2020年02月07日(金)
ええかげんにせえよナイキ [マラソン評論]
◎PRESIDENT Online 2/7(金) 17:15配信
「新規則ギリギリ」世界陸連を出し抜いた、ナイキ超厚底の開発秘話
2月6日、ナイキが現行品よりさらに2.5ミリ厚い“超厚底”の新モデルを発表した。しかも世界陸連の新規定「プレートは1枚」「厚さ40ミリ以内」もクリアし、東京五輪でも使用可能だ。スポーツライターの酒井政人氏は「東京五輪ではナイキの一人勝ちとなりそうだ」という――。
■世界陸連の新規定のわずか6日後に2.5ミリ厚い「超厚底」を発表
2020年1月半ば、複数の英国メディアが「ワールドアスレチックス(以下、世界陸連)が新規則でナイキの厚底シューズを禁止する可能性が高い」と報じ、国内でも「厚底は是か非か」という議論が白熱した。
1月末に世界陸連が発表した新規定では、「すでに市販されているモデルは使用可能」となり、4月30日以降は次の3つのルールが適用される。
・複数のプレートを靴底に内蔵してはならない。
・靴底の厚さは40mmまで。
・レースの4カ月前から一般購入できること(医学的理由などでカスタマイズされたものは許可される)。
この世界陸連の発表からわずか6日後、ナイキが新モデルを発表した。
それが一連の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズの後継モデルとして開発された「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」(以下、アルファフライ)だ。
■「東京五輪もOK」カーボンプレート1枚、靴底厚さ39.5ミリ
昨年10月、ウィーンで行われた非公認レースでケニアのエリウド・キプチョゲが人類初の2時間切りを果たした際に着用していたシューズの市販モデルになる。カラーリングは大きく異なるものの、性能はキプチョゲが履いていたものとほとんど同じだという。
このアルファフライ、一連の報道では「東京五輪では使用できないだろう」という見方が多かった。カーボンファイバープレートを3枚搭載しているという噂(うわさ)が流れ、靴底も基準ラインと予測された「40mm」を越えているように見えたからだ。
しかし、ナイキはまるでこの新規則を見越していたかのような“絶妙なライン”を突いてきた。アルファフライのカーボンファイバープレートは1枚のみで、靴底の厚さは39.5mm。新規則には抵触しないのだ。
米国では五輪マラソン選考レースのある2月29日に発売されるという。日本での販売は春になるようで、東京五輪でも使用可能となる見込みだ。
「複数のプレートを靴底に内蔵してはならない」と「靴底の厚さは40mmまで」という新規則はアルファフライがターゲットにされたようなものだったが、ナイキはこれを乗り越えたことになる。他メーカーからすれば“神業”に見えたのではないだろうか。
■「期限は4月上旬」他メーカーは新規定のシューズを出せるか
それどころかアルファフライは「レースの4カ月前から一般購入できること」(医学的理由などでカスタマイズされたものは許可される)という新規則もクリアしている。このルールは他のメーカーにとっては重い負担になりそうだ。
東京五輪のマラソンは男子が8月9日で、女子が同8日。本番で使用することを考えると、4月上旬に一般発売しないといけない。しかし、ランニングシューズは、マラソンシーズンに入る前の夏ごろに新モデルを発売することが多い。このパターンでは東京五輪での使用はできないことになる。たとえプロトタイプができていても、大量生産する市販品をすぐ店頭に並べることはできない。今回の新規則は各メーカーの営業計画に大きな影響を及ぼすと考えられる。
またアシックス、ミズノなどはこれまで有力選手に別注シューズ(カスタムシューズ)を提供してきた。1月下旬に行われた大阪国際女子マラソンで日本歴代6位の2時間21分47秒をマークして、日本陸連の設定記録を突破した松田瑞生(ダイハツ)はシューズ職人として有名な三村仁司氏が手掛けたニューバランスの別注シューズを履いていた。しかし、今後は医学的理由がないとカスタムしたシューズを履くことができなくなる。
その点、ナイキはキプチョゲだけが特別で、大迫傑、設楽悠太、中村匠吾、服部勇馬ら契約選手といえども、市販のシューズを履いて結果を残してきた。今回の新規則で、ランニングシューズ市場を“独走中”のナイキがライバルたちをさらに引き離すような展開になりそうだ。
■超厚底「アルファフライ」の威力とナイキのしたたかさ
アルファフライが公式に発表されたのは日本時間の2月6日だが、ナイキは1月某日、一部のメディアに新モデルを発表し、筆者もそれに参加した。ただし、写真撮影はNGで、「情報解禁日」も設けられた。
米国のナイキ本社で厚底シューズ開発のリーダーを果たしてきたブレット・ホルツ氏が来日。「東京の夏に向けて準備した商品を紹介できることをうれしく思います」と切り出して、直々にアルファフライのスペックを紹介した。
ミッドソールにはこれまでの厚底シューズでも使用されてきたカーボンファイバープレートを1枚搭載している。前述した通り、カーボンファイバープレートが3枚入っている、という報道があったがそれは完全な間違いだった。
カーボンファイバープレートは6〜9層の素材を重ねることで硬さを調節している。サイズの小さいシューズは6層、大きいシューズは9層という具合だ。カーボンファイバープレートは1枚でも、その反発力を高めることができる。選手によるカスタムも容易で、限定品として一般発売すればトップ選手の使用もできると考えられる。
■前足部にズーム エアも搭載して「厚さは速さだ」をさらに体現
靴底の厚さは、「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の37mmから39.5mmにアップ。かかと部分はエネルギーリターンの高いズーム Xフォームが増量したことになる。そして、最大の特徴といえるのが、前足部にズーム エアが搭載されたことだ。
ズーム エアは1978年にナイキが作ったソール素材で、そこからさほど進化はしていないという。ただし、過去のモデルにない使い方をしている。前足部に左右2つ並べる形で入っているのだ。
1つは母指球あたりに搭載したことで、蹴り出すときの反発性を高めている。またズーム エアはズーム X フォームよりも耐久性に優れているため、シューズ自体の耐久性もUPするという。前足部のソールはラスト(靴型)よりも少し幅広になっており、エネルギーリターンを高めると同時に、安定性も確保した。
アッパーは現行モデルが織り素材のヴェイパー ウィーブなのに対し、高温多湿な気候での着用を考慮した通気性のある編み素材のアトムニットを採用。こちらも耐久性が向上した。
■ナイキ開発担当「半年前に完成していた。今は2024年向けを開発中」
デザインはアッパーがブラックで、ソールはネオングリーンと呼ぶ緑色系。しかし、真夏のマラソンで光を吸収する黒色のシューズは考えにくく、東京五輪に合わせてニューカラーを発表すると思われる。大舞台ではもっと目立つカラーリングのシューズになるだろう。
「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」より20gほど重くなったが、その分、エネルギーリターンは高まった。「厚さは速さだ」というキャッチコピーの下“超厚底”の世界に突入したことになる。
最後にホルツ氏はこんな話もしていた。「今回のプロダクトは半年前には完成しており、すでに2024年(のパリ五輪)を見越して開発を進めています」と。
■本当は厚さ45ミリだったが、わずか6日間で39.5ミリに調整した?
ということは、世界陸連の新規則を想定しないままシューズを開発していたことになる。実は、今年1月の取材時にホルツ氏は靴底の厚さを「45mm」と口にしていたのだ。
しかし、情報解禁日の当日、ナイキ側から急遽(きゅうきょ)「厚さは40mm以下になります」と連絡があった。単に、ホルツ氏が言い間違えた可能性もあるが、筆者は、1月末の世界陸連の新規則の発表を待って、情報解禁日の2月6日までの数日間に、ソール部分の厚さを“調整”したのではないかと予想している。
そして、他メーカーに先駆けて新モデルを発表。世間が厚底問題に興味を示した時期だけに、インパクトは十分にある。すでに多くのメディアが「新モデル=アルファフライが発表された」ことを記事にしている。その発表までには、上記のようなプロセスがあったわけだ。
単に素晴らしい商品を作るだけでなく、ナイキはさまざまな面で先陣を切っている。ビジネス面でもスポーツ界の巨人から見習うことは多い。
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酒井 政人(さかい・まさと)
スポーツライター
1977年、愛知県生まれ。箱根駅伝に出場した経験を生かして、陸上競技・ランニングを中心に取材。現在は、『月刊陸上競技』をはじめ様々なメディアに執筆中。著書に『新・箱根駅伝 5区短縮で変わる勢力図』『東京五輪マラソンで日本がメダルを取るために必要なこと』など。最新刊に『箱根駅伝ノート』(ベストセラーズ)
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なーんか、あやしい。
「世界陸連の新規定のわずか6日後」に新製品発表なんてありえへん。
だいぶ前、幅跳びのパラアスリートの義足が問題になった。最終どう決着したか分からないが、あれとこれとどうちがうん。
マラソンシューズの世界まで、アメリカの言いなりか?
「がんばれ、アシックス」と思っていたら、やっと厚底軽量系で値段の安いシューズが出た。パッと見た感じ、アウトソールの持ちもよさそう。
それそれ、待ってました!
その名は『EVORIDE (エボライド)』。
エボライドの「エボ」は、たぶん「evolution(進化)」から取ったんでしょうね。
ターゲットが「〜サブ4」って、今の私にピッタリ。
「老化」の激しい私に「進化」もええやん。
このシューズは「京都キャロット」にも入るらしい。
税込み11000円なら手が届きます。(ナイキの30000円のシューズは、普通の人間では買えんやろう。)
早くはきたいなあ。
3色出るらしいけど、やっぱりオッサン(私)は紺系かなあ。(レディスも3色出ます。)
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◎RUNTRIP MAGAZINEより
アシックスからGUIDESOLE搭載の軽量ランニングシューズ
「EVORIDE」が登場!
アシックスの『METARIDE(メタライド)』や『GLIDERIDE(グライドライド)』などの “走行効率” を高めることに着目したランニングシューズシリーズから、軽量タイプの『EVORIDE (エボライド)』が登場します。2月7日(金)からアシックス直営店各店、アシックスオンラインストア、全国のスポーツ用品店などで発売されます。
■軽量モデルの『EVORIDE (エボライド)』
EVORIDEは、昨年発売され話題になったMETARIDEやGLIDERIDE同様、アウトソール前部が弓状に反り上がった『GUIDESOLE (ガイドソール)』が採用されていて、少ないエネルギーで足を前に運べるよう設計された構造が特徴のシューズです。
METARIDEやGLIDERIDEと同じコンセプトで開発され、着地時のやわらかな感覚とともに足がスムーズに回転するような快適な足運びを体感できる、アシックスが独自に開発したスポンジ材を採用するなど軽さを重視した作りになっています。
シューズの重さは27cmで約255g。同じシリーズのMETARIDE(約315g/ 27cm)やGLIDERIDE(約290g/ 27cm)と比較するとかなり軽量であることが分かります。
EVORIDEは走力のあるランナーに向けて開発されました。レースでの着用はもちろん、日々のトレーニング、足にかかる負担に考慮したレース前後のランニングなどにもオススメの一足です。マラソンシーズンも佳境を迎えるこれからの時期、EVORIDEと共に自己ベストへ挑戦しましょう!
■シューズ構造
・アウトソール: 中足部から前足部にかけて軽量でクッション性に優れた『AHAR(エーハー)』、後部に耐摩耗性に優れた『AHARPLUS(エーハー プラス)』が配されています。
・ミッドソール: 軽量で高いクッション性と反発性をあわせ持つアシックス独自開発のスポンジ材『FLYTEFOAM PROPEL(フライトフォームプロペル)』を採用。
・アッパー: 軽量でやわらかいメッシュを使用。パーツごとに織りのパターンが変えられ、優れたフィット感とサポート感が得られるように工夫されています。
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EVORIDE GLIDERIDE METARIDE
重さ(27cm) 255g 290g 315g
価格(税抜) 10,000円 16,000円 27,000円
ターゲット 〜サブ4 サブ4〜5 サブ5〜
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2020年02月06日(木)
胸痛ラン [ランニング]
「腰痛」は「ようつう」と読むが「胸痛」は?
「きょうつう」ではなく「むねいた」かな。まあ、こんな言葉はなさそうですね。
今日も朝からご近所クリニックへ。病院嫌いの私が自分からすすんで行くって、よっほど痛いんですよ。
私が診察室に入ると、K医師は意外そうな顔をされた。
「全然痛みがましにならないんです。」
「胸を痛めると長引きますよ。1か月くらい痛みが続く方もいらっしゃいますから。」
「そうなんですか。」
「レントゲンには軟骨などが写りませんからね。軟骨に傷がついている可能性もあります。」
「あー、それでセキをしたときにめちゃくちゃ痛いんですかね。」
「もう一度レントゲンを撮りますか。」
「いえ、自然に治っていくのをじっくり待つことにします。」
あーあ、早くスッキリしたいなあ。
胸が痛いが、今日も夕方に走りに
昨日の夜中から雪。今日の昼間も、チラホラ雪時々吹雪。
今日は、佛大グランド往復10kmコースへ行くことにした。
道路は少し濡れている程度。
ただし、畑には少し雪が積もっている。
実相院の門はもう閉まっていた。
ここから石畳を走るので、こけないように注意!
佛大グランド前で5km、29分55秒。
これくらいのスピードだと、胸には響かない。
帰りは下りになるので、さらにこけないように注意。
竹やぶを抜けて、帰路へ。
自宅に帰って10km、57分26秒(27分30秒)。
めっちゃ寒かったけど、今日も10km走れてよかった。
セキやクシャミさえしなければ、胸の痛みはあまり気にならない。息苦しいのは、甲状腺全摘手術のせい。
自分をうまくコントロールして、しっかり走れるようにがんばって行きましょう。
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【今日のきく】
今日は朝から2人引きで「京都キャロット」に出勤。
きくは初めはしっぽダランだったが、途中から2人引きなのに気付いたのか、しっぽピーンになった。
このごろ店までの700mほどに30分ほどかかっているが、今日はうれしかったのかスタスタと歩いた。15分くらいで着いたと思う。
あとは勝手知ったる「京都キャロット」。暖かいいい場所にすっと入って眠りについた。
かしこい!
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夕方の散歩は雪の上。
前は雪が大好きなきくだったが、今は足が冷たいだけで、何が何だか分かっていないみたい。
もっと歩き回ってほしかったなあ。
坂道だけは、何回も何回もズリズリズリと降りていた。
今日も最後はオッサンの肩かつぎ。
肩にかついでいると、きくの体温が伝わってくる。
「ああ、あたたかい!」
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2020年02月05日(水)
京都マラソンとおきなわマラソン [マラソン評論]
父の通夜や葬儀の時、一番に言われたのが「体の具合は?」。その次に多かったのが「走ってんの?」
今の私は、甲状腺癌とマラソンの2本立てで生きているようなもんですか。「仕事は?」とか「夫婦仲は?」とか「娘さんは?」とか「きくちゃんは?」と言った問いかけはほとんどなかった。
まあ、癌とマラソンを両立させているだけでも良しとしていただきましょうか。
「京都マラソンに出るの?」ともよく聞かれた。
参加費15000円で、なおかつ抽選に当たらないと出られないマラソンにはなかなか出てみようという気にはならない。いくら地元でも。
それなら、同日に真樹が住む沖縄で開催される「おきなわマラソン」の方がよっほどいい。参加費7000円で先着制。(定員13500名だがオーバ―したことはないみたい。)
それにこの時期の沖縄は、プロ野球のキャンプ中。わがヤクルトスワローズも、浦添でキャンプをはっている。毎年、おきなわマラソンの前日くらいに練習試合を見るのが楽しみだ。
今年も前日に、名護から近い金武町で「ヤクルト対楽天」の練習試合がある。真樹がバイトを休んでくれて付き合ってくれる。ああ、ありがたやありがたや。
ただし、浮かれてもいられない。
今年は老化のスピードがえぐすぎて、ゴールタイムが予想できない。
ここで科学的な分析を。
私のハーフとフルのタイムを調べてみると、だいたい2.36倍前後という数字が出てきた。
2012年 ハーフ1時間28分→フル3時間28分 2.363倍
2018年 ハーフ1時間34分→フル3時間42分 2.361倍
この計算で行くと、先日の名護ハーフが1時間46分だったので、フルは4時間10分!
おー、なんてこったい。
「最低4時間切り」を目標にしようと思っていたのに、10分以上がんばらな到達せん。これはきつい。
今度の日曜に「武庫川記録会」がある。
そこのハーフで1時間41分くらい出んかなあ。そしたら「フル4時間切り」も期待できるんやけど。
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【今日のきく】
バイト帰りのきく散歩。
今日はみぞれが降っていたので、もうやめておこうと思っていた。でもヨメさんが「オッサン、もうじき帰ってくるで」と言い聞かしてくれていたみたいで、嫌がらずに外に出た。
歩く歩く歩く。
今日もヨメさんが宝が池に連れて行ってくれた。その時の調子のよさが、夜まで続いていたようだ。
きくが歩いているのを見ているだけでしあわせ。
明日も、歩け歩け。
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2020年02月04日(火)
きくちゃんかつぎ [わんこ・にゃんこ]
きくは調子のいい時はけっこう歩くのだが、突然パタッと止まってしまうことがある。そんな時無理やり引っ張るのもかわいそうなので、「よっこらしょ」とかつぐ。
初めはバタバタと暴れたこともあったが、今はなすがまま。17kgはかなりの負荷なんですけど・・・。
今日は「きくちゃんかつぎ」の自撮りに挑戦。
うまく撮れていますかねえ。
揃っている足のかわいいこと、かわいいこと。
今日もすぐ近くの田んぼへ。
坂をダダダと駆け降りる。
上り坂はたいへん。
でも、疲れたらいつでもオッサンがかついでくれるよ〜ん。
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【RUN】
今日朝起きたら、左胸激痛。
「昨日よりひどなってるやん!」
「こら、もう一回お医者さんに診てもらわなあんなあ」と思った。
でも動いているうちに、だいぶ痛みがましになって来た。
夕方、またあてもなく走りに。
走り出して、「今日は岩倉の北部に行くか」とひらめいた。
叡電線路の北側を東へ。
目なし地蔵の横を通って、さらに北上。
岩倉の北のどんつき(村松町?)で4kmほど。
ここから目立った建物のない住宅地を迷走。
「北長谷」というバス停に出てきた。
この近くの大きな公園で、犬を連れた方がたくさん集まっておられた。
「犬集会か?」
この鳥居に見覚えがあるのだが、どこを走っているかはさっぱり分からず。
やっと大きなバス通りに出てきた。
ここは「長谷別れ」でしたっけ。
ここから西へ。
家まではあと3kmちょっと。
叡電の下をくぐるところ。
いつもは西側を通るのだが、今日は初めて東側を通ってみた。どちらもほぼいっしょ。落書きもあるし。
我が家到着10.1km、1時間10分10秒。今日はキロ7分ペース。
町内一周をプラスして11kmに。
今日もたくさんのネコちゃんが出ていた。
おそがけから鍼灸のお客様が入ったので、私だけ先に一人晩ごはん。明日またバイトで、早起きせんならんから。
一人で食べると、全然食が進まんのよねえ。
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2020年02月03日(月)
節分ラン [ランニング]
「ますみちゃんの写真載せたら、アクセス数増えんねん。」
「なにそれ。きもっ。」
とか言いつつ、ちょっとうれしそうな・・・。
とか書いたら、また「バシッ、ビシッ」になるかも・・・。
ヨメさんがかぶりついていたのは、「巻きずし」ではなく「ロールちゃん」。
巻きずしよりおいしかったね。
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今日は朝から、歩いていける近くの医院へ。
昨日こけた胸が痛くて。
「走ってる途中でこけて、あちこち痛い」と言うと、「さっそくおじいさんが呼んだんやな」とヨメさん。
「それはそれでうれしいやん」と私。お気楽対応です。
病院嫌いの私なのだが、ヨメさんから「京都走ろう会に迷惑かけたらあかんやろう」と言われシブシブ。
月曜は混んでいると思っていたら、意外とすいていた。診察券がなかったのでいつ以来かなと思ったら、前も走っていてこけて診てもらったんやった。
「痛いのはこのあたりですか」と言いながら押さえられた個所がバッチリ。心の中で思わず「名医!」とつぶやいた。
「肋骨にヒビがいってるんじゃないでしょうか」と私が言ったので、レントゲンを撮ってくださった。
その画像を見て、「骨はだいじょうぶです」と。「胸は打っていません」とも言われた。
セキをしただけで響いて痛いのに、そうですかー。そうなんですか。こけたときに腕を出して腱がひねれて、具合悪くなったらしい。
痛み止めの薬と湿布をもらって帰宅。
たいしたことがなくてよかったが、痛みはましになっていくんでしょうか。
レントゲンを撮ってもらったので高いかと心配だったが、全部で2000円で済んだ。
午後5時、今日は行き先を決めず走る。
走り出してすぐに、アルちゃんに遭遇。
そうそう、アルちゃんの夕方のお散歩は5時前後。
今日も、会えてラッキー。
圓通寺裏の黒犬ちゃん。
「ウォン、ウォン」と吠えていた。
急坂手前で折り返し。
ここで家から1.7kmくらい。
もう一度、黒犬ちゃんにごあいさつ。
不思議そうに、こっちを見つめてくれてたなあ。
圓通寺の塀沿いに南へ。
遠くに比叡山が見える。
京都博愛会病院へ。
多鶴子姉は「気にせんとき」と言ってくれたが、やっぱり臨終前日にお見舞いに行かなかったのが悔やまれる。
「おとちゃん、ごめんな」と言いながら拝んでおいた。
「京都乗馬クラブ」の丘を越えて深泥池へ。
遠回りをしたので、深泥池で4km。
少し走ると、ネコちゃん2ひきに遭遇。
1ぴきはあっという間に逃げて行った。
こちらは逃げずに堂々としていたネコちゃん。
さっきのネコちゃんが、道を横切った。
やっと写真が撮れた。
なーんや、いつもの「ごんぞう」やんか。
池を一周したところでもネコちゃんに遭遇。
もう暗くなっていて、うまく撮れなかった。
国際会館の横を通り、同志社の東をまわって帰宅。
9.25km、1時間09分。
キロ7分半ペースとは、またゆっくり走れたもんやねえ。
中途半端なので、10kmになるまで町内ラン。こけた翌日なのに、よく走れました。胸の痛みは、走るのにはそんなに影響なかった。
明日もしっかり走ろう。
「おっ、三毛猫ちゃん!」
たぶんこのネコちゃんは、まだ手術が済んでいない。
早う捕まえたらなあかんね。
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【きょうのきく】
かわいい寝顔。
シェパードというより「狼の子」?
夕方散歩に連れ出すと、ササッと川に向かって降りて行った。
「おっ、前足つけて水飲んどるやん。」
そうそう、きくは川が大好きやった。久しぶりに、ちょっとだけ川に入れてよかったね。
今日は野菜買いではなく、町内会の配りもののお付き合い。
町内一周、ご苦労さん。
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2020年02月02日(日)
京都走ろう会例会〜世代交代〜 [ランニング]
わたし的に、今日の例会のニュースは「若き新入会員さん」と「私の転倒」。
やっぱり、明るいニュースをトップにしましょう。
10kmの部の4kmあたり、後ろから追って来た「若き新入会員さん」に追い抜かれた。
「『鈴木さん・20歳・京大生』、ここまで公開していいですか。」
追い抜かれざまにそう聞くと、「いいですよ」と。
こんな活きのいい若者が出てきてくれたら、なんでもないところでつまづいて転倒するようなジジイは引退ですかね。
いやいやいや・・・。
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いつもよりちょっと早めに家を出ると、出雲路橋西詰の会場にはまだ誰も来られてなかった。
3.1kmコースを使ってアッブジヨグ。17分36秒。
走っているとき、少し離れたところをきれいなフォームで走り去るランナーあり。
「えっ、吉澤さんやん。なんと若々しい。」
あとでお話させてもらうと、吉澤さんは北海道旭川の出身でスキーの選手だったそうだ。その関係で短距離走にも力を入れ、「フォームがきれい」とよく言われるとのこと。
会場に戻ると、我らがアイドル・Sさんに遭遇。
この春に入学される大学の話などをくわしく聞かせてもらった。
1年に1回でも2回でもいいので、京都走ろう会の例会に帰ってきてもらえんもんかなあ・・・。
今日も多数の参加。
冬の例会と言えば「北風ピューピュー」というイメージだが、今年はそれもない。今日も10℃近くあり、無風。走るには絶好のコンディション。
「今日、長そでTシャツとランシャツしか持って来てへんねん。長そでは暑いような気がするし・・・。」
「藤井さんはランシャツでしょ。雪が降っているときでもランシャツって言ってはったじゃないですか」と中嶋さん。
「中嶋さんがゆうたし、ランシャツにしたってことにしとこう。」
結果的には、これでよかった。
幹事の三輪さんより、新入会員さんの紹介。
簡単なごあいさつが終わったあと、すぐに取材に行った。
なんと、20歳!
なんと、京大生!
京都走ろう会会員としては異色だが、末永くよろしくお願いいたします。
10kmの部は、私を含めて10名。
最後尾担当役員さんが鍵谷さん。
松山会長にも入ってもらい、スタート前の記念撮影。
さすがに、ランシャツ・ランパンは私だけ。
スタート直後に橋本さんが飛び出し、グングン離されてしまった。
私は最初の1km4分20秒、次の1kmが4分30秒で2番手。
丸太町橋でちょうど11分。
丸太町橋で折り返し北上すると、もうすぐ後ろに鈴木さんが迫って来ていた。
けっこうねぱって4kmあたりまで。しかし、そこで抜かれてしまった。
出雲路橋で22分30秒(11分29秒)。
そのちょっと先で5km、22分53秒。
後半がんばらないと、45分台ゴールはむずかしい。
5kmの部トップのみきちゃんをパチリ。
吉澤さんを撮ろうとしたら、速くてちょっと枠外へ。
このあと北大路橋をくぐったところ(6km手前)で、突然前にバッタリ。なんとか手が出たが、左ほほと左胸を強打。
時計も止まってしまったが、すぐに立ち上がり、時計も再開してスタート。(あとで計算すると、この間6秒。)
あちこち痛かったが、行ってまえー!
御薗橋を折り返してきた橋本さん。
余裕の表情だった。
2番手は鈴木さん。
こちらもにこやか。
私は34分36秒(12分05秒)。
またまたゴール45分台が微妙になってきた。
「痛いもクソもない、しっかり走らんかい」と自分にハッパをかけて走った。
ゴールはなんと、46分00秒(11分23秒)。
1月第1例会の45分59秒とほぼ同じ。
こけてもがんばって走れたのは、先を行く鈴木さんおかげ。やっぱり参加者が多いと、レース感覚で走れるのでいい。
ゴールしたとき、「顔に血が・・・」と言われた。
吉田康彦さんにお願いして顔のアップを撮ってもらった。左のほほの腫れはよく見ると分かります。でも、血が付いているところはよく分かりませんね。
さあ、後続の仲間の応援へ。
これで私も2kmのダウンジョグができた。
もろもろ入れて全部で16km。
こけてしまったのは想定外だったったが、今日は次のレースに向けていい練習になった。
あごについていた血は、あごから出たものではなく、手の血がついたものだった。そらそうや。こけてあごを打つほど、私のあごは長くない。
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