2013年08月10日(土)
廉、22歳! [家族]
8月10日は廉の誕生日。
今日で22歳になった。
いつもなら、ケーキをみんなで食べる。しかし、今年は廉が試験日。大学院を受ける。
そして、試験のあとは彼女とデートらしい。もう、家族4人で廉の誕生日ケーキを食べることはないのかしらん。
「ますみちゃんは、22歳の誕生日なにしてた?」
「えーと、思い出せんなあ・・・。あっ、上賀茂小学校の講師や。」
なななんと、私と知り合った年でしたか。それが「どつぼ」の始まりで・・・。
私の22歳の誕生日は、何とか大学卒業のめどが立ったころ。でも当然のごとく就職はできず、友だちが仏教大学の通信で小学校教員免許を取ると聞いて便乗させてもらった。そのころからフラフラしていましたねえ。
廉にはしっかり人生を歩んでもらいたいなあ。私を「反面教師」としてね。
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【今日のきく】
「はさまれたー!」
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走友追悼ラン [ランニング]
今日の朝、いつものようにお気に入りブログをチェック。
「カフェじょんのび」さんの「晴徨雨読」8月8日付けの記事を見てびっくり。私が走り始めた30年前ころからの走友、谷村さんの奥様が亡くなられたと書いてある。まさかと思って「カフェ・じょんのび」に電話。ジョンのび村村長さんが出られ、「おとといの朝に亡くなられたようで、今日がお葬式」とのこと。じょんのび奥様はお葬式に出かけられたそうだ。(奥様同士が古くからのお友だちだったそうだ。)
私が走り始めたのは31年前。走り始めてしばらくして「京都ランナーズ」というクラブの例会に参加させてもらった。その例会に、いつもご夫婦で参加されていたのが谷村さんご夫妻。それから親しくしていただき、その3年後に私たちが結婚するときもすごく喜んでくださった。夕食に招待してもらったり、京北町の別荘に遊びに行かせてもらったり・・・。
最近はごぶさたしていた。3年前の京都府知事選のとき、「門候補応援ラン」のコース下見で走っていたときに偶然お会いしたのが最後。そのとき、「私の弟がガンで亡くなってしもてね・・・」とおっしゃっていたのが少し気になっていた。
たぶん、私の姉と同じ65歳くらいだったと思う。私の母も65歳で亡くなった。つい先日も知り合いの女性が65歳で亡くなった。65歳は女性にとってのひとつの壁なのだろうか。
今日はカンカン照りのもと、超久しぶりの「300m上り坂ダッシュ」でもしようかと思っていた。しし、予定変更。谷村さんの奥様をしのぶランをすることにした。本当なら、「京都ランナーズ」の例会コースである御所周回だが、私が走れる幸せを一番実感できる「江文峠往復」を走ることにした。今こんな暑い中を平気で走れるのも、走り始めたころに谷村さんご夫妻をはじめいい人たちに出会えたからだ。
11時、自宅スタート。
気温はたぶん35℃くらい。今日は40℃近くまで行く予報。でもだいぶ体が暑さに慣れてきて、走り出すのがいやになるということはない。
走り始めてすぐにのどがカラカラ。自動販売機はあるが、時間もお金ももったいないのですべてスルー。
5km地点にあたる御旅神社あたりで、29分07秒。
とにかく、この暑さの中でも余裕を持って走れているのがいい。
「藤井さんやー!」と車から呼ぶ声あり。
「○○ですー。」
「京都キャロット」のお得意さまの静原のTさんの奥様。私はよく覚えていなかったのだが、声をかけていただいて力がわいてきた。
峠までの1kmはさすがにきつかった。
それでも、7.40km、44分08秒。
自分撮りの写真はえらい顔。だいぶ熱にやられてます。
ここで休んだら意味ないので、写真を撮ったらすぐ折り返し。
下りを調子に乗って飛ばさないこと。それだけ気をつけた。
新トンネル入り口あたり、5km、27分38秒。
長代川沿いを走っているとき、手押し車を押したおばあさんが「気をつけてね」。「ありがとうございます。」
自宅到着、7.47km、42分05秒。
トータル、14.87km、1時間26分13秒。
足が痛いのにそれなりに走れるっていうのは、どうなんでしょうね。
このあと、フラフラになりながら1kmスロージョグをプラスして、今日は15.9km。
シャワー前に体重を測ると、超久しぶりの60kg切り(59.9kg)。ずっとこれくらいやったらいいのになあ。
谷村ひろみさん、今までいろいろとありがとうございました。私は今まで楽しく走ってきたように、これからも楽しく走らせてもらいます。(今日はなぜか、2枚もピンボケ写真になりました。)
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【緊急企画】
世界陸上女子マラソン、日本代表選手は?
ヨメさん、「だれか一人が6位入賞」。
廉、「二人が7位8位入賞」。
私、「福士が飛び出し、メダルか途中棄権。そのほかは興味なし」。
スタートまで、あと10分。現在、会場の気温は36.5℃だそうだ。
「それって、京都やん!」
さて、どうなるでしょうか。
☆20km地点通過
5位 福士 先頭から+1秒
9位 木崎 +13
10位 野口 +37
なんか、廉の予想が当たりそうやなあ・・・。
☆25km地点通過
4位 福士 +0
5位 木崎 +14
9位 野口 +1分17
福士のメダルが見えてきた。私の予想の「飛び出す」ではなかったけれど。
☆30km地点通過
4位 福士 +6
5位 木崎 +1分21
14位 野口 +4分以上
福士、置いていかれる。
野口、太ももにこむら返り。歩き出す。
「パオパオもこないだこんなんやってん」と私。
「いっしょにしたらあかん」と真樹。
☆35km地点通過
4位 福士
5位 木崎
位 野口 33km付近で棄権
福士、3位に追いつく。抜かれたエチオピア選手は歩きだす。そのため、木崎が4位にくりあがり。
「給水所の人が福士の写真撮っとるがな!」
☆40km地点通過
3位 福士 +1分42
4位 木崎
野口 途中棄権
福士3位、木崎4位ほぼ確実。
「今、きくちゃんが写ってた」と真樹。
「えー、きく、モスクワにワープかい!」と私。
☆ゴール
1位 キプラガト 2時間25分44秒
2位 ストラネオ
3位 福士 2時間27分45秒
4位 木崎 2時間31分28秒
ゴール前の福士の笑顔はよかったなあ。
「国旗で鼻かんでんで」と真樹。
「愛嬌愛嬌」と私。
「福士が元気いっぱいでよかったわ。」
福士「運動会みたいでした、ほんとほんと」へらへら。
木崎「これから続く人たちのために・・・」まじめ。
「飛び出す」ははずれたが、「福士のメダル」は私の大当たり。ヨメさんや廉よりは、ちょっとだけ見る目があるのかな。
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2013年08月09日(金)
第47回9の日平和ラン [ランニング]
今日、名護の比嘉増美さんに電話。
「久志20km」の団体申し込みに入れてもらうお願い。
これでもうばっちり。
増美さんの息子さん・雄也さんとの対決も楽しみ。
30度を超える暑さの中を普通に走る練習をしておかなくては。
今日の京都の最高気温予測は38℃。これは願ってもない好条件(?)だ。気温が下がらないうちに走りに行かなくては。
午後2時半、立っているだけでもフラフラしそうな暑さの中走り出すことにした。
今日は「9の日」なので、「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走りたかったが、足の具合がもひとつなので自重。その代わり、ミニ「平和・憲法九条」ののぼりを帽子につけて走ることにした。
前からだとよく分からないので、横からも。
おっと、ちょっと腹が出ている。要注意!
スタートして500mほどで、ミニのぼりが落ちてきた。風はほとんどないはずだが、走って起こる風がかなりある。これはもう、手に持って走るしかない。まあこの大きさなら、全然だいじょうぶ。
地下鉄・国際会館前で、約2.7km。
暑いせいか、走っている人どころか歩いている人もまばら。
宝ヶ池に着いたので、自分撮り。
手に持っているミニのぼりに、何人かでも気づいてもらえたかなあ。
ノートルダム学園前で5km、27分37秒。
この暑さを考えれば上出来だと言える。
帰りのきつね坂の寒暖計を見ると、やっぱり38℃。
でもだいじょうぶ、走れる。
38℃超えの中を走るのは「平和ラン」というより「変態ラン」ですかねえ・・・。
さすがにこのあとは写真を撮る元気はなかった。おまけに、8km手前でつまずいてもうちょっとで大文字の二の舞。やっと治りかけているのに・・・。
我が家到着、9.93km、54分17秒(29分40秒)。
帰りはさすがにペースがおちたが、不足分70mを補正しても10km55分以内。思っていた以上にしっかり走れた。(でも、顔は寛平ちゃんみたいに・・・。)
このくそ暑い中を走っていたので、注目度もかなりあったように思う。ただ、歩いている人が少なかったのがねえ・・・。
続けて1kmスロージョグで、合計10.9km。
さすがに今日は昨日より足が痛んだ。同じような練習ばかりはあきるので、明日は全然ちがう練習をしよっと。
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【今日のきく】
いちびって、今日も朝の散歩を引き受ける。ところが、今日は「帰りません」。
もちろん、ヨメさんの出動。
「あっ、あのー、『帰りません』ってゆうたのはなんかのまちがいです。すぐ、帰らせてもらいます。」
なんやねん!
なんで、パオパオとヨメさんでそんなに態度がちがうねん!
まあ、パオパオはなめられまくりちゅうことですか。
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2013年08月08日(木)
「こんなん食べたい!」 [雑感]
「こんなん食べたい!」
沖縄から帰った真樹が、私のデジカメの写真をチェックしてこう言った。
「そうかー、ええやろ。それな、パオパオがバイトで行ってる寮の晩ごはんやでー。けっこうおいしいねん。」
バイトに行き始めた時からずっと、寮の食事の写真を撮っていた。
寮では日々いろいろなことがあり、このブログのネタになりそうなことがいっぱいある。しかし、仕事上得た情報をたれ流すのはやはりよくない。でも、「食事くらいはいいかな」と思い写真を載せていた。まあそれもあきてきたし・・・。真樹が食いついてくれてよかった。
こないだヨメさんに聞いてみた。
「バイトで月に14食くらい食べさせてもらってるし、7000円くらいの節約かー。」
「いや、それはない。私ひとりやったらものすごい節約になるけど、廉食べさせならんし。2人分も3人分もそう変わらん。」
「残念!」
でも、7000円分にはならなくても3000円分くらいにはなっているんじゃないでしょうか。
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【RUN】
夕立のあと、ランへ。
気温は多少は下がったが、あたためたフライパンの上に水を注いだようなもの。ムシムシムシ。
今年封印していたコーナン往復5kmコースへ。
行き13分16秒、帰り13分16秒の26分32秒。
2kmスロージョグをプラスして、今日は7km。
左足の痛みもだんだん気にならなくなってきた。
これなら、もうちょいスピードアップして10km続けてもだいじょうぶかも。いや、まだあかんかな・・・。
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【今日のきく】
「きくの散歩は、アンタの主な仕事とちごたんかいな!」とヨメさんに責められる。
たしかに、このごろきくの散歩に行く回数が減っている。
今日は久しぶりに朝の散歩も行った。
そして夕方も。
「よるのきく くちくろきわだつ にせしぇぱあど」
廉と真樹に遊んでもらって大喜び。
「明日も遊ぼうぜ!」
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2013年08月07日(水)
3ヶ月ぶりの真樹ときく [家族]
「きく、真樹が帰ってきたでー。」
廉の部屋の窓から真樹が登場。
さあ、きくは覚えているでしょうか。
でも、心配することはなかった。
きくは普通に大喜び。
「やっぱり、きくはかしこかったんやー。」
ガウガウゆうたらどうしようと思っていたのに。
廉も真樹とは3ヶ月ぶり。
「廉ちゃんも沖縄に来てほしいなあ」と真樹がゆうてるんやから、行ったってやー。
さあこれから1ヶ月、元の4人家族と1ぴきの生活が続く。
楽しい事がいっぱいありますように。
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【RUN】
昼過ぎにバイトから帰ったときはクタクタだったが、そのあとずっとボーとしていたら元気になった。夕方5時半すぎ、気温はまだゆうに30℃を超えている。それでも、私が一番走りやすい時間帯だ。(京都の最高気温は36.5℃。ちなみに那覇は34.0℃。)
夏は早朝や夜に走る人が多い。でも、私は31年のランニング暦で早朝に走ったことはない。朝は体が起きていないので走るなんて無理。ウルトラのスタートが、早朝5時とか4時半というのは本当につらかった。
また、以前は夜によく走っていたが最近はそれもほとんどない。晩ごはんを食べたあとに走るというのがつらくなってきた。
ということで、最近はほとんどが夕方ラン。この時間帯に走っておくと、晩ごはんも自然とセーブできていいんですよね。
最近は暑さが気にならなくなってきた。呼吸がしにくいくらいで、そのほかは気温が低いときとそんなに変わらないような気がする。それよりも、左足の具合が・・・。
しかし、走り出したら左足の痛みがまし。いつもは走り出しが一番痛むのに。思い切って久しぶりの6kmコース。
宝ヶ池通りの「ゆば泉」さん前の折り返しで16分半。まあまあ走れているじゃーありませんんか。
家に帰って、6km33分20秒。キロ5分半ペースで6kmを楽に走れた。次はこのペースで10kmを走りたいなあ。
続けて3kmスロージョグ。これで合わせて9kmだが、「足が渋くなる」こともなかった。まだまだ本格復調とはいえないが、徐々にましにはなっている実感。
1ヵ月後の「久志20km」に、万全の体勢でのぞめるように調整していこう。
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【今日のヨメ】
きくが本文に登場なので、「今日のきく」のかわりに「今日のヨメ」。
今日は「京都キャロット」の定休日なので、美容院に行ったらしい。
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2013年08月06日(火)
「憲法はむずかしくない」 [書評]
◎e-hon本より
憲法はむずかしくない (ちくまプリマー新書)
池上彰 2005年11月 筑摩書房
■ おすすめコメント
このところ、憲法のことがニュースにたびたび登場します。イラク戦争の後、イラクという国を建て直すために、新しい憲法を作ることになりましたが、どんな内容にするかをめぐって、難航に難航を重ねたことがニュースになりました。
日本でも、いまの日本国憲法を改正すべきかどうかが大きなニュースになっています。憲法を変えようという人たちは、「時代にあった憲法を」と主張しています。でも、「時代にあった」とは、どういう意味なのでしょうか。
一方、「憲法を変えるべきではない」と訴える人々は、「日本国憲法は世界に誇れる平和憲法だ」と言っています。「平和憲法」とはどういう意味なのでしょうか。それよりなにより、そもそも「憲法」とは、どんなものなのでしょうか。普通の法律と、どこが違うのでしょうか。
そこで、この本では、そもそもの基本から憲法について考えてみることにしました。憲法とはどういうものか。日本国憲法はどうやって生まれたのか。第二次世界大戦後、日本国憲法をめぐっては、どんな議論があったのか。憲法改正を求める人は、何を問題にしているのか。そんな基本を解説します。
まず知ってほしいことは、憲法はむずかしくない、ということです。この本を読んだ上で、あなた自身は憲法についてどう考えるのか、自分の意見をまとめてみてください。
■内容
憲法はとても大事なものだから、変えるにしろ、守るにしろ、しっかり考える必要がある。そもそも憲法ってなんだろう?この本は、そんな素朴な質問に答えます。
■著者
池上 彰 イケガミ アキラ
1950年長野県生まれ。1973年、NHKに記者として入局。32年間にわたり、記者として、キャスターとして、事件・事故・災害・教育問題・消費者問題など、様々な分野のニュースを取材。1994年からは11年間、「週間こどもニュース」のお父さん役として、日本と世界の様々なニュースを子どもにも分かるように伝える仕事に専念。2005年3月にNHKを退職し、フリーランスのジャーナリストに。ニュースの背景にある歴史などを解説する著書も好評を博している。
主な著書に『憲法はむずかしくない』『おしえて!ニュースの疑問点』(ちくまプリマー新書)、『そうだったのか!ニュース世界地図』『そうだったのか!中国』(以上、集英社)『そうだったのか!現代史』(集英社文庫)、『ニュースの読み方使い方』(新潮文庫)、『経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ』(海竜社)、『ニッポン、ほんとに格差社会?』(小学館)ほか、多数。
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だいぶ前に買って途中まで読み放置されていた本。私の部屋にはそんな本が山とある。このままだと、私が死んで火葬にしてもらうとき、私の体重以上の「読みかけ」の本を焼いてもらわなくてはならない。
「こりゃいかん!」
幸い、管理人代理のバイトを始めてから本を読む時間ができた。200ページくらいの新書だと、だいたい3時間あれば読める。ありがたいことだ。
本を最後まで読むようになってから、新しい本を買わなくなった。まず、今持っている本を読まなくては。
この「憲法はむずかしくない」も、その名の通りむずかしくない内容なのに途中まで読んで行方不明になっていた。最近見つかり、一から読み直し。先週のバイトのとき、2時間くらいで読めた。
この本の帯に書いてあったが、「知らなきゃ議論できない」。ほんとにその通り。
最近では、大江健三郎「沖縄ノート」裁判で、名誉棄損で訴えた原告が「沖縄ノート」を読んでいなかったことが発覚。大江さん側が勝訴したからよかったが、これは「知らないのに議論」のいい(悪い?)例だ。(という私も、「沖縄ノート」に3回挑戦して最後までたどり着かず、その本自体も今はどこへ行ったやら・・・。)
その時の原告側の弁護士が、のちに自民党の国会議員になり、今や大臣。その大臣が、何が何でも8月15日に靖国に参拝するそうだ。
(あっ、ちょっと脱線しました。)
この本を読んでよかった。私も「日本国憲法」について大きな勘ちがいをしていた。長くなるが、引用。
◇ ◇ ◇
憲法は国家権力をしばるもの
憲法とは、簡単に言えば、その国の「法律の親分」のようなもの。一番上に憲法があって、その下にさまざまな法律が存在している、というイメージでしょうか。
でも、憲法は単に「法律の親分」ではないのです。法律は国民ひとりひとりが守るべきものですが、憲法は、その国の権力者が守るべきものだからです。
そもそも憲法は、国家権力を制限して、国民の自由と権利を保障するものです。
たとえばイギリスでは、17世紀、国王と議会がたびたび対立しました。国王が勝手なふるまいをして国民を苦しめることが多く、これに怒った議会のメンバーは、国王の力を制限する「権利の章典」を制定しました。これは「名誉革命」と呼ばれています。国王の力を、憲法のもとで制限してしまおうというものでした。「王様にだって、守るべきルールはある」というわけです。その後も、議会が国王と対立しながら、少しずつ国王の力を減らし、議会が力を持つようになりました。
このように、国家権力を制限する憲法にもとづいて政治を行うことを「立憲主義」といいます。
(中略)
憲法と法律の関係は、次のように区別することができるでしょう。
憲法は、国民が権力者に勝手なことをさせないように、その力をしばるもの。
法律は、世の中の秩序を維持するために、国民が守らなければならないもの。
◇ ◇ ◇
私は、「憲法は、私ら国民が守らなあかん決まりのいっちゃんきついやつ」だと思っていた。でもちがった。「憲法は、権力者が守らなあかん決まりのいっちゃんきついやつ」やったんや。
自民党関係者だけでなく、右翼と呼ばれる人の中にも「憲法96条改正反対」を訴える人が多いわけが分かった。「権力者が守らなあかん決まりのいっちゃんきついやつ」を時の権力者の都合で簡単に変えられるようにしたら・・・、そら恐ろしいことになる。
最近、国民全体の中でも憲法96条改正反対の割合が増えてきたのは、このあたりのことを理解する人が増えたからだろうと思う。
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【今日のきく】
明日、真樹が沖縄から帰ってくる。
きくとは、ゴールデンウイーク以来のご対面。3か月ぶりやねえ。
さあ、きくの反応やいかに。
楽しみ、楽しみ。
(バイト先のパソコンでは写真の取り込みがうまくできない。よって、今日はきくの写真なし。)
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2013年08月05日(月)
NAHAマラソン申し込み [ランニング]
今日8月5日は、「NAHAマラソン」の参加申し込み開始日。この大会は定員25000人だが、他の人気大会とちがって先着順。去年は開始2日でいっぱいになったらしい。
私は、去年の東京マラソン( 3時間28分44秒)を最後にフルマラソンを引退。もう、フルを走る気はない。しかし、今沖縄に住んでいる真樹が「フルマラソンを完走したい」と言う。今年2月の初フル「おきなわマラソン」で、29kmバス収容。この悔しさを覚えているうちに、ということだろうか。
本当は、真樹はかあちゃんと走りたいらしい。でも、一家の大黒柱である眞寿美さんはそうやすやすと仕事は休めない。ということで、またまたヒマジン・パオパオの登場。一応、真樹のサポーター役です。あんまり役には立たないかもしれんけど。
今日の朝9時、申し込み受付開始。私は9時45分くらいからパソコンに張り付いていたのだが、まったくつながらず。12時前にやっとつながり、真樹と私の申し込みがほぼ完了という寸前でパソコンが固まってしまった。これで一からやり直し。
その1時間後再びつながり、やっと2人分の申し込み完了(午後1時25分)。
あとは、真樹が本番に向けて自分で練習できるかどうかにかかっている。いっしょに住んでいればいろいろと誘ったりできるが、京都と沖縄ではどうしようもないし・・・。「21世紀の森ランクラブ」の比嘉さんたちが、また練習に誘ってくださったらありがたいんですが・・・。
「NAHAマラソン」といえば、一度だけ参加したことがある。もうずっと前のことだと思っていたが、計算したら25年前( 1988年)の第4回大会のようだ。
当時宝ヶ池で行われていた「スーパーウルトラマラソン・6時間走」の抽選会で、NAHAマラソンツアー1名分が当たった。それで、もう1名分実費を出し夫婦で行くことにした。
細かいことはよく覚えていないが、当時32歳の私は3時間20分くらい、当時26歳の眞寿美さんは5時間50分ちょっとで完走。私は自分のゴール後、コースを逆走し眞寿美さんを探しにいった。35kmすぎあたりで見つけ、そこからいっしょに走った。だから、合計55kmくらい走っているはずだ。
あのころは若くて馬力もあった。でも、今でも娘をサポートするくらいの力は残っているはず。
もう手続き完了したので、ごちゃごちゃ言わずとにかくがんばろう。
真樹もがんばってほしいなあ・・・。
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【RUN】
明日は午前10時45分からバイトで泊まり。あさっての昼1時ごろまで帰れない。連続25時間超の勤務。帰ってきてもクタクタで走れそうもない。
「今日、走っとかないと!」
3時すぎ、店まで650m。左足が痛くて走れない。
「こりゃいかん! 重症か?」
きくを連れて帰る道も、痛くてまともに走れなかった。
しばらくしてもう一度。
「シャトレーゼ」往復の4kmと思ってスタートしたが、足の痛みがまし。そこから叡電の下をくぐり、十王堂橋を越えた先の交差点で約2.5km。13分45秒。
折り返して家まで。4.98km、27分29秒(13分44秒)。このころはもう足の痛みはほとんどなかった。
このあとゆっくり2km。これで今日は合計8.3km。
新しいコースは走っていて楽しかった。また、気分転換にもなるし新しいコースを開発していこう。
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【今日のきく】
今日も夕立。大きな雷が落ちた。
きくはビビッて、体ブルブル。
こんな小さい箱に入りかけてました。
でも、雷がおさまったら元気元気。
「よかったね。」
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