2010年04月30日(金)
第17回京都鴨川ゆっくりラン・続き [ランニング]
「パオパオさん・・・、ですよね。」
「はい。」
私がゴールしてブラブラしていると、こう声をかけてくださる方があった。
「いつもブログ見せてもらってます。桜井と言います。実は私もともとは京都なんですけど、仙台に転勤になって、今日はこの大会のために京都に帰ってきたんです。」
「えー、仙台からですか。」
「そうなんですよ。去年のこの大会で、私の友だちがパオパオさんに写真撮っていただいてブログに載せてもらって。それがすごく励みになったみたいで、彼女今日も走ったんですけど前回の記録を大幅に縮めたんですよ。」
「いやー、そんなんゆうてもろたら、ほんまにうれしいですわ。そんなんゆうてくれはった人は写真を撮ろっと。」
と言うことで、今日のトップ写真は仙台に赴任中の桜井さん。もちろん、私は初対面。お歳は私の一つ下。ゆっくりお話できたら、きっと話が合う楽しい方だと思う。また、必ずどこかでお会いできそうな気がする、いやお会いしたい方です。
こちらも毎度おなじみ日よけランナーさん。毎回、フルを走られるようです。
松若さん、大声で応援したけど、ちょっと元気なし。
えーと、京都ランナーズの・・・。
このごろ例会に行ってないので、お名前が出てきません。
北に向かって走るときは、西賀茂の舟形がいい目標になる。
風も少しあり、さわやかなコンディション。
宝が池STCの平岡さん。
足がグーンと伸びてます。
山嵜さん、暑さに弱そうやけどだいじょうぶかな。
アライブさん、サロマレーサーSTの具合はどうでしょう。
私は、今日も軽快です。
この柊野通学橋の手前の折り返しが狭いんですよね。人がばらつくといいけど、かたまって行くとちょっとね。
宝が池STCの石田さん。
去年の「四万十川ウルトラ」をきっちり完走された。すごい○歳です。
「あっ、日吉ダムで声かけてくれはった方ですよね。」
「はい、川端です。」
日吉では追い抜いた一瞬やったのに、よく判別できました。感じのいい方はちゃんと印象に残るということですね。
岐阜の石田さん。
かなりお疲れの様子。やっぱりフルの距離を走られるのかな。
朝お話させてもらった松岡さん。
「ランナーズ9の会」にも入ってくれはらへんかなあ。誘ってみたらよかった。
北山大橋東詰のホテルに、警察車両と警察官が多数。ホテルの周りには、「立入禁止」の黄色テープがグルグル巻きにしてあった。
家に帰ってから真樹に聞くと、「女性の死体発見」というニュースになっていたらしい。
中島さんご夫婦は、本当に30kmまで行かれるようです。無理されないように。
私は、2往復(20km)で終了。
もう半分くらいの人がゴールされているようだ。
20km、1時間41分40秒(後半10km、50分33秒)。
前半より後半のほうが少しだけ速い。まあ、気持ちのいい終わり方です。
水戸さんにお願いして、私のブログ用の写真を撮ってもらった。
「ランナーズ9の会」のユニフォーム、サロマレーサーST、そして私の好きな数字「6」が二つ並んだ手書きのナンバーカード。いい記念になりました。
水戸さんの撮影風景。
286人全員を撮るのはたいへんです。
参加費500円なのに、充実のエイドです。これで、収支だいじょうぶなんでしょうか。距離の長い部門はもうちょっと値上げをされてもいいように思います。
「太田さん、ありがとうございました。帰りますわ。」
「ああ、藤井さん。ありがとうな。アンタがブログで宣伝してくれてるおかげで、たくさん来てくれてはるんやわ。」
「いえいえ、そんなことないですって。今日のことも帰ったらすぐブログに書きます。ほな、ブログ用の太田さんのとぼけた写真撮らしてもらいまっさー。」
「えー、とぼけた写真かいなー。」
大会実行委員さん、大会協力委員さん、みなさんたいへんお世話になりました。ありがとうございました。また、この大会のよさをあちこちで宣伝しておきますね。
岐阜の石田さん。
走っておられるところを撮りたいのに、私がカメラを向けると立ち止まられる。次に撮る機会があれば、こそっと撮らしてもらおうっと。(また、写真送ります。)
「べっぴんさんの写真撮りに来ましたー。」
「わー。」
「ブログに載せさせてもらいますー。」
「いやー、申し訳ない。」
どっちかと言うと、こっちが申し訳ないんですけど・・・。まあ、掲載拒否ではないと判断して、最後の写真は初対面の「べっぴんさん」で・・・。
(こんな終わり方もいいかも・・・、シリーズ「べっぴんさん」とか。)
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◎4月の月間アクセス数が、121818。初めて1日平均4000を突破しました。3月末、「京都キャロット」のホームページ内から削除され、一時はどうなることかと心配でしたが、こんなへなちょこブログを応援してくださっている方がたくさんおられることがよく分かりました。
根気よく見てくださった皆様、ありがとうございます。これからもどうかよろしくお願いします。
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2010年04月29日(木)
第17回京都鴨川ゆっくりラン [ランニング]
毎回トップ写真では迷う。
でも、今日はこのお二人。谷角さん(写真左)と松岡さん。
まずは松岡さん。
朝、北大路橋を渡ろうとしたとき、「あっ、藤井さん、門さんの応援してはったね。新聞で見ましたよ。あれから有名人になったんとちがいますか。」
「いえいえ、門さんが知事に当選してはったら、ボクもちょっとは有名になったかもしれませんけど・・・」
「ほんまに、予想外の大差やったね。もっと接戦になると思てたけどね。」
「もっともっと宣伝したかったですわ。」
よくお話をお聞きすると、松岡さんは、本家「憲法九条の会」の会員さん。今までいろいろな集会に参加され、会の発起人さんのほとんどにお会いされたそうだ。唯一お目にかかってなかった井上ひさしさんが亡くなられてしまい、すごく残念がっておられた。
また、くわしくお話をお聞きしたいです。
会場に着くと、谷角さん。
胸にナンバーカードをつけておられたので、もうビックリしてしまいました。
「谷角さん、走れるようにならはったんですか。」
「そうやね。何とか10kmくらいならね。」
「いやー、よう戻ってきてくれはりました。ちょっと前、この大会で『走れへんにゃけど、見に来てます』って言ってはったのがすごく心に残ってて・・・。復活した人は、他の人の倍強いでっせ。まだまだだいじょうぶですわ。」
「でもね、手術したあとも、2回脳梗塞で倒れてますねん。危ないことは危ないんです。」
「いやー、谷角さんなんか、元の体がしっかりしてはるさかい、ほんまこれからですって。」
正直に言って、今日のように谷角さんと同じレースに出れる日がまた来るとは思っていなかった。
谷角さんは、今80歳。ご病気の前のように月間800kmはさすがに無理だが、今は毎朝10kmくらいは走れるようになるまで回復しておられる。谷角さんは、「みんなの希望の灯」ですね。
早朝は大雨だったが、それもやみ、青空が広がっていた。
かなりの人だかり。(あとでお聞きすると、参加者は286名。)
いつものように、走る大会実行委員長・太田さんのごあいさつから始まる。
時間がかかる人は、9時にスタート。この時点で、すでに1往復(10km)されているランナーもいる。
10時ちょうど、10km以下の部がスタート。
前で打ち合わせをしておられるのは、実行委員の矢瀧さんと水戸さん。
10時3分、20km〜フルの部がスタート。
またまた中島さんご夫妻に遭遇。今日は30kmの予定とおっしゃっていたが、行けたでしょうか。
スタートしてちょっと行ったところでめっちゃかわいいワンちゃん発見。土手まで上がって写真を撮らせてもらった。
さっそく、ペーろぺーろ。こんなうれいことはない。
「まるちゃん・3歳・メス」でした。
谷角さん、しっかり走っておられます。
こんな姿が見られるだけで、ほんまうれしいです。
私のブログ友だちのみきさんも、息子さんといっしょで楽しそう。ゆっくりなら走れるようになられたようです。
堂本さんと鍵谷さん(ともに、京都走ろう会)。
堂本さんは、先日の長野マラソンを走ってこられたそうだ。うわさ通りのすごい応援で、また行きたい大会だとおっしゃっていた。
今度は野辺山の100kmに挑戦される。「途中で温泉入ろうかなあ」と迷っておられた。また、楽しいみやげ話を聞かせてください。
鍵谷さんは、今年の篠山マラソンで私のいいペースメーカーとなってくださった。本当にペースが乱れないいい走りをされる。
徳島マラソンにも出られ、きっちり3時間50分台でゴールされたそうだ。4時間が切れない人、鍵谷さんについて行きなさい!
中島さんご夫妻は、スタート前にお聞きしたところ、ご夫婦別々に走られる予定であったようだ。ところが、伴走者の都合がつかず、奥さんの伴走になったみたい。
でも、いつお見かけしても楽しそうです。
私のブログの常連・藤村さん。
この時点では、まだそんなに「倒れそうな走り」ではなかったです。
このコースは、南北2回折り返すのだが、折り返し点が狭い。特に、北の柊野通学橋手前は極端に狭い。視覚障害ランナーとその伴走者はたいへん。
この大会の常連・山嵜さんも、まだまだ元気。今日も40kmに挑戦かな?
土手の上に、白いワンちゃんが2ひき。片一方は見覚えがある。
「あっ、まるちゃんやないですかー。まるちゃんは、紀州犬ですよね。」
「はい、そうです。」
「あのー、こっちのワンちゃんも紀州犬・・・」
「そうですよ。」
「ひょっとして、兄弟・・・」
「いえ、恋人です。」
ええなー、まるちゃん。こんないっしょに散歩してくれる恋人がいるって!
(うん? 「恋人」って? 人ちゃうし・・・)
「オグリ・?歳・オス」でした。
川向いでは、こちらも恒例「花咲かマラソン」。
参加者は100人くらいでしょうか。
またまた、かわいいワンちゃん発見。
ちっちゃいけど、毛がぼさぼさ。
「ワンちゃんのお名前は?」
「きゅうのすけです。」
「きゅうのすけ・・・、(9のすけ・・・憲法9条守る犬かな?)」
「きゅうのすけ・8歳・オス、笑う犬」でした。
私と同い年・川橋さん(醒泉ランナーズ代表)、この人もはずせません。カメラを向けると、必ずポーズをとってくれはる。それだけでうれしい。
またもや、中島さんご夫妻。
よく考えてみると、ダンナさんの伴走ができる奥さんて相当な力の持ち主です。
いいペースの走り、松若さん。
いつもは山嵜さんといっしょに走ってはんのに、今日は単独走ですね。
桜の時期でもないのに、今日はすごい人出。
人ごみでにぎわう北大路橋をくぐると、やっと1往復(10km)。51分07秒。キロ5分ちょっとペース。まあまあです。
うちにサングラスを卸してくださっているアライブさん。
スタート前、私を見つけて声をかけてくださった。
「藤井さんのブログの記事を見て、サロマレーサーSTを買わせてもらいました。あちこちの大会で、はいておられる人をよく見ます。」
「そうでしょ。これは、自信を持ってお勧めします。」
「パオパオだよりを見て・・・」と言ってもらえると、ほんとにうれしい。
家に帰ってこの話をヨメさんにしたら、「喜ばそうと思って言ってはるだけや」と言われた。ひとの言葉に素直に喜べない人は、損なような気がする。
愛妻家・池田さん(京都ランナーズ)。
軽快な走りを見ていると、調子よさそう。
おおー、岐阜の石田求さんじゃーあーりませんか。
こんな時に簡単な手話ができたらなあと思う。ええい、もう相手お構いなしに自分の言いたいことだけ言って、しまい。(ちょっとは通じたかなあ。また、お手紙出そう。)
出たー、鼻黒犬というより顔黒犬。めっちゃかわいいし。
「ぶる・15歳・オス」
なにー、15歳やてー。めっちゃ飼い主さんに引っ張られて走らされとったどー。でも、その一生懸命さがまたかわいくて・・・。
滝本さん、フル専門ランナーです。
この大会でも必ずお会いします。
よー、めずらし、ネコちゃんやないですか。
カメラを向けても逃げんと、ようモデルになってくれた。これは貴重な写真が撮れた。でも、よう見たら、怒って逆毛立ってへんかい?
(注)とか何とかワイワイ言いながら、後半に続く。
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2010年04月28日(水)
第4回勝手に国労応援ラン [ランニング]
今日は、自宅より北にあるJRの駅に行きたかった。出来れば、日吉駅とか八木駅に。
しかし、家を出たのが4時すぎだったので、無理をしないことにした。
前から一度行ってみたいと思っていた「保津峡駅」。
自宅から19km。時間の余裕があればJRで行きたかったのだが、日が暮れてしまうので車で。
保津峡駅前に着いたのは、4時50分。
本当は、ここから日吉駅(26.5km)か、八木駅(20km)をめざして走りたかったなあ。
この駅の近くに人家はないが、水尾や宕陰の人たちが使われているらしい。
私が到着した時も、ちょうど水尾の自治会バスが出発するところだった。
水尾小学校とそのまた先の宕陰小学校は、なつかしい場所である。
私がへき地の小学校に勤務していた時、同じ京都市内のへき地校である水尾と宕陰との交流があった。中でも教職員組合のへき地部の会合が宕陰校であったとき、真っ暗なグネグネの山道を運転して行ったことが強く印象に残っている。
「いつになったら着くん?」と不安だった。
あのころは水尾小学校にもたくさんの子がいたのに、6年前に休校になったらしい。今、子どもらはどこの学校に通ってるんやろう。ひょっとして、JR通学?
5時ちょっと前、駅前をスタート。
目標は、水尾小学校経由宕陰小中学校折り返し。これで、だいたい20kmになるようだ。
思っていたほど上り坂はきつくなかった。グネグネ度もたいしたことない。どちらかというと、嵯峨から保津峡駅までの道のほうがえぐかった。
「そろそろ水尾かな」というあたりで、「ボコボコボコボコ・・・」という音が。水道ポンプでも破裂してんのかなと思ったら、ドラムの練習。
こんな山の中で、山側に向かって熱心にたたいておられた。私のようなしろうとにもうまいように思えましたが・・・。
水尾と言えば、「ゆず風呂」。
今は季節外れなのか、ゆずの木に実はほとんどなってはいなかった。
3kmちょっとで水尾の里に。
「木立の向こうに見える棚田」。
わき道を少し上ったところに水尾小学校。ここに来るのは30年ぶりくらい。
いいプールがあるのにもったいない。今は使われてないんでしょうね。
途中で下のほうを見ると、水尾の里が。
写真に撮ってみたが、うまく写っていなかった。
ここは、「神明峠」。
松ぼっくりがたくさん落ちていたので、これも撮っておいた。ちょっとお気に入りの写真です。
「神明峠」は、「つづみとうげ」と読むらしい。水尾の里から鼓(つづみ)の音が聞こえてきたことから、この名前になったという説がある。
なんか、ロマンチック。
峠を越えても、まだ上り坂が延々と続いたのにはまいった。もういっこ峠があったのだ。
その峠を越え、しばらく下ると樒原(しきみがはら)地区。やっと、宕陰小学校の校区に入った。
かかりのおうちに小さな子と遊ぶお母さん。
「学校まであとどれくらいでしたっけ?」
「1.6kmくらいです。」
なお坂を下っていくと、立派な建物。建築中の老人ホームだそうです。ここが、樒原(しきみがはら)地区と越畑地区の中間くらいになるのかな。
やっと、宕陰小中学校のグランド。校舎まで、あとわずか。
着きましたー。
保津峡駅から約10km、1時間11分。これは値打ちがある。
ここは校舎も風格があって、いい感じ。今は、どれくらいの児童・生徒が通っているんでしょう。
学校の前の道で、記念撮影。
宕陰学区は、山を背に東南に開けている土地なので、6時を過ぎているというのにまだ日が当っている。こんな日当たりのいいへき地はめずらしい。
まだ、きれいな桜が咲いている。
宕陰小学校と言えば、前田芳久先生。宮古島トライアスロンを優勝したこともあるトップトライアスリート。京都市中心部の自宅からこの宕陰小まで、自転車通勤をされていた。
同じ時期私もトライアスロンをしていたのだが、私はどんじりトライアスリート。(でも、勝手に仲間だと思っていました。私も、一応「びわこ」を何回も完走しています。)
立派な神社があったが、ここからあたりからも愛宕山に登れるようだ。
神社の前には、何の木かわからないが樹齢何百年と言えそうな大木があった。
日が沈むと一気に暗闇へ。
私の亡き母親がよく言っていた。「あほを東山に置くな」。
西に向いた山は西日がいつまでも照っているので、山仕事のきりがつけにくい。しかし、日が沈んだら一気に暗くなる。真っ暗な山道を、こわごわ帰ることになってしまう。
私もうちの山仕事に行って、これを何度か経験しています。
神明峠から山道を下ると亀岡に行けるようだ。こんな道もいっぺん走ってみたい。
木立の中はもう真っ暗に近いのだが、周りの開けているところはまだ明るい。
水尾の里が見えたので、また写真に撮ってみた。今度はちゃんと写りました。
水尾小学校前も、もう人影なし。保津峡駅まで、あと3kmちょっと。
駅の手前には公衆電話がある。山間の割には携帯電話もつながるようだが。
保津峡駅ゴールは7時15分。もちろん無人です。
帰りの10kmは、1時間3分。
下りが多いので、もうちょっと早く帰ってこられると思っていたのに・・・。暗くて、ちょっとこわかった。
国労応援という意味では、人にあまり合わなかったので効果なし。
でも、国労を応援している自分を応援したかったんやろね、今日は。
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2010年04月27日(火)
「岐阜〜根尾」こぼればなし [ランニング]
4月24日の「岐阜〜根尾淡墨桜マラソン」の時のこと。
ゴールして、私よりちょっとだけ先にゴールしておられた田中さんとしゃべろうと近寄っていくと、横から「写真です」。
「えっ、もうできたんですか。去年は温泉からあがった時にもらいましたよねえ。」
「ええ、今年からスピードアップです。先に帰ってしまわれる方があったりして・・・。ゴールで渡せるように改善しました。」
国際空港写真さん、えらい!
「これはうれしいですわー。あとで注文するのって、めんどくさいし、けっこう値段も高いしね。他の大会でも、これやらはったらよろしいやん。私のブログでも宣伝しときますわ。」
「ありがとうございます。この方式だと、送料もいらないし、かなり値段も低く抑えられます。いくらくらいだったら買われますか。」
横から、田中さん。
「1000円くらいだったら2枚買ってみようという気になりますね。」
「たくさん買ってくださるようでしたら、もっと安くできるかもしれません。」
うれしいじゃないですか。
私もひとの走ってる写真ばっかり、年間何百枚撮ってるかわからんけど、ひとから撮ってもらったのは数枚。
ほとんどの大会には写真の業者が入っているが、高い。我ながら「かっこいいー」と思うような写真もあるのだが、おいそれとは手の出せない値段。
がんばれ、国際空港写真さん。
安くしてくれはったら、また買わしてもらいます。
(注)この大会のゴール写真の費用は参加費に含まれています。
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2010年04月26日(月)
「長距離走者の孤独」 [時事]
今日は、マラソン関係のニュースが目白押しだった。
?松野明美氏熊本市議に
熊本市と熊本県植木町の合併に伴う同市議増員選挙(定数2)が25日投開票され、元マラソンランナーでタレントの松野明美氏(41)が、立候補5人のうち2番目の得票で初当選を果たした。松野氏は同日午後10時半ごろ、事務所で当選の一報を聞き「スポーツマン精神で真っ向勝負をした。これから全力で頑張りたい」と抱負を述べた。
?土佐さん長女出産 「お産はマラソンより大変」
女子マラソンで2度の世界選手権メダリストとなり、昨年3月の東京マラソン3位を最後に第一戦から退いた土佐礼子さん(33)が25日、第1子となる3210gの長女を出産したことが分かった。チーム関係者によると、母子ともに健康という。
土佐さんは自信のブログで「お産の苦しみは想像以上でした。マラソンの苦しみを何度も乗り越えてきましたが、今回ばかりは心が折れそうになりました」と報告した。
?赤羽6位、自己ベストを大幅更新…ロンドン・マラソン
◆ロンドン・マラソン(25日、ロンドン市街コース) 小雨の中でレースが行われ、女子は日本の赤羽有紀子(30)=ホクレン=が2時間24分55秒の6位に入った。優勝は2時間22分0秒でゴールしたロシアのリリア・ショブホワ(32)。主婦ランナーの小崎まり(34)=ノーリツ=は9位、2009年ベルリン世界陸上銀メダルの尾崎好美(28)=第一生命=は20キロ手前から遅れ始め、2時間32分25秒の13位に終わった。男子はエチオピアのツェガエ・ケベデ(23)が2時間5分19秒で優勝した。
赤羽が復活の糸口をつかんだ。33キロ過ぎ。ショブホワらのスパートについて行くことはできなかったが、2時間24分55秒の6位と、自己ベストを1分近く上回るタイムでゴール。世界歴代4位のイリーナ・ミキテンコ(ドイツ、途中棄権)、ベルリン世界陸上女王の白雪(中国、8位)ら強力なライバルに先着した。
昨年のベルリン世界陸上ではレース途中に脱水症状を起こして31位と惨敗。再出発を誓った今年1月の大阪国際では直前に左ひざを故障したことが響き、39キロ付近で途中棄権となった。それでも「2010年はマラソンと向き合う年」と、実家にまな娘・優苗ちゃん(3)を預けて、2月の日本代表のニュージーランド合宿から、徳之島、奄美大島と合宿を精力的に組んで強化に励んでレースにつなげた。
「自己ベストを出せて恩返しができた」と夫の周平コーチ(30)に感謝したママさんランナー。2年後のロンドン五輪へ二人三脚を続けていく。
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人生いろいろ、ランナーもいろいろ。ニュースもいろいろやなあと思っていたら、私にとっての大きな訃報が・・・。
■アラン・シリトー氏(英国の作家)
AP通信によると、25日、ロンドンの病院で死去。82歳。家族が明らかにした。死因は明らかになっていない。
28年3月、英ノッティンガム生まれ。14歳で学業を離れ、工場で働いた後、英空軍で勤務。50年代の「怒れる若者たち」の一人と称され、若者たちのやり場のない怒りや反抗などを描いた「土曜の夜と日曜の朝」(58年)と「長距離走者の孤独」(59年)はいずれも映画化された。
私がこの本を読んだのは20歳くらいのころかな。もう35年ほど前のこと。当時、まだよい子ちゃんだった(?)私には衝撃的な内容だった。
「この小説は、よい子ちゃんをあざ笑っている」と思ったもんです。ぜひ読んでみてください。
今日思ったのは、松野さん、土佐さん、赤羽さんは、「長距離走者の孤独」を読んだかな」ということ。専門バカではなく、幅広い教養を身につけたランナーであってほしいなあ。
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2010年04月25日(日)
第13回日吉ダムマラソン [ランニング・出張販売]
「今日はね、10kmに美男美女のペアが出はるよ。」
「いや、そら写真撮らしてもらわんなん。」
朝、賀茂川パートナーズの中島さんご夫妻が「京都キャロット」のテントに来られた。
「私も10km出ますし、絶対写真撮らしてもらおうっと。『伴走』のビブスつけてはりますよね。」
「たぶん、奥さんがつけてはると思うよ。」
スタートして急坂を下っていると、前におられました・・・正真正銘の美男美女が。
「あのー、もしかして和田さん・・・」
「はい、そうです。」
「中島さんからお聞きしました、美男美女ペアやって。」
「いえいえ。」
「写真撮らせてもらっていいですか。ブログに載せたいんで・・・。」
「はい、ありがとうございます。」
自分も走りながら、走っておられるお二人をパチリ!
これがまた、むずかしいですわー。でも、まずまず合格点かな。しっかり美男美女をとらえていました。
今日は、さすが地元京都の大会。次から次と知り合いがごあいさつに来られた。そんな人たちが必ず言われるひと言。
「今日も走らはんにゃね。」
「はい。今日は10kmをゆっくりと・・・。昨日33km走ってきたもんで・・・。」
橋本猛志さん、中村智明さんの若手から、○○さんや××さんなどのご年配まで、たいていこの話題になった。ランニング用品店にかかわっている者がレースに出ているということ。それが、みなさんにすごく好感を持って受け入れられている。ありがたいことだ。
珍しいところでは、賀茂川パートナーズの斉藤会長の奥様。初めてお会いする方であるのに、いろいろとお話が出来た。きっと、ダンナさんが私のことを話してくださったんでしょうね。(去年の鯖街道の斉藤さんの雨の中の激走は忘れられません。)
まあ、ご年配代表ということで、原田尚浩さん(京都ランナーズ)。どう見てもカストロです。
うちのきくちゃんのことが大好きで、「月刊ランナーズ」に載せているうちの広告のきくの写真を楽しみにしてくださっています。
「ランナーズ9の会の富吉です。」
「あっ、東山のトミーさん。」
「よくわかりましたね。」
何回も何回も「会員の声」欄、読んでますがな。
東山のトミーさんは、去年フルマラソンを12回も走られたそうだ。そのほとんどが4時間から4時間半、一度だけ3時間43分で走られたそうだ。
自分で運転して青森のマラソンにも出られたらしい。行きは高速で1050円、帰りは平日になったので国道で帰ってこられた。それって、いったい何時間かかったんでしょう。
初めてお話させていただきましたが、楽しい方でした。
うちのテントのすぐ裏がマラソンコース。
ウォーミングアップをされている中島さんご夫妻発見。お二人はハーフに出場される。
「私10kmやし写真撮れへんし、今撮らせてもらいますわ。」
「いや、ありがとう。」
お二人は、「みかた残酷」にも出場されるらしい。私と同じくらいのタイムなので、またレース中に会えるでしょう。
こんな言い方は失礼でしょうか。お二人を見ていると、「とてもかわいいご夫婦」のように見えるんですが・・・。
うちのテント前で、レース用ランシャツランパンに着替えている男性あり。よく見ると「ランナーズ9の会」のユニフォーム。これは、写真、写真。
たぶん、?398のヒデさんです。
11時ちょうど、いよいよハーフのスタート。
今年は去年のような冷たい雨ではなく、快晴。去年は当日出場を断念した人も多かったようなので、感覚的には去年の倍近い人数に感じる。
ちょっと先で写真を撮ろうとして歩いていると、またまた「ランナーズ9の会」の仲間発見。
たぶん、?218のカンモンさんです。
今日は天気が良すぎて、走るには暑いかもしれない。
「ランナーズ9の会」のユニフォームさんも通過。
中島さんご夫妻も通過。
しっかり写真が撮れました。
11時10分、10kmのスタート。
ハーフに比べると、だいぶ少ない。
私は写真を撮っていたので、最後尾からちょびちょび前へ。やっと真ん中あたりまで行くことができた。
「やあ、藤井さん!」
なんと、目の前に「ランナーズ9の会」のがんちゃん。
高2の娘さんは、今日行われる第2回京都陸協記録会の3000mに出場される。
「うちの息子も行ってますねん。今日は800mです。」
スタート直後はさすがに混雑していたが、下り坂の終わりころにはばらついて走りやすくなった。
ここで、美男美女ペア・和田さんご夫妻に追いついた。
「また、撮ってくれてはるよ。」
奥さんがダンナさんに何度もそう言っておられた。
前をちょろちょろしてすいません。
お二人のスピードがけっこう早くて、かなり高度な撮影テクニックを要しました。
2kmすぎの折り返しをかえってくると、「ランナーズ9の会」のカミちゃんに遭遇。
「撮りまっせー」ゆうたら、立ち止まってはりますがな。あとで聞いたらゴールタイムは、1時間17秒とか。ここでゆっくりしてへんかったら1時間切れたかもしれんのに・・・。
そういう私も、ここで立ち止まってしっかり撮らせていただきました。私ら何しに来てんにゃろね。
「それにしてもおかしいなあ。同じところからスタートしたがんちゃんとすれちがってへんなあ・・・」と思って、後ろを振り返ったら、すぐ後ろにがんちゃん。去年はここらでだいぶ差をつけてたはずやのに。私は落ちてへんはずやから、がんちゃん腕上げたなあ。このままやと抜かれてしまう。ちょっと気合をいれなおしてっと。
このダムの下には、沈んでしまった集落がある。せめて、このせき止められた水が有効に使われていることを願う。
この橋を渡ったところでハーフのランナーと合流。
このちょっと先の5km地点で、22分58秒。これは、ゴール前の急坂を考えると46分半ペースか。
後ろを振り返ると、こんな感じです。
「キャロットさん、がんばって!」
追い抜きざま、そう声をかけてくださった女性ランナーが。どなだったのか、まったく分かりません。でも、「京都キャロット」のユニフォームではない私を判別できる方ですから、いわゆる「つう」です。
「いやー、今ごろ調子出てきましたわー。」
じょうだん抜きで、ほんまに残り4kmあたりから足取り軽くなってきた。
最後の急坂もしっかり走り、ゴール。45分39秒。
最後の1kmも、4分54秒。ここは、去年より速い。
33km走った翌日にこのタイムで走れたら、上出来上出来。今年は去年よりずっとたくさん写真も撮れたし。
私のゴールからしばらくして、がんちゃんゴール。
めっちゃ元気そう。こら、来年は抜かれるな。
がんちゃんのゴール直後に和田さんご夫妻ゴール。
「和田さーん」と大声で言いながらゴール写真を撮ったつもりが撮れていなかった。残念! やっぱり、両方は無理やね。
でも、仲よさそうな後ろ姿もなかなかいいですよね。
ハーフ39歳以下男子の部で、中村智明さん優勝。
ちょっと、錦戸亮に似てません?
中村さんはお若いのに、私のようなええかげんなおっちゃんにも必ず声をかけてくれる。好青年です。
「おっちゃんは、応援してるでー」
ハーフ女子の部で、中島三智子さん優勝。
「なかじまさーん」と声をかけたら、にっこり。
中島さんは、去年の鯖街道以来のお友達です。(私はそういう関係を「鯖友」と勝手に呼んでいます。賀茂川パートナーズの斉藤会長も、鯖友。)
店を片付けかけた時、廉からメール。
「2分11秒50でした」
私から見たらすごいがんばったように思うのだが、本人は不満のようだ。
「ええぞー」とだけ返信しておいた。まだまだ、先に楽しみがあるやん、なあ。
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