パオパオだより

2011年09月19日(月)

同い年の友だち [雑感]

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花背造園さんのネコちゃん (昨日)

 昨日、滋賀マスターズの太田君子さんからメールをもらった。
 「甲賀市民体育大会の参加申し込みをしておきました。参加者も50人以上になり大変喜んでいます。暖かい心に感謝の気持ちでいっぱいです。
 開催にあたり、参加者を・・と言われた時にはどうしてよいものかと真っ青になりましたが・・お蔭様でニコニコと (後略)」

 太田君子さんと言えば、私と同い年女子の昨年のフルマラソンランキング全国1位(3時間05分44秒)。まあ、はっきり言ってどえらい人です。それでも決して偉そうぶらず、いつもニコニコと話しかけてくださっている。この春、滋賀マスターズに入会させてもらったのも、太田さんから誘っていただいたからだ。そんな太田さんが世話役をやってくださっている大会だもの、駆けつけねば・・・。

 そんなやりとりを聞いていたヨメさんと真樹も、急きょ参加希望に傾いてくれた。陸上競技大会にはあまりいい思い出がなかったが、50人ちょっとのこじんまりした大会ならきっとアットホームな大会でしょう。
 太田さんに無理を言って追加エントリー。
 11月30日は、改装された甲賀市陸上競技場で親子(母娘)対決実現!

 太田さん、お礼を言わなければいけないのはこちらのほうです。親子3人でにぎやかしに参加させていただきます。ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、どうかよろしくお願いします。

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花背造園さんのネコちゃん (今日)

 今日、「京都キャロット・産大前店」に久保井洋次さんがご来店。久保井さんは、「みかた残酷マラソン」の大会実行委員長であり、私と同い年のウルトラマラソンフリークだ。
 ウルトラマラソンでは、私は久保井さんの足元にも及ばない。ウルトラは好タイムで何度も完走しておられるし、去年は単独で北海道縦断走も成し遂げられた。
 ただ、最近胃腸の具合がよくないらしく、途中棄権されたレースも多くなってきている。

 私らの歳(55〜56)って、どうなんでしょうね。私は髪の毛が薄くなり、歯が抜け、目と耳が遠くなり、小さなケガはしょっちゅう・・・。でも、私自身は胃腸は強そう。
 久保井さんは見るからにがっちりタイプで、まだまだ衰えは見られない。でも、胃腸の痛みはちょっと心配ですね。用心していってくださいね。 

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京都キャロットの近所のこたろうちゃん (昨日)

 今日の夕方、中学時代の同級生・林幸博君(大原百井町)から電話があった。

 「元気にしてた?」
 「おー、なんとかなあ・・・。」
 「もう1年以上おうてへんもんなあ。」
 「そうや。今年の1月にな、しんどなって病院行ったら、胃ガンて言われたわ。ほっといたら、あと半年の命やって、ハハハ・・・。」
 「ハハハとちゃうで!」 
 「いや、もうわらわなやってられん。」
 「そんでどうなったん。」
 「ちょっと入院して、そのあとはずっと通院や。点滴して、薬もろて。それが高くてなあ、やってられんで。」
 「まあ、でも今はそれでおさまってきてるていうことか。」
 「まあな。」
 「そら、完全によくはならんかも知れんけど、それより悪くならんかったら良しとせんなんわなあ。」
 「そうや。」
 「とり幸さん(鶏料理店)のほうはどうなん?」
 「震災の後、さっぱりやわ。あのあと2ヶ月間お客さんなしやったわ。」
 「えー、そんなひどかったん?」
 「そうや。夏になったかて、いつもの年よりガタ減りや。収入はないし、医者には金がかかるし・・・。来年の夏のクラス会の時には、俺おらへんかったも・・・。」
 「なんちゅうことゆうねん! 百井できれいな空気と水に囲まれててもそうなるんかなあ。」
 「俺んとこ、両親とも胃ガンで死んでしもたからなあ。やっぱり、遺伝やで。」
 「そっかー。うちも母親が胃ガンで20年も前に死んでしもたんやわ。父親はもうすぐ90でピンピンなんやけど。ボクも、父親に似たらええんやけどな。」

 話の中で、連絡が取れなくなっていた富雄ちゃんがひょっこり百井に現れたことも分かった。これで、来年のクラス会には、「富雄ちゃんの初登場」ということがあるかもしれない。

 大事な同級生・幸博君のお見舞いに行こう。百井は、うちから20kmもあらへんにゃから。 

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こたろうちゃん

 同い年の動向は気になるものだ。
 やっぱり、基本的には「負けてられん」かな。

 もうひとり、同い年の友だち・ゼファー750さんが、ご自身のブログ「田舎に暮らしたい!」で、「9.19 脱原発!」のレポートをされている(現在進行形)。
 このブログのリンク集から、どうぞ見てください。→

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2011年09月18日(日)

京都走ろう会例会〜第30回KRC駅伝〜 [ランニング]

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 「ほんまやったら、今ごろ沖縄のナガンヌ島(無人島)で泳ぎ放題やったんやけどなー・・・。」
 どうなっとるんじゃ、鈍足台風15号。

 でも、「丹後ウルトラ」の日と重なってずっと参加できていなかった、京都走ろう会のKRC駅伝に久々に参加できる。私の車は廉が使っているので、ヨメさんの車で送ってもらった。(もちろん、ヨメさんも参加します。)

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 「KRC駅伝」とたいそうな名前がついているが、例会に来た人の申告タイムをたしていって組を作る即興駅伝。どんなチームになるかは、役員さんからの発表を待つだけ。

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 チーム発表まで時間がかかりそうだったので、ウォーミングアップへ。
 北大路橋を渡ったところで、かわいいワンちゃん発見。柄がうちのきくにそっくり。

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 「すんせーん、ワンちゃんの写真撮らせてください。」
 「あっ、前にも撮ってもらった方ですよね。」
 「あー、ファギィーちゃん・・・。」
 「そうです。ブログ、見させてもらいました。」
 「ありがとうございます。また載せときますんで、見てください。」
 「ありがとうございます。」

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 ファギィーちゃんのおねえさんには、うちのきくの最近の写真も見てもらった。ファギィーちゃんのほうが、耳がピンとしてるかな。でも、きくとおんなじくらい怖がり。私に向かってずっとほえ続けていた。おうちがこの近所のようなので、また会えるね。

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 KRC駅伝は、1区1.4km、2区3.1km、3区3.1km、4区4.8kmの4人1組。
 ヨメさんは第2チームの3区、私は第3チームの4区になった。アンカーなのでがんばらねば。
 ヨメさんは新しいウェアのデビュー戦。走っている時の写真が撮れないかも知れないので、スタート前に1枚。

 スタート直前に急きょもう1チームふえて7チーム。ところがその連絡が行っていなかったようで、出雲路橋東詰めを6チームでスタート。第7チームの1走は西詰めからスタートし、前を行く6チームを追いかけて行かれた。 
 

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 スタートの写真は撮れなかった。

 1走から2走への中継。これはだいたい撮れた。 

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 200mほど遅れてスタートされた第7チーム1走の伊藤さんは、2人抜いて5番目に中継。すごい!

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 今日も賀茂川パートナーズのランナーが・・・。

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 これくらいのこじんまりした駅伝なら、和気あいあいという感じ。

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 2区から3区への中継。

 トップは撮り損ねてしまった。
 2番目に帰ってきた我がチームは、2区八田さんから3区水澤さんへ。水澤さんは、今日初めて例会に来られた27歳の若者。
 「しっかり走って、トップで私にたすきリレーしてくださいよ」とプレッシャーをかけておいた。

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 ヨメさんは、2区上野さんからリレー。この時点で4番目。
 「抜かれんなよー。」

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 全チームがまだリレーしていなかったが、トップが葵橋を渡って出雲路橋の対岸に戻って来た。トップは藤野さん。

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 おお、我がチームの新人・水澤さんは快調。
 「水澤さーん、しっかりー!」と橋の上から叫ぶと、手を振る余裕。これは行ける。

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 中継地点にはやっと第7チームの2走、津田会長の姿が。ここは大差がついてしまった。

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 榎原さん、調子がよさそう。この時点で、前を行く2人を抜き去っている。 

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 来たー。

 「ますみちゃ〜ん!」

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 なかなかきれいないいフォームです。

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 あと半分。しっかり走ろうぜ。

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 いつものようなバテバテ系の走りではなく、意欲的な走りに見えた。これが個人で走るレースとはちがう「駅伝効果」というものなんでしょうか。

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 中継点に戻り我がチームを待っていると、また賀茂川パートナーズのランナーが。
 すばやくシャッターを。

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 このあと、予想通り第5チームの藤野さんがトップで帰ってこられた。そしてアンカーの前田さんへ。前田さんは、紅一点の女性アンカー。女性のみなさんがしり込みされる中、立派です。逃げろや、逃げろー!

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 我が第2チームは、謎の新人・水澤さんの力走のおかげで2番目の中継。私が恐れていたアンカー、佐伯さんと松本さんのチームとはかなり離れているようだ。これで一安心。
 まず先行する前田さんを葵橋でとらえて・・・、あとはマイペースでと思っていたら、第6チームの保坂さんが・・・。
 これを伏兵と言うんですね。
 出雲路橋の対岸から見ておられた人からあとで聞いたところによると、出雲路橋付近(1.5kmくらい)では私のすぐ背中に迫っていたとか。確かに足音が聞こえてたなあ。
 でも、そこから粘りましたがなー。
 仮に北山大橋までの上りで抜かれても、最後の1.5kmの下りで抜き返す自信があった。だから、足音や呼吸音を背中に聞きながらもあせらず同じペースで走ることができた。
 北山大橋でも、保坂さんはすぐ後ろ。でも、渡って下りに入ったところでペースアップした。最後のほうは背中に気配を感じなかったので、優勝を確信。

 ああ、なんて気持ちのいい優勝ゴール。生まれて初めてです。
 申告タイム22分で、実際は21分20秒くらい。5kmに換算して22分10秒くらいですか。まあ、現時点では90%くらいの力が出せたでしょう。満足です。

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 戦い終わって、仲のいいツーショット。
 ヨメさんが小顔に見えるように、私は一歩前へ。きーつかいまっせー。

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 酉脇さんからの差し入れ。フルーツみつまめ、おいしかったです。

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 ご自分は走れなくても、こうして顔を出して下さるだけでもうれしいです。

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 さて、表彰まで時間があるので「ますみさん撮影会」。

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 「100枚撮って、使えるのは1枚」とか言うからややこしい。

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 私的には、この3枚くらいは合格点行ってると思うんですけど・・・。

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 そして、表彰。 
 こんなうちわのミニ駅伝なのに、ちゃんと豪華賞品付きの表彰があります。

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 我が第3チームは見事優勝。
 勝因は、1区山本さん、2区八田さん、3区水澤さんがしっかり走ってくださったこと。特に謎の新人・水澤さんの若々しい走りが勝利の決め手でした。

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 2位は、最後までドキドキハラハラさせてくれた第6チーム。保坂さんが私を逆転すると思っていた人も多かったようです。

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 第3位は、うちのヨメさんが入っていた第2チーム。
 アンカーの佐伯さんは、17分44秒とか。私より4分ほど速い。よう抜かれんかったもんや。

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 ブービーも表彰あり。
 1区の10代の女性とアンカーの前田さんが輝いています。
 それに30過ぎの堀田さんと、60代の藤野さん。チームとしては、ここが一番楽しそうだったかも。

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 1区区間賞、吉田出さん。

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 2区区間賞、堀田さん。

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 3区区間賞、榎原さん。

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 4区区間賞、佐伯さん。

 おー、我がチームは区間賞なしの優勝。なかなか味わい深い。

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 今日も水玉模様のゲイターは好評だった。
 「遠くからでも、すぐ藤井さんて分かりましたわ」とのこと。
 この水玉が、いつ抜かれるかとハラハラしながら見ておられたらしい。ヨメさんの新しいランスカよりめだっていたかも・・・。喜んでもらえて何よりです。

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 帰りは、またオーガニック弁当を買って。
 これは歯がない私にはきつかった。しっかりかまんとあかんかったからね。

 今日のような楽しい駅伝なら、また出てみたいなあ。

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2011年09月17日(土)

廉部活復帰お祝いラン [ランニング]

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 ご心配おかけしました。
 昨日の日赤病院での負荷心電図検査の結果、廉は部活に復帰できることになりました。相変わらず心電図には乱れがあるらしいのですが、負荷をかけたトレッドミルでかなりのスピードまで耐えられたらしいです。
 先週水曜の急で激しい胸の痛みは、前日のきつい練習の影響で、心臓とは直接関係はなかったという結論です。なにか納得できない感じもしますが、日赤のお墨付きがいただけたのですから一安心というところでしょうか。
 昨日は、廉もウォーキングから。今日の午前中は、10日ぶりくらいになる仲間との練習に出かけました。

 私もしばらく練習をサボっていたので、走らねば・・・。

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 朝11時過ぎ、宝ヶ池へ。
 今日は雨の予報だったのに晴れている。それに、ムシムシしている。

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 スタート地点に向かうと、白いかわいいワンちゃんが。

 「ワンちゃんの写真撮らせてもらっていいですか。」
 「はい、どうぞ。」
 「種類は?」
 「雑種です。」
 「えっ? でも目が外人さんみたい・・・。」
 「はい。ハスキーと紀州犬のミックスです。」
 「そうですよね・・・。」

 こんな上等×上等でも「雑種」ってゆうんですね。

 「はな・メス・8歳」でした。

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 飼い主さんが投げたボールをくわえて帰って来る。その姿のかわいいことったら・・・。
 と思っていたら大笑い。そのくわえたボールを、飼い主さんではなく私に渡してくれる。何度も何度も。飼い主さんは、「こっち、こっち」と言われていたのに。
 分かった。これははなちゃんなりのおもてなしだったのではないだろうか。ご主人さまと親しそうに話していた私を喜ばせようとして。はなちゃんのよだれでヌルヌルのボールはよかったなー。はなちゃん、やりよんなー。

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 はなちゃんの飼い主さんはボールを遠くまで投げておられたのに、決してはなちゃんを放してはおられなかつた。長く長く伸びるロープをつけておられた。
 しっかりルールを守ってくださる飼い主さんやから、はなちゃんもこんなかわいいワンちゃんでいられるんやろうね。うちも見習わなあかん。

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 さて、今日の練習は・・・。
 月〜金と5日間もさぼったので、ゆっくりジョグにしとこ。1.5km7周で10.5kmにしょうっと。久しぶりの連続10km以上ラン。

 1周目  8分39秒
 2周目 17分38秒(8分59秒)
 3周目 26分19秒(8分40秒)
 4周目 34分55秒(8分36秒)
 5周目 43分36秒(8分40秒)
 6周目 51分50秒(8分14秒)
 7周目 59分29秒(7分38秒)

 宝ヶ池のスタートから500m地点の休憩所にある温度計は30℃。しかし、蒸し暑くて息苦しく、汗ダラダラになった。値打ちのある10.5kmになった。

 廉が復帰と言っても、心配は残っている。10日間のブランクでまた一からやり直しかもしれないが、まあボチボチ。

 「また、陸上競技のこと、いろいろ教えてやー。」

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2011年09月16日(金)

しる [雑感]

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 ごはんには、しる。
 それが日本の常識だと思っていた。

 でも、それはうちの家限定、というか私と廉限定かも・・・。私と廉はおつゆ(しる)がないとごはんが食べられない。だから、うちの家の食卓にはいつもおつゆがある。

 おとといの夜は、ハマチのおつゆ。おいしかった。

 本当は刺身にしてほしかったのだが、安もんの包丁では皮がうまくはがれなかったそうだ。そのため、薄くなってしまった身を焼き魚に。頭はおつゆのだしにということなった。
 
 眞寿美様様、毎日毎日おいしい食事の用意をありがとうございます。大変だと思いますが、これからもよろしくお願いします。

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2011年09月15日(木)

京都マラソン門前払い [マラソン評論]

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 今、町内会の回覧にあやしい署名簿が回っている。
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 京都市からの『ご署名』のお願い

 3月11日当日はノーマイカーデー(クルマ利用の自粛)
  ご賛同いただける方は、ぜひ、ご署名ください。

 京都マラソンは、15000人の市民ランナーが最大6時間かけてゴールを目指します。
 このため、長時間にわたり道路を使用するため、京都市全域で大規模な渋滞(渋滞予想図参照)が発生します。
 緊急自動車や路線バス・福祉関係車両の通行に支障をきたさないためにも、マラソン当日におけるマイカー使用の自粛が必要です。
 ぜひとも3月11日は、クルマの利用をお控えいただきますよう、ご理解、ご協力をお願いいしたします。
 ご協力いただける方は、下記の記入例を参考に、「マイカー自粛宣言!」へご署名お願いいたします。
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 なんと京都市民をバカにした回覧か。
 3月11日に京都の市街地を使って大規模マラソンを実施する、ということを市民に周知徹底させることは大事なことである。でも、最後の一行はいらんでしょう。

 署名簿には、住所・氏名・台数の記入と、「趣旨にご賛同いただける方は、□に✓を入れてください」。
 ということは、チェックを入れない人はマイカー自粛しない人と見なされるわけ?
 住所・氏名・車の保有台数という個人情報を提出させて、「自粛」を「強制」するなんて・・・。京都市民をどこまでバカにしているのか。京都市民は、マラソン大会を妨害するようなそんな非常識な人が多いとでも思っているのか。あいた口がふさがりません。

 でも、この回覧のおかげで大事なことを思い出した。
 「公道を使ったフルマラソンを完走したい」とおっしゃっていた東京の下山利博さん。下山さんは、競技用ではなくふだんの生活で使っておられる普通の車イスでフルマラソンを完走されているランナーである。金沢・犀川河川敷を使った「マラソンに挑戦する会」に出場され、4時間30から50分くらいのタイムで何度も完走されている。
 「下山さんが出られる大会をさがします」と約束しておきながら、ほとんど何もしてこなかった。ここは、私の地元京都で大々的に開催される「第1回京都マラソン」に問い合わせなければ。

 「お手紙、お手紙・・・」
 こういうときは自筆の手紙に限る。おとといの夕方、さっそくFAXで送信。

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 京都マラソン実行委員会事務局様

 失礼します。左京区の藤井廣司と申します。

 京都マラソンのエントリーに関しておたずねします。

 募集要項の中の「参加資格」の欄に「※車いすでの参加はできません」と書かれています。しかし、この一行のみでそのくわしい説明は一切ありません。

 私の友人で東京にお住まいのSさん(40代男性)は、車いすのランナーですが、京都マラソン出場を希望されています。彼は競技用ではなくふだんの生活に使っておられる一般用の車いすで何度もフルマラソンを完走されています。
 一般の車いすランナーを排除していないマラソン大会に参加される時は、スタート時の接触をさけるため自主的に最後尾からスタートされています。また折り返しなどのせまい所ではスピードを弱められたりと、事故が起こらないように工夫されています。そうして、フルマラソンを4時間30分〜50分くらいで何度も完走されています。
 もちろん、日々マラソンのトレーニングも積んでおられます。Sさんは公道を使った大規模マラソンを完走することを望んでおられます。
 このSさんのような努力家も含め、わずか一行で「車いすでの参加はできません」という説明では納得がいきません。
 まったく練習もされていない方でも、ただ抽選に当たれば出場でき、日々努力を続けておられるSさんのような車いすランナーは抽選自体に参加できないのは不公平であると思います。

 なぜこういう結論に至ったか、その経過をお聞きしたいです。
 文面では、「車いすランナーは一切受付ない」と取れるのですが、例えば伴走者を付ければどうかとか、ペアマラソンの第2走者(混雑が緩和されているはず)ならばどうかとか、考慮の余地はないのでしょうか。

 京都マラソン開催の趣旨として、「参加者・応援者・市民が一体となって楽しめる大会」とあります。その中にSさんのような一般の車いすランナーが排除されていることが残念でなりません。

 エントリーしめ切り日が近づいています。
 早急に、大会事務局様の公式見解のご返答をよろしくお願いします。(ご返答をそのままSさんに伝えようと思いますので、FAXでお返事がいただけるとありがたいです。)

        2011.9.13

                                    藤井廣司
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◎ 昨日、大会事務局からお返事があった。

 藤井 廣司 様

 日ごろは、京都マラソンの開催にご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
 さて、ご質問いただきました車いす競技について御回答させていただきます。
 京都マラソン開催に当たりましては、何よりもランナーの方が安全に走行していただけることを第一に準備を進めてきたところでございます。京都は、他の都市と比較し、立体交差が少なく、道路も狭いなど、市民参加型マラソンを行うのに決して恵まれている環境ではありません。
 このたびの京都マラソンのコースは、観光名所を巡るなど、京都らしい魅力的なコースである一方、交通に与える影響を最小限に抑えることとした結果、きぬかけの路や狐坂をはじめとするアップダウンや河川敷など、車いすランナーと一般ランナーとが並走するに当たり、危険であると思われる箇所が数多くございます。
 そこで、車いす競技につきましては、安全に走行できると考えられる嵐山をフィニッシュとすること、また、一般ランナーとの混在を避けるために、スタートを5分早くすることとさせていただきました。伴走付きでの参加や、ペア駅伝の第2走者としての参加につきましても、上記理由から実現できる環境には至っておりません。
 募集要項では、スペースの関係上、簡素な表現となっておりますが、これらの事情により、車いすでの御参加は、嵐山までの6kmとさせていただいている旨、御理解くださいますよう、お願い申し上げます。

                           京都マラソン実行委員会事務局
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 ごていねいなお返事だった。
 しかし、私には「門前払い」という言葉しか思い浮かばなかった。数多くのランナーを喜ばせるためには、少数派は排除。
 「ハンデがある人もない人も、できる限りいっしょに」という考えは、マラソン大会ではまだまだとしか思えない。

 下山さんは、「ふつう」ということにすごくこだわっておられる人だと思う。以前、「競技用の車イスを使おうとは思われないんですか」とお聞きしたことがある。その答えは、「はい!(きっぱり!)」
理由は、「その必要を感じないから」というものだったように思う。だから、車いすだけの大会には出場されていない。

 しかし、第1回京都マラソンに参加するには、嵐山までの車いす6kmレースに参加という道しか残されていない。募集は20名以内。参加資格は・・・、「えっ!」

【 車いす競技】身体障害者福祉法(昭和24年法律283号)第15条の規定により身体障害者手帳の交付を受けた車いすの使用者(平成24年3月11日現在)で、京都障害者スポーツ振興会が推薦し、主催者が認めたもの。

 京都障害者スポーツ振興会の推薦がないと出られない。まさかまさかの他府県人排除?
 さっそく、京都障害者スポーツ振興会さんに電話。
 「東京にいる私の友だちが、京都マラソンに出たいって言ってるんですけど・・・。」

 電話を代わられた男性は、さすがに車いすランナーの立場に立って物事を考えてくださる方だった。
 5分前スタートで一般のトップランナーに追いつかれないのは、かなりのスピードを持っている車いすランナーでないと無理なこと。(その見通しがつけば、他府県人でも推薦するとのこと。)
 別枠の6kmという中途半端なレースでは出場希望者が少ないこと。
 振興会からは、車いすでも一般と同じフルマラソンが走れるように要望していること、などなどお聞きした。
 最後に、「今年はダメだったけれど、来年は車いすのランナーもいっしょに走れる京都マラソンにしましょう。いっしょに声をあげていってください」と言われた時はうれしかった。

 そうですよね。
 困難は一つ一つ克服していくものですね。
 下山さんは車いす生活になったあと、そうして前を向いて生きてこられたんですものね。
 今年がダメなら、来年に向けて働きかけて行きましょう。
 ぜひとも出場したいという一人の声を大切にできないような大会なら、続けていく価値はないでしょう。

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2011年09月14日(水)

エマージェンシー [家族]

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 先週の水曜(9/7)、廉がダウンした。
 急に激しい胸の痛み。一人で近くの病院に行き、診察してもらったが原因不明。ただ、心電図に異常な乱れが見られることが分かった。
 先週の水曜から、陸上部の練習は完全休養。今大学自体が夏休み中なので、廉はすることがなくなってしまった。毎日毎日退屈な日々。
 今日、日赤病院で再検査。また、心電図に乱れがあったらしい。しかし、やっぱり原因不明。
 明日また、日赤で再々検査。負荷をかけて心電図を調べてみるらしい。

 何事もなければいいのだが・・・。
 長期にわたる足の故障からやっと復帰し、さあこれからと意気込んでいた時だったのに残念だ。でも心臓のことだから、慎重の上にも慎重にことを運んでもらいたい。
 「エマージェンシー」、とりあえず明日の検査の結果を見て・・・。

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 今週末、真樹がめざしている沖縄の大学のオープンキャンパスがある。私は、今年は「丹後ウルトラ」には出ないので、うまい具合に日があいていた。だから、真樹といっしょに沖縄に出かける予定だった。
 ところが、台風15号が発生。例年なら、この時期の台風は本州に向かって進む。ところが本州付近に高気圧がでんと居座っているため、沖縄まっしぐら。それも、ちょうど週末に直撃、停滞の予報である。

 いつもお世話になっている「沖縄ツーリスト」さんに電話。
 台風の影響が考えられる場合は、直前でもキャンセル可で、キャンセル料も発生しないとのこと。今のままだと、飛行機が飛んだとしても、向こうで大雨強風の可能性が高い。
 「エマージェンシー」、今回は自重したほうがよさそうだ。

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 さっき(夕方6時)、バイト先から電話。
 「Uさんが盲腸で入院されて・・・。急ですけど、明日、藤井さん入ってもらえませんでしょうか。」
 「よろこんで!」

 「エマージェンシー」というほどでもないか。
 私はいつもヒマ・・・てか?

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