2011年07月09日(土)
滋賀マスターズ練習会(アンケート付き) [ランニング]
「おはようございます。お久しぶりです。今日は足を故障してるんですけど、みなさんの顔を見にきました。」
「あっ、藤井さん。ありがとうございます。あのー、アンケートのことなんですけど・・・」と中島コーチ。
「ああ、昨日メールで知らせていただいたロードレースの件ですね。うちのヨメさんと、『滋賀マスターズはすごいなあ』ゆうとったんですよ。」
「えっ?」
「長いこと続いているクラブって、ゆったら悪いですけど昔からいる一部の人のいいなりみたいなとこがありますやん。それがこうやって、ボクら新しいもんの意見も積極的に聞いてくれはるってうれしいことですよ。こうゆう感じやったら、新しい人も溶け込みやすいと思いますわ。」
「いつも送ってくださっているメール、全部中島さんがしてくれてはるんですよね(毎週末に練習計画、週明けに練習結果報告)。」
「そうです。」
「あれだけ毎週送っていただけると、また行きたいと思えてくるしいいですわ。ほんまにありがとうございます。すごく陸上競技の知識も持っておられるようですし。若いときやっておられたんですか。」
「いえ、私も熱心にやり出したのは30過ぎてからです。」
「えー、そうなんですか。でもきっちり計画立ててくれてはるし、みなさん頼りにしてはると思いますわ。」
(あとでほかの方からお聞きしたのだが、中島さんは会社の駅伝大会に引っ張り出されてからこの道に入られたらしい。)
「初めまして、植田と言います。藤井さんはおいくつですか。」
「55です。」
「いやー、お若いですね。私は68なんです。」
「全然そんなに見えませんわ。若いときから陸上やってはったんですか。」
「はい。野口みずきのとこの藤田監督とかとだいたい同じ世代です。」
「今も競技会は出ておられるんですか。」
「ええ、マスターズの大会だけですけどね。」
「ボクね、5月に初めてマスターズの陸上大会に出させてもらったんですけど、そのとき認識を新たにしました。それまで『マスターズ陸上』と聞くと、年寄りの冷や水みたいなもんかと思ってました。でも、行ってビックリ。みなさん体がよう絞れていて、競技に対する姿勢も真剣で・・・。」
「そうでしょう。歳は関係ないです。『やろう』という気持ちです。」
「ほんまにそうですね。ちょっとなめていた自分が恥ずかしかったです。」
今日の全体メニューは、400mまたは1000mのインターバルだった。私は故障中で、とても同じ練習はできない。
トラックの周囲の芝生を一人コソコソと走っていると、太田君子さんが「いっしょにジョギングしましょ」と誘ってくださった。
お連れにもう一人の女性。最近滋賀マスターズに入られた井上さん。大塚製薬陸上競技部2年目の井上彩花選手のお母さん、と太田さんから紹介していただいた。
「お母さん、いずれは親子対決ですね。」
「とんでもない。前に5kmのレースにいっしょに出たことがあるんですけど、娘が女子のトップで私がビリという感じでした。」
「いやいや、きっと娘さん、おんなじレースにお母さんが出やはって喜んではりますよ。うちのヨメさんいっつもゆうてますわ。『5kmって、走ってる人から見たら短いか知らんけど、ふつうのおばさんが5km走るとおもてみー、どんだけすごいことか』ですって。」
「そうですよね。」
「ボクもね、大学生の息子と同じトラックレースで対決ちゅうのが目標なんですけど、もうちょっとはようならんと許可してもらえへんらしいですわ。『あの頭のハゲかけた遅いオッサン、だれ?』て言われたらかなんらしい。」
「井上さん、もうすぐ100mに出られるのよ」と太田さん。
「まあ、100mはあっという間に終わりますし・・・。長距離は長い時間人目に晒されているから、きついですよー」と私。
「そう、そうですよね。でも、スターティングブロックの使い方がちょっと・・・」と井上さん。
そんな話をしながらジョギングしていると、暑さもそれほど気にはならなかった。20数分ジョギングをしたので3kmくらいでしょうか。
トラックに戻ると、インターバル1000m×5本組が最後の5本目に入るところだった。
「最後だけ走らせてもらいますわ。」
「藤井さん、無理しないほうがいいんじゃない」と太田さん。
「ゆっくり行きますし・・・」と言ってるうちにスタート。
もちろん集団から離れて、400m1分38秒、800m3分21秒、1000m4分14秒。最後ちょっと右アキレス腱が痛くなったがたいしたことはない。
このあとダウンを1kmほどしたので、今日は合計5km。2週間ぶりの再スタートとしては上出来でしょう。
それより気になったのが、トラックの7、8コースに置いてあったハードル。
「あれが91.4cmやー、たっかー!」
3000m障害を申し込んでから、「ハードルの1個目2個目は楽に行けるやろけど、後半はひっかかるやろなあ」と言っていた。
「とんでもなーい。」
1個目から危ない。
廉に「3000m障害の目標、13分30秒にしとくわ」と言ったら、「なんでやねん! 絶対に無理。完走目標にしとき」と言われた。その時は「じゃかましい」と思っていたが、今日実物のハードルを間近に見てその意味が理解できた。
「こりゃ、相当練習せんとほんまに危ないぞ。」
水濠は「よっこらしょ」でかんにんしてもらうとしても、それ以外のハードルは最後まできれいに飛び越える気構えで行かんとね。
「やるでー、やるでー」・・・、ていったい、具体的には?
では最後に、スピード練習の様子を連写で・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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