2010年03月01日(月)
廉、卒業 [家族]
今日は、廉の卒業式。
うちは両親とも欠席。
スーツで自転車というわけにも行かないので、朝だけ学校まで送っていった。
車で待っていてもなかなか家から出てこないので見に行ったら、「ネクタイって、どうやってしめんのんやったっけ?」
そんなもん、パオパオに聞いても無理。もともとネクタイはまったくしていなかったが、いまや数年に1回しかしめないという有様。ひとに教えるなんて、絶対に無理!
「こんなんでよかったんかなー」と言いながら出で来た廉を、パチリ!
よう、成長したなあー。
お勉強部門は、とっくの昔に抜かれてしまったし。最後の砦だった「英検2級」も、通知はまだだが合格確実らしい。
スポーツ部門も、昨日、私の10kmのベストタイムをあっさり抜かれてしまったし。もうこの期に及んでは、6月の「サロマ」を完走して、父親の尊厳(?)を取り戻すか。
でもね、まだ一つだけ勝ってるとこあるんですわー。へへへー。身長がわずか1cmだけなんすけど・・・。これももう風前のともし火か。
華やかな女の子達でにぎわう校門前で廉を降ろし、そこでお別れ。そのあとどうなったことやら・・・。
廉は3時すぎに帰ってきて着替えて、すぐまた出かけて行った。
今、夜の11時。どこで何してんのかなあ。楽しんでたらいいんやけどなあ。
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2010年02月28日(日)
第27回宇治川マラソン [ランニング・出張販売]
「あっ、ロープがない!」
スタート地点で私のすぐ後ろに並ばれた中島徹さん。ポケットに入れていたはずの伴走用のロープを、どこかで落としてしまわれたらしい。
「いやー、どうしょう・・・」
伴走の中島寛子さんも困り果ててしまった。スタートまで、もう10分を切っていた。
その時、横に並んでおられた方から、「そのアームウォーマー使えませんか」。
「オー、グッドアイデア!」(これは、私の心の中の言葉です。)
中島徹さんが両腕にはめておられたアームウォーマーをはずし、その二つをしばって一本のロープ状に。何とか応急処置はできました。
このあと私が折り返したときに、お二人を見かけなかったのでちょっと心配。最後までしっかり走られたでしょうか。
今日は朝から雨。
以前は、雨のときは中央管理棟のひさしの下をお借りしていた。ところが、今年は出店業者が知らぬ間に増えていたようで、雨であってもテントでしか出店できないようだった。
7時には会場に到着していたが、空模様を見ながらの出店準備。かなりモタモタしてしまった。
ただ、今年は廉が付いてきてくれたので、出遅れた分を短時間で取り返すことができた。
「宇治川マラソン」は、さすが地元。次々とごあいさつに来てくださる方があった。
酒井富美男さん。26年前に「河口湖マラソン」をいっしよに走った友だち。歳は、たしか私と同じくらいだったと思う。
土井正人さん(京都ランナーズ)。値段の高いシューズを買ってくださった。今日はハーフに出場。
松本一希さん。私の最後の教え子・ともちゃんのダンナさん。今日は、ハーフで1時間45分をめざす。天気がよくなれば、ともちゃんとふたりの息子たちも応援に来るらしい。(あとで来てくれて、いっぱいしゃべりました。)
北尾美樹さん。京都走ろう会に走りに来てくれる中3の女の子。今日は5kmに出場。
前から思っていたのだが、丸顔で小柄なところはうちの真樹に似ている。名前もよく似た名前だし。そんなちょっとしたことで、思わず応援したくなってくる。
松山健治さん(京都走ろう会)の娘さん。いつも北尾さんといっしょに走っておられる美人ランナー。松山さんの娘さんだったとは、今日の今日までまったく知らなかった。松山さんもなんにも言わへんにゃから・・・。
梅村禄男さん(京都走ろう会)。去年26回大会で5km26位賞。あとでお聞きすると、今年も27回大会で27位賞。すごい!
吉川晋治さん(京都ランナーズ)。去年10kmを37分台で走っておられるので、廉を引っぱってもらうよう頼んでみた。
「足の具合がよくないので、今日はゆっくり行きます」とのこと。「マラソン界の紳士」に引っぱってもらえたらうれしかっのになあ。残念!
「中野さんもよかったね。新聞の1面にあれだけ大きく書かれたら、いい方向に行くでしょう。」
吉川さんは私のブログを見て、私と同じように夜行バスで国会前に駆けつけて下さった仲間。これからもいっしょに応援していきましょうね。
小山敏夫さん。私の留守中、ヨメさんに「国労闘争団を支援する京都の会ニュース」をことづけてくださった。小山さんご自身も、11月27日、28日と国会前を走っておられる。
今日は、宇治川マラソンを走りに来られたのではなく、わざわざ私に会いに来てくださったようだ。お話ができなくて残念です。いずれまたどこかで・・・。
雨は8時すぎにやんだが、今度は強風。物が飛ばないように整理しているうちに、スタート時刻10時半が近づいてきた。
宇治川マラソン出場経験者として廉にアドバイスしたこと。
?スタートはとにかく前へ。ハーフと10kmが同時同地点スタートなので、大混雑。私は去年最後尾に並んだら、最初の1kmが6分以上かかった。
タイムを狙う者は遠慮せず前へ。
?最初の下り坂はバンバン飛ばす。最後の上り坂は意外と走れる。力を残しておく必要はない。ただし、運動公園に入ってからの坂はきつい。
まあ、これくらいです。
ゴールにはかあちゃんが写真を撮りに行くらしい。頼むし、大声で「れーん!」とはゆわんといたってな。
廉は私のアドバイスどおり、前から2列目に並んだらしい。私もじょうずに前から15列目くらい。
スタートもうまく切れ、最初の1kmは4分を切れたと思う。
ここは、1kmごとの表示がない。これはそんなに手間がかかることでもないので、ぜひ次回からは表示してほしい。
廉とすれちがったら写真を撮ろうと思っていたが、予想通り、先を走る廉がループに入ってしまいすれちがえず。
私は5km地点で20分48秒。最後の上り坂をがんばれば、43分いけるかも・・・。
私がループに入って折り返したところで、追ってくる吉川さん発見。前半は本当に自重して走っておられたのだ。
しかし、あっという間に抜かれてしまった。ここから、あれよあれよと離されてしまった。(黄色のウェアが吉川さん。)
最後の上り坂もがんばったつもりだったが、ゴールは43分40秒。
まずまずだったような、もひとつだったような・・・。
廉は、36分19秒。
私らには目標37分と言っていたが、本当はひそかに35分台を狙っていたらしい。「あと20秒か・・・」と、何回も言っていた。
第2目標は、私の10kmベストタイム36分30秒を上回ること。これは、あっさりと達成。
この坂でこのタイムが出たんやから、もう次は確実に35分台やね。
「ランナーズ9の会」のかわせみさん。今日ものぼりを持ってハーフを完走。
来週は、こののぼりを持って「おきなわマラソン」に出られるそうです。「おきなわマラソン」は、東洋最大の米軍基地・嘉手納の中も走るらしい。しっかりアピールしてきてください。
閉会式のあとの抽選会が始まれば、こちらは片付け。
片づけが終わって会場を出たのは、2時20分。今日は廉がいてくれたので、いつもよりずっと早く片付けることができた。
遅い昼食は、例年通り宇治駅近くの「湖中」さん。
量は多くないのだが、ここのお料理は見ていてきれい。
ひと言書いてあるカードもおしゃれ。
小さなサラダもおしゃれ。
こちらも恒例、「宇治川餅」の茶だんご。
茶だんごは日持ちのする箱入りより、「本日中」のばら売りのほうがおいしい。こちらがお勧めです。
道路も混まず、明るいうちに家に帰ることができた。
ヨメさんは、さっそくきくのお散歩。
きくは、みんなが帰ってきたらうれしいんかなあ。(そうでもないのかも・・・。)
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2010年02月27日(土)
明日は宇治川マラソン [雑感]
明日は宇治川マラソン。
高校の卒業式を翌日に控えた廉が、10kmに出場する。実は、私も10km。これで、超久しぶりの親子対決が実現。
とは言っても、廉の目標タイムは37分。一方、私は43分。とても、「対決」とは言えない。
廉は、この1か月近く、入学予定の大学の陸上部の先輩方と合同練習をさせてもらっている。ほぼ毎日、宝が池周回や鴨川河川敷を走っていたようだ。
平地ならもうちょっと上のタイムを目標にしたのだろうが、「宇治川マラソン」はゴール前の上り坂がきついからねえ。
まあ、私としては、同じレースを親子で走れるだけで満足。(たぶん、廉が中2の時以来5年ぶり。)
もちろんカメラを持って走るが、これくらいの差だとちょうど例のループに入ってしまってすれちがわないんですよね。
「だれかー、うちの息子の写真、撮ってくれー・・・」
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2010年02月26日(金)
当事者・中野さんに聞いてみよう [時事]
おとといの朝刊の1面トップ記事には、ビックリぎょうてん!
「JR不採用 与党と公明が解決案 270億円支払い 230人雇用」
1987年の国鉄分割・民営化から丸23年が経ち、24年目に入ってしまった「JR不採用問題」。この日の新聞の記事を読む限りは、かなり国労側に配慮した解決案のように見えた。
ただし、これはあくまでも「案」の段階の話。
それと、「JRに法的責任なし」という点は以前とまったく同じのようだ。この点にこだわられる組合員さんがおられるのは、当然であると思う。もし私が国労組合員だったら、その点にこだわり続けそうな気がする。
現時点での国労の中で、この「解決案」の評価はどうなのだろう。せっかく国労の中野勇人さんとお知り合いになれたので、昨日の夜メールでお聞きした。
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「喜んでいいんですよね」
京都の藤井です。
先日はいろいろとありがとうございました。「東京ばな奈のレーズンサンド」、子どもたちが「うまいうまい」と言って食べていました。
ヨメさんも、同世代の中野さんと話ができてうれしかったようです。初対面の中野さんに、「そうやん、なあ」とかなれなれしく言っていたのにはまいりましたが・・・。調子のええヤツです。
昨日の朝刊のニュースにはビックリしました。これは素直によろこんでいいんでしょうか。
私にとって「JR不採用問題」は、実質去年の12月16日に始まったようなもんです。これから勉強していこうと思っていた矢先に急展開で、戸惑っています。
今日、映画「人らしく生きよう」がどこかで見られないものかとパソコンで検索してみました。3月6日に東京で上映会があるようですが、それ以外は見当たりませんでした。もし、関西近辺で再上映されることがありましたら教えてくださいね。
検索していて分かったのですが、「人らしく生きよう・パート2」には中野さんや中野さんの長男さんが出ておられるんですね。これも、ぜひ見たいです。
昨日、「第2回勝手に国労応援ラン」として山科駅まで往復しました。次回(3月24日)は自宅より北にあるJRの駅まで走ろうと思っているのですが、ちょっときついです。うちより北となると、亀岡よりもまだ北の殿田駅とかになるんですよねー。これ、片道で40km超えます。帰りは電車やね。さて、どうなることやら・・・。
◎中野さんからのお返事
(私信は公開しないのが原則ですが、今回は特別に掲載させていただきます。ご本人の了解を得ています。)
藤 井様
こちらこそ大変お世話になりました。「第2回勝手に国労応援ラン」もありがとうございました。
24日に報道された解決案のたたき台は、私たちがこれまで政府に要求していた「雇用・年金・解決金」の3本柱にほぼそったもので、入り口としては認められます。ただ、これが政府に提出され、出口のところでこの解決をよしとしない方々に、たとえばお金だけですとか、内容が後退させられる可能性が大いにあります。お金だけということになれば、政治解決をきっぱりとあきらめ、最高裁で勝負するしかありません。
いずれにしましても年度末が大きな山場となります。私たちも待っているだけでなく、支援の皆さんのお力を借りながら、あらゆる手段で政府に圧力をかけていきたいと考えています。
藤井さんの「勝手に応援ラン」もその力になっています。権力は、あらゆる情報、世論の動向を見ていますから、当然、藤井さんのブログも国交省のお役人が見ていることでしょう。
「人らしく生きようパート1」のビデオは、私が売れ残ったものを在庫で持っています。お恥ずかしながら、私が出演している「人らしくパート2」の在庫もあります。
また、これまで四国での財政作りのため販売した「人らしく生きよう」グッズの在庫も(在庫といっても売れ残り商品ですが…笑)いくらかありますので、「勝手に応援ラン」で走って頂いている宣伝のお礼としてプレゼント致します。楽しみに待っていて下さい。
では、素晴らしいガイドをして頂いた、幸運を呼ぶ奥様にもよろしく。
中野 勇人 拝
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「なにもしないよりはなんかしたほうがまし」、いつもそう思っています。
たとえそれが的外れな行動であったとしても、またそこから新しい展開があるはず。
私の「勝手に国労応援ラン」は、その程度のものです。
ただし、それをレポートした私のブログは、一応連日アクセス数が3000超え。その中に「国交省のお役人」がおられるかどうかは定かではありませんが、どこかでかすっているかも・・・。
人間、心の片隅にでもひっかかっておれば、また何かの機会に注目してしまうものです。そのへんが、私の狙いです。
しかし、ギネス申請はしていないとはいえ、「54日間連続フルマラソン」は実質世界新記録。それなのに、どうしてランニング関係のメディアからの取材がないんでしょう。
メディアが取り上げてくれたら、「この人どんな人なんやろう。なんで、ここまでできたんやろう」と関心を持つランナーは多いと思う。そして、その理由を知った人のうちの何パーセントかは応援してくれると思う。それを思うと、今現在のランニング界での中野さんの評価の低さが残念でたまりません。
今日(2月26日)、この「パオパオだより」の1日のアクセス数の新記録達成。3748アクセスでした。
「アンタのやってることは全部ムダ!」と言う者もいますが(私のすぐそばにも)、またまた中野さんから教えてもらったチェ・ゲバラの言葉を載せておきます。
「もし我々が空想家のようだと言われるならば、救いがたい理想主義者だと言われるならば、出来もしないことを考えていると言われるならば、何千回でも答えよう、そのとおりだ、と。」
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2010年02月25日(木)
幸せにしてくれるわんこにゃんこ [わんこ・にゃんこ]
うちのきくとあんもはもちろんだが、ほかにも会うだけで幸せな気持ちになるわんこにゃんこがいる。
「こたろうちゃん」
もう何回目の登場になるのかな。
今日も、うちがお借りしている駐車場の横の畑に出でいた。
「タロウちゃん」 (私は「タロちゃん」とよんでいる。)
去年うちの近所に引っ越してきてから、毎日2回以上遠回りして会いに行っている。
猫の「こたろうちゃん」、犬の「タロちゃん」に共通するのは、そこはかとなくただようその上品さ。
よそのわんこにゃんこばっかりほめてたら、また「ええかげんにしーやー、アンタはストーカーか」とヨメさんにおこられる。
お上品さではちょっと負けてるけど、うちのきくは味がありまっせー。
夜走りに行って帰ってきたら、玄関前にハブ。めっちゃビビリましたわー。
去年、真樹といっしょに買った沖縄みやげ。活躍しています。
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2010年02月24日(水)
第2回勝手に国労応援ラン [ランニング]
今朝の会話。
「ますみちゃん、新聞見てみ。」 (毎日新聞1面トップ記事を見せる。)
「なにー。」
「JR不採用に解決案やてー。270億円支払いで230人雇用やてー。」
「えー、すごいやん。これでやっと、中野さん北見に帰れるやん。」
「そうなるかもなあ。でもな、中野さんらの運動はお金で解決という問題とちゃうねん。民営化で会社の名前が変わったら雇用の継続性はない、ってゆうとんでもない理不尽と闘ってはんにゃ。最高裁の裁判官には常識ちゅうもんがないんかー、と言いたなるで。中野さんらの運動はな、自分らさえなんとかなったらええわという運動とちゃうねん。おんなじような理不尽な目にあう人が二度と出んように闘ってはんにゃ。」
「そやなー。でも、23年は長すぎるわ。みんな、もうそんなこと忘れてしもてる。」
「普通はな、途中であきらめてしまうねん。中野さんらがこんな長い間あきらめんと闘ってきやはったんは、自分らにはクビにされる理由がないという信念やろなあ。先生の世界もそうやったけど、組合活動一生懸命やってはる先生ほど、ふだんの仕事も一生懸命やってはったたもんなあ。そんなことでごちゃごちゃ言われてたまるか、という気持ちでがんばってはったと思うんやけど・・・。」
「まあ、こないだ1時間でも私が付き合ったげたんがよかったんやろなあ。そこから運が向いてきて・・・」
「なにゆうとんね。ますみちゃんが応援する人は、ことごとく失速しとるやないかい。『失速のますみ』とゆうてもええど。」
「いや、そんなことはない。アンタかて私と出合ってへんかったら、とうの昔に野垂れ死にしとる。」
「そう、そうかもなあ・・・。ということは、アゲマン?」
「そうそう。」
読者のみなさんすんません。あきれんといてください。うちのヨメさんは、こういうヤツです。
今日2月24日は、中野勇人さんが「国会前54日間連続フルマラソン」を完走された12月24日から、ちょうど2ヶ月目。私が、「勝手に国労応援ラン」をする日。こんな日に「解決案」のビッグニュースが飛び込んでくるとは・・・。
1月24日に南の「京都駅」、2月16日に西の「二条駅」とくれば、今日は東の「山科駅」でしょう。
カーナビで調べると、約13.5km。往復で27kmかー。これはちょっと手ごわいぞー。
でも、今日は水曜日(「京都キャロット」定休日)なので、ゆっくりじっくり走りましょ。
今日は、天気よすぎ。たぶん、20℃を超えているのでは・・・。
JR山科駅到着は、ちょうど1時間半後。
蹴上の上り坂以外はほとんどゆるやかな下りだったので走りやすかった。それにしても暑い。
そろそろ通学通勤の人々が帰宅する時刻なので、私の付けているゼッケンも多くの人の目に触れている。やっぱり、明るいうちに走らないとね。
私はちんまるこいあやしいオッサンであることは、重々承知しています。そんなただでもあやしいオッサンが、字がいっぱい書いてあるゼッケン付けて、「シャッター押してもらえませんか」なんてとても言えない。
あたりに人がいないときを見計らって、セルフタイマー撮影。これは、垣根にペットボトルを置いて、その上にカメラを置いて撮った写真。まあまあうまく撮れました。
さあ、残り半分。家まで13.5km。
なぞのふうせんは、かもなすくん。山科地域のゆるきゃららしい。
クリーニング屋さんの前にストラップが売ってあったので、子どもらのおみやげに買っていった。
「『政治の責任』って?」
そのお店の女性の方が話しかけてこられた。
「あっ、これね。国鉄クビになった人が職場復帰できるかも知れんのです。今日の新聞、読んでください。」
よかった。ちょっとだけ宣伝できた。
6時半すぎ、自宅に到着。
スタートより3時間14分。今日は、長時間アピールできた。
ひとりで27kmも練習で走るなんて、ちょっと前の私からは考えられない。「練習なし」をウリにしていた私を知っている人は、気持ち悪くてしょうがないだろう。「頭でも打ったんかー」てね。
これもほとんどは中野勇人さんの影響。ある意味、「頭打った」のは正解。
まだ、「解決案」が出ただけ。JR不採用問題が解決したわけではない。
本当の解決の日まで、私はまだまだ「勝手に国労応援ラン」を続けます。
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JR不採用問題解決案 [時事]
◎今日の朝刊を見てビックリ!
とりあえず、速報ということで・・・。
「JR不採用:与党と公明が解決案 230人雇用要請へ」
87年の国鉄分割・民営化に反対した国鉄労働組合(国労)の組合員ら1047人がJRに採用されず、3年後に旧国鉄(国鉄清算事業団、現在は独立行政法人の鉄道建設・運輸施設整備支援機構)からも解雇された問題で、与党3党と公明党の各担当者は23日、会合を開き、政治解決に向けた素案をまとめた。戦後最大の労働問題とされる不採用問題を巡っては、組合員側が解雇撤回などを求める訴訟を争っているが、約23年ぶりに政治決着する方向で大きく動き出した。今後、政府の最終的な解決案が焦点となる。
関係者によると、担当者が各党に持ち帰って検討し、3月上旬に国土交通省など政府に要請する。素案は「人道的観点から救済する」とした上で、同機構が▽解決金として1世帯当たり約1600万円▽解雇で消滅した期間の年金相当分として約1300万円−−など計約270億円を組合員側に支払う。また、不採用者が設立した18の事業体に各1億円の支援金を提供することや、55歳以下の組合員約230人の雇用もJR各社に要請する。
組合員側によると、救済の対象となるのは現在、約910世帯。4党案を基本的に受け入れ、訴訟を取り下げる構えという。
これまで組合員側が旧国鉄を相手取った訴訟では、「所属組合による採用差別があった」と認め、賠償を命じる地・高裁判決が計3件ある一方、「時効(3年)が成立」として敗訴したケースもある。いずれも双方が控訴したり、最高裁に上告している。
鳩山由紀夫首相は2月4日の参院決算委員会で、「人道的立場から解決を急がなければならない」と前向きな姿勢を示している。【坂本高志、松谷譲二】
【ことば】JR不採用問題
国鉄分割・民営化では北海道、九州の国労組合員を中心に約7600人がJRに採用されなかった。中央労働委員会は最終的に国鉄清算事業団にも解雇された1047人の大半について選考見直しや採用を命じたが、JR側は行政訴訟を起こし、03年に最高裁で「JRに採用責任はない」とした判決が確定。現在は旧国鉄を相手取った6件の訴訟が係争中。
◇解決へ「ラストチャンス」
JR不採用問題について、与党と公明党が政治解決に向けたたたき台をまとめた背景には、国鉄分割・民営化から23年が経過した今も放置され、問題が長期化していることがある。国鉄改革の国会審議で当時の中曽根康弘首相は「一人も路頭に迷わせない」と述べたが、果たされないままで、国際労働機関(ILO)も政治的、人道的見地からの解決を促してきた。
解雇された1047人は政治、行政、司法のはざまで翻弄(ほんろう)されてきた。全国の地方労働委員会はJRの「不当労働行為(採用差別)」を認めたが、最高裁は03年、「差別があった場合の責任は旧国鉄」と、JRを免責した。また、00年に自民、公明、保守の与党3党と社民党が「JRに法的責任なし」と認めた上で、雇用や和解金を検討するとの「4党合意」を示したことがあるが、国労が内部をまとめられず頓挫した。
現在、平均57歳と高齢化した組合員の多くは「今回がラストチャンス」と受け止める向きが大半だ。4党合意時と異なり、採用差別を認めた三つの司法判断があるという支えのほか、左派系労組への抵抗感が強かった自民党が下野した今しかないとの思いもある。
これまで裁判所が認めた賠償額は最大で1人550万円で、解雇無効とした判断はないが、4党案は「路頭に迷わない内容」を求める組合員側に一定の配慮をみせた。だが、鳩山内閣がたたき台を大きく後退させるようであれば、組合員側が裁判闘争にUターンし、自民党時代の「負の遺産」をいたずらに延ばす可能性も残る。【坂本高志】
毎日新聞 2010年2月24日 2時30分(最終更新 2月24日 2時30分)
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