パオパオだより

2024年10月23日(水)

「カー、ペッ」じいさん [病院]

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 今日は鞍馬口医療センタ−・耳鼻科。
 先日の京大病院での血液検査の結果を持って、今後の治療についてのご相談。

 京大病院でも言われたのだが、「サイログロブリン値よりTSH値が気になる」とのこと。TSH値がだんだん上がってきている。

■術後甲状腺機能低下症

甲状腺の腫瘍やバセドウ病などで甲状腺を切除すると、甲状腺ホルモンを作り出す能力が低下します。

甲状腺全摘術(甲状腺を全て摘出する手術)を行うと、必ず甲状腺機能低下症になり、生涯にわたり甲状腺ホルモン薬(チラーヂンS) を服用し続ける必要があります。

甲状腺を全摘し、甲状腺が全く無い状態で甲状腺ホルモン薬(チラーヂンS)を服用した場合、TSH(甲状腺刺激ホルモン)とFT4値が正常範囲内であっても、FT3値が低く、「寒がりになった」「動作が鈍くなった」などの甲状腺機能低下症の症状がしばしば起こります。

このような状態の場合、FT3値が正常になるように(手術前と同じくらいの値になるように)、チラーヂンSを多めに服用していただくと症状は改善します(その際、「TSH値は正常下限値よりやや低め」になり、「FT4値は正常上限値よりやや高め」になります)。

「生体のエネルギーを作り出し、熱の産生を高める」といった甲状腺ホルモンとしての作用は、T3のほうがT4に比べて10倍ほど強力です。

服用したチラーヂンS(T4製剤)は、消化管から吸収されて血管に入り、「生理作用の弱いT4」はさまざまな臓器で「生理作用の強力なT3」に変換され、甲状腺ホルモンとしての役割を発揮するようになります。

したがって、FT4値が正常範囲内であっても、FT3値が低ければ、甲状腺機能低下症の症状が起こるので、FT3値が正常になるようにチラーヂンSの服薬量を調整する必要があるのです。
     ◇     ◇     ◇

 ということで、チラーヂンSの量を増やしてみようということになった。
 その効果が出るには1か月ほどかかるということで、また1か月後に血液検査をすることになった。
 病院ばっかり病院ばっかり、たいへんやわ。

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 それよりも私が気になったのは、痰。
 以前から痰詰まりがひどく、ずっと薬を飲んでいるのだが、最近さらにひどくなっている。耳鼻科のH医師に相談してみたのだが、「小まめに水分を取ること」くらい。

 以前マラソン大会の出張販売でお泊りをしたとき、早朝から洗面所で「カー、ペッ」をしているじいさんランナーがたくさんおられた。
 「寝てられんがなー」とよくぼやいていたが、今や私がその「カー、ペッ」じいさんになっている。

 今日NHKの番組で、70歳で屋根に上って樋の仕事をされている方を紹介されていた。ますみさんが「70歳でこんなとこに上がってはるんやな」と感心していたが、「ボクもあと1年で70やで」と言ったら目をむいていた。

 あと1年2か月で70歳。
 本格的なジジイですやん。
 「カー、ペッ」じいさんになってもしゃーないか。 

Posted by パオパオ   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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