2018年02月21日(水)
薄れゆく記憶 [雑感]
今日は寮1(二条)17時間。
ちょうど2週間前、ここで夕食のカレーを思いっきり食べてお腹が痛くなった。まさか、そのあと10日間の入院になるとは・・・。
朝8時半過ぎ、お掃除のKさんが出勤。
さっそく「バレンタインのチョコ」と言って、LOOKの宇治抹茶味をくださった。今年はバレンタインデーに入院中。私にとってはこのチョコが唯一ということになった。
Kさん、いつもありがとうございます。胆のうにはよくないので、一日一個か二個くらいにしときますねー。
Kさんにこの間のいきさつをまとめて話そうとしたが、うまくまとまらない。
最近思うのだが、食事制限をしているせいか、脳に栄養が回らず、その働きが鈍っている感じがする。特に記憶力が落ち、この2週間のことがよく思い出せない。
寮長さんも出て来られたので、ご迷惑をおかけしたことをお詫びした。せめて2週間前の水曜のことだげでも思い出して、きちんと報告しておかなくては。
「1年半前に、胆のうに胆石がいっぱいたまっていることが分かっていました。すぐに胆のう摘出手術をせんなんくらい悪かったんですけど、その時のCT検査で甲状腺腫瘍が見つかって、そっちの治療が優先になってしまって。
胆のうのほうは、食事に気を付けていたらそうそう発作は出ないだろうということで後回しになりました。
ところが2週間前の水曜日、寮の夕食でカレーが出て、若い子らにつられて思いっきり食べてしまいました。
夜7時半くらいに食べ終わって、1時間後の8時半くらいから痛み出し、それがだんだんひどくなっていったんですけど、あと2時間くらいで帰れるしとしんぼうしました。
11時の館内巡回が終わって、運転して帰ったんですけど、あまりにも痛すぎてこの時の帰り道の記憶がほとんどありません。
家に帰っても全然痛みはましにならず。そこですぐに救急車を呼んだらよかったんですが、前におとなしくしていたらストンと痛みが治まった経験があったので、とにかく朝までしんぼうすることにしました。
ところがけっきょく痛みは治まらず。夜が明けてきたのでヨメさんに起きてもらい、車で救急外来に連れて行ってもらいました。
ヨメさんはすごくゆっくり運転してくれたんですけど、ちょっとした振動がお腹にこたえて、7時過ぎに病院に着いたときが最高の痛みになっていました。
その救急外来で言われたのが、『8時半になれば専門の先生が来られますので、それまで待ってください』。
その言葉にヨメさんがブチ切れて、『それなら、ここから救急車呼んで、別の病院に運んでもらいます!』
しっかり覚えているのはこのへんまで。
あとは、救急担当の医師と看護師さんが・・・。いろいろとしてくださいましたね。」
10日間の入院生活も、いろいろな方がお見舞いに来てくださったが、あれも夢かも。
退院日にみやこめっせまで往復走ったのも、夢やったのかも。
まあ、このブログに写真入りで記事を書いているから、夢ではないみたい。
食事制限続行中なので、全然体重が戻らない。昨日も夕食後なのに56.4kg。
今日も寮長さんに、「えらい頬がこけて・・・」と言われた。
明日も胃カメラ検査のため、今日の夕食後から絶食。
胆のうに負担がなく、ちょっと食べたらすぐ体重が増えるという食べ物、ありませんかねえ。
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2018年02月20日(火)
医療用インソール [ランニング]
2月7日に届いていた医療用インソール。
しかし、その日まさに胆のうが暴れだし、翌日から10日間入院。京都マラソンまでに慣らして、よければ本番も使おうかと思っていたのに。その計画は泡と消えてしまった。
半分忘れかけていたこのソール。今日、やっと使ってみる気になった。
「アディゼロタクミ・レンブースト」と「アデアディタクミ・イドミ」を預かってもらって、それに合うようにインソールを作ってもらった。具合が悪い時は何度でも修正してくださるらしい。
まずは、ゆっくり練習用に使っている「イドミ」から。
足を入れてみた感じはいい。とにかく走ってみなければ。
午後4時前から。
走り出すと、足が「ペタッ、ペタッ」と着地し、うまく走れない。
それに、例の左足親指の付け根が強烈に痛む。10日間も入院してたのに、全然ようなってへんのかいな。
いや、でも土曜にみやこめっせ往復した時、全然痛くなかったなあ。どうなってんのかなあ。
こんないい天気の日は、ちょっとでも走らないともったいないね。
とりあえずこのインソールに慣れることが大事なので、あまりコースやタイムを気にせず走った。
長代川沿いの道を走り、宝が池に行くことにした。
タイムを気にしないときは宝が池がいい。
ワンちゃんやネコちゃんにも会えるかもしれないし。
だいたいキロ6分ペースくらいで走れているみたい。
距離表示が新しくなっていたのはいいのだか、風にあおられてよく見えない。
工事中だったところも、もう終わっていた。
2月末までって書いてあったのに、どういうこと。わざわざ「京都マラソン」直前だけ通行止めにしてたってこと。この京都市のセンスの悪さに怒りを覚える。
宝が池を1周だけして、来た道と同じ道を通り家まで。
なんやかや言いながらいつしかインソールになじんできて、「ペタッ、ペタッ」走りが普通になってきた。
家に到着、6.9km、41分。
これくらいから、ぼちぼち走って行けたらいいでしょう。
ほぼ問題はなかったが、インソールが分厚い分、つま先が窮屈になった気がする。これも慣れないとしょうがないのかなあ。この窮屈さが続くと、レース用には使えへんかな。
団地内を1kmダウンジョグ。
いつものところにいつもの黒猫ちゃん。
いやいや、よく見るともう1ぴき。
この団地には優しい人が多いから、みんな穏やかな表情やねえ。いつか、おっちゃんにもさわらしてやー。
第2部は、「レンブースト」。
午後6時。もう暗くなりかけていたので、安全な団地内を走る。
これが意外や意外。ピッタリ!
つま先の窮屈感もない。気持ちよく走れた。
レースには使えんと思っていたが、これなら使えるかも。
ただ、足になじんできただけなのかもしれないが・・・。
さっきの黒猫ちゃん、またいましたよーん。
1周1kmコースを3周、約19分。
まあまあ走れてよかった。
また1kmダウンジョグをプラス。
これで今日は、6.9+1+3+1で11.9km。
あせらずぼちぼちと。当分は地味な練習に徹するようにしよう。
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金策巡り [雑用]
今日は仕事はお休みだが、雑用がいっぱい。
まずはあるお金をかき集めて銀行口座に入金。少しでも問屋さんに支払わなくてはならない。どこを探しても、ほんとに少ししかありませんでした。
次に左京区役所へ。
「国民健康保険限度額適用認定証」をもらいに。(いわゆる、高額療養費を自己負担限度額まで下げてもらう証書。)私の場合は、月に57600円を超えるとそこで止めてもらえる(食事代などは別途)。
通いなれた1階8番窓口へ。
「ちょっと調べてきます」と係の方が席を外された。
「先月の健康保険費が支払われていませんね。」
「はい。入院してたもんで。」
「お支払いがないと、認定証は出せないんです。2階でお支払いができますので、そのあとでもう一度来ていただけますか。」
「いえ、とりあえずここに一番に来たのでお金は持って来ていません。一回家に帰って、銀行によってお金をおろしてからでないとお支払いはできません。時間がかかるので、午後にもう一回来ます。」
私がそう言うと、奥に引っ込まれ上司に相談されていた。
上司登場。
「今日明日中くらいにお支払いしていただけますか。」
「はい、このあと行こうと思ってたんです。」
これでやっと手続きが進んでいった。
家に帰って、ヨメさんにその話をした。
「なんて―! 誰のための制度やねん! 病院に払うお金に困って来てるもんに、『認定証は出せん』てか。アンタらからお金もらうわけじゃなし。私やったら、そこで暴れまくってるなあ。」
私はお坊ちゃん育ちなので、とてもヨメさんのように暴れることはできません。
ただ、ずっと支払いを続けていて、たまたま先月の支払い分が遅れていただけの者にこの対応は確かにおかしいと思った。未納常習者への対応みたいでした。
その次は、JA市原野へ。
医療共済から入院費などを支払ってもらう手続をしなくてはならない。今回は胆のう炎なので、がん共済のほうはダメらしい。痛いねえ。がん共済も毎月5200円ほど払っているのに・・・。
まあそれでも、医療共済から5000円×10日で5万円は出るんでしょうね。(医療共済は、毎月7800円も払っている。)
早く病院で証明書を書いてもらわなくては。
さて、いよいよ最大の金策。
と言っても、最後のなけなしの定期預金解約です。これだけは命の危機が迫るまで残しておこうと思っていた預金。もう今が、ある意味「命の危機迫る時期」なのかも。
担当してくださった窓口のおねえさん(さきさん)が、すごく感じのいい方でよかった。私の歳なら「オレオレ詐欺に引っ掛かってるかも」と思われてもしょうがないくらいなのに。
せめて数万円だけでも残しておこうと、最近入れた分だけを指定し手続きをした。するとしばらくして、古い方を残した方が利息がいいと教えてくださった。ちなみに新しい方は0.01%、古い方は0.3%だった。なんと30倍ですか。
ここでおろしたお金で、国民年金(ヨメ・真樹の二人分)2か月分、国民健康保険2か月分、市民税・府民税、固定資産税などを支払った。それにまだ支払いしていない入院費があさって、商工中金からの借入金の返済が月末。これらを合わせると、もうほとんど残らない。
もう、定期預金もないぞー。これからどうしましょ。
私のメインバンクは、なぜかみずほ銀行。
藤井と富士が似ていたので、教師に採用されたときに富士銀行の口座を作った。もちろん、その時はみずほ銀行になるとは夢にも思いませんでしたけど。
口座を作るとき、「毎月27日に普通預金の残高が○万円以上あると、勝手に定期に振替できるシステムがあります。ぜひ」と勧められ申し込んだ。そして、それから今までそのまま。約38年間(456か月)。私は3万円で設定してもらったので、毎月必ず振替えられ一度もおろさなかったら1368万円!(たぶん、実際は合計最高100万円を超えたことはない。)
教師をしていた時は順調に定期預金に回っていたが、やめてからはガタガタ。おろす方が多くなってしまった。今回の解約で、何とか9万円だけ残すことができた。あー!
とっくの昔になくなった富士銀行のキャッシュカードを、今も使い続けている変なオッサンがおりますでー。私ですけど。残高しょぼいですけど・・・。
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2018年02月19日(月)
仕事復帰 [雑用]
今日から仕事復帰。
と言っても、いつもの寮の管理代行のバイトですけど。
本来9日(金)の勤務だった分を、入院して来れなかったので無理やり今日に振り替えてもらった。そのため、今週はけっこうハードなスケジュールになった。
19日(月) 寮2、24時間
20日(火) 休み (左京区役所へ高額療養費申請、そのほか金策巡り)
21日(水) 寮1、17時間
22日(木) 胃カメラ検査
23日(金) 寮2、24時間
24日(土) 出張販売荷物積み込み
25日(日) 「宇治川マラソン」出張
26日(月) 寮1、17時間
こうして見てみると、明日くらいしか走れる日がない。
って、もうしばらく走らんでいいのか。
「宇治川マラソン」には、真樹が沖縄から手伝いに帰って来てくれる。
そして、28日(水)に家族5人そろって日帰り旅行に行く予定。それを励みにして、しっかり働くことにしよう。
ただいま、寮2のパソコンにトラブル発生中。
私の仕事は、パソコン画面を見て寮生の入退館や喫食状況を調べる。そのパソコンが使えないので、仕事量はいつもの半分くらい。ただし、時間は長い長い24時間であることは同じ。
ヒマな分、いつもの朝日・日経チェックは入念に。
朝日では、「教えて!憲法 基本のき」という連載がよかった。分かっているようですぐに忘れてしまう憲法は、何べんも何べんも繰り返し読まなあかんね。
日経は、いつもの「がん社会を診る」。
2月7日の「赤ら顔で飲酒、リスク高める」がよかった。エタノールが肝臓で「アセトアルデヒド」に分解され、それをまたALDH2ちゅうやつが酢酸に分解して解毒する。ALDH2の遺伝子には分解力の強い型(正常型)と乏しい方(欠損型)があり、両親から受けた遺伝子のうちのどちらか一方が欠損型である「部分欠損型」が日本人の45%を占める。
これや、これ。うちは父親が酒飲み、母親は一滴も飲めなかった。私は典型的な「部分欠損型」ですね。これで大量に飲酒すると、食道がんのリスクがすごく高くなるらしい。もうかなんで、新しい病名をもらうんは。きーつけよう。
仕事はほぼ一日中座ったままなので楽。
心配なのは食事。避けた方がいいものばかりのメニューの可能性もあったので、家から海苔とかマメの炊いたんとかを持ってきた。まあ、今日のおかずはぎりぎりセーフかな。量をだいぶ減らしたから、胆のうへの負担も少なかったように思う。
これから寮の管理代行が続き、寮の献立のものを食べなくてはならないことが多いので、慎重に慎重に。まずは食べる量を減らすことからですね。(寮の献立を載せたいのだが、会社からそれはダメという通達がありました。)
今日の食事コントロールはまずまずうまくいった。この調子、この調子。
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2018年02月18日(日)
京都マラソン2018応援 [ランニング]
今日はおとなしく、京都マラソン応援。
ランナーにとっても応援の者にとっても絶好のお天気。
2月中旬の京都でこんないい天気は、もう二度とないかもしれない。ああ、今日走れてたらなあ。私の「サブ3.5」の可能性は80%くらいあっただろうに。くやしーい!
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昨日同窓会に帰っていた廉を、地下鉄・国際会館駅まで送っていく。
ヨメさんはランナー全員を応援したいと、早めに家を出た。西賀茂橋まで歩いて行くと言う。
私も廉を送ったあと、すぐに西賀茂橋へ。もちろん走って。
家を出たのはちょうど10時。
近道をしたつもりが意外と遠く2.4km、16分。
西賀茂橋西詰が第4関門(18.4km)で、ここを11時40分までに通過しなくてはならない。ヨメさんが立っていたところ(東詰下がる)は18.7kmくらい。
私が到着した時、「もうかなりのランナーが通過した」とヨメさんが言った。キロ4分で1時間15分なので、やはりみなさんいい調子で突っ込んでいかれたようだ。私の応援したい人はそれよりはゆっくりな人ばかりなので、ちょうどいい時間に来れた。
すると、パッと目に着く美人ランナーが。
「そとみねさーん!」
「あっ、ふじいさん、からだだいじようぶなんですかー・・・。」
こんな早いスピードで駆け抜けられても、私の体を気遣ってくださる心優しい方です。ありがとうございます。必ずまた復活しますから。待っててくださいね。
じっと待つのは性に合わんので、コース逆走。とりあえず、かもなす由美さんが島方式ボランティアをしておられるところまで行かなくては。
西賀茂橋を渡ってしばらく行ったところで、「ふじいさーん!」の呼び声。
「おー」と応えて写真を撮らせてもらったが、お名前が出てこない。
続けてもうお一人からも声が。
急いで写真を撮らせてもらったが、こちらもお名前が出てこない。
すんません、半分ボケジジイですので・・・。
またまた、「ふじいさーん!」の呼び声。
今度は、どこからよばれているかが分からなかった。
「こっちー!」と呼ばれてやっと分かった。走友・細井さんでした。細井さんは私を見つけるのがうまい。
さてさて、島方式の場所まで。
給水所で落とされたタブ系のごみがすごかった。
立ち止まって取ったらどうなん。もったいない。
私は超ベテランランナーなので、その辺はそつないですよ。
「走りながら取る」ということはない。立ち止まり、落ち着いて「いただきます」と言っていただいています。
御薗橋西詰で島方式をしておられるものと思っていたら、そこじゃなかった。「もうちょい西か」と思い、御園橋通を西へ。
すると、4時間半ペースランナーに堀田さん。意外なところで意外な人に会えた。
大宮通との交差点で島方式発見。
西賀茂橋から1.3kmくらい。
交差点の真ん中に、横断したい自転車とバイクがたまっていた。
男性ボランティアさんが私を見つけてくださり、「こっちですよー。」
おー、そこに由美さんがおられました。
「病院脱走してきたんか?」
「いえいえ、昨日普通に退院してきました。ちゃんと受付まで往復走って行ってきましたでー。」
「そうかー、走って。でも退院してしもたら、私明日病院行くのに、お見舞い行けへんやん。」
「もう『ご清聴ありがとうございました』できませんでー。」
「ほんまやな、残念。」
二人の自撮り。
いいお顔ですね。
さて、またヨメさんのところまで。
けっきょく、私が応援したかった中嶋さんと桜井さんは見つけられなかった。ヨメさんの横で待機しておいた方がよかったかな。
帰る途中で、こんな応援。
犬好きランナーにはたまらん応援ですね。
元の場所に戻ったのは11時5分くらい。
関門制限まで、あと25分。
ここからの応援をがんばらなくてはね。
山本さん(京都走ろう会)。
声をかけさせてもらったら、元気なお返事が返ってきた。
鴨川河川敷を走っているのは・・・。
そうそう、今日は賀茂川パートナーズの練習日。
京都マラソン開催を気にせず、いつも通りの練習をされているようだ。
あのペアは、平山君と吉川さんですね。
「京都キャロット」のななめ向かいのカラオケ屋さんのご主人。いつもお世話になっています。
最近不調と言っておられたが、笑顔で走ってられてよかった。
5時間半ペースランナーに宮村さん。
楽しそうに走っておられました。
その後ろに斉藤さん(京都走ろう会)。
みなさんから注目されるペースランナーの仕事は、それなりに大変でしょうね。
「まえださーん、しっかり!」
「はい、がんばります。」
カツを入れさせてもらいましたので、ぜひ時間内完走してくださいね。
これは絶対に、禁止されている仮装ではありません。ふだん着物を着ている人の普段着です。これをダメにすると、民族衣装締め出しで差別問題に発展します。
私も着物で走ろうか知らん。そのためには、今からふだんに着物を着る実績を作っとかんとあかんね。
さあ、関門までの時間がどんどん少なくなっていく。
さすがにこのあたりになると、ランナーの数がまばらになってきた。
川向では、「関門制限まで、あと○分」のカウントダウン。
多くのランナーが必死で走っておられる姿を見ることができた。
「ますみちゃん、ランナーがいやはるうちに写真撮っとこ。」
三角コーンにカメラを置いて、ツーショット写真。
走れへんかったけど、いい記念になりました。
関門を通過されたランナー全員を見届けて、二人で家まで歩いて帰ることに。
2.4km、2.4これもまあデートみたいな・・・。
「京都キャロット」旧事務所につながるきつい坂を上ると、美猫・こたろうちゃんのおうちの前。
「もうだいぶ前に見た切りやし、もうおらへんにゃろなあ」と庭をのぞくとちがうネコちゃんが。
「あら、めずらしい」と飼い主さんが私らを見つけ、駆け寄ってこられた。
「あのー、小太郎ちゃんて、もういませんよね。」
「いいえ、元気にしてますよ。まだ9歳くらいやと思いますよ。」
長いこと見てへんかったから、もっと年寄りと勘違いしていた。
「あのネコちゃんは?」
「こたろうが、ほかされてお腹の大きいネコちゃんを連れてきて、うちで産んだんです。そのお母さんも生んだ後も大変やって、動物病院連れて行ったり・・・。」
「その時に産んだネコちゃんですか。」
「そうなんです。全部もらってもらおうかと思ったけど、1ぴきはお母さんのところに残しといたげなかわいそうかなあと思って。」
「いやー、ええとこに飼ってもらってよかった。こたろう君はすごいやさしいネコちゃんなんですね。」
「ところがね、そのお母さんネコ、こたろうが来たらフーと追い返すんですよ。全然ありがたく思ってへんみたい。」
「うーん、それどっかで聞いたことのある話やなあ。私一人の力で育てましたてか」とヨメさん。
「自分や、自分!」
こたろうちゃんには会えへんかったけど、元気にしていることが分かってよかった。それに飼い主さん(すごくお上品な農家のおねえさん)とも久しぶりにお話ができてよかった。
「私のピカチュウには一言もふれはらへんかったなあ」とヨメさん。
「普通のデブの服に見えたんやろう。」
コンビニによってうどん玉を買い、家に着いたのは12時半ころ。
きくは退屈そうにしていた。
「今日みたいにいい天気やったら、きくもかしこう見ていたかもなあ。」
来年はきくも応援に行く?
いや、私はやっぱり「おきなわマラソン」のほうに行きたいかなあ・・・。
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2018年02月17日(土)
第101回9の日平和ラン [ランニング]
私のラン再開は「9の日」から。
って、今日17日ですやん。
いいんです、いいんです。走れるときに走ったら。
今日は「京都マラソン」受付の日。受付にはギリギリ間に合いましたねえ。
「あんなに苦しんで入院したのに、退院日にランですか」と思われる方もあると思う。一応、石田ゆり子似医師は「体と相談して、無理しないように少しずつ走ってください」とおっしゃっていた。
受付場所までは9km弱でしょう。これをゆっくり走るならば、私にとっては「少しずつ」の範疇です。
午後3時、スタートしようと思ったら猛吹雪。ちょっと待って、3時25分に自宅出発。
もともと受付には走って行くつもりだったが、その直前の体調が不安定になってしまっただけにに、ふだん走るときには持たない携帯電話とお金をしっかり持ってスタート。危ないと思ったら、すぐバスかタクシーに乗ること。
それと調子乗りの私を制御するために、厚着でスタート。ここ重要なんです、暑がりの私は厚着をしたら否応にもスピードが抑制できるんです。
それにしても、パンダ帽子と黒ネックウォーマーは怪しすぎる。一応「9の日平和ラン」なので、「いらんちゃ 米軍基地!」ジャンバーで。この色なら、倒れていてもすぐ見つけてもらえるでしょう。
受付会場・みやこめっせへの最短距離を。
いつものポチ君にごあいさつし、圓通寺の裏の急坂を真っ下に。
地下鉄・北山駅で3km。
入院前、京大病院まで走って行った時が7.5km。みやこめっせはその1kmほど先なので8.5kmくらいか。ずっと下りなので、無理しなかったら全部走って行けそう。
出町を過ぎたところから鴨川河川敷へ。
うちらへんは雨でビチャビチャだったのに、ここらは濡れていなかった。そんなにちがうんやね。
飛び石を渡る人たち。
逆光で撮ったのでいい感じ。
京都精華高前で6km、40分。
冷泉通の手前で上の道へ。
冷泉通は、大文字駅伝の旧10区(アンカー区間)。
真樹が小6の時、走らせてもらいました。
あー到着。
ここが入口かと思いきや、「入り口はこの先でーす」。
ほんとうに到着。
8.15km、54分38秒。6分42秒ペース。
想定では9km弱だったが、思っていたより近かった。
時々「フ―」となりかけたけど、まあまあ走れましたやん。
すぐに受付へ。
「受付だけして走りません」と言ったのに、「緊急連絡先を書いてください」と。
なーんでか、よう分からん。
他の番号のところはガラガラだったのに、私のところだけ混みごみ。これも理由がよく分からんかった。
「サブ3.5枠」、採りすぎたんちゃう。
いったんナンバ―カードを受け取った後、チップ回収所へ。
明日の朝、「やっぱり走る」とか血迷ったことを言い出さんようにね。
そこから出口までが遠かったこと。
これで気分が悪くなってしまった。
帰りも自分の体調が続く限りは走って帰ろうと思っていたが、この迷路ウロウロでゲーが出そうになった。もう京阪と叡電で帰るか。
そんな時、目に入ってきたのがわが社の緑のガードマン制服。そうそう、3年前の今ごろ私もここに立ってました。
知ってる人がいないかと探したが、ほとんどが女子大生契約社員。「ざーんねん」と帰りかけたとき、真樹のそっくりさんの○舘さん(30歳)発見。なんでもできる○舘さんなので、今日の隊長役かな。
今回のいきさつを初めから終わりまで、お仕事中なのに全部聞いてもらいました。
「3月から週1くらいで復帰しようと思ってたんですけど、また前とちがうところに悪いところが出てきて・・・。」
これがいつまで続くんでしょう。でも、○舘さんとしゃべれて、急に力がわいてきた。
「やっぱり、走って帰ろうっと。」
スポンサーの顔を立てないといけないのは分かるけど、私のように体調不良の者はシューと出してほしい。出口に展示されていた雛人形を見て、お口直し。
4時50分、みやこめっせ前をスタート。
プログラムや参加賞を背中に背負って。
センスのいい看板発見。
冷泉通の横の疎水は工事中。
鴨川合流地点で約2.5km。
このあたりから、また天気がぐずついてきた。
下鴨西通のスーパー・セルフィ下鴨で約4km、30分。
あと半分。
最後のほうにこの急坂が待っている。
さすがに上り坂にやられ、8.16km、1時間02分45秒。7分41秒ペース。
往復16.3km、どうにかこうにか走り切れました。
ただしいつもとちがい、走ってきた途中の記憶がどんどん薄れて行っている。脳に栄養回ってへんのですかね。
6時前に帰れてよかった。
当分、暗い時は走らないようにしようと思う。今の体調では危ないので。
きくちゃんに、ナンバーカードと参加賞を披露。
「パオパオ」ゼッケンで走りたかったなあ。元気になったら「京都マラソン」コースをこれ付けて一人で走るか。
参加費12000円で、この手ぬぐいみたいなん一つだけとはねえ・・・。うーん。
晩ごはんは、おかゆと手羽先煮とサツマイモのお味噌汁。おいしくいただきました。
10日ぶりの湯舟はよかった。
ふろ上がりに体重を計ると、「55.7kg」。
どひぇーん、病院では服を着たままだったので500g分くらい引いたらいいのかと思っていたが、もっと引かなあかんかったみたいやね。
今日、店のバイトさんとガードマンの○舘さんの両方から「すごく痩せはって」と言われた。そらそうやわなあ。入院前から4kg近く減ってるんやから。
いろいろなことに配慮しながらも、しっかり食べて体重戻さなねえ。これでは、走れんわ。
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9泊10日で退院 [病院]
今日午前9時半、無事退院いたしました。
心配してくださった皆様、ありがとうございました。
9泊10日の入院は、今までで一番長かったものでした。
またすぐ来週に胃カメラ検査があり、3月には結石除去手術で入院と気は抜けませんが、まずは一区切り。
無理をせず、養生するように心がけます。
このブログもずっと「病院ネタ」が続きましたが、これからまたおもしろいこと書きますねー。見てくださいねー。
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最後の最後まで出ましたアップルジュース。
もう当分はいらんなあ。
退院前に体重を計る。
また、うまく写らず。
服を着て、カメラを持って56.8kg。
やっぱり56.5kg以下ですね。
高校卒業後の最低記録です。44年ぶりの記録更新ですか。
昨日シャワーをさせてもらったとき、鏡に映った浮き出たあばら骨にビックリ。
病院での最後のコーヒー。
京都走ろう会のポップさんが、ブログ「ぽっぷらぽち」の中で私のことを書いてくださっていた。
◇ ◇ ◇
(中にはいつもお世話になってる京都キャロットのパオパオさんのブログを拝見させてもらっています。今は入院されていますが、またお元気な姿を見られるのを楽しみにしています(^^) )
◇ ◇ ◇
気にかけてくださってありがとうございます。
やせてしまいましたけど、元気ですよー。
最近は「京都キャロット」のジャージを着て、これが話題になるように画策していました。何人かが引っ掛かってくれましたなあ。
一番最初にお世話になったS看護師さん。最後も来られて、「病院に来られた時はたいへんでしたね。でも、だいぶ回復されてよかったですね。また砕石に来られるんですよね」と声をかけてくださった。Sさんのような落ち着いた物腰の方が一番。今回のピカイチ看護師さんでした。
荷物を整理し、ナースステーションによって退院準備完了。
お金がないので後払いの手続きもしておいた。
10日間もの長い間、たいへんお世話になりました。
こないだヨメさんにいらんもんをたくさん持って帰ってもらったのに、大変な荷物。これ、ピーチならセーフ(10kg)でジェットスターならアウト(7kg)になるとこですね。
地下鉄・鞍馬口駅から国際会館まで。
そこから京都バスで地球研前。
病院から少しの距離なのに、気温は下がり、天候も全然ちがう。雨ですやん。
ああ懐かしの我が家、10日ぶり。
やっと帰ってこれました。またすぐ入院やけど・・・。
さあ、きくちゃんは?
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【今日のきく】
家に着き、玄関から「きくちゃん、きくちゃん、帰ってきたでー」と何回呼んでも出で来ない。
しびれを切らして、廉の部屋、真樹の部屋と覗いてみるがおらず。
居間で固まってましたがなー。
とりあえず記念写真。
きくは困っとったなあ。
「きくちゃん、オッサンやん。忘れたん?」
「オッサンと言われても、どこのオッサンなんだか・・・」と言いたげなきく。
これがきくなりの「死んだふり作戦」なんでしょうか。
「きくちゃん、おちゃんぽ行こか。」
この「おちゃんぽ」にはガバッと反応。
「どこのどなたか存じませんが、そこまで言っていただけるのなら、お付き合いしましょうか」という感じかな。
出かけたときはすごいいい天気。
きくも大喜び。
10日ぶりおちゃんぽ記念写真。
やっぱり、まだ困ってますね。
大きい公園に行くまで、何回かフラッと来た。
そらそうや、10日間トイレとロビーくらいまでしか歩いてへんにゃから。
このころから比叡山に雲がかかかり、天気があやしくなってきた。
小雨からみぞれ、そしてだんだん本降りに。
公園のトイレで雨宿り。
いくら待っても降りやまず。
「きくちゃん、ちょっと走るか。」
きくはいつもヨメさんと走っているらしいので、いつでもOK。
私は病み上がりで、ちょっと足元おぼつかなかったが、、きくといっしょならだいじょうぶ。公園からは800mほどあるはずだが、何とか走り切れた。
家に着いたら、私もきくもビチャビチャ。
中嶋さんの教え、「冬は晴れていても帽子をかぷって走りに出る」を忘れていました。
でも、少しでも濡れるまいと頑張って走ったのがよかった。ゆっくりちょっとずつなら走れそう。
きくちゃんのおかげやわ。
そのあと、やっと何となく思い出してくれたみたいで「もう一回おちゃんぽ」要求のグイグイ。
「もう行かへんで―」と言ったら、すねていた。
「また、夜にな。」
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2018年02月16日(金)
コーヒーにコーフン! [病院]
昨日の午後3時半ごろ、ドクターからの許可が出たので8日ぶりにコーヒーを飲んだ。そらもう、おいしゅうておいしゅうて。
そして夜になり、いつも通り10時半くらいに横になったのだがまったく眠くならない。前日までは、お昼寝をしても夜になればすぐ寝つけたのに。昨日は朝6時からずっと起きていてお昼寝もなしだったのに、夜になっても眠くならなかった。
思い当たるのは、コーヒーを飲んだことのみ。昼に飲んだコーヒーが、寝る前まで影響するとは知らなんだ。8日ぶりに体に入ってきたカフェインに、過剰反応を起こしたんでしょうか。
それともう一つ。
やっとうつらうつらとしかけたころ突然、「詰所の方―、詰所の方―」と叫ぶ声。
「あっ、廊下側の『たつじい』さん。「『詰所の方』ってなに? なんでナースコール押さへんにゃろ。この部屋はナースステーションから一番遠い部屋やから、叫んでも聞こえへんで。代わりにナースコール押したろか」と思った。
そう悩んでいるうちに、バタバタと足音。すごいねえ。あんなに離れているのに聞こえたんやねえ。私には絶対ナースは務まりませんなあ。
そんなこんなで熟睡できず。
朝起きたら頭がボー。このごろ好不調が一日交替。
朝食を食べ、シャワーを浴びて戻ってくるとヨメさんが来てくれていた。新聞とコーヒーを持って来てくれた。
「このためだけに時間取って、駐車代払って・・・」とぼやいていたが、かわいいかわいいますみちゃんの顔見ただけで元気出ますがな。
そのあとさっそく持って来てくれたコーヒーを飲むと、体がシャキン!
「コーヒーを飲みながら新聞を読む」、これこそ私が一番くつろげる時間です。ありがとうね。
退院後の食事についてよく聞いておきたかったので、栄養士さんに来ていただいた。この方もIさん。「鞍馬口」はIさんが多いわ。
若くてかわいい女性だったが、すごく丁寧に分かりやすく説明してくださった。
脂分が胆嚢に悪いのは前から知っていたが、繊維質の食べ物も要注意とは初めて教えてもらった。繊維質のものは消化するのに時間がかかり、それだけで胆嚢の負担になるらしい。その代表的なもののうち、ゴボウはめったに食べないが、糸こんにゃくときのこ! 冬場は2日に1回は食べとがるなー。大好きやし。当分、豚肉と白菜だけの水炊きですか。
あと、強調されていたのは「一気に食べないこと」。控えたほうが良い食品が混じっていても、そんなに気にすることはない。気にしすぎると食べるものがなくなってしまう。大事なのは、その量。いろいろなものを少しずつ,何回かに分けて食べれば問題ないとのこと。そう聞いて、ちょっと安心した。
※ パソコン調子悪し。なおったら、続きを書きます。(16日20時)
※ 打てない文字があったのですが、今治りました。付け加えます。(17日7時)
昼食後、夜眠れなくてもいいのでまたコーヒー。
栄養士さんのお話によると、このコーヒーは自販機のコーヒーよりカフェインがきついはずとおっしゃっていた。。それでも飲みたい。いや、「きついから」飲みたいのかも。
そのあとベッドでおとなしく本を読んでいると、「こんにちはー」とお見舞い客が。
なななんと、耳鼻科の担当医である?医師(Iさんばっかりでややこしいが)。
「明日退院なさると聞いたので、やってきました。」
今回意外なお見舞い客の連続だったが、まさか耳鼻科の先生がわざわざ私の病室まで来てくださるとは思ってもみなかった。
いろいろ今回のいきさつなどをお話したのだが、みんな「知ってます」というお返事。私が「退院後に走ってもいいか」と聞いたこと、それに対する内科のI医師の見解などもすべて知っておられた。「横のつながりがしっかりできてるんやなあ」と感心した。
帰り際、「彼女は石田ゆり子みたいなかわいい先生ですが、とても勉強熱心な賢い先生ですから、安心して診てもらってください」と言って帰られた。
「いやー、ボクは○○先生から□□先生まで、いい先生ばかりで喜んでいます。」
「いえいえ、私なんか・・・。」(耳鼻科のI医師は宝塚系。)
ほんとうは、「美人医師から美人医師のリレーでウハウハです」と言いたかったところだが、これはアウト! 自重、自重。
恒例、病院食公開。
だれも興味ないかも…。
お昼はうどん付き。
夕食はしっかり。
おかゆ以外は、かなり普通に近づいたのでは。
それにしても、最後までアップルジュースやったなあ。
そして夜。
今日の記事を書いている途中、突然一部の文字が打てなくなってしまった。せめて切りのいいところまでと、打てない文字をよそから探してコピーしてとたいへんだった。(現在、問題解決。)
そのあと、悲しいお知らせのメールが。これは私個人にとって悲しいだけで、他の人には何ともない。またあとでくわしく書きますね。
コーヒー2杯飲んだ割には寝つきがよかった。もうカフェインに慣れてきたんかなあ。
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