2018年02月08日(木)
総胆管結石嵌頓による急性胆管炎、胆石膵炎 [病院]
【病名】総胆管結石嵌頓による急性胆管炎、胆石膵炎
嵌頓(かんとん)とは、胆嚢から胆管に飛び出した胆石がはまり込んで動かない状態をいいます。
食事によって胆嚢は収縮しますが、結石の嵌頓により胆汁が胆嚢から出られない状況になります。それでも胆嚢は縮もうとしてけいれんに似た痛みが起こるわけです。脂っこい食事(天ぷらやとんかつなど)で胆嚢はより強く収縮しますが、夕食にこのような食事をとることが多いため、夜間の発作が典型的となります。食物が消化されて十二指腸から小腸へ移動すると胆嚢が弛緩(しかん)して嵌頓がはずれ、明け方頃には自然に痛みがとれてきます。
私の場合、嵌頓が外れず、胆管とつながる膵管にも影響を及ぼし膵炎を併発しています。そのため、入院期間が長引く可能性が高いそうです。
【治療計画】当面絶食、点滴にて加療します。内視鏡処置を予定します。
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何日か前から、胆嚢が痛みそうな兆候があった。マラソンの途中でふくらはぎにピリッピリッと来るような、こむら返りの兆候に似た感じ。
それでも、その兆候が出たあと安静にしていると大ごとにならずに済んでいた。
2月6日、お昼にインスタントラーメンを食べたあと、物足りなかったので食パンを焼いて食べた。マーガリンをたっぷりぬって。
そのあと来ました、みぞおち当たりの痛み。これは明らかに胆嚢炎。今までと明らかにちがう痛さ。この痛みは、去年6月の「一人沖縄平和ラン」の前日以来。
こういう場合、痛みに耐えて、おとなしく消化されるのを待つしかない。おとといも、2時間ほど寝ていたら痛みがましになってきた。
そして、昨日。
寮1の朝食には目玉焼き。もちろん黄身を外して食べた。昼食も全く同じもの。また黄身を外して食べた。
そして夕食はカレー。私の要注意食品は、卵の黄身、マヨネーズ、マーガリン、くらいしか思いつかない。脂っこいものもダメと言われていたが、カレーが脂っこいものに入るとは知らなかった。
ここのカレーはおいしいので、大盛りにして食べましたがな。
夜7時半ごろに食べ終わり、8時半ごろからお腹がおかしくなって来た。それでも11時の館内巡回までしっかり働き、11時40分くらいに帰宅。
「めちゃくちゃ顔色悪いでー」とヨメさん言われた。
「救急車呼ぶ?」とも言われたが、寮で救急車を呼んだ時、あとの警察の事情聴取などが大変だったのでやめといた。
「明日の朝までに治るかもしれんし・・・。」
今までそうだったので、この時は本当に治ると思っていた。
夜、居間に毛布などを敷き、上半身を起こした状態で寝た。この姿勢が一番楽だったので。床暖もガスストーブもつけっぱなしで。おかげで、寒がりのきくがずっと朝まで付き合ってくれた。
けっきょく一睡もできず、白々と朝が来た。痛みはまったく治まらず。こんなに長時間痛いのは初めて。
ヨメさんに起きてもらい、鞍馬口医療センターの救急に送ってもらうことにした。
最初、私が電話したので、「できれば8時半から専門の先生が来られますので、それまで待っていただけませんか」と言われた。こっちは痛くて「ウーウー」ゆってんのに。
2回目はヨメさんにかけてもらった。
また同じような返事だったが、「もう耐えられないって言ってますので、そちらに向かいます。」
向かっている途中にも病院から電話があったようだが、それにも気づかず直行。7時過ぎに到着し、救急待合へ。
「救急の先生が専門外なので、8時半まで待っていただければ・・・。」
「まだそんなことゆうとんかい! こっちはもう歩くこともでけへんくらい痛がっとんのに・・・」と言いたかったが、もう「ウー」と「アー」しか言えない。
そこに現れし看護師さん。
「あっ、キャロットの・・・。」
うちのお客さんでした。
それが影響したわけではないでしょうが、救急の先生が診てくださることになった。
「胆嚢炎にまちがいないと思いますので、とにかく痛み止めをお願いします。」
これだけはきちんと言った。
そのあと、すぐに痛み止めの点滴。
8時半まで待って、内科の診察。
おー、またまた美人医師。
「こうじさん、よかったな」とヨメさん。
たしかに、これで早くよくなる気がする。
今までのいきさつをお話したあと、あちこち検査に回された。
その時に、「病院に来られた時の痛みが10としたら、今の痛みは?」と聞かれた。
「9です。」
痛み止めを3種類くらい点滴してもらってるはずなのに、効いとらんがな。
検査から戻ると、内科の?医師から詳しい説明があった。
1年半前に初めて胆嚢炎を診察してもらったとき、「次に発作が起こったら、すぐに緊急手術です」と言われていた。それは胆嚢を全部摘出する手術を意味していた。
それを覚悟で病院に来たのだが、今回の緊急手術は、胆石が詰まっている総胆管の出口を広げてステントという管を挿入する手術だった。まずそれをして、様子を見てから今後の治療を考えるという方針らしい。
手術名は「内視鏡的逆行性膵端胆管造影検査」。
口から内視鏡を入れ、胃から十二指腸まで伸ばし、そこから総胆管に逆行してステントを挿入する。詰まっている胆石はそのままだが、3ミリのプラスチック管(ステント)が胆汁を通してくれるようになり、痛みが治まるはず。
手術説明の時、I医師が自分で図を描きながら説明してくださったので、すごくよく理解できた。説明の時の言葉も、医学専門用語ではなく、素人にも分かりやすい表現でありがたかった。その時、「鞍馬口」にしといてよかったと思った。
そのあとも痛みはなかなか治まらなかった。10時くらいでまだ5くらいの痛み。最初の痛み止めがなくなったので、また追加してもらった。それが効いたのか、そのあとやっと落ち着いてきた。
午後3時ごろから手術室へ。
「胃カメラのようなものです」と言われていたので、麻酔なしでやられるものと思いこんでいた。ところが、「ゼリーのような麻酔を喉から入れます」「シュッシュッシュッと3回しますから10秒後に飲み込んでください」。
変わった麻酔やなあと思っていたら、まだそのあとに「眠くなる薬を点滴から入れます」。ゼリー、シュッシュッシュッ、眠くなる薬の3重の麻酔かいなと思ったとき、もう寝ていた。
1時間後に終了。病室へ。
のどの痛みはまったくなし。
「うまい!」
これでしばらくはだいじょうぶなんでしょうか。
当分絶食で、水も少量可なだけ。私の好きなコーヒーはあかんらしく、水とお茶をちょびちょび飲むしかないらしい。つらいなー。でも、お腹いたが12時間以上続いたことを考えれば、これくらいしんぼうせんとね。
ヨメさんは大事な卒試期間中だというのに、ほんまにごめんなさい。迷惑ばっかりかけて。
いつかこのご恩返しを・・・、てゆうてるうちに死ぬんやろなあ。
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2018年02月07日(水)
ススムさん [私の好きな人]
◎毎日新聞2月7日
<名護市長>稲嶺氏退任式 辺野古移設の無念さ吐露
沖縄県名護市の稲嶺進市長(72)の退任式が7日、市役所であった。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対し続けて2期8年務めたが、4日の市長選で敗れた。稲嶺市長はあいさつで「一つだけ心残りと強い懸念が私の心の重しとしてのしかかっている。辺野古移設の問題だ」と無念さを吐露した。
稲嶺氏は「未来の名護市のためにも新基地建設は許してはいけないとの思いは固く変わらない」と強調。「名護市は20年にわたって分断され、国策の名の下で市民は翻弄(ほんろう)されてきた。寂しいことだ。いつまで続くのか」と時折言葉を詰まらせながら語った。
大勢の市民らが花道を作って「お疲れ様でした」などと涙声で見送る中、稲嶺市長は市庁舎を離れた。看護師の具志川生(いく)さん(41)は「国から攻められて苦しかったと思うが、歯を食いしばって頑張ってくれた。本当にありがとうと言いたい」と語った。【佐藤敬一、川上珠実】
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(注) 胆のう大暴れ。寝ます。
また、のちほど。
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2018年02月06日(火)
通院ラン [病院]
「昨日は、扁平足と甲状腺低分化癌をつなげるええ記事が書けた。深刻に病気と闘っている患者さんにとったら、『何が風さそふやねん!』って腹立ててはるやろけどな。」
そうヨメさんに言ったのだが、ヨメさんは今、卒試(卒業テスト)のことで頭がいっぱい。私には関心なし。(いつもか・・・。)
まあ、つなげようのないようなもんをうまいことつなげるのも私の得意技。
今日も「通院」と「ラン」。どっちのカテゴリーに入れるか迷ったが、やっぱりインパクトとしては「病院」カテゴリーですね。
今日は京大病院に行き、入院するかしないかを決める。ただこれだけのことなので短時間で済む。かと言って、駐車場無料の30分以内に終わるのは難しい。私が一番恐れていた、「駐車30分超えで料金1000円」というぼったくりにあいそう。あほらし、あほらし。
先日車で行ったとき、距離を測ったら自宅から7.5kmほど。
「ええい、走って行ってまえ!」
治療中の癌患者が、駐車料金がもったいなくて自宅から病院まで走っていく。
みなさーん、元気な人(?)は病院まで走っていきましょう。なーんかおかしいけど、まあええか。
今日起きてガスストーブをつけると、その温度計が表示されず。この温度計は1℃からしか表示されない。今日は室内でも零下やったみたい。
朝ごはんを食べたあと、走る用意をして、9時過ぎに自宅スタート。家から京大病院まで最短距離になるように、まっすぐ南へ。
空は快晴だが、風がさぶうてさぶうて。
それでもずっと下りなので、順調に走ることができた。
下鴨神社前から出町を通り川端通を南下。
京大病院の北に隣接する医学部棟のあたりから入れると思ったら、工事中で通り抜けできなかった。構内を若干迷走。
病院玄関到着。
ずっと下りなので、楽だった。
7.5km、41分。実際は信号待ちがけっこうあったので50分近くかかり、9時55分着。予約が10時だったのであせった。
今日は積貞棟ではなく、「外来がん診療部」へ。
先週は予約時刻より早く着き、診察も早くしていただいた。ところが、今日はかなりの待ち時間。
そのうち、近くに座られていた男性が電話。
「お医者さんの話では、今晩か明日みたいですね。家族葬にしたいんですけど、料金はいくらくらいからですか。段階があるんですよね。」
おー、癌患者がいっぱい待機している待合で、葬式業者と相談ですかい!
そのあとも、親戚など、あちこちに電話しておられた。
うーん、何年か後のヨメさんの姿ねえ・・・。(甲状腺低分化癌の5年生存率は、だいだい50%台。)
こないだ、名護ハーフでいただいた立派な入賞盾を「棺おけに入れてな」と頼んだ。
「はあ? 棺おけなんかないで。葬式もないのに。」
それを聞いたとき、一瞬「えっ!」と思ったが、あちこちに電話されているその男性の姿を見ていたら、私はなしでいいと思えてきた。あんなん、たいへんやわ。
生きているうちにしたいことを全部して、家族や友だちに迷惑かけまくって死にたい。そんな人間に、葬式や棺おけなんかいりません。病院に火葬場があったら即火葬、それなら手っ取り早くていいのにね。
だれかに「パオパオさんは?」と聞かれたら、「もう燃やしました」と答えればいい。うちのヨメさんなら、それくらいシラーとできそう。(これ、ほめ言葉です。)
30分待って、診察は10分足らず。診察というより、入院の打ち合わせですね。
入院の男性枠は8月6日まで空きがなく、今から半年先の入院ということになった。
最初、「鞍馬口の?先生は、入院は想定しておられなかったようです」と言うと、「じゃ、やめられます?」と聞かれた。
(えっ、強く勧められたように思っていたのに、そうでもないん?)と思ったが、もうヨメさんと相談して入院すると決めてきたので変えなかった。
もし男性の甲状腺低分化癌のデータが欲しいだけだったとしても、それはそれで何かの役に立つであろうからよし。
私は放射性ヨード薬服用後の体調の変化もほとんどなかったし、あんまり心配なことはない。強いて言えば、設置されているテレビが地上波しか映らず、退屈だったことかなあ。BSでヤクルト戦見たかったのに・・・。
効果があると信じ、8月の入院日まで「かしこう」しときましょ。
けっきょく病院にいたのは50分ほど。想定していた通り、車で来ていたら1000円ぼったくられだった。
同じ道はおもしろくないので、帰りは東大路通から。
空は快晴、風がさぶさぶは来た時と同じ。
一乗寺のラーメン通りを通って。
学生時代この近くに住んでいたが、そのころはラーメン屋さんなんかほとんどなかったと思う。40年以上も前の話ですけど。
「にぎり長次郎」の前で5km。
やっぱりこっち回りで帰ると、来た道より1kmほど遠くなる。上り坂でもあるし、だんだんヘロヘロになってきた。
我が家到着、8.5km、52分20秒。
往復で16km。ええ「通院ラン」ができた。
また機会があれば・・・。
それ、病人らしくないやろ!
お昼はヨメさんがラーメンを作ってくれた。それではちょっと物足りなかったので、食パンを焼いて食べた。こないだ私がまちがって買ってしまった「4枚切り」の分厚い食パン。
この食パンにマーガリンをたっぷりぬって・・・。分厚い食パンも、なかなかおいしいやん。
それはそれでよかった。
しかし、ちょっと時間がたつと「いたたたた・・・。」胆のうがー!
忘れてたー。私は、すぐにでも手術をせよと言われている胆のう炎患者。甲状腺癌治療優先で、手術は猶予してもらっているが重傷の胆のう炎でした。
卵の黄身とマヨネーズはずっと気を付けて避けていたが、マーガリンもあかんにゃ。パンが分厚いから、それに合わせてぬりすぎたなあ。
このあと久しぶりに苦しみ、横になってじっとしていた。重症でなかったら、2、3時間おとなしくしていたら楽になる
根がいやしんぼやから、要注意要注意。
ところで、胆のう炎の手術はどうしたらいいんでしょうねえ。もう、ごまかしきれんかも・・・。
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【今日のきく】
今週は、水・寮1、木・商品積み込み、金・寮2、土日・一人出張販売。
きくとゆっくり散歩できるのは今日くらい。いつもより散歩の増量サービス。大きな公園では、久しぶりの追いかけっこサービス。いっぱいサービスしてやった。
オバシャンもテストで大変やから、かしこうしといてや。
わがままゆうたらあかんで。
きくは聞いてへんようで、ちゃんと聞いていることが多い。
かしこい犬ですにゃわ。
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2018年02月05日(月)
風さそふ 足よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん [病院]
「風さそふ 足よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん」
【解釈】 風にさそわれていちびって走りすぎている私の足は壊れかけていますが、足が壊れる前に生涯を終えようとしている私は、この心残りをどうしたら良いのでしょうか?
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ええパロディができた。
浅野内匠頭、怒ってはるやろなあ。
今日は、鞍馬口医療センターの整形外科へ。しかし、先週京大病院でアイソトープ治療(入院)を勧められたので、こちらのI医師の考えも聞いてみたかった。予約はしてなかったのだが、整形外科のあとに耳鼻科を無理やりねじ込んでもらった。
まずは整形外科。
特注インソールは、想像していたよりいいものだった。医療用というからにはある程度重いものかと思ったが、意外と軽い。シューズに入れて歩いてみるとピッタリ。
ところが、問題が。
先週は普段履きのGT2000を履いて行った。もちろん足型はとってもらったのだが、インソールを入れるシューズをこのGT2000と想定されて作ってもらったようだ。
私が走るときに使うシューズは、「レンブースト」とか「スカイセンサーJAPAN」、「ターサージールTS4」、「イドミ」など。今日はその4足を持って行ったのだか、みんな土踏まずの下あたりが細くなっている。せっかく作っていただいたインソールが全然合わない。
シューズを預かってもらって、それに合うように作り直してくださるらしい。先週に走るシューズを持って行っといたらよかったですね。お手間かけて申し訳ありません。
一度作ったインソールは1年半使用し、その時期が来ればまた新しいのを作っていただけるそうだ。(もちろん、費用は同じだけかかります。)大事に使わなあかんね。
あっ、そうそう、私の病名は「両外反母趾、両扁平足」やそうです。(泣)
次に耳鼻科。
京大病院で言われたことをそのままお伝えした。そして、「?先生は、『このまま経過観察していきましょう』という感じのお話でしたよね」と確認した。
「そのつもりだったんですが・・・。京大病院の先生が心配されるのも分かります。やはり低分化癌ですから。」
そして、サイロブログリンの値を時系列にした一覧表を見せてくださった。
2016.08.22 197.4 (8.18胆のう炎+甲状腺腫瘍発覚)
2016.12.05 33.2 (10.04甲状腺腫瘍摘出、10.20PET検査)
2017.01.30 46.8
2017.08.21 1.7 (4.26甲状腺全摘+リンパ節郭清、7.10アイソトープ治療)
2011.01.16 2.6
I医師の結論。
「私は今は必要ないと思っていましたが、京大病院の先生が勧めておられるのなら、アイソトープ治療をされた方がいいと思います。」
浅野内匠頭みたいに「心残り」なんかあったらあかんちゅうことですかねえ。
さて・・・。
今日の一人晩ごはんは、昨日の残りの鍋。
2日連続同じものだか、昨日は日曜で二人で食べられたからまだよかった。一人でこんな大きな鍋を出してきて食べるちゅうのもねえ・・・。
先日、ちひろさんからメール。私の知り合いには二人のちひろさんがいる。最初、私の最後の教え子であるちいちゃんだとばかり思って、ドキドキしながら読んでいた。先日、「奥さんが忙しいときは自炊しましょう」というハガキをもらったばかり。
「また、なんかしかられるんやわー。ヨメさん喜ぶがなー」と思いながら読み進めると、最後に「藤井さーん」と。これでガクっと来た。
「ちいちゃんちゃうやん。竜太さんの奥さんのちひろさんやん。ほっ!」
(ちいちゃんは、いまだに「先生」と呼んでくれます。)
ちいちゃんに叱られんように、しっかりせんとね。
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【RUN】
昨日はしんどくてまいった。
腰がガクガクで。頭は痛いし、お腹の調子も悪いし・・・。
まあ土曜日に思う存分走らせてもらったし、もうゆったりと調整するのみ。と言っても、まともに走れるんかいな。
今日は宝ヶ池通の「ゆば泉」往復6km。
行きが17分、帰りが17分40秒で34分40秒。
まあまあ走れた。これで十分。
明日、5本指のアーチサポートソックスが入荷するらしい。ヨメさんが私のために仕入れてくれた。愛情やね。
京都マラソンへの準備着々です。
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【今日のきく】
ヨメさんが「5本指のアーチサポートソックス入れたったでー」と言ったので、「愛情やん!」と言って抱き着こうとしたら、いつものパンチ!
それを見たきくがケンカかと心配して、止めに入ってきてくれた。
かしこい犬でしょ。
ふだんは、こんなビロビロですけど・・・。
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2018年02月04日(日)
京都走ろう会例会〜「私はA」〜 [ランニング]
朝起きたら、ふくらはぎパンパン。そらそうやわなあ。34kmも休まず走ったら。
それでも、今日は京都走ろう会の例会日なので「少しだけでも走ろう」という気持ちで出かけてきた。
さっそく中嶋さんを見つけたので、「中嶋さん、京都マラソンはBブロックスタートですよね」と声をかけた。
「いえ、私はAなんですよ。3時間半切ってますから、へへへん!(「へへへん!」はフェイクです。私じゃあるまいし、そんなことを言う方ではありません。)
これで、京都マラソンのスタート前の楽しみが一つ減ってしまった。ほーけてんと、真剣に走れちゅうことですかね。
中嶋さんの話によると、前に出られたときは、Aブロックスタートでも混雑して、最初の5kmが27分もかかったらしい。前半重視の私は、最悪でも25分で通過をもくろんでいたのに・・・。計画練り直しですね。
昨日の「狭山池」の主催者さんと、「京都は気持ちよく走れる場所がほとんどない」と話したばかり。「市の北の方では鴨川くらいしかないんですけど、すぐグチョグチョになってしまうんですわ。」
雨が降ったのは3日前で、そのせいというより、地面が凍てついたのがとけてグチョグチョになっている。もう、これで走る気がうせてしまった。
でもせっかく来たんやし、まずはいつもの1.4kmを使ってアップジョグ。
走りにくー。
8分32秒。キロ6分10秒もかかっとるやん。
これで10km、5kmはあきらめ、3.1kmコースを走ることにした。
いつもは準備運動と言っても体操だけなのだが、今日は松山会長が率先して、みんなでアップ。
「スキップしましょかー。」
みんなでやると、けっこうおもしろい。ただ走った記録をとるだけではなくて、こういうこともあるとクラブらしくていいですね。
今日も美人高校生ランナーさんが5kmに走られるので、ちょっと気持ちがそっちに行きかけた。
「この足腰の状態では、ムリムリ。」
おとなしく出雲路橋を渡り、東詰めへ。
最初だれも来られないので不安だったが、担当幹事の岩井さんも含めてみんなで8名になった。
でも、みなさんの話をお聞きしていると1.4kmコースを走られるようだ。けっきょく3.1kmは坂口さんと私だけかな。
対岸では5kmと10kmのランナー。誰がどっちかよう分からんね。
今日は久しぶりの北出・松本の2強そろい踏みで、それが話題になっていた。なんでそこに藤井も入れて3強とゆうてくれんかなあ。
「スカイセンサーJAPAN」が汚れるのがイヤだったので、久しぶりの「レンブースト」。3.1kmくらいなら、何も心配はいらないでしょう。
スタート直後に坂口さんが飛び出し、もちろん全然ついていけない。ふくらはぎも痛いけど、腰のほうが重症かも。
5分14、5分16、5分06、29で16分06秒。
走れただけで十分。
ヨメさんが昨日から体調を崩しているので、いつもより早めに帰ろうと思った。
「あと15分くらいは応援できるかな。」
上流から下ってくる5kmのランナーと、下流から上ってくる10kmのランナーの両方を見ながらの応援だったのでたいへんだった。
今日は気温も低く、少し風もあったので厳しいコンディション。でも日が差していたので、みなさん気持ちよく走れたのではないでしょうか。
役員のみなさんも、寒い中ありがとうございました。
10時50分ごろ、ヨメさんにメール。
「11時には帰れるので、店を開けます。」
その返事は「もう開けています。」
体がしんどいゆうとったのに、無理して早う行ったんやなあ。
ヨメさんのしんどい時くらい代わりに行こうと思っていたのに、「ほんまにパオパオは役に立たんやっちゃなー。」
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2018年02月03日(土)
狭山池定例ロード記録会 [ランニング]
走りに行ってきました、狭山池。京都マラソン前の最後の長距離練習として。
一応3時間走に申し込んだのだが、「30km走のつもりで来たので、10周(28.5km)か11周(31.35km)でやめます」と予告してスタート。しかし、時間的にまだ余裕があったので12周(34.2km)走らせてもらった。
ゴールタイム2時間48分10秒。最後はヘロヘロになってしまったが、一応キロ4分55秒ペース。
フルは、今日走った距離に残りちょうど8km。それをキロ5分13秒以内で走らないとサブ3.5にならない。現時点ではそこまで粘りはなく、「残念でしたー」になりそう。でもあと2週間しかないのに、何したらええねんちゅうことですねえ・・・。
大阪狭山市と言われても、どこかチンプンカンプン。
大雑把に言うと、北に松原市、南に河内長野市、東に羽曳野市、西に堺市という位置。ネットで調べたら、自宅から75kmくらい。高速経由で1時間半で行けることになっている。
実際、6時55分に出発し、給油、コンビニによっても8時半に狭山池の北堤駐車場に到着。高速代が痛いが、これなら京都から近いと言える。(駐車場は無料。)
いろいろなグループののランナーが集まっておられ、最初はどこが受付か分からなかった。
案内書の入った封筒を持ってうろうろしていると、「ロード記録会に参加の方ですか」と声をかけてもらった。その方が、今日の記録会を一人で運営されていた坂本さんだった。
私は何人かのスタッフが来ておられると思っていたので、、お一人なのがビックリだった。
今日はできるだけ「京都マラソン」本番に近いスタイルで走りたかった。
どうしても5本指ソックスを履きたかったので、また自己流テーピングをしたうえで履いてみた。それに12月の「沖縄100キロ」以来のC3fitのゲイター。伸びてしまうから大事においておきたかったのだが、もうそんなことゆうてられん。
コンビニで買ったカステラ2切れを暖かいお茶とともに。それに、ハニーアクションゼリー1個。あといろいろ持ってきたのだが、スタート地点(周回チェック地点)に置けるということだったので、スタート前は無理してお腹に入れないことにした。
スタート10分前に、リストバンドによる計測などの説明。
あとは、2850mの狭山池をぐるぐる回るだけなので分かりやすい。
今日の参加者は9名。
1時間走、2時間走、3時間走とあるので、スタート直後からバラバラになるはず。同じレベルのランナーに付いて行くということはできなさそう。自分でペースを組み立てていくしかない。
私の今日の目標は、21kmまではキロ4分50秒ペースをキープ。そのあとは落ちて行っても仕方ないが、できる限り5分10秒ペース以内で粘る。キロ5分20秒を超えると赤信号ですね。
気温は低いが風がなく、絶好のコンディション。
最初の1km、4分35秒。
ちょっと速すぎるような気もしたが、一人で走るとこうなってしまうことが多い。仕方ないですね。
途中で一度だけ、ちょっとした坂を下るところがある。そしてしばらく走ると坂を上り、橋を渡る。これはこれでアクセントになっていい。
1周13分は、なんぼなんでも速すぎた。
でも、いったんはまったペースはそのままで行くしかない。
かわいいワンちゃんを連れて池を一周されていたグループあり。よく見てみると、「ワンちゃんのウンコ0作戦」という標識を取り付けておられた。いいことですね。
4分35、4分36、4分46、4分39、4分43で5km、23分26秒。
4分44、4分46、4分43、4分46、4分44で10km、47分12秒47(23分46秒)。
4周したところで11.4kmのはずだが、私のGPSは11.2kmくらい。このごろ調子が悪く、距離を短くカウントしてしまう。(ラップタイムは、私が計算して修正。)
ほんとうは狭山池博物館前が基点になっていて、そこから50mごとの距離表示が道に記されている。そのため、1周2850mという距離はかなり正確であると思われる。
4分46、4分45、4分46、4分50、4分44で15km、1時間11分06秒(23分54秒)。
4分52、4分52、4分48、4分52、4分52で20km、1時間35分25秒(24分19秒)。
何とか粘れている。
8周(22.8km)すんだところで、「あと4周行きます」と宣言。
4分47、4分56、4分56、4分57、5分03で25km、2時間00分06秒(24分41秒)。
24kmをすぎて、ついにキロ5分をオーバー。
ここからの落ち込みを最小限に!
自分にがんばれ!
5分04、5分02、5分16、5分04、5分07で30km、2時間25分40秒(25分34秒)。
もう、キロ4分台に戻す力は残っていなかった。
管楽器を吹いてられた方を撮ろうとしたのに、疲れてカメラが変な向きに。
30km過ぎからはヨレヨレ。
「30km走れた」という安心感から、気が緩んでしまったんでしょうか。
5分19、5分12、5分24、5分28、1分04でゴール(34.2km)、2時間48分10秒(22分30秒)。
ゴールして気づいたのだが、スタートから一度も水も食べ物も取らず。いろいろ用意はしてきたのだが、途中でリズムが狂うのがイヤなので。
最後の2kmは、北風の影響もあったとはいえ、ついにキロ4分20秒超え。自分ではしっかり腕を振り、前を向いてがんばっていたつもりなのに。ああ、赤信号。こんなことではサブ3.5は無理!
まあ、今日は34km走れたほうを評価することにしよう。ポツンと一人になっても自分でレースを組み立てて走れたのだから。
本番の課題は、「サブ3.5の流れにうまく乗る」ということですね。
記録会主催の日本ライフロングスポーツ協会の坂本さんにお願いし、狭山池をバックにした記念写真を撮ってもらった。
そのあと、けっこうな長話。
計測器は自前ではなくレンタルであること。記録会はたいてい一人で運営していること。それに、狭山池の歴史も。
5月5日に行われる「奥河内オフロードランニングフェスタ」の話でも盛り上がった。この協会は、いろいろなランラニング関係のイベントを企画されているのでおもしろい。
「また走りに来させてもらいます」と言って帰ることにした。
自己流テーピング、痛みがましだったので効いていたんでしょうね。
走っているときにずっと見えていた近くのラーメン屋さんへ。
おいしかったけど、汁がからかった。
また、胆のう炎の私には脂っこすぎた。
もし今度また来るとしたら、ちがう店で食べよう。
帰りには、たまったTポイントで手に入れた熊木杏里の「群青の日々」を車で聞いた。しばらく買ってなかったので、超久しぶりの熊木杏里の曲。
タイトルからして「ちょっと・・・」と感じたのだが、最初聞いてガックリ。「これ、熊木杏里ちゃうで。」
熊木杏里と言えば、ユニクロヒートテックのCM「吐く息よりも白く・・・」が印象的(「ひみつ」2007年)。透明感があり、やさしい歌声。廉が、「熊木杏里聞いてたら、居眠り運転してしまう」とよく言っていた。
しかしよくよく考えてみると、結婚出産(2013年)を経て復活されたのだから、前とちがって当たり前。高音の透き通った声に代わり、やや低音の力強い歌声になっていた。そう思って2回目を聞くと、全然印象が変わった。これが今の熊木杏里やねんな。
初見(初聞)で人を判断したらあかんね。
また、じっくり聞いてみよう。
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【今日のきく】
大阪から帰ってきたのは2時半過ぎ。
きくはガバッと起き、「お散歩ですよね」と誘う。
今日は土曜日だが、ヨメさんは学校。きくはだいぶ退屈だったみたい。
「さぶいけど、ええ天気やし出かけましょうか。」
しっぽがピーンと立ったきくは、かっこいい。
あちこち匂いばっかりかいでいるきくは、たいへん。
なかなか帰れませんにゃわ。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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