パオパオだより

2018年10月28日(日)

第30回諏訪湖マラソン [ランニング・出張販売]

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 去年に引き続き、ゲストはオリラジの藤森慎吾さん。
 開会式のときに、「今年の目標は1時間50分切り」とおっしゃっていた。
 ゴールの瞬間はとらえられなかったのだが、ギャラリーがざわめいて藤森さんのゴールを確認。追いかけて行って、パシャリ。
 たぶん、ゴールタイムは1時間47分。目標を大きく上回っていた。このタイムで走り切るには、相当の練習が必要。
 なんかうれしいねえ。テレビに出ている有名人ががんばっている姿を見ると。ゴール直後の表情もさわやかでした。

 藤森さん、来年も走ってください。
 藤森さんが走るのなら、私もちょっと走ってみたくなる。負けられへんもんね。
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 去年と同じく、5時半起床、コンビニに寄って6時前会場入り。
 去年は雨だったのでまだ真っ暗だったが、今年は好天で6時にはかなり明るくなっていた。

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 朝の最低気温が5℃の予報だったが、無風だったのでそれほど寒くは感じなかった。
 出店準備もちょうどいいくらいの時間に完了した。

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 前日下見に来た時は地面がグチュグチュだったが、一晩でだいぶましになっていた。
 毎年同じ場所で出店させていただいているので、なじみのお客様がたくさんのぞきに来てくださった。

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 スタートの10時前になったので、スタート地点を見に行った。

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 定員8000人。
 天候もいいので、DNSも少ないと思われる。
 この混雑の中を追い抜くのは無理なので、自然にばらけるまではしんぼうですね。

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 スタートしてから1時間半ほどは、ほとんどお客様はなし。
 10時過ぎにやっと休けい。

 朝、ヨメさんがコンビニでが買ってくれたケーキ。
 黒猫・あんものイメージやそうです。

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 「こんな、おめめクリクリやったかなあ」と思いつつ、おいしくいただきました。

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 レース中には必ず、「キャロットさんに買い物に来ました」と言って来られる客様がある。「毎年楽しみにしているので、今年は走らないけど買い物だけに来ました」と。
 ほんとうにありがたいことです。

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 1時間05分くらいでトップがゴール。
 ここは全面フラットコースなので、スタートで前に並ぶことができればいいタイムが狙えるかも。

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 見たこともないゆるきゃらを見つけたので、お願いして記念撮影。
 「仲にっこり」、なんと横浜から。たぶん奥さまであろう菅笠美人付きでの訪問でした。

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 定員8000人の大会にしては、飲食ブースが少ない。それも会場の一番端なので、買いに行くだけでもたいへん。
 ヨメさんは、焼きそば(500円)と五平餅(300円)を買ってきてくれた。

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 オリラジ・藤森さんを撮るために、ゴール前へ。
 走っておられる姿を撮りたかったが、確認できず失敗。

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 ゴール直後の姿が撮れたからいいか。

 藤森さんは、最後の抽選会まで残られて会場を盛り上げておられた。抽選会に残っておられるランナーが少なくて、気の毒でしたけど。

 「知り合いも出てないし、もうゴールを見ていても仕方ない」と思いいったん「京都キャロット」のテントに戻った。
 そこに、いりえゆかさんのダンナさんがひょっこり。
 「あら、来られてたんですか。」
 「今年は申し込みました。」
 「奥さんは?」
 「まだゴールしてないようです。ここで待ってたら会えるかなあと思って。」

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 それを聞いて、12時15分ころから50分くらいまでずっとカメラを持って待ち構えていた。
 「サングラスのちっちゃい女性ランナーは・・・。」

 しかし見つけられず。いくら何でもこんなにかかるはずがない。考えられるのは、何かアクシデントがあり収容されたとか。
 「全日本大学女子駅伝」の3区を見たかったので、ここから車に入りテレビ観戦。
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 お目当ては、城西大1年の高松智美ムセンビ選手。
 お姉さんの望さんとともに、小さい時から応援させてもらっている。

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 お姉さんに比べるとかなり小柄。身長だけで言うと、うちの真樹と同じくらい。
 それなのにすごいダイナミックなフォームでガンガン行く。
 最近髪を伸ばしておられるらしく、その髪がたなびいてかっこいいったらありゃしない。

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 途中まで区間新確実と思われたが、5km過ぎくらいからスピードが落ちたようだ。
 それでもトップとの差23秒をものともせず、逆に40秒以上差をつけて4区に中継した。まあ見事でした。区間新は次でいい。

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 3区を見終わって戻ると、いりえゆかさんが来店されていた。しかし、うちのヨメさんとずっとしゃべってられたのでほとんどしゃべれなかった。いろいろと話したいことがあったのに、残念。

 抽選会が始まるころから片付け初め、3時前には会場を出発。
 岡谷ICから高速道へ。

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 4時、小黒川PAで遅い遅い昼食。
 私は「信州ポーク照り焼き定食」(770円)、ヨメさんは「お煮かけそば」(?円)。

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 信州大学特製ジャムを買って記念撮影。

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 中央自動車道が工事中で渋滞。久しぶりにしんどい運転になった。
 それでも家に着いたのは9時18分。休けいをほとんどせずに運転したので、まあまあ早く帰ってこれた。

 きくは眠っていたようで、大きな声で呼んでもなかなか出て来なかった。

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 やっと出て来て、お散歩へ。
 私は腰が痛かったので、ヨメさんにお任せ。

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 帰りのコンビニで買った「お母さん食堂」のお好み焼き。
 これが私の晩ごはんがわり。

 去年は大雨で散々だった売り上げも、おとどしくらいに戻っていた。今年は絶好の天候やったからねえ。
 この先も、出張販売のある日はいい天気になってくれたらいいんですけど・・・。

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2018年10月27日(土)

第30回諏訪湖マラソン・前日 [ランニング・出張販売]

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 昨日3時間、今日も午前中に3時間かけて、やっと出張販売用の荷物を積みこむことができた。
 体調を崩していたきくも、なんとか持ち直してきた。食欲も少しは出てきたようで、昨日はほとんど食べられなかったのに、今日はまあまあ食べられた。

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 「かしこうしといてね。」

 また、知り合いに散歩とえさやりをお願いした。
 明日帰ってきたときには、いつもの元気なきくに戻ってたらいいのになあ

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 自宅から諏訪湖畔まで約5時間。
 久しぶりの長距離運転だったのだが、いつもの強烈な腰の痛みは出なかった。9月17日以来の出張販売なので、だいぶ間が空いたのが腰にはよかったようだ。

 いつもお世話になっている「鯉住」さんで、おいしい晩ごはん。

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 明日はいつも通りレースには出ないので、販売のほうをしっかり!

 いりえゆかさん、来られるかなあ・・・。

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2018年10月26日(金)

きくは大腸炎らしい [わんこ・にゃんこ]

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 昨日もきくは元気だったのだが、◯ンコの具合がよろしくない。
 ゆるゆるで血も混じっていた。

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 このままほっておくと、大変なことになるかもしれない。
 朝一番に、先々月爪から出血した時にお世話になった「ふなみ動物病院」さんへ。

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 犬ぐつわもはめて意気込んでいたのだが、すぐに戻ってきた。受付にはだれもおられず、どうも手術中のような感じだったとのこと。
 仕方ないので、以前からお世話になっている「はたえだ動物病院」さんへ。しかしこちらも混みごみで、出直すことにした。

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 帰ってきたら、すぐお散歩。
 やっぱり落ち着かないようだ。

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 1時間ほどあと、もう一度「はたえだ動物病院」さんへ。

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 診察の結果、どうも細菌が入って大腸炎になったようだ。

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 点滴してもらって、薬ももらって、しばらくはおとなしくしておかないと。

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 夜にコンビニまで行ったけど、きくはぺったんこ。
 早く元気になってね。

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2018年10月25日(木)

せやろがいおじさん、松本人志の「死んだら負け」に対する叫び全文 [私の好きな人]

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お〜い
死んだら負けって言った
松本人志さぁ〜ん
負けとか
言わんどこ〜

松本人志さんと
せやろがいおじさん
芸人として
天と地どころか
天とマントルぐらいの
差あるけど
言いたいことがあるから
マントル在住の
地底人の戯言
聞いたって!

いや松本さんの
言いたい事は分かる!
死んだら皆んな
私に優しく
してくれるんや
じゃあもう
いっそのこと
死んじゃおうかな
ってなる風潮を 
どうにか
しようぜ!
ってことなんやな!?

これ自体は
大賛成!

ただ!
言葉尻捕まえるようで
申し訳ないけど
やっぱり
負けという言葉には
亡くなった方を
罰したり
ジャッジ
したりする
ニュアンスが
こもってるから
そこに
引っ張られて
本来伝えたい
意味が
伝わって無いなぁ
というのが
勿体無いなあ
と思うんや!

それにやっぱ
限界まで
追い込まれたら
勝ち負けっていう
価値観って
やっぱ
弱い
と思うねん

例えば
4の地固め
ガッツリ 
決まってて
痛い痛い
痛ァ〜い!
痛い痛い
痛ア〜い!
って言ってる
人の隣で
おい!
ギブしたら
負けだぞ〜
おい!
ギブしたら
負けだぞ〜
って言ってる
セコンド
ポンコツやん!?
そんなん
言われても
いや
負けでええから
早く楽に
ならせて
って思うたり
やと思うねん

おい!
いっかい体
反転させて!
相手の体勢を
戻そうとした
反動を
活かして
ロープまで
逃げろ!!
って具体的な
逃げ方のアドバイスした方が
絶対
役立つ
と思わん!?

メディアでは
亡くなった方を
憐れむ報道や
追い込んだ側を
バッシングする報道に
重きを置きがちや!
確かに
自殺した方の死は
悼まれるべきやし
追い込んだ側の
社会的責任は
追及されるべき
やと思う!

けど
行政とかNPOが
こんな感じの
相談窓口設けてて
こんな感じで
支援・対応
してくれるよ〜て
アナウンスして
逃げ方を
お知らせ
した方が
メディアとして
より良い役割を
果たせると
ちゃうかな!?

えっ?
そんなところに
相談したって
何の解決にも
なるわけないじゃん

お前
めっっちゃ
ええこと
言うやん?
そういう意見が出たら
じゃあうどういう
逃げ場にしていったら
みたいな感じで
建設的な議論に
発展して
逃げ場の
質が高まったり
逃げ場の
数が増えたり
すると思うんや!

結局のところ
死んだら負けは
どこまで
行っても
具体性のない
精神論で
仕組みを変える
議論には
発展せえへん
と思う!

まぁ結局
何が言いたい
かと言うと!!
死んだら負け
より
逃げるが勝ち
の方が
のええんとちゃうか〜

せやろがい


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 昨日見つけた「せやろがいおじさん」の動画(2分45秒)。以前からチラチラと見ていたのだが、昨日のは秀逸。
 私のこのブログにリンクできたらよかったのだが、それはどうもできないみたい。せめて、誰かその叫び全文をアップしてないかと探したがなし。
 自分で書き起こすしかない。
 時間がかかったけど、これはこれで動画とはまたちがっていい感じ。

 「死んだらは負け」のあの発言は胸がムカムカしたが、自分ではそれに対してうまく論じることはできなかった。
 「せやろがいおじさん」、ありがとうございました。これでちょっと心が静まりました。
 これからも応援します。がんばって「せやろがいおじさんの叫び」続けていってね。

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【今日のきく】

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 「きくちゃん、見て見て、ネコちゃんがいっぱい。」
 「(小さく)ふぇふぇふぇーん・・・。」

 7ひきのネコちゃんに圧倒されたのか、きくはまた見て見ぬふり。

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 「今はちょっとお腹の調子が悪くて、強気には出られませんにゃわ」と言い訳するきくでした。 

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【RUN】

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 今日は久しぶりに、コーナン往復5km。
 27分55秒。
 太ももの痛みはほとんどなくなったが、体が重い。
 しばらくは、この程度の軽い練習を続けよう。

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2018年10月24日(水)

遅いパオパオに訊け〜ボーダーラインランナーのために〜 [ランニング]

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 初めて出るレースはだれしも不安だらけ。
 私が出た「峨山道トレイルラン」もそうだった。

 平地(舗装路)を走るマラソン・ロードレースならまだしも、73kmのトレイルランで、そのトレイル率が70%となると、もうどうしていいか分からない。

 しかし、今は自分の出たレースをブログにくわしく書いている人も多い。そういったブログから情報を仕入れるという手がある。
 ただ「峨山道」はまだ3回しか実施されておらず、1年おきにコースが交代する。つまり、今年と同じ「輪島→羽咋」コースは2年前に一度実施されたのみ。そのため、大会レポート的なブログも少なかった。
 それに加えて、だいたいブログを書いている方はエリートに近い方が多い。私のような「制限時間ギリギリ完走を目指す」ボーダーラインランナーはほとんどおられない。
 よって一部は参考になるが、ほとんどは自分には当てはまらない。

 私もいろいろあったが、一応制限時間内にゴールすることができた。
 私のようなボーダーラインランナーの参考になればと思い、覚えていることを書き留めておきたい。 

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 大雑把に結論付けてしまうと、「73kmのトレイルランとは言え、ボーダーラインランナーはいつも通りに走る」。これが一番大事だと思った。

 トレイルと言えば、一番にシューズで悩む。
 私はトレイルラン専用シューズである「ブルックスMAZAMA」でずっと練習してきたのだが、レース直前に「アディゼロタクミ・イドミ」に変えた。
 トレイル用のシューズは足元の悪いところでもしっかりとらえて走りやすかったのだが、そのシューズを14時間半履き続けられるかどうかで迷った。
 最終的には、「すべってもいいから、走れる箇所は走りやすい慣れたシューズ」を選択した。
 実際レースではすべりまくり、その分余計な力を消耗してしまった。しかし、平地や舗装路では普通に走れた。最後に山から下りて平地の舗装路になった時、すぐに走る体制に入れたのが制限時間内完走の決め手になった。

 次にウェア。
 これは私は論外ですね。なんといっても「作務衣・菅笠」ですから。
 多くの方から心配していただきましたが、すべて「慣れ」です。慣れたら何とかなります。ただし、作務衣の中にはしっかりと吸水発汗に優れたインナーを身に着けていました。隠し味(?)とでも言いますか・・・。

 参加者のほぼ全員が、背負う型のバッグ。
 しかし、私は7月の手術以来ずっと右側の首と肩が痛い。バッグ背負って14時間半は絶対無理。持ち物は必要最小限にし、中型のウエストバッグに。
 「水と塩以外のサポートはなし」が売りの大会なので不安だったが、何とかなりました。

 そのウエストバッグの中身。一番大事なカメラを入れて・・・、そこからまちがっているのかも。
 「ガスト―ル&コムレケア」は必須。この2つを使うようになってから、胸のむかつきとふくらはぎのこむら返りが起こらなくなった。
 食品系はハニーアクション、バーワージェル・ハイドロ、スポーツようかん。そして、意外と良かったのが「ビスコ」。水がないと喉を通らなかったが、「食べたー!」という満足感に浸れた。同じように、私の独身時代の朝食「カロリーメイト」もよかった。小さいけど「食べた」感バッチリ。

 もちろん、ゆっくりランナーは48km・徳田エイドのおにぎりはきっちり2個食べること。イカ団子もゆず餅も食べること。
 固形物を噛み噛みしてしっかり食べたのが、すごくよかったような気がする。
 コーラとスポーツドリンクはおにぎりに合わないので、私は遠慮しましたけど。その代わり粉末のお茶を持っていき、その場で溶かして飲んだ。でもよく考えると、650年前にコーラもスポドリもないじゃろが。なんで、お茶を用意せんかなあ・・・。
 
 シューズ、ウェア、バッグなどがそろえば、あとはコース攻略法。
 と言っても、ボ―ダーラインランナーには攻略法もクソもない。ケガをしないように足元に細心の注意を払い、一歩一歩進むのみ。できれば休けいしすぎないこと。ゆっくりでも進んでいると、いつの間にかゴールへの距離は減っていく。まあ当たり前のことですが・・・。

 私がレース中に一番心配だったのは、ケガよりもコースアウト。途中ほとんど走路員がおられなかったが、明るいうちは何の問題もなかった。ただ暗くなったのが山の中だったので怖くて怖くて。慎重に慎重に進んだ結果、一度もコースアウトなし。これも、制限時間内完走の大きな決め手になったように思う。

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 私が用意したもので唯一使わなかったもの。
 それはカラビナで付けたコップ。
 「エイドにコップはない」ということだったので百均で買って用意したが、ボトルを持ち歩いていたので使わなかった。

 あと、「ヘッドライトはええやつを」。
 安もんは暗くてあかん。ボーダーラインランナーは、ゴール前は真っ暗で、ヨレヨレで進む。めっちゃ明るいヘッドライトが必要。こんなとこ、ケチったらあきません。

 そして最後にひと言。
 「何のために走るのか」をしっかりさせてスタートすること。
 私は癌告知されたとき、勝手に2年くらいでお陀仏だと追い込んでいた。その2年がなんとか過ぎ、この先もしっかり生きていこうという思いでスタートした。

 私には◯◯力というものがほとんどない。肉体力、精神力、忍耐力・・・(一番ないのが「努力」)。しかし、自己分析力だけはまあまああるみたい。
 自分のからだとこころを分析し、残りの距離と時間に照らし合わせる。この作業はかなりおもしろかった。

 以上思いつくままに書きましたが、「遅いパオパオのレースアドバイス」はお役に立ちそうでしょうか。
 今思うと、14時間半は決して長くはなかった。ボーダーラインランナーの代表として、またこんな体験ができたらいいなあと思う。
 ただし、「自分の手に負えないことに手を広げない」というのを肝に銘じて!

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【今日のきく】

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 毎度おなじみ、水曜は私のバイト帰りからの深夜お散歩。
 きくは今日お腹の調子が悪く、◯ンコが6回も出たらしい。
 私が帰ってきたときも真樹のベッドで寝ていたのだが、「お散歩、行く?」と聞いたら飛び出してきた。そして、そのあと家に帰っても元気元気。
 よかったー。

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2018年10月23日(火)

さらば、旧京都キャロット [雑感]

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 2011年5月15日に、うちの最後の飼い猫・あんもが亡くなってから、北区上賀茂東後藤町の旧「京都キャロット」店舗は空家になっていた。
 連棟の真ん中ということで、売るにしてもなかなか難しく、長い間放置してしまっていた。
 しかしヨメさんがいろいろと手配してくれ、27年前に購入した金額から考えると「二束三文」の価格だが売却できることになった。

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 1991年、私が小学校教師を辞めたときにこの家を購入。店舗住宅に改装し、ランニング用品店「京都キャロット」が本格的に始動した。

 あれから27年、その間いろいろなことがあったが今日でおしまい。
 長い間、ありがとうございました。

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 1991年5月、ヨメさんは妊娠7か月。
 番犬・エリちゃんは何歳やったんかなあ。

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 1994年9月。家族4人勢ぞろい。

 廉や真樹はほとんど記憶がないと思うが、私ら夫婦にとってはそれなりに思い出多い旧店舗でした。

 さあ、これですっきり。
 新たな気持ちで、この先もがんばっていきましょう。

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【RUN】

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 今日も5kmだけ。
 いつもの十王堂橋往復。

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 うちから400mのところにある更雀寺さんに、「山門不幸」の立て札。
 真樹の洛北中学時代の同級生のおうち。

 「山門不幸」ーーーその寺の住職の死。また、それを知らせる言葉。

 「更雀寺(きょうしゃくじ)」−−− 藤原実方という人物がある。あるとき殿中で藤原行成と口論となり、怒りにまかせて行成の冠を投げ捨ててしまった。その一部始終を見ていた一条天皇は「歌枕を見てこい」と言って実方を奥州へ左遷したのである。
 それから3年後、実方は奥州で客死する。馬に乗っていた実方が笠島道祖神社の道祖神をけなしたために神の逆鱗に触れ、馬もろとも蹴り殺されたと伝えられている。一説では落馬が原因で死んだとも伝えられている。いずれにせよ、京都の土を踏むことなく亡くなったのである。
 実方が奥州で客死したという知らせが京都へ伝わったちょうどそのとき、清涼殿に一羽の雀が舞い降りて膳の飯をついばむと、さらに藤原氏の私学校である勧学院へ舞い降りてそのまま息絶えてしまった。それを聞いた人は“京都へ帰りたかった実方の一念が雀となって戻ってきたのであろう”と噂しあったという。そして勧学院に【雀塚】なるものを建てて、実方の霊を慰めたという。
 妖怪ファンなら、上のエピソードをご存じの方は多いはず。鳥山石燕の【入内雀】こそがこの話をもとに描かれた妖怪なのである。
 雀塚は勧学院に建てられたのだが、後に勧学院跡(四条大宮西側)にできた更雀寺に祀られていた。しかし、昭和52年に四条大宮のターミナル化に伴い、左京区の静原に移転することとなり、雀塚も同時に移転した。 (日本伝承大艦より)

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 亡くなられたご住職というのは、◯◯ちゃんのお父さんなのだろうか。心配。

 家に到着、28分45秒。
 足の痛みもだいぶましになり、だいぶ普通に近く走れるようになってきた。
 ただししばらくは調子に乗らず、おとなしく。

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 スピードを抑えるためにジャンバーを着てスタートしたが、暑がりの私には耐えられなかった。走る気さえ失せてしまうので、途中から脱いだ。
 「だから、もっとゆっくり走れって!」

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【今日のきく】

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 このごろだいぶかしこくなって、「お客様噛み率(?)」が下がってきたらしい。中には、なでてもだいじょうぶな方も出てきたとか。
 いやいや、そんな程度ではまだまだなんですが・・・。

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