2015年03月06日(金)
いぶし銀の・・・ [ガードマン]
今日のバイトの派遣先は、久しぶりの京都駅近くのホテル。てっきり、「漢字博物館建設予定地」に行くものだと思っていたのに。
ホテル警備の隊長がダウンされ、少しでもここの事情を知っている私がその代行として派遣されたようだ。
このホテルの改修工事を請け負っているのは、天下のO林組(全然匿名になってないですけど・・・)。しかし、実際はその社員さんは数名で、多くの下請け業者の集合体が作業をしている。
その全員が一同に会し、毎朝8時半に朝礼。各社の責任者が、本日の作業、注意事項、人員数などを発表される。
毎日ほとんど同じでおもしろくないのだが、その中に私が目をつけていた人がいる。T橋組のN越さん。とにかく声が渋い。この人の声は、毎日聞くのが楽しみという声。
左官系の仕事をしておられるようだが、「これぞいぶし銀!」というような方。建設現場では60歳以上は特別な申請書がいるらしい。ということは、あのいぶし銀さんは私より年下?
今日、そのN越さんが私のすぐ近くに来られた機会があった。
「いつも朝礼で、渋い声を聞かせてもらってます。『人員○名!』って言われるところなんかかっこいいですよねえ。」
「はははー。」
たぶんN越さんは、私が何を言っているのか理解できなかったのだろうと思う。それでもそのあと、通られるたびに話しかけてくださった。ありがたいことです。
私らガードマンは直接この改修工事に携わっているわけではないけれど、この集合体の一員になれたようでうれしかった。ホテルのお客様の人間観察より、建設作業員さんの人間観察のほうがずっとおもしろいです。
今日も自転車で。
朝、空が晴れているとほっとする。
「藤井さん、今日はドアボーイをしてください。」
M隊長の代わりの役のHさんが、私にそう言われた。
作業場の入り口になる自動ドアが止めてあるので、それを手で開け閉めする役。風よけ室のようになっているので、外側の扉と内側の扉の2ヶ所。みなさん手に荷物を持っておられますからね、開け閉め役がいりますね。
「でも、ドアボーイと言うよりドアジジイやね。」
6畳くらいの広さの風よけ部屋は、扉を傷つけないようにか目張りがされていた。外側にも内側にも小さなのぞき窓があるだけ。そののぞき窓から、作業員さんが来られないか注意して見る。今日こそ、「オリに入れられたハイエナ」の気分。
自動ドアを手動で開けるのは力いりまっせ。でも、意外や意外。ほとんどの人が「ありがと」と言ってくださった。それがけっこううれしくて、時間がたつのが早かった。エレベーター前のペコリペコリよりずっとよかった。
いぶし銀・N越さんの写真を撮るのは無理やし、N越さんが使ってはる材料でも撮っとくか・・・。
しかし、「奇跡の1枚」。
もう今日の作業が終わろうというとき、この警備班の紅一点のKさんと談笑されていたN越さんを発見。のぞき窓からすばやく撮った1枚。
一見しょぼいオッサンですが、私にとっては「渋いヒーロー」です。
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【RUN】
篠山マラソンが思っていたよりよい結果だったのは、自転車通勤のせいかもしれない。京都駅八条口までは約12km。毎日往復24km自転車をこぐのはいいトレーニングになっていると思う。
今日はいつもの5kmではなく6km。34分08秒。毎日キロ5分半くらいで5〜8kmのジョギングのみ。これでも自転車の分があるので効果はあるのかな。
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【今日のきく】
きくは、私とヨメさんがいっしょに散歩するとすごく喜ぶ。夫婦仲がいいとよい子が育つちゅうのと同じことですね。
今日は残念ながらいっしょの散歩じゃなかったけれど・・・。それでもすねたりはしませんでした。
(ヨメさんは勉強法を教えてもらいに、ずっと年下の同級生とマクドへ。)
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2015年03月05日(木)
「かつしか」でお会いしましょう [私の好きな人]
◎パオパオだより「第30回マラソンに挑戦する会」2011年5月3日より
「なんとかしましょう」と私。
「よろしくお願いします」と下山さん。
ゆったからにはほんまになんとかするぞー!
「仏のパオパオ(???)」も、今日はさすがに怒りが爆発した。
みなさん知っておられました?
競技用じゃない普通の車イスでは、どのマラソン大会にも出られないんですよ。ゴール制限7時間で、抽選にさえ当たれば「誰でも出られる」はずの東京マラソンもダメなんです。(東京マラソンは、「フル2時間10分を切れるエリート車イスランナーの枠が20名分とってあるだけ」とのこと。)いいことばっかり言ってる東京マラソンでもこの有様です。他の大会がどんな対応かは推して知るべしです。
毎年この大会のフルを、普通の車イスで完走されている下山さん。「普通」にこだわり、「普通」を大切にしておられる下山さんの姿勢が私は大好き。
私は、下山さんはてっきりあちこちのマラソン大会に出ておられるものと思い込んでいた。ところが、今日お話させてもらって分かった。下山さんは、マラソン大会に出たくても出られない。普通の車イスでの出場が可能か問い合わせると、ほとんどすべての大会が「事故の危険性が高い」という理由で断られるそうだ。
その例外がこの大会。下山さんは、今日は自己ベストの4時間39分で完走された。
なんで? なんで、なんで、なんで・・・。
この大会のフルに4年連続で出場され、4時間台で完走されている下山さんを他の大会が排除するのはなぜ?
マラソン大会は、一部の人の自己満足のために開かれているわけじゃない。「誰でも出られる」という看板を掲げておいて、いざ特別な事情がある人が現れると排除する。出たい人が出られない大会に何の価値があるのか。
マラソン大会で下山さんを排除することは、ふだんの生活の中で下山さんを排除するのと同じことだ。いつも笑顔でマイペースを貫いておられる下山さんだが、心中は穏やかではないと思う。
今日、下山さんに提案してみた。
大阪の長居公園で開催されているフルマラソンは、規模の小さめのものが多い。コースも交通規制の要らない安全な公園内だし、なんと言っても「大阪人はよけるのかうまい。」マラソン大会が開催されていても、ランナーのじゃまにならないようにすばやく横断される。普通の車イスでも十分対応できそう。
ただしその話をしたあと、下山さんから「やっぱり、ふだん走ることのできない公道を走ってみたい」との言葉が。そらそうやわ。私らもいっしょやもん。あの晴れがましさを味わえないのは不公平。
「なんとかしましょう」とは言ってみたものの・・・。
私ができることは、身近な大会に交渉してみること。来年3月に第1回大会が予定されている「京都マラソン」。きっつい上り坂もあるけれど、挑戦しがいはある。まずはここに問い合わせてみよう。
古都京都のプライドを持った人たちが大会運営に携わっておられれば、他の大会と同じようなむげな返事にはならないだろう。
「とりあえず、聞くだけでも聞いてみようっと。」
私のブログの読者のみなさんもご協力お願いします。
下山さんが公道マラソンに出場できるよう、いろいろな情報をいただければうれしいです。
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◎下山さんからいただいたメール(2014年10月18日)
藤井 廣司様
毎々お世話になります。東京の下山利博です。
秋まっさかりですね。
最近では、着るものに困るような朝晩の冷えとなりました。
おかげさまで、手術後1年半を経過して体力の回復に順調に努めているところです。
金沢マラソン事務局さまへの働きかけ、本当にありがとうございました。
大変申し訳ありません。
以下長文のメールとなります。
パオパオだより 4月8日を読ませていただきました。
金沢マラソンの運営側の御返事の残念さに、身体の震えが止まらなくなってしまいました。
第144条の助力についての記載を、確認させていただきました。
http://www.jaaf.or.jp/athlete/rule/pdf/14.pdf
運営側の言われている事に、まったくの理解ができませんでした。
・車イスは、タイムを目指してはいけないのでしょうか。
・車イスは、自力でこいで走っていないのでしょうか。
・車イスは、一般の選手と走ることがそんなにいけない事なのでしょうか。
スタート時間を遅らせていただければ、接触の不安を解消できます。
多少の起伏は自力でこいでいくので、他人の助力は借りることはありません。
他人と競うのではなく、自分のタイムを競うことは、一般ランナーと全く変わらないと思います。
車イスランナーを排除する理由になっていないと感じるのは、下山だけでしょうか。
様々な不安については、犀川のマラソンで払拭できたと思っていましたが全くの無駄に終わっている事に、とても残念でなりません。
それでもなんとか、公道のマラソン大会に参加したいですね。
別件ですが、報告させてください。
東京都葛飾区(地元)で、2015年3月8日にはじめてマラソン競技が開催されます。
かつしかふれあいRUNフェスタ
http://katsushika-fureai-runfesta.jp/
チラシを見ますと、車イスが描かれています。
しかし、内容を確認しますと車イスは1Kmのみ。
私はハーフマラソンに参加希望です。
事務局に電話してみたところ案の定、即座に出場を断られました。
しかし、あきらめきれずに様々な方面に声をかけ、事務局の担当者と直接話し合う機会を得ました。
参加したい思いと、車イスマラソンの完走と無事故の実績、スタート時間の遅らせるなどの対応を切々と訴えたところ、条件をクリアできれば参加OKという事になりました。
その条件とは、ガードランナーを2名下山が用意することでした。
ハーフマラソン(21.0975km)を2時間20分の予想タイムは、決して速くないと思いますが初心者レベルでは、あまりにもハードルが高いようでした。
友人、知り合いにと幅広く声をかけましたが「手伝いたい気持ちはあっても、物理的にムリです。」と断りの報告ばかりでした。
今週に入って、やっと2人の方が名乗り出てくれました。
本当にうれしい限りです。事務局に報告したところ、エントリーの許可を頂きました。
コースは、河川敷ですが小さな一歩を踏み出せたと思います。
事務局の方の配慮に感謝して、元気いっぱい参加して、必ずゴールをします。
地元葛飾区民だからこそ、一般ランナーや観客の方と元気を分け合いたいです。
目標があるから、がんばれる事があると思います。
他のランナーの方と一緒にゴールできることを喜びあいたいと思います。
ちょっとだけ、いやいや本当にうれしいニュースを報告させていただきました。
金沢の街並みが忘れられません。是非、再び金沢に行く機会が欲しいです。
金沢マラソンの事務局の方の配慮を頂けると、本当にうれしいと思います。
ちなみに、今年の8月に京都に行きました。
銀閣寺、三十三元堂などを見て回りました。
京都って本当に素敵なところでした。
京都にも、機会があれば再び行きたいです。
以上、近況の報告です。
しもやまとしひろ
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◎下山さんへの返信メール(2014年10月20日)
こんばんは、 京都の藤井です。
メールをいただいていたのに、お返事が遅くなり申し訳ありません。実は、17日から今日まで娘と旅行に行っていました。「宮古島マラソン」のハーフを走りに。泊まったところにパソコンがなく、ブログやメールのチェックができていませんでした。今日の午後娘のアパートに戻り、パソコンを開き、いろいろなことに驚いているところです。
少し体力が回復されてきたとのこと、大変うれしく思います。また大会事務局に働きかけられ、当初の門前払い状態からハーフマラソンの参加にこぎつけられたこと、自分のことのようにうれしく思います。「金沢マラソン」や「京都マラソン」も、それに習ってほしいものです。粘り強く交渉しないとダメということですね 。いい勉強になりました。
来年3月8日なら私も何とか都合がつきそうですが、もう伴走者はいりませんか。もし必要なときは言ってくださいね。
次にお会いできるときも、下山さんの素敵な笑顔が見られますように・・・。
それでは、また。
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◎本日、私が下山さんに送ったメール
こんにちは、京都の藤井です。ご無沙汰しています。
いよいよ3月8日の「かつしかふれあいRUNフェスタ」が近づいてきました。
去年の10月に下山さんからメールをいただき、「ハーフ出場にこぎつけた」とお聞きしたときは本当にうれしかったです。私も私なりの方法で「下山さんのシティフルマラソン出場」を各方面に交渉して来ましたが、この3年間で一歩たりとも前進していません。残るのは無力感ばかり。ひとのために働きかけた経験のない私には、心の中に重ーい物が残された感覚だけが残っています。でも下山さんご本人は、こんな私の何倍も何十倍もつらい経験をされているのだろうと思い、なんとか自分を奮い立たせています。
ハーフとはいえ地元葛飾の大会が「普通の車いすランナーの参加」を了承してくださったことは、今後への大きな一歩になると思います。この先も、下山さんがシティフルマラソンのゴールテープを切る日を目指していっしょにがんばっていきましょう。
ガードランナー2名が見つかりよかったです。気兼ねせず、私にも声をかけてくださればよかったのに。仕事のない時なら、駆けつけさせてもらいますよ。今回は年賀状にも書いておきましたが、私も下山さんの取材に「かつしかふれあいRUNフェスタ」に参加することにしました。もちろん、一番後ろのDブロックになるように申請しました。(ナンバーカード7177なので、番号順に並ぶとしたら本当に最後尾です。)みな さんがスタートされてから、ゆっくりいっしょにスタートしましょうね。大会での下山さんの写真や動画をいっぱい撮って、大会事務局との交渉に使おうと思っています。
下山さんのガードは、見つけられた2名の方にお任せするとして・・・。
話は飛んでしまいますが、2月から私は「ガードマン」のアルバイトをしています。(「京都キャロット」がヒマなもんで・・・。)次回の下山さんのガードは、プロのガードマンランナーであるこの私にぜひお任せください。
まだ何に乗って行くか決めていないのですが、やっぱり下山さんを見習って夜行バスですかねえ。さすがに帰りはしんどいので、新幹線ですかねえ。取り合えずゴール後も時間の余裕がある ので、4年ぶりにいっぱいお話をしましょう。楽しみにしています。
私の携帯番号は090−○○○○−○○○○、携帯メールアドレスは●●●●●@docomo.ne.jpです。
会場で下山さんを見つけたら、飛んでいきますね。
それでは、当日を楽しみに・・・。
2015.3.5
藤井 廣司
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下山さんに出会い、この人の喜ぶ顔が見たいと思った。ただそれだけ。
自分なりに考え、自分のできることはすべてやってきたつもり。でも、この3年間何の成果もない。世の中は、今まで自分が思っていたよりずっとずっと冷たかった。
しかし、以前下山さんからいただいたメールに「下山の思いをくみ取って働きかけてくださっている藤井さんに感謝しています」という一文があった。もうこれだけで、私は救われる。くよくよしてないで、またがんばろうと思える。
4年ぶりにお会いする下山さんが、やせ細っていないかだけが心配だ。
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【追加】
夜10時すぎ、下山さんから返信メールがあった。
「これぞ、ザ・シモヤマやねえ・・・」とうなってしまった。車イス生活は下山さんにとっての「ふつう」。「ふつう」の下山さんが「ふつう」にシティフルマラソンに参加したいだけのこと。なんでこれが分かってもらえんのかねえ。
「でも、可能であるなら誰の手助けもなしに、普通に参加したいです^^」のところが一番よかった。
(公開してもいいですよね。)
◇ ◇ ◇
藤井様
毎々お世話になります。下山です。
とうとう今度の日曜日、かつしかふれあいRUNフェスタです。
うれしい限りです。
藤井さん、京都から来て下さるのですね^^
パオパオだよりを見ているので、きっと変わらないですね。
活躍ぶりを拝見させていただいてます。
今回、車イスランナーも健常者と共に楽しく走る姿を
ランナーと応援してくださる皆様に見てもらいたいと思います。
そして「一緒に走っても良いじゃん!」とか「元気をもらった!」
なんて言葉がもらえたら、最高です。
何よりもガードランナーの方が、名乗り出てくれたおかげです。
本当に、うれしいです。
これだけ嫌われると…どこかのドラマのような感じですね。
そのうち「車イスランナーはダメ!」という訳のわからない規則が
無くなり、一緒に走れるシティマラソンを実現するための
第一歩として、がんばります。
生きている限り、目指したいです。
もし、ガードランナーが必要な、シティマラソンに参加が可能でしたら
是非とも、藤井さんを指名させていただきます。
その時はよろしくお願いします。
でも、可能であるなら誰の手助けもなしに、普通に参加したいです^^
大暴れしますので、記録に残していただけると嬉しいです。
8日に現地でお会いしましょう。
下山利博
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2015年03月04日(水)
ほんもんのまいこは〜ん [ガードマン]
今日も昨日に引き続き、「漢字博物館建設予定地」の警備。
ここは祇園のど真ん中。「ほんもんのまいこは〜ん」の通り道。
昨日チャンスがあれば写真を撮ろうと思っていたが、「ほんもんのまいこは〜ん」を撮るのはルール違反かなあと思ったりして・・・。後姿ならいいでしょうか。
今日は昨日とちがい雨の心配なし。こんな時は真樹の電動アシスト自転車の出番。ただし、行きはずっと下りなので普通にスイスイ。八坂神社前まで10kmはあると思うが、31分で来れた。
大きな作業員詰所で休けいすることが多いが、ゲートそばの警備員詰所で休むこともある。広さは1畳半くらい。物も置いてあるので、ガードマン3人にはちょっと狭い。でもかわいいカーテンがしてあって、心が和んだ。
昨日のピューピュー風に参ってしまい、アシックスのイヤーウォーマーをもらってきた。これはぬくい。ただ、今日は昨日より寒さがましで、イヤーウォーマーをつけたり外したり。けっこうせわしなかった。
今日も380円弁当。
このお弁当は西京極から配達。どうも、うちの班長さんの馴染みのお弁当屋さんらしい。3つで1140円やから、配達のガソリン代にもならへんかも。
お昼休みの詰所内。
すぐ近くにブルーシートが置いてあったけど、せめてあれを敷いて寝やはったらええのにと思った。
午後も「ほんもんのまいこは〜ん」が通る。
また、後姿をパチリ。
昨日は神社側からこっちに向かって風が吹き、今日は神社の南から北へ。昨日は気が付かなかったのだが、八坂神社には立派の日の丸が掲げられている。
夕方近くには、「正装のまいこは〜ん」。きれいでした。
「漢字博物館」より「舞妓博物館」にした方がいいような・・・。
行きは圓通寺の裏の急坂をまっすぐ降りてきたのだが、帰りは出町から高野川沿いにぐるっと回った。
出町で腹が好き、コンビニでパンを購入。信号待ちで「ガウガウ」言いながら食べた。周りの人がジロジロ見ていたが、「パンでも食わんと、これからの上り坂で力が入らんのじゃー。」
カナートの駐車場入り口に、私の初めての現地研修を指導して下さったI隊長。
「おつかれさまですー。」
「おお、もうあがりですかー。」
その先の出口には、新任研修でいっしょだった新婚女性のMさん。川沿いは寒かろうに、しっかりがんばってるやん。おっちゃんも負けへんで―。
帰りは最初から電動アシストを投入したのに、55分もかかってしまった。通った道がちがうのと、コンビニに寄った分。それを差し引いてもちょっとかかりすぎ。また、足が弱ってきたんかなあ。
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【RUN】
今晩11時から、また24時間の寮の管理代行のバイト。それで明日は走れない。今日、ちょっとでも走らなければ。
いつもの5km、27分57秒。フルの疲れや痛みはもうすっかりとれた。こんなにダメージの少ないフルも珍しい。たった5kmでも、ほとんど毎日走っているのがいいのかも。魂込めて走ってるもんねー(ウソです)。
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【今日のきく】
昨日のこと。
きくはいつも通り、ストーブ前でコクリコクリ。
「さああったまったし、次は兄ちゃんのベッドで寝よかー」と立ち上がろうとするが、立ち上がれない。後ろ足の狼爪にコードが引っ掛かってますがなー。
取ってやろうとする廉をかみチャチャクリ。
「自分で取れへんにゃから、ちょっとしんぼうし!」と言っても無駄。どうにかこうにか、かみチャチャくられながらも救出に成功した廉でした。
「ご苦労さんどす!」
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2015年03月03日(火)
東風吹かば [ガードマン]
東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ 菅原道真
東風吹かば体ガチガチガードマン お金なしとて春な忘れそ パオパオ
先月28日中、ガードマン関連記事が15。今まで「雑用」カテゴリーに入れていたが、ここまでくると「雑用」とは言えない。「ガードマン」カテゴリーを新設。工夫して書いているつもりだが、「つまらん」と思われる方は「ガードマン」カテゴリーの記事はとばしてください。
今日はとにかく東風に悩まされた。耳が寒くて寒くて。
新規の警備場所に行くときは早く到着しなければならない。今日の警備は、漢字博物館建設予定地。祇園の弥栄中学校跡地。6時45分に来るように言われている。
無茶ですわ。
左京区市原は交通難所。祇園に6時45分着って無茶ですわ。
午後から雨の予報だったので、自転車で行く事もできず・・・。
でも叡電の始発ならぬ二番発6時5分に乗り京阪に乗り継ぐと、何とか間に合う。
今日の仕事は、2人1組でダンプの誘導。四条通りから入ってくるダンプを、ほかの車や歩行者を止め誘導する。
一番ガードマンらしい仕事と言ってもいいかもしれない。
私は補佐的な役割だったので歩行者の誘導なのでいいのだが、もう一人は車道に出て体を張って車を止める。
三浦マイルドさんのネタ。
「高速道路の警備はな、命の危険が伴うから
危険手当が2000円もらえんねん。
これ、どうゆうことかわかるか?
ワシ等の命の値段、2000円ゆうことやで!」
私のブログを見られて、「お昼ごはんにお金を使いすぎ」と指摘される方あり。
今日は配達弁当380円。そのあとに飲んだ缶コーヒー110円をプラスしても490円。これなら合格でしょうか。
ただし、せっかく付いていたインスタント味噌汁を一口飲んだだけでひっくり返してしまった。やっぱり私は「竜ジイ」ですね。
八坂神社のまん前が今日の警備場所。
今日もレンタル着物を着て歩く若い女の子がっぱい。
今日初めて誘導灯を使った。
外で写真を撮るチャンスがなかったので、作業員詰所内で。
今日は一日寒かった。特に午後はきつい風が吹き、耳が冷たくて冷たくて。明日は絶対にイヤーウォーマーをしていかなくては。
朝早かった分、早く帰れた。
京阪と叡電の乗り継ぎもうまくいき、5時40分すぎに帰ってこれた。
でも、往復の交通費1080円は痛いですねえ。
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【RUN】
アルバイトから帰り一息ついたあと、「ちょっと、走ってくるわ」。
玄関を出ると大雨。「こりゃあかん、やめとこ。」
篠山マラソンでは、スタート直後から左足の親指の後ろが激痛。「ここのままでは10kmも持たん」と弱気になったが3km地点あたりでおさまった。
そのあとレースの後半は、4年前から痛めている左のお尻に激痛。これはだましだましでゴールまで。一番心配していたコブラがえりと腰痛は、意外と心配なかった。
「バランスよく走れていたから、ひどい痛みにならへんかったんやろなあ」と自画自賛していたが、お風呂で足の裏を見てびっくり。「親指とその後ろらへんがカチカチやん!」
あいおわ治療院の高橋大輔似の先生によると、「その部分は短距離選手が蹴りに力が入りすぎて痛める箇所ですね」。
「わしゃ、短距離選手やったんか・・・???」
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【今日のきく】
じゃじゃぶりの雨の中を散歩。
このごろきくと遊ぶ時間が少ないので、せめて夜の散歩だけでもちゃんと行こうと思っている。
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2015年03月02日(月)
眞寿美店長の誕生日 [家族]
昨日3月1日は、眞寿美店長の誕生日。
出張販売の日と重なったので、ちゃんとしたお祝いができなかった。
篠山の帰りに亀岡の平和堂に寄り、ショートケーキを買った。
お客様などからお祝いのコメントをいただき、それがうれしかったとのこと。
今日たまたま通りがかった雑貨屋さんの軒先に、かわいい花が売ってあった。ヨメさんが喜ぶと思い買って帰った。
これが「桜草」らしい。花を人に贈った経験も乏しく、花の名前もよく知らない。
長く咲き続けてくれたらうれしいんですけど・・・。
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2015年03月01日(日)
第35回篠山ABCマラソン [ランニング・出張販売]
私の腕時計で3時間48分38秒。
ゴールして「京都キャロット」のテントに帰って来て発したひと言。
「4時間のフルマラソンは、8時間立ちっぱなしのガードマンの仕事に比べたらめちゃくちゃ楽。」ほんまにその通りでした。
5km 24分46秒
10km 50分02秒(25分16秒)
15km 1時間15分58秒(25分55秒)
20km 1時間44分16秒(28分18秒)
25km 2時間12分06秒(27分50秒)
30km 2時間41分12秒(29分06秒)
35km 3時間09分26秒(28分14秒)
40km 3時間37分33秒(28分07秒)
ゴール 3時間48分38秒(11分05秒)
5時すぎに家を出たのだが、先送りされていたナンバーカードを忘れてきた。急いで戻り再出発。私は気がついたのが早かったのでよかったが、参加者10000人もいたら、忘れた人も多いでしょうね。
会場に着いたのは7時。所要時間は実質1時間半。
商品を出し終ったので、Tシャツをもらいに。
そこで、滋賀マスターズの木村祐子さんに遭遇。木村さんは、私が知りあいと言ってもいいランナーの中の美人ナンバーワン。会場で初めてお会いした人が美人というだけで、もう今日レースはうまく行くと思えてくる。
そのあと、スペシャルドリンクを預けに。
私は15kmから35kmまで5ケ所に預けた。ほとんど飲むヨーグルトだが、15、25、35には「スポーツようかん」も貼り付けておいた。
ヨメさんが「京都キャロット」ののぼりを車から下ろしてしまい置いてきてしまったが、新品が1枚積んであったのでそれを出した。やっぱりのぼりがないと目立ちません。
美人ランナー京都府代表・外峯さん。
ヨメさんの誕生日プレゼントを持ってきてくださった。ありがとうございます。
美人ランナー滋賀県代表・木村さん。
ヨメさんが言っていたが、「木村さんは物腰がお上品」。
さて、10時40分に陸連登録の部がスタート。
ヨメさんは、ピカチュウの着ぐるみで応援。
最後は兵庫の三宅文彦さんと。
絶叫でしょうか。
10時50分、陸連未登録の部がスタート。
私は、古い古いフランクショーターの長そでTシャツ。その上に「ランナーズ9の会」のランシャツ、そのまた上に半透明のゴミ袋。これだけの厚着はめずらしい。下はランパン、C3フィットのゲイターにグンゼの5本指ソックス、シューズはターサージールTS。
今日の目標は、「あわよくば4時間切り」。
3年前の「東京マラソン」が3時間28分44秒。
4年前の「篠山マラソン」が3時間44分01秒。
5年前の「篠山マラソン」が3時間59分01秒。
知り合いのランナーに聞かれるたぴに、「立ちっぱなしのガードマンのバイトでヨレヨレになった足でどこまで走れるか、実験です」。
ヨメさんのかわいい笑顔に見送られスタート。
最初の1kmは5分13秒。思っていた通りのスタートが切れた。
3km地点あたり、好調持続のKさんに追い抜かれる。
そのすぐあと、さゆりちゃん発見。写真を撮らねば。
撮り終わって通り過ぎようとすると、「ええのん撮れましたか」。
なんと、かつみさんじゃーありませんか。さゆりちゃんのかげに控えめに。そのコメントも、普通のオッサンぽくて笑ってしまった。
5km10km15kmと思っていたより速いペース。だいたいキロ5分ちょっと。小雨だったので走りやすかった。
15kmで初のスペシャルドリンク。
係りの方がすぐ見つけて渡してくださった。
「写真撮らせてもらいます。」
この先も取ってくださった方を全員写真にと思っていたが、残念ながら全部自分で探すことになった。
15kmすぎにトイレに行ったので、この5kmラップは28分台。
走友・有田さんが、「マラソンレースでの立ち○○○」についていつも苦言を述べておられる。それが頭にあるので、絶対にできない。なんせ、胸には「ランナーズ9の会」、背中には「京都キャロット」をつけて走ってるんですから。
この後も2回、合計で3回のトイレは待ち時間が痛かった。(3回で5分くらい。)それでも、有田さんの戒めはちゃんと守りましたでー。
ブログ「マラソンにはまった!!!」のタカッチさんの奥さん発見。元気な応援、ありがとうございます。
私がもっともやる気をなくしてしまう中間点すぎ。
以前はここにきくのそっくりさんがいた。でも、もう4年も前のことやし・・・。
「おった、おったー!」
ガラがきくそっくりで、こわがりのくせに「ガウガウ」と襲ってくるところもそっくり。
カメラのピントが合っていないのが残念。
でも、きくのそっくりさんということは分かってもらえますよね。
きくのそっくりさんパワーを吸収し、元気復活。20から25の5kmは27分台に。
「キャロットさーん。」
「えっと、どちらさんでしたっけ。」
「久保井さんの友だちでさいきと言います。」
「そうでしたか。応援ありがとうございます。」
合流地点をすぎ、まずは外峯さんさがし。
今回はうまい具合に、しっかり見つけることができた。
寒さに負けず、しっかり走ってはりました。
このあと、木村さんを撮る予定だったが見つけられず。
「ボクオレンジの長ソデで走ってるし、見つけたら手を振ってくださいね。」
「私は黒のウェアで走っています。」
ここまで打ち合わせしていたのに、残念。
30kmを2時間41分12秒で通過。
「あと12.2kmをなんぼで走ったら4時間切れるねん。」
走りながらなかなか計算はできない。
折り返すと下りになるので、気分的に楽。
しかし、調子に乗ると太ももに「ピッ!」。あぶない、あぶない。
三宅さんを撮らせてもらったが、このあたりカメラがぬれていてピンボケ。
そしてこのあとは、写真を撮る余裕がなくなった。足も重くなり、時々「ピピッ!」と足に来る。
「コブラがえりが起こったらしまいじゃー」と思いつつ、走り方に注意して。
気持ちが楽になったのは35kmすぎ。
35km3時間09分26秒だったので、よほどのことがない限り「サブ4」はだいじょうぶと分かった。あとは着実に残りの距離を減らすだけ。
残り5km地点で3時間22分。
「これはがんばったら、3時間50分切りも行けるでー。」
残り1km地点で、3時間43分30秒。そのとき、しきりに腕時計を見ているランナーあり。
「3時間50分は切れますね。」と言うと、「私、10分前に出てますんで。」
そうか、陸連登録の部の「サブ4狙いか」。
そのランナーはそこからペースアップ。私もできるだけついていこうと、そのランナーの背中を追った。
「残り1km、5分20秒で走ったら3時間48分台やー。」
最後もコブラがえりにだけ気をつけて、残りの力を振り絞った。
ゴールは3時間48分38秒。特別いいタイムでもないのに、普通に走れて普通にゴールできたことがうれしかった。
ゴール付近におられた方にお願いし撮ってもらった1枚。
いい顔してます。
完走メダルをかけてくれるのは地元の中学生。
「せっかくやったら、かわいい子にかけてもらわんとなあ」と言って女子にかけてもらったらその子は笑ってた。
しし汁をパスし、「京都キャロット」のテントへ。
「ますみちゃん、ようがんばったねのチューはないんか。」
「なにがチューやねん! ああ気持ちワル。ゾゾッとしてきた。」
そこまで言わんでもええと思ったが、写真が一目瞭然。なんちゅうゾゾッとした顔じゃー。
スタート前5本指ソックスをはこうとしたら、足の指が攣り治らない。急きょ、ヨメサンにマッサージをしてもらい事なきを得た。
レースが始まると左足裏に激痛。後半は左のお尻が「もうあかん」と訴える。それでも最後までバランスを崩さず走りきることができた。
みなさん「寒かった」とおっしゃっていたが、私は寒くはなかった。「8時間外に立ち続けているガードマンの仕事に比べたら・・・。」今さらやけど、ちょっとは根性ついたんかも。
冷たい雨と風のせいで、「京都キャロット」のお客様は史上最少。今回は、私の3年ぶりのフルマラソン挑戦が無事に終わったことで良しということにしておいてください。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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