パオパオだより

2018年10月31日(水)

「顔」 [映画]

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◎ミドルエッジより

■映画『顔』

ボクサー・赤井英和を描いた映画「どついたるねん」(1989年)などで知られる阪本順治監督がメガホンを取った意欲作『顔』。
同作は殺人犯で、約15年にも及ぶ逃走劇で有名な福田和子の実話を基にしている。

主演は上方喜劇界を牽引した藤山寛美の実娘、藤山直美が務めた。同作は阪本監督が初めて女性を主演に据えた映画でもあった。

■映画『顔』 出典 www.amazon.co.jp

福田は時効目前で逮捕された事でも注目を集め、また逮捕までの間にホステスとして働いていた事や美容整形で顔を変えて逃げていた事で日本中を震撼させたが、同作で主演した藤山が演じた吉村正子は、少しユーモラスなキャラクターとして描かれている。

福田同様になんとも不幸で稀有な人生を歩んだ点は共通するが、35歳のひきこもりで控えめな女性だった主人公が、逃走過程で自立してエネルギッシュな人間へと変わっていく様を、大胆なまでの演出で描いている。

■映画『顔』 あらすじ

1995年冬。引きこもりの正子は、母親が営むクリーニング店の二階で洋服のかけはぎの仕事をしながら、おとなしい性格もあり、質素な暮らしをしていた。
しかし、店内で母親が倒れ、そのまま亡くなってしまう。

通夜の夜、手伝いもせず二階に閉じこもった正子に、普段から仲違いの関係である妹・由香里(牧瀬里穂)に「私子供の時からお姉ちゃんの事恥ずかしかった」と強い口調で言われてしまう。姉を見下していた由香里にさらに暴言を吐かれ、その後殺してしまう。

■数々の映画賞を受賞!

同作は2001年に発表された「第24回日本アカデミー賞」で、優秀作品賞、優秀助演女優賞、優秀脚本賞、優秀音楽賞、最優秀監督賞を受賞している。

また、キネマ旬報社が発行する映画雑誌で、映画批評のひとつの指標ともなっている「キネマ旬報」においても、2000年度の日本映画ベスト・テン1位をはじめ、読者選出日本映画ベスト・テン1位、監督賞(阪本順治)、主演女優賞(藤山直美)、助演女優賞(大楠道代)、脚本賞(阪本順治、宇野イサム)を受賞した。

他にも「報知映画賞」、「日刊スポーツ映画大賞」、「毎日映画コンクール」、「ブルーリボン賞」、「ヨコハマ映画祭」、「朝日ベストテン映画祭」、「高崎映画祭」、「2000年度 映画芸術日本映画ベストテン 第1位」などまさに”総なめ”した。

■主演・藤山直美 プロフィール

1958年12月28日生まれ。京都府京都市山科区出身。
実父は喜劇俳優で松竹新喜劇で活躍した藤山寛美。

1964年、父が主役を務めたNHKのテレビ番組『お好み新喜劇・初代桂春団治』でデビュー。1992年、『おんなは度胸』での名脇役ぶりで全国区になった。またドラマ新銀河で放送された『この指止まれ!!』シリーズでも主演。

2006年のNHK朝の連続テレビ小説『芋たこなんきん』で、主役の花岡町子を演じた。これは『おしん』でヒロインの老後を演じた乙羽信子のようなケースを除くと、史上最年長の朝ドラヒロイン(放送開始当時47歳。それまでの最年長は1989年「青春家族」に主演したいしだあゆみ=当時41歳)であった。
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 「ずっと先のことなんか考えんでええんよ。お腹が減ったらごはん食べて、お腹が減ったらごはん食べて、そうやって生きて行ったらええんよ。」

 スナックのママ役の大楠道代さんの言葉が一番よかった。

 私は、大楠道代さんが安田道代さんだったころからのファン。いつ名前が変わったのか調べてみると、1976年。私20歳ですやん。大楠さんは私の10歳上なので、当時30歳。
 うーん、見る目があるというか、やっぱりヘンタイやったかと言うか・・・。

 この映画は2000年に公開。
 ということは、実際に撮られていたのはその少し前。つまり、役者さんたちも今より20歳ほど若いということ。

 藤山直美 59→39
 牧瀬里穂 46→26
 岸部一徳 71→51
 佐藤浩市 57→37
 豊川悦司 56→36
 大楠道代 72→52

 ちょい役で出ておられた中村勘九郎さんは、私と同い年(2012年、57歳で没)。撮影当時は43歳くらい。

 ヨメさんが「豊川悦司はええ、ええ」とやかましい。今一番見たい俳優だそうだ。ヨメさんを映画に誘って、その一点でも見どころがあったということはよかったということ。


 「私の映画評なんかだれが見るねん」と思い、最近はさっぱり書けていなかった。
 でも、こんなんでええんかな。
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 水曜が月末日になったため、バイト先の寮長寮母さんは休めない。そこで私の管理代行日が、今週だけ火曜に変更。空いた水曜日は「京都キャロット」の定休日なので、久しぶりに夫婦でお出かけすることができた。

 映画の後は地下レストラン街で昼食。
 定食が7〜800円くらいで食べられるお店があったので、そこで食べようと思ったらもうつぶれていた。
 仕方なく、ちょっと高そうな中華料理の「老香港酒家京都」さんへ。

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 一番安い「シェフのおすすめランチ」(1580円)。

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 おいしいものが少しずつ。
 それをお粥でいただきました。
 お昼にはちょうどいい具合。

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 帰りに鞍馬口医療センターへ。
 96歳の父が肺炎になり入院していた。

 看護師さんが、「善一さん、息子さんたちが来られましたよ」と起こしてくださった。名字ではなく下の名前で呼んでくださったのがよかった。

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 目を開けていたのは1分か2分。
 もちろん、私やヨメさんのことは分からなかったと思う。

 ヨメさんはしばらく父の足をさすってくれていたが、以前よりむくみはましになっているらしい。
 順調に回復しているので、入院はそんなに長くはならないだろう。寝てばっかりは刺激がなくて退屈やしね。
 12月30日の餅つきは、元気に参加してくれるのだろうか。廉夫婦や真樹も参加予定やし・・・。
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【RUN】

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 夕方5時スタートで、久しぶりの佛大グランド往復10km。

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 行きの緩やかな上り5kmは、28分21秒。

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 帰りの緩やかな下リ5kmは、27分33秒。
 トータル10km、55分55秒。

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 ダウンジョグをしていると、ご近所の人気犬・アルちゃんに遭遇。
 「なんでこんな遅くから?」と思ったが、日が短くなっただけのことで、アルちゃんのお散歩時間はいつも通り。夕方5時から6時くらいに走りに行くと、会える可能性が高い。
 今日も大喜びで、ペロペロしてくれた。ありがとね。

 今月の走行距離は半年ぶりに200km超え(213.5km)。
 とはいっても、「峨山道」の73kmを入れてですからねえ。練習自体は150kmも行ってない。
 「少ない練習でレースの結果を出す」という私のモットーが守れていますね。

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