2023年10月27日(金)
敗戦の弁 [ランニング]
今年も久米島マラソンの敗因分析をしておこうと思った。(今日やっと、今回の沖縄シリーズの記事を書き終えました。よければ戻って見てください。)
実は、去年も「敗因分析」という題でブログ記事を書いていた。去年は4時間18分でショックを受けていたのだから、今年の4時間49分に比べたらまだかわいいもんです。
私が考えるフルマラソンの要素は、練習量50、ピーキング10、大会当日の気象20、大会当日のシューズとウェア20というくらいの比率かな。
今年は放射線治療から退院して1カ月後のレースとなったので、練習量は全然ダメ。体調をピークに持ってこれたかどうかは、私の得意とするところなのでOK。
今年の久米島は去年のジャジャ降りとちがって、さわやかな気候。予報よりちょっと暑くなったが、それはタイムにはあまり影響しなかった。
「変える」をテーマにして臨んだ今回のシューズとウェア。
286gのアディゼロボストン11は、スピードリミッターが効きすぎ。私は大型トラックではないので、スピードリミッターはいらなかった。
言うならば、私は田んぼのあぜ道を軽快に走るオジイが運転する軽トラでした。今までずっとそんな走りをしてきて、スピードリミッター付きのシューズを履きこなすのは無理だった。もうあのシューズは練習専用にします。
綿Tシャツ。
汗でぬれたり、水をかぶったりしたら肌にまとわりついて困るかなあと思っていた。しかし、これは大きめのTシャツならほとんど問題なし。何回もシャワーのところを通って相当濡れたが、全然気にならなかった。
それより、エイド係さんに「かわいいワンちゃんとねこちゃん」と言われ、そのたびに1びきずつ説明できたのがうれしかった。
苦しくなった時に、何回もえりちゃんきくちゃんの写真のあたりをたたいて気分転換をした。それもよかった。
こんなスピードでしか走れないジジイランナーは、ランシャツより普通のTシャツの方がいいのかもしれない。
ということで、今回の久米島マラソンを採点すると・・・。
練習量50分の20、ピーキング10分の10、当日の気象20分の15、シューズ10分の5、ウェア10分の10。
100点満点中の60点。
ワースト記録更新でも、日々老化しているのだから60点は妥当なところだと思う。
今後の課題。
まずは練習量を増やす。ただし、月に10日は長時間バイトに行っているので走れない。残りの20日で300km到達はかなりむずかしい。
土日は必ずあけてあるので、そこでしっかり長めの距離を走るようにしないとダメですね。
大会本番シューズは、220gのアディゼロプロに戻す。すぐ新しいシューズが欲しくなってしまうのだが、去年気に入って4足もまとめ買いをしたのでまだまだ使える。これでもう一仕事して結果を出してから、次のシューズを探すことにしよう。
大会に自分のピークを持って行くのは、私はうまいほうだと思う。それは全く心配いらない。
当日の気象は、それこそ運を天に任せるしかない。ただ、いい条件で走れる可能性の高い大会を選ぶのも大事。まあ、それも私の得意とするところ。
で、次は12月3日の「NAHAマラソン」。
気象条件は安定していないが、他の要素はしっかりきっちり詰めていって、いい結果を出せるようにがんばろう。
その2週間後に「沖縄100Kウルトラマラソン」もあるし。私は12月14日生まれなので、68歳の初レースがウルトラになる。
「今度こそ、ウルトラ完走してウルトラ引退を!」
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【久米島マラソンの写真】
みなさん、どうもありがとうございました。
来年は、写真が撮れないくらい速く走りたいです。
またお会いしましょう。
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2023年10月26日(木)
腰痛悪化でロキソニン [アルバイト]
今日も大学の警備のバイト。
みーちゃんはカリカリを食べ終わったらすぐまた2階に上がってしまうのに、今日は私の足の上に乗りスリスリ。
「みーちゃん、今日は大サービスやなあ。なんかええことあったんか。」
「うっ、学生寮のバイトとかんちがいしてた。えらいこっちゃ。」
朝起きる時刻は15分ちがうだけだし、いつもサービス早出を40分もしているのであわてなくてもよかった。でも気がせいて、いつもは家を出るまで35分くらいのところを20分で済ませた。これで帳尻あわせ。忘れ物もしてなくてよかった。
「ikei展」が終わり、また通常の警備に戻った。ただし朝の立哨が鞘町通から、その一筋東の本町通になった。
東山区も古い町並みが多く、歩いていても楽しい。
「ろうじの奥に公園?」
どう見ても公園ですよね。
レンタサイクルまで置いてある。
不思議な空間。
本来の巡回コースではなくなった大学の裏に、・・・今日もいました「宇良ちゃん」。
今日はだいぶ奥にいたので、私のケイタイのカメラではこの大きさが限界。
「警備員のおっちゃん」をちゃんと認識してくれたかな。
いつも同じ味の390円ランチ。
今日はチキンカツ。
お昼前に、あんまり腰が痛いのでロキソニンを飲んだ。8月に虫歯を抜いた時にもらったものをとっておいた分。
昨日、ますみさんが「鍼打ったら、一発で治るのに。お灸だけではなあ・・・」と言っていたのを思い出す。
こわいのを辛抱して鍼してもらいましょうか。でも、また追加料金取られるしなあ。ああー!
京阪の駅前に立つのは、午後4時半くらいが最後。
今日はいい天気だったのに、ちょうどこのころから曇って来て、あっという間に薄暗くなった。
夕方5時からの休憩では、また七条通のファミマまで買い出しに行った。
今日はいつも売り切れている「幕の内弁当」(498円)が一つだけ残っていた。それと温かい玄米茶(149円)。
これで、今までで一番ましな夕食になった。
今度の土日が大学の学園祭。
最後の準備に多くの学生さんが残って作業をしている。少しぐらいは大目に見るが、何回言ってもなかなか片付けてくれない子もいる。
いつものパターンが崩れてしまうと、警備員として思わぬミスをしてしまう。だから、すまんけど時間通りに片付けてー。
クタクタになって家に帰って、「みーちゃんはおらんのか。」
「2階で寝てるわ。」
「お迎え、なしかーい。」
2階に上がって電気をつけると、みーちゃんの目はシバシバ。
「ほんまにぐっすり寝とるやないかーい。」
朝はあんなにスリスリしてたのに。
いやいや、これこそ「ねこだもの」。
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2023年10月25日(水)
「3倍楽しい」と「お金はないけど愛はある」 [家族]
久米島マラソンゴール後、「真樹と走りに来たら、3倍楽しいなあ」と言った。でも、それは低すぎる評価だった。「一人で走りに来るより10倍楽しかったわ」と言うべきだった。
会場からホテルまでの帰り道、真樹が朝になでてきたというかわいい猫ちゃん探し。それは「海の宝石箱」というショップの看板猫。
「いたー。でも、真樹はお店の横にいた猫やのによう見つけたな。パオパオと一緒で、『猫センサー』ついとるんちゃうか。」
真樹と二人で、いっぱいなでさせてもらった。
愛想のいい猫ちゃんで、これでだいぶ疲れが吹っ飛んだ。
「真樹とパオパオが元気に走っているところを見たら、廉ちゃんも元気出るやろな。」
「そやったらいいな。」
ホテルのプールのシャワーが使わせてもらえるということで、バスタオルも借りて体を洗いに行った。すると、なんと温水じゃなくて冷たい水。ちょっとまいりました。
帰りの飛行機は19時10分発の最終便。でもそれまでは時間がたっぷりあった。空港でゆっくりしようということになった。
私らが乗る2つ前の便でも余裕で乗れるくらい早く着いた。
することがないので、待合の席に座ってウトウト。
「あんまりお腹減ってへんけど、おそば食べとこか。」
久米島空港にレストラン系はなく、おそばのお店がぽつんと一軒だけ。
「久米島そば」というのがあったので、それを注文。
その時は飛行機が遅れるなんて思ってもみなかった。結果的に、この時おそばを食べておいてよかった。
「あっ、チンアナゴ。これ取れたら、廉ちゃんら喜ぶやろな。」
そう言って、真樹は「チンアナゴ・クレーンゲーム」に挑戦。
残念ながら取れませんでしたけど。
さてさて、ここからが大事件。
「最終便は那覇空港を飛び立ったあとトラブルがあり、那覇空港に引き返しました。久米島空港発最終便も大幅に遅れるか欠航になるおそれもあります。」
「えー!」
「飛行機が飛び立ってから元の空港に引き返すって、よっぽどのことやな。」
「真樹は明日朝8時から仕事やのに、欠航やったらどうしよう。」
「「パオパオかて、明日11時50分発の関空行きに乗って帰らんなんのに。大きいカバン、真樹のとこに置いたままやし・・・。」
本来の出発時刻を1時間以上過ぎてから、「あらためて那覇空港を飛び立ちました。久米島空港に21時着で、21時25分出発の予定です。」
「やったー。今日帰れる―。」
那覇空港に22時着。
空港駐車場から真樹の運転で名護まで。
はんぺんのところに着いたのは、日が変わるちょっと前。それでも今日帰れただけでもありがたかった。
真樹と長い時間一緒にいたので、いろいろな話をした。
中でも、やっぱり今日のレースのこと。
真樹は全然練習していないのに、走り出したら絶好調。10kmを1時間10分もかからず、「ハーフの自己ベスト(中1の時の2時間半ちょっと)を更新するかも」と思いながら走っていたらしい。
ところが17kmあたりで急に左ひざが痛くなり、そこからゴールまでほとんど歩いたらしい。
その時、なにやら後ろから追いかけてくる者あり。
振り返ると、自転車のオバア。
「足痛いんだねー。マッサージしましょうねえ。」
真樹は遠慮なくオバアにマッサージをしてもらい、ちょっと元気になって走り出したらしい。
私は経験ないのだが、この「マラソンレース中の追っかけ自転車オバア」は沖縄あるあるなんかなあ。
この話を聞けただけでも、真樹と一緒に走りに来た値打ちがあった。
2月の「やまねこ」も一緒に行きたかったのだが、真樹の仕事の都合でダメ。でも4月の「伊江島」は、なんとかして一緒に来てくれるらしい。
半年先が楽しみやー。
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ますみさんの口癖はずっと「お金がない」。
そら、甲斐性なしの私と結婚したから仕方ない。
もう38年にもなるのに、往生際の悪いやっちゃ。
「ああ、お金がない。」
「お金はないけど愛はある。」
「うっ・・・。」
私がすかさず「愛はある」と口をはさんだ時、前は「愛もない」ときっぱり言い切っていたのに、このごろは「うっ」となるだけ。進歩したねえ。
私が毎回呪文のように「愛はある」と言い続けてきたので、言い返すのがめんどくさくなったんかなあ。いやいや、ちょっとは「愛はある」と錯覚してくれるようになったのかも。
マラソン後、腰が痛くてたまらず鍼灸施術をしてもらった。
と言っても、鍼はこわいからほとんどお灸ですけど。
と言っても、夫でも有料ですけど。
今日はお昼にちゃんとしたごはん。
「煮魚定食」かな。
おいしかったなあ。
夜は、「肉巻き定食」らしい。
にゅう麺付き、キュウリ付でおいしかったなあ。
「お金はないけど愛はある」やん!
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2023年10月24日(火)
ねこびより [アルバイト]
ご近所からの要望により、大学の警備員の巡回コースが拡大。今日も、「こんな遠くまで来てくださってるんですか」と声をかけられた。まあ、ポイ捨てタバコの吸い殻を拾っているだけですけど。
いつもとちがうところを歩くと、いつもとちが猫ちゃんに出くわしたりする。
駐車場に猫が2ひき。ごろごろ転がっていた。
こっちはみーちゃんに似たキジ柄。
ちょっと警戒しています。
こっちはドキンちゃん柄。
私のことを気にせず、ごろごろごろごろしていた。
今日は快晴。
ねこびよりですねえ。
もう巡回コースではなくなった大学裏。
今日もいました「宇良ちゃん」。
近寄っても全然逃げないねえ。
みんなにかわいがられるいい猫ちゃんやねえ。
毎度毎度の390円ランチはもうあきた。
なかなか喉を通らなくなってきた。
お昼もコンビニに買いに行きましょうかねえ。
夕方の休み時間は七条通のコンビニへ。
ちょっとしたお寿司。
おいしかったけど、あんまりお腹はふくれへんかった。
夜11時、そんな遅くからでもますみさんがきつねうどんを作ってくれた。
これなら寝るちょっと前に食べてもだいじょうぶそう。
みーちゃんのお迎えはなかった。
だいぶたってからやっとおりてきた。
今日はねこびよりやったけど、みーちゃんはお日様にあたったかなあ。
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2023年10月23日(月)
なかなか帰れない [沖縄]
「ぺんちゃん、オッサン帰るわ。」
「ふーん。帰る前になでとき」と言っているような・・・。
「はんちゃん、すまんかったな。オッサン来てから調子悪なってしもたな。」
「・・・。」
「大北二区」までの坂を大きなカバンを持って歩くのはしんどかったので、真樹の出勤に便乗。
ちょうど名護コミュニティバスというのができて、イオンまで送ってもらえば、そこからバスターミナルや市役所へ行ける。時間もいい具合にあったので、イオン前のバス停でバス待ち。
7時50分の右回り、8時13分の左回り。どちらでもよかったのだが、コンビニでパンを買いたかったので、先に来た右回りに乗った。
大人200円だが、65歳以上は無料。
その代わり電気自動車なんでゆっくり。結構寄り道しながら進むので、名護バスターミナルまで時間がかかった。
名護バスターミナルは、1年前まで真樹が住んでいたアパートのすぐ近く。そこから歩いて5分くらいのところにファミマがあったので、バスターミナルに荷物を置いて歩いて行った。
ところがそこがつぶれていて、次に近いコンビニまで行くことになってしまった。時間がたっぷりあると思っていたのに、かなりギリギリになってしまった。
でも、やんばる急行バスは予定時間に来たことがない。いつも10分以上遅れてくる。今日も13分遅れの9時04分に来た。
バスの中でパンを食べようと思っていたのに、待ち時間が長く、待っている間に全部食べてしまった。
伊芸SAで休憩。
熱いコーヒーを飲みたかったが、自販機は全部冷たいものばかり。仕方なくパインジュースにしておいた。
ジェットスターは、予定通り那覇11時50分発の関空13時50分着。
「これで予定通り夕方5時過ぎに家に帰れる。明日朝早起きしてバイトに行かんなんけど、今日は早く寝られそう」と喜んでいた。
関空から京橋まで、JRは順調。
ところが京橋から乗った京阪電車(特急)が、途中のどこか分からん駅で急に止まってしまった。
「香里園駅で車両トラブルが発生し、現在全線で運転を見合わせています。トラブルが解消されるまで、しばらくお待ちください。なお、こちら石清水八幡宮駅は特急停車駅ではありませんのでドアは開きません。」
「おー、なんということを! 多少遅れるのはいいとしても、『ドアが開かない→長時間トイレに行けない』、それはえらいことですよ。」
何度も何度も同じアナウンスが流れ、全然復旧しそうな気配はない。
「昨日の飛行機に引き続き、今日も遅延かー。」
「トイレに行けなくてどうしよう」とドキドキしていたら、ドアが開いた。車両から出て、ちがうホームにあるトイレへ。よかったー。
そして、やっと「復旧しました」のアナウンス。約50分遅れでまた動き出した。
なんのトラブルだったんでしょうね。
そのあとは順調に帰れて、予定より1時間遅れの6時過ぎに家に着いた。
今回は4泊もしたので、みーちゃんにをすりられているかと思ったら、私が帰るなり「窓開けてー」の催促。ますみさんに聞くと、「私にも開けてほしそうな顔しとったけど、しんぼうしてたみたいやな」とのこと。
そうなんです。私はみーちゃんの「窓開け係」なんです。
窓の網戸越しに外を観察して、ひととおり「ニャーニャー」と鳴いたら落ち着いたみたい。
いつものかわいいかわいいみーちゃんです。
「家に帰ったら水炊きがええなー」と思っていたら、何も言っていないのに水炊きが出てきた。ますみさんは、私の食べたいものもよく分かってくれているからうれしい。
今日は朝はコンビニのパン。お昼もコンビニのおにぎり1個。
やっとまともなものが食べられた。お腹いっぱい、ごちそうさまでした。
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2023年10月22日(日)
第35回久米島マラソン [ランニング]
うっ!
4時間49分52秒。
たぶん自己ワースト更新。
甘かったねー、67歳。
真樹は前半絶好調。自己ベストが狙えるペースだったらしい。しかし、後半ひざガクガクで最後は歩いてゴール。それでも去年より3分遅いだけの2時間51分。
去年はゴールで真樹に20秒差で負けたので、今年はリベンジのつもりだったが28分の大差。
でも、おもしろかったねー。
今、久米島発最終便がトラブルで遅延。
19時10分発が、21時25分発に。一時は欠航になるかもとアナウンスがあったので、帰れるだけでもましかな。
(追加)なんとか帰れました。
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朝6時起き。
ハーフに出る真樹はゆっくりでいいので、私一人でホテルの朝食会場へ。
沖縄食材の朝食が食べられてよかった。
21世紀の森ランクラブ(名護)の比嘉さんたちが、私を見つけて声をかけてくださった。比嘉さんご夫妻は5kmを走られるとのこと。
今年はこのホテルに泊まっておられるランナーが少なかったのか、会場へ向かう人が見当たらなかった。
今年はコロナワクチンの証明書もいらなくなったので、参加者がかなり増えると思っていたが、そんな感じでもなかった。案外ひっそりとしていた。
ゲストランナーの目玉は川内優輝選手だが、どうしても「リアルまもる君」が目立つ。
久米島のゆるきゃら「くーみん」ちゃん。
カメラを向けた私に気づいて、こちらを向いてポーズをとってくれた。ありがとうございます。
久米島町と相互交流している仙台市からの派遣選手。
仙台から来られるのは、たいへんだったでしょうね。
スタート地点で声をかけてきてくださった鳰原(にゅうはら)ご夫妻。もともとは京都の「鴨川走友会」所属で、現在石垣在住。去年は私が見つけて声をかけさせてもらった。
今年、ダンナさんは故障中のため途中まで。奥さんとは去年いい勝負だったので、「今年も競えればいいですね」と言っておいた。
3人で、スタート前の記念写真。
美男美女ご夫婦の中に入れてもらって満足。
8時、フルマラソンの部がスタート。
わずか256名のエントリーなので、スタートもスムーズ。
私の目標は、キロ5分50秒ペースでハーフまで2時間03分。そのあと粘りに粘るというもの。
しかしスタート直後に鳰原ご夫妻に置いて行かれ、もう全然追いつけず。たぶん、鳰原さんは5分50秒ペースくらいだったと思うのだが。
沖縄の大会で、何回もご一緒させてもらった「あわもり君」。今日は自分が走られる前に、フルのランナーの応援ですね。ありがとうございます。
この大会はエイドが充実している。
参加者が多くないので、エイドの食料がなくなってしまうということもなさそう。
5kmちょっと手前の銭田橋。
ここに、21世紀の森ランクラブの比嘉さんたちが応援に出てくださっていた。
「ありがとうございまーす」と言いながら、こちらからもパチリ。
5km、29分01秒。
自分では全然ダメと思いながらも、キロ5分50秒ペースで走れていた。これがどこまで続けられるかが問題。
やっと第一折り返し。
折り返しだがループ状に戻るので、後続のランナーと顔を合わせない。もちろん鳰原ご夫妻の姿も見えず。
ここから最初の上りで早くも失速。
ここは元気にスイスイと行かなあかんところなんですけど。
10km、59分35秒(30分34秒)。
上り坂で苦戦したがまだ許容範囲。
このペースが続けられますように。
15km、1時間31分30秒(31分55秒)。
ペースはちょっと落ちたが、かなりきついアップダウンがあったのでまだ許容範囲。
久米島の西の集落では、たくさんの応援。
子どももたくさん出てくれていて、力がわいてくる。
ハーフの折り返しを横目に見て、フルの折り返し点はまだ8kmほど先。
20km、2時間06分15秒(34分45秒)。
ああ、ついにキロ7分ペースに落ちてしまった。
ハーフで2時間14分くらい。
単純に倍にして4時間28分。
というか、後半同じペースで走れるわけもないし。
ここから第二折り返しの25km地点までの4kmは、海岸沿いでずっと向かい風。このコースの正念場とも言える。
「あれっ、リアルまもる君。なんでこんな前に?」
今まで何度もリアルまもる君と一緒に走ったが、たぶん一度も負けたことはない。リアルまもる君、絶好調なんかなあ。いや、私が絶不調?
かわいいかわいいワンちゃん。
写真を撮らせてもらった。
このあたり、海岸沿いでまったく応援がない。かわいいワンちゃんの応援、うれしいわー。
遠くから、黄色の「石垣ウルトラ」のTシャツ。
鳰原由子さんにまちがいない。
大きく手を振ったら、気づいて手を振ってくださった。
今年は競えなかったけど、知り合いと対面できるとまた力がわいてくる。
奇岩・ミーフガーが見えてきた。
あそこが第二折り返し。
25km、2時間43分22秒(37分07秒)。
きつい向かい風だったとは言え、キロ7分半ペース。
しっかりせんと。
さっきのワンちゃん。
名前を聞こうと思ったら、飼い主さんは耳の聞こえない人だった。
「応援ありがとうございます」と言ってきたけど、わかってもらえたかなあ。
30km、3時間19分19秒(35分57秒)。
追い風のおかげで、ちょっとだけスピードアップ。
おお、またかわいいワンちゃん。
「ぽー・オス・10歳」
かわいいワンちゃん見たら、やる気が出ていいわ。
久米島マラソン名物(らしい)白鳥エイド。
「遠くから見たら、天使に見えました。」
「それは残念でした。」
「いえいえ、十分やる気が出ます。地元のかたですよね。」
「今はそうですけど、埼玉出身でこちらにヨメに来ました。」
「そうなんですか。こういう私設エイドは、すごく助かります。」
「そう言っていただけるとうれしいです。」
「また来年も来ますので、よろしくお願いします。」
「はーい。」
大港橋でずっとトランペットを吹き続けてくださった方。
行きも帰りも元気が出ました。ありがとうございました。
35km、3時間57分50秒(38分31秒)。
ぐっとペースが落ちてしまった。
残り7.2kmをさらにペースダウンしてしまうと、ゴールは5時間近くになってしまう。
おっ、またかわいいワンちゃん。
「くっく・メス・9歳」
こちらもだいぶ弱っていたので、やさしそうなくっくちゃんをいっぱいさわらせてもらって元気になった。
40km、4時間35分58秒(38分08秒)。
「残り2.2kmを14分で行ったら、4時間50分は切れる。」
せめて最後は、それを目標にしてがんばりましょうねえ。
残り数百メートルのところで、前半抜きつ抜かれつだった「くのいち」さんに追いついた。「一緒にゴールしましょうか」とお誘いしたが、「ダメです」とのこと。
ふられてしまったけれど、最後の力を振り絞りゴールへ。
すると、だいぶ前だがリアルまもる君の姿が。
なんと、私はリアルまもる君の次にゴール。
4時間49分52秒。
なんとか4時間50分は切った。
ゴール前におられた鳰原さんが、リアルまもる君とのツーショットを撮ってくださった。
リアルまもる君とがっちり握手。リアルまもる君は、体も大きいが手も大きかったなあ。
記録証交付所で記録証をもらう。
去年より30分以上遅い4時間49分52秒だったので、5位か6位くらいだと思っていた。ところが、3位入賞。これにはびっくり。
ゴール前におられた方にお願いし、真樹とのツーショット記念写真を撮ってもらった。
よかったねー、よかったよー。
最後にふられた「くのいち」さんとも記念写真。
なんと、よくお聞きすると京都出身で現在那覇在住の方だった。この「くのいち」さんも、私と同じ3位入賞だった。また来年も競いましょうね。
去年は選べる幕の内弁当だったが、今年は600円の食券。
からあげ丼をもらったのだが、私がもさもさしている間に、真樹はペロッと平らげていた。
私よりだいぶ前にハーフをゴールしていた真樹は、ひざなどが痛いだけで体は余裕の元気さだった。ああうらやましい。
表彰まで時間がかかりそうだったので、メダルだけもらってホテルへ。
ホテルに荷物を預けてあったのとシャワーをお借りしたかったので、約1kmの道を真樹としゃべりながら歩いて帰った。
「いろいろあったなあ」と言いながらの帰り道。この時間が一番楽しかった。
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