2011年06月19日(日)
第27回SAIKOロードレース [ランニング・出張販売]
「あっ、ゆきちゃんや! すんません、ゆきちゃんといっしょの写真撮ってください。」
(パチリ!)
「ありがとうございます。ゆきちゃん、いってきまーす!」
西湖1周コースの約9.5kmの給水所。
スタート前に、去年の山中湖ロードレース以来再会できたゆきちゃん。ゴールまであと1kmちょっとのところでまた会えるとは・・・、ああうれし。
でもでもでも・・・、そこから再スタートした時、重大なミスに気づいた。自分ではちゃんと「ゆきちゃん」と言っていたつもりだったのだが、実際は「きくちゃん」と言っていた。きくって、うちの犬ですやん。
「おー、なんてこったー!」
写真を撮ってくださった飼い主さんのお母さんのほうはさほど気にしておられなかったが、小学生のお姉ちゃんはけげんな顔をしていたなあ・・・。
すいません。「ブログに載せさせてもらいます」と言って名刺まで渡してきたのに、なんたることを・・・。
でも、名前をまちがって呼んでいたのに、ゆきちゃんたらペロペロしてくれてたね。ありがとね。
おっちゃんは、もうこれだけで「SAIKOロードレース」に来た値打ちがあったと思ってるんやから。ほんまにほんまに、ありがとね。
朝4時半起き。
昨日ほとんど商品の整理ができていないので、早く会場に行かなくては。
民宿「野菊」さんの2階の窓から外を見ると、なーんかあやしい空模様。
受付開始の6時までに、すべて出し終えることができた。
雨はだいじょうぶそうなので、お客様も次々と来られた。
準備運動が始まるころには、薄日が差すことも。
地元・西浜中学校の生徒さん。大会ボランティアとして、一日しっかり働いてくれるようです。
私が出場する西湖1周の部(10.7km)は、9時10分スタート。
スター地点に向かうとき、前にかわいいワンちゃん発見。
「すいません、ワンちゃんの写真、撮らせてくださいね。ワンちゃんのお名前は?」
「ゆきです。」
「ふーん、ゆきちゃんか。かわいいなあ。歳はいくつ?」
「3歳です。」
「そうなん。まだ若者やねえ。」
通り過ぎてしばらくして・・・。
「ゆきちゃん? ゆきちゃんて・・・、あのゆきちゃんやん。」
戻って、「すいませーん、ゆきちゃんて、去年の山中湖ロードレースにきてたゆきちゃんですよね。」
「はい、そうです。」
「いんやー、やっぱりあのゆきちゃんやったんや。雪の日にお父さんが走ってたらついてきて、それから飼ってるのって娘さんがゆってられましたよね。」
「そうそう、そうです。」
「よかったー。今年の山中湖で見かけへんかったんでガックリしてたんですよ。いやー、ほんまにうれしいです。」
参加者合計が4000人を超えているので、この1周の部にも2000人近くが集まっているはず。
そのわりには混みごみしておらず、かなり前に並ぶことができた。スタートの合図からスタートラインを越えるまで数秒。こんなことはめったにない。
1km地点、5分09秒。
6月初めの「たたらぎダム湖」の最後の急な下り坂でアキレス腱を痛め、それがさらに悪化している。キロ5分は、この足の状態では速すぎる。もっとペースを落とさなければ。
2km地点、10分25秒(5分16秒)。
ゆっくり行こうと思っても、ゆるやかな下りなのでついつい・・・。
3km地点、15分30秒(5分05秒)。
速すぎるって、足痛いし・・・。
4km地点、20分49秒(5分19秒)。
これくらいがちょうどいいかな。
きれいに並ぶ釣りのボート。
釣りに来た人にとっても、雨が降らなくてよかったですね。
5km地点、26分37秒(5分48秒)。
この手前でトイレに。そのロスタイムが30秒ほど。
5kmを過ぎて三叉路を左折したところで、2周の部のトップに抜かれた。10分後のスタートなのに5km過ぎで抜かれるということは、キロあたり2分も速いん?
6km地点、31分51秒(5分12秒)。
7km地点、37分11秒(5分20秒)。
水のコップを取り損ねたランナーにコップを取って渡してあげた。一ついいことしました。
8km地点、42分23秒(5分12秒)。
右足アキレス腱がズキズキと・・・。
ここらは、岩場に近づいての釣り。
9km地点、53分46秒(5分29秒)。
さすがにスプリットタイムがかなり落ちてきた。でも、あともう少し。
給水所にいましたー、ゆきちゃん!
ゆきちゃんの特徴は、最初愛想なし、あとからペロペロ。
ゆきちゃんにパワーをもらって、残り1kmちょっと、GO!。
給水所のちょっと先で、2周の部は左折、1周の部は直進。
10km地点、53分46秒(5分53秒)。
写真を撮ったらガッツポーズをする青年。
「ボクもお返しに撮らせてもらいます。」
その撮ってくれた写真ほしいけど、どこのどなたやら・・・。
この1kmはゆきちゃんと遊んでいたので、ずいぶん時間を食ってしまった。
こんなかわいいバスも走っています。
ゴールは、57分39秒。
だいたい思ったとおりのタイムで走れた。
デブリンパオパオは、迷いなくLサイズ。
新しいユニフォームは、インパクト的にはもひとつかなあ。ランパンは赤のほうがいいかもね。
バナナサービスのところに、さっきの中学生たちが。
すごく元気な声で呼び込みをしていた。
抽選会が始まると、もうお客様は来られない。それが終わると、大会自体も終わり。
テント屋さんの鮮やかな後片づけ。このプロの早業を子どもらに見せたいなあ。学校の社会見学も、こんなんを見せなあかんと思う。
片付け終わって会場を出たのは1時過ぎ。去年より1時間ほど早い。
お昼ごはんは、去年と同じ「ニューあかいけ」さん。
注文したのも去年とまったく同じ、オムライスとわかさぎセット。
早めに片付けてよかった。
お店に入ったころからポツポツときて、食べるころには本降りになった。
帰りの高速ももちろん渋滞。家に着いたのは9時40分。ごはんや休憩の時間も入っているが、やっぱり8時間半。
「ふー!」
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2011年06月18日(土)
第27回SAIKOロードレース・前日受付 [ランニング・出張販売]
今日は朝から雨模様。
いつもなら、西湖にむけて早朝出発なのだが、今日は無理せずゆっくり目。ヨメさんは、きくのお散歩へ。
「きくちゃん、かしこうしといてね。」
8時10分、我が家出発。
京都東ICからいきなり渋滞。
「土曜日の朝って、ふつうすいてんにゃけどなあ・・・。」
ああ忘れてた。今週末で「高速1000円」が終わり。
「うちらなあ、あんたらの何倍ものお金出して通ってんねん。1000円の車はどいてもらえんかなあ」と、つぶやいてもしゃあないね。
草津から新名神に入ったが、豊田JCT付近で35kmの渋滞。東名に入る予定だったが、急きょ変更。東海環状から中央自動車道へ。
こちらは渋滞はなかったのだが、山の中ばかりなので雨ジャジャぶり。それにだいぶ遠回り。けっきょく、家からの距離は500kmを超えた。高速代、10250円。乗用車の10倍です。
河口湖ICから出て会場に着いたのは、4時40分。前日受付は6時までなので、「どうしょかしらん」。
私はもう8時間半の運転でクタクタで、場所をとるシューズは出すのはやめた。ヘタに出したらシューズをぬらしてしまうかもしれないし。骨折り損のくたびれ儲けになるのがオチ。
ヨメさんは、「明日の準備にもなるし・・・」と言ってウェアを出し始めた。
雨はやみそうにもないので、お客様はほとんどなし。
なんと、前日受付の売り上げ、ソックス2足で2200円。あーあ。
私たちが来てからの1時間ちょっとで、受付に来られたのは100人ほどではないだろうか。これでは売れるわけもない。
お泊りは、明日のスタートラインのま横の「野菊」さん。うちの真樹の一つ上(高3)の娘さんが、テキパキと働いていた。
毎年来ておられた静岡のスーパー70代のレイ子ちゃんは、今年はヒザを痛められたそうで欠場。再会を楽しみにしていたので残念だった。
ここは、林間学校の生徒さんをよく受け入れておられるそうだ。真樹も、夏休みの住み込みアルバイトで雇ってもらうか? 働き甲斐がありそうやけど・・・。
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2011年06月17日(金)
デブらないと決めた日 [雑感]
私の新しいユニフォームにプリントが入ってできあがってきた。いっぺんに2セット。両方シンプルなデザインでいかにも強そう。これを着て、トラックの中距離をがんばる。
今年の5月5日、久しぶりに出場したトラック競技ではショックなことがあった。タイムが悪かったからではない。私のコロコロ体型があまりにもかっこ悪かったからだ。
マスターズとは言え、わざわざ競技会に出てこられる方たちはさすがに体が絞れている。私のようなコロコロ体型の人は見当たらなかった。
「うーん、これはタイムがどうのこうのと言う以前の問題やなあ。これ以上はぜったいにデブらんとこ。」
ああ、そう決めたはずやったのに・・・。
身長167cmで体重64kg。スポーツをしていない人なら普通かもしれないが、「マラソンやってます」と言ってる割にはブヨンブヨン。特に、横腹はみはみはえぐい。
去年の暮れの「悪夢の67kg」からはすぐ脱出できたが、最近64kgの高値安定状態。これではあかん。
「泣かないと切めた日」ならぬ「デブらないと決めた日」。
数値としての体重よりも、まずはこの「はみはみ横腹」を何とかしよう。そして、こないだのマスターズの大会で見せてもらった先輩アスリートのような「切れのある走り」をめざそう。
まずは1ヵ月後の7月24日、京都・太陽が丘で行われる近畿マスターズ。あんもが死んでしまって出られなかった滋賀マスターズのリベンジだ。
800mと1500mにエントリー。
800mは、こないだの2分45秒を少しでも上回りたい。そして、走り終わった後に絶対に「ゲー」にならないこと。そしてそして、もうビリはいや!
1500mは、その1週間前に1500mを走る廉からパワーをもらって走る。目標は、廉に1周抜かれないタイムで走ること。廉のベストは4分25秒だから、私は残り1周(つまり、1100m)を4分24秒で走る。そのままのペースで行ければ、ゴールは6分ちょうど。これが最低ライン。ほんとうは、5分45秒くらいをめざしたい。
その次は8月26日、和歌山・紀三井寺で行われる全日本マスターズ。8月末は神鍋マラソンへの出張があるので出場できないと思っていたが、なんと金土日の3日開催。金曜日に行われる種目なら出場できる。
金曜日を調べてみると・・・、ありました! 「3000m障害」。ああ、あのあこがれの3000m障害。その出場がこんなに早く実現するとは・・・。
ただし、91cmのハードルはだいじょうぶか。あの水濠は飛び越えられるのか。はまっておぼれたりして・・・。ああ、想像しただけでもワクワクする。
出場費は飛び切り高い6100円。でも、その分しっかり楽しんでくるぞー。
「デブらないと決めた日」に、アイスなど大量購入。
これでは、ちょっと・・・。
きくも「デブらない宣言」しなさい!
ああ、とばっちり。
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2011年06月16日(木)
マドレーヌ [家族]
今日、真樹が高校の家庭科調理実習でマドレーヌをつくった。
5人グループで12個。2人だけ3個で、真樹を含む3人は2個しかあたらなかったらしい。そのうち1個を持って帰ってきたので、うちのみんなでわけわけした。
まずは、真樹の犬であるきくが優先。
でも、見慣れぬ食べ物なのでちょっと警戒。
においをかいで・・・っと。
小さく割ってやったら、むしゃむしゃとおいしそうに食べた。
「おいしかった、おいしかった、ぺーロリン!」
きくの残りを私とヨメさんが食べ、そのまたちょっとの残りを廉に残しておいた。
あんまりふわっとはしてなかったけど、味はよかった。
真樹は、今日はネコちゃん柄の新しいエプロンではりきっていた。
高校を卒業したら一人暮らしをすると言っている。それまでに、いろいろなものをつくれるようになっておかなければね。
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2011年06月15日(水)
「星守る犬」 -夫婦50割引- [映画]
◎goo映画より
作品解説・紹介 - 星守る犬
「大人が泣ける」と評判になった村上たかし原作の人気コミックを映画化。幼い頃に両親を亡くし、心を閉ざして生きてきた青年が、見知らぬ男の孤独死を目撃したことから、生き方を見つめ直す物語。これから少年らしい夢を見ようと言う年頃に両親を亡くした京介は、生きる目標を持てずに大人になった。そんな京介に、何もしないでただやり過ごすだけの人生よりも、高望みをして生きる「星守る犬」の方がいいと、祖父は教えるのだった。
成熟しきった日本社会が抱える問題の間にジョーカーとなる犬を置き、人間の絆の脆さと対比させる手法が泣かせる。出演は、西田敏行、玉山鉄二、川島海荷ほか。監督は、『イキガミ』でも死について描いた瀧本智行。
■解説 - 星守る犬
村上たかしの同名コミックを「スープ・オペラ」の瀧本智行監督が映画化。市役所職員が身元不明の男性と飼い犬の遺体の足跡を訪ね歩く中、自身の孤独な人生と重ね合わせていく。
出演は「SPACE BATTLESHIPヤマト」の西田敏行、「ノルウェイの森」の玉山鉄二、「私の優しくない先輩」の川島海荷、「スープ・オペラ」の余貴美子、「高校デビュー」の温水洋一。
■あらすじ - 星守る犬
夏。とある山中に放置されたワゴン車から、身元不明の中年男性と犬の遺体が発見された。だが、男性の遺体は死後半年を経過していたが、犬の遺体は死後1ヶ月しか経っていないことが判明。犬はなぜ、男のそばに寄り添って死んだのか……。
市役所の福祉課に勤める奥津京介(玉山鉄二)は、偶然出会った少女・有希(川島海荷)と共に、死んだ男と犬の足取りを追う旅を始める。旅を進めるにつれ、その男・お父さん(西田敏行)が病気を患い、失業、離婚、一家離散、そして家を失い、唯一傍にいた愛犬・ハッピーと共に車で旅に出たことが明らかになっていく。奥津と有希の旅は、東京から北海道へ。お父さんとハッピーは、時に可笑しく、時に哀しく、旅の途中で出会った人びとに、忘れられない思い出を残していた。やがて、旅の終着点で、奥津と有希が見たものとは。そして、「星守る犬」という言葉にこめられた願いとは……。
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「5年半もかかったわ。」
「はあ?」
「今な、ボク、55歳と半年やろ。夫婦50割引の対象者になってからずっと誘い続けて、5年半でやっと実現や。」
「なにゆうてんねな。アンタひとりで好き勝手なことしてただけやん。誘われた覚えなんかない!」
「そんなことないって、なんぼ誘ったか。ああ、長かった5年半。」
「離婚するには、その倍の10年はかかるんかなあ・・・。」
「やったー! それはあと10年は何とかだいじょうぶってゆうこと?」
「あー、うっとし。65で放り出されたらみじめやでー。生きていけるんかいな。きくかてついてきーひんで。」
初の夫婦50割引を使って見た映画のあとの、うちの夫婦の会話。なにやら、あやしい方向に・・・。
よく考えてみると、10年後のきくは16歳。ほんとうについてきてくれないかもしれない。生きてくれているとは思うけど、もう動けなくなっているかもしれないし・・・。
ついこないだ真樹が見に行った映画「星守る犬」。これならヨメさんもいっしょに見てくれるかもしれないと思い誘ってみた。
「泣く映画はかなん」と言っていたが、何とか承諾。
新京極のシネラリーベで10時から。それに間に合うように、御池地下駐車場へ。駐車場に入ったのが9時43分。そこからかなり歩かなければならなかったので、けっきょくぎりぎりだった。
真樹も言っていたが、この映画館は高齢者が多い。私ら、この中では若手の部類。
こじんまりした映画館だったが、後ろ半分はうまっていたので入りはまあまあ。
私は、犬が演技をしていているのを見るだけでうれしくなってしまう。もうそれだけでいい映画だと思ってしまう。
「ハラスのいた日々」の中野孝次さんはその著書の中に書いておられた。「ほんとうの犬好きは、子犬ではなく成犬を愛する。」
私もそう思う。人生で初めて飼うワンちゃんは、子犬ではなく事情がある成犬がいいと思う。それならよく聞く(この映画の中にもあった)「大きくなってかわいくなくなった」ということはありえない。世話をしなくなるということもない。
そういう意味でも、この映画は犬をかわいく思えなくなった子に見てもらいたい。
真樹が号泣と聞いていたので、私も泣く用意はしていた。でも、泣くことはなかった。それは、主人公もワンちゃんも幸せだと思ったから。
私の理想は、雑種犬に看取られて死ぬこと。ハッピーは秋田犬なのでそこがちょっとと思うが、死の瞬間にワンちゃんがいてくれるのがすごくうらやましく思った。
「アンタは身につまされて、泣くどころとちごたんやろ」とはヨメさんの言葉。
家族に見捨てられ無縁仏として処理されてしまう主人公を見て、他人事ではないやろうという意味。でも、家族に見捨てられても、愛犬に見捨てられへんかったらええんちゃうん。ただし、私の場合、愛犬にも見捨てられる可能性大。トホホー・・・。
「めざせ、愛犬にだけは見捨てられない無縁仏!」
映画のあと、御池地下のゼストで昼食。
茹で上げパスタの「五右衛門」さん。
パスタ・サラダ・飲み物・デザートのCセット、1200円。細いパスタがおいしかった。
お隣の本屋さんで本を買い合計3000円以上にして、3時間無料駐車券をゲット。4時間駐車で500円の支払い。
二人で行くと、映画代も安いし交通費も安くつく。なっ、そやしまた二人で行こな。
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2011年06月14日(火)
廉、潜伏中 [陸上競技]
カテゴリー「陸上競技」の記事が滞っている。
このカテゴリーは、廉が大学に入ってから陸上競技を始めたので新設した。だから、私が出ている陸上競技大会はその中に入れていない。私がやっているのは「競技」のレベルではない。あくまで、おっさんの「ランニング」。
さて、このカテゴリーの記事が滞っているわけですが・・・。
実は、廉の故障が長引いている。昨年は一度も故障のなかった廉だが、今年に入ったあたりから足の具合がおかしくなった。冬のロードレースシーズンも、走ったのは2月末の「宇治川マラソン10km」のみ。
3月末から始まったトラックの競技会もすべて回避。その間、整体に行ったり整形外科に行ったりもしたが明るい兆しは見えず。そのあともほとんどよくはならず現在に至っている。そんな息子を見ていると、やっぱりおもしろくなさそうだ。
そんな廉が、今日、「パオパオ、にんちしょ・・・。」
「なんてー、パオパオは認知症ちゃうどー。」
「そっちじゃなくてー、滋賀選手権に出るから、京都陸協の出場認知書をもらわなあかんねん。」
「あー、そかそか。やっとやな。1500mやな。」
「滋賀選手権」といえば、去年、廉の初の3000m障害を家族みんなで応援に行った思い出の大会。今年は、潜伏中の廉の復活の大会となるのだろうか。
今年は去年とは1週ずれ、7月の第3週の開催となった。その日(7/17)、私たちは「やぶはら高原マラソン」に出張販売のため応援には行けない。
「何か、廉が気持ちよく走れる手助けになることはないかなあ・・・。」
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