2011年07月12日(火)
第22回9の日平和ラン [ランニング]
7月9日、滋賀マスターズの練習会に、一応「ランナーズ9の会」のユニフォームを着ていった。どなたか、「その『9の会』ってなんですか?」と聞いてくださるかと期待していた。しかし、私はみなさんの練習しておられるところから少し離れてジョギングをしていたので、そんなチャンスもなかった。
「きくちゃーん、こないだコソコソと走った5kmを『9の日平和ラン』にしていい?」
「ダメ! 絶対ダメ!」
ということで、今日3日遅れの「9の日平和ラン」。
右アキレス腱はましにはなっているが、早く走るのはまだこわい。ゆっくり走ろうっと。
夕方、家から北稜高校方面へ。
できるだけゆっくり、できればキロ6分以上のペースで。
右アキレス腱はそんなに痛くならなかったのだが、左アキレス腱と左ヒザが痛み出してきた。走っているときのバランスがくずれているにちがいない。
今日、埼玉のSayShoeさんからメールをいただいた。2年前の「神奈川反核平和マラソン」でいっしょに走らせてもらった「ランナーズ9の会」の仲間だ。
今年の「神奈川反核平和マラソン」で再会できると思っていたのに残念だった、と。
「東京反核平和マラソンでは、○○さんはギターを抱えてのランで参加」とのこと。○○さんとは、私が今年の「神奈川反核平和マラソン」参加を断念したとき、とても残念がってくださったゼファー750さんのことだろう。
2年前に一度だけ参加させてもらっただけの私のことを、二人の方が覚えてくださり、また私の今年の不参加を残念がってくださった。なんてありがたいことだろう。3年ぶりになってしまいますが、来年こそ必ず参加させていただきます。今から来年に向けて精進します。
そんなことを考えながら1.5km地点の緑の農具小屋を折り返し家へ。
3kmのタイムは、18分02秒。まあ、見事なキロ6分ペース。
あとは、団地内をゆっくりゆっくりジョギング。
ここ二軒茶屋東映団地は、道路の真ん中に堂々とネコちゃんがたたずんでいるようないい団地です。
車が来てもスケボー少年が来ても、ネコちゃんは逃げない。
逃げるどころか、「さわれー、さわれー」となきます。
このジョギングが約1km。さっきの3kmと合わせて、今日は4km。
9日の5kmと合わせて、今月やっと9km。これで「9の日平和ラン」らしくなったでしょうか。
この程度の練習だと、右アキレス腱はだいじょうぶみたい。ただし、油断は禁物。当分、ちょこちょこ走りに徹しよう。
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2011年07月11日(月)
ああ、第30回宵々山コンサート・続き [私の好きな人]
「宵々山コンサート」への参加は、最初にして最後ということになった。
今まで29回も行われていたのに一度も参加しなかったのは、やはり世代のギャップがあるから。高石ともやさんのファンは、私の8歳上の姉や7最上の兄の世代(つまり団塊の世代)が中心だ。私やヨメさんの世代は、トライアスロンや超ウルトラマラソンに取り組んでおられた高石ともやさんの姿しか知らない。
そんな私たちが最後の「宵々山コンサート」に参加しようと思ったのは、高石さんの奥様・てるえさんのお弔いという気持ちが強かった。だから、正直に言って「場ちがいな客」になってしまうかもという不安もあった。
ところが、参加してみるとそんな不安は吹き飛んだ。
参加者の年齢層の高さは少し気になったが、コンサートの中身はすばらしいものだった。
高石ともやさんやナターシャセブンのファンでもない私たち夫婦であったが、このコンサートは来てよかった。値打ちがあった。
正直に言って、高石ともやさんのランナーとしての実績は熟知していても、歌い手としての過去の実績についてはほとんど知らない。生の歌は、マラソン会場のミニコンサートで初めて聞いた。そして、そこで歌われる歌はランナーを応援している歌がほとんど。つまり、私たち夫婦は、ほとんど何の予備知識もなくこの「最後の宵々山コンサート」に参加したのである。
だから、まわりにおられる方々と私らは、何かにつけていちいち反応がちがったように思う。私らには「思いいれ」というものがまったくなかった。
しかし、予備知識のない私らには私らなりの楽しみ方ができたと思う。出演された方はみんなすばらしい実績を持たれた方ばかりだったようだが、その「名前」を通してではなく、実際自分の目の前で披露される「音楽」や「表現」を新鮮な気持ちで受け取り楽しむことができた。特別な「思いいれ」がなかった分、かえってお得だったのではと思うくらい。
こんなふうに楽しめた参加者もいたということが分かってもらえたらありがたい。
最後に、出演者の紹介。
(全員写真を撮らせてもらおうと思ったが、一部抜けてしまった方もあります。)
最後の最後に、桂米朝さんの登場。
「今日は最後ということですので、みなさん舞台に上っていただいて、この舞台の真ん中の出入り口から帰ってください。」
ああ、なつかしい。
うちのヨメさんが初めてランシャツランパンを買った、「アスレティックアティック京都」の元店長・高松さんと。
私が今まで会った人の中で一番好きな三宅誠孝さんの奥様・愛子さんと。
「また、ぼちぼち走りましょうね」と私。
「そやね。走ろう。」
ほんまに、愛子さんがまた走られるのを待っているんですから・・・。
八坂神社の境内では、祇園祭の準備中という感じだった。
たくさんのちょうちんがぶらさげられ・・・。
神輿を担いで練り歩き・・・。
おなかがへったので、京阪「祇園四条」駅前の「天下一品」さんでばんごはん。ミニラーメンとシャーシュー、キムチ、メンマ、ゆで卵をあてに生ビールをぐいっと。
ちょっと酔っばらった(ふり?)ヨメさんの言葉。
「私とデートしたら、ええか?」
「いやー、ほんまによかったわ。また、お願いします。」
「む、むふふふふー・・・。」
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2011年07月09日(土)
滋賀マスターズ練習会(アンケート付き) [ランニング]
「おはようございます。お久しぶりです。今日は足を故障してるんですけど、みなさんの顔を見にきました。」
「あっ、藤井さん。ありがとうございます。あのー、アンケートのことなんですけど・・・」と中島コーチ。
「ああ、昨日メールで知らせていただいたロードレースの件ですね。うちのヨメさんと、『滋賀マスターズはすごいなあ』ゆうとったんですよ。」
「えっ?」
「長いこと続いているクラブって、ゆったら悪いですけど昔からいる一部の人のいいなりみたいなとこがありますやん。それがこうやって、ボクら新しいもんの意見も積極的に聞いてくれはるってうれしいことですよ。こうゆう感じやったら、新しい人も溶け込みやすいと思いますわ。」
「いつも送ってくださっているメール、全部中島さんがしてくれてはるんですよね(毎週末に練習計画、週明けに練習結果報告)。」
「そうです。」
「あれだけ毎週送っていただけると、また行きたいと思えてくるしいいですわ。ほんまにありがとうございます。すごく陸上競技の知識も持っておられるようですし。若いときやっておられたんですか。」
「いえ、私も熱心にやり出したのは30過ぎてからです。」
「えー、そうなんですか。でもきっちり計画立ててくれてはるし、みなさん頼りにしてはると思いますわ。」
(あとでほかの方からお聞きしたのだが、中島さんは会社の駅伝大会に引っ張り出されてからこの道に入られたらしい。)
「初めまして、植田と言います。藤井さんはおいくつですか。」
「55です。」
「いやー、お若いですね。私は68なんです。」
「全然そんなに見えませんわ。若いときから陸上やってはったんですか。」
「はい。野口みずきのとこの藤田監督とかとだいたい同じ世代です。」
「今も競技会は出ておられるんですか。」
「ええ、マスターズの大会だけですけどね。」
「ボクね、5月に初めてマスターズの陸上大会に出させてもらったんですけど、そのとき認識を新たにしました。それまで『マスターズ陸上』と聞くと、年寄りの冷や水みたいなもんかと思ってました。でも、行ってビックリ。みなさん体がよう絞れていて、競技に対する姿勢も真剣で・・・。」
「そうでしょう。歳は関係ないです。『やろう』という気持ちです。」
「ほんまにそうですね。ちょっとなめていた自分が恥ずかしかったです。」
今日の全体メニューは、400mまたは1000mのインターバルだった。私は故障中で、とても同じ練習はできない。
トラックの周囲の芝生を一人コソコソと走っていると、太田君子さんが「いっしょにジョギングしましょ」と誘ってくださった。
お連れにもう一人の女性。最近滋賀マスターズに入られた井上さん。大塚製薬陸上競技部2年目の井上彩花選手のお母さん、と太田さんから紹介していただいた。
「お母さん、いずれは親子対決ですね。」
「とんでもない。前に5kmのレースにいっしょに出たことがあるんですけど、娘が女子のトップで私がビリという感じでした。」
「いやいや、きっと娘さん、おんなじレースにお母さんが出やはって喜んではりますよ。うちのヨメさんいっつもゆうてますわ。『5kmって、走ってる人から見たら短いか知らんけど、ふつうのおばさんが5km走るとおもてみー、どんだけすごいことか』ですって。」
「そうですよね。」
「ボクもね、大学生の息子と同じトラックレースで対決ちゅうのが目標なんですけど、もうちょっとはようならんと許可してもらえへんらしいですわ。『あの頭のハゲかけた遅いオッサン、だれ?』て言われたらかなんらしい。」
「井上さん、もうすぐ100mに出られるのよ」と太田さん。
「まあ、100mはあっという間に終わりますし・・・。長距離は長い時間人目に晒されているから、きついですよー」と私。
「そう、そうですよね。でも、スターティングブロックの使い方がちょっと・・・」と井上さん。
そんな話をしながらジョギングしていると、暑さもそれほど気にはならなかった。20数分ジョギングをしたので3kmくらいでしょうか。
トラックに戻ると、インターバル1000m×5本組が最後の5本目に入るところだった。
「最後だけ走らせてもらいますわ。」
「藤井さん、無理しないほうがいいんじゃない」と太田さん。
「ゆっくり行きますし・・・」と言ってるうちにスタート。
もちろん集団から離れて、400m1分38秒、800m3分21秒、1000m4分14秒。最後ちょっと右アキレス腱が痛くなったがたいしたことはない。
このあとダウンを1kmほどしたので、今日は合計5km。2週間ぶりの再スタートとしては上出来でしょう。
それより気になったのが、トラックの7、8コースに置いてあったハードル。
「あれが91.4cmやー、たっかー!」
3000m障害を申し込んでから、「ハードルの1個目2個目は楽に行けるやろけど、後半はひっかかるやろなあ」と言っていた。
「とんでもなーい。」
1個目から危ない。
廉に「3000m障害の目標、13分30秒にしとくわ」と言ったら、「なんでやねん! 絶対に無理。完走目標にしとき」と言われた。その時は「じゃかましい」と思っていたが、今日実物のハードルを間近に見てその意味が理解できた。
「こりゃ、相当練習せんとほんまに危ないぞ。」
水濠は「よっこらしょ」でかんにんしてもらうとしても、それ以外のハードルは最後まできれいに飛び越える気構えで行かんとね。
「やるでー、やるでー」・・・、ていったい、具体的には?
では最後に、スピード練習の様子を連写で・・・。
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2011年07月08日(金)
またまたまた、こたろう写真集 [わんこ・にゃんこ]
昨日の夕方、店から帰ろうとしてガレージに行くと、私の車の陰から飛び出すネコちゃんあり。
「なんや、こたろうちゃんやん。・・・こたろうちゃん、こたろうちゃん。」
こたろうちゃんは、ちょうどいい間隔をとってこちらを見つめている。
さわらせてくれへんかなーと近づくと、ゆっくり逃げた。
でも、立ち止まる。
「こたろうちゃん!」
「にゃー。」
ピンボケ!
でも、童話の挿絵のネコちゃんみたい。
もっと、ピンボケ!
ほんとうは、こんな美猫です。
ベストショット?
フラッシュを使うと、もう夜みたい。
写真を撮っていると、近づいてはくれない。
私がちょっと離れると近づいて、私が近づくと離れて行ってのくり返し。
雨の中、ヒマなオッサンとご近所ネコちゃんとのたわむれでした。
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2011年07月07日(木)
「告白」「悪人」2本立て [映画]
昨日、久しぶりの祇園会館2本立て。祇園会館は1600円だが、京都新聞トマトカードというのを持っていくと800円。なおかつ4回来ると次はタダなので、実質映画1本320円で見られるということになる。
「見終わったとき『フー』と来そうな映画2本連続で、たいじょうぶかなあ・・・。」
まあ、今までけっこうえぐい映画も見てきている私なのでだいじょうぶでしょう。
そう思いつつ入った映画館。
いきなりズッコケ。
「カーテンひっかかってますがな!」
左端1m分くらいだろうか、映像部分がカーテンでふにゃふにゃになっていた。
「まあ見れんこともないし、ええか」と思った矢先、「劇場設備不備のため、大変ご迷惑をおかけしております。今しばらくお待ちください」と館内放送。その後しばらくして映像が消え、館内が明るくなった。ここで上映開始約10分が経過。
がちゃがちゃしたフンイキで始まった映画(内容が)でなかなか入り込めなかったのだが、このアクシデントでますます・・・。
けっきょく、50分ほどずれて最初から再スタート。さっきの続きからでよかったのに。効きすぎる冷房が体にシミシミと響き、ヒザや足首が痛み出す。
この手の映画はあらすじを書いてはならない。
「なーんてね」で、映画「告白」は終わった。
10分ほど休けいのあと、「悪人」が始まる。
この映画は深い。見ながらいろいろなことを考えた。でも、この映画もあらすじを書いてはならない。
ツマブキの金髪と貧弱な胸(これはわざとだと思う)、深津絵里のぬらりひょんのような白い顔が印象的だった。
それよりももっと心に残っているのは、イカのお造りの目の鋭さ。あのシーンは震え上がった。
「何で俺はこんな人間なんやろう」、しみじみ・・・。
最後のツマブキと深津絵里の目、・・・吸い込まれた。
「『悪人』、これぞ映画!」なーんてね。
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2011年07月06日(水)
2011前半・ランニング編 [振り返って]
2011年前半、一番心に残っているレースは、5月5日長居第二で行われた「南部杯・大阪マスターズ陸上」の800mである。
たまたま会場で知り合った方が写真を撮ってくださり、そのあとすぐに送ってきてくださった。(Sさん、ほんとうにありがとうございました)。写真を見ての通り、前後に誰もおらず。断然のビリ(ダントツならぬ、ダンビリです)。
このあとのゴール直後は平気だったのに、着替えようとした時突然咳き込み、止まらなくなった。あの日以来、ずっと左胸が痛い。もう2ヶ月もたつというのに・・・。
この屈辱を早く晴らしたいと思い、当初予定していなかった近畿マスターズの大会(7月24日)の800mに申し込んだ。しかし、現在右アキレス腱故障中でまったく走れず。この先、どうなるんでしょうね。
【1月】 212.6km、23日。
1日「亀岡」雪のため中止。
9日「武庫川」ハーフ、1時間43分39秒。
23日「加東伝の助」10km、42分09秒。
30日「くみやま」5km、20分38秒。
今年の目標「5km20分切り」をめざし、ほとんど毎日5km練習コースを走っていた。
【2月】 260.1km、26日。
11日「奈良市民」5km、雪のため中止。
13日「大和郡山市民」5km(約4.5km)、17分28秒。3位入賞。
20日「兵庫市川」5km、20分36秒。
27日「宇治川」5km、20分48秒。10位入賞。
走らなかったのが2日だけ。フマジメな私らしくない!
真冬の5kmレースで20分が切れないと、当分無理かと思うようになってきた。
【3月】 257.4km、23日。
6日「篠山」フル、3時間44分01秒。
13日「能登和倉」10km、42分41秒。
20日「瑞穂」3000m11分55秒。5000m20分22秒。
5kmの練習ばかりしてフルにのぞんだのに、40歳過ぎてからの15年間の自己最高記録が出た。なんで?
【4月】 163.7km、11日。
9日「伊江島」3km12分04秒。2位入賞。5km21分31秒。4位。10km45分02秒。3位入賞。
17日「宍粟市さつき」10km、43分22秒。
24日「春のFUNRUN」5km、21分24秒。
29日「鴨川ゆっくり」10km、41分51秒。
伊江島1日3レースは、きつかったけどおもしろかった。目標の3連続入賞は惜しいところで届かず。来年も挑戦したいなあ。
【5月】 88.8km、8日。
3日「マラソンに挑戦」10km、42分53秒。
5日「大阪マスターズ」5000m20分08秒17、800m2分45秒17。
8日「鯖江」5km、20分30秒。
15日「滋賀スターズ」DNS。
22日「小豆島」5km19分51秒。5位入賞。
あんもが死んだ1週間後に、「5km20分切り」達成。
「やっとやっと・・・」あんものおかげかな。
【6月】 83.7km、6日。(前半合計1066.3km、97日)
5日「たたらぎ」5km、21分42秒。
12日「みかた残酷」24km、2時間21分50秒。
19日「SAIKO」10.7km、57分41秒。
26日「佐久島」5km(娘の伴走)。10km51分31秒。3位入賞。
6月の4週連続で、右アキレス腱故障。かなりの重症。
練習なしでレースばかり出る、という悪いクセのツケがまわってきた。毎日少しずつでも走る必要性を痛感。
さて、2011後半の目標は・・・。
とりあえずは、7月24日の「近畿マスターズ」800m、1500mをがんばる。
(800m2分40秒、1500m5分45秒目標)。
次は、8月26日の「全日本マスターズ」3000m障害を恥ずかしくないタイムで完走(13分30秒くらい?)
10月2日に「滋賀マスターズ」があるので、そこではトラック5000m20分切りをねらいたい。
そのあとは・・・。
涼しくなったら、またロードの「5km20分切り」。それに、「10km41分切り」もねらいたいな。そして、「5km19分30秒切りと10km40分切り・・・」ああ、切りがない。
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