2012年07月20日(金)
靴供養 [ランニング]
3年ほど前まで、練習をまったくせずにレースばっかり出ていた。ウルトラに出た月以外は月間走行距離100km以下。だからシューズが全然いたまない。気に入ったシューズは3、4年くらいはき続けていた。だいぶへたってきても最後はふだん履きにして、もっと長くはいていたシューズもあると思う。
さすがに最近は平日にも練習するようになり、シューズのへたりも早くなってきた。もう今は、3、4年もはくのは無理。
上の写真の左のシューズは、「ゲルニンバス9」。
もう何年前のものか分からない。初めて足を入れたとき、すごいぴったりしていい感じだった。そして最初はウルトラのレース用に使い、次にふだんの練習用、そして最後にふだん履き。最後らへんは中敷に穴が開き交換、アウトソールがはがれボンドで引っ付ける。そうして、最後の最後は私の早朝バイトの作業靴として活躍した。
もう引退してもらってもいいね。
「靴供養マラソン」という大会が以前あったのだが今も続いているのだろうか。「ゲルニンバス9」は本当に供養したいくらい使わせてもらいました。
先日、後継シューズとして「GT2150ニューヨーク」をもらった(写真の右側)。これをこれからの練習用に使おう。ウルトラやフルはもう当分出ないつもりなので、シューズの選択に悩むことはない。これからは、ゆっくり練習はこの「GT2150」とだいぶへたってきた「サロマレーサーST」。スピード練習とレースは「アディゼロタクミ・レン」。( こちらもはきたおしているので、だいぶへたってきた。) トラック中距離は「シティウスジャパンLR‐U」。
レース用をもう1足ほしいとこやけど・・・、ヨメさんにおこられるー! しんぼう、しんぼう。
今日はずっと雨だったが、夕方にやっとやんだ。
ただ時間があまりなかったので、3km+1km。3kmは14分28秒。
雨上がりで涼しいと思って走り出したが、やっぱり汗びっしょり。ぬるい風が顔にまとわりつくような感じだった。
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【おまけ】 今日のきくの「帰りません攻撃」
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2012年07月19日(木)
ローラー [雑用]
このごろ早朝バイトがえぐい。
以前はちょっと休けいできたりしたのだが、今は全くなし。それどころか、8時半に終わらずに残業になることがほとんど。
それもそのはず、この4月から学生バイトが1人減っている。全部で10人をうまい具合にまわしていたのが9人になってしまった。休みたい日もなかなか休めないようになってしまった。
それに加えて連日のこの暑さ。仕事が終わって帰ってくると汗びっしょり。体はクタクタ。その割には時給が低いような・・・。
今日は、仕事の途中でOさんがぎっくり腰に。私たちの主な仕事はローラーを使って荷物をトラックに積み込むこと。こんなことずっとやってたら、そらぎっくり腰にもなります。
私の分の積み込みが終わったあと、Oさんの代わりの仕事に。今日は9時10分ごろまで、1.5人分働きました。早くOさんの腰の具合が良くなったらいいですけど。
仕事がきついのはどうってこともないんやけど、私が楽しみにしていた「ジジイ放談」の時間がなくなってしまったのがなんとも惜しい。元通り学生バイトを3人にしてもらえへんかなあ。
※ 今日、長らく放置したままだった北海道便乗旅行の記事「みつぎのざんぎ・続き」(6月23日)と「たかすジョギングフェスティバル」(6月24日)を書き上げました。よろしかったら戻って見てください。
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2012年07月18日(水)
親子分裂練習 [ランニング]
朝のきくの散歩中、「フェンフェンフェンフェン・・・。」
視線の先に目をやると、鹿の団体。
ここは京大の演習林なので、鹿やら猿やらがいっぱい。
きくは、一応パトロールしているつもりか知らん。
昨日は36℃超え。今日も朝からフラフラになるような暑さ。
きくも溝川を見つけ入っていった。
でも、すぐあとずさり。
またまた、家の近くまで戻ると「帰りません攻撃」。
ヨメさんにSOS。
それでも最初帰るのをいやがっていた。ところが、急になんかのスイッチが入る。たれていたしっぽがピーンとたつ。うれしいうれしい顔。
今日も西京極に行こうかとも思ったが、一人で行くなら「京都シネマ」とセット。しかし調べてみると、私が見たかった三島由紀夫の映画「11.25 自決の日」は夕方のみの上映だった。
今日は近くの宝ヶ池で練習することに。まずは家から宝ヶ池まで約2.8km、16分12秒。
そこから、1000+500を3本。
1本目、3分53秒。
2本目、3分54秒。
3本目、3分50秒。
今日は1回でも3分50秒切りを狙っていたのだが、もう一歩だった。ただし、八田さんからのアドバイス「後ろにしっかりけりだす」を意識して走れたのがよかった。
2年前初めてここで1000mを計ったときは、冬なのに4分20秒もかかった。それを考えると、真夏でこのタイムなのだから成長したもんだ。
1本目の途中、少し前を黒いTシャツのランナーが横切った。
「なーんや、廉も来とったんかい!」
声をかけようと思ったが、横道に入って行って姿が見えなくなった。
「スピード練習か・・・。なかなかやるなー・・・。」
今日は同じ練習場所で、「親子分裂練習」です。
帰りの2.8kmは、19分47秒。
暑くて、頭クラクラ。
花背造園さんのネコ、たぶん「ハナゲ」。
花背造園さんのネコ、たぶん「デビル」。
さっそく長代川の修復工事にかかっておられた。
しっかりした橋を架けてくださったらいいんですけど・・・。
家に帰ってシャワーの前に体重を計った。59.4kg。
この時期、ちょっと走っただけでかなりのダイエット(1kg以上減)。暑さに負けず、がんばって走りましょう。
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2012年07月17日(火)
33年前と22年前 [昔話]
昨日、いなかの家の草刈りと倉庫の整理に行ってきた。家の前の草は、克己のおっちゃん(うちの本家で私のまたいとこ)と隆雄兄さん(姉の夫)がもうやってくれていた。
前に屋根のトタンがはがれて水浸しになった倉庫の整理。思っていたよりは雨の被害は少なかった。父から預かっていたアルバムが一番心配だったが無傷。本当によかった。
私の「私物」と書いてある段ボール箱を整理しているといろいろなものが出てきた。おおかたは本。ぬれてしまったものはなかったが、この際だったのでほとんど古紙回収に出すことにした。どうしても捨てられないのは、「カフカ全集」と「倉橋由美子全作品」。この二つは私の原点みたいなものなので、できれば棺おけまで持って行きたい。
あのころ買った本は、あっという間にすぐ読み終わった。すごい集中力があった。それに比べて今は、途中まで読んで放置したままの本が数百冊・・・。
「この版画、だれのん?」
いっしょに整理を手伝ってくれていた姉が言った。
「いや、すごいやん。どっかでこうたやつかなあ・・・」と私。
いやいや、よく見てみると「K」のサイン。これで思い出した。これは私があこがれていた版画家・徳力富吉郎氏(一時期、私のいなか・花背別所に住んでおられた)の「富」のサインを真似たものだ。(「K」はKoujiのK。) この前後10年近く、私の版画の年賀状は続いたはずである。
残っているのは失敗作で、出すことのできなかったもの。そう思うと、33年前23歳の私はすごい。
同じ版画の色ちがい(これも失敗作)。この年は2版5色刷りに挑戦した。
大学を卒業し、仏教大学の通信教育で小学校教員免許を取っていたころ。時間がいっぱいあったんですね。(今もか・・・。)
1版目がこんな感じ。これにもう1版をかぶせる。
これするのに何日かかってたんやろう。
だれか私の版画の成功作を残してくれてへんかなあ。33年前やからなあ、そら無理な話か。
ポロッと出てきた1990年の写真。
このとき、廉の素(?)がお腹の中に。ヨメさんは20kmで入賞。
写真を見た廉の感想。
「顔がまるすぎ。歯が出すぎ。」
22年前34歳の私は毛がフサフサ。
「髪の毛、かえってきてくれー・・・。」
この少しあとヨメさんの妊娠が分かり、真剣に「教師辞職」を考えだしたころ。
「生まれてくる子どもの前で胸をはれる父でありたい・・・。」
8ひきいたうちのネコの中で、一番年上できれいでかわいかったキャロちゃん。
「京都キャロット」の名前はここからつけたんですよ。
ほんま、かわいいでしょ。
このときで5歳くらいかな。
キャロちゃんの娘、ルビちゃん。このとき4歳。
2002年、8ひきの中で一番最初に死んじゃった。それでも16歳まで生きてくれた。うちのネコはみんな長生きしてくれた。ありがとね。
うーん、キャロちゃんもルビちゃんも地獄行きの可能性がそこそこあるので、「地獄行き確実」の私とはもうすぐ会えるかもしれない。そう思うと、地獄行きも楽しみやねえ・・・。
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2012年07月16日(月)
長代川の氾濫+きくの反乱 [雑感]
土曜日、京都はすごい雨だったらしい。
私たちは長野の木祖村に出張だったので、それはまったく知らなかった。
うちのすぐ近所の長代川沿いの散歩道がえぐられ、農道として使われている橋が落ちてしまったらしい。
一番ショックだったのは、先週きれいに咲いていた橋のたもとのねむの木が根こそぎなくなっていたこと。
朝、きくの散歩のときに観察に。
真樹から聞いていた以上にひどかった。田んぼにもかなりの土砂が流れ込んでいる。
向こうに見えているのが私たちが住む東映団地。そこまで水がきていてもおかしくないような状態だったようだ ( うちの借家は川から5軒目)。
この橋は、道を挟んだ真向かいの「地球研」の職員さんもたくさん使っておられる。橋が架かるまで、しばらく遠回りです。
散歩の途中、廉と遭遇。
今日も陸上部の練習に行くらしい。
花背造園さんのネコちゃん。
お隣りの玄関前で堂々と寝ています。
まだ9時前なのに、ひなたはすごい暑さ。
きくも「ハーハー・・・」。
一通り川の周辺を見て回ってきたが、ほかのところは大きな被害は無かった。ひょっとしたら、低めの農道橋に物が引っかかって氾濫したのかもしれない。ここにすぐ橋が架かるということはないのかも・・・。
家の近くまで戻ったら、またきくの「帰りません攻撃」。
手をかまれたので、もう無理。
涼しいところにくくって、ヨメさんにSOS。
ヨメさんは、最初やさしく説得。
きくも従順。
ところが、いざ帰るとなると「ガウガウガウ・・・」。
ヨメさんさえもかもうかという勢いだったが、そのとき偶然ごみ収集車が。その音にヒビッて、やっと帰路に。
川の氾濫ときくの反乱。
こんなんを対比して記事にすると、また「人命をなんとこころえる!」とカンカンになられる方があるのかも・・・。
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2012年07月15日(日)
第26回やぶはら高原ハーフマラソン [ランニング・出張販売]
「ますみちゃん、今日も愛妻写真ある?」
「・・・。」
「ますみちゃん!」
「それ見た人が、私がアンタを愛してると勘違いしやはったらかなんやん。」
「なんてー!」
スタート前にこんなやりとりがあったのだが、今回もきっちり撮ってもらった。ゴール前のラストスパート。
ゴールタイム、21分52秒。22分切りの目標達成。
去年の松本一之さんのタイムに1分4秒差。
おまけに、5K男子40〜59歳の部6位入賞。これは想定外でした。
朝5時20分起き。
民宿のすぐ近くの「木曽の大橋」は、岩国の錦帯橋のよう。
宿を出たときは小降りだったのに、会場の「こだまの森」に近づくにつれ大雨に。
会場に着き、言葉を失った。
うちのテントがビリビリ。少しだけ置いていったものもずぶぬれ。
ここは標高1080m。山間のキャンプ場なので雨の降り方もただものではない。
仕方ないので、ブルーシートで応急処置。
スペースの関係で全商品は出せないが、大雨にならなければこれで何とかしのげるはず。
一息ついたころ、近くにかわいいワンちゃん発見。
「ガガ・オス・まだ11ヶ月」
めっちゃ喜んでくれて、ペロペロペロペロ。
大きく広げられないせいか、お客様もあまり来られない。
ちょっとだけアップに。
走っている途中、変わったワンちゃん発見。
「いやめずらしい、このワンちゃんの種類は?」
「シェットランドです。」
「ああ、毛を刈ってるから・・・。」
「そうです。」
9時、ハーフと10kmが一斉スタート。
ちょっと多すぎるようにも思うが、スタート地点の幅が広いのと、スタート直後急な上り坂になることを考えるとこれでもよい。
黒のユニフォームの松本さん発見。
今回はハーフなので、ゆったりとしたスタートに見えた。
9時15分、5kmがスタート。
ヨメさんが写真を撮ってくれたのだが、私が写っていない。小学生のうしろあたりにいたはずなのに。
スタート直後、かなり前の位置にいた。最初の上り坂もうまく走れた。
1km、 4分09秒(試走と比べ−58秒)。
2km、 7分42秒(3分33秒、−43秒)。
3km、12分03秒(4分20秒、−19秒)。
4km、18分50秒(5分47秒、−3秒)。
5km、21分52秒(4分02秒、−23秒)。
記録的には思い通り。22分を切れたので言うことなし。
ただ、折り返しで部門別の順位を数えてからしんどくなってしまった。
プログラムには、前年の入賞者は5位までしか載っていない。去年の部門5位は20分47秒だった。このタイムは、今の私では到底無理。しかし、たしか6位まで表彰があったような・・・。
そう思いながら順位を数えているとちょうど6番目。ただ、すぐ後ろに同じ部門らしきランナーがわんさか。
「逃げろー!」
そう思った瞬間、大柄なランナーにスッと抜かれてしまった。
ここまできたら抜き返して6位をめざさなければ。苦手な上りで少し離されてしまったが、残り900mからの平坦地でちょびちょび追いつき、最後の下りで一気抜き。
今度こそ本気で、「逃げろー!」
最後のスピードはそこそこだったようだ。
なんとかそのまま6位でゴール。すぐ大会本部に確認に行った。
「入賞は6位までですよね。」
「はい、そうです。」
ほっ!
5kmがスタートしてしばらく、雨が最高にきつくなった。そのとき矢のように飛んできて、テントの外に出ていた商品を片付け、うちののぼりまで片付けてくださった方があった。ななななんと、それは81歳の富田さん。
「今日は調子悪いしやめとくわ」とは言っておられたが、まさかうちの救世主になってくださるとは・・・。恐るべし81歳。本当にありがとうございました。
まさかまさかの入賞。
5位に入られた三重のGさんとお話もできた。Gさんは小6の息子さんと親子入賞を狙っておられたのだが、息子さんの都合が悪くなり、今日は下の娘さんと来られていた。娘さんが、お父さんの写真を一生懸命に撮っていた姿が印象的だった。
賞状とガラス製の盾、はくさいやボディソープもいただきました。どうもありがとうございました。
11時ごろやっと雨がやみ、車に積んだままの商品も出すことができた。
さっきの黒柴ちゃんよりちょっと大きめの黒柴ちゃん発見。
「すみれ・メス・7歳」
なんか、わろてました。
後片付けにかなり時間がかかりそうだったので、先に昼食。かわりべったんで食堂のカレーを食べた(600円)。
ハーフの表彰が始まったので走っていった。
松本さんは5位。
60歳以上の優勝者は、1時間27分だったそうだ。この難コースでこのタイム。レベル高すぎ。
おー、またかわいいワンちゃん。
「タッチ・オス・5歳」
片付けている最中、かなり激しい通り雨。日に乾かしていた商品がまたぬれてしまった。これで疲れが倍増。
入賞でき、かわいいワンちゃんとも会えたのに、最後がきつかったなあ・・・。
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