2015年03月09日(月)
第66回9の日平和ラン [ランニング]
今日はお休みをもらい一日ゆっくり。
午前中にあいおわ治療院、昼すぎには歯医者さんへ。還暦前の体はかなりボロボロ。しっかりメンテナンスをして、あと5年くらいはがんばらねば。
「さあ、今月の『9の日』は久しぶりにのぼりを背負って走るぞ」と思っていたのに、午後からじゃじゃ降りの雨。走ること自体がイヤになったが、先月も走ってへんし、これではいかん。そうそう、土曜日に買ったビニールカッパがある。カッパ来て走ったことないけど、いっぺんやってみよう。
雨と言えば、私は「宇治川・篠山・かつしか」と3週連続の雨レース。
昨日の「かつしか」も冷たい雨だったが、京都晴れてたんやてね。ビデオを撮り忘れた「名古屋ウィメンズ」も好条件で、佛大出身のべっぴんさんが好タイムで日本人1位。2時間22分台は8年ぶりだそうだ。もう、そんななるんですねえ。
どの大会でもほとんどのランナーが雨をいやがっていたが、記録を狙うなら「小雨・10℃」でしょう。この時期に中途半端に気温が上がってしまうと、終盤に足が止まってしまう。
雨と言えば、いりえゆかさんのブログ「ラスティックなひとりごと」の「ジゴクの寛平マラソン2015」。この記事は、マラソン中毒に陥っている市民ランナー必読。半分笑い話のように書いてあるが、自分の胸に手を当ててしっかり読んでもらいたい。
私はいりえゆかさんに言いたい。
「そこまで行かんでも・・・。こっちの方が楽しいよー。帰ってきてくれー!」
長いカッパだったので、足にまとわりつく。それでも、いつもと変わらぬペースで走れていた。
カゼをひいたらかなんので厚着をしてきた。すると、けっこう汗が出た。そのほうが、いちびってスピードを出さへんからよろしい。
私の練習コースで一番短い3km、17分08秒。いつもとそう変わらないタイムで走れた。
ビニールカッパは足にまとわりついたが、走れないこともない。ただ、けっこう雨が中に入ってくる。これはしゃーないか。
「カッパまで来て走るアホがいるか」と思っていたが、気負わず少しだけなら、こうしてちょっとでも走った方がいいみたい。これからも雨が続く時期は、またカッパを着て走ってみよう。
今日は「ねっとわーく京都」の発売日。
私の連載も第55回。もうすぐ、連載開始5周年ってことですね。
私のお気に入り、ガードマンバイト仲間の「アチャー」さん(19歳の女子大学生)は、これを立ち読みするという私との約束覚えているかなあ。無理っぽいなあ。
それにしても、この表紙の硬さはナニ!
前は京都の景色とかが表紙で、ソフトなイメージやったのに。
読者増やす気、あるんかい! これでは、誰も買わんぞー!
さあ、今日は夜11時からの24時間寮管理のバイト。
しっかり仕事してきます。
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【今日のきく】
夜、またヨメさんはお勉強会に。
きくは、ヨメさんがいなくなると不安になる。
なんや知らんけど、私ではあかんらしい。
「はよう帰ってきてね、オバシャン!」
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2015年03月08日(日)
第1回かつしかふれあいRUNフェスタ [ランニング]
※ まず一番最初に書くべきことを忘れていました。
スタート前、私たちは「接触事故だけは起こさないように気をつけよう。他のランナーに不愉快な思いをさせないよう、声かけはていねいに」と打ち合わせをしました。私自身は下山さんの数十メートル先を走っていたので、そのあたりの細かいところまでは確認できていません。
もしこのブログを見られて、何かお気づきの点がありましたら、ぜひコメントをよろしくお願いいたします。
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下山さんのガードランナーはお二人とお聞きしていたが、現地に入ると三人体制。私は勝手に伴走ということだったので、数十メートル先を走り、露払い役。この体制で事故もなく、他のランナーからの苦情もなくゴールへ。
一般ランナーの10分後に私たち4人とともにスタートした下山さんは、後半きつい向かい風に苦しめられたがネットタイム2時間23分台でゴール。
下山さんからは数々の名言(迷言?)をいただいた。その中でも一番よかったのは、私の「うちのヨメさんはいいヨメさんでしょう」に対しての「知ってます」かなあ。
ちょっと前に出てペース配分などを見てくださっていたグリーンさん。左側をガードしてくださったブルーさん、右側をガードしてくれたブラック君。名前をお聞きするのも忘れましたが、いいガードでした。いつかまた私を含めたこの4人で、下山さんのシティフルマラソンのガードができればいいですね。(ちなみに今日の私はオレンジさん。)
(注)公約どおり、行きは夜行バス、帰りは新幹線。夜行バスのダメージは心配していたほどでもなかった。でも、疲れたことは疲れた。もう寝ます。続きはのちほど。
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※ ランネットの「私の写真」コーナーで、私たちのゴールの写真を見つけました。
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さてさて、話は大会前日に戻り・・・。
京阪・祇園四条駅の地上バス停22時55分発の夜行バス。うちから行くには京都駅よりこっちの方が便利かと思ったが、どっちにしても遅い時間は不便。かなり早くついてしまい、下山さんへのおみやげを買ってもまだ30分ほど時間があった。
鴨川沿いの歩道にあるバス停は屋根もなく、傘をさした若者が数人いるだけ。仕方なくその列の5、6番目くらいに私も並んだ。「こんなに少ないのなら、シート2席分を1人で使えるかも・・・」とか思いながら。
しかし時間がたつにつれ人が増え、「シート2席分を・・・」の夢は早くも消えてしまった。並んでいる顔ぶれを観察すると、私以外は全員20代前半ですな。おーっと、こんなとこでチューしとるやつがおるがな! ああ、うらやましい。
だいぶ遅れてきたバスに、並んでいた順番に乗るのかと思ったら、適当にゾロゾロ。席は早いもん順じゃなく、バス会社が指定していた。
入口に席の表がはってあった。私の後ろの若い女の子に、「ごめんやけど、老眼でなんにも見えへんねん。『藤井』がどこかさがして。」
その子はいやな顔もせず、すぐに見つけてくれた。(「このオッサン、夜行バスに乗って1人でどこ行くん?」とは思わんかったかな。)
大阪から乗ってきている人もあり、室内満席。これはきゅうくつやわ。
名神・草津SAでトイレ休けいのあと、「これより先、室内消灯します」。さあここからシート倒してゆっくり寝ましょかと思ったら、後ろから「ドン!」
周りを見ると、シートを倒している人がいない。ひょっとして、やすもん夜行バス(4300円)はシート倒したらあかんという暗黙のルールでもあるんかしらん。
それでも草津SAを出ると、すぐに眠ってしまった。次に起きたのが東名・海老名SA。東京まであと1時間というところ。うん? その間一回も休けいなかったんかい。そんなぐっすり寝た気はせんかったんやけど・・・。
予定通り、新宿駅西口6時50分到着。
バスから降りると小雨。それより、めちゃさぶ。
JRの駅の近くの店で朝食。
「鮭の定食(500円)」。
そこからJRで日暮里駅。
京成に乗り換え堀切菖蒲園駅へ。
駅から荒川河川敷の会場までは徒歩10分くらい。
要所要所に案内係の方が立っておられ、「おはようございます」のごあいさつ。もうこれだけで、大会のイメージアップです。
土手でかわいいワンちゃん見っけ。
「ジョリー・オス・10歳以上」
ジョリー君は何ぼさわってもだいじょうぶ。おとなしくて、かわいいかわいいワンちゃんだった。
このご近所の方だそうで、来年来たらまた会えるかも。
小学生の部を応援に来たゆるきゃら。
続々と来たのでびっくり。
ハーフの部は12時スタートなので、まだ下山さんは来られてないだろう。
葛飾をブラブラしましょうか。
駅近くに不思議な像発見。
私の干支、ひつじの所にお賽銭を入れて拝んどきました。
「下山さんが、シティフルマラソンに出られますように!」
(あとで話していて分かったのだが、下山さんは私の一回り下の同じひつじ年。)
駅に戻ると、葛飾ご当地ヒーロー・ゼロングの敵、悪の軍団デスバルの面々が。
お願いしていっしょに写真を撮ってもらった。
3月21日に葛飾でイベントがあるそうだ。今日やってほしかったなあ。
「ゴールデン☆ニャッファロー」紹介
出身地:アメリカ
ニューヨーク州バッファロー
バッファロー(アメリカバイソン)と猫を掛け合わせた怪人
バッファローのパワーと猫の素早さを併せ持つといわれている。
そのパワーはゼロングをいとも簡単に投げ捨ててしまうほど。しかしまだまだゴールデン☆ニャッファローのパワーはこんなものではないという。
また、パワーばかり目立っていて素早さに関しては未だ未知数である。本当の実力がいつ爆発するのか要注意!!
ゴールデン☆ニャッファローの特徴でもある角も注意しなければならない。角は非常に硬くビルなど簡単に穴を空けてしまう。注意しないとゼロンやスパークも穴だらけになってしまうかも!?
角の赤い部分は今まで倒してきた人達の血で赤く染まってしまったとの噂もある。
素体となった猫については一切解明されていない。一説にはイリオモテヤマネコではないかと言われるもはっきりしない。
気になる情報としてはH26年始めに亀有在住のKさん宅の猫が失踪する事件があった。同じころデスバルの戦闘員がKさん宅近所で目撃されており何らかの関係があるのかも?
ゴールデン☆ニャッファローが初めて出没した青砥サンロード商店街にて、マッチョ大佐から紹介をされた際に拍手が沸き起こった珍しい怪人でもある。初登場から人気者!?
大好物はバッファローウイング。
カメラのSDカードの残量が心配だったので、コンビニで調達(4GB、1080円)。ついでにコーヒーを飲んでいると下山さんからメール。「川べりの赤い車で待機しています」とのこと。すぐにこちらから電話した。
10時半ころ、下山さんの待機場所へ。「車の中でお話ししましょう」と言われ、車に。そこから40分ほどいろいろなお話をした。
一時期体重15kg減までなったと聞き心配していたが、だいぶ戻って来られたようでほっとした。
まずはエール交換ではなく、おみやげの交換。私はついでに、下山さんのこともちょっと書いている「ねっとわーく京都・4月号」もお渡しした。大学生の女の子が下山さんの事に関心を持ってくれていたと言うと、「ありがたいことです」とすごく喜んでくださった。
そのあと私は、主に今まで大会事務局に働きかけてきたことのまとめ。下山さんは、最後にお会いした4年前から今までの報告。2年前に大病で手術をされたことはお聞きしていたが、その前もその後も車いすのレースには出ておられない。もっとお聞きすると、レース自体が2008〜2011の「マラソンに挑戦する会」のフル4回だけとのこと。短い距離なら普通の車いすで出られるレースもなくはないが、下山さんは徹底している。「フルに出たいんです、みんなといっしょに!」
下山さんの送迎を引き受けてくださったのは、アーチェリーのお友だち。運転席で2人の会話を聞かれていて、話に加わってこられた。
「下山さんが門前払いとは・・・、理解できません。アーチェリーは、障害者も普通の大会に全く同じ条件で出ています。たしかに車いすは安定感がないので不利なことは不利ですが、誰もそんなことは気にしていません。
完走実績があるのに出場を認めないって、どういうことなんでしょうね。車の運転のように免許制にして、免許を取った人はマラソンに出場できるということにしたら下山さんは出られますね。」
「そうなんですよ。何の努力もしてない者が、抽選にさえ当たってお金を払えば出られるわけでしょう。下山さんは何年もかけて実績を作っているのに、その抽選にさえ参加できないんです。誰が考えてもおかしいでしょう。
前に下山さんおっしゃってましたよねえ。東京マラソンに普通に申し込んで、当たったら強行出場してしまおうかって。」
「あのときは真剣に悩みました。パソコンでワンクリックするだけで申し込みができてしまう・・・。でもそのあとにどんな事態が待ち受けているかと思うと・・・。」
下山さんに門前払いを食らわして平然としている大会事務局員に、この下山さんの葛藤の半分でも味わってもらいたい。いやいやそんなことが目的ではない。下山さんの出場に関して障害があるのなら、その一つ一つを取り除いていく努力を私たちといっしょにしてもらいたい。時間がかかってもいい。一人の大会出場を願っている普通の車いすランナーを注目し続けてほしい。私の願いはそれだけです。
ゲストには、北京オリンピック男子4x100mリレーの銅メダリストである朝原さん。奥様は京都の方でもあるし、話すチャンスがあれば下山さんの「京都マラソン」出場を応援してもらおう。
ランニングショップの出店はなく、ミズノさんのブースがあるだけだった。
「京都キャロット」、出店させてもらえませんかねえ。かなり遠いけど・・・。
葛飾鍼灸マッサージ会のテント。
無料ではなく、500円でも取ってもらった方がいいと思う。
地元葛飾のお店もたくさん出されていた。
雨でなかったらにぎわったでしょうに。気の毒でした。
この寒いのに半そでで突っ立っていたブラック君。この春高校を卒業し、もうすぐ大学生。
「陸上部やったん?」
「いえ、卓球部です。」
「ズルッ!」
「最後尾からスタートするけど、10分差やったら絶対に追いつくし、追い抜くときは外側から、必ず大きな声で 『すいません。抜きますので、端に寄って下さい』とていねいな言葉で言ってな。」
「ハイ、分かりました。」
スタートの時刻になり、下山さんを囲んで記念撮影。
「万全の態勢」とはこのことですね。
これだけしっかりしたメンバーがそろったら、私も気兼ねなく撮影に回れる。私の一番の仕事は、レースに参加されている下山さんの動画を撮って、大会事務局と交渉することですから。
(注)もちろん、まだまだ続きます。
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【今日のきく】
帰りの新幹線には早く乗れたのだが、国際会館からのバスが1時間に2本だけ。そのため、家に着いたのは夜8時になってしまった。
疲れてうとうとしていたヨメさんは、私が帰るなりちゃちゃとおいしい晩ごはんを作ってくれた。私の役目である「きくの夜のお散歩」も行ってくれると言う。
それは気の毒だったので私もいっしょに行った。きくの大好きな「2人引きの散歩」。
うれしくて、すぐ○ンコも出ました。
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2015年03月07日(土)
今日もドアジジィ [ガードマン]
「最近のパオパオだよりがガードマンネタばかりでおもしろくなくなった」とおっしゃった方があるらしい。ほんとにその通りです。
でも、今の生活がそうなってしまっているので書くことはそれしかない。普通の人は毎日同じ生活の繰り返し。今まで自由すぎた私が、少しは普通の人に近づいただけなのかも。ところで、その前の「パオパオだより」はそんなにおもしろかったんでしょうか・・・。
期待してくださっている愛読者のみなさん。すいませんねえ。当分はガードマンネタが続きそうです。
今日撮った写真をアップしようとして廉に見てもらったら、その中の1枚について「それは絶対にあかん。よう問題になってる『バカッター』やん。」
そうか。そうやったんか。息子の忠告を素直に聞き、その写真をアップするのはやめました。廉いわく「パオパオだけのことじゃなくて、いろんな人に迷惑かけるで」。ああ、なんてかしこい息子なんでしょう。
(注)もうちょっと、続きます。
夜行バスに乗って、東京都葛飾区に行ってまいります。
いいご報告ができますように。
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2015年03月06日(金)
いぶし銀の・・・ [ガードマン]
今日のバイトの派遣先は、久しぶりの京都駅近くのホテル。てっきり、「漢字博物館建設予定地」に行くものだと思っていたのに。
ホテル警備の隊長がダウンされ、少しでもここの事情を知っている私がその代行として派遣されたようだ。
このホテルの改修工事を請け負っているのは、天下のO林組(全然匿名になってないですけど・・・)。しかし、実際はその社員さんは数名で、多くの下請け業者の集合体が作業をしている。
その全員が一同に会し、毎朝8時半に朝礼。各社の責任者が、本日の作業、注意事項、人員数などを発表される。
毎日ほとんど同じでおもしろくないのだが、その中に私が目をつけていた人がいる。T橋組のN越さん。とにかく声が渋い。この人の声は、毎日聞くのが楽しみという声。
左官系の仕事をしておられるようだが、「これぞいぶし銀!」というような方。建設現場では60歳以上は特別な申請書がいるらしい。ということは、あのいぶし銀さんは私より年下?
今日、そのN越さんが私のすぐ近くに来られた機会があった。
「いつも朝礼で、渋い声を聞かせてもらってます。『人員○名!』って言われるところなんかかっこいいですよねえ。」
「はははー。」
たぶんN越さんは、私が何を言っているのか理解できなかったのだろうと思う。それでもそのあと、通られるたびに話しかけてくださった。ありがたいことです。
私らガードマンは直接この改修工事に携わっているわけではないけれど、この集合体の一員になれたようでうれしかった。ホテルのお客様の人間観察より、建設作業員さんの人間観察のほうがずっとおもしろいです。
今日も自転車で。
朝、空が晴れているとほっとする。
「藤井さん、今日はドアボーイをしてください。」
M隊長の代わりの役のHさんが、私にそう言われた。
作業場の入り口になる自動ドアが止めてあるので、それを手で開け閉めする役。風よけ室のようになっているので、外側の扉と内側の扉の2ヶ所。みなさん手に荷物を持っておられますからね、開け閉め役がいりますね。
「でも、ドアボーイと言うよりドアジジイやね。」
6畳くらいの広さの風よけ部屋は、扉を傷つけないようにか目張りがされていた。外側にも内側にも小さなのぞき窓があるだけ。そののぞき窓から、作業員さんが来られないか注意して見る。今日こそ、「オリに入れられたハイエナ」の気分。
自動ドアを手動で開けるのは力いりまっせ。でも、意外や意外。ほとんどの人が「ありがと」と言ってくださった。それがけっこううれしくて、時間がたつのが早かった。エレベーター前のペコリペコリよりずっとよかった。
いぶし銀・N越さんの写真を撮るのは無理やし、N越さんが使ってはる材料でも撮っとくか・・・。
しかし、「奇跡の1枚」。
もう今日の作業が終わろうというとき、この警備班の紅一点のKさんと談笑されていたN越さんを発見。のぞき窓からすばやく撮った1枚。
一見しょぼいオッサンですが、私にとっては「渋いヒーロー」です。
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【RUN】
篠山マラソンが思っていたよりよい結果だったのは、自転車通勤のせいかもしれない。京都駅八条口までは約12km。毎日往復24km自転車をこぐのはいいトレーニングになっていると思う。
今日はいつもの5kmではなく6km。34分08秒。毎日キロ5分半くらいで5〜8kmのジョギングのみ。これでも自転車の分があるので効果はあるのかな。
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【今日のきく】
きくは、私とヨメさんがいっしょに散歩するとすごく喜ぶ。夫婦仲がいいとよい子が育つちゅうのと同じことですね。
今日は残念ながらいっしょの散歩じゃなかったけれど・・・。それでもすねたりはしませんでした。
(ヨメさんは勉強法を教えてもらいに、ずっと年下の同級生とマクドへ。)
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2015年03月05日(木)
「かつしか」でお会いしましょう [私の好きな人]
◎パオパオだより「第30回マラソンに挑戦する会」2011年5月3日より
「なんとかしましょう」と私。
「よろしくお願いします」と下山さん。
ゆったからにはほんまになんとかするぞー!
「仏のパオパオ(???)」も、今日はさすがに怒りが爆発した。
みなさん知っておられました?
競技用じゃない普通の車イスでは、どのマラソン大会にも出られないんですよ。ゴール制限7時間で、抽選にさえ当たれば「誰でも出られる」はずの東京マラソンもダメなんです。(東京マラソンは、「フル2時間10分を切れるエリート車イスランナーの枠が20名分とってあるだけ」とのこと。)いいことばっかり言ってる東京マラソンでもこの有様です。他の大会がどんな対応かは推して知るべしです。
毎年この大会のフルを、普通の車イスで完走されている下山さん。「普通」にこだわり、「普通」を大切にしておられる下山さんの姿勢が私は大好き。
私は、下山さんはてっきりあちこちのマラソン大会に出ておられるものと思い込んでいた。ところが、今日お話させてもらって分かった。下山さんは、マラソン大会に出たくても出られない。普通の車イスでの出場が可能か問い合わせると、ほとんどすべての大会が「事故の危険性が高い」という理由で断られるそうだ。
その例外がこの大会。下山さんは、今日は自己ベストの4時間39分で完走された。
なんで? なんで、なんで、なんで・・・。
この大会のフルに4年連続で出場され、4時間台で完走されている下山さんを他の大会が排除するのはなぜ?
マラソン大会は、一部の人の自己満足のために開かれているわけじゃない。「誰でも出られる」という看板を掲げておいて、いざ特別な事情がある人が現れると排除する。出たい人が出られない大会に何の価値があるのか。
マラソン大会で下山さんを排除することは、ふだんの生活の中で下山さんを排除するのと同じことだ。いつも笑顔でマイペースを貫いておられる下山さんだが、心中は穏やかではないと思う。
今日、下山さんに提案してみた。
大阪の長居公園で開催されているフルマラソンは、規模の小さめのものが多い。コースも交通規制の要らない安全な公園内だし、なんと言っても「大阪人はよけるのかうまい。」マラソン大会が開催されていても、ランナーのじゃまにならないようにすばやく横断される。普通の車イスでも十分対応できそう。
ただしその話をしたあと、下山さんから「やっぱり、ふだん走ることのできない公道を走ってみたい」との言葉が。そらそうやわ。私らもいっしょやもん。あの晴れがましさを味わえないのは不公平。
「なんとかしましょう」とは言ってみたものの・・・。
私ができることは、身近な大会に交渉してみること。来年3月に第1回大会が予定されている「京都マラソン」。きっつい上り坂もあるけれど、挑戦しがいはある。まずはここに問い合わせてみよう。
古都京都のプライドを持った人たちが大会運営に携わっておられれば、他の大会と同じようなむげな返事にはならないだろう。
「とりあえず、聞くだけでも聞いてみようっと。」
私のブログの読者のみなさんもご協力お願いします。
下山さんが公道マラソンに出場できるよう、いろいろな情報をいただければうれしいです。
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◎下山さんからいただいたメール(2014年10月18日)
藤井 廣司様
毎々お世話になります。東京の下山利博です。
秋まっさかりですね。
最近では、着るものに困るような朝晩の冷えとなりました。
おかげさまで、手術後1年半を経過して体力の回復に順調に努めているところです。
金沢マラソン事務局さまへの働きかけ、本当にありがとうございました。
大変申し訳ありません。
以下長文のメールとなります。
パオパオだより 4月8日を読ませていただきました。
金沢マラソンの運営側の御返事の残念さに、身体の震えが止まらなくなってしまいました。
第144条の助力についての記載を、確認させていただきました。
http://www.jaaf.or.jp/athlete/rule/pdf/14.pdf
運営側の言われている事に、まったくの理解ができませんでした。
・車イスは、タイムを目指してはいけないのでしょうか。
・車イスは、自力でこいで走っていないのでしょうか。
・車イスは、一般の選手と走ることがそんなにいけない事なのでしょうか。
スタート時間を遅らせていただければ、接触の不安を解消できます。
多少の起伏は自力でこいでいくので、他人の助力は借りることはありません。
他人と競うのではなく、自分のタイムを競うことは、一般ランナーと全く変わらないと思います。
車イスランナーを排除する理由になっていないと感じるのは、下山だけでしょうか。
様々な不安については、犀川のマラソンで払拭できたと思っていましたが全くの無駄に終わっている事に、とても残念でなりません。
それでもなんとか、公道のマラソン大会に参加したいですね。
別件ですが、報告させてください。
東京都葛飾区(地元)で、2015年3月8日にはじめてマラソン競技が開催されます。
かつしかふれあいRUNフェスタ
http://katsushika-fureai-runfesta.jp/
チラシを見ますと、車イスが描かれています。
しかし、内容を確認しますと車イスは1Kmのみ。
私はハーフマラソンに参加希望です。
事務局に電話してみたところ案の定、即座に出場を断られました。
しかし、あきらめきれずに様々な方面に声をかけ、事務局の担当者と直接話し合う機会を得ました。
参加したい思いと、車イスマラソンの完走と無事故の実績、スタート時間の遅らせるなどの対応を切々と訴えたところ、条件をクリアできれば参加OKという事になりました。
その条件とは、ガードランナーを2名下山が用意することでした。
ハーフマラソン(21.0975km)を2時間20分の予想タイムは、決して速くないと思いますが初心者レベルでは、あまりにもハードルが高いようでした。
友人、知り合いにと幅広く声をかけましたが「手伝いたい気持ちはあっても、物理的にムリです。」と断りの報告ばかりでした。
今週に入って、やっと2人の方が名乗り出てくれました。
本当にうれしい限りです。事務局に報告したところ、エントリーの許可を頂きました。
コースは、河川敷ですが小さな一歩を踏み出せたと思います。
事務局の方の配慮に感謝して、元気いっぱい参加して、必ずゴールをします。
地元葛飾区民だからこそ、一般ランナーや観客の方と元気を分け合いたいです。
目標があるから、がんばれる事があると思います。
他のランナーの方と一緒にゴールできることを喜びあいたいと思います。
ちょっとだけ、いやいや本当にうれしいニュースを報告させていただきました。
金沢の街並みが忘れられません。是非、再び金沢に行く機会が欲しいです。
金沢マラソンの事務局の方の配慮を頂けると、本当にうれしいと思います。
ちなみに、今年の8月に京都に行きました。
銀閣寺、三十三元堂などを見て回りました。
京都って本当に素敵なところでした。
京都にも、機会があれば再び行きたいです。
以上、近況の報告です。
しもやまとしひろ
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◎下山さんへの返信メール(2014年10月20日)
こんばんは、 京都の藤井です。
メールをいただいていたのに、お返事が遅くなり申し訳ありません。実は、17日から今日まで娘と旅行に行っていました。「宮古島マラソン」のハーフを走りに。泊まったところにパソコンがなく、ブログやメールのチェックができていませんでした。今日の午後娘のアパートに戻り、パソコンを開き、いろいろなことに驚いているところです。
少し体力が回復されてきたとのこと、大変うれしく思います。また大会事務局に働きかけられ、当初の門前払い状態からハーフマラソンの参加にこぎつけられたこと、自分のことのようにうれしく思います。「金沢マラソン」や「京都マラソン」も、それに習ってほしいものです。粘り強く交渉しないとダメということですね 。いい勉強になりました。
来年3月8日なら私も何とか都合がつきそうですが、もう伴走者はいりませんか。もし必要なときは言ってくださいね。
次にお会いできるときも、下山さんの素敵な笑顔が見られますように・・・。
それでは、また。
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◎本日、私が下山さんに送ったメール
こんにちは、京都の藤井です。ご無沙汰しています。
いよいよ3月8日の「かつしかふれあいRUNフェスタ」が近づいてきました。
去年の10月に下山さんからメールをいただき、「ハーフ出場にこぎつけた」とお聞きしたときは本当にうれしかったです。私も私なりの方法で「下山さんのシティフルマラソン出場」を各方面に交渉して来ましたが、この3年間で一歩たりとも前進していません。残るのは無力感ばかり。ひとのために働きかけた経験のない私には、心の中に重ーい物が残された感覚だけが残っています。でも下山さんご本人は、こんな私の何倍も何十倍もつらい経験をされているのだろうと思い、なんとか自分を奮い立たせています。
ハーフとはいえ地元葛飾の大会が「普通の車いすランナーの参加」を了承してくださったことは、今後への大きな一歩になると思います。この先も、下山さんがシティフルマラソンのゴールテープを切る日を目指していっしょにがんばっていきましょう。
ガードランナー2名が見つかりよかったです。気兼ねせず、私にも声をかけてくださればよかったのに。仕事のない時なら、駆けつけさせてもらいますよ。今回は年賀状にも書いておきましたが、私も下山さんの取材に「かつしかふれあいRUNフェスタ」に参加することにしました。もちろん、一番後ろのDブロックになるように申請しました。(ナンバーカード7177なので、番号順に並ぶとしたら本当に最後尾です。)みな さんがスタートされてから、ゆっくりいっしょにスタートしましょうね。大会での下山さんの写真や動画をいっぱい撮って、大会事務局との交渉に使おうと思っています。
下山さんのガードは、見つけられた2名の方にお任せするとして・・・。
話は飛んでしまいますが、2月から私は「ガードマン」のアルバイトをしています。(「京都キャロット」がヒマなもんで・・・。)次回の下山さんのガードは、プロのガードマンランナーであるこの私にぜひお任せください。
まだ何に乗って行くか決めていないのですが、やっぱり下山さんを見習って夜行バスですかねえ。さすがに帰りはしんどいので、新幹線ですかねえ。取り合えずゴール後も時間の余裕がある ので、4年ぶりにいっぱいお話をしましょう。楽しみにしています。
私の携帯番号は090−○○○○−○○○○、携帯メールアドレスは●●●●●@docomo.ne.jpです。
会場で下山さんを見つけたら、飛んでいきますね。
それでは、当日を楽しみに・・・。
2015.3.5
藤井 廣司
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下山さんに出会い、この人の喜ぶ顔が見たいと思った。ただそれだけ。
自分なりに考え、自分のできることはすべてやってきたつもり。でも、この3年間何の成果もない。世の中は、今まで自分が思っていたよりずっとずっと冷たかった。
しかし、以前下山さんからいただいたメールに「下山の思いをくみ取って働きかけてくださっている藤井さんに感謝しています」という一文があった。もうこれだけで、私は救われる。くよくよしてないで、またがんばろうと思える。
4年ぶりにお会いする下山さんが、やせ細っていないかだけが心配だ。
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【追加】
夜10時すぎ、下山さんから返信メールがあった。
「これぞ、ザ・シモヤマやねえ・・・」とうなってしまった。車イス生活は下山さんにとっての「ふつう」。「ふつう」の下山さんが「ふつう」にシティフルマラソンに参加したいだけのこと。なんでこれが分かってもらえんのかねえ。
「でも、可能であるなら誰の手助けもなしに、普通に参加したいです^^」のところが一番よかった。
(公開してもいいですよね。)
◇ ◇ ◇
藤井様
毎々お世話になります。下山です。
とうとう今度の日曜日、かつしかふれあいRUNフェスタです。
うれしい限りです。
藤井さん、京都から来て下さるのですね^^
パオパオだよりを見ているので、きっと変わらないですね。
活躍ぶりを拝見させていただいてます。
今回、車イスランナーも健常者と共に楽しく走る姿を
ランナーと応援してくださる皆様に見てもらいたいと思います。
そして「一緒に走っても良いじゃん!」とか「元気をもらった!」
なんて言葉がもらえたら、最高です。
何よりもガードランナーの方が、名乗り出てくれたおかげです。
本当に、うれしいです。
これだけ嫌われると…どこかのドラマのような感じですね。
そのうち「車イスランナーはダメ!」という訳のわからない規則が
無くなり、一緒に走れるシティマラソンを実現するための
第一歩として、がんばります。
生きている限り、目指したいです。
もし、ガードランナーが必要な、シティマラソンに参加が可能でしたら
是非とも、藤井さんを指名させていただきます。
その時はよろしくお願いします。
でも、可能であるなら誰の手助けもなしに、普通に参加したいです^^
大暴れしますので、記録に残していただけると嬉しいです。
8日に現地でお会いしましょう。
下山利博
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2015年03月04日(水)
ほんもんのまいこは〜ん [ガードマン]
今日も昨日に引き続き、「漢字博物館建設予定地」の警備。
ここは祇園のど真ん中。「ほんもんのまいこは〜ん」の通り道。
昨日チャンスがあれば写真を撮ろうと思っていたが、「ほんもんのまいこは〜ん」を撮るのはルール違反かなあと思ったりして・・・。後姿ならいいでしょうか。
今日は昨日とちがい雨の心配なし。こんな時は真樹の電動アシスト自転車の出番。ただし、行きはずっと下りなので普通にスイスイ。八坂神社前まで10kmはあると思うが、31分で来れた。
大きな作業員詰所で休けいすることが多いが、ゲートそばの警備員詰所で休むこともある。広さは1畳半くらい。物も置いてあるので、ガードマン3人にはちょっと狭い。でもかわいいカーテンがしてあって、心が和んだ。
昨日のピューピュー風に参ってしまい、アシックスのイヤーウォーマーをもらってきた。これはぬくい。ただ、今日は昨日より寒さがましで、イヤーウォーマーをつけたり外したり。けっこうせわしなかった。
今日も380円弁当。
このお弁当は西京極から配達。どうも、うちの班長さんの馴染みのお弁当屋さんらしい。3つで1140円やから、配達のガソリン代にもならへんかも。
お昼休みの詰所内。
すぐ近くにブルーシートが置いてあったけど、せめてあれを敷いて寝やはったらええのにと思った。
午後も「ほんもんのまいこは〜ん」が通る。
また、後姿をパチリ。
昨日は神社側からこっちに向かって風が吹き、今日は神社の南から北へ。昨日は気が付かなかったのだが、八坂神社には立派の日の丸が掲げられている。
夕方近くには、「正装のまいこは〜ん」。きれいでした。
「漢字博物館」より「舞妓博物館」にした方がいいような・・・。
行きは圓通寺の裏の急坂をまっすぐ降りてきたのだが、帰りは出町から高野川沿いにぐるっと回った。
出町で腹が好き、コンビニでパンを購入。信号待ちで「ガウガウ」言いながら食べた。周りの人がジロジロ見ていたが、「パンでも食わんと、これからの上り坂で力が入らんのじゃー。」
カナートの駐車場入り口に、私の初めての現地研修を指導して下さったI隊長。
「おつかれさまですー。」
「おお、もうあがりですかー。」
その先の出口には、新任研修でいっしょだった新婚女性のMさん。川沿いは寒かろうに、しっかりがんばってるやん。おっちゃんも負けへんで―。
帰りは最初から電動アシストを投入したのに、55分もかかってしまった。通った道がちがうのと、コンビニに寄った分。それを差し引いてもちょっとかかりすぎ。また、足が弱ってきたんかなあ。
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【RUN】
今晩11時から、また24時間の寮の管理代行のバイト。それで明日は走れない。今日、ちょっとでも走らなければ。
いつもの5km、27分57秒。フルの疲れや痛みはもうすっかりとれた。こんなにダメージの少ないフルも珍しい。たった5kmでも、ほとんど毎日走っているのがいいのかも。魂込めて走ってるもんねー(ウソです)。
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【今日のきく】
昨日のこと。
きくはいつも通り、ストーブ前でコクリコクリ。
「さああったまったし、次は兄ちゃんのベッドで寝よかー」と立ち上がろうとするが、立ち上がれない。後ろ足の狼爪にコードが引っ掛かってますがなー。
取ってやろうとする廉をかみチャチャクリ。
「自分で取れへんにゃから、ちょっとしんぼうし!」と言っても無駄。どうにかこうにか、かみチャチャくられながらも救出に成功した廉でした。
「ご苦労さんどす!」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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