兄・勇馬選手は)『良かった』と泣いていました。(8〜10区の選手へ)先輩たちも楽しんで走ってほしいです」
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〔8区 平塚〜戸塚 21.5km〕

8区は、昨年7区を走った3年の高久龍。タスキを受け取ると着実に自分の走りで前へと突き進んだ。各定点でもペースを落とすことなく順調に走りを進め、7km付近の茅ヶ崎では2分19秒差に。落ち着いた表情で区間記録も射程圏内に、遊行寺坂を上る。駒澤大との差を3分40秒と大きく突き離した。顔を歪ませながらも気迫の走りで、9区・上村へ繋ぐ。

★高久龍選手へ区間賞インタビュー
「(腕に書いてある“その一秒をけずりだせ”について)弾馬が腕に書いているのを見て、勇馬に文字を書いてもらいました。後ろとの差も気になったのですが、次に走る上村が初出場なので安心して走れるようにと思って走りました。2年前の大津さんの記録より速く走りたいと思っていました。
(9・10区の選手へ)二人とも調子が良いので、自分の力を出すだけで駒澤大に勝てると思います」
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 第90回箱根駅伝を制した東洋大学、おめでとうございます。

 さて、今回のMVPは・・・。
 まあ一般的には、往路5区の山上りに抜擢されたキャプテン設楽啓太選手でしょう。監督の采配が見事だったというしかありません。
 しかし、私なら復路7区の服部弾馬選手か8区の高久選手を選ぶ。7区の服部弾馬選手は、非の打ち所のないようなきれいなフォームが最後まで崩れなかった。そして、ゴール後のコメントが「楽しく走れました」。
 あのきれいなフォームとインタビューのときのかわいい笑顔を見て、私もファンになってしまった。

 そして、続く8区の高久選手。この選手はすごく冷静な「仕事人」という感じ。9区へのたすき渡しの時点で、駒沢大・窪田選手と2分差以内なら逆転される可能性ありと言われていた。ところが。1分54秒差を3分40秒差まで広げた。もうここで、駒沢大にとどめをさしていた。(両校の最終10区走者の力の差を考えると、仮に9区で駒沢大が奇跡的にぎりぎり逆転したとしても10区で再逆転されていた。)

 この両選手は腕に“その一秒をけずりだせ”と書いていた。本当にその気持ちを忘れず最後まで走りきったのだろう。二人とも見事な区間賞だった。

 今年の箱根駅伝の話題が下火になったころ、私も勝負レースでは真似して腕に書きたい。
 “その一秒をけずりだせ”
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 駅伝が終わり、映画を見に行く真樹を送っていくときの車の中での会話。

 「真樹が箱根走るとしたら何区がええ?」
 「えっ、真樹がー?」
 「パオパオは絶対6区やな。あの下りですってんと転んでみたいわ。真樹はやっぱり1区か。」
 「でも、国士舘みたいに1区で7分半も差がついてしまうこともあるしなあ・・・。」
 「ほんまやなあ、むずかしいとこやなあ。」

 「パオパオ、真樹のとこから往復で3kmくらいってどこらへんかなあ。」
 「名護市役所まで1.5kmやから、往復で3kmになるでー。」
 「でも、あの道はちょっと恐いし・・・。」
 「ああそやな。国道のほうやったら、名護バスターミナル往復で3kmくらいとちゃうか。」
 「そうやな。そこ走ろうかなあ。」

 走る練習があまりできていない真樹だが、いつかフルマラソンを完走したいと思っている。そんな真樹も、箱根駅伝の熱走を見ると「がんばって走ってみよう」という気になるようだ。箱根駅伝には、そんな効果もあるんです。

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【RUN】

 今日は強弱で言うと弱の練習。
 仏大グランド往復10kmをゆっくり。
 行き26分51秒、帰り26分08秒で52分59秒。
 2kmダウンジョグをして、今日は12km。

 明日は「強」やね。どんな練習がいいんかしらん。

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【今日のきく】

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 叡電の線路上でにっこり。

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2014年01月02日(木)

2013年後半・ランニング編 [振り返って]

※年が明けてしまったけれど、去年後半のまとめ。

【7月】 118.9km、20日

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大文字山

 7日 北栄町すいかながいもマラソン3km 11分54秒
28日 大文字山ランニング1.5km 13分02秒

 この月が、2013年で一番練習の少ない月だった。
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【8月】 266km、22日

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ひろしまクロカン

18日 三瓶高原クロスカントリー5km 23分02秒
24日 ひろしまクロスカントリー8km 35分58秒
25日 びわ湖ジョギング10km(実測9.5km) 42分11秒

 ひろしまクロスカントリーから、恐怖の5大会連続雨が始まる。
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【9月】 201km、24日

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久志

 1日 聖湖マラソン10km 43分42秒
 8日 久志20kmロードレース 1時間33分22秒
15日 与謝大江山登山マラソン10km 42分53秒
22日 マラソンに挑戦する会5km 20分20秒
29日 信州駒ヶ根マラソン5km 20分21秒 8位入賞

 走ってみたかった沖縄県名護市の「久志20km」。この大会は本当によかった。みなさんにお勧めします。
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【10月】 207km、23日

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甲賀市民体育大会

 6日 余呉湖健康マラソン5km 21分01秒
12日 甲賀市民体育大会5000m 20分46秒50、1500m 5分38秒83
13日 甲賀市民体育大会1500m 5分31秒67
14日 京都鴨川ゆっくりラン10km 42分51秒
20日 舞鶴赤れんがハーフマラソン 1時間37分43秒

 今年唯一出場したトラックレースで惨敗。やっぱり、トラックは回数を重ねないとダメですね。
 (ただし、やり投げは自己ベスト。)
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【11月】 217.9km、24日

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日置川

10日 南紀日置川リバーサイドマラソン5km 20分15秒 3位入賞
17日 中部トリムマラソン10km 1時間13分24秒(真樹の伴走)
24日 瀬戸内海タートルマラソン10km 40分55秒

 小豆島のタフな10kmコースを41分切り。これは自信になった。
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【12月】 291.8km、28日

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NAHA

 1日 NAHAマラソン 30kmまで(真樹の伴走)
 8日 武庫川ロード記録会10km 41分51秒
15日 びわ湖クロスカントリー8km 35分23秒
23日 万博クロスカントリー5km 21分45秒
29日 あのつ越年マラソン10km 40分32秒

 真樹といっしょに出場したNAHAマラソン。しっかりとサポートできなかったのだが、真樹は楽しく走れたらしい。またフルマラソンに出たいと言う。これは大きな収穫だった。
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 2013年後半合計、1302.6km、141日。
 年間合計、2534.4km、273日。

 練習量を増やした割にはレースの結果はもひとつだった。
 2014年は「量より質」です。

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まききくラン [家族]

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 「れんちゃーん、まきときくといっしよに走るし写真撮ってー。」
 ところが、廉は夜のバイトに向けて昼寝をしていた。
 「しゃーないな、パオパオ得意の自分撮りするか。」
 その結果、なんやよう分からん写真になってしもたー。
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 昨日(元旦)の夜、真樹が言った。
 「こっちに帰っているうちに、ちょっとは走ろうと思ってたんやけど・・・。」
 「そっかー。そらええわ。明日の箱根駅伝見たあと走ろっか。走るふんいきが盛り上がった続きで・・・。」

 そして一夜明け・・・。
 「東洋大は設楽啓太が山登りの5区やてー、一か八かの勝負かけてきたなあ」と大盛り上がり。それに、私の大好きな大塚正美さん(箱根駅伝4年連続区間賞、日体大のプリンスと呼ばれた選手)がゲスト解説。もう、盛り上がりまくり。
 東洋大の賭けは当たった。駒沢大に59秒の差をつけ往路優勝。でも、復路に速い選手残ってたかなあ。明日がいっそうおもしろくなってきた。

 箱根駅伝が終わり、真樹を誘った。
 「さあ、走ろうか。」
 「うん。3kmくらいな。」
 「きくちゃんも行くか?」

 きくは朝も昼も散歩に行ったのに、「また、行かせてもらいまっさ」と言う。きくはお散歩大好き。

 私、真樹、きくのメンバーで走るのは初めて。
 ちゃんと走れるかな。

 

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 うちから円通寺まで約1.5km。
 この間きくは○ッコに1回止まっただけで、後は全部走った。だから9分くらいで着いた。かしこい。

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 ところが、帰りはちょっと走っては止まりちょっと走っては止まり・・・。これはわざとにちがいない。もう走るのにあきたんかな。

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 でも最後はダッシュ!
 また、来たる日の「わんわん運動会」のために!
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【RUN】
 
 真樹ときくと走った3kmがアップ代わり。ちょうど体が温まっていい感じ。
 今年は1000mのスピードアップをめざしたい。1000mタイムトライアルの本数を増やそう。

 私が1000mタイムトライアルに使っているのは、地球研前から北稜高校前までのゆるやかな下りのコース。約1ヶ月前の11月30日には3分36秒までもっていけた。これを3分半切りまで伸ばしたい。

 1本目1000m 3分45秒+1kmジョグ 
 2本目1000m 3分44秒+1kmジョグ

 上下ジャージで、フェザーファインで走った割にはそこそこのタイムが出た。
 ランシャツランパン、ソーティの組み合わせなら、いずれ3分半は切れるのでは。

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2014年01月01日(水)

第32回亀岡元旦ロードレース [ランニング]

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10kmスタート直前

 「これが今の私の実力です。」

 「40分切って、打倒みずぽん!」を掲げてのぞんだこのレース。
 引退間近の大学4年のみずぽんどころか、2年のあかりちゃんにも負けてしまった。

 庵原瑞穂選手 39分34秒(女子29歳以下3位)
 山上紅里選手 40分31秒(女子29歳以下4位)
 藤井廣司選手 41分08秒(男子公認29位)

 自分としては、最初から最後まで気を抜かずベストを尽くしたつもり。それでも結果は去年より35秒縮めただけ。まさに、これが今の私の実力です。
 まじめにこつこつ一人で練習を積み重ねているみずぽんに勝とうなんて、考えが甘すぎた。今日からまた心を入れ替え、一からやり直します。
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 あらためまして・・・。
 新年あけましておめでとうございます。

 私の走友・「滋賀のお坊さん」こと軟弱のリュウさんは、ご自身のブログ「湖周ランニングでサブ3.5」のなかでこう書かれている。
     ◇     ◇     ◇
 父親が8月に往生素懐を遂げて、本来は喪中葉書かも知れませんが、

 教義的に死を穢れと捉えないし、また喪に服すという概念もないし。

 11月には長女・次女の結婚式もしたし、百歩譲って喪に服す期間が

 あるとすれば、せいぜい満中陰までやないのかな。
     ◇     ◇     ◇
 毎年暮れになると喪中ハガキがたくさん届く。本人が亡くなったのならまだしも、一度もお会いしたこともないそのご家族が亡くなられたと知らされても・・・。
 新しい年になれば、みんなで「おめでとうございます」と言いあいたい。軟弱のリュウさんは浄土真宗のお坊さん。この浄土真宗の考えはいいと思う。
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 「カフェ・じょんのび」のじょんのび村村長のブログ「晴徨雨読」には以下のように書かれていた。
     ◇     ◇     ◇
 人類の発明の中で最も安上がりで効果のあるものは新年だろう。元手いらずで、72億の人間の心を一新するのだから凄い。とにかく明日には新しい年が始まり、人心がリセット出来るわけだ。
     ◇     ◇     ◇
 そう、せっかく新しい年になっているのにいつまでも前のことをごちゃごちゃ言っても仕方ない。新たな気持ちで、またがんばったらいいやん。

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 家を7時25分に出て、8時18分会場着。
 今回で元旦開催は最終ということだが、過去最大の参加者数になったらしい。

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 3年連続登場のころんちゃん。
 大会の時期が変わると、もうころんちゃんにも会えなくなるのかな。

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 アップを3kmほどしてからスタート地点の陸上競技場へ。

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 「みずぽん、見っけ!」

 陸上部のセンパイが馬のかぶりもの。
 二人いっしょの写真を撮らせてもらった。

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 しばらくするとあかりちゃんも来た。
 近くにいた方にお願いし、3人の写真を撮ってもらった。

 10時、10kmの部がスタート。
 私は陸連登録の部なので一番前から。いいスタートが切れた。

 2kmまでは順調。
 しかし、2.2kmあたりでみずぽんに抜かれる。まあ、これは織り込み済み。しかし、2.8kmあたりであかりちゃんにも抜かれる。「まさかまさか」のこれは想定外。

 「離されるもんか」とがんばった。折り返しではそんなに差はついていないように感じた。
 しかし本来得意であったはずの下りに入ってから、みずぽん、あかりちゃんとは離れていくばかり。自分では、持っている力を全部出して走ったつもりだったのだが・・・。

 1km  3分52秒
 2km  7分54秒(4分02秒)
 3km 12分07秒(4分12秒)
 4km 16分35秒(4分27秒)
 5km 21分04秒(4分29秒)
 6km 24分52秒(3分48秒)
 7km 28分53秒(4分00秒)
 8km 32分58秒(4分04秒)
 9km 37分10秒(4分11秒)
10km 41分06秒(3分56秒)

 3〜5kmの上りがあかんかったね。ここを平地なみに走らないと・・・。でも、最後の走りにくい1kmを4分切りで走れたのは収穫。

 みずぽんから、「今日は調子がよくなかったように見えましたけど。」
 「いや、これが今の私の実力です。でもあと2年は競技を続けるので、60歳でみずぽんの39分34秒を抜けるようにがんばるわ。」

 「40分を切って、打倒みずぽん!」には程遠かった。しかし、力を出し切った感はある。結論は「練習がぬるかった」ということ。10km40分を切る、新たな練習方法をこれから考えよう。

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 正式タイムは41分08秒。 
 去年と同じ、自己計測と2秒のタイムラグがあった。

 公認の部の参加費は一般の部より1000円高の3000円。それは、公認記録証発行手数料も含んでいる。私も40分を切れば発行してもらおうと思っていたのだが、3年連続で遠く及ばず。ああ残念!

 さあ、あとは知り合いの応援。

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 朝一番に声をかけてくださった「かずりん」さん。

 「ブログ『ぼちぼちだいありぃ』はおやすみですか。」
 「フェイスブックを始めたんで、両方はちょっとむずかしくて・・・。」

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 こちらも朝に声をかけてくださった川端さん。
 いつもさわやかな笑顔です。

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 「おっ、森光さんやん。出てはったんやー。」

 なんと、このスタイルで10km52分台!

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 待ち構えて、記念写真。
 なんたって、このブログの一番最初の写真が森光さんとのツーショットですから。

 森光さんは6年前と変わらない若々しさ。
 それに比べて私は・・・、ふけましたね。

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 みずぽん、あかりちゃん、応援に来てくれたちあきちゃんの3人に、兵庫ゆめさき舎のまっちゃんからいただいた絵馬をあげた。そして、みずぽんとちあきちゃんをJR二条駅まで送って行った。
 そのたんびに、みずぽんが「ほんまにありがとうございます」を連発。
 「ほんとに」じゃなくて「ほんまに」と言うところが、大阪の女の子らしくかわいくてほんまによかった。
 引退試合となる「大阪国際女子マラソン」、応援には行けないけどしっかりね。

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2013年12月31日(火)

辺野古の出口 [時事]

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辺野古の目抜き通りでバスケットをする子どもたち=沖縄県名護市辺野古区で

◎毎日新聞12月18日・特集ワイド

   出口のない町 辺野古の今
            普天間移設候補地として17年

◇市長選控え 非情な地元対策/除染員募集のチラシも

 「県外移設」はどこに行ってしまったのか−−。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設問題が持ち上がってから17年。名護市長選(来年1月19日投開票)を目前に、政府は埋め立て手続きを急ぎ、地元に圧力をかける。政治に翻弄(ほんろう)され続けた同市辺野古区では、今何が起きているのか。

 うろこ雲が浮かぶ青空の下に薄緑色のリーフが続く。赤土の丘でサトウキビの葉が風に揺れていた。辺野古区を囲む巨大な米海兵隊基地キャンプ・シュワブを一望に収める丘の畑を耕していた60代男性に声をかけた。「ここ1週間、オスプレイは飛んで来ないよ。名護市長選が近いから。あのものすごい騒音で移設反対の声が高まると米軍は困るからなあ。この丘から基地を眺めていると米軍の意図を肌で感じる」

 「辺野古移設を排除すると普天間が固定化する」との政府の説明を信じる地元住民は少ない。「ほらあそこ」と男性が基地内のトンネルを指さした。海から上陸した軍用車両はトンネルを抜けて山に登っていく訓練をするという。「こういう地形の基地は沖縄では辺野古だけ。重要拠点として整備する計画は昔からあった」と証言する。そもそも普天間返還と辺野古拡充は別の計画だったのだ。

 1966年に米側が作成した「米海軍施設マスタープラン」によると、米軍は60年代から辺野古沖を海兵隊の海上基地の最適地と認識。同県公文書館に所蔵されるマスタープランには、現在の埋め立て計画によく似た約3000メートルの滑走路を含む海上基地の設計図が添付されている。

 一方、普天間返還は、95年の米兵による沖縄少女暴行事件をきっかけに、翌年、日米間で合意された。両政府は辺野古を代替施設候補地と選定。過半数が反対した97年の住民投票を含め名護市民が移設反対、容認で選択を迫られるのは名護市長選で6回目だ。

 「住民が反対しても辺野古は埋め立てられるさ。せめて政府には金銭的な補償をしてほしい。辺野古の軍用地料の評価額は基地の街・金武(きん)町より安いというじゃないか」と男性はあきらめ顔だ。「地元振興のために企業誘致をしては」と提案すると、むっとした表情になった。「ここには企業が来てくれるような広い土地はない。辺野古から海に出よう、山に登ろうと思っても基地のフェンスに遮られる。この町には出口がない」

 名護市長選には、移設反対の稲嶺進市長(68)▽自民党の末松文信県議(65)▽移設容認を掲げる島袋吉和・前市長(67)が立候補を表明している。島袋氏は当初「末松氏が容認を明確にするなら支持する」と述べており、保守系の一本化が焦点だ。稲嶺市長は辺野古に近い同市東海岸の出身で、地元紙の見立てはそろって「保守分裂のままなら現職優位。一本化し、仲井真弘多(なかいまひろかず)・沖縄県知事が辺野古沖の埋め立て申請を承認するようなら、保守有利」。安倍晋三首相は6日、末松県議と会談して支援を表明、一本化を働きかけた。地方選挙としては異例の「首相官邸対名護市」の構図になりつつある。

 名護市の人口は約6万2000人、うち辺野古区は約1900人。中心部の市西海岸では、市長選候補者ののぼりが幹線道路に並び、宣伝カーが行き交う。一方、東海岸の辺野古区は閑散としていた。目抜き通りで子どもたちがバスケットボールに興じる。注意する大人はいない。めったに車が通らないからだろう。

 スーパーのガラス扉には「一般除染作業員募集」と書かれたチラシが張られていた。店員は「頼まれたから張っただけ。働きに行った人がいるかどうかは知らないけれど、足を止めて見ていく人は多いよ。給料がこの辺りの2倍だからね」と語る。求人チラシには<是非とも貴方のお力をお貸し下さい 給与38万7500円/勤務地・福島県双葉郡富岡町>とあった。

 富岡町は町全域が福島第1原発から20キロ圏内。同第2原発も抱える原発城下町だった。約2000キロ離れた富岡町と辺野古は、国策に協力して迷惑施設を受け入れ、見返りに補助金を投下されてきた。遠くとも似た町同士だ。

 理髪店に入った。50代の女性理容師は記者の髪を切る手を休めずに「ここには仕事がないから」とため息をついた。一人息子は今春、県外の大学を卒業し、そこで就職した。「学費のほかに下宿代がかかるから息子には奨学金を借りてもらった。地元の給料では返済できないから帰ってこられない」。カットとシャンプーで1800円だった。

 景気のいい時代もあった。クリーニング店を営む70代男性は「ベトナム戦争のころ、町は米兵があふれ、従業員8人を抱えていた私の店も大繁盛だった。売り上げは多い日で3000ドル。家が1軒建つ大金だよ。あのカネはどこに行ったのかなあ」と笑う。

 区中心部には防衛省沖縄防衛局の事務所があり、人目を気にする住民はなかなか本音を話さない。つてを頼り、話してくれる人を探した。

 ある自営業者が打ち明ける。「学校を卒業しても働いていない同級生が2、3人いる。米軍に貸した軍用地料で暮らしている家の子だ。辺野古での最高額は1世帯年間1000万円。ここでは『金のなる木』のある家とない家が隣り合わせ。近所付き合いが難しい」。軍用地料の評価額は日本政府が決め、米軍の肩代わりをして地主に支払う。移設問題がもちあがってからキャンプ・シュワブの軍用地料はうなぎ登りだ。地主かどうかの補償格差は広がり、地域ぐるみの反基地運動は難しくなる。軍用地料は住民のつながりをむしばむ。

 市長選を前に地元への圧力は高まっている。その象徴が、先月25日に沖縄県を地盤とする自民党国会議員5人が石破茂同党幹事長と会談、「県外移設」の公約を転換して移設容認に転じたことだ。同党沖縄県連も続いた。強引なやり方は支持者の強い反発を招き、党県連会長の翁長(おなが)政俊県議が会長職を辞任。県連顧問の仲里利信元県議会議長が離党の意向を表明した。仲井真知事は政府の埋め立て申請について「承認する、承認しない、その中間もあるだろう」と含みを持たせる。

 辺野古区のヘリ基地建設阻止協議会の西川征夫代表(69)は「名護市民のうち移設反対、容認が各3割とすれば、4割は中間派。政府が強く移設を推進することで中間派は長いものに巻かれる可能性がある。県外移設の全党一致が崩されたことで仲井真知事、稲嶺市長への圧力になる」と指摘。「知事は政府の要請を受け入れて埋め立て申請を承認し、辞任するのではないかとのうわさが流れている」と警戒する。

 今年3月には辺野古沖に漁業権を持つ名護漁業協同組合(古波蔵広組合長)が臨時総会を開き、賛成多数で埋め立てに同意した。関係者によると、組合長から「政府の漁業補償は組合員1人約2000万円」と伝えられただけで、詳しい条件の説明はなかった。投票結果は賛成88票、反対2票だった。

 反対票を投じた辺野古の若い組合員は、その気持ちを「移設そのものに反対ではない。一時金だけでは、これからの人生や地域の将来像が描けない。育てる漁業など将来性のある補償プロジェクトを検討すべきだ」と訴える。

 「一時金」での解決は政府の常とう手段だ。防衛省沖縄防衛局は、埋め立て反対が盛り上がった6年前から、環境アセスメント関連の調査船を同漁協に委託。約100人の組合員全員に、1隻5万円で月平均2回、計10万円を支払った。「漁業補償約2000万円」はその約17年分相当。「カネで黙らせる手段」(同組合関係者)だ。

 この問題に揺れ続けた17年、基地依存だけが深まった。福島の現実が脳裏をよぎる。辺野古に出口を作らなければならない。【浦松丈二】
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 今年のしめくくりはこれ。

 うちでは毎日新聞と京都新聞をとっている。全国ニュースは毎日新聞で読みたいし、地元ニュースは京都新聞で。
 ところが、ヨメさんは2紙をとるなんてもったいないと言う。私はほとんど物を買っていないし、せめて新聞くらいはしっかり読みたいと思っている。

 昨日のもちつきのとき、「私は新聞とってへんし、だれが京都府知事選候補か知らんわ」という子がいてビックリした。「若い人はそういう人が多いと思うで」とも言っていた。
 
 おー、うちの一族にそんな者がいるとは。何がなくとも新聞やろと私は思う。
 ちなみに、京都府知事候補は尾崎望氏(京都民医連会長、小児科医)。4年前に続き2回連続お医者さんです。私が前回門祐輔候補の応援演説に行って、もうすぐ4年ですか。感慨深い。

 今日紹介した辺野古の特集記事も秀逸。
 辺野古漁業組合が88対2で埋め立てに賛成したのがどうも理解できなかった。「漁業補償約2000万円」で「カネで黙らされる手段」。そうやったんですか。やっと分かりました。
 これは毎日新聞をとっていなかったら分からなかった。何とかこれからも2紙を取り続けたいなあ。なんとかならんかなあ。

 この記事は12月18日なので、その後情勢がだいぶ変わった。仲井真知事が埋め立てを承認し、保守系候補は一本化。
 久志20kmロードレースをいっしょに走った稲嶺進市長、なんとかがんばってくださいね。

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【RUN】

 昨日の夜、自分で足をもみ、サロンパスをはって寝た。どっちが効いたのか分からないが、今日は痛みがましになっていた。

 さあ、レース前日の調整。
 まずはゆっくり5km。27分10秒。
 1kmジョグをはさみ、1000mタイムトライアル。走り出したら体がすごく軽い。腕もしっかりふれていい感じ。これはいいタイムが出たぞと思って時計を見ると3分46秒。

 「なーんや、3日前より3秒も遅い。」
 夜は実際の速さより速く感じるんですよね。

 このあと2kmダウンジョグをして、合計9km。

 明日はいよいよ「亀岡元旦ロードレース」。40分間しっかり腕をふり続けることを意識して、最後まであきらめない。1年の初めとして恥ずかしくないレースにしよう。

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【今日のきく】

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 今年も1年、いっぱい楽しませてくれたなあ。

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 こまめちゃんにスタイルでは負けるけど、顔は勝ってるかも・・・。

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 背中にみかんをのせられても、まったく動じないこの落ち着きぶりを見よ!

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