2010年03月08日(月)
第30回篠山ABCマラソン・後半 [ランニング・出張販売]
23.5km地点あたり。
ここが私にとっての中間点。
ため池がある反対側に、雑種らしき犬を2頭飼われているおうちがある。ここのワンちゃんをかまうのが楽しみで楽しみで・・・。
写真を見ていただいたら、その理由がおわかりですよね。そう、うちのきくにそっくりなワンちゃんなんです。
去年は遠慮して道から写真を撮っただけで通り過ぎてしまったけれど、今年はあつかましくお庭まであがらせていただいた。
それを見て、「ワワワワワォーン」と威嚇。でも、ちょっとうれしそうにも見えた。
来年は、かまれるのを覚悟でもっと近づいてみよっかなあ。
こちらのおうちにはもう1ぴき。小さくておとなしいワンちゃん。これは、柴犬かも知れんね。
とりあえず、こんなかわいいワンちゃんを2ひきも飼えるなんて、うらやましい。
ここらがちょうど中だるみするころだが、この2ひきのワンちゃんをかまうと力がわいてくるんですよねー、フシギに。
この先25kmから36kmまでは、往復ご対面ゾーン。
ここでしっかり対面側を見ておれば、たくさん知り合いの写真が撮れる。
しかし、私が一番撮りたかったライバルでありブログ友だちであるみきさんが、故障のため出場回避。残念!
そういえば私も・・・。
「あいおわ治療院」さんに通うようになって、体の痛みはましといえばまし。ただ、20年ぶりくらいに練習らしい練習をしているのであちこちガタがきている。
ずっと前から痛み続けている腰痛。ちょっと前まで、朝起きて階段を下りる時、腰が痛くてそろりそろりとしか下りられなかった。今は前よりはましだが、靴下をはくときにかがむ時など激痛が走る。これは重症、それとも軽症?
もうひとつ、股関節炎。これは最近。ひどい時は歩くのもいや。走る前でも、くしゃみをしただけで「おまた」に激痛が走る。これは重症、それとも軽症?
しかし、私は単純なので、「写真撮らんなん」と思いながら走ると痛みも忘れてしまう。
「ご対面ゾーン」に入ってしばらく進むと、「藤井さーん!」
ここらで会う人はすごいスピード。「あー、まっちゃん、行ってもたー。」
後姿を撮ろうとしたが、もう豆粒みたいに小さくなっていた。速い人は撮りにくい。
次も「ランナーズ9の会」の会員さん。(お名前は・・・)
ひょっとしてこの方も、ありがたーい「777」のゾロ目。
周りに人が少なく、比較的撮りやすかった。
次はバッチリ。
「ランナーズ9の会」ののぼりは目立ちます。尼崎の酔うたろう君をしたがえた9ちゃん。
9ちゃんは本調子ではないとお聞きしていたが、こんな手前でご対面とは。かなり上位にくいこんでいるような・・・。
30kmのエイドで、スペシャルの「CCレモン」を飲んだ。マラソンの途中で炭酸系を飲むと、みんなビックリする。でも、私はだいじょうぶなんですよねー。というか、かえって元気になったりして・・・。走ってる途中で「ゲップ」のあがったときの気持ちよさ。(やっぱり、私はヘンタイでしょうか。)
35kmのエイドは、一番楽しみな「ビッグプリン」。
これは写真撮っとかんなんと思い、プリンをねらっていると・・・・。なにやらその上のほうでポーズをとっている人が・・・。
横の男性が、「何ポーズとってんにゃな」。
プリンだけを撮るつもりが、エイド係のおねえさんメインの写真になってしまった。でも、「クスッ」と笑えて、いい気分転換になった。
ここらあたりで、後半もペースが落ちていないことに初めて気づいた。頭はだいぶボーとしてきているので計算ができない。とりあえず今のペースを守って走ろう。結果は、ゴールしてのお楽しみやね。
残り5kmくらいのところだったのだろうか。「ふじいさーん、○×■・・・」
頭ボーとしてるので、なにゆってはるのか聞きとれません。
目もかすんで、応援の主の顔もはっきり見えない。
ああ、でもこんな元気な声で応援してくれはる美人女性は外峯さん(京都ランナーズ)にちがいない。ほんま、ありがとうございます。
ここらへんは殺風景で、応援の人もまばら。こんなにうれしい応援はない。
「しかも、美人!」(ここ、大事)
「写真、撮っときますわー。」
外峯さんは、応援のためだけに電車やタクシーを乗り継いで来てくれはったらしい。
「ゴールでおいしいお饅頭が待ってますよ」と言ってほしかったなあ。ほんまに、外峯さん、買って持って来てくれてはったんやから・・・。なにからなにまで、すんません。
ここらで笑い話をひとつ。
40kmのエイドは、前年まではあずけていなかった。それは、このあたりでは疲れきって、もうどんな食べ物も飲み物も受け付けないから。
しかし、今年はコンビにで「メガシャキ」(250円)を発見。これは、フラフラになった体をシャキっとさせるのにピッタリと思い買って、「最後の切り札」としてあずけることにした。
しかし、40kmの手前あたりから、「残りを休まずに走ったら4時間切れるかも・・・」と思えてきた。この際、「メガシャキ」はウエストバックにはさんでもって帰ろう。真樹がかいてくれた旗もたなびかせて走ったらええな。
そして、エイドの係員さんにそう言おうと近づいたら・・・。
「旗はずしておきましたー。ドリンクのキャップも開けておきましたー。」
「えー、そうじやなくてー」と言いたかったが、それは気をきかしてくださった係員さんに失礼。それまでと同じように、大きな声で「ありがとうございます」。
キャップ開けてくれはったら飲まななー。
「ぐびぐび・・・、ゲゲゲ・・・」
「メガシャキ」ではなく、「ノドハナビ」でした。
あれは、スペシャルドリンクにはお勧めできません。トホホー・・・。
外峯さんの応援をもらったあと、一回だけ右ふくらはぎに「ピピッ」と来たがセーフ。「こぶらがえり」の危機がたった一回で済んだのも奇跡的。
そして、41km地点。
特別ペースを上げなくとも、4時間が切れるのが確実になった。
楽しく走らせてくれた真樹のおかげやなあ。
「うっ、うっ、・・・。」(半泣き)
最後の1.2kmもしっかり走ることができた。
ゴールは、3時間59分01秒。
篠山の3時間台って、何年ぶりやろう。たぶん10年以上ぶり。
ゴールでは、「さゆりちゃん」がひとりひとり握手されていた。私もしてほしかったが、うちにはもっとかわいいヨメさん(ここ、大事!)が待っている。急いで「京都キャロット」のテントへ。
「わりとはよ帰ってきたやん」とヨメさん。
ああ、今日はそんなにきげん悪うない。よかったー。
「真樹のかいてくれた絵のとこまで5kmずつのつもりで走ってたら、知らん間にゴールに近づいてたわ。ほんまよかった。」
「真樹もやりよんなあ。オッサン(パオパオ)が喜ぶのんわかって、こんなんやっとるもんなあ。」
「まあまあ。この旗といっしょに写真撮って。」
「しゃーないなあ。・・・うっわー、きっついザビエル!」
「そっかー、帽子かぶってへんからな。そんなきついか。」
どなたか、ええ薬物知っておられたら教えてください。
今回、4時間切れたわけ。
?真樹の絵。もう、これに尽きる。「次の5km、次の5km」と思いながら走ることができた。
?ダレそうになったところで、うまいことワンちゃんや知り合いランナーに会えた。なかでも、鍵谷さんの平均ペースに合わせて走らせてもらったのがよかった。
それと、忘れたらあかんでー、「自腹応援・外峯さん」。ありがとね。
?しょーもないことだが、プリンやヨーグルトを立ったまま食べたのもよかった。お上品な(?)私は、いつもオッチンして食べていたのだが、今回ははしたなくも立ち食い。しかし、これでだいぶ時間短縮できた。
?「あいおわ治療院」の高橋大輔似の先生がしてくださったテーピング。どういう意味があるのか聞いてなかったが、効いたみたい。
「あこが痛い、ここが痛い」という話を聞いてもらっただけで、かなり痛みも軽減しているようだし。
?とにもかくにも、笑顔で送り出してくれたヨメさん。ほんま、役に立たんですんません。でも、レース中にものすごたくさんの人から声かけてもうたで。多少は「京都キャロット」のイメージアップに貢献してへんかい?
いつもなら、ゴール直後は気持ち悪くて何も食べられない。ところが、今年は腹が減った。
着替えてから、うちのテントの斜め向かいの食堂に入った。3時すぎなのに、超満員。ほとんどの人が私と同じ「猪ラーメン」(680円)を注文していた。
雨で冷え切った体には、なによりのごちそうだった。
今日は、スタート前に原田さん親子(京都ランナーズ)に会えた。ゴール直後は細井さん(京都ランナーズ)にも会えた。両方とも、私のブログの大ファンなんです。
初めと終わりが私の大好きな人で囲ってもらえて、ほんとに思い出に残るいい大会になった。
※「折り返したら、また写真撮りますねー」と約束していた友だちの写真が撮れなかった。すいません。でも、そのお二人とも自分の目標を達成されたようです。
松永順子さん 3時間49分18秒
伊藤千尋さん 3時間54分47秒
おめでとうございます! (次は、負けへんでー。)
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2010年03月07日(日)
第30回篠山ABCマラソン・前半 [ランニング・出張販売]
41km地点の表示板を見たとき、ちょっと泣きそうになった。
今日は、スタート前から笑顔でゴールしようと決めていた。それが今日のめあて。
真樹がスペシャルエイドに書いてくれた絵を見るのを楽しみに、5km、次の5kmと走ってきた。そしてあきっぽい私があきることなく、気がつけば41km地点。
途中で計算してなかったのだが、ここで4時間まであと8分ほどあった。
「おっ、これは超久しぶりの篠山4時間切りがねらえる。」
この41km地点を、こんなに楽に通過できたことが今まであっただろうか。まさか、4時間切りをねらって、こんなに力強く走れるなんて・・・。
真樹のおかげやなあ。「笑顔! 笑顔!」
朝5時10分に家を出て、篠山に着いたのは6時40分。1時間半で来れるのだから近い。
ただ、ずっと小雨が降り続いていた。天気予報では昼前くらいにやむような予報だったが、空一面に黒い雲が広がっていた。気温のほうはもっと下がると思っていたわりにはまし。
出店場所は、篠山観光ホテルさんのガレージ。まずまず雨がしのげる場所であるので助かる。
荷物を出し終わり、受付に向かったのは9時過ぎ。スペシャルドリンクの受付場所が前年と変わっていて迷った。
「10km地点はスペシャルなし」と言われ、最初の予定だったプリンは持って帰ってきた。スタートまでに食べようっと。
受付から戻ると、「ランナーズ9の会」のまっちゃんとばったり。
「廉君、速いですねー。」
「サッカー部での練習が、今ごろ花開いたんですかね。」
きっと、こないだの「宇治川マラソン」の記事を読んでくれはったんでしょうね。廉は、こんなもんでは終わりませんでー。めざすは・・・、なんやろ?
うちの黄色のテントのまん前がスタート地点。
登録の部は、それほど多くもない。
未登録の部。こちらはすごい人数。
スタートゲート前で、ブルブルふるえている人が・・・。
京都ランナーズの橋本さんでした。
多くの人が雨ガッパやビニール袋をかぶっていたが、橋本さんは持っておられないようだった。今日は、それはきついかも・・・。
スタート前でカメラをヨメさんに渡して、「ニッコリ!」
こんな笑顔でゴールできますように・・・。
今日は、ウィンドバリアー・ロングスリーブTシャツの上にランシャツ、下は4DMメッシュロングタイツ。これだけ着込んだら、冷え対策はバッチリ。ウエストバックには雨ガッパも入れたし。
このコースは、後半に雑種犬と会える可能性は少ない。
私の「雑種犬センサー」の精度を上げてっと・・・。
5kmすぎで、かわいいワンちゃん発見!
「お名前は?」
「ちゃちゃです。」
「女の子ですよね。」
「いえ、オスです。」
「ありゃ、そうなんですか。歳は?」
「10歳です。」
「へー、わこ見えますやん。ちょっとさわらしてもらおかなー。」
私が手を出すと、のどの奥から「ウー」。
「いや、ごめんな。おこってんのん? うちの犬やったら、とっくにかまれてるとこですわー。ありがとね。バイバーイ。」
少し進むと次は、かなりおとぼけ顔の白いワンちゃん。
「お名前は?」
「さくらです。」
「いやー、ええ名前ですやん。女の子ですよね。」
「いえ、オスです。」
「あらま、こら失礼しました。何歳ですか。」
「えーと、5歳やね。」
歳を聞いた時、即答されない場合はたいてい雑種です。「まちがいない!」
「ふじいさ〜ん」
後ろから私を呼ぶ声が・・・。
「おー、伊藤さん。いいペースやないですか。今だいたいキロ5分半ペースやから、これ守ったら4時間切れますよ。」
「ほんとですか。一度4時間切ってみたいんです。がんばろう。」
「ボクはもうちょっとゆっくり行くんで、どうぞ先に行ってください。」
「じゃー、また。」
すっと前に進んでいった伊藤さんを後ろから眺めながら・・・。そうや、折り返しでもう一回会えるけど、混んでて写真撮れんかもしれん。ここで撮らしてもらおう。
なんとか追いついて、「伊藤さん、写真撮らしてもらいますわ。」
振り向きざまを、パチリ!
この角度の写真も、なかなか味がありますなあ。勝手に「京美人」と呼ばせてもらってますが、看板にいつわりなし。
もうちょっと進むと、おじさんがかわいい黒い犬を背負っておられた。
私がカメラをウエストバックから取り出すと、横におられたもう一人の男性が、「写真撮りましょか?」
「いやいや、このワンちゃんの写真を撮ろう思いまして・・・」
黒いワンちゃんの飼い主さんは、いい写真が撮れるようあっちこっち向きをかえてくださった。
名前はしゅりちゃん。やっと、女の子に会えました。
さらに進むと・・・。
「7777」、なんとラッキーな。思わず背中を拝みました。
写真を撮らせてもらった後、ブログに載せていいかをお聞きした。OK。若くて元気そうな方だった。
「今日の目標は?」
「4時間です。」
「それなら、ちょうどいいペースですね。」
目標4時間と言う人は、「4時間切り」という意味でしょう。「7777」さん、目標達成できたでしょうか。
さらに進むと、「ガッシ、ガッシ」と前進する力強い黒いかたまり。私の古い古い教師仲間の松永さん。
「すごい飛ばしてはりますやん。」
「いえー、全然。」
「松永さんて、フルのベストはどれくらいなんですか。」
「えーと、3時間37分ですね。」
「おー、すごいですやん。」
「でも、もう7年ほど前なんですよ。」
「そんなん、7年前やったら、ついこないだみたいなもんですやん。まだまだいけますよ。」
「そうかなあ。がんばります。」
「ガッシ、ガッシ」と進む松永さんは、やがて見えなくなってしまった。
さて、15km。
最初のスペシャルドリンクは、おとなしく(?)スーパーヴァーム。これは、私の好きなパイン味なので飲みやすい。真樹がかいてくれたきくの絵を見ながら、ぐびぐびぐび。
20kmがフルーツヨーグルト、25kmがナタデココ入りフルーツゼリーとうまいもん系が続くので楽しみ。
「あー、藤井さん。4月29日のゆっくりランのこと、ブログ書きまくってやー。」
「はい、何回も書いときますわ。」
「京都鴨川ゆっくりラン」の実行委員長の太田さん。年3回の大会(4月・10月・12月)を成功させるため、しっかり宣伝。
鴨川北大路橋東南側河川敷集合。スタートは10時。往復10kmのコースを自分の決めた距離だけ走る。参加費は500円。当日参加OK。
みなさん、ぜひご参加を!
高校吹奏楽部による応援。
雨でたいへんだったと思いますが、こちらはすごく元気が出ます。「ありがとう。」
腰の前に黄色くてでかい物をにょきと出して走っている人あり。
よく見ると、バナナの着ぐるみ。それにしても、付け根のほうを下にする発想は見事。(走りにくいでしょうけど・・・)
横から見たら、こんなんです。(手ぶれしてしまいました。)
あー、この方ともよく出くわすんです。フル百回楽走会の藤村さん。
今日もいつもの倒れそうなランニングフォーム。
「写真、撮りまっせー」のひと言で、シャキーン!
私は、この現象を「藤村マジック」と名づけたい。
藤村さんのおとなりは、京都ランナーズの井上さん。たまたま、ベテランランナーが揃い踏み。
20km地点あたりで、「藤井さん」と呼ぶ声。
京都走ろう会の鍵谷さん。自分のペースをしっかり守られた、ムダのない理想的な走り。
ついていこうと思ったわけではないが、知らず知らずいっしょに走らせてもらっていた。
気がつくと、ちょうど中間点。1時間59分40秒。
調子がいいときでも、後半は5分から10分くらい落ち込む。今日の目標が4時間15分なので、それなりにいいペースなんかなあ。
前半は、ほとんど笑顔で走ることができた。沿道で応援してくださっている男性から、「ええ笑顔やー」と言ってもらってすごくうれしかった。
後半もこの調子で!
(注)後半に続く。
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2010年03月06日(土)
篠山へ、「喝!」 [家族]
「きくの顔でもかいてくれへん?」
だめもとで、真樹に頼んでみた。
明日の篠山マラソンのスペシャルエイド用の名札。10kmから5kmごと40kmまで7枚の名札を用意して、私はおふろに。
おふろからあがると、かいてありましたー。かわいいかわいいきくと、おまけのあんも。
最後の40kmのところには、「あとちょっとー」という応援コメントまで書いてくれていた。
もう、これでじゅうぶんです。
明日は、冷たい雨の中のレースになりそうなので、絶対に無理しないこと。キロ6分ペースを目安に走り、4時間15分前後で笑顔でゴールできれば理想的。
スペシャルエイドは、プリン、ぜりー、ヨーグルト、そのほかのドリンク系をどう配分するかで悩む。毎年ゆっくり腰を落ち着けて食べてるもんやから、時間がかかってしゃーない。今年は早食いを心がけよう。
レースそのものより、こんなスペシャルエイドばっかり力を入れている私に対して、あんもから「喝!」
必殺猫パンチで、あんもの爪が私の指にグッサリ。血がタラーリ。
「ばーさんねこに、やられましたばい!」
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2010年03月05日(金)
真樹、受験 [家族]
今日は、真樹の高校受験日。
受験する高校は、私の姉が40数年前に卒業した高校。(その当時と同じ校舎のようです。)
家から出て行く真樹は、笑顔。
その視線の先にはきくちゃんが・・・。
やっと春らしくなってきた。
最近、きくの散歩コースで見つけた新犬。
口の周りの黒い犬に悪い犬はいません。
今日の真樹のお弁当のおかず。
今通っている中学は給食があるので、かあちゃん久しぶりのお弁当作り。中2の11月までは休まず作っていたのにね。
いろいろあったけど、やっとここまでこれました。
真樹のことを心配してくださったみなさん、ありがとうございました。
これで、「ちょっと一安心」となればいいのですが・・・。
真樹が学校で書いた、真っすぐな「樹」だそうです。
適当に曲がっているところが、味があってよろしい!
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【付けたし】
真樹の高校受験、無事終わりました。
その受験校はあまり人気がないらしく、受験者が少なくてビックリしたらしい。いまや、公立校までこんなことになってるんですね。
ヨメさんがきくをお供にお迎えに。きくはネコ発見に関しては天才的能力を発揮するが、うちの家族は全然見つけられない。真樹がすぐそばまで来ても、まったく気がつかなかったそうだ。
家に帰って、廉が採点。「まあまあできてた」らしい。これで、「ちょっと一安心」していいんかなあ。
私が家に帰って・・・。
「真樹、3月16日の発表で受かってたら、久しぶりにビール飲むわ。そや、ビール10本飲むわ。沖縄旅行から飲んでへんしー。」
「パオパオ、死ぬでー」と廉。
「死んだらええやん」とヨメさん。
「やめときー」と真樹。
「あっ、そんでな、もし落ちてたら、中野さんのわら人形作ってくぎ刺したんねー。」
「なんちゅうことゆうねんな。」
「そやかて、効き目のないお守り送ってきたちゅうことになるやん。」
「ほんま、アンタはあほちゃうか。」
(バシッ、ボコッ、ドスッ、ゲボッ、・・・)
あー、久しぶりの効果音。
3月16日に、ビール(正確には第3のビール)10本でベロベロになれますように・・・。
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2010年03月04日(木)
「ほれてまうやろー」 [私の好きな人]
「こんなことしてもらったら、ほれてまうやろー」
これは、今日、うちのヨメさんがある人に送ったメール。
明日高校受験を控えている真樹に、合格お守りを送ってきてくださった。
さて、その相手は誰でしょう。
いっしょに添えてあったお手紙の最後のほうにこう書かれていた。
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学駅の合格のお守り:徳島県吉野川川島学にあります学駅は、昔、徳の高い僧侶のもとへ各地から大勢の人々が学門を習いに来たという言い伝えから「学」という地名がついたと言われています。
その学駅の入場券5枚をお守り袋に入れたもので、入場券の右端の「入」の字と学駅の「学」の字が縦に並んで「入学」と読むことができるとともに、5枚で「ご入学」となります。それから袋に入っている砂は、列車が急勾配等で車輪が滑って上れないときに、レールにまく滑らない砂だそうです。蒸気機関車の時代(国鉄時代)は使っていた記憶があるのですが、JRになった今も使っているそうです。
真樹さんもう少しで入学試験でしたね?少しでもお力になればと思います。
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「パオパオだより」の愛読者のみなさんは、もうおわかりですよね。
今日、大きな段ボール箱が届いた。(本当は昨日届いていたのだが、定休日で留守だったため)
品名は、「ビデオ、CD他」。
「食いもん、入ってへんかー。」
いやしんぼ夫婦は、箱の隅々まで探したが「食いもん」は見つからなかった。
しかし、添えられていたお手紙に「合格お守り」の文字発見!
「ますみちゃん、お守り送ってきてくれはったでー。さがし、さがし・・・」
「まー、こんなことまで気ついてくれはるってなあ。20何年も人の先頭に立って旗ふってはった人とは思えんなあ。」
誰からどんな考えを吹き込まれたのか知らないが、うちのヨメさんは、組合活動に対して偏った印象しか持っていないようだ。今の若い人たちにもその傾向が顕著なので、うちのヨメさんは時代を先取りしてたんかな。
そう思えば私は恵まれていた。私が入っていた教職員組合の人たちから一番に感じたのは、「教えあい、助け合い、弱い者を支える」という姿勢。そして、その中でみんなをまとめる立場にあった先輩は、自分自身の授業も研究熱心だった。
最初に出会う人は、どんな場面でもすごく重要。その人の印象によって、付随するさまざまな事柄の印象まで決定的になってしまうこともある。
真樹や廉にもいい人と出会ってほしいと願う。また逆に、誰かが初めて出会う人が自分であるとき、その人にいい影響を与えられる人間であってほしい。
遠く四国から、真樹の高校受験に間に合うようにお守りを送ってくださった人。
それは、国労闘争団の中野勇人さん。
私より7歳も下だが、私が一目も二目も置いている人。それは真樹もよーく分かっているようだ。
ひとの思いやりの言葉もなかなか素直に受け入れることができなかった真樹だが、このお守りは本当にうれしかったようだ。明日の受験に持っていくカバンにちゃんと入れていた。
中野さん、ありがとうございました。
私も、12月16日、国会前まで走りに行って本当によかったと思っています。自分が動いて損することなんて何もない。必ず新しい展開がある。それを、うちの子どもたちにもわかってほしいと思っています。これからもいろいろと教えてくださいね。
※ちなみに、うちのヨメさんの「ほれてまうやろー」メールは、不発というか・・・、沈没というか・・・。
◎「人らしくタオルマフラー」に付けられていた辛淑玉(シンスゴ)さんからのメッセージ。クリックで拡大して見てください。
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2010年03月03日(水)
きょうはたのしいひなまつり [家族]
うちには女の子が4名。
眞寿美、あんも、真樹、きく。(年齢順)
今日は楽しいひなまつり。一番若手のきくに、我が家の女の子の代表として登場してもらおう。
かあちゃん特製ちらし寿司。とよすのひなあられと、表示価格より半額のひしもち。
残念ながら、きくはどれももらえません。
これは、今日、真樹が家庭科の調理実習で作ったパン。中にクリームが入っていておいしかった。これも、きくにはあたらなかった。
きくにとっては、あんまり楽しくないひなまつりやったね。
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