パオパオだより

2012年07月15日(日)

第26回やぶはら高原ハーフマラソン [ランニング・出張販売]

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 「ますみちゃん、今日も愛妻写真ある?」
 「・・・。」
 「ますみちゃん!」
 「それ見た人が、私がアンタを愛してると勘違いしやはったらかなんやん。」
 「なんてー!」

 スタート前にこんなやりとりがあったのだが、今回もきっちり撮ってもらった。ゴール前のラストスパート。

 ゴールタイム、21分52秒。22分切りの目標達成。
 去年の松本一之さんのタイムに1分4秒差。

 おまけに、5K男子40〜59歳の部6位入賞。これは想定外でした。

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 朝5時20分起き。
 民宿のすぐ近くの「木曽の大橋」は、岩国の錦帯橋のよう。

 宿を出たときは小降りだったのに、会場の「こだまの森」に近づくにつれ大雨に。

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 会場に着き、言葉を失った。
 うちのテントがビリビリ。少しだけ置いていったものもずぶぬれ。
 ここは標高1080m。山間のキャンプ場なので雨の降り方もただものではない。

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 仕方ないので、ブルーシートで応急処置。
 スペースの関係で全商品は出せないが、大雨にならなければこれで何とかしのげるはず。

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 一息ついたころ、近くにかわいいワンちゃん発見。

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 「ガガ・オス・まだ11ヶ月」

 めっちゃ喜んでくれて、ペロペロペロペロ。

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 大きく広げられないせいか、お客様もあまり来られない。
 ちょっとだけアップに。

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 走っている途中、変わったワンちゃん発見。
 「いやめずらしい、このワンちゃんの種類は?」
 「シェットランドです。」
 「ああ、毛を刈ってるから・・・。」
 「そうです。」

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 9時、ハーフと10kmが一斉スタート。
 ちょっと多すぎるようにも思うが、スタート地点の幅が広いのと、スタート直後急な上り坂になることを考えるとこれでもよい。

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 黒のユニフォームの松本さん発見。
 今回はハーフなので、ゆったりとしたスタートに見えた。

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 9時15分、5kmがスタート。
 ヨメさんが写真を撮ってくれたのだが、私が写っていない。小学生のうしろあたりにいたはずなのに。

 スタート直後、かなり前の位置にいた。最初の上り坂もうまく走れた。
 1km、 4分09秒(試走と比べ−58秒)。
 2km、 7分42秒(3分33秒、−43秒)。
 3km、12分03秒(4分20秒、−19秒)。
 4km、18分50秒(5分47秒、−3秒)。
 5km、21分52秒(4分02秒、−23秒)。

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 記録的には思い通り。22分を切れたので言うことなし。
 ただ、折り返しで部門別の順位を数えてからしんどくなってしまった。
 プログラムには、前年の入賞者は5位までしか載っていない。去年の部門5位は20分47秒だった。このタイムは、今の私では到底無理。しかし、たしか6位まで表彰があったような・・・。
 そう思いながら順位を数えているとちょうど6番目。ただ、すぐ後ろに同じ部門らしきランナーがわんさか。
 「逃げろー!」
 そう思った瞬間、大柄なランナーにスッと抜かれてしまった。

 ここまできたら抜き返して6位をめざさなければ。苦手な上りで少し離されてしまったが、残り900mからの平坦地でちょびちょび追いつき、最後の下りで一気抜き。
 今度こそ本気で、「逃げろー!」
 最後のスピードはそこそこだったようだ。

 なんとかそのまま6位でゴール。すぐ大会本部に確認に行った。
 「入賞は6位までですよね。」
 「はい、そうです。」
 ほっ!

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 5kmがスタートしてしばらく、雨が最高にきつくなった。そのとき矢のように飛んできて、テントの外に出ていた商品を片付け、うちののぼりまで片付けてくださった方があった。ななななんと、それは81歳の富田さん。
 「今日は調子悪いしやめとくわ」とは言っておられたが、まさかうちの救世主になってくださるとは・・・。恐るべし81歳。本当にありがとうございました。

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 まさかまさかの入賞。

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 5位に入られた三重のGさんとお話もできた。Gさんは小6の息子さんと親子入賞を狙っておられたのだが、息子さんの都合が悪くなり、今日は下の娘さんと来られていた。娘さんが、お父さんの写真を一生懸命に撮っていた姿が印象的だった。

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 賞状とガラス製の盾、はくさいやボディソープもいただきました。どうもありがとうございました。

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 11時ごろやっと雨がやみ、車に積んだままの商品も出すことができた。

 さっきの黒柴ちゃんよりちょっと大きめの黒柴ちゃん発見。

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 「すみれ・メス・7歳」

 なんか、わろてました。

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 後片付けにかなり時間がかかりそうだったので、先に昼食。かわりべったんで食堂のカレーを食べた(600円)。

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 ハーフの表彰が始まったので走っていった。

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 松本さんは5位。 
 60歳以上の優勝者は、1時間27分だったそうだ。この難コースでこのタイム。レベル高すぎ。

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 おー、またかわいいワンちゃん。

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 「タッチ・オス・5歳」

 片付けている最中、かなり激しい通り雨。日に乾かしていた商品がまたぬれてしまった。これで疲れが倍増。
 入賞でき、かわいいワンちゃんとも会えたのに、最後がきつかったなあ・・・。

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2012年07月14日(土)

第26回やぶはら高原ハーフマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]

 この大会は、今までハーフと10kmしか出たことがない。
 明日は初の5kmに挑戦。行きはほとんど下りなので調子よく走れると思うが、残り2kmから延々と続く上りをどう攻略するか。タイムの予想はつけられない。
 「4年計画でいわしてしまう勝手にライバル」の松本一之さんが来られていたら、前半だけでもついていこう。松本さんはこのコース20分で走られるので、1分差くらいでゴールできたら・・・。

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 3時すぎ松本さんがご来店
 「明日は松本さんについて行きますし・・・。」
 「今年はハーフ申し込んだんや。」
 「えー・・・。」
 これで、松本さんを追う作戦はボツ。 
 明日は22分切りを狙います。

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 時間に余裕があったので5kmコースの試走に。
 今日、トレーニング用に「GT2150ニューヨーク」をもらった。久しぶりのふかふかシューズ。これは足に優しい感じ。練習用にはピッタリ。
 (ただし、2年前のモデルなのでもう在庫はほとんどありません。現在、後継モデルの「GT2170NY」が出ています。)

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 スタートからいきなり上り、0.4kmほど。
 そこから平坦0.5km。
 0.9kmあたりから2kmすぎまで下り。

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 折り返しまでまた上り。
 帰りはその反対。
 3km手前から4kmすぎまでの長い上りがこのコースの最大の難所。

 1km  5分07秒
 2km  9分23秒(4分16秒)
 3km 14分02秒(4分39秒)
 4km 19分52秒(5分50秒)
 5km 24分18秒(4分25秒)

 目標の22分切りには、キロごとに30秒の短縮が必要。
 厳しい目標設定だが、がんばろう。

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 曇り空だったが雨はほとんど降らなかったので、ちょこちょこお客様が来られた。

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 以前いつも同じの民宿だった富田のおっちゃんと清水潤子さんもごあいさつに来てくださった。
 お二人とも1931年生まれの81歳。明日は5kmに出場予定。

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 5時からの前夜祭にもたくさんの方が来られていた。

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 商品を全部出し終わって、2時間ほどでまた後片付け。

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 今年のお泊りは、奈良井宿の「ながい」さん。
 山ウドのてんぷらがパリパリしておいしかった。

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 80歳のおばあちゃんの手作りお味噌がまた最高。
 お味噌汁は頭がクラクラするほどのおいしさです。

 さて、明日は・・・。

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2012年07月13日(金)

猿祭?ーあわや集団リンチー [わんこ・にゃんこ]

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 昨日、お掃除屋さんに家の大掃除をしてもらった。そして今日は「バルサン」。今まで見たこともないくらいの大量のゴキちゃんがくたばっていた。
 そのため、今日はきくは家であまりゆっくりできなかった。ちょっとかわいそうだった。夕方少し時間ができたので、雨の中散歩に行くことにした。

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 ところがロープが見つからない。
 きくは、「はよ、はよ」とせかせる。
 仕方ないので細いビニールひもで代用することにした。

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 まあ、これはこれで特に問題もなく・・・。
 きくは雨の日は散歩に行きたがらないのに、今日はすごくうれしそうだった。

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 ところがところが・・・。
 京都精華大の農園前まで来たとき、きくが「フェンフェンフェンフェンフェン・・・」。
 きくの視線の先には、サルの軍団。なんと、畑のくいの1本1本の上にカラスのようにとまっているじゃーないですか。畑で動き回っているのを合わせると、ゆうに10ぴきは超えている。(きくを抑えながら写真を撮ったのでチョーピンポケ。)

 「フェンフェン! (こら、文句言いに行かな気がすまん!)」
 引っ張る引っ張る。
 「きく、あかん。やられるって。」
 それでもきくは引っ張る引っ張る。
 ビニールひもは切れそうやし、首輪も抜けそうやし・・・。
 でも、この中に飛び込んでいったら、確実集団リンチ。
 きくとの格闘の末、何とか家の近くまで帰ってくることができた。

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 しかし、猿軍団との遭遇の興奮が冷めやらぬのか家に帰ろうとしない。私は真樹を迎えにいく約束をしていたので、もう時間がない。
 仕方なく、うちの家から100mほどのところにくくりつけて放置。ヨメさんに電話して、きくを回収してもらうことにした。

 あとでヨメさんに聞くと、きくはずぶぬれで不安いっぱいだったようだ。私にはかみつく勢いだったのに、ヨメさんには感謝感謝。「よう迎えに来てくれた」というようなしおらしい態度だったらしい。

 ヨメさんがかまれてへんか心配やったので、この結果を聞いてほっとした。
 きくも、猿祭の集団リンチにあわんでよかった。

 みなさん、集団の猿には要注意!
 ( 今度猿に会ったら、しっかり写真撮ろうっと。)

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シャトレーゼのアイス

 今日は走らず、アイスを3つも食べた。
 太るちゅうねん!

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2012年07月12日(木)

姫と王子 [家族]

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 今日は朝からきつい雨。
 私は早朝バイトの日だったので、ヨメさんが真樹と廉を送っていった。

 私の高校大学時代、親に送って行ってもらったことってあったっけ。いや、まずうちに車あったっけ。と言うか・・・、中学校卒業後に親と別居していました。
 7歳上の兄は車を持っていて、私が中3のとき万博に車で行った記憶がある。クーラーがついてへん車で、暑かったなあ。

 それはさておき・・・。
 お迎えは私の仕事。仕事場からきくを置いてくるヒマがなく、そのままいっしょに高校まで。
 きくはしっぽブンブンブン。
 「お姫様のおかえりです。」

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自宅玄関の郵便受け

 真樹は今日でテストが終わり。
 今まではテスト勉強もテレビを見ながらという感じだったのに、今は一切見ず。変わるもんですねえ。

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通販事務所の郵便受け

 今週の土曜には模擬テスト。
 次から次と大変やけど、しっかり!

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 「夕方6時に迎えに来てもらえますか」と廉からメール。

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 また、きくとともに出動。

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 またまた、しっぽブンブンブン。

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 「えらい喜んでくれて・・・」と言いつつ、廉もうれしそう。
 「王子様のおかえりです。」

 帰りの車の中での会話。
 「パオパオ、またなんか出るん?」 
 「うん、7月22日に近畿マスターズの大会があるねん。」
 「何出んの?」
 「800mとやり投げ。」
 「やり投げ?」
 「やっと練習会で痛めたヒジが治りかけてんのに、もうすぐ大会や。これでパオパオのやり投げ選手としての選手生命も終わりやな。」
 「なんの、選手生命やー。」
 「それよか、やり貸してもらえんのか心配で・・・。なんとしても20mは突破したい・・・。」
 実状はこんなレベルです。

 こうして娘や息子のお迎えに行けるのももうわずか。
 「姫と王子」の賞味期限も・・・。
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【RUN】

 夕方やっと雨がやんだ。今日も、5km+1km。
 最初の1km地点で時計を見たら6分10秒。
 「おー、これでは30分超えるー・・・。」
 しかし、行き14分09秒、帰り13分52秒で28分01秒。せめてこれくらいで走らんと、話にならんでしょう。

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2012年07月11日(水)

老若男女合同練習 [ランニング]

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 廉に誘われ西京極サブグランドへ。
 到着がちょうど9時。こんなに早く来たのは初めて。
 こないだの改修工事で、第1レーンがまっさらに張り替えられていた。これは、やる気がわいてくる。

 同志社高校が38名。いつもの京都マスターズのメンバーが5、6名。
 そのほかに、サブスリー目前の外峯さんと、ブログ友だちのkazurinさん。お二人ともチョー久しぶりにお会いする。
 ゆっくりしゃべりたかったのだが、私がアップジョグをしているとき、外峯さんはお仕事に行かれてしまった。残念。

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 廉は同じ大学の短距離の青ちゃんとアーリー先輩とともに、ダッシュ。

 「パオパオはどんな練習すんの?」と廉が聞く。
 「休みが長すぎるインターバルちゅうやっちゃ。」
 「それ、インターバルとちゃうやろ。レペ(レペティション)ゆうんやで。」
 「そっかー。800走って400のジョグでつなぐやつを5本やりたいんやど・・・。」
 「ふーん、ええんちゃう。」

 と言うことで、2kmアップジョグのあとスバイクにはきかえて900mジョグ。さて、いよいよ。

 1本目、2分54秒。
 2本目、2分56秒。
 3本目、2分58秒。

 さっぱりですなあ。もう早くも疲れて走れません。
 私の走りを見てくださっていた八田努さんからアドバイス。
 「藤井さん、せっかくストライドがしっかり伸びてるのに、後ろに全然けれてへんで。後ろから見てて、足の裏が見えへんもん。」
 「あー・・・。たぶん、ウルトラやらフルばっかり走ってたからそんなフォームになってしもてんにゃね。」
 「すり足走法やな。腰も落ちてしもてるわ。腰の位置も高くすることを意識して。」
 「そうですね。そら、それでははようならんはずですわ。もっと短いのをしっかり走る練習したほうがいいですね。後ろにしっかりけるのを忘れんようにしてね。」
 「そうやね。」

 このあと1本だけ400m。80秒ちょうどと遅い。でも、「腰高、後ろにしっかりける」を意識して走ったので良しとしよう。
 もうちょっと走りたかったが、だいぶトラックが混んできて、私のような遅いものはジャマ。足ももう上がりそうにもないし。また、今度。
 1.5kmジョグをプラスして、今日は合計8.8km。

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 横で休んでいると、青ちゃんがマスターズの年配の男性に呼ばれていた。どうも、100mのスターターを頼まれたようだ。スターティングブロックにはその男性と高校生が2人。スターターの青ちゃんは京都府立大学なので、まさに老若男女混じった練習。
 このあとスターターを交代して、青ちゃんもスタート練習をさせてもらっていた。本当にいい練習風景だった。

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 ダウンジョグを終わったとき、kazurinさんが帰ろうとしておられるところだった。
 「○○さん、ブログどうなったんですか。」
 「今、別のところで・・・。」
 「あー、やっぱり。」

 kazurinさんは「kazu-rinだいありぃ♪」というブログを、去年4月まで書いておられた。しかし、4月7日にバタッと途切れてしまっていた。今はアメブロで「ぼちぼちだいありぃ」というのを書いておられるらしい。ほっとした。また、見させてもらいます。
 そのあとけっこう長い立ち話。kazurinさんはさすがです。まず、うちの息子・廉の話題。
 「大学から陸上を始めた人って、それから伸びるから楽しみですよ。」
 指導者の頭もだいぶ柔らかくなって、一人一人の個性を生かす指導が顕著に見られるようになったという意見も一致した。
 あとは、kazurinさんが出場された京都マラソンの話題。出場された方にしか分からない貴重な話をたくさん聞かせてもらった。凝縮した結論・・・、「15000人は無理!」私もそう思う。
 イケメン息子さんはもう中3。故障などもあって、伸び悩んでいるとのこと。でも、サッパリしたお母さんなのであまり気にしておられない様子。まだまだこれからですもんね。

 ほとんど毎週、水曜の朝早くから外峯さんとkazurinさんは西京極に練習に来られているそうだ。私も水曜が来やすいので、またご一緒させてもらおうっと。

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京都お金持ちマラソン [マラソン評論]

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京都マラソンにボランティアとして参加した神戸マラソン実行委員会事務局のスタッフら=京都市内 ( 神戸新聞より )

◎京都新聞7月10日朝刊

   京都マラソン値上げ
       参加料1000円超増

 3月に初開催された京都マラソンの総事業費が予算額を大きく上回る「赤字」に陥ったことを受け、京都市は10日までに、来年3月の第2回大会に向けて1万円のランナー参加料を値上げする方針を固めた。国内ランナーで1〜2千円、海外ランナーで2〜3千円の値上げを検討している。市は「税金をこれ以上充てるわけにはいかず、値上げは仕方ない」として、今月下旬の実行委員会で値上げ額を決定する。

 市などでつくる実行委は第1回大会で、ランナー参加料の収入1億5千万円と、企業協賛金相当分を含む市の持ち出し分2億5千万円を合わせて計4億円の予算を組んだ。

 だが、交通安全対策費などの支出が想定以上に増大したため総事業費は約6億5千万円に達し、寄付金などを充てても約2億3千万円の不足が生じた。市は第2回大会でも予算額4億円を計上している。

 こうした状況を踏まえ、市は同じ都市型マラソンの大阪、神戸、名古屋、東京の各大会と同額だった参加料の値上げに踏み切る。各大会で参加者の争奪戦が激化する中、市は「値上げ幅はランナーの理解を得られる範囲。申込者数は減るかもしれないが、倍率が約3倍だった第1回の応募状況を見れば定員割れはあり得ない。確実な増収が期待できる」としている。

 市は企業協賛金の増額を目指し、企業回りを担当する専任の嘱託職員1人を配置した。事業費の抑制に向けて一括発注していた運営業務を競技や警備、広報など6業務で分割発注し、中間経費の削減にも取り組む。  (広中孝至)
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 「ますみちゃん、京都マラソン参加費値上げやって!」
 「へー、アンタのブログ(5月23日の記事)読まはったんちゃうか。」
 「いやいや、ボクは25000円に値上げを主張やから・・・。」

 今日の新聞を開いて驚いた。京都マラソン値上げですか。
 新聞記事では「10000円の参加料」となっているが、実際は10500円。それに1000〜2000円の値上げと言うことは、まあ中を取って1500円かな。

 「来年の第2回京都マラソンは、12000円」

 これで決まりですかね。

 
 一律値上げをする前に、考え付くことはなかったんでしょうかね。歳出削減の努力をせずに消費税を上げる政府に似てません?

 私の提案。
 15000人定員のうち5000人くらいを入札制にする。入札額上位5000名の振込みをもって参加資格授与。最低入札額を50000円に設定しておけば、これで2億5千万円以上ゲット。
 こうすれば、残りの10000人から10000円も徴収しなくてもすむかも・・・。
 私の試算によると、12000円×15000人=1億8千万円の予算額。50000円×5000人=2億5千万円。この時点で7千万円黒字やし。残り10000人、タダでもええでー。

 まあ、その代わり入札ランナー(落札ランナー?)には数々の特典が。
 もちろん受付必要なし。
 スペシャルトイレを用意。
 スタートは前から。
 緊急車両より入札ランナー優先。
 スペシャルエイドも用意。
 ゴール後、無料温泉直行便。

 うーん、これであまり特色のなかった京都マラソンにも特色ができる。
 「京都マラソンは、お金を持っているあなたを優先します。」
 このキャッチコピーでどうでしょう。

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2012年07月10日(火)

「鴨沂対両洋」 ( 高校野球京都大会) [学校]

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鴨沂−両洋 8回表鴨沂、古田が一塁へのバント安打を決め、敵失も誘って二塁に進む(わかさスタジアム京都)

◎京都新聞7月10日朝刊

  「鴨沂、力尽く」
       バント駆使 強豪に意地

    鴨沂    020001020=5
    京都両洋 01031011X=7

 強豪と堂々と渡り合い、鴨沂は散った。力を尽くした思いと、敗れた無念さ。「もちろん、勝つつもりで来ました」。鴨沂の市川監督は、悔しさの色が濃かった。
 過去2年は初戦敗退の鴨沂に対し、京都両洋は昨秋の府大会4位。好右腕の横垣をどう攻略するかー。見いだした策は、徹底して練習したバントだ。
 共通理解は「長身右腕を動かす」。二回1死二、三塁の好機。白江が投前に絶妙のセーフティースクイズ(記録は安打)を決め、続く織作もスクイズを成功。狙い通りの作戦で2点を先制した。
 四回に逆転されたが食い下がる。3点を追う8回。バントの構えの古田は「初級(横垣が)三塁側に動いた。いける」。3球目を一塁側に転がすバント安打。竹山の二塁打で生還した。小技で重圧を与え、安打数も相手より2本多い9本を放ち、意地を見せた。
 勝負の夏だった。現3年生の入学時、上級生は9人だけ。早くから経験を積み、継投した3投手ら下級生も加わった。それでも1勝は遠く、1年生の古田は涙目で誓った。「3年生が基礎をつくった。次こそ勝てるチームを目指す」     (堤冬樹)

  冷や汗の初戦突破
 ○ 昨秋の府大会4位の京都両洋は冷や汗の初戦突破となった。先発横垣が6四死球と制球に苦しみ、バックも4失策。打線が四回に3点を奪って逆転し、中盤以降も小刻みに得点しながら、鴨沂に粘られた。右腕は「相手は思い切りが良かった。普段通りの投球を心がけたが・・・」と淡々と振り返った。横垣ら昨夏の4強の主力が6人残り、初の頂点を狙う。高木監督は「初戦の難しさをあらためて痛感した」と話す一方、守りは「前に出て捕ろうと攻めた結果。次につながる」と前を向いた。
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 強豪校(たいてい私立)対普通校(たいてい公立)が初戦で当たると、大変な結果に終わることが多い。今回の初日2試合も、10対0で5回コールドと13対3で7回コールドだった。
 過去2年初戦敗退の京都府立鴨沂高校がくじで引いた相手は、昨年ベスト4の京都両洋高校(私立)。チームのことを何も知らない私は、「コールド阻止」で9回まで試合ができたら上等かと思っていた。しかし、それは結果的には大変失礼な想像だった。

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 3年前のこの大会を思い出す。
 廉が高3の夏。ベスト8に進んだ紫野高校が鳥羽と対決。同級生が出場しているのに廉は応援に行かず。その代わりでもないのだが、なぜか私と真樹(当時中3)が応援に。炎天下の中4時間もかかった試合だったが、私も真樹も胸いっぱいになって帰ってきた。なんと言っても、延長14回ツーアウト満塁ツースリー(今ふうに言うとスリーツー)からのサヨナラ押し出しで決着がついた試合だもの・・・。

 (もしよろしければ、私のブログの名作「紫野対鳥羽」−山田君の涙ーを見てください。)

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 今年も真樹を誘ってみた。ところが、ちょうどテスト期間と重なってしまった。もし奇跡的に(ゴメン!)1回戦を突破したら、次は16日の祝日なのでそれを祈ることにした。
 私だけでも応援に行きたかったのだが、「まさか去年のベスト4には勝てるまい」と思っていたのと、日曜に1日遊ばせてもらったのでおとなしくしておこうという気持ちもあった。

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 ところがところが・・・。
 ネットの試合速報を見ると、「2対1」で鴨沂リード。
 「まさか!」

 これは応援に行かなどーする。
 うちから西京極球場までは車で40〜50分。着いたころに試合は終わっているかもしれないが、とにかく出発した。

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 私が到着したとき、8回表6対3で両洋がリード。
 しかし、逆転され3点を追う鴨沂は元気いっぱいだった。

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 京都新聞の写真に採用された古田選手のバントヒットは見られなかったが、1番竹山選手の胸のすくような二塁打には間に合った。これで6対4。
 すぐ真樹に電話。
 「竹山君の二塁打で1点入って6対4になったわ。まだまだいけるで。」

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 このあと2番3番が連続四死球で満塁。
 ここで最も頼りになる4番・小西選手が登場。一打同点、この試合のクライマックスとなった。
 しかし、結果はデッドボール。このときの小西選手の悔しそうな表情が印象的だった。1点は入ったものの、ここで鴨沂の追撃の流れが完全に途切れてしまった。

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 このあと二塁ランナーが牽制死。5番バッターも倒れチェンジ。

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 鴨沂の1年生エース古田選手は、時おりスローボールのようなものも混ぜ落ち着いた投球だった。

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 しかし、8回裏には、ダブルスチールで1点取られ2点差に。
 これもしっかり見破って、ショートカットして本塁への矢のような送球やったのになあ・・・。

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 これで鴨沂がシュンとなるかと思ったら・・・。

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 9回表、先頭の6番・吹山選手に嵐のような「フッキー」コール。

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 それに応えるように、吹山選手はクリーンヒット。

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 しかし、残念ながらそのあとに続くことはできなかった。

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 最後はダブルプレーでゲームセット。

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 私は最後の2回しか見ることができなかったが、両チームの気迫が感じられるいいゲームだった。

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 公立の弱小と思われるチームであっても、気持ちしだいで強豪チームと互角に戦うことができる。それを証明してくれた試合であった。

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 こんないい試合なら、初めから見に来とけばよかった。
 
 来年は高校とはまったく関係がなくなるが、また見に来ようかな・・・高校野球。また、真樹を誘って。

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※ 鴨沂高校の「鴨沂」は「おうき」と読みます。京都の人は全員分かり、京都以外の人は全員分からない読みです。 

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