2011年09月02日(金)
「一家にアホは二人いらん!」 [家族]
私のセンスのなさは、自他共に認めるところである。
気の利いたことを言おうと虎視眈々とねらっているのだが、結果はいつも「シラー」。
それに比べて、うちの家族は(私以外)みな気の利いたコメントを連発する。
真樹「パオパオ、400mから3000m障害に転向したん?」
私「なんでやねん!」
前に滋賀マスターズの中島コーチに400mをほめてもらった時、「これから400m専門にしょっかなー」とじょうだんで言ったのをおぼえていたようだ。55歳のええかげんなオッサンに「専門」も「転向」もないやろうに。おもろいこと言いよる。
廉「3000m障害と400mハードル、考えた人はどっちがアホやろなー。3000mに水濠まで越えさせようと思った人と、陸上で一番しんどいと言われてる400mにハードル置くことを考えた人。両方、どうかしてるなー。」
私「いや、その400mハードルも出てみようかなーと思ってんにゃけど・・・。」
廉はけっこう勘がいい。うちのオッサンのことやから、次にまたへんなことをたくらんでいるとちゃんとお見通し。
「ばれたかー・・・。」
さて、大御所・うちのヨメさん。
数々の名言があるのだが、勝手に公開するとわが身に危険が及ぶ。
でも、今日採り立ての名言なら公表してもいいかな。
「一家にアホは二人いらん!」
ヨメさんも、ハメをはずしたり、人目を気にせず新しいことにチャレンジしたりしたいそうだ。でも、いつも目の前でアホなオッサンがしたい放題しているので腰が引けてしまうらしい。気の毒に・・・。ヨメさんは、「アホ夫婦」と思われることだけは死ぬほどいやとのこと。
夜その話をしていたら、真樹からのひと言。
「アホな人って、家族から一人ということはないやんな。だいたいそこの家族は全員アホやんなあ。」
これぞ、名言!
そう言えば、「(台風の)強風でスカートめくれまくり・・・」とか言っていた人が・・・。
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2011年09月01日(木)
憲法判断 [時事]
◎京都新聞8月26日朝刊・「私論公論」より
「韓流裁判所 憲法判断で社会を変革」 弁護士・襄 薫(ぺエ・フン)
還流が花盛りである。冬のソナタに始まる映画やK−ポップなどの芸能、スポーツ、サムスン・現代自動車などの製造業、観光旅行、食品など、その対象は広範囲にわたっている。
日本に生まれ育ち、根深い差別と偏見にさらされてきた私にとっては、複雑な心境は否めないものの、基本的に歓迎すべき変化である。しかしながら、韓流はこのような産業にとどまらない。政治文化にも及んでいる。
1988年、韓国で憲法裁判所が設立された。憲法裁判所とは、通常の司法裁判所とは異なり、憲法裁判のみを処理するために設立された特別な裁判所である。
日本では、通常の司法裁判所が通常の裁判に付随して憲法判断を行っている。通常の司法裁判所とは異なる憲法裁判所は、日本国憲法にはない制度である。47年に日本国憲法が施行されて以来、すでに60年が経過したが、最高裁の違憲判決はいまだに20件に満たない。
一方、韓国の憲法裁判所は、設立された88年から2010年までの約20年の間に500件を越える違憲判断を行っている。日韓の人口比はおおむね3対1、最高裁と憲法裁判所存続期間もおおむね3対1であることからすれば、韓国の憲法裁判所が短期間にいかに多くの違憲判決を下したかが分かる。
韓国で違憲判決が多い理由には何点かが考えられる。まず第一に、憲法裁判所ができた88年という時代は、軍事独裁体制とその負の遺産を清算すべきであるという歴史的課題を抱えていたことである。
72年の朴大統領による非常厳戒令の宣布、国会の解散、維新憲法の制定、緊急措置の発令などの一連の人権弾圧施策、79年の朴大統領暗殺、軍事クーデター、80年の光州事件、87年の民主化宣言など韓国の民主主義の実現には、他国における民主化実現過程と同様に多くの国民の血が流れた
第二に、数百年もの間、韓国社会の隅々にまで浸透していた儒教思想に基づく伝統的家族制度を否定し、個人の自由と尊厳を基礎とした近代的家族制度を創造する社会的要請があったことである。
この二つの政治的・社会的課題を清算した後も憲法裁判所は、表現の自由や刑事事件、その他の分野においても、社会に巣くう不条理を座視できない国民の鋭い問いかけに対し、次々に画期的な判断を続けている。
また、政治文化の他の領域でも、韓国は、日本にない二つの重要な制度を既に実現している。
一つは、2001年の国家人権委員会の設立であり、もう一つは、06年の在韓外国人に対する地方参政権付与である。
基本的人権の尊重、民主主義の実現、近代的家族法の制定という歴史的課題は日本社会にも存在していた。むしろ、韓国は殖民地時代の日本を通じて近代法(ドイツ法・フランス法などの大陸法)を継受している。
なぜ、韓国は社会変革が早いのか。私には、次の2点が思い起こされる。一つは韓国社会に巣くう不正、不公正、不条理に対する韓国国民の激しい怒りであり、もう一つは、歴史ないし後世に対する韓国人の責任感とそれに基づく自浄努力である。忍耐は必ずしも金ならずである。
ぺエ・フン 1953年山口県下関市生まれ。京都大経済学部卒、79年に会計士補登録、88年大阪弁護士会に登録。2007年に神戸大大学院経営学研究科を修了しMBA取得。在日コリアン弁護士協会理事。著書に「裁判の中の在日コリアン」、「韓国憲法裁判所」などがある。
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◎京都新聞9月1日朝刊
「君が代不起立者の情報収集は適法」 横浜地裁
神奈川県教育委員会が、入学式や卒業式の君が代斉唱時に起立しなかった教職員名を収集したのは違法として、県立高校の教職員ら27人が県に情報消去などを求めた訴訟の判決で、横浜地裁は31日、「収集は服務規律の保持を担う県教委の裁量内の判断で、違法ではない」として請求をいずれも棄却した。原告側は控訴する方針。
佐村浩之裁判長は判決理由で「不起立は教職員の国歌への歴史観や世界観に結び付けることができる情報」として、県個人情報保護条例が取り扱いを原則禁じている「思想、信条に関する情報に当たる」と認定した。
一方で、起立の指示に反した違反事実に関する情報でもあるとし、県教委がそうした情報を収集、記録するのは人事管理上、必要だとした。
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日本国憲法第19条 「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」
日本国憲法第98条第1項 「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」
「憲法は全ての法において優先する。」裁判官は、本当にそれを肝に銘じて判決を下しているのだろうか。
「君が代不起立」が「思想、信条に関する情報」と認定しておきながら、その罰則のために使われる情報収集、記録が憲法違反ではないと判断するなんて・・・。
日本も韓国に習って、「憲法裁判所」を作ってほしい。そして、憲法違反の疑いのある事柄に対しては厳格に判断してほしい。違憲判決が過去60年で20件なんてありえない。
「憲法はすべての法に優先する」のだから。
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2011年08月31日(水)
第20回勝手に国労応援ラン [ランニング]
6月24日、国鉄闘争共闘会議と原告団中央協議会は解散総会を開催した。そして、6月30日付で解散声明を発表。
私の「勝手に国労応援ラン」はどうなるんでしょう。この「勝手に国労応援ラン」を、ブログを通してまた応援していてくださっていた方もあったというのに・・・。
とりあえず、「京都→徳島」一人駅伝は今月で終了。短時間ではあったが国労闘争団四国常駐の中野勇人さんともお話できたし・・・。
今月は、初心に戻ってうちの近所でゼッケンアピールラン。私の練習コースで一番短い3km。朝9時過ぎから、ゆっくり走って17分36秒。
走っていて気づいたのだが、右アキレス腱の痛みはかなりましになってきている。以前は、痛くて右足を引きずるような走りだった。今はちょっとだけなら後ろにけれる。
しかし、今度は左足首が痛い。この原因は分かっている。先日の3000m障害の着地。水濠7つは、役員さんのアドバイスどおり両足を前後に開き両足着地をした。28の木製ハードルは1つを除きすべて左足着地。やっぱり91,4cmからの衝撃はきつかった。早く治さなければ・・・。
きくを連れてダウンに行こうかなーと思ったけど、きくは行く気なし。
長代川の散歩道をゆっくりと。
やっと河原の草を刈ってくださった。年々刈る時期が遅くなっているような気がする。
まだ全部は刈れておらず、南側はジャングル状態。
この道は「地球研」の方もよく使っておられるので、こんなに伸びる前に刈ってもらいたい。
北稜高校の先で折り返し。
今年は、インターハイに棒高跳びの選手が出たんやね。
往復で約2.2km、14分。
今日は合計5.2km。わずか30分ほどのアピールランでした。
一昨年12月から1年半ほどの間だが、私なりに勝手に国労を応援させてもらった。中野さんの話によると、「まだ闘いは終わっていない」とのこと。それなら、それなりに「勝手に応援」は続けて行きたい。
中野さんに今のぞむのは、おたよりなりツイッターなりで今の状況を報告されることである。はっきりとした方向性が見出せないのなら、正直にその通り表現することである。身内で完結した話でも、部外者にはまったく伝わらない。
ほかの人にはマネできない超長距離のアピールランを計画・実行・成功させてこられた中野さんのことだから、部外者へのアピールの必要性は人一倍実感されているだろう。
ほぼ死にかけ(?)の中野さんにエール。
「大変だとは思いますが、またここからという気持ちで、もうひとふんばり!」
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2011年08月30日(火)
食いしばるべき歯 [雑感]
きくのかみぐせがなおらない。
遊びであまがみをしているときはいいのだが・・・。
昨日、また散歩から「帰りません」。
仕方ないので、またまたヨメさんを呼んできた。
すると、こともあろうにヨメさんの胸に「フライングアタック!」
ヨメさんの胸には、くっきりときくの歯型が・・・。
きくの歯は、そんなことに使うもんとちゃうやろう。
せっかくきれいな歯がはえそろっているのに・・・。
さて、ここから本題。
今日、7年ぶりくらいに歯医者さんに行った。前から「行かなあかん、行かなあかん」とは思っていたのだが・・・。歯の治療って、痛いんですよねー。ほおっておいたらもっとひどくなるということが分かっていても、なかなか行く気にはなれない。
7年前の段階で、下の左右の奥歯各3本がなし。入れ歯を作っていただいたのだが、合わなくてほとんど使わず。残っていた中間の歯を使って何とか食事をしていた。しかし、その中間の歯ももう限界。食いしばるべき奥歯どころか、その前の各2本も風前のともし火。
スポーツ選手は「歯が命」と言う。そういう意味では、私は最低のランナーだ。下の歯できれいに残っているのは、前の6本のみ。あー・・・。
今日の診察の結果。
中間の歯4本のうち3本はアウト。抜かなくてはならない。もしインプラントにすると、一番奥の歯はいいとしても、奥歯4本プラス中間の歯3本で計7本。1本40万として280万円!
「ホーホッホッホッホー、最高級車が買えるお値段でーす!」
具合の悪い入れ歯でしんぼうしとこうっと・・・。
「パオパオさん、歯がないわりには速いなあ」と言われたらいいか・・・。
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2011年08月29日(月)
第32回神鍋高原マラソン [ランニング・出張販売]
5kmスタート20分前。
「京都キャロット」の出店場所前で親子記念撮影。
注目はシューズのカラー。私はオレンジで廉はピンク。
けっこうハデハデ親子です。
朝5時40分起床の予定が、同じ宿の2階に泊まっていた中学男子のバタバタのおかげで5時前起き。ヨメさんと廉はまだ寝ていたようだったので、布団の中でじっとしていた。あと40分、寝ていたかったなあ・・・。
廉がいてくれるおかげで、開店準備も余裕たっぷり。
それに、渋滞が起こってしまったようでお客様がまばら。8時で受付終了なのだが、その時点でまだマラソンバスが到着していないという有様だった。例年に比べてかなりヒマな大会当日販売になってしまった。
でもヒマな分、写真を撮る余裕もできた。
朝一番のお客様。
「パオパオだよりのファンです。私もブログ書いてます。」
武蔵さんという方でした。こちらにコメントを入れてくださるとのこと。楽しみに待っています。
滋賀マスターズの古家さん。
得意種目はフルマラソンだそうです。今日はハーフに出場。
「ランナーズ9の会」の?369、ひこらんさん。
地元兵庫の方のようです、
5kmは8時45分のスタート。
廉は早くからアップをしていた。
廉は3年連続5kmに出場。一方私は、ずっとハーフに出ていたので5kmは初出場。
(結果は、昨日書いたとおり。)
廉の表彰の写真を撮りに行かなくては・・・。
急いで駆けつけたが、この大会は「随時表彰」。
1位から6位まで全員そろって一斉に表彰ではなく、来た人順。ちょっと表彰式らしくないかな。
でも、廉は「ツイッターで入賞報告をしたら、たくさんおめでとうと言ってもらった」と喜んでいた。
私はもらった花といっしょに記念撮影。
さあ、そろそろ10kmの海部さん(岡山)がゴールするころ。前に写真を撮らせてもらったら、すごく喜んでくださった。今日は、連写で!
力強いランニングフォームの70代。
「撮りましたよー」と声をかけると、「はい」。
ゴール後、奥様といっしょにC3fitのゲイターを買いに来てくださった。海外旅行の長時間飛行の時、エコノミー症候群を防ぐ役に立つそうだ。
そんな話をしていると、もう朝日さんのゴール予定時刻。 「急げ!」
あー、間に合わなかった。
朝日さんはすでにゴールされて、バナナを食べておられた。10km、1時間4分くらいだったとのこと。例年にくらべれば少し涼しかったので、走りやすかったようだ。
ゴール後もお客様は少なかった。
大会事務局からいただいたお弁当を早めに食べさせてもらった。そのとき、まだ10時過ぎ。
2周するハーフを1周でやめて帰ってきた「ランナーズ9の会」のまっちゃん。腰の具合が悪いらしい。それでも、「村岡ダブルフル」の100kmに出る予定。だいじょうぶかいな。
最後のしめは、れんだん兄弟。
「みかた残酷」で知り合ったのだが、ちょかのおにいちゃん「れん」君は、私の小さい時にそっくり。
手に持っているのは、手作り応援旗。
「おとうさん、いちばんはやくなれ」
れんくんとは昨日いっぱいしゃべったね。うちのお店のお手伝いもしてくれたね。
「あのね・・・」で始まる話しぶりはお上品。そのへんも私の小さい時に・・・。
お父さんが走る時、時々自転車でついて行っているらしい。いい子やねえ。また、どこかで会おうね。
帰りは和田山の「PA0PA0」へ。
廉が、陸上部の仲間にあげるおみやげを買っていた。
私らは、そのおとなりのお肉屋さん「太田家」で恒例のお買い物。おいしいお肉を食べて、廉の久々の入賞をお祝いしよう。
「廉が入賞できて、なによりなにより。」
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2011年08月28日(日)
廉、5位入賞! [家族]
久々の親子対決。
神鍋高原マラソン5kmに親子で出場。
「ハンデ、なんぼくれる?」
「うーん・・・、5分かな。」
A.廉16分、パオパオ21分。
B.廉16分30秒、パオパオ21分30秒。
C.廉17分、パオパオ22分。
Aは二人とも無理っぽい。Cだと廉が入賞できない。二人のめざすところはBですね。
廉の16分30秒はいいとして、私の21分30秒は足の具合を考えるとちょっと・・・。
写真は、但馬ドームに入ったところ。ゴールまであと150mくらい。廉、必死のラストスパート。
ゴールは、16分26秒の7番目。あー、入賞に一歩届かずかー・・・。
しかし、記録証をもらってバンザーイ! 自分の前に30代のランナーが2人。これで、5位。
よかった、よかった。
さて、この私。
最初の1km、4分36秒。上りばかりのわりにはよく健闘。
残り2km地点、14分08秒。あれ? この2kmが9分32秒もかかってる。こりゃいかん。
残り1km地点、18分21秒。この1kmは4分12秒。下りで息をふき返す。
ゴール、22分18秒。最後の1km、3分56秒。ここでぎょうさん抜かせてもらった。
5km男子50代の部、12位。やっぱり入賞をねらうには、あと2分以上縮めなければいけないようだ。廉とも5分52秒の差。しかし、おとといの3000m障害のダメージを考えればよく走れたと思う。
7位だったらガックリやったけど、5位入賞でニコニコ。
来年は、親子で入賞といきたいね。
(注) 以上の写真は、すべてヨメさんがケイタイで撮ってくれたものです。
大会の詳細は明日へ。
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