2020年03月16日(月)
希望ヶ丘トレイルラン試走会➀ [ランニング]
昨日、行ってきました「希望ヶ丘トレイルラン試走会➀」。
4月12日の本番に向けて、3月15日が前半、3月29日が後半の試走。
試走会は無料。今、大会が次々と中止になる中、この大会はなんとしても実施したいという意欲がひしひしと伝わってきた。試走会を2回も実施してくださっているところもうれしい。
次々と繰り返されるアップダウンは気を付けていたのだが、なんでもない平坦地でドッとこけてしまった。やっと左ヒザの傷が消えかけたところに、右ヒザずるむけ。
ヨメさんに怒られるのでないしょと思っていたのに、今日の朝パジャマから着替える時にばれてしまった。
でもね、ヒザのずるむけも全然気にならへんくらい楽しかったんですよー。なんか、トレイルランナーはいい人ばっかりに思えた。サッパリしてはる感じがいいんでしょうね。
大会関係者のみなさん、本当にありがとうございました。
帰ってから3月29日の後半試走会、4月12日の本番レースも申し込ませてもらいました。
どうかどうか、この大会が中止に追い込まれませんように!
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お昼の12時、「スポーツ会館 レストランイレブン前」集合。
私は鴨川出雲路橋で3.1km走ったあと、車を出して京都東ICから栗東ICへ(休日割引で530円)。希望ヶ丘まで距離は40km、所要時間は50分。駐車料金が500円。
試走会は無料で、帰りはびわ湖大橋(120円)を通って帰る予定なので超安上がり。
午前中にクリーンハイクをされたようで、私が到着したころにはもう参加者のほとんどが集まっておられた。
12時から、主催(kibougaoka single truck +)の寺嶌さんのごあいさつ。
そこで速い組とゆっくり組の2班に分けられた。もちろん私はゆっくり組。
1班スタートから数分後に2班がスタート。
最初は希望ヶ丘内の舗装道。
しばらくして、未舗装道へ。
でも、まだ平坦。
ここはクロカンコースになっているようで、距離表示の看板が設置してあった。
大きな池の横をしばらく走り、スタートから3kmほど来たところでいったん休けい。
ここから本格的なトレランコースへ。
いきなりきつい上り坂。
人が一人しか通れないような個所もたくさんあった。
あちこちに根っこが出ているので、引っ掛からないように注意!
ところどころから、下界が見渡せる。
私は滋賀県にはくわしくないので、どのあたりが見えているのかよく分かっていない。
でっかい岩の横をロープをつたって上るようなところもたくさんあった。
城山山頂到着。
標高286mらしい。
向かいに見えるのは三上山。
今日は行かないが、後半のコースになる。
ここで、参加者の自己紹介。
「京都市から来ました藤井です。64歳です。たぶん、最高齢かと・・・。」
今日の参加者は滋賀県の方がほとんどかと思っていたが、意外と他府県の方が多かった。また、私よりちょっとだけ年配の方が一人おられた。これでちょっとホッとした。
ここは、岩場をロープをつたっておりるところ。
私のうしろに、お二人のスタッフさんがついてくださっていた。
また、細い細い道。
このあたりだったか、平坦で何もないようなところでつまずき右ヒザずるむけ。ロングタイツに穴が開いてしまった。
鏡山山頂到着。標高384m。
私の時計では約7km、1時間35分。
「ここで7kmくらいですか」と班リーダーのオカさんにお聞きした。
「そうですね、6kmちょっとじゃないですかね。あと10kmほどです。」
「(うっ!)」
私ともうお一人の高齢参加者さんとが顔を見合わせた。
「あと、3、4キロとちゃうん・・・。」
参加要項には、全23kmのうち約10kmを試走と書いてあった。うーん、6kmも「増量サービス」か?
きれいな景色を見て、気をとり直す。
それにしてもあと10kmはきつい。
みなさん自分が用意してこられたものを補給されていた。
私もウエストバッグに入れてきたが、お腹が持ちそうだったのでスルー。
下っていくと、こじんまりしたいい感じの池があった。
ただし道が砂地だったので、シューズに砂が入って困った。
その少し先に行くと、開けたところに出られた。
ここは、名神・竜王ICの近く。
私の時計で9.4km、2時間ちょっと。
本番では、ここが第1エードになるらしい。ただし、食べ物はなしとのこと。
ここで休けい時間がたっぷりあったので、シューズリサーチ。
1番人気は、モントレイル(コロンビア)。
班リーダーのオカさんも履いておられたので、くわしく聞いてみた。
たぶんそのシューズは「ログFKT」。トレイルランシューズの中では軽い方。足幅も広くて履きやすいとおっしゃっていた。
2番人気はイノベイト。特に女性に人気だった。
私の後ろについてくださっていた女性スタッフさんもイノベイト。(シューズ名はお聞きするのを忘れた。)
こちらもかなり軽い方で、アウトソールも薄めで、足裏の感触がいいとおっしゃっていた。
3番人気はホカオネオネ。
こちらは前2つとは反対で厚底。お値段も高そうな感じだった。
アウトソールの厚さはその人の好みによる。私はどちらかと言うと薄くて軽い方が好き。トレイルランの大会と言ってもコースは様々なので、薄め厚めの2足持つのが理想かも。
そのほか、お一人だけのシューズも数名。
もちろん私の「ミズノ・ウェーブダイチ4」も一人だけ。でも、そのシューズをみなさん興味深く見てくださっていた。
休けいが終わり再スタート。
山に入っていくと鳥居があった。
「おー、水が流れる岩場を上る! 初体験!」
ちょっとだけかと思ったら、けっこう岩場が続く。
乾いていそうなところをよって上ったが、当日雨ならズルズルですね。
どうしようかしらん。
八丁平ぽいところも通った。
シューズをできるだけぬらさないように注意しながら進んだ。
希望ヶ丘文化公園の東の端に当たる多目的広場に到着。
気持ちよく走れる、ええとこです。
トイレ休けいのあと、第2エイド地点へ。ここは食べ物も出るとのこと。
私の時計で11.4km、2時間35分。
公園内の平坦地は通らず、また山の中のトレイルコースへ。
川も渡ります。
また、上って上って。
丸太で階段が作ってあるのだが、これが意外としんどい。何にもなしの方が上りやすいような・・・。
やっと平坦なところに出てきた。
私の時計で14.8km、3時間23分。
あとはスタート地点まで、ゆっくりジョグで。
みなさん元気が余っていたが、私はけっこうフラフラ。
レストランイレブン前到着。
主催者の寺嶌さんのお出迎え。
第1班はかなり前にゴールされた模様。
私の時計で16km、3時間32分。
みなさん、いっしょに走っていただいてありがとうございました。
帰る前に、オカさんのシューズをパチリ。
女性スタッフさんのシューズもパチリ。
今日の服装の自撮り。
途中暑くなって脱いだり、雨が降ってきてどうしようかしらんと心配したり。でも、ロングタイツを履いていてよかった。これで両ヒザが破れてしまったので、なにか布を当てたりしないとダメですね。
帰りに「ラーメン藤」に寄るのを楽しみにしていたのに、午後3時終了。1時間以上過ぎてたし。
仕方なく、びわ湖大橋手前の「塩元帥」さんへ。
ネギ塩ラーメン、970円だと思っていたら消費税10%で1060円。おいしかったけど、ラーメンが1000円超えたらあかんよね。今日一番のぜいたくをしてしまった。
家に帰って、さっそく3月29日の「試走会?」と4月12日の「本番大会」の申し込みをした。本番は締め切りギリギリ滑り込み。
いい大会が見つけられてよかった。
絶対に中止にせず、やりましょうね。
絶対、絶対!
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【RUN】
昨日のトレイルで足が痛い。でも、ちょっとでも走りたい。
こういう時は、いつもの十王堂橋往復5km。
比叡山頂は雪で白くなっていた。
無理せずゆっくり5km、31分54秒。
ぼちぼち走って行きましょう。
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2020年03月15日(日)
京都走ろう会例会〜戻ってきてねー〜 [ランニング]
「藤井さん、今日は何キロ?」
「えーっと、◯ちゃんは何キロかな。◯ちゃんが3.1やったら3.1、◯ちゃんが5やったら5。」
「なにそれ?」
「そういうこと。」
東京の大学に行ってしまう◯ちゃん。今日が最後の例会参加。
内田さんが「◯ちゃんへのひと言を書いてください」と、コメントカードを持ってこられた。
「京都走ろう会の希望の星!
一年に一回でもいいし例会に戻ってきてねー」
これは本心です。
ちょっとくらいやったら、戻ってくる旅費出すよー。
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今日は、京都走ろう会例会から希望ヶ丘トレイル試走会へ。
いそがし、いそがし。
9時半ごろ出雲路橋に到着すると、ちょうど賀茂川パートナーズのみなさんが北上していくところだった。
松山会長が◯ちゃんに「ちょっと幕出すのん手伝うてー。」
◯ちゃん、最後の仕事です。
3.1kmコースを使ってアップジョグ。
16分10秒で走れたので、いつもよりはちょっとはましかな。
今日の準備運動のリードは斎藤さん。
私は服を着替えたりゼッケンをつけたりしていたので、しっかりはできなかった。
10kmの部に参加のみなさんの写真を撮らせてもらってから、対岸へ。
こちらは1.4と3.1。
「あれ、こんなとこに北出さん。どうしやはったんですか。」
「実は、今日鳥取マラソンに出る予定がなくなってしまったんです。その代わりに、今日の朝4時に起きて39km走ってきました。あと3km走ったらフルマラソンの距離になるんで。」
「なーるほど。」
こんな感じで走っておられる人がたくさんおられるんでしょうね。
スタートから飛び出すも、1kmくらいで北出さんに追いつかれ追い抜かれてしまった。
下りになるとその差はどんどん広がり、最後の方はもうその姿が見えなくなってしまった。
3.1kmゴールは、14分37秒。前回より50秒ほど遅い。
今日はこのあと滋賀の希望ヶ丘まで行くので、いつものようにみなさんの応援ができない。
でも、○ちゃんだけは特別。
帰ってくるのを待って、パチリ。
ほんとうに、また戻ってきてね。
◯ちゃんと話したことで一番覚えていること。
「きくちゃんて、大型犬ですよね。」
これは、私のブログを見てくれているということ。私のブログに載せているきくの写真を見て、大型犬やと思わはったんやねえ。無理もないか。
きくちゃんを一回は見てほしかったので、もし例会に戻ってきてくれるのなら、きくちゃん連れてきますよー。
「やっぱり大型犬」と言わんといてね。
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2020年03月14日(土)
四十九日法要 [家族]
今日は父の四十九日法要。
花脊別所町の父の家(と言うより父亡きあとは兄夫婦の家)へ。
親戚の方にも来ていただく予定だったが、コロナのこともあって、兄弟姉妹とその連れ合いだけに縮小。
法要に携わってくださるお坊さんは、ご自分の運転で花脊峠を越えてきてくださった。
お経が終わったあと、ターコおばさんがお坊さんに質問をした。
「死んだ人の魂はどこに行ったんですか。」
「お釈迦様は、『死んだらどうなるのか』という問いにはノーコメントでした。強いて言えば、来たところに戻ったと考えればいいのではないでしょうか。広い意味で、宇宙とか自然に戻ったと。お墓やお位牌の中にはおられません。
浄土宗や浄土真宗は死ねば極楽浄土に行けるという考えですが、禅宗は死後に修行をして仏になるという考えです。その修行の期間が四十九日なんです。」
「宇宙とか自然に戻った」という言葉を聞いたとき、また「うるっ」ときた。
父が何度も見たであろう外の景色を見てみる。
朝から雨だったが、いつの間にかやみ、時々薄日が差していた。
本当は場所を変えて会食する予定だったが、こちらもコロナのせいでお弁当に変更。でもおねえさん(義姉)が吸い物やおはぎやコーヒーなどを用意してくださり、豪華な会食になった。
お弁当の中では、山菜の天ぷらが一番おいしかった。
今日来てくださったお坊さんは、毎年お盆に町内を回ってくださる方。その案内を、うちの父がずっと務めていた。
「善一さんと町内を回っていると、黄門さんと回っているような気持ちになりました。」
うちの父に対する、大変ありがたい誉め言葉でした。
ヨメさんは、あちこちでお試し鍼灸。
父にももっとやってほしかったなあ。早く弱ってしまったから、間に合わなかったけど。
まあ、あとはきくちゃんの健康維持に役立ててもらえたら・・・。
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【RUN】
明日の「希望ヶ丘トレイル試走会」に申し込んだ。
次々と大会が中止となる中で、4月12日に予定されている「希望ヶ丘トレイルラン」は着々と準備を進められている。
試走会も前半、後半の2回に分けて、3月15日と29日に行われる。明日はその前半部分の試走会。
トレイルラン用シューズに慣れておくため、久しぶりに「ミズノ・ウェーブダイチ」を引っ張り出してきた。
うちらの近所は舗装路ばかり。周りは山ばかりなのにねえ。
少しでも未舗装路がありそうなところに入ってみるが、長い距離は取れない。
いい感じの道があっても、すぐに舗装路に出てしまう。
けっきょく実相院の近くまで行って、帰りは舗装路ばかりで帰ってきた。
うちのすぐ近くの長代川の散歩道が唯一の土の道。わずか300mちょっと。
家に帰って7km、48分58秒。キロ7分ペースでした。
シューズはまったく問題なし。
明日は楽しく走らせてもらいましょう。
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【今日のきく】
「みんな、廣司さんの体のことじゃなく、『きくちゃんは元気?』って聞いてきやはる。」
ヨメさんがうれしそうにそう話す。そら、パオパオよりきくちゃんのほうが大事。
気楽たらしく走ってばかりいる私が、「癌で死ぬかも」とは誰も考えんわな。
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2020年03月13日(金)
まいにちまいにち・・・ [ランニング]
このごろ一番よく見るサイト。
新型コロナウィルス感染拡大を受けたマラソン大会の開催・中止の状況
一日何べん見るか分からんくらい見ている。
一番早くて正確な情報だと思う。
4月から、ヨメさんは鍼灸治療院の仕事に専念。
それでも、少しだけ「鍼灸師がお勧めするランニンググッズ」も取り扱いたいと言っていた。
私は鍼灸治療院に役立つはずもなく、一人でミニ出店が続けられないものかと思案中。
しかし「一人出張販売」を予定していた4月の「宍粟市さつき」、「香住ジオパーク」が中止。宍粟市の代わりに行こうと思っていた「十二坊トレイル」が延期。
「香住ジオパーク」はいい大会なので植木屋そうへいさんに勧めた。「しっかり応援しますね」と約束していたのに、これで二人のきしょく悪いきずなが壊れてしまう。
その代りに「みかた残酷」で会う約束をした。私はスタート直前まで「ミニ出店」をして、残酷コースを走るつもり。「なんでそこまでして・・・」と、またヨメさんにきしょく悪がられる。ひひひ。
5月は例年なら、「ユリカモメ」、「鯖江」、「奥びわ湖」、「小豆島」と続く。この中では出店経費が高くつく「鯖江」はやめ、あとの3つを一人で出張販売に行くつもり。中止にならんといてくれー。
6月は、「たたらぎ」、「みかた」、「神鍋」だったのだが、なぜか「神鍋」がコロナ騒動の前に中止。残る「たたらぎ」、「みかた」は行きたいなあ。
7月は「やぶはら」のみ。でも何やかやでずっと行けてないので、久しぶりに行って、見ていただく商品が少なかったら売れんやろ。遠くて経費がかかるのもあるし。
8月は「ひろしまクロカン」と「三瓶高原クロカン」。これは遠いけど、行けるもんなら行きたい。おなじみさんがいっぱい待っていてくださるので。
その先はもう考えられへん。
月に一回くらいは「出張販売とレース参加を一人で」というのをやってみたいが、今のところできそうなのは、「ユリカモメ」と「みかた」くらいやね。
ヨメさんは、「アンタにはなにもかも無理」と言う。
でも、ちょっとはあがきたい。
ああ、足掻きたい。
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2020年03月12日(木)
タチウオ♪ほしいも♪etc. [私の好きな人]
「うわっ、うわっ」とヨメさん。
「いっぱい、いっぱい・・・。」
今日朝早く、東京のひこちゃんからの荷物が届いた。3月7日、下山さんの「かつしかハーフ」の伴走の前日にひこちゃんちでタチウオをいただく予定だった。それがなくなったため、タチウオをうちに送ってくださることになった。
冷蔵便で届いたのでタチウオだけだと思っていたら、いろいろいろいろ。その中でも、ほしいもには「お誕生日おめでとうございます」のコメント入り。
「私がほしいも好きなん、何で分かったんかなあ。前に京都に来はった時にゆったんかなあ」と不思議がっていた。
まずはほしいもをいただいた。
そして、きくちゃんにもちょっと。
きくは「うんまい、うんまい」と言って食べていた。
お昼にはマーボー丼と生姜焼き丼。
これも冷凍のタチウオといっしょに送っていただいたもの。
お昼にぴったり。おいしかったー。
晩ごはんに、タチウオ。
ダンナさんが釣ってこられたタチウオを、味噌漬けにして冷蔵で送ってきてくださった。味噌の味がきついともひとつかなあと思っていたが、絶妙の味のしみ具合でおいしかった。
ひこちゃん、「かっこいい」ダンナさん(仏さまから昇格)、どうもありがとうございます。
またお願いしますね。
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【RUN】
今日は雲一つない青空。家の中より外の方が暖かい。
こんな時は走りに行かねば。
午後4時すぎ、スタート。
東北部クリーンセンターの峠には上がらず、川島織物前を通って十三石橋へ。ここで3.2km。いつもは左折するのだが、右折して雲ケ畑方面へ。
途中崖崩れがあった個所をなおす工事中だった。
道幅が広くなるといい。
大岩前で5km、30分04秒。
向かいのガトーレールの支柱の上に石を置き、その上にカメラを置いて自撮り。
カメラが川に落ちてしまわへんかと心配だった。
ここで折り返して下り。
帰りの十三石橋で9℃。
ひんやりとしてきたが、無風なので寒くはない。
帰りも川島織物の横の平坦な道で。
自宅到着10km、58分17秒(28分11秒)。
ぎっくり腰は、もうだいじょうぶみたい。
5月3日の「ユリカモメ70km」めざして、しっかり練習するぞー。
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2020年03月11日(水)
柱をかじって生きる [時事]
◎京都新聞3月11日朝刊
東日本大震災9年 福島・南相馬
「置き去りの牛は柱を食べた」
福島県南相馬市の元牧場主 半杭一成さん(70)には、東京電力福島第1原発事故後に肌身離さず持ち歩くようになった写真がある。根元が深く削れた、牛舎の柱を写した1枚。避難に伴い、牧場に置き去りにした乳牛が空腹に耐えかね、食べようとかみついた跡だ。「自分への戒め」と悔やむ半杭さんは、牛舎を保存し、訪れる人に無念さを語り継いでいる。
原発の北西20キロ、牧場は同市の山裾にあった。東日本大震災から9年の節目を前にした10日、半杭さんは牧場跡地に隣接する自宅で「9年は早かった。でも、今も『牛には悪かったな』って思うんだ」とつぶやいた。
原子炉建屋の水素爆発を受け、避難を決めたのは2011年3月16日。牧場に震災被害はなかったため、当初は深刻に考えておらず「1週間で戻るつもりだった」。
乳牛は餌を多く与えると乳が張り、すぐ乳房炎になる。「腹をすかせるより、乳が痛くなる方がかわいそうだ」と餌は増やさなかった。近所に迷惑はかけまいと、40頭の牛は牛舎につないだまま離れた。
しかし、原発の状況は好転せず、楽観的な見通しは1週間もしないうちに消える。「その後は『牛はどうしただろうか』とばかり考えていた」
初めて帰ったのは1カ月後の4月20日。牛がどんな状況になったか、もう想像できていた。「牛たちに合わせる顔がない」と早朝、真っ暗なうちに自宅へ。かすかな鳴き声が漏れ聞こえる牛舎の扉は開けられなかった。罪深さから荷物だけ取り、逃げるように避難先に戻った。
全頭を失った半杭さんが、牛舎を支える何本もの角柱の異変に気付いたのは、埋葬のために牛を動かした8月だ。つながれた牛の口でも届いた下側だけ、全ての角が取れ、細くえぐられていた。意味はすぐ悟った。
60歳を超えた身で、数千万円の再建は用意できず、半杭さんは牧場を閉じた。代わりに建てたのが「無念」と刻んだ慰霊碑だ。「経済動物だけど家族でもあった。私が死んでも碑は事故の被害を伝えてくれる」と話す。
原発事故が動物にもたらした被害を知ってもらいたいと、4年前に自宅へ帰還したのを契機につらい体験を語り始めた。「牛飼いだから命の大切さを知っていたのに。その自分が餓死させてしまった」。自身と牛の無念を通じ、事故への憤りを伝えていく覚悟だ。
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「人間の飢え」もつらいが、「動物の飢え」はもっとつらい。
この記事を読み、乳牛たちが柱をかじっている場面を想像したら体が固まってしまった。「それはないやろ!」
昨日、人間の死についてヨメさんと小さな論争になった。
「最後の晩餐がどうのこうのと言ってる人がいたし、そんなもんないって言っといた。人間の死は、たいていが即死か枯れ死やし。うまいもん食うて、そのあとすぐ死んだ人なんか見たことないわ。」
「今はそんなことないねんで」とヨメさんは言う。
「そらそういう取り組みをしてはる病院もあるって聞いたことあるけど、極々一部の話やろ。」
「そんなことないって。」
私の祖母は52年前、枯れるようにして死んだ。
私の母は28年前、枯れるようにして死んだ。
私の父は一月半前、枯れるようにして死んだ。
私が臨終の場に立ち会ったのはこの三人だけだが(父は間に合わなかった)、三人ともうまいものを食べ終えて死んだわけではなかった。
食べ物の味がわかるうちにおいしいものを食べ、そのあと次第に意識が遠のいて死ねたら、そら幸せやろう。でも、それはぜいたくすぎる。
仕方なく置き去りにされ、柱をかじっていた乳牛のことを考えると泣けてくる。
「飢え死にはつらすぎる!」
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【今日の大家志津香】
父からのLINE。
なぜか。
◇ ◇ ◇
かわいいおとうさんやねー。
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