2015年03月01日(日)
第35回篠山ABCマラソン [ランニング・出張販売]
私の腕時計で3時間48分38秒。
ゴールして「京都キャロット」のテントに帰って来て発したひと言。
「4時間のフルマラソンは、8時間立ちっぱなしのガードマンの仕事に比べたらめちゃくちゃ楽。」ほんまにその通りでした。
5km 24分46秒
10km 50分02秒(25分16秒)
15km 1時間15分58秒(25分55秒)
20km 1時間44分16秒(28分18秒)
25km 2時間12分06秒(27分50秒)
30km 2時間41分12秒(29分06秒)
35km 3時間09分26秒(28分14秒)
40km 3時間37分33秒(28分07秒)
ゴール 3時間48分38秒(11分05秒)
5時すぎに家を出たのだが、先送りされていたナンバーカードを忘れてきた。急いで戻り再出発。私は気がついたのが早かったのでよかったが、参加者10000人もいたら、忘れた人も多いでしょうね。
会場に着いたのは7時。所要時間は実質1時間半。
商品を出し終ったので、Tシャツをもらいに。
そこで、滋賀マスターズの木村祐子さんに遭遇。木村さんは、私が知りあいと言ってもいいランナーの中の美人ナンバーワン。会場で初めてお会いした人が美人というだけで、もう今日レースはうまく行くと思えてくる。
そのあと、スペシャルドリンクを預けに。
私は15kmから35kmまで5ケ所に預けた。ほとんど飲むヨーグルトだが、15、25、35には「スポーツようかん」も貼り付けておいた。
ヨメさんが「京都キャロット」ののぼりを車から下ろしてしまい置いてきてしまったが、新品が1枚積んであったのでそれを出した。やっぱりのぼりがないと目立ちません。
美人ランナー京都府代表・外峯さん。
ヨメさんの誕生日プレゼントを持ってきてくださった。ありがとうございます。
美人ランナー滋賀県代表・木村さん。
ヨメさんが言っていたが、「木村さんは物腰がお上品」。
さて、10時40分に陸連登録の部がスタート。
ヨメさんは、ピカチュウの着ぐるみで応援。
最後は兵庫の三宅文彦さんと。
絶叫でしょうか。
10時50分、陸連未登録の部がスタート。
私は、古い古いフランクショーターの長そでTシャツ。その上に「ランナーズ9の会」のランシャツ、そのまた上に半透明のゴミ袋。これだけの厚着はめずらしい。下はランパン、C3フィットのゲイターにグンゼの5本指ソックス、シューズはターサージールTS。
今日の目標は、「あわよくば4時間切り」。
3年前の「東京マラソン」が3時間28分44秒。
4年前の「篠山マラソン」が3時間44分01秒。
5年前の「篠山マラソン」が3時間59分01秒。
知り合いのランナーに聞かれるたぴに、「立ちっぱなしのガードマンのバイトでヨレヨレになった足でどこまで走れるか、実験です」。
ヨメさんのかわいい笑顔に見送られスタート。
最初の1kmは5分13秒。思っていた通りのスタートが切れた。
3km地点あたり、好調持続のKさんに追い抜かれる。
そのすぐあと、さゆりちゃん発見。写真を撮らねば。
撮り終わって通り過ぎようとすると、「ええのん撮れましたか」。
なんと、かつみさんじゃーありませんか。さゆりちゃんのかげに控えめに。そのコメントも、普通のオッサンぽくて笑ってしまった。
5km10km15kmと思っていたより速いペース。だいたいキロ5分ちょっと。小雨だったので走りやすかった。
15kmで初のスペシャルドリンク。
係りの方がすぐ見つけて渡してくださった。
「写真撮らせてもらいます。」
この先も取ってくださった方を全員写真にと思っていたが、残念ながら全部自分で探すことになった。
15kmすぎにトイレに行ったので、この5kmラップは28分台。
走友・有田さんが、「マラソンレースでの立ち○○○」についていつも苦言を述べておられる。それが頭にあるので、絶対にできない。なんせ、胸には「ランナーズ9の会」、背中には「京都キャロット」をつけて走ってるんですから。
この後も2回、合計で3回のトイレは待ち時間が痛かった。(3回で5分くらい。)それでも、有田さんの戒めはちゃんと守りましたでー。
ブログ「マラソンにはまった!!!」のタカッチさんの奥さん発見。元気な応援、ありがとうございます。
私がもっともやる気をなくしてしまう中間点すぎ。
以前はここにきくのそっくりさんがいた。でも、もう4年も前のことやし・・・。
「おった、おったー!」
ガラがきくそっくりで、こわがりのくせに「ガウガウ」と襲ってくるところもそっくり。
カメラのピントが合っていないのが残念。
でも、きくのそっくりさんということは分かってもらえますよね。
きくのそっくりさんパワーを吸収し、元気復活。20から25の5kmは27分台に。
「キャロットさーん。」
「えっと、どちらさんでしたっけ。」
「久保井さんの友だちでさいきと言います。」
「そうでしたか。応援ありがとうございます。」
合流地点をすぎ、まずは外峯さんさがし。
今回はうまい具合に、しっかり見つけることができた。
寒さに負けず、しっかり走ってはりました。
このあと、木村さんを撮る予定だったが見つけられず。
「ボクオレンジの長ソデで走ってるし、見つけたら手を振ってくださいね。」
「私は黒のウェアで走っています。」
ここまで打ち合わせしていたのに、残念。
30kmを2時間41分12秒で通過。
「あと12.2kmをなんぼで走ったら4時間切れるねん。」
走りながらなかなか計算はできない。
折り返すと下りになるので、気分的に楽。
しかし、調子に乗ると太ももに「ピッ!」。あぶない、あぶない。
三宅さんを撮らせてもらったが、このあたりカメラがぬれていてピンボケ。
そしてこのあとは、写真を撮る余裕がなくなった。足も重くなり、時々「ピピッ!」と足に来る。
「コブラがえりが起こったらしまいじゃー」と思いつつ、走り方に注意して。
気持ちが楽になったのは35kmすぎ。
35km3時間09分26秒だったので、よほどのことがない限り「サブ4」はだいじょうぶと分かった。あとは着実に残りの距離を減らすだけ。
残り5km地点で3時間22分。
「これはがんばったら、3時間50分切りも行けるでー。」
残り1km地点で、3時間43分30秒。そのとき、しきりに腕時計を見ているランナーあり。
「3時間50分は切れますね。」と言うと、「私、10分前に出てますんで。」
そうか、陸連登録の部の「サブ4狙いか」。
そのランナーはそこからペースアップ。私もできるだけついていこうと、そのランナーの背中を追った。
「残り1km、5分20秒で走ったら3時間48分台やー。」
最後もコブラがえりにだけ気をつけて、残りの力を振り絞った。
ゴールは3時間48分38秒。特別いいタイムでもないのに、普通に走れて普通にゴールできたことがうれしかった。
ゴール付近におられた方にお願いし撮ってもらった1枚。
いい顔してます。
完走メダルをかけてくれるのは地元の中学生。
「せっかくやったら、かわいい子にかけてもらわんとなあ」と言って女子にかけてもらったらその子は笑ってた。
しし汁をパスし、「京都キャロット」のテントへ。
「ますみちゃん、ようがんばったねのチューはないんか。」
「なにがチューやねん! ああ気持ちワル。ゾゾッとしてきた。」
そこまで言わんでもええと思ったが、写真が一目瞭然。なんちゅうゾゾッとした顔じゃー。
スタート前5本指ソックスをはこうとしたら、足の指が攣り治らない。急きょ、ヨメサンにマッサージをしてもらい事なきを得た。
レースが始まると左足裏に激痛。後半は左のお尻が「もうあかん」と訴える。それでも最後までバランスを崩さず走りきることができた。
みなさん「寒かった」とおっしゃっていたが、私は寒くはなかった。「8時間外に立ち続けているガードマンの仕事に比べたら・・・。」今さらやけど、ちょっとは根性ついたんかも。
冷たい雨と風のせいで、「京都キャロット」のお客様は史上最少。今回は、私の3年ぶりのフルマラソン挑戦が無事に終わったことで良しということにしておいてください。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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コメント
Kさん、コメントありがとうございます。
えーっと、「RUNを社会的活動と関連させている」と言うよりも、「何でもかんでも走ることにこじつけている」が正解です。
Kさんもよくご存知のうちのヨメは、「アンタのしてることは誰のためにもなってへん」と断言しています。ようゆうてくれるでしょ。くやしいけど当たっているのかも・・・。
ヨメさんにないがしろにされる分、Kさんのようにフォローしていただけたら本当にうれしいです。恐いとは思うけど、「ダンナさんを応援してます」って言っといてください。お願いします。
お写真ありがとうございました。ありがたく頂戴いたします。あの悪天候の中、写真撮りながらsub4とはスゴイ!
また、これはブログ読ませて頂いて思っていることなのですが、RUNを何らかの社会的活動と関連させられていることが素晴らしいと思います。
僕も、少し前からRUNしながらのゴミ拾い(=「拾活」)を始めました。
走ることが誰かの為にもなるというのはいいことですね。これからも応援してます。
リュウさん、コメントありがとうございます。
篠山で直接対決が実現すると思っていたのに、リュウさんのDNSで残念でした。ありがたいお言葉ですが、フルを本格的にやる気持ちはありません。私には短めの距離のほうが合っていると、今も思っています。
8時間立ちっぱなしの仕事はつらい。でも、ボランティアではなく、バイト代がいただけます。それがあるから辛抱できるんです。徐々に「立ちっぱなし」の達人に近づいているように感じます。
さあ、明日も8時間立ちっぱなし。がんばろうっと。
軽く走られてそのタイム、さすがです!!
ベテランランナーさんにおこがましいことですけど、
フルにも本腰入れられると60歳代に成られれば
年代別優勝も有り得るのでは!
8時間立ちっぱなしのガードマンの仕事に比べたら
めちゃくちゃ楽、あながち誇張された言い方でも
ないような気がします。
だって、歳末街頭募金で たった1時間半立つだけでも
ものすご時間長くて辛いし。その上もちろんタダ働きやし。。