2010年03月11日(木)
真樹のひまわり [家族]
「女子4人は、泣きっぱなしやったわ。」
昨日、真樹の中学校で「3年生を送る会」があったそうだ。
と言っても、卒業生3名在校生3名のこじんまりしたもの。その中の女子4人が大泣きしたらしい。(真樹を含めた3年2人と2年の2人。)
真樹は、自分の小さいときからの写真がスライドで流された時点で、涙が止まらなかったそうだ。
私が「親からの手紙」を入れたのには気づいていなかったようで、披露されたときはちょっとはうれしかったかな。
真樹は、この中学校には去年の4月から1年間だけお世話になった。たった1年だが、この1年は大きな1年であったと思う。
あたたかく迎え入れてくださったみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
持って帰ってきた記念の寄せ書きには、
「いつもニコッと笑顔がとても素敵でした」
「ほんわかとした雰囲気でまわりを和ませてくれる人」
「真樹ちゃんの笑顔、大好きです」などなど。
よかったね。
真樹は真樹なりに、みんなの役に立ってるね。
いっしよに持って帰ってきた「ひまわりの絵」。
夕方、家の向かいの公園にまだ日が当たっていたので、外に出して写真を撮ってみた。
実際の色より少し濃い色に写り、いい感じ。
真樹も、ひまわりのようにいきいきと生きていけたらいいね。
今日は、朝、雪がはらはら。
北の山は白い。
うちのいなか(花背別所町)も、積もったのかな。
長代川の橋の上にも、ちょっとだけ雪が積もった。
でも、こんなきれいな梅(?)の花も咲いている。
私が好きな、「小さくてかわいい花」。
我が家の庭に咲く「白梅」は、もう満開。
うちの庭にもひまわりの種をまかねば・・・。
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2010年03月10日(水)
「ハート・ロッカー」 [映画]
久しぶりの映画。
新聞の映画案内欄を見ても、特に見たい映画がない。
今話題の「ハート・ロッカー」。二条の「BiVi」で上映している。
ここはひとつ、正規の1800円を出して見ることにした。
【ストーリー】
戦時下のイラク・バグダッドで爆発物処理に従事する特殊部隊EODの活躍を描くサスペンス・ドラマ。
04年夏、これまでに870以上の爆発物を解体処理しているジェームズ2等軍曹がEODの新リーダーとして赴任してくる。部下となったサンボーンとエルドリッジはあと39日でEODの任務から外れる予定だったが、恐れ知らずのジェームズにより、これまで以上の危険にさらされることになる。
監督は「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー。第82回アカデミー賞では作品賞以下6部門を受賞、ビグローは女性で初めての監督賞受賞者となった。(エイガ・ドット・コムより)
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ごく普通の映画だった。
ただ、映画全体から何が言いたいのかがよくわからない。爆弾処理の仕方はよくわかった。位置を教える時、「2時の方向」という言い方をすることもわかった。イラクには「人間爆弾」が多いのもわかった。でもそれ以上は・・・。
途中で「ハッ」と思ったのだが、知らず知らずのうちに自分がアメリカ側の立場になって映画を見ていた。あのゲリラ兵を撃たねば・・・、とか。
「アメリカは正義の味方、イラクは悪の巣窟」。
アカデミー賞受賞は、このあたりが決め手になったのだろうか。
これは、そういう意味ではこわい映画なのかもしれない。
1800円は、ちょっともったいなかったような・・・。
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今日、2時間半ほど映画館のシートに固まっていたら、腰痛悪化。歩くのもしんどくなってきた。
天気は回復したけど、今日は走るのはやめときます。
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2010年03月09日(火)
第6回9の日平和ラン [ランニング]
今日は、一日中雨。
「9の日平和ラン」の日なのに、一向にやむ気配がない。
夜になってもやまない。
篠山の疲れもあることだし、今日は無理しない。
大事なのは形式ではなく「平和を願い続ける心」。
今日はいつもの9.9kmではなく、3km。
自宅から北稜高校の先の信号までを往復。
最初はジャージ上下で走ろうと思っていたが、雨がきつい。けっきょく、ウインドブレーカー上下を着込み、脳天ザビエル隠しの帽子までかぶって出発。
行き1.5km8分10秒、帰り1.5km8分32秒、合わせて16分43秒。
走っていた時間はわずかなのに、ずぶぬれ。
顔が寛平ちゃんぽくなっているような・・・。
明日いい天気になったら、今日走れなかった分、走ろうっと。
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昨日、真樹が、校外学習として「USJ」に行ってきた。小さな学校なので、中3の3人だけで。
私、ヨメさん、廉にもおみやげを買ってきてくれた。
一日たっぷり楽しめたようだ。
「高校入ったら彼氏つくって、はよう2回目行かんなんな」と言ったら、喜んでいた。
「スポーツは平和とともに、彼氏とのデートも平和とともに!」
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2010年03月08日(月)
第30回篠山ABCマラソン・後半 [ランニング・出張販売]
23.5km地点あたり。
ここが私にとっての中間点。
ため池がある反対側に、雑種らしき犬を2頭飼われているおうちがある。ここのワンちゃんをかまうのが楽しみで楽しみで・・・。
写真を見ていただいたら、その理由がおわかりですよね。そう、うちのきくにそっくりなワンちゃんなんです。
去年は遠慮して道から写真を撮っただけで通り過ぎてしまったけれど、今年はあつかましくお庭まであがらせていただいた。
それを見て、「ワワワワワォーン」と威嚇。でも、ちょっとうれしそうにも見えた。
来年は、かまれるのを覚悟でもっと近づいてみよっかなあ。
こちらのおうちにはもう1ぴき。小さくておとなしいワンちゃん。これは、柴犬かも知れんね。
とりあえず、こんなかわいいワンちゃんを2ひきも飼えるなんて、うらやましい。
ここらがちょうど中だるみするころだが、この2ひきのワンちゃんをかまうと力がわいてくるんですよねー、フシギに。
この先25kmから36kmまでは、往復ご対面ゾーン。
ここでしっかり対面側を見ておれば、たくさん知り合いの写真が撮れる。
しかし、私が一番撮りたかったライバルでありブログ友だちであるみきさんが、故障のため出場回避。残念!
そういえば私も・・・。
「あいおわ治療院」さんに通うようになって、体の痛みはましといえばまし。ただ、20年ぶりくらいに練習らしい練習をしているのであちこちガタがきている。
ずっと前から痛み続けている腰痛。ちょっと前まで、朝起きて階段を下りる時、腰が痛くてそろりそろりとしか下りられなかった。今は前よりはましだが、靴下をはくときにかがむ時など激痛が走る。これは重症、それとも軽症?
もうひとつ、股関節炎。これは最近。ひどい時は歩くのもいや。走る前でも、くしゃみをしただけで「おまた」に激痛が走る。これは重症、それとも軽症?
しかし、私は単純なので、「写真撮らんなん」と思いながら走ると痛みも忘れてしまう。
「ご対面ゾーン」に入ってしばらく進むと、「藤井さーん!」
ここらで会う人はすごいスピード。「あー、まっちゃん、行ってもたー。」
後姿を撮ろうとしたが、もう豆粒みたいに小さくなっていた。速い人は撮りにくい。
次も「ランナーズ9の会」の会員さん。(お名前は・・・)
ひょっとしてこの方も、ありがたーい「777」のゾロ目。
周りに人が少なく、比較的撮りやすかった。
次はバッチリ。
「ランナーズ9の会」ののぼりは目立ちます。尼崎の酔うたろう君をしたがえた9ちゃん。
9ちゃんは本調子ではないとお聞きしていたが、こんな手前でご対面とは。かなり上位にくいこんでいるような・・・。
30kmのエイドで、スペシャルの「CCレモン」を飲んだ。マラソンの途中で炭酸系を飲むと、みんなビックリする。でも、私はだいじょうぶなんですよねー。というか、かえって元気になったりして・・・。走ってる途中で「ゲップ」のあがったときの気持ちよさ。(やっぱり、私はヘンタイでしょうか。)
35kmのエイドは、一番楽しみな「ビッグプリン」。
これは写真撮っとかんなんと思い、プリンをねらっていると・・・・。なにやらその上のほうでポーズをとっている人が・・・。
横の男性が、「何ポーズとってんにゃな」。
プリンだけを撮るつもりが、エイド係のおねえさんメインの写真になってしまった。でも、「クスッ」と笑えて、いい気分転換になった。
ここらあたりで、後半もペースが落ちていないことに初めて気づいた。頭はだいぶボーとしてきているので計算ができない。とりあえず今のペースを守って走ろう。結果は、ゴールしてのお楽しみやね。
残り5kmくらいのところだったのだろうか。「ふじいさーん、○×■・・・」
頭ボーとしてるので、なにゆってはるのか聞きとれません。
目もかすんで、応援の主の顔もはっきり見えない。
ああ、でもこんな元気な声で応援してくれはる美人女性は外峯さん(京都ランナーズ)にちがいない。ほんま、ありがとうございます。
ここらへんは殺風景で、応援の人もまばら。こんなにうれしい応援はない。
「しかも、美人!」(ここ、大事)
「写真、撮っときますわー。」
外峯さんは、応援のためだけに電車やタクシーを乗り継いで来てくれはったらしい。
「ゴールでおいしいお饅頭が待ってますよ」と言ってほしかったなあ。ほんまに、外峯さん、買って持って来てくれてはったんやから・・・。なにからなにまで、すんません。
ここらで笑い話をひとつ。
40kmのエイドは、前年まではあずけていなかった。それは、このあたりでは疲れきって、もうどんな食べ物も飲み物も受け付けないから。
しかし、今年はコンビにで「メガシャキ」(250円)を発見。これは、フラフラになった体をシャキっとさせるのにピッタリと思い買って、「最後の切り札」としてあずけることにした。
しかし、40kmの手前あたりから、「残りを休まずに走ったら4時間切れるかも・・・」と思えてきた。この際、「メガシャキ」はウエストバックにはさんでもって帰ろう。真樹がかいてくれた旗もたなびかせて走ったらええな。
そして、エイドの係員さんにそう言おうと近づいたら・・・。
「旗はずしておきましたー。ドリンクのキャップも開けておきましたー。」
「えー、そうじやなくてー」と言いたかったが、それは気をきかしてくださった係員さんに失礼。それまでと同じように、大きな声で「ありがとうございます」。
キャップ開けてくれはったら飲まななー。
「ぐびぐび・・・、ゲゲゲ・・・」
「メガシャキ」ではなく、「ノドハナビ」でした。
あれは、スペシャルドリンクにはお勧めできません。トホホー・・・。
外峯さんの応援をもらったあと、一回だけ右ふくらはぎに「ピピッ」と来たがセーフ。「こぶらがえり」の危機がたった一回で済んだのも奇跡的。
そして、41km地点。
特別ペースを上げなくとも、4時間が切れるのが確実になった。
楽しく走らせてくれた真樹のおかげやなあ。
「うっ、うっ、・・・。」(半泣き)
最後の1.2kmもしっかり走ることができた。
ゴールは、3時間59分01秒。
篠山の3時間台って、何年ぶりやろう。たぶん10年以上ぶり。
ゴールでは、「さゆりちゃん」がひとりひとり握手されていた。私もしてほしかったが、うちにはもっとかわいいヨメさん(ここ、大事!)が待っている。急いで「京都キャロット」のテントへ。
「わりとはよ帰ってきたやん」とヨメさん。
ああ、今日はそんなにきげん悪うない。よかったー。
「真樹のかいてくれた絵のとこまで5kmずつのつもりで走ってたら、知らん間にゴールに近づいてたわ。ほんまよかった。」
「真樹もやりよんなあ。オッサン(パオパオ)が喜ぶのんわかって、こんなんやっとるもんなあ。」
「まあまあ。この旗といっしょに写真撮って。」
「しゃーないなあ。・・・うっわー、きっついザビエル!」
「そっかー、帽子かぶってへんからな。そんなきついか。」
どなたか、ええ薬物知っておられたら教えてください。
今回、4時間切れたわけ。
?真樹の絵。もう、これに尽きる。「次の5km、次の5km」と思いながら走ることができた。
?ダレそうになったところで、うまいことワンちゃんや知り合いランナーに会えた。なかでも、鍵谷さんの平均ペースに合わせて走らせてもらったのがよかった。
それと、忘れたらあかんでー、「自腹応援・外峯さん」。ありがとね。
?しょーもないことだが、プリンやヨーグルトを立ったまま食べたのもよかった。お上品な(?)私は、いつもオッチンして食べていたのだが、今回ははしたなくも立ち食い。しかし、これでだいぶ時間短縮できた。
?「あいおわ治療院」の高橋大輔似の先生がしてくださったテーピング。どういう意味があるのか聞いてなかったが、効いたみたい。
「あこが痛い、ここが痛い」という話を聞いてもらっただけで、かなり痛みも軽減しているようだし。
?とにもかくにも、笑顔で送り出してくれたヨメさん。ほんま、役に立たんですんません。でも、レース中にものすごたくさんの人から声かけてもうたで。多少は「京都キャロット」のイメージアップに貢献してへんかい?
いつもなら、ゴール直後は気持ち悪くて何も食べられない。ところが、今年は腹が減った。
着替えてから、うちのテントの斜め向かいの食堂に入った。3時すぎなのに、超満員。ほとんどの人が私と同じ「猪ラーメン」(680円)を注文していた。
雨で冷え切った体には、なによりのごちそうだった。
今日は、スタート前に原田さん親子(京都ランナーズ)に会えた。ゴール直後は細井さん(京都ランナーズ)にも会えた。両方とも、私のブログの大ファンなんです。
初めと終わりが私の大好きな人で囲ってもらえて、ほんとに思い出に残るいい大会になった。
※「折り返したら、また写真撮りますねー」と約束していた友だちの写真が撮れなかった。すいません。でも、そのお二人とも自分の目標を達成されたようです。
松永順子さん 3時間49分18秒
伊藤千尋さん 3時間54分47秒
おめでとうございます! (次は、負けへんでー。)
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2010年03月07日(日)
第30回篠山ABCマラソン・前半 [ランニング・出張販売]
41km地点の表示板を見たとき、ちょっと泣きそうになった。
今日は、スタート前から笑顔でゴールしようと決めていた。それが今日のめあて。
真樹がスペシャルエイドに書いてくれた絵を見るのを楽しみに、5km、次の5kmと走ってきた。そしてあきっぽい私があきることなく、気がつけば41km地点。
途中で計算してなかったのだが、ここで4時間まであと8分ほどあった。
「おっ、これは超久しぶりの篠山4時間切りがねらえる。」
この41km地点を、こんなに楽に通過できたことが今まであっただろうか。まさか、4時間切りをねらって、こんなに力強く走れるなんて・・・。
真樹のおかげやなあ。「笑顔! 笑顔!」
朝5時10分に家を出て、篠山に着いたのは6時40分。1時間半で来れるのだから近い。
ただ、ずっと小雨が降り続いていた。天気予報では昼前くらいにやむような予報だったが、空一面に黒い雲が広がっていた。気温のほうはもっと下がると思っていたわりにはまし。
出店場所は、篠山観光ホテルさんのガレージ。まずまず雨がしのげる場所であるので助かる。
荷物を出し終わり、受付に向かったのは9時過ぎ。スペシャルドリンクの受付場所が前年と変わっていて迷った。
「10km地点はスペシャルなし」と言われ、最初の予定だったプリンは持って帰ってきた。スタートまでに食べようっと。
受付から戻ると、「ランナーズ9の会」のまっちゃんとばったり。
「廉君、速いですねー。」
「サッカー部での練習が、今ごろ花開いたんですかね。」
きっと、こないだの「宇治川マラソン」の記事を読んでくれはったんでしょうね。廉は、こんなもんでは終わりませんでー。めざすは・・・、なんやろ?
うちの黄色のテントのまん前がスタート地点。
登録の部は、それほど多くもない。
未登録の部。こちらはすごい人数。
スタートゲート前で、ブルブルふるえている人が・・・。
京都ランナーズの橋本さんでした。
多くの人が雨ガッパやビニール袋をかぶっていたが、橋本さんは持っておられないようだった。今日は、それはきついかも・・・。
スタート前でカメラをヨメさんに渡して、「ニッコリ!」
こんな笑顔でゴールできますように・・・。
今日は、ウィンドバリアー・ロングスリーブTシャツの上にランシャツ、下は4DMメッシュロングタイツ。これだけ着込んだら、冷え対策はバッチリ。ウエストバックには雨ガッパも入れたし。
このコースは、後半に雑種犬と会える可能性は少ない。
私の「雑種犬センサー」の精度を上げてっと・・・。
5kmすぎで、かわいいワンちゃん発見!
「お名前は?」
「ちゃちゃです。」
「女の子ですよね。」
「いえ、オスです。」
「ありゃ、そうなんですか。歳は?」
「10歳です。」
「へー、わこ見えますやん。ちょっとさわらしてもらおかなー。」
私が手を出すと、のどの奥から「ウー」。
「いや、ごめんな。おこってんのん? うちの犬やったら、とっくにかまれてるとこですわー。ありがとね。バイバーイ。」
少し進むと次は、かなりおとぼけ顔の白いワンちゃん。
「お名前は?」
「さくらです。」
「いやー、ええ名前ですやん。女の子ですよね。」
「いえ、オスです。」
「あらま、こら失礼しました。何歳ですか。」
「えーと、5歳やね。」
歳を聞いた時、即答されない場合はたいてい雑種です。「まちがいない!」
「ふじいさ〜ん」
後ろから私を呼ぶ声が・・・。
「おー、伊藤さん。いいペースやないですか。今だいたいキロ5分半ペースやから、これ守ったら4時間切れますよ。」
「ほんとですか。一度4時間切ってみたいんです。がんばろう。」
「ボクはもうちょっとゆっくり行くんで、どうぞ先に行ってください。」
「じゃー、また。」
すっと前に進んでいった伊藤さんを後ろから眺めながら・・・。そうや、折り返しでもう一回会えるけど、混んでて写真撮れんかもしれん。ここで撮らしてもらおう。
なんとか追いついて、「伊藤さん、写真撮らしてもらいますわ。」
振り向きざまを、パチリ!
この角度の写真も、なかなか味がありますなあ。勝手に「京美人」と呼ばせてもらってますが、看板にいつわりなし。
もうちょっと進むと、おじさんがかわいい黒い犬を背負っておられた。
私がカメラをウエストバックから取り出すと、横におられたもう一人の男性が、「写真撮りましょか?」
「いやいや、このワンちゃんの写真を撮ろう思いまして・・・」
黒いワンちゃんの飼い主さんは、いい写真が撮れるようあっちこっち向きをかえてくださった。
名前はしゅりちゃん。やっと、女の子に会えました。
さらに進むと・・・。
「7777」、なんとラッキーな。思わず背中を拝みました。
写真を撮らせてもらった後、ブログに載せていいかをお聞きした。OK。若くて元気そうな方だった。
「今日の目標は?」
「4時間です。」
「それなら、ちょうどいいペースですね。」
目標4時間と言う人は、「4時間切り」という意味でしょう。「7777」さん、目標達成できたでしょうか。
さらに進むと、「ガッシ、ガッシ」と前進する力強い黒いかたまり。私の古い古い教師仲間の松永さん。
「すごい飛ばしてはりますやん。」
「いえー、全然。」
「松永さんて、フルのベストはどれくらいなんですか。」
「えーと、3時間37分ですね。」
「おー、すごいですやん。」
「でも、もう7年ほど前なんですよ。」
「そんなん、7年前やったら、ついこないだみたいなもんですやん。まだまだいけますよ。」
「そうかなあ。がんばります。」
「ガッシ、ガッシ」と進む松永さんは、やがて見えなくなってしまった。
さて、15km。
最初のスペシャルドリンクは、おとなしく(?)スーパーヴァーム。これは、私の好きなパイン味なので飲みやすい。真樹がかいてくれたきくの絵を見ながら、ぐびぐびぐび。
20kmがフルーツヨーグルト、25kmがナタデココ入りフルーツゼリーとうまいもん系が続くので楽しみ。
「あー、藤井さん。4月29日のゆっくりランのこと、ブログ書きまくってやー。」
「はい、何回も書いときますわ。」
「京都鴨川ゆっくりラン」の実行委員長の太田さん。年3回の大会(4月・10月・12月)を成功させるため、しっかり宣伝。
鴨川北大路橋東南側河川敷集合。スタートは10時。往復10kmのコースを自分の決めた距離だけ走る。参加費は500円。当日参加OK。
みなさん、ぜひご参加を!
高校吹奏楽部による応援。
雨でたいへんだったと思いますが、こちらはすごく元気が出ます。「ありがとう。」
腰の前に黄色くてでかい物をにょきと出して走っている人あり。
よく見ると、バナナの着ぐるみ。それにしても、付け根のほうを下にする発想は見事。(走りにくいでしょうけど・・・)
横から見たら、こんなんです。(手ぶれしてしまいました。)
あー、この方ともよく出くわすんです。フル百回楽走会の藤村さん。
今日もいつもの倒れそうなランニングフォーム。
「写真、撮りまっせー」のひと言で、シャキーン!
私は、この現象を「藤村マジック」と名づけたい。
藤村さんのおとなりは、京都ランナーズの井上さん。たまたま、ベテランランナーが揃い踏み。
20km地点あたりで、「藤井さん」と呼ぶ声。
京都走ろう会の鍵谷さん。自分のペースをしっかり守られた、ムダのない理想的な走り。
ついていこうと思ったわけではないが、知らず知らずいっしょに走らせてもらっていた。
気がつくと、ちょうど中間点。1時間59分40秒。
調子がいいときでも、後半は5分から10分くらい落ち込む。今日の目標が4時間15分なので、それなりにいいペースなんかなあ。
前半は、ほとんど笑顔で走ることができた。沿道で応援してくださっている男性から、「ええ笑顔やー」と言ってもらってすごくうれしかった。
後半もこの調子で!
(注)後半に続く。
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2010年03月06日(土)
篠山へ、「喝!」 [家族]
「きくの顔でもかいてくれへん?」
だめもとで、真樹に頼んでみた。
明日の篠山マラソンのスペシャルエイド用の名札。10kmから5kmごと40kmまで7枚の名札を用意して、私はおふろに。
おふろからあがると、かいてありましたー。かわいいかわいいきくと、おまけのあんも。
最後の40kmのところには、「あとちょっとー」という応援コメントまで書いてくれていた。
もう、これでじゅうぶんです。
明日は、冷たい雨の中のレースになりそうなので、絶対に無理しないこと。キロ6分ペースを目安に走り、4時間15分前後で笑顔でゴールできれば理想的。
スペシャルエイドは、プリン、ぜりー、ヨーグルト、そのほかのドリンク系をどう配分するかで悩む。毎年ゆっくり腰を落ち着けて食べてるもんやから、時間がかかってしゃーない。今年は早食いを心がけよう。
レースそのものより、こんなスペシャルエイドばっかり力を入れている私に対して、あんもから「喝!」
必殺猫パンチで、あんもの爪が私の指にグッサリ。血がタラーリ。
「ばーさんねこに、やられましたばい!」
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