2020年12月07日(月)
晴れて「うちの子」 [わんこ・にゃんこ]
昨日のブログの最後に、「今日からうちの子やてー」と書いた。
するとさっそく、fukikoさんのブログ「猫と過ごす、こんな一日」に「まずは、みーちゃん 家族が出来ておめでとう〜〜!」と。
そして今日、じょんのびかあさんとねこ4さんからコメント。
図らずもお二人がほぼ同じ内容。「うちの子記念日、おめでとう」と。
5月17日に、ヨメさんが子猫4ひきとともにおかあさん猫も保護。子猫がもらわれて行って、おかあさん猫だけが残ってしまった。おかあさん猫もどこかにもらってもらえないかと探したが、なかなか難しかった。
私は初めから、「子猫よりおかあさん猫の方がずっとかわいい」と感じていた。子猫はもちろんただただかわいい。でも、背中にいろいろなものをしょっているおかあさん猫はもっともっとかわいい。
この複雑なかわいさが理解できない人は、年老いた犬や猫を飼い続けることはむずかしいと思う。
おかあさん猫ももらってもらうつもりだったので、もちろん名前もつけず。
しかしある日、NHK「日本人のおなまえっ!」で “ハードルが高すぎる名字”というのをやっていた。その中に出てきたのが、「美麗さん」。
「これや、この名前つけたろ。美麗でみーちゃんでええんちゃうん。」
ヨメさんは不服だったようだが、この日からおかあさん猫は「みーちゃん」になった。本名は藤井美麗ですよ〜ん。
そして11月11日。私が体調が悪くて、早く2階に寝に上がったあと、みーちゃんは家出。
翌日私は高熱が出て、翌々日から入院。
この時でうちに来て約半年たっていたが、なんとなく「もう帰ってこないのでは」と思っていた。
動物病院の先生によると、推定野良猫歴2年、出産も2回目と言われていたので。全然なつかないのも、野良歴が長いからかとか思ったりもして。私らの手に負える相手ではなかったのかもしれないと思えてきた。
しかし家出から3日後、ご近所の猫友だちさんのご協力によりみーちゃん確保。
その時私は入院中だったが、自分の病気のことよりずっと気にしていたみーちゃんの問題が解決して本当にうれしかった。
この事件がボディブローのように効きましたね。みーちゃんのいない我が家がさみしくてさみしくて。
特に私がバイトで早朝から出かけるときに、みーちゃんがみーみー言って送り出してくれるのがうれしくてうれしくて。それがなくなった朝は、本当にガックリだった。
みーちゃんが戻ってきてくれて、私は「もう絶対に、ずっとみーちゃんを飼ったろ」と思った。でも、ヨメさんは「あくまでもきくが一番大事で、みーちゃんは保護猫」という姿勢を崩そうとはしなかった。
でも、それはすごく大事なこと。一時の感情で、犬や猫の生涯を簡単には決めてはいけない。
しかし、おととい「カフェじょんのび」さんにおじゃまして何か考えが変ったんでしょうか。
昨日(12月6日)、ヨメさんが「みーちゃん、もううちの子になり」と語りかけている場面に遭遇した。
「やったね、みーちゃん。オバサンは考えに考えた上で、そうゆうてくれはったんやでー。もう何も心配することないでー。うちでゆっくり暮らしていったらええねんでー。」
ヨメさんにこの間のことをブログに書いたと報告すると、「私が鬼みたいに思われる」と嘆いていた。
そんなことは絶対にない。私のこのブログの読者は、読解力のある賢明な方ばかり。私が口ばっかりの「役立たず」であることはお見通しだが、よくよく考えてから行動しているヨメさんのことを「鬼」などと思う人はいない。
そうですよねー。
今日のみーちゃん。
オバサンが席を立つと、「なんか食べ物が落ちてへんか」と探索。
私は時々、ヨメさんとみーちゃんを見まちがう。
これがほんとの「めしどろぼう」。
時々、ヨメさんとみーちゃんを見まちがう。
いやいや。
今日はかなり早めの晩ごはんをあげた。
そのとき、まちがいなく私の足元にスリスリ。それも2回も。
今までかすったことはあったが、ちゃんとスリスリしてくれたのは初めて。
ちょっとはオッサンに恩義を感じてくれてるのかなあ。
ゆっくりでいいし、なついてちょうだいね。
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【今日のきく】
冬になると、うちの庭は日が当たらない。
でもすぐ前が日当たりのいい公園。
午前と午後、2回連れ出して日向ぼっこタイム。
きくは鉄棒の支柱に引っ掛かって、変顔になっていた。
たくさん歩いたから、帰りはオッサンの抱っこ。
また「無」の顔になってんのかー。
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【RUN】
私が走るのはたいてい夕方。
しかし日が暮れるのが早く、寒いのもあって、できるだけ暖かいうちに走りたい。
今日は午後2時40分ごろスタート。
まずは深泥池まで。
家から2.7kmくらい。
この池の周りを走れたらいいのだが、立入禁止になっていて走ることはできない。
きつね坂を通って宝が池へ。
寒暖計は17℃。
しっかり着てきたので、汗が出てきた。
宝が池到着。
4.2km、34分。キロ8分05秒ペース。
ここでちょっとだけ休けい。
風がまったくなく、穏やかな気候。
「ごんぞう」はいつもの場所に。
夜はどこで寝てるのかな。
「いこいの森」方面へ。
落ち葉がいっぱいで、滑りやすくなっていた。
コンクリトラックには少年サッカーの子がいっぱい。
地下鉄・国際会館駅の横を通り自宅へ。
4.81km、40分40秒。キロ8分27秒ペース。
これで合わせて9kmになった。
町内猫パトロール1kmをたしたら、ちょうど10km。
今日は、黒長毛猫ちゃん。
大きな公園のブランコが付け替え。
ゆっくりなら、10kmは普通に走れるようになった。
次は15km、行きましょうかねえ。
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2020年12月06日(日)
京都走ろう会自主練習〜伴走感謝〜 [ランニング]
今日は、京都走ろう会の自主練習日。
11月1日はトラックレース参加、11月15日は入院中だったため、久しぶりの参加になった。
ヨメさんからは「調子に乗って5kmとか10km走ったらあかんで。1.4か3.1にしとき」ときつく言われてきた。でも練習なんやから、しんどくなったらいつやめてもいいし、歩いて戻っても問題なし。ポカポカ日和で大勢の人でにぎわう鴨川なんやから、行けるとこまで行ってみようという気になりますよね。
今日も総勢20名ほど。10kmにも10名近くがチャレンジ。頼りになる齊藤卓さんと吉田康彦さんが後ろについてくださるということで、私も安心して参加。
自分が元気な時は、横につかれたりするとちょっと煙たく思ったりもする。しかし、弱っているときはちがう。すごく精神的に楽に走れる。
齊藤さんが私の少し前、吉田さんが私の横についてくださり、10kmを最後までしっかり走ることができた。
ほんとうにほんとうにありがとうございました。
「お二人に見守っていただきながら10kmを走った」と報告すれば、ヨメさんも怒らんでしょう。
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朝、長Tを探したりしていたのでちょっと出遅れ。
出雲路橋に着いたのは9時45分ごろ。
ごあいさつだけして、アップジョグへ。
いつもは2km以上走るのだが、今日は時間がなく1kmだけ。
1km6分10秒で走れて、しんどくなかった。これなら、10kmを1時間05分くらいで行けるかも。
アップジョグから戻ると今日もにぎやか。
この時数えたら17名。そのあともちょこちょこ来られていたので、20名くらいになったと思う。
「藤井さん、入院されてたんですって?」
「そうなんですよ、2週間も。先週の木曜に退院したばかりです。」
「ちょっと痩せられました?」
「はい、入院前より4kgも。」
「そしたら、今55kgくらいですか。」
「いえいえ、60kgです。」
「えっ、そんなに。」
「そうなんですよ。入院前は64kg超えてましたんで。」
「・・・。」
実は私、速い割に太いんです。
この時期にしてはポカポカ日和でほとんど風もなしの絶好のコンディション。
でもこんな時こそがんばりすぎてしまったりするので、入念な準備体操が必要。
今日も齊藤さんにお願いして、リード役をしてもらった。私も真剣にさせてもらいましたよー。
「10km行きまっせ―」と声を掛けたら、精鋭集合。
これだけ集まれば心強い。
スタートから1kmが6分02秒。そんなにしんどくもなかったので、まあまあ走れるのかなという感じ。
出町のデルタはすごい人。ええ天気やからねえ。
丸太町橋で14分37秒。
ここまで15分で行けたらなあと思っていたので、上出来。
ただし、ここで折り返して上り5kmが始まる。そこがしっかり走れるかどうかが問題。
荒神橋近くに水飲み場があり、そこで給水したので、お二人には先に行ってもらった。
「ゆっくり目に行っときますし」と吉田さん。うれしいねえ。
そのおかげで、1kmほど走ったら追いつくことができた。
出雲路橋に戻って、29分43秒(15分05秒)。
あれっ、林さん来てはるやん。
林さんが来てはったら、10kmいっしょに走らせてもらおうと思ってたのに。5kmを走らはったんかな。
さすがに上流向きに走るのはしんどかった。
でも吉田さんがちょこちょこと話しかけてくださったので、飽きることもなく走ることができた。
御薗橋で45分30秒(15分46秒)。
まあまあがんばりました。
折り返して下りになると、斎藤さんとの距離が徐々に離れて行った。
「斎藤さん、スピードアップしやはったんかなあ」と私が言うと、「斎藤さんは平均ペースで走ってはると思いますよ。たぶん、私らが遅くなってきてるんやと思います」と吉田さん。
それでもずっと斎藤さんの背中が見えていたので、目標になって走りやすかった。
「あれ? 今日はお出迎えありませんやん、ガックリ。」
しかし、ゴールは1時間00分38秒(15分07秒)。
目標より4分も速くゴールできた。
この90%は、斎藤さんと吉田さんのおかげです。
もうほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。
伴走二人に来てもらって記念写真。
私のカメラは調子が悪く、シャッターがおりにくくなっている。
何回も何回も。
「藤井さんのカメラは藤井さんといっしょで、体調不良ですね。」
「うまい!」
5回目か6回目くらいでやっと。
へんなもんに付き合わさせてしまって、すみませんでした。
ゴール後もほとんど痛いところはなし。
気になるところがあっても、ヨメさんに言ったらちょちょちょいと治してくれる。ほんまにありがたいヨメじゃー。
ダウンジョグもしっかりしてから帰路に。
もしこれから長い距離を走るのなら、一人練習は避けて、できるだけ誰かと走れる場を探すようにしよう。それがいい。今日はつくづくそう思った。
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【今日のきくみー】
午後3時半、鍼灸のお客様がみえられた時、それまで寝ていたきくがガバッと起き上がった。
「起きたんやったらお散歩に行こかー。」
きくを連れて外に出てみたが、うちの周りはもう日が当たっていない。
「これでは寒うてあかんな。そうや、叡電の線路を超えて東の田んぼのところに行ったらまだ日が当たってるはずや。」
前はよく行っていたお散歩コース。
ここはよく知っている人の土地なので、きくを散歩させていても怒られることはない。
一回だけつまずいて、ポテチン。
でもそれ以外はよく歩いた。
約1時間ほど、まだ日が当たっていたので暖かかった。
ここにもまた散歩に来たらいいね。
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前に、私がヨメさんに「みーちゃん、もう飼ったろな」と言ったことがあった。その時、ヨメさんは無言。そしてその翌日、みーちゃんは家出。
「みーちゃん、あのときの会話を聞いていて、出て行ってしもたんやわ」と私は思っていた。
そして今日、ヨメさんが「みーちゃん、もううちの子になり」と語りかけている場面に遭遇。
よかったなあ、みーちゃん。
今日からうちの子やてー。
もう家出したらあかんでー。
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2020年12月05日(土)
のびちゃんに会いに [わんこ・にゃんこ]
「きくちゃん、そこはダメ!」
「なんぼ狭いとこが好きやからって、のびちゃんのお股はダメ!」
やっと来れた綾部の「カフェじょんのび」さん。
ここののびちゃんは保護犬で、縁あって去年から「カフェじょんのび」の看板犬を務めている。
さすが仕事人・・・、いやいや仕事犬。
小さく「ウー」という場面もあったが、ちょっとボケの入ったおばあさん犬のめちゃぶりにも必死で耐えていた。
「のびちゃん、えらい!」
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去年の11月、「もうきくを連れてくるのも最後になるかもしれません」と泣きっ面でおとずれた「カフェじょんのび」。「きくのこの1年先はありえない」と勝手に途方に暮れていた。
去年の今ごろと比べて、さらに衰えたのはまちがいない。しかし、去年の秋に「ドーン」と落ち込んでしまったことを思うと、その後の落ち込みはゆっくりゆっくりと。1年後に、しっかり歩いているきくの姿を見てもらえるなんて。こんなうれしいことはない。
今日は午後の鍼灸をお断りし、ヨメさんもいっしょについてきてくれることになった。
できるだけ暖かいうちに着きたかったので、お昼はなか卯で買って車の中で食べた。これでだいぶ時間節約。
ところがポカポカ日和だったせいか、五条通が渋滞。これで思っていたより時間がかかってしまった。
京都縦貫道・沓掛ICからはスムーズに。ところが、最近きくは長い時間車に乗っていないので、「ウォンウォン」と言い始めた。
「道の駅 京丹波 味夢の里」で休けい。
この時期にしたらすごく暖かいのだが、お日さんが雲に隠れてしまったら一気に寒くなる。早く行かねば。
「カフェじょんのび」さんには2時50分ごろ到着。
さっそくドッグランに入らせてもらい、きくちゃんの得意な「下り坂ててて」を披露。
じょんのびかあさんに、「きくちゃんすごいね」と言ってもらった。
自由歩きにすると、谷の方へコロコロコロ。
でも、ネットをはってくださってるので安心。
きくちゃんは、何回もこのネットに救われていた。
しばらくして、のびちゃん登場。
2年前のきくなら、即かみちゃちゃくりです。
今は穏やか穏やか。
のびちゃんは気が進まない風だったが、「看板犬だもの」。
仕事だと思って、かなりしんぼうしていたみたい。
かしこいワンちゃんです。
「のびちゃんきくちゃんツーショット」を撮るために、両脇からガチっと固めて。
のびちゃん、これもお仕事やからね。しんぼう、しんぼう。
まあまあいいのが撮れましたね。
のびちゃんは小さく見るけど9kgあるそうです。きくは最高17.5kgまで行ったが、今は14kg弱。
カフェに入れてもらうと、ストーブが焚いてありポカポカ。これは天国。
じょんのびかあさんがおやつを持ってきてくださり、「のびちゃんおやつやり体験」。
もう、なにをさせられるやら。
のびちゃん、ごめんね。
そのあと、きくがのびちゃんのお股にスッポリ。
なんぼ狭いとこが好きと言っても、そこはあかんやろ。
のびちゃん、「心頭滅却すれば火もまた涼し」かな。
修行僧の顔になってますなあ。
きくもリラックスできたのか、オシッコたれたれ。よそでしたことなかったのになあ。じょんのびさん、こんなことまでお世話になって申し訳ありませんでした。
私らは交代できくの番。
ヨメさんがカフェに入っている間に、お店の周りをぐーるぐる。
最後に、お店の入り口前で記念写真を撮っていただいた。
「きくちゃん、今日はいっぱいいっぱい歩けてよかったね。じょんのびさんご夫婦、のびちゃん、いろいろとありがとうございました。がんばってまた来れるようにしますね。」
4時20分ごろ、おみやげをいっぱいいただいて帰路へ。
帰りは渋滞を避け、一般道(国道162)で。
一般道はどこでも停まれるので安心。
きくちゃんはもひとつお腹の調子がよくなかったので、こちらを通って正解だった。ちょっと時間がかかったけどね。
京北を通ったので、「スーパー・サンダイコー」で水炊きの材料を買ってかえった。私がお買い物、その間にヨメさんがきくのお散歩。
家に着いたのは、ちょうど7時。
みーちゃんがみーみー言うと予想していたのに、全然。
どうも、ひとり置いて行かれてさびしかったみたい。
いや、猫にはそんな感情はないと書いてあったような・・・。
とにかく、いつもとはちょっと様子がちがった。
「今日は昨日の残りの大根の炊いたんでええか」とヨメさん。
「えー、水炊きちゃうん?」
「水炊きは明日の予定。」
「もう、水炊きの口になってるのに!」
ということで、無理矢理私の大好きな水炊きにしてもらった。
入院前に比べて退院時は約2.5kg減。その後も少しずつ減り続け、今は4kg減でもうすぐ60kgを切ろうとしている。
ところが、今日水炊きの晩ごはんを食べると1kg増。
これは効きますなあ。
「高くつくからしょっちゅうはダメ」とのことだが、体力が戻るまで好きなもん食べさせてほしいなあ。
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2020年12月04日(金)
今日から明るく [病院]
いつまでもグチグチ言ってたらダメ。
明日は亡き父の誕生日。生きてたら99歳。
「こうじがグチグチゆうてどうする。おまえの役目はちょかちょかすること!」と怒られそう。
今日は京大病院放射線治療科。甲状腺癌の経過観察と今後の治療予定を話し合う。
前にも書いたが、こちらの担当医師であるN氏は、「何でも知ってるかしこいにいちゃん」風。実際は私の息子でも行ける若い医師だが、頼りがいがある。それに、とにかく明るい。しゃべらせてもらうだけで、病気がよくなるような不思議な雰囲気を持っておられる。
「N医師にいろいろと聞いてもらおう。」
駐車代がもったいないので、また寮2に車を置かせてもらい、そこから1.3kmほどを走って行った。
8時55分に病院到着。
積貞棟(がんセンター)の受付で、「N先生とお話したいので、10分ほど時間を取ってほしいんですが」とお願いした。
「それは診察室で直接言ってください」とのこと。
予定の9時から10数分待たされ診察室へ。
いきなり「あとでお話したいことがあるんで、時間を取っていただけませんか」と言うと、「今日は立て込んでますので、次回にお願いできますか」と。
「(ガックリ。)」
鞍馬口での採血検査結果を見られて、「やはり、アイソトープ治療が必要ですね」と。「病棟のリニューアルにだいぶ時間がかかりますので、待機リストに入れておきます。来年の秋には入院できるようにしましょう。ふだんであれば他府県の施設にお願いするという手もあったんですが、今はコロナの影響でそれもできないんです。サイログロブリン値の上がり方に注意が必要なので、血液検査は定期的に行ってください。」
話がひと段落した一瞬のスキに、「一つだけ聞いていただけますか」と突っ込んだ。
「こちらの泌尿器科を紹介していただけないかということなんですが。」
この後に続く私の話は、もう何度も書いたので省略。
「そんなことがあったんですか。よく分かりました。ふだんであれば何の問題もなく、うちの病院に来ていただけるんですが。今はコロナの影響で、他の病院からの受け入れはむずかしくなっているんです。ただ京大出身の医師で、個人で開院されている方がありますので、そちらに相談されてみてはどうでしょう。手術は大病院で受けて、その後の経過観察は近くの医院でというパターンはよくあることですから。」
「そうします。」
それまで私のグチっぽい話も、全て的確に答えてくださった。
「N先生のようにていねいに説明してくださっていたら、私もここまでガックリきてないんですけど。」
「(医師が)そう言わざるをえないというのも分かりますが・・・。」
この「・・・。」の部分にN先生の「愛がある」。
今日で、落ち込んでいた私の心の半分以上が回復。
N先生、本当にありがとうございました。
帰りは東大路通を北上。
朝はひんやりしていたのに、わずか1時間ほどでだいぶ気温が上がった。
京大吉田寮、がんばってるね。
京大とは何の関係もないが、応援したくなる。
帰りも約1.3kmを走って帰った。
済んだことはもういい。
今日から明るくいきましょうねえ。
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【RUN】
今日は「日本選手権長距離」がある日。
テレビ放送を探すと、BSのみ。うちはBS映らないんです。
「よっしゃー、北大路ビブレ4Fのエディオンまで走って行って、展示してあるテレビで見よう。」
ヨメさんにそういうと、「そんなうまい事BSのチャンネルになってへんのとちゃう?」と。
「その時はチャンネル変えさせてもらう。」
「そんなん、勝手にしたらあかんやろう。」
「いざとなったら、正直に『BSチャンネル見させてください』って頼んでみるわ。」
3時45分ころ、自宅スタート。
「あっ、マスク忘れた。」
走っているときはいいとしても、北大路ビブレに入る時にマスクしてへんのはまずいやろう。そう思い途中のコンビニで探したが、2軒とも何枚入りかで298円。高すぎる。
北大路ビブレに入ってすぐに百均に行き、そこで買うことにした。
行きはずっと緩やかな下りなので楽。
出雲路街道の今宮通のところで土手を上がる。
これで、北大路ビブレの北口へ。
4時25分ころ、北大路ビブレ北口到着。
約4.7km、37分半。キロ7分56秒ペース。
平均心拍150、最高心拍172。
まずマスクを買って、そのあとエディオンへ。
やっぱりBSは映っていない。
しばらくウロウロしてから、意を決してチャンネルを勝手に変更。
見られたのはよかったのだが、周りのテレビが全部10チャンになっていて、私の聞きたいBSの音声が全く聞き取れない。しかし、ぜいたくは言うまい。見られただけでもありがたいと思わなくては。
序盤はスローペース。1000から2000までは3分10秒もかかっていた。
この展開なら広中が逃げないと勝機はない。しかし、広中はスローペースにはまってしまった。
「広中、今行かんと絶対に勝てへんぞー」と心の中で叫んだ。しかし、広中は動かず。これでもう、今後のレース展開が読めてしまった。
終盤ペースアップし、最後の1周で田中選手と広中選手の一騎打ちに。
しかし、こうなると田中選手断然有利。
残り250mくらいで田中選手がスパート。
そしてそのままゴール。15分05秒台で優勝。
広中選手はそれに遅れること1.5秒。
これで終わり。
序盤に予想した通りのレース展開。
あっけなかったなあ。
今日はタイムではなく勝負。
見どころがなかったように思うが、これで仕方ないのかな。
このあと新谷選手が出場する女子10000m。これも見たかったが、これ以上その場にいるのはつらい。それも30数分も。
名残惜しいが、あきらめて退場。
帰りは、北大路ビブレの南口(正面)から。
きれいなイルミネーションがあったので、記念写真。
さすがに、帰りの上りはきつかった。たぶん一度も体が宙に浮いていない。これは正確には「走った」ことにはならない。
それでも何とか一度も歩かず自宅到着。
約5.1km、48分。キロ9分27秒ペース。
平均心拍148、最大心拍167。
行きと帰り合わせて9.8km。
疲れすぎて、今日は町内猫パトロールはお休み。
それでもここまで走れるようになってうれしい。
ぼちぼち、ぼちぼち。
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2020年12月03日(木)
縁を切りたい [病院]
今日は退院後1週間目の検査。
気が重い。
採尿・採血のあと、1時間ほど待って診察室へ。
結果はほぼ◎。
もうほとんどが平常値に戻ったらしい。
「腹痛と吐き気が、前ほどではないんでけどまだ続いてるんです。」
「それはうちではどうしようもないですね。内科で診てもらってください。潰瘍でもできてるんじゃないですか。」
「・・・(もうええわ。あんたに言ったのがまちがいやった。)」
「手首がかぶれているのも含めて、抗生物質の点滴や薬の影響ということは考えられないですか。」
「それはないです。」
「・・・(もうええわ。)」
次の内視鏡検査は来年5月10日。
「また同じこと(急性細菌性前立腺炎)が起こる可能性はあります。」
「・・・(そんなことだけ自信たっぷりに言われても。)」
誰がそんなところにまた来ようと思います?
膀胱癌手術前(8月)と膀胱内視鏡検査前(11月)はすこぶる元気だったんですから。
病院来てボロボロにされて帰されるなんて、どう考えてもおかしい。
縁を切る方法を真剣に考えよう。
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【今日のきくみー】
今日も近いきくとみー。
だんだんこれが普通になって行くのかなあ。
久しぶりに二人びきできくのお散歩。
よろこんでくれてるかなあ。
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【RUN】
当分病院に行かなくていいと思うと、気分がすごく楽になった。
歩いていてもふらつくこともないので、今日の目標は5kmを休まず走ること。
「ちょっと走ってくるわ」とヨメさんに言うと、「今までとおんなじことしてたら、またおんなじ病気になるでー」と。
しかし今回に限っては、どう考えても私のせいではない。医療ミスに近いと思われても仕方ない案件では?
何もあせっているわけではない。済んだことはもう仕方ない。
小さな目標を決めて、前を向いて着実に進んで行きたいだけ。
午後6時。
暗くなってしまったので、走りなれた十王堂橋往復5kmコースへ。
最初の1km、6分30秒。
「あーなつかし。これでやっと普通のジョギングペースや。」
ほとんどふらつかずに、しっかり走れている。
これがすごくうれしい。
折り返しで16分45秒。キロ6分42秒ペース。
帰りはさすがにちょっと疲れた。それでも、地にしっかり足を付けて走っている実感があった。
5km、33分55秒(17分10秒)。
キロ6分47秒ペース。
平均心拍115、最大心拍169。
かなりなゆっくりやったけど、やっと本当に「走ったー!」という感じ。
いつもの町内パトロール1kmでは、猫ちゃんには会えず。
また今度ね。おっちゃんの応援、よろしくお願いします。
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2020年12月02日(水)
「NAHAマラソン」から「沖縄トライアルマラソン」へ [ランニング]
11月1日の「金岡タイムトライアル5000m」でスピード強化は一応終わり、次はフルマラソンに向けて練習の距離を伸ばしていく予定だった。
11月8日の「武庫川ロード記録会10km」はその第1弾。徐々に距離を伸ばしていって・・・、と思っていた矢先の11月13日に入院。それから2週間を棒に振ってしまった。
毎年出場していた12月の「沖縄100K」が中止。
10月中旬、その代わりになにか走りたいと探していたら、「オンラインNAHAマラソン」というのが見つかった。
はなからオンラインマラソンなんて申し込むつもりはなかったが、本来の開催予定日であった12月6日の午前9時に奥武山公園をスタートして、きっちり「勝手にリアルNAHAマラソン」を走ろうと計画を立てた。
いつものように「平和・憲法9条」ののぼりを背負い、リアル大会の制限時間である6時間15分以内のゴールを目指すことにした。
一番の難関は、ヨメさんに「あかん」と言われへんかということ。でも意を決してきちんと話したら、誰にも迷惑をかけないようにきっちりできるのなら「可」という返事をもらうことができた。
うまい具合にソラシドエアの最安値4320円の往復が取れ、宿泊は真樹のところに3泊。名護の真樹のアパートから那覇の奥武山公園は遠いが、高速バスで行けば何とかなる。ということで、すべてがうまくいくはずだった。
ところがところが、この度の災難。私にとっては、本当に災難としか思えない。
「膀胱内視鏡検査が感染症の原因ではないのか」と担当医師に問うても、「可能性はありますが証明はできません」と逃げられた。
本当にそれが原因なら、私は1ミリも悪くはないですやん。患者の立場は弱いものと思い知らされた。
沖縄行って、真樹とおいしいもん食べて、6時間かけてフルマラソン走れるなんて・・・、天国やなあと思っていた。
それから一気に地獄へ。痛い痛い、ムカムカ、かいかい・・・。
一応、12月5日から20日までがチャレンジ期間。
NAHAマラソンのコースを1日で走るつもりだったので、2タイプあるうちの「累積でフル」ではなく、「一気にフル」の方を申し込んでしまった。
12月20日までに、1日でフルを走る体力が回復するかい?
今、3kmを27分くらいで走ってフーフーゆってんのに。
あー、「累積でフル」のほうにしときゃよかった。
そうしてガックリきているとき、朗報が。
ランナーズ主催の「トライアルマラソン」シリーズ。全国各地で新型コロナウィルス対策をして、5、600名規模で募集されている。
少し前に、「2月沖縄開催予定」が発表されていた。それが、今日正式申し込み開始。
2月6日(土)、午前9時スタート。
会場は、那覇空港の南側に広がる豊崎ビーチ。
定員550名。
参加費10000円。
参加費の10000円がきついけど、ずっと大会に出られてないしギリギリいいんじゃないでしょうか。
LCCと真樹のアパートを利用して、経費を押さえるということで。
いやいや待てよ。
あと2か月で、フルマラソンを走れる体に戻っとると勝手に思い込んでいる私。
それに、最難関の「妻の理解」がまだ。
ヨメさんの知り合いは、「病気ばっかりしているくせに、また勝手に走りに行くに決まっている。なんでそんな男と離婚せんかなあ」とか言って不思議がっているらしい。
よその家庭のことにそこまで無責任に発言するかとあきれてしまうが、そう言わせてしまう原因が私にはある。
この歳までまあまあ(身も心も)健康に暮らせてきたのは、一番はますみさんと結婚できたことだが、ずっと走り続けてきたことも大きい。走らない人には、何のことかさっぱり分からないだろうが。
今あちこちガタが来て入院ばかりしているが、そのほとんどは好き勝手に走ってばかりだからではなく、原因不明のものばかり。
私から走ることを取ったら、何が残る。
ますみちゃんときくちゃんとみーちゃんが残る。
あら、けっこうええメンバーやん!
1周2.5kmのコースを16周して、あと2.195kmをプラスするらしい。
あー、いやいや。あきるー。
でも、走る機会を作ってもらえただけでもありがたいと思わなあかんのかな。
まずは、ヨメさんに話して了承してもらうこと。
次に、体力(走力)回復。
とりあえずは、10kmをふらつかずに走れるようにがんばろう。
真樹は以前バイト先の面接で、「お父さんはなにをされている人ですか」と聞かれ、「父は走る人です」と答えたそうだ。
うれしいねえ。
ええ子に育ったねえ。
「離婚しないのが不思議」と言った人に、うちの良い娘を見せてやりたいねえ。
「ア〜ホ〜・・・。」(byミスター・オクレ)
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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