パオパオだより

2017年08月22日(火)

会えてうれしいラン [ランニング]

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 昨日さぼったので、今日はしっかり走る。

 シューズがだんだんちぴってきて、そろそろ新しいシューズがほしいところ。でも緊縮財政のため、それは無理。「お蔵入りになっているシューズで使えそうなものはなかったかなあ」と探したらありました。

 少し足指が当たるところがあり使わなくなってしまっていたアディゼロジャパン。10kmくらいまでなら、多少当たるところがあっても何とかなる。ということで、今日はこのシューズで仏大グランド往復10kmへ。
 夕方とはいえ、まだ30℃超え。暑いことは暑い。

 スタートして800mほどのところで、反対側の歩道からチラチラとこちらを見られるご夫婦あり。
 「ここらに知り合いはおらんしなあ。それにしてもかっこいいダンナさんとえらい美人な奥さん・・・。」

 ここでハタと気が付いた。
 「ポチの飼い主さんやん!」
 私が振り向くとお二人が軽く会釈。私はうれしくて、手を振ってしまいました。
 こっちに引っ越してきたときからの犬つながりの知り合い、Iさんご夫妻。私がジョギングしているときでも、向こうからごあいさつをしてくださる貴重な存在。なんてったって、奥様が超美人なんです。(私は女優さんよりきれいだと思っている。)
 今日はダラダラ10km走るつもりだったのに、ここでシャキンとしてしまいましたがな。

 いっしょにいた次男君、また「だれ?」って聞いているやろうな。前は「ポチの友だち」と説明されていたけど、今日もそうかなあ。

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 北稜高校前を過ぎてしばらく行くと、「こうちゃん!」と呼ぶ声。車で追いかけてきたのは、小中高といっしょだったわさおちゃん。仕事先から別所に帰るときに私を見つけ、Uターンして追いかけてきてくれたらしい。時計をとめて、道端で話し込んだ。

 「こうちゃんの病気のこと知らんかって・・・。こないだ地蔵盆でゆうこちゃんにおうて、ゆうこちゃんはこうちゃんのブログを読んでて、くわしく教えてくれたんやわ。走ったりして、どうもないんか。」
 「うん。手術とか入院とかは大変やったんやけど、今体はピンピンしてんねん。癌宣告受けて、全身転移の可能性大と言われたときは、もう死ぬのを覚悟したけどな。これから半年ごとに検査して行ったら、すぐには死なんらしいわ。」
 「そうかー。それでちょっと安心やな。」
 「わさおちゃんは、どっこもどうもないのん?」
 「おれは頭だけ・・・(毛が薄い)。」
 「前、ちょっと具合悪いゆうてたやん。」
 「ああ、フラフラしたりはするんやけど、だいじょうぶや。」

 こんなところでわさおちゃんと話せるとは。ゆうこちゃんの話も出てくるし。(私とわさおちゃんとゆうこちゃんは、同い年であり「またいとこ」の関係でもある。)

 思いもかけない人に会えるので、できるだけいろいろなところを走ってみるもんですねえ。

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 いつも折り返す十王堂橋を左折して、実相院方面へ。

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 かなり奥まったところまで進むと、かわいいネコちゃん。白・黒・茶と混ざっているので、これも三毛猫の部類に入るんかなあ。近づいても逃げへんかったから、大事にされてるんやわ。
 走っているときにこんなネコちゃんにも会えるとうれしい。

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 仏大グランド前到着。
 クラブは合宿中なのか、グランドの入り口は閉まっていた。

 5分46、5分22、5分41、6分10、5分50で28分50秒。
 予定してたよりだいぶ速く走ってしまった。

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 帰りも誰かに会えるかなと期待して走ったが、それはなかった。

 北西向きの比叡山を写真に撮り・・・。

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 岩倉にもこんな風情のある竹薮通りがあるんですよ。
 「熊出没注意!」の看板が出ていますが・・・。

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 久しぶりに、きれいなフォームでゆったりと走れた気がした。

 5分22、5分36、5分21、5分17、5分32で27分09秒。
 快調、快調。

 往復10kmがちょうど56分。
 シューズもほとんど問題なく使えた。
 こんなに楽に走れるのなら、これから10km走を増やして行こう。

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【今日のきく】

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 「夕焼けときく」を撮りたかっが、うまく行かず。

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 こんなきれいな夕焼けでした。

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 今日のわびしい一人晩ごはんは、これ。

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 9時20分すぎにヤクルトがサヨナラ勝ち。
 パソコンですぐ固まってしまう海外(違法?)中継とデータ中継を交互に見ていたので、サヨナラの場面は見られず。
 「きくちゃん、NHKのプロ野球ニュースが始まる時間までにお散歩行って帰ってこー。」

 きくとルンルン気分でお散歩。
 「9時50分くらいからNHK見てーやな、10時50分くらいから6チャン、11時40分くらいから4か10、そのあと8チャンで仕上げと・・・。」
 ヤクルトのサヨナラ勝ちを4回は見やなあかん。

 家に帰って「さあNHK」と思ったら、テレビ壊れてるのんすっかり忘れていた。
 シュシュシュシュシュー・・・。
 ああ、悲しい出来事でした。

※ 「もうあかん」とあきらめたカメラが、知らん間になおっていました。
 どういうことなんやろう。
 こんな調子でテレビもなおってくれたらいいんですが・・・。

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2017年08月21日(月)

今さらですが「低分化」 [病院]

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◎がんのきほんより

   がんの分化とは? 高分化・中分化・低分化の違い

がんには「分化度」というものがあります。これは「がん細胞がどのくらい元の正常な細胞の特徴を残しているか」を示すもので、分化度が低ければ低いほど悪性度は高くなります。

■ 細胞の「分化」とはどんなもの?

がんの「分化度」とは、がん細胞の悪性度を示す1つの目安です。これを見て、お医者さんが「がんの顔つきがいい・悪い」と言ったりします。

私たちの体を構成する60兆個もの細胞は、もともとはたった1つの受精卵から始まります。それが細胞分裂を繰り返す中で、手や足、目、臓器などさまざまな機能を持つ細胞へと変化する−それが「分化」です。

さらに、分化の進行度合いによって「分化度」というものが存在します。たとえば、ある器官の細胞に成熟していればいるほど分化度は高くなり、未成熟であればあるほど分化度は低くなります。

また細胞がまったく成熟しておらず、何の器官にもなっていない場合を「未分化」といいます。

分化度の低い細胞ほど、完成形から遠いために早く細胞分裂しますので、増殖が速い点が特徴です。

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■ 高分化・中分化・低分化の違い

がん細胞もまた、もともと正常だった細胞から生まれたものですので、分化度が存在します。

元の正常な細胞に似ているほど分化度が高く、かけ離れていればいるほど分化度は低くなります。

高分化がんは、正常な情報を多く残したまま細胞分裂しているため、増殖のスピードは比較的ゆっくりです。ですから悪性度が低く、「顔つきがおとなしい」と言われたりします。

一方、中分化、低分化になるほど細胞分裂のスピードが速くなり、それだけ浸潤・転移しやすくなります。

特に未分化がんは、どの細胞から発生したかどうかすら確認できないほど情報に乏しいがん細胞ですので、増殖が速く、悪性度はもっとも高くなります。

がん細胞の分化度は、組織検査によって調べることができます。高分化がんであれば、元の細胞と似た形のがん細胞が整然と並んでいる様子を確認できますが、分化度が低いほど形がいびつになるなど異型度が高くなるのです。

がん細胞の分化度は、治療方針を決めるために役立てられます。たとえば抗がん剤は、がん細胞の増殖の速さに着目して作られているため、分化度が低いがんほど感受性が高くなることが一般的です。

分化度によって治療方法が異なることもあります。治療方法の選択には主治医とよく相談しましょう。

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 今日は鞍馬口医療センター。
 シンチグラフィーの結果画像と京大病院・K医師のお手紙を持って。

 耳鼻科のI医師は、まず「熱のほうはどうですか」と聞いてこられた。
 「あれからしばらくして下りました。一時的なものだったみたいです。」

 そのあと画像を見ながら、何やら「ふーん」とか「はー」とか。
 「あまり詳しい説明はなかったんですけど、治療はうまく行ったってことですよね。」
 「そうです。放射性ヨードが甲状腺細胞に取り入れられていますから。」
 「よかったー。」
 「あとは経過観察をしっかりやって、それに応じてまた放射性ヨード治療になるかもしれないし、しなくてもいいかもしれないし・・・。」

 京大病院で聞いた話と同じだった。
 「いくつかお聞きしたいことがあるですが、よろしいでしょうか。」
 「はい、どうぞ。」
 「2回目の手術からもうすぐ4ヶ月になるんですが、喉の詰まった感じが全然ましにならなくて。1回目の手術のあとは徐々によくなっていく感じがしたんですけど。」
 「そのあたりの脂肪を全部取ってしまってぺしゃんこになってますから、それはしんぼうしてください。」
 「何かしたらましになるってゆうことはないんですか。」
 「ありません。(きっぱりと)」
 「そうなんですか・・・。」
 「藤井さんにこんなことを言うのは残酷かもしれませんが、20年も30年もたって『いつ喉のつまりは治りますか』と言い続けておられる患者さんもあります。」
 「死ぬまでこのままってことですね。」

 「もう一つ。2、3週間前から痰がひどくて。前はここまでひどくなかったんですけど。」
 「それは放射線内照射の影響でしょう。外照射によって起こりうることは内照射でも起こりうるということです。」
 「はあ・・・。」
 「痰を抑える薬を出しておきましょう。寝る前にということになっていますが、夕食後にほかの薬といっしょに飲んでもらって結構ですから。」

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 ということで薬がさらに1種類増え、次回通院の11月10日までの84日分の薬を処方。こんなにいっぱいなのに4870円。1日当たり60円弱。安いのはジェネリックのおかげみたい。

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2015年公開のデータ (オンコロより)

 今さらですが、「甲状腺低分化癌」についておさらいしてみた。
 癌治療のニュースにはすぐに目が行くようになったが、その癌治療にはたいてい「甲状腺癌」は入っていない。それほどマイナーな癌ということです。

 「日本人における甲状腺がん患者数は約13,000〜29,000 人です」とのこと。私の「低分化癌」はその2パーセントということは全国で260〜580人ですか。
 「少な!」
 その内男性は2割以下と言われているので、52〜116人。
 「少な!」

 これで、甲状腺癌の治療が胃癌や肺癌のように研究が進んでいないのもうなずける。
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◎harecoco.netより

■甲状腺はどんな働きをしているの?

甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌するところです。

甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。つまり、活動するために必要なエネルギーを作り、快適な生活を送るためになくてはならないホルモンです。

甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても体調が悪くなってしまいます。


■甲状腺ホルモンを一定に保つには?

甲状腺ホルモンを調節するために脳から送られる伝令が甲状腺刺激ホルモン(TSH)です。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)は血液中の甲状腺ホルモンのほんの少しの変動も敏感にキャッチして、甲状腺ホルモンの量を一定に保つように指示しています。

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 今まで、なんで甲状腺がヨードを取り入れるのか、も一つ分かってへんかった。
 基本中の基本でしたねえ。
 「甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌するところです。」
 
 この文も前に一回は読んでいるはずになのに、頭には入っていなかった。
 「甲状腺低分化癌」テストがあり、受けていたとしたら、落ちてますね。

 でも調べれば調べるほどおもしろいので、またこのことについては書くことにしましょう。全国100人ほどの「甲状腺低分化癌」の男性患者さん、期待してくださいね。

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【RUN】

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 「晩ごはんを食べてから、ちょっとでも走ろうかなあ・・・。」

 その考えは食べ終わって萎えてしまった。
 今日からヨメさんの専門学校の授業が始まり、また当分一人晩ごはん。
 8月15日にテレビが壊れてしまって、静かな部屋で一人食べる晩ごはんはわびしい。
 ラジオは安もんなので音が悪くて・・・。

 明日は晩ごはん前に走っとこう。

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【今日のきく】

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 うちの団地にはネコちゃんがいっぱい。
 地域猫として世話をしてくださっている方があるらしい。

 それはうれしいのだが、あまりにも堂々としている。
 うちなんか犬がいることを分かっているくせに、玄関先や庭などでリラックスして寝ている。

 「きくちゃん、なめられてまっせー。」

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 散歩に行こうとしたら、長代川の横にもかわいいネコちゃん。これがまた堂々としていて逃げへんにゃわ。

 「きくちゃん、なめられてまっせー。」

 

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 夜10時半過ぎには、恒例「オバサンバス停お迎え」。
 今日は若いおねえさんが降りてこなかったので、きくの浮気はなしでした。

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2017年08月20日(日)

2017三瓶高原クロスカントリー [ランニング・出張販売]

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 「結婚記念日、おめでとうございます。」
 朝一番に、以前の大会担当役員さんだった小谷さんがごあいさつに来てくださった。私ら二人とも「すっかり忘れてました。」

 ちょっと分かりにくいかなあ・・・。
 小谷さんのキャップ。今年は大会役員の配置を工夫され、何十年ぶりかでレースに参加できることになったそうだ。
 そこで手作りバッジ。なんと「勝手にパオパオ応援ラン」。
 うれしいですね。私をネタにして楽しんでもらえたら。
 小谷さんの目標は、初めてこのコースを走られたときのタイムを上回ること。しかし、結果は10数秒及ばなかったそうだ。パオパオパワー、効きませんでしたね。

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 いつも通りおおうえ民宿さんにおにぎりを作ってもらい、それを持って7時に会場着。

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 おいしくてかわいいお弁当、ありがとうございました。

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 去年、5km60歳以上の部で優勝争いをした山本秀男さんがごあいさつに。
 「松本さんが体の具合が悪くて、参加賞だけ代わりにもらっておくんや」とのこと。
 松本さんと言えば、先月の「武庫川ロード記録会」でいっしょに走らせてもらったばっかりなのに。どうも入院されているようだ。あんなに速くて人柄もいい松本さんなのに、いろいろあるもんですねえ。早く元気になってくださいね。

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 朝は風があり涼しかったが、すぐに日差しがきつくなり気温がぐんぐん上昇して行った。

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 昨日写真を撮り忘れた清水初男さん。
 今日は値の張るウェアを買って行ってくださった。
 「聖湖は出ない」とおっしゃっていたが、どうしてでしょう。どこか具合でもお悪いんでしょうか。ちょっと心配。

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 9時20分から、1kmと2kmのウォークラン。

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 私は今までウォーミングアップがてらに2kmに出ていたが、今年は1km。最近スピード練習が全然できてないもんで。もちろんシューズは長距離用スパイク。年に一度、この大会だけはスパイクで走る。

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 スタートダッシュで、若者3人に次ぐ4番手を爆走。500mラップ、1分55秒。芝生ということを考えればかなりのスピード。
 後半は上り坂もあり若干時間がかかったが、それでもゴールは4分03秒。後ろからも抜かれず第4位でゴール。飛び賞もゲット!

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 いい感じいい感じ。これで本番の5kmも、「最初からバンバン行く」作戦で。

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 10時05分、小谷さんにエールを送っていただき、ヨメさんはいつもの3kmに。
 これがまた、私のカメラが動かなくなり写真なし。もちろん、「ますみちゃーん」と声をかけたがそれが届くこともなし。
 それでもヨメさんは、去年よりちょっとだけ遅いタイムで見事8位入賞。昨日の「ひろしまクロカン」を走っていないのがこたえたようだが、よくがんばりました。

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 11時25分から、私の5km。
 去年は22分41秒で、山本秀男さんに次ぐ2位だった。ところが今年は北出さんが参戦。広島の速いランナーもエントリーされているとか。
 「今年は8位入賞も危ないかも知れん」と言いつつスタートラインへ。
 もちろん飛ばしましたがな。スタートから100mくらいは若い人も含めて全体の5位。500m地点は1分57秒で通過。
 500m過ぎて、やっと山本秀さんに抜かれ、北出さんに抜かれ・・・。なんと、1kmまでに60歳以上に8人抜かれた。

 「ほらー、ゆうたとおり9位やん!」

 ここからは粘りの走り。なかなか追いつけなかったが1周目の下りで2人抜き7位浮上。ところが、2周目に入ったところで左の靴ひもがほどけて結びなおし。せっかく抜いた2人に抜きかえされた。

 「ほらー、やっぱり9位やん!」

 しかし苦手な上りを粘り、得意の下りで2人抜き。最後の左カーブで小谷さんから声援をいただき、最後のゴール前直線を疾走・・・。ゴール直前で抜かれましたがな。それでも抜かれたのが1人だけだったので、なんとかギリギリの8位入賞。

 4分18、5分17、4分17、4分45、4分44で、ゴールタイムは23分24秒。去年より43秒も遅くなってしまった。でも、作戦通り最初にぶっ飛ばせたしよかったわ。

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 うちのテントのお隣でおみやげを販売されていた商工会議所の所長さんにお願いし、写真を撮っていただいた。

 結婚32周年の記念日に、夫婦そろってギリギリ8位入賞!

 ヨメさんは、「ハゲ夫婦みたいでかなん」と言っていたけれど・・・。 

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 ヨメさんの表彰式は、ちょうど私のレース中のため写真が撮れなかった。誰かにお願いすれば、どなたでも気軽に引き受けてくださっただろうに、残念。

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 私の表彰式。
 1位北出さん、2位山本秀さん、・・・去年のタイムで走っておれば3位パオパオの可能性もあったのに。
 来年しっかり練習して、リベンジやね。

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 ゴール前私を差した安食さんが行方不明だったが、トン汁の前におられたので私が呼びに行ってやっと全員がそろった。

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 来年は、「目指せ、21分台!」

 走ったあとは、販売をがんばらねば。 
 顔見知りの方がたくさんご来店くださり、昨日の「ひろしま」よりはいい感じだった。

 最後のお客様は、毎年3種目連続で出場されている内田武史さん。去年は50歳代3・5・8kmが2・3・7位だったが今年はどうだったんでしょう。
 私も毎年「伊江島マラソン」で3・5・10kmに連続出場しているが、こちらの方がクロカンなんで比べ物にならないくらいしんどそう。とてもマネできません。
 内田さんが最後の最後に高いシューズを買って行ってくださり、これにて閉店ガラガラ。ありがとうございました。

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 今年はテントの撤去が早く、後片付けが炎天下になってしまった。
 そんなこともあり、片づけ終わった時は二人ともフラフラ。やっとお向かいのレストハウスに入り、何か食べようと思ったら、ヨメさんが気分が悪くなりそこはスルー。

 この辺りは食べるところがほとんどないのでたいへん。会場で何か屋台でも出してくださるとありがたいのだが・・・。

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 道の駅・赤来高原はランチタイムが終わり、食べられず。
 午後4時、やっと着きました「ゆめランド布野」。

 ここで注文した定食にでっかいおにぎりが出てきて、ヨメさんの顔も晴れやか。
 これから長時間の運転があるので、助手席の相方の機嫌もようしてもらわんと。

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 ヨメさんは「街道定食」(980円)、私は「から揚げ定食」(870円)。
 遅くはなったれけど、おいしくて安上りでよかった。

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 家に着いたのは10時前。
 留守中、廉夫婦がきくの世話に来てくれていたので安心。でも、その割にはきくが私に引っ付いてきてしょうがなかった。なーんでか?

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 通販のお得意様、島根の戸崎さんからいただいたスイカを「ガウガウ」言いながら食べるますみさん。

 「寝る前にそんなに食べたら、シッコたれになるどー。」

 「ひろしま」から「三瓶」と2日間、声をかけてきてくださった皆様、どうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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2017年08月19日(土)

第18回ひろしまクロスカントリー [ランニング・出張販売]

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細川博義さんと

 6時半に朝食。7時過ぎに会場到着。
 受付は9時からなので、みなさんゆっくり来られると思っていた。ところが遅くなると遠くの駐車場に回されるようで、早めに会場入りされるランナーも多かったようだ。

 出店準備中にもいろいろな方から声をかけていただいた。ところが私のカメラがまたおかしくなり、ほとんどの方の写真を撮ることができなかった。

 まず最初は、広島の清水初男さん。聖湖マラソン・ハーフ(65歳以上の部)2連覇中の名ランナーだが、今日明日のクロカンはお仲間の応援のみ。それなのに私たちへのお土産を持ってきてくださった。
 「もみじ饅頭ばっかりはあきるから、ちがうのを買ってきたよ」と。
 いつもありがとうございます。今度こそお返しさせていただきますね。

 次に大阪の朝日啓介さん。このブログに何度も登場していただいているきれいなフォームのランナーです。
 私のブログを見られて、「淡路島のトライアスロンにご家族で出られるんですね。」
 朝日さんは現在80歳だが、マラソンだけでなく、アクアスロンにもたくさん出ておられる。そこで水泳の話に花が咲いた。水泳の苦手な私よりずっと速そう。もちろん私のできないクロールで。悔しい!

 次に広島の児房正和さん。
 元々「京都キャロット」通販のお客様だったのだが、最近は「ひろしまクロカン」と「聖湖」で必ずお会いする。そして、どちらかの大会で必ずシューズを買ってくださる。
 今日は、卒業以来初めての小学校の同窓会があるそうだ。54年ぶりに会う人もあるとのこと。そのため、いつもは8kmにエントリーされるのだが、今年は3kmを走り、急いで同窓会会場に向かわられるらしい。お話しぶりからすごく楽しみにされているのが伝わって、こちらもうれしくなった。

 最後に高知の細川博義さん。
 私と同い年で、うちら夫婦は「ジャキー・細川」と呼んでいる。
 「小豆島オリーブマラソンの時の写真をいっぱい載せてくれて、ありがとうねー」と言って、またまたお菓子を持ってきてくださった。
 今日は太ももの裏が痛いとおっしゃっていたが、同い年代表としてがんばってほしい。

 私のカメラが使えなかったので、ヨメさんのケイタイで撮ってもらった。

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 去年は目玉商品を設定したせいもあって、朝からお客様がいっぱい来られた。ところが今年はちょっと雰囲気が違っていた。

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 その理由はいろいろ考えられるが、一番心当たりと思われるのは参加費の値上げ。私たち夫婦も、以前は「ひろしま」「三瓶」と2日間連続で参加していた。しかし、2日×2人分となるとかなりの負担。今年は「ひろしま」の参加費値上げもあって、2人とも「三瓶」だけ走ることにした。
 このちょっとしたことが、「京都キャロット」出店の売り上げにも影響しているのかもしれない。

 自分が走らない分、しっかり応援しよう。
 と思ったら、またここでカメラの調子がおかしくなった。

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 10時55分スタートの3kmには、私の同い年最強の北出吉弘さんも出られていたのだか撮れず。カメラをいじくっているときに、細川さんも通過。かろうじて、児房さんだけ撮ることができた。

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 11時15分には、5kmがスタート。
 ほんとうはこれに出たかったんですけど・・・。

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 朝日さんを見つけたので、大声で呼んだつもりが声が届かず。もう私には「大声」というのが無理みたい。ちょっと悲しい。

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 こんなに声が出んようなら、これからは笛とかの鳴り物を使って応援せなあかんのかな。

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 けっきょくそのまま、お客様は増えずじまい。
 いつもはお昼は手打ちそばを食べているのだが、今年はヨメさんはカレー、私は焼きそば。それぞれ500円だったが、具がたくさん入っていておいしかった。

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 「全然走らんのもなんだかなあ・・・」という気持ちになり、会場横の三坂池をスパイクでジョグ。1周714mを200mウォークを挟んで5本。最初は4分近くかかったが、最後は3分まで縮めることができた。これで、明日のレースはバッチリ。
 ジョグされているランナーの中には、はだしの方も多かった。ほんとうに気持ちよさそうだった。京都にもこんな施設を作ってほしいなあ。

 ひと汗かいてから後片付け。
 翌日「三瓶高原クロカン」なので、次に出しやすいように考えながらの後片付け。あまり売れていないので賞品が減っておらず、後片付けも大変だった。

 「明日はもっと売れますように!」

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2017年08月18日(金)

シンチグラフィー結果 [病院]

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 今日は出張販売に出かける前に京大病院へ。
 7月14日の退院前に撮ったシンチグラフィーの結果を聞きに。

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 10時からの予約だったので、9時半前に着けば間に合うだろうと思っていた。
 ところが、9時20分到着時点で駐車場は満杯。病院の周りの道路で待機することになった。

 新しく作られる「IPS研究棟」の現場には、我が社の緑の制服のガードマンが。暑さに倒れぬよう、いろいろ工夫されているようだ。

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 50分ほど待って、やっと駐車場へ。
 受付を済ませて診察室前に来たのは10時20分。予約時刻に20分も遅れてしまった。そこからさらに50分ほど待ち、11時過ぎてからやっと私の番になった。

 診察というか、シンチグラフィーの結果のお話しは5分で終了。
 「甲状腺付近に放射性ヨードが集積しています。体の他の部分に放射性ヨードは集積していません。治療は効果があったと言えます。」
 「それは、現時点では転移はしていないということですか。」
 「そうです。この先どうなるかは分かりませんが、現時点では転移は見られません。」
 「今後どうすればいいんでしょうか。」
 「半年ごとに経過観察をし、検査の結果によって、またアイソトープ治療を受けていただくことになるかもしれません。」

 ということで、半年先の診察日を予約。
 その前に、鞍馬口医療センターでいろいろな検査をせんなあかんらしい。
 このローテーションが死ぬまで続くみたいですね。

 「癌宣告」を受け「全身転移の可能性大」と言われたときは、「今までと同じように動けるのはあと1年くらいで、そのあとシュシュシュー・・・と死んでしまうんやろなあ」と思っていた。でも、どうもそうではないらしい。
 甲状腺腫瘍が直径4センチくらいになるまで気付かなかったのに、どこにも転移していなかった理由は何なんでしょう。このへんがよう分からんが、今生きてるしええか。
 

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◎画像診断まとめより(興味のある方は見てください)

   甲状腺癌、甲状腺機能亢進症に対する131I(ヨード)内用療法の適応、効果判定、副作用は?

公開日 : 2015年8月13日 / 更新日 : 2017年5月9日

【甲状腺シンチ】
•甲状腺は血中のヨードイオンを取り込み、有機化して甲状腺ホルモンを合成する。
•123Iは診断目的で用いられる。摂取率24時間値は甲状腺機能をよく反映する。甲状腺中毒症の鑑別には123Iのほか、ヨード制限のいらないパーテクネイトが用いられる。
•131Iは甲状腺の被曝が大きいため、甲状腺機能亢進症や分化型甲状腺癌(乳頭癌、濾胞癌)の治療(内照射)目的で用いられる。

【内照射(内用療法)とは?)

体内に投与した放射性物質を用いた放射線治療。

■内照射の適応
•131Iを甲状腺疾患(上記)へ。
•メタストロンを骨転移疼痛緩和薬として。
•ゼヴァリンを悪性リンパ腫放射免疫療法として。

【バセドウ病に対する131Iの内容療法】
•131Iが集積し、β線により甲状腺濾胞細胞を選択的に破壊する。
•適応:抗甲状腺薬の副作用、コントロール困難例、手術後の再発など
•前処置として1-2週間のヨード制限・2週間以上の抗甲状腺薬の中止
•投与量は222~370MBq(500MBqまでは入院不要)
•治療効果は投与量や甲状腺の感受性による。通常は内服後1-3ヶ月後に効果が現れる。
•副作用としては、甲状腺機能低下症。

【分化型甲状腺癌に対する131Iの内用療法】
•甲状腺は血中のヨードを取り込んで、甲状腺ホルモンを合成する。ここに131Iを取り込ませることにより、甲状腺癌を破壊していくという治療。
•分化度の高い癌である、乳頭癌と濾胞癌に適応がある。分化度が高い方が、ヨードを取り込む甲状腺の機能を保有しているから。ただし分化癌でも転移に集積しないことが1/3である。
•より131Iを取り込ませるためには、放射性ヨード投与3(1-3)週間前からヨード制限が重要。(海産物、とくに昆布、ワカメ、たらはダメ。ほか風邪薬に含まれることもある。)
•ヨード造影剤を用いたCT検査を受けた場合、1ヶ月以上空ける必要がある。
•基本的に甲状腺癌に対して手術で、甲状腺を全摘あるいは、準全摘した人が対象。正常甲状腺が残っているとそちらに集積するから。
•妊婦や授乳婦には禁忌。小児には行う。

•遠隔転移があればこの治療が第一選択。なくても、再発予防のため投与し、残存する正常甲状腺(これをレムナント(remnant)という)ともに破壊して甲状腺床を一掃する(これをアブレーションという)目的で使用される。
※甲状腺全摘しても残存甲状腺組織が10%程度に残る。

•この治療の良いところは、重篤な副作用がまれであること。放射性物質を使うとはいえ、他の部位への被ばくが少ない。

■131Iの内用療法の手順
1.I131を経口投与する。この際、隔離病室での治療が必要。
2.治療後、γ線でシンチグラフィーを撮影。病変への集積を確認。サイズの縮小や、腫瘍マーカーであるサイログロブリンの増減をチェック。
※サイログロブリンが甲状腺全摘後に上昇すると、分化型甲状腺癌組織が存在することを示唆する。

【131I内用療法の治療効果は?】
•肺転移(A)>骨転移(B)>局所再発、リンパ節転移(C1)>脳転移(C3)の順で効果的。()は推奨グレード。
•肺転移には特にサイズが小さく、若年者ほど効果的。
•局所再発やリンパ節転移には集積を認めても十分が効果が出ないことが多い。なので可能な限り手術により摘出する。

【131I内用療法の副作用は?】
•副作用が少ないのがこの治療のメリットではあるが、副作用もある。
•急性障害として、無精子症・精子減少、腹部不快・便秘、味覚異常・口内不快感・唾液分泌異常、食欲不振・嘔気・嘔吐など。
•また治療後1年は妊娠を避ける。
•治療間隔は少なくとも半年以上空ける。膀胱癌や白血病の発生の報告あり。


■症例 60歳代の女性

甲状腺全摘術後に131I 5,550 MBq(150 mCi)で治療後。

画像(215x320)・拡大画像(395x587)

2006年放射線科診断専門医試験問題67より引用。

 甲状腺全摘出後の甲状腺癌転移巣に対する131I内照射療法後のシンチグラム。甲状腺部および椎体、肺、縦隔などに集積あり。甲状腺癌の転移を疑う所見。甲状腺癌の組織は、高分化型の乳頭癌もしくは濾胞癌がこの治療の対象になるが、骨転移を認めている点から濾胞癌がより疑わしい。

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【ここが大事】

•遠隔転移があればこの治療が第一選択。なくても、再発予防のため投与し、残存する正常甲状腺(これをレムナント(remnant)という)ともに破壊して甲状腺床を一掃する(これをアブレーションという)目的で使用される。
※甲状腺全摘しても残存甲状腺組織が10%程度に残る。
     ◇     ◇     ◇

 いろいろ調べて、やっとちょっとだけ分かってきた。
 今、甲状腺低分化癌のテストしてもらったら、私いい線いけそうですけど・・・。

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「おとし穴」 [映画]

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今、広島です。
パソコンを忘れてきたので、出張販売から帰ってからゆっくり書くことにします。
昨日から、うちでは佐々木すみ江ブームです。

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◎Movie Walkerより

 「おとし穴」 
          1962年・日本・95分(白黒)

 原作は、テレビ部門の昭和三五年芸術祭奨励賞を得た安部公房作『煉獄』で、作者自らシナリオに書き改めた。勅使河原プロダクションの第一回作品で、勅使河原宏が監督したスリラーもの。

■ストーリー

 不況の北九州炭鉱地帯。人間の住まなくなった長屋の裏のボタ山では、主人を失った野良犬が吠えていた。ボタ山の下には、ドロドロした陥没湖があった。

 ある夏、一日のうちにこのドロ沼で三つの殺人事件が続いて起った。第一の殺人被害者はヤマを逃げ出した炭坑夫。小さなヤマを渡り歩いた末に食えなくなった炭坑夫は、息子と仲間三人で人の好い百姓をだましメシにありついた。炭坑夫を追ってカメラを盗み撮りする白手袋の無気味な男がいる。この男はいつもスクーターに乗ってやって来た。三人は港湾都市にたどり着き「労働下宿」にころがりこんだ。そこは口入屋と下宿を兼ねていた。

 ある日、炭坑夫が港から帰ると労働下宿のオヤジが、いい働き口があるようだからこの場所へ行け、と地図を渡してくれた。それは例の白手袋の男がやって来た後だった。現場に来て見ると駄菓子屋が一軒、荒れた炭鉱長屋の沼の近くにあるきりだった。突然現われた殺し屋がいきなり短刀でグサリ、抗夫を殺してしまった。

 殺し屋は目撃者の駄菓子屋の女をおどして偽証させる。その女がしゃべった犯人の人相は、近くの大炭鉱の労組の第一組合幹部そっくりだった。また被害者は第二組合幹部にそっくり。新聞記者が動き出し、両幹部とも当日はアリバイがあり、二人とも現地へいって調べてみようといい出す。

 その頃、偽証した駄菓子屋の女は駐在の巡査と情事の最中、また殺し屋に襲われ絞殺された。巡査は逃げた。続いて現場にやって来た両組合の幹部は、激論して殺し合う。死体たちの幽霊が起き上り殺し屋を追いかける。すべての事件を見ていたのは炭坑夫の子供だ。事件の真相は何か。
     ◇     ◇     ◇

☆すごいラインナップ!

監督    勅使河原宏(1927〜2001) 当時35
原作・脚本 安部公房 (1924〜1993) 当時38
音楽    武満徹  (1930〜1996) 当時32

出演    井川比佐志(1936〜) 80歳 当時26
      田中邦衛 (1932〜) 84歳 当時32
      佐々木すみ江(1928〜)89歳 当時34
      観世栄夫 (1927〜2007) 当時33
      佐藤慶  (1928〜2010) 当時34

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 ほんとうによかった。
 なにがよかったって、ヨメさんが気に入ってくれたのが一番良かった。
 私は映画を見たあと、その内容について人としゃべったりするのは好きではない。もう見終わったんだから。次に見たい映画に興味が向く。

 しかし、ヨメさんが気に入ってくれた映画だけは別。
 今回はヨメさん自身が生まれた年の映画で、若き日の田中邦衛や佐々木すみ江や佐藤慶が出演していたので、それだけでも興味がわいたようだ。
 時代背景にも興味がわき、井川比佐志の息子役の宮原カズオさんは私と同い年というのもおもしろかった。彼は、ロケ地元民の坑内夫・宮原義男さんの長男(小学2年生)だそうだ。今ごろどこでどうされているんでしょうね。

 私が最も印象に残ったのは、佐々木すみ江さんの背中の汗。あの「汗」を語らずして、この映画の何を語るやと思うくらいです。監督とカメラマンの腕に脱帽。
 あの「汗」は、絶対に私の夢の中に出てくるね。もちろん悪夢として・・・。

 映画館に入った時、「このハゲー!」率が70パーセントくらいだったのにはビビったが、私もそのお仲間でした。それよりも500円で名画が見られるというのがよろしい。
 この映画館は日替わりで、今日はたまたま「おとし穴」に当たったが、他の日の有名な映画より良かったと思う。

 「大当たり!」

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2017年08月17日(木)

「ルラション」〜結婚32周年祝い〜 [グルメ情報]

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 8月20日で結婚32周年。
 当日は「三瓶高原クロスカントリー」に出張中のため、3日早めて今日にお祝い。ヨメさんもやっとお店を休んでくれたので、二人でお出かけすることにした。

 「このごろ全然映画見てへんわー」とヨメさんがぼやいていたので、今日見られる映画を探してみた。最近京都シネマと京都みなみ会館にしか行っていなかったので、他の映画館も調べてみた。
 「こりゃひどい!」
 どこの映画館も、上映している映画はほとんど同じ。
 「君の・・・」
 「心が・・・」
 「ポケット・・・」
 「スパイダー・・・」
 「怪盗グルー・・・」
 「パイレーツ・・・」
 見るべきもん、ないやん!

 京都シネマと京都みなみ会館もいいのがなかった。あきらめかけていたのだが、「京都文化博物館」があるやんと思い直した。調べてみると、1962年の映画「おとし穴」を上映している。聞いたこともない映画だが、安倍公房原作・脚本で井川比佐志主演。安部公房は私ら夫婦は大好きだし、1962年はヨメさんが生まれた年でもあるし、この映画に決定。

 見る映画が決まり、そこからランチが食べられるところを探すことになった。ネックは予算。年に一度の結婚記念日だからバーンと行きたいところだが、諸般の事情により「できるだけ安いところ」で探すことに。
 京都文化博物館近辺でいろいろ探して、やっといいところが見つかった。
 烏丸御池から徒歩5分くらいの、フランス料理「ルラション」さん。
 ランチが税込1080円。前菜・デザート付きにしても税込1620円。
 これなら、うちの緊縮予算でもいける。

 御池地下駐車場に車を入れ、堺町通を南下、姉小路通を少し過ぎた西側にありました。

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 まずは、前菜3種。
 「サラミとレンズ豆」、「ケークサレ」、「ニンジンシリシリ(まさか!)」。
 レンズ豆がすごくおいしかった。

 私は、ここでもう最初のパンを完食。パンも暖かくてすごくおいしかった。メインデッシュの時にもう1個いただくことにした。

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 メインはお肉かお魚。
 うちらは二人ともお肉で。

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 お肉がでかい(140g)。
 それに、ほかほかジャガイモもたっぷり。

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 でっかいお肉をでっかいお口で・・・。
 これでこそ、ますみちゃん。

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 お腹パンパンになったあとに、アイスとプリン。
 すごくおいしかったのだが、プリンに使われている卵が胆のう炎には悪いので半分だけにしておいた。残念!

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 私が探してきたところは、たいていヨメさんの不満たらたらになることが多いのに、今回は満足してもらった。「ルラション」さん、どうもありがとうございました。

 ご夫婦で経営されているお店だと思うが、いい感じのお店だった。「ルラション」はフランス語で「つながり」という意味だそうだ。
 来年はがんばって、ディナーコースに来られますように・・・。

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【今日のきく】

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 映画から帰ると、ヨメさんはきくを連れてお仕事に。今日は休むはずだったのに、どうしてもしておかなくてはならないことができたらしい。ご苦労様です!

 ちょっと見に行こうと店に向かったら、ちょうどヨメさんときくが帰ってきた。
 きくは私を見つけて、ちょっとだけお愛想で喜んでくれた。ほんまにちょっとだけ・・・。

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【RUN】

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 今日も新3.3kmコースへ。
 ここは、最近はやりのLEDのピカピカ街灯ではない。昔ながらの電球色の街灯。
 ちょっと暗いけど、私はこっちのほうが好きやなあ。

 5分25、5分10、5分09、1分27で17分12秒。

 今日、真樹がトライアスロン用に新しい水着を買ったらしい。
 しっかり練習して、繰り上げスタートに引っかからんようにがんばろうな。

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