2014年02月18日(火)
5日で忘れるきく [わんこ・にゃんこ]
5日前、尻尾をちぎれんばかりに振って見送ってくれたきく。
「はよう帰ってきてね」と言ってくれているような・・・。
ところが5日後の今日、沖縄から帰ってきて店に行くと・・・。
のそっと出てきたことには出てきたが、うんともすんとも言わずただふるえている。
「知らんオッサンが攻めてきたー」てか?
「きくちゃん、もう忘れたんかいなー。たった5日やでー。」
「そそそそんなこと言われても・・・、知らんもんは知らん!」
いつものゆうパックの集荷の方が、「そういえば、いつもと目の色がちがうような・・・。」
どうなったんじゃい、きくちゃん。
でも散歩に連れて行くと、タレタレだった尻尾がやっとピンと立った。
「あー、そういえばこんなオッサンいたよなー・・・。うん、なんかいたような気がする・・・。」
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【RUN】
夕方、ちょっとだけ走った。
1.3+3+1で5.3km。3kmは15分49秒。
ご近所犬・エルちゃんを見に行くと、ちゃんと覚えていて出てきてくれた。きくよりかしこいんかなあ。
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2014年02月17日(月)
ヤクルト対韓国LGツインズ [家族]
せっかく体験テーマパーク「むら咲きむら」に来たのだから、一つくらいなんか作っていこうかなと思っていた。ところが、真樹は「それよりプロ野球のキャンプを見に行きたい」と言う。そういえば、ヤクルトのキャンプ地・浦添市民球場はここから20kmほど。ネットで調べると、今日は韓国LGツインズとの練習試合(無料)。これは行かねば・・・。
朝9時前に遅い朝ごはんを食べていると、朝食会場の中庭を中日の山本昌投手とサングラスの女性が歩いていた。後で調べると、隣の北谷でキャンプをしている中日は今日はお休み。それで、むら咲きむらに遊びに来られていたようだ。
浦添市民球場に着いたのはまだ11時前。
球場を見に行くと、LGツインズが練習中。
ヤクルトの選手は、体育館で練習していたようだ。
ヒマだったので、ヤクルト関連グッズのお店をのぞく。
Tシャツとタオルとメガホンとサイン用色紙とサインペンを買った
この記念撮影用パネルは撮っておかないと。
お昼は「ヤクルトラーメン」(450円)。
「どこがヤクルトやねん!」
体育館から出てくるヤクルトの選手を待った。
真樹のお目当ては、田中浩康選手。(渋い!)
体育館から出てきた田中選手に、「サインお願いします」と大きな声で言ったのだが、小さな会釈でスルーされてしまった。
しかし、そのあとたまたま通りがかった宮本慎也元選手にサインをしていただいた。売店のお兄さんも言っておられたが、「すごくラッキーなこと」らしい。
また、そのあとにフジテレビの中村光宏アナを発見。私服っぽい格好で、ほとんどまわりに気づかれていない感じだった。
「サインしてください」って言ったらしてくれはったかも・・・。
午後1時、練習試合開始。
その時、田中選手の固い表情のわけが分かった。田中選手は今日は1番セカンドで先発。
去年ふがいない成績で終わったので、今年にかける意気込みがすごかったということだと思う。がんばって!
試合が始まったころは日差しがきつく、真樹はさっそく買ったばかりのタオルでほっかむり。
先発で3回をピシャリと抑えた八木投手。
多くの記者からインタビューを受けていた。
田中浩康選手登場。
すごくいい当たりだったがライトフライ。残念!
途中から曇り空になり、風がビュンビュン。
沖縄らしい天気やねえ。
途中の守備から出てきた藤井選手。
今年新入団のキャッチャーのはずが、なぜかレフトを守っていた。でも、同じ名字のよしみで、これからも応援しようっと。
9回表のピッチャー交代の時には、高津新コーチ。
これはファンサービスでしょうね。それまでちがうピッチングコーチが出ていたのに。ピッチャーマウンドの近くでピッチングフォームを披露したりして、元気いっぱいな感じ。
ちょっと前は、ヤクルトにもたくさんのスターがいたのに。今はファン歴46年の私でさえ、ぱっと言える選手が少なくなってしまった。
9回裏には、地元沖縄出身の比屋根選手も代走で出場。大きな声援があった。
試合は残念ながら2対1でヤクルトの負け。
しかし、練習試合ならではの思い切った場面がたくさん見られてよかった。
真樹はまた一人でも見に行きたいらしい。誰か、いっしょに行ったってくれんかなあ・・・。
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2014年02月16日(日)
第22回おきなわマラソン [ランニング]
嘉手納基地第5ゲート関門(31.5km)4時間30分の壁は破れず。
しかし、去年は基地入り口(29.0km)でストップだったので、基地内を走り関門まで到達しただけでも進歩した。NAHAマラソンの30kmよりも上まわったので、よくがんばったと言える。次の目標は33kmあたりかな。(ちょっと甘いでしょうか。)
「ホテルむら咲きむら」で急いで朝食をとり、臨時駐車場になっているイオン具志川へ。7時50分に着いたので、8時発のシャトルバスに間に合いそうだった。ところが人が多すぎてバスが足りないとのこと。「漁港に回ってください。」
漁港の駐車場にはまだ余裕があったが、バス待ちのランナーがあふれていた。
会場についたのは8時半ころ。もう、スタートの各ブロックゲート閉鎖の8時40分まで10分くらいしかない。
「21世紀の森ランクラブ」の比嘉増美さんを探し、荷物を預かってもらった。
「スタート地点へ、急げー!」
私は陸連登録のAブロックだったのだが、人でごった返していて途中で8時40分を過ぎてしまった。それでCブロックから入れてもらおうとしたら、「Aは一番前です。まだ入れますから」と。
NAHAマラソンはちょっと遅れただけで、「一番後ろに回ってください」と言われたのにえらいちがい。余裕をもって並べるという点では、「おきなわマラソン」の勝ち。
スタートゴールもこの沖縄らしい門をくぐるのだから、その点も「おきなわマラソン」の勝ち。(ああ、この門をくぐってゴールしたい。)
去年と同じ前の右端に並んだ。
そして後ろを振り返ると視線が合い・・・。
「宮里さんですよね。」
「京都キャロット」通販のお客様の宮里哲哉さん。職場のお仲間とご一緒の写真を撮らせていただいた。皆さん、速そうです。
沖縄市長さんのピストルで、9時ちょうどスタート。
夜のニュースでは、私も真樹もスタートの様子がちらっと写っていた。
1km地点で真樹を待つ。
NAHAマラソンでは、真樹がピンクのTシャツに黒のロングタイツで見つけにくかった(そのパターンの女性ランナーが多くて)。今回は上が白基調、ランパンが細かな柄の物ということで見つけやすかった。
「こんにちはー」と声をかけて下さったのは、「21世紀の森ランクラブ」の安村さん。
NAHAマラソンほど混雑していないので、見つけてもらいやすく、しゃべっていても他の人の迷惑にならない。この点も、「おきなわマラソン」の勝ちかなあ。
NAHAマラソンは途中抜いていくのはとうてい無理だったが、これだけすいていたら追い越せそう。
「ふじいさーん!」
いつもお世話になっています。「21世紀の森ランクラブ」会長の比嘉三雄さん。いい感じで追い抜いて行かれた。
ダースベイダーの応援。
これは動きにくそう。
「21世紀の森ランクラブ」の仲村さん。
私の知り合いは、みなさんしっかりと私を見つけてくださり声をかけて行ってくださった。
5km通過、33分44秒。
真樹としては飛ばしすぎだが、案外楽そうに走れているので良し。
このままのペースで行けたらゴール4時間台。
いつか、それくらいで走り切れるようになるといいのにね。
しかしあとで聞くと、6kmあたりから足の裏が痛み出したらしい。
音楽での応援は力になる。
こちらは、小学生でしょうか。
10km通過、1時間11分24秒(37分40秒)。
なんと、2週間前の「名護」より2分半も速い。
その少しあと、後ろから小橋川さん。
地下足袋シューズでフルに挑戦。
真樹がいつも言っている。
「沖縄にパオパオを慕っている人がいるのが不思議。」
「ほんまやね。」
立派な牛も応援。
名前を聞いたけど忘れてしまった。
頭をなでさせてもらった。
最初の難関の上り坂。
真樹はここで初歩き。
私はその間トイレへ。いったんはぐれてしまったけれど、「歩道側にいててや」と言っておいたので見つかるでしょう。
こちらも、かなり若い子の太鼓での応援。
NAHAマラソンでもらいそこねたヤクルト。
「今度はもらったぜい!」
去年に引き続き、ピカチュウと抜きつ抜かれつのデッドヒート。(となりにはウルトラマン。)
しかし、今年は「トイレに並んでいるピカチュウ」とか「エアーサロンパスを足にかけてもらってるピカチュウ」を見せてもらった。笑ってしまいました。
15km通過、1時間53分43秒(42分19秒)。
上り坂を歩いた割にはいいスプリットタイム。
高校野球部の応援。
声を出しなれているから応援もうまい。
女の子たちも部活をしている子でしょうね。
やっと真樹に追いついた。
足の裏が痛い割にはしっかり走れている。
あちらこちらにたくさんの私設エイドを出してくださっていた。
20km通過、2時間36分27秒(42分44秒)。
この先にかわいいワンちゃん。
きくの前に飼っていた「エリちゃん」に似ている。
なかなか前を向いてくれないので、おかあさんと小さな男の子が一生懸命向かせてくれていた。どうもすみませんでした。
中間点通過、2時間46分35秒。
「真樹、去年より15分以上速いで。31.5kmの関門突破、絶対行けるで。」
さあ、ここからが勝負。
エイドでもらった氷を食べて気合を入れ・・・。
今年もおられました、玉城デニー議員。
真樹に上手に撮ってもらった。
25km通過、3時間22分58秒(46分31秒)。
このあたりからつらくなるところ。
さあ、沖縄マラソン名物の長い長い上り坂が始まった。
「次の関門、だいじょうぶですかねえ。」
「全部歩いたらアウトです。1kmのうち100mでも走れたらだいじょうぶです。」
たしか、観光バスのガイドさんだったような・・・。
那覇から名護に行くとき、いつも高速から見ているタンク。
長い長い上り坂がもうすぐ終わろとスあたりで「ふじいさーん!」
「あっ、小橋川さんの・・・。」
奥様と娘さん。よく私たちを見つけてくださったものです。ありがとうございます。
だいぶ引き離したはずのピカチュウに追いつかれ・・・。
真樹は「もう、走れへん」と言う。
去年ストップした嘉手納基地ゲート前。
去年はここで4時間半だったので、やはり15分ほど速い。
残り2.5kmを24分。ここからキロ10分を切るのはとうてい無理。
それでも、31.5km関門までは絶対に行こうと決めていたのでまた歩き始めた。
(注)まだまだ、続きます。
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2014年02月15日(土)
第22回おきなわマラソン前日 [ランニング]
お昼を食べてから名護出発。
会場に着いたのは2時半ころ。
今年も、ミズノさんがたくさんの商品を販売されていた。
私が申し込んだ登録の部は、すごく少ない人数のようだった。
出入り口でミズノのFさん発見。
「テントのとこにいやはらへんかったし、来てはらへんにゃと思ってましたわ。」
「いやいや、ランニング講習会のビラ配りやわ。」
「ほんなら、しっかり仕事をしてはるとこを1枚・・・。」
会場から今日の宿泊先「ホテルむら咲きむら」まで約20km。途中で、「ここが去年こぶらがえりでかたまってしもたとこ」とか、「この坂の上から小橋川さんが助けに来てくれはってん」とか真樹に解説。
渋滞があり、思った以上に時間がかかった。明日は30分くらいで行けるかな。
ここ「むら咲きむら」は、もともとはNHKの大河ドラマ「琉球の風」のオープンセットとして使われたところだそうだ。その後、読谷村の村おこしとして体験テーマパークとなり、後にホテルも建設されたそうだ。
各部屋は、沖縄に多い名字になっている。
私らの部屋は「金城家」。
部屋は和洋室タイプで広々としていた。お風呂は大浴場もあり、部屋のお風呂も洗い場のあるタイプ。ベランダからは北谷から浦添あたりまでとすぐ近くの海も見えた。
真樹がこのホテルを気に入ってくれてよかった。
真樹はぼうしとタイツがなかったので、スポーツデポさんで調達。いっちゃん安いのをみつけ、そこからさらに500円引き券を使わせてもらったので2点で2700円ほど。これなら、京都キャロット店長であるかあちゃんにもギリギリ怒られへんやろう。
すぐ近くの浜へ、夕日を見に。
夕日の前を、ちょうど船が通り過ぎるところ。
風がきつくジャンバーをはおった真樹も1枚。
沖縄は2月でもきれいな花が咲いている。
6時半、晩ごはんを食べにホテル隣接のバイキングレストランへ。
途中、石の上に鳥の置物?
と思ったら、本物の鳥さんでした。ああビックリした。
ディナーバイキングはなんと996円。二人で1992円。
テビチやもずくなど沖縄らしいものもあり、これで十分だった。
値段も聞かず生ビールを2杯飲んだが、なんと1杯190円。ああ安上がり。
さあ、明日は嘉手納基地内の31.6km関門突破が目標。
今日は広い部屋でゆっくり休んで、明日はしっかり走ろうぜ!
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2014年02月14日(金)
バレンタインデーにあわや遅刻! [雑感]
11時にバイト先からJR二条駅へ。本当は12時までがバイトの時間なのだが、飛行機に間に合わないので早退。バイト仲間のKさんにまた無理を聞いてもらった。
ずっと寮の中にいたもんだから、外が雪だらけとは知らなんだ。駅に行くまでに靴はズクズク。
駅に着き、窓口でキップを買おうとしたら和歌山行き特急「くろしお」は運休。「いやま、どうしましょう。」ちょっとパニックになってしまった。
関空行き特急「はるか」も大幅に遅れているというし、どうしようもない。最初に予定からはずした関空リムジンバスに行ってみるか。
京都駅八条口に行きバス乗り場で聞くと、通行止め区間があって1時間半のところが2時間半かかっているとのこと。いっやー、完璧に遅刻になるけどもうどれでもいっしょやろ。飛行機も遅れることを願ってバスに乗り込む。
むちゃくちゃ雪降ってるし・・・。
バスの中で、「乗り遅れて、当日に席取ったら高いやろなあ」とか考えながら・・・。
しかししかし、運転手さんががんばってくれはったのか関空にはわずか15分ほどの遅れで到着。1時21分に着き、1時40分離陸予定。
「はしれー!」
走って走って走って・・・。
搭乗口に1時27分着。
でもでも、飛行機はまだ到着していなかった。
けっきょく、2時過ぎに搭乗開始。初の飛行機乗り遅れは何とか免れた。
那覇空港に着くと、意外な寒さ。
そこからレンタカーを借り、まず名護市役所へ。
「ねっとわーく京都」の原稿の件で、企画部広報渉外課へ。もう7時を過ぎていたので守衛室を訪ねると、課まで案内してくださった。そこにはお電話させてもらったときに出てくださった比嘉さんがおられ、話が早かった。私が市長さんあてに送ったメールも見てくださっていて、「市長が出張から帰ればお返事します」とのこと。
真樹はカレーを作って待ってくれていた。
おいしいおいしいカレーだった。
今日はバレンタインデー。
いろいろあります。
あんもちゃん型のはますみちゃんから。
「感謝」はバイト仲間のKさんから。
ちっちゃいピンクハートはジェットスターのサービス。
あとはにぎやかしです。
「あんも、このごろ夢に出てこーへんなあ・・・。あんものネコパンチ、もう一回受けてみたいなあ・・・。」
かわいいチョコはおいしくないかと思ったら、けっこうウマかった。
「スーパーかねひで」で買ったゆんたく用のお菓子。
「真樹ー、今日はめでたいどー。」
「なんでやな。」
「初の飛行機乗り遅れが阻止できたし。」
「わけ分からんなあ・・・。」
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2014年02月13日(木)
名護市長選は一地方のニュースではない [時事]
◎朝日新聞2月11日朝刊・わたしの新聞批評
◇「沖縄の怒り」弱い東京紙面 地方の熱気を伝えてほしい
朝日新聞紙面審議会委員 斎藤美奈子さん
衆参の「ねじれ」が解消されて以来、特定秘密保護法の強行採決からNHKの会長人事まで、やりたい放題の安倍晋三政権。それなのに国政選挙は2年半後までない!
この状況で従来になく大きな意味を持つようになったのが地方自治体の首長選である。稲嶺進市長が再選された沖縄県の名護市長選(1月19日)が全国的に注目されたのも、安倍政権への信任を問う意味が含まれていたからであろう。
普天間飛行場の移設問題に関しては、同じ朝日新聞でも、九州・山口・沖縄エリアで発行されている西部本社版と、東北・関東甲信越エリアを対象とした東京本社版との間で、そもそも温度差があった。
沖縄県を地盤とする自民党の国会議員5人全員が「辺野古移設」を容認した翌日の2013年11月26日。東京と西部紙面は別の見出しでこれを報じたが、西部の社会面はさらに「引き裂かれる沖縄/『県外』ほご あぜん/最悪は普天間固定」として「公約転換は政治家として、とても恥ずかしい。彼らが失うものも多いだろう」(那覇市の翁長雄志市長)など県内の怒りを紹介した。
沖縄県の仲井真弘多知事が国による辺野古の埋め立てを承認した12月27日。夕刊社会面はこれに抗議する県民の行動を伝えたが、西部の記事にはあった、県庁から市民を閉め出す県の「厳戒態勢」を報じた部分は(物々しい警備態勢を写した写真も)東京最終版では削られた。
全国紙が「地方のニュース」を扱ううえで限界があるのはわかる。しかし、西部紙面が報じたような選挙前からの「沖縄の怒り」が共有できないと、名護市長選で稲嶺氏が勝った本当の意味もわからない。
沖縄県には沖縄タイムスと琉球新報という気骨のある地方紙が2紙も存在し、県内で朝日などの全国紙が広く読まれているとはいいがたい。他の道府県においても地方紙の力は絶大である。だとすれば、全国紙の使命は県外の読者に「地元の熱」を伝えることなのではないか。
その意味では、9日に投開票が行われた東京都知事選も、全国の読者が固唾(かたず)をのんで見守っていたはずである。が、今回の都知事選で新聞やテレビはほとんど機能しなかったに等しい。有力候補者の公約や演説の断片を「公平に」「中立に見えるように」並べただけ。街頭演説に集まった人々の熱気の差も、各陣営の支持者名や彼らの応援の弁も、宇都宮健児氏と細川護熙氏の支援者の間で起こった真摯(しんし)な論争も、選挙期間中に浮上し、当選後は必ず追及されるであろう、舛添要一氏の公金流用疑惑や差別発言問題も報じなかった。特定の候補者を利する報道は控えるという判断は理解する。が、「伝えないこと」が有利に働く候補者もいることをどう考えるかである。
名護市長選の終盤で自民党の石破茂幹事長の「500億円の振興基金構想」を伝えた記事(1月17日「名護入り 石破氏の賭け」)は大きなインパクトを与えた。同様の批判精神が、都知事選の報道ではなぜ発揮されなかったのか。
それでなくても全国紙は政府目線になりがちだ。名護市長選を受け「今度は本土が意思を示す番だ」(1月20日「本土につきつけた『NO』」)という那覇総局長のメッセージに都民は応えられなかった。
投票率の低さは雪のせいだけではあるまい。選挙の熱を伝えず「お行儀のよい傍観者」を決め込む限り、新聞は存在価値を失い、ますます有権者に見放されるだろう。国と地方の「ねじれ」は政治を変える原動力になる可能性を持つ。この先も各地で予定されている首長選。地方発の熱い報道を私たちは待っている。
◆この欄は4人の紙面審議会委員が輪番で担当します。
*
さいとうみなこ 文芸評論家。編集者を経て94年、近代文学評論「妊娠小説」でデビュー。02年「文章読本さん江」で第1回小林秀雄賞受賞。
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今日も、寮の管理代行のバイト。
今日は泊りで明日の昼前まで。そしてそのまま、関空から沖縄へ。
「またかい?」
「またです。」
ああ、遊んでばっかりの役立たずなオッサン!
いえいえ、一応真樹の「おきなわマラソン」のサポートというのが建前で・・・。
今日は、稲嶺名護市長さんにメールを送った。
こんなメールです。
◇ ◇ ◇
稲嶺名護市長様
こんにちは、名護ハーフマラソンでお世話になりました京都の藤井と申します。当日は、ランニング用品専門店「京都キャロット」の出店でご面倒おかけしました。また、ぶがりなおしの席にお邪魔し、少しでしたがお話させていただけて本当にうれしかったです。
あのときに申し出させてもらっていた件ですが、私が連載させてもらっている「ねっとわーく京都」という月刊誌に、名護ハーフマラソンや稲嶺市長様の事を書かせてもらってよろしいでしょうか。あの時少しだけお話させていただきましたが、この月刊誌は京都市職労が母体として生まれたようです。4年前の京都府知事選にランナー仲間でもある門祐輔候補が立たれたとき、私が応援演説させてもらったことがご縁でそれから連載を依頼されました。私の連載記事のタイトルは、・・・「憲法9条」+「ランニング」=「パオパオ」と言われる日をめざして・・・です(「パオパオ」は私のニックネームです)。
以下、3月9日発売の4月号の原稿下書きです。私たち夫婦と一緒に入っていただいた写真も使いたいのですが、よろしいでしょうか。特に問題がなければ、これでこの文と写真を掲載してもらおうと思っています。お忙しいとは思いますが、一度目を通していただければありがたいです。もし問題があれば、お手数おかけしますが○○@yahoo.co.jpまでご連絡お願いします。
2月16日の「おきなわマラソン」にも名桜大学生の娘と参加します。私は、明日(2月14日)夕方名護入りです。稲嶺市長さんは「おきなわマラソン」には来られますか。
またお会いできればうれしいのですが・・・。
それでは、どうかよろしくお願いします。失礼いたします。
◇ ◇ ◇
(以下、「ねっとわーく京都」の原稿下書きは省略。)
さあ、市長さんからのOKは出るでしょうか・・・。
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