2011年01月01日(土)
やるでニューイヤー [雑感]
「亀岡元旦ロードレース」が中止。
新年早々出鼻をくじかれた感があったが、これはこれでかえってよかったかも。
朝から「北大路ビブレ」へ。私は用がなかったのだが、ヨメさんと廉が福袋を買いに行くのを送迎。いつもは10時開店だが、元旦は9時から。
雪はやっとやんだが、うちら辺は道路がツルツル。でも昨日巻いたチェーンがそのままだったので、スッと出かけることができた。
「北大路ビブレ」の北側駐車場は雪のため閉鎖。仕方ないので2人を降ろして、私は近くで待機。ヒマだったので、鴨川の河原に下りて雪景色を写真に撮った。
「ここはどこじゃー」と思うくらいの雪。
北大路近くでこんなに雪が積もったのは超久しぶりだと思う。
「北大路ビブレ」の次は、岩倉の「ライトオン」。
2人がお買い物をしている間に、修学院まで給油に。
昨日かすんで見えなかった比叡山も、今日ははっきり見えている。
家に帰ると、真樹ときくがいない。「きくの散歩に行ってくれたんや。」
たぶん、長代川の散歩道。写真撮りに行こう!
そのあとは、家族そろって「ニューイヤー駅伝」をテレビ観戦。
うちの注目は、日清でもなく、コニカでもなく、富士通でもなく・・・。なんと、大穴「安川電機」。
この駅伝は毎日新聞共催なのに、オーダーが37チーム中10チームしか掲載してなかった。もちろん、前年27位の「安川電機」は入賞予想圏外。
その「安川電機」を応援する理由は・・・。
実は、「安川電機」には「京都キャロット」で買ってくださっているお客様がたくさんおられるんです。急いでネットで調べたら、最近よく買っていただいている方でエントリーされているのは、6区の小畑選手。とりあえず、この6区に渡るまで8位入賞圏内でと祈っていた。
ところが、新聞や解説者も予想もしていなかった「安川電機」の大健闘。終始2位あたりをキープ。6区小畑選手にタスキが渡ったときは、ほぼ同着の首位。
「えらいこっちゃー!」
小畑選手は30歳とは思えない若々しい走り。きれいで安定したランニングフォーム。顔もなかなかのイケメン。
手に汗握って応援した甲斐あって(?)、ついにトップへ。7区への中継所では、2位富士通に4秒差。
「これは、ひょっとしたら・・・。」
このあと2位富士通が追いつき、3位日清、4位トヨタも並んで追いついて来た。そして、最期の最期には優勝争いに残れなかった。(トヨタ自動車優勝、安川電機4位。)
しかし、前回27位のチームが最終中継所でトップに立つとは誰が予想しただろう。今回は個人的にも応援したかった「安川電機」の大健闘で、元旦からワクワクドキドキさせてもらった。小畑選手、ありがとうございました。
「亀岡元旦ロードレース」が中止になってしまって、新年のはやる気持ちが早くもしぼみかけていた。しかし、今日は「ニューイヤー駅伝」でいい走りを見せてもらった。
「やるでー、やるでー、パオパオもやるでー!」
と思えたニューイヤー初日でした。
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2010年12月31日(金)
2010後半・ランニング編 [振り返って]
今日の朝起きたら、外は雪。全然やみそうにない。
真樹のバイトが10時からだったので、チェーンを巻いて送っていった。途中あちこちで立ち往生する車。あーあ。
今日が一年の最終日だったので、ちょっとでも走りたかったのに・・・。
無理はしない。
「もしかして・・・」と思い、明日の「亀岡元旦ロードレース」の事務局に電話してみた。
「申し訳ありませんが中止が決定しました。」
「いや、仕方ないですよ。まだ降り続いてますもん。」
一年の最終日と、一年の最初の日に走れないとはねえ。
ちょっと、メリハリがない。
でもチェーンを巻いたおかげで、真樹のバイトと廉バイトの送迎がしっかりとできた。こんな時くらい役にたたんとね。
では、2010後半ランニングのまとめ。
【7月】 52.1km、4日
「北軽井沢マラソン」が中止になったため、その前日の「神奈川反核平和マラソン」にも行くのをやめた。そのため、走行距離が極端に少なくなった。
【8月】 125.1km、15日
8月は一転15日も走った。走行距離はたいしたことはなかったが、9月の「丹後100kmウルトラ」にむけて、いい準備はできた。
【9月】 164.7km、6日
9月19日の「丹後ウルトラ」は、今までで最高の状態でスタートできたが、87kmで沈没。丹後10連敗、ウルトラ通算14連敗。ブログコンテストも落選し、一挙にやる気喪失。
【10月】 129.3km、6日
申し込みがしてあった「四万十川ウルトラ」に出場するも78kmで沈没。
ウルトラ通算15連敗達成!?
その1週間前に走った「あざいお市マラソン」の3kmが、思いのほか気持ちよかった。このころから、だんだん「短い距離を速く走りたい」という方向に傾きつつあった。
【11月】 114.5km、7日
「南紀日置川」と「瀬戸内海タートル」、ハーフが2回。ハーフくらいまでなら、レースに出てもダメージがほとんど残らない。
【12月】 126.1km、13日
12月26日の「あのつ越年マラソン」の5kmは最高。この時点での自分の力が出し切れた。ますます短い距離のレースに傾倒しそう。
【2010後半合計】 711.8km、51日。
【2010合計】 1868.2km、133日。
まあまあですか。
当分ウルトラのことは忘れ、5km10kmに力を入れたい。
明日の「亀岡元旦ロードレース」、走りたかったなあ。
当面の目標は、5km20分切り、10km42分切り。
「やるでー!」
(私は、2011年も「やるでー」、「やるでー」と言いながら生きていきます。みなさんもどうですか・・・。)
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2010年12月30日(木)
もちつき大会、あわや大惨事 [家族]
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2010年12月29日(水)
2010後半・家族編 [振り返って]
今日は年賀状作り。
写真を見ながらこの1年を振り返る。
いろいろなことがありました。
私はどの写真も笑っている。ムカツク人はムカツクんですねー、これが。
ヨメさん、廉、真樹は、私が「笑いや!」と言ったら無理やり笑ってる。でも、自然に笑っている表情も写真に撮れることがある。そんな写真を中心にした年賀状にしたい。
家族と言っても勝手なことを書くとおこられるので、今年の年賀状も説明なしの写真だけのものにする予定。なかなかむずかしいです。
我が家の希望の星は、高齢猫・あんも。
「天安門事件」の年に拾ってきたので、今21歳。正直、こんなに長生きしてくれるとは思っていなかった。ほかの猫たちがみな16歳くらいで死んでしまったので・・・。
ここまできたら、「めざせ、30歳!」
あんもに関しては、ずっとこわい顔の写真しか撮れなかったのだが、ついこないだ奇跡的にかわいいのが撮れた。だから、今年の年賀状ではいいポジションに置いてやろう。
ヨメさんや子どもに相手にされんようになったら、どんどんきくとあんもにのほうにいってしまうなあ。
「あんもちゃん、なかよくしてね。パンチ入れんといてね。」
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2010年12月28日(火)
2010後半・ブログ編 [振り返って]
「仕分け」という言葉がはやったなあ。
このブログ「パオパオだより」も、もうすぐ3年。きっちり仕分けをしなくては・・・。
まず、今まで「ごあいさつ」のカテゴリーに入れていた「振り返って」シリーズを独立させる。
「ごあいさつ」は、このブログの「プロフィール」の代わりのようなものなので、一番最初の一つの記事に戻す。それ以外は新たに「振り返って」というカテゴリーをつくり、そこにほうり込む。
【例】「2010後半を振り返って・ブログ編」→「「2010後半・ブログ編」 (振り返って・カテゴリー)
「ごあいさつ」はプロフィールの代わりなので、書き始めて3年たった今、ちょっと書き加える必要がある。コメント欄に書けない直のメールの送り先(アドレス)を表示する方法を考えなければ。しかしこれは、公開すると変なメールが大量に入ってくるとか。なかなかむずかしい問題だ。(このあたりどうするか、まだ考え中・・・。)
さて、本題の「2010後半のブログ」の記事だが・・。
7月末の真樹との沖縄旅行など、書いている途中で放置してしまっている記事もある。中途半端でちょっと心苦しい。
アクセス数が多かったのは、?海老蔵顔面崩壊(11/30)、?NB・MR967R・NN(9/7)、?かけはし食堂・カレーハウス(7/17)。時事・ランニング用品・グルメ情報と、いろいろなカテゴリーの記事を読んでもらえているということなので、かたよりがなくていいのかも。
話題になり、コメントがたくさん入ったのが、「臓器移植とあんもちゃん(8/30)」。
でも、私が一番真剣に書いた記事は、「幸せそうじゃない先生(10/28)」です。
まだ読んでおられない方、よかったら見てください。
自慢のアクセス数については、実は6月の128130からジリ貧。
「めざせ月間15万アクセス!」ということで1日4000から5000にアップをねらっていたのだが・・・。原因不明。(あきられた?)
ただ、今月はやや回復。久しぶりに12万アクセスに届くかも。
廉の話によると、1日1万アクセスを超えるとスポンサーが付くらしい。どうせやるなら、めざすはここやね。道はけわしいけど・・・。
2010後半、ブログを書いていて一番うれしかったこと・・・。
それは、沖縄で福祉の勉強をしている智君と知り合えたこと。彼は、私がブログを書いていなければ決して知り合うことのできなかった人。
ブログを書いていると、変な解釈をされていやな気持ちにさせられることもないではない。でも、この智君のように「対話をしよう」という姿勢で話しかけてくれる人も現れる。本当にありがたい。
私くらいの歳になると、若い人とはなかなか付き合う機会がない。そういう意味で、智君は貴重な存在である。この先も、私の知らないことをいろいろと教えてもらおうと思っている。
「よろしくね、智君!」
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2010年12月27日(月)
「酔いがさめたら、うちに帰ろう」 [映画]
◎京都新聞夕刊・映画紹介欄「シネマ主義」12月14日より
「酔いがさめたら、うちに帰ろう」
不器用な男と家族の再生物語
単身生活も長くなると、ふと思うことがある。人間いずれは最期を迎える。その時、見送ってくれる人がいることは、どれほど心丈夫なことだろうか、と。
戦場カメラマン鴨志田譲(2006年没)が、アルコール依存症の闘病体験を元に書いた自伝的小説が原作。男(浅野忠信)が病気を乗り越え、元妻(永作博美)ら、家族の元へと帰って行く軌跡を映し出す。
もちろん病を扱う作品である以上、酒の誘惑に崩れていく様子や、泥酔し、家庭内で暴力をふるう怖さにも触れる。ただ、作品に描かれるのは病そのものではない。病気につまづいた不器用な男が、生気を取り戻していく歩みだ。
主な舞台となるのは依存症患者が集められた病院。病院食でカレーが食べられるかどうかでドキドキする感覚、患者のリーダー選びを巡る争い、面会に来た子どもたちと弁当を食べる幸せー。風変わりな入院患者とのささいな日常や家族との絆が軽妙に描かれ、穏やかで幸せな気分が作品を包む。
東陽一監督は映画化にあたって、鴨志田譲の妻で漫画家の西原理恵子にも取材、男の目線からのみ書かれたストーリーを深め、夫婦、家族の物語に仕立て直した。冒頭、救急車で運ばれる元ダンナに元妻が一言。「大丈夫、まだ死なないよ」。過度なウエットさはないが、決して乾いてはいない。大人の深い愛情を、永作がさらりと体現してみせる。
現実の世界では。鴨志田は退院後、1年ほどでこの世を去っている。映画化に合わせて、西原が寄せた文章に、こうある。「さいごに、ちゃんと帰ってきました。いい男でした」。きちんと旅立つことのできた、幸せな人生だったのだろう。
京都シネマで18日から上映。 (長谷川真一)
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12月22日、「うまれる」を見たあと休みなしで飛び込んで見た「酔いがさめたら・・・」。映画化されたら絶対に見に行こうと心に決めていていた作品。漫画家・西原理恵子さんの元夫の話。
今は戦場カメラマンと言えばバラエティ番組に出まくっている渡部陽一さんだが、それまでは鴨志田さんではないだろうか。それは、もちろんその写真で有名になったのではなく、西原理恵子の夫としてだが・・・。
だから、戦場カメラマンと言えば、流れ弾に当たって死ぬか精神が持たず身の破滅を迎えるかどちらかだと思っていた。まさか、お笑い番組の常連が出てくるなんて・・・。
私は身近に「アル中」と呼ばれる人がいなかったので、アル中の気持ちが分からない。自分自身もほとんど飲めないし。「ヤク中」は犯罪なのに「アル中」はそうでもないというのも分からない。
この映画で、アルコール類を飲むと気持ち悪くなる薬を飲んだ後にまた酒を飲んでいた主人公を見て、わけが分からんようになった。それが病気なんでしょうか。
夫役浅野さん、妻役永作さん、ピッタリ。
この夫婦の安もんくささ(実際に安物とは言いません)がうまく演じられていた。
西原さんの、「どうじゃー、この安っぼさ!」と胸を張っているようなフンイキが大好き。
「悲しみでいっぱいになると、悲しみも喜びも何がなんだか分からなくなる。悲しみで体いっぱい満たされている時は、何もない空っぽよりいいのかも」みたいなせりふがあった。私はこの場面が一番心に残った。安っぽいけどいいせりふ。
鴨志田さんが亡くなったあと、お母さんがインタビューに答えられている映像を見た記憶がある。「彼は・・・、彼は・・・」を連発されていた。
鴨志田さんが早死にした原因の重要な部分をこのお母さんが占めている、とそのとき思った。そういう意味で、母役の香山美子さんは適役ではなかったように思う。私は、そこだけが残念だった。
私が死ぬ時、元妻(?)はなんと言うだろう。何も言わんか・・・。
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