2010年04月05日(月)
廉の結婚式のスピーチ [家族]
えー、ただいまご紹介に預かりました新郎・廉の父のパオパオです。
廉は、今までに何回もパオパオを喜ばしてくれました。
その中でも忘れられないのは、2010年4月4日ですね。
その日は静岡まで出張販売に行ってたんですが、夜遅く帰ってきた私に廉がいいもんくれたんです。それは、「うまい棒」。
「1本じゅうえんやから、2本でにじゅうえん」
なーんやと思われるかも知れませんが、これがただのうまい棒とちゃいますねん。
実はね、廉が生まれて初めてバイト代もらって買ってきてくれたうまい棒ですねん。それがうれしゅうてね。その時ビールやめてたんですけど、うれしくて久しぶりに家で飲みました。
ほんとはね、初めてのバイト代もらったんはそのもうちょっと前の日やったんですわ。「バイト代もらったら、うまか棒こうてやー」とゆうてあったんでこうてきてくれるもんと信じてたんです。ところがね、その日財布忘れて、バイト代つこたらええのに、「お札は使いたくなかった」ゆうてね。
「そんなにパオパオがゆうんやったら、今から買いに行ってくる」って、晩にゆうんですわ。おもろいヤツでっしゃろ。もちろん「ええわ」ゆうたんですけど、そのことちゃんとおぼえとったんですな。
わたしゃ、うまい棒のことをずっと「うまか棒」やと思とったくらいのええかげんなオッサンやし、別にうまい棒が好きやったわけとちゃいますねん。
でも、この2010年4月4日は、私にとっては「うまい棒」記念日です。絶対忘れません。
ほめほめついでに、もうちょっと・・・。
そのちょっと前に廉といっしょに車に乗っててね、わりとええ売り家があったんですわ。
「あの家ええやん、母ちゃんにこうてもらおか。」
「ほんま、ええ感じの家やな。・・・でもあかんわ。あの狭い庭ではきくちゃんが遊べへん。」
「そ、そやなー。」
何考えとんのかちょっと分からんようなとこもありますけど、まあまあええヤツです。
そやし○○さん、これからも廉のええとこ見たってね。
ではみなさん、お手元のうまか棒をお持ちください。そのうまか棒で、二人の末永い幸せを願って「乾杯」したいと思います。
「では、カンパーイ!」
(・・・・・・・という日が早く来たらいいんですけど・・・・・・・。)
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年04月04日(日)
第26回日本平桜マラソン [ランニング・出張販売]
今年の「日本平桜マラソン」の見どころは・・・。
東西トップお母さんランナーの対決。
実業団に所属しないお母さんランナーのトップは、関東は星野芳美さん、関西は田中千洋さん。これは文句のないところでしょう。
このお二人がこの大会で激突。と言っても、このお二人はとっても仲のいいお友だち。
さて、その結末やいかに・・・。
朝、会場に着いたら、他の店はほぼ商品を出し終わっていた。うちはビリ。
でも、ここからがベテラン「京都キャロット」の本領発揮。7時半の受付が始まる時刻には、まずまずきれいに出せていた。
私の今日の目標は、ただ一つ。「ぎっくり腰を再発させないこと」。
そのためには、とりあえずゆっくり走ること。ただ、ゴール制限時間が2時間20分と、ちょっと厳しい。出場するからには完走したい。でも、調子に乗って飛ばしたら腰が・・・。
ジレンマじゃー。
どうしても飛ばしてしまうクセのある私を、自ら抑えるには・・・、これですね。「厚着!」
この時期静岡で晴れていたらランシャツで十分だったが、わざとTシャツとの2枚がさねをした。これなら暑くて飛ばせません。「グッドアイデア!」
スタートラインに、星野芳美さんと田中千洋さんが隣り同士で並んでおられるものとばっかり思いこんでいた。ど真ん中に星野さんを見つけたが、田中さんは見当たらず。もうスタート10分前だというのに・・・。
とりあえず星野さんのすぐ前まで行って、お写真を撮らせてもらった。(トップ写真)
参加者総数が7500近くだったので、23.4kmの部にはその半分くらいが出場するものと思っていた。ところが電光掲示板の表示は、「2088名」。当日不参加者が1割として、1900人くらいでしょうか。
私は腰痛持ち。
前に並んでつられて飛ばしてしまったらたいへんなので、かなり後ろからのスタート。
競技場を出るとき、去年も少しだけいっしょに走らせてもらった飯田さん(ちゃCHA茶)と並走。
混雑している中なのに、うまく写真が撮れた。(我ながら、腕上げたなあ。)
そろそろ上り坂というあたりで、かわいいワンちゃん発見!
よーく見たら、体にきれいな縞模様。
「甲斐犬ですよね。」
「そうです。」
甲斐犬を飼っておられる方は、そう言い当てるとすごく喜んでくださる。
「くろ・4歳・オス」でした。
もうちょっと行ったトンネルの手前で、またかわいいワンちゃん発見!
顔がだいぶ白かったので、お年寄りかなあ。それにしても小顔でお上品な・・・。
「ロビン・9歳・オス」でした。
てっきり、おばあちゃん犬やと思いましたわー。失礼しました。
でも、2kmも行かないうちに、こんなかわいいワンちゃん2ひき。
これは、「今日は無理せんと、ゆっくり行くきやー」とゆうてくれとんにゃろね。
今年は寒い日が多かったせいか、桜も満開一歩手前のよう。
きつい上り坂には、今年から始まったウォーキングラリー(7km)の方たちが応援。これは、うれしい。
この手前5km地点で、31分59秒。
上りをこれくらいで行けてたら、関門に引っかかることはないでしょう。
今のところ、どこも痛くないし。この調子、この調子。
やはり、応援の人がいると歩き出すランナーは少ない。
ドラゴンボールの悟空にも抜かれてしまった。
このあと、この悟空とは抜きつ抜かれつ。
日本平山頂(9km地点)が第1関門。
関門1時間なので、余裕でクリア。
去年は、ここらからきれいな富士山が見えたのに・・・。
今年は霞んでいて、あきません。
毎年ここを走りながら思う。
日本の国旗を「富士山」にして、国歌を「さくら」にしたらどうかなあ。のんびりしたフンイキがあって、かつ日本らしくていいと思うんですけど・・・。
1kmほど下ったところが10km地点。1時間00分39秒。
残りは下りと平坦やから、無理せんように。痛みが出んように気をつけて走ること。
お茶畑を下りきったところは住宅街。去年、ここらにたくさんワンちゃんがいた。
残念ながら、去年写真を撮らせてもらったワンちゃんには再会できなかった。その代わり、かわいい柴犬。
「いやー、かわいいワンちゃん。男の子ですか。」
「いえー、メスです。今妊娠中なんです。」
「あらー、初めてですか。」
「いえ、2回目なんです。」
「そうなんですか。元気なあかちゃん生んでねー。」
「あい・6歳・メス」でした。
下りきって、15km。1時間26分47秒。
この先が、第2関門。
悠々通過だと思っていたら、向こうから大きな声が。「まもなく、関門閉鎖でーす。あと2分でーす。」
「ほんな、アホな!」
下りやし調子よく走れてるもんやとばっかり思ってたのに、関門ギリギリですか。
いやま、またかわいいワンちゃんが・・・。
ここは時間がないけど、素通りしたら犬好きのパオパオの名がすたる。(意味不明)
このワンちゃんは私のことをまったく警戒せず、ペロペロしに来てくれはった。
「もも・4歳・メス」でした。
「さあ、ジャスコ前の上り坂、がんばるぞー」と思っていたら、後ろからにぎやかなランナーが抜いていく。
「出たな、さくら仮面!」
ピンクのほっかむりに桜の造花をつけた簡単な仮面だったが、ギャラリーは大喜びだった。
給水係さんの着ておられるスタッフジャンバーは鮮やかなピンクなので、遠くからでも目だっていい。
20km地点、1時間53分45分。
残り3.4kmを26分。余裕です。
陸上競技場前はたくさんのギャラリー。
スタートゴールが競技場というのは、競技者気分にひたれてうれしい。
ゴールは、2時間11分17秒。去年より13分遅くなった。
しかし、最悪収容バスで帰還も覚悟していたので、これで満足。腰はだいじょうぶだった。
みなさん、これ文句言いましょ。
「計測用の鉄板プレート」
これ、でかすぎてジャマ。
チップがすたれてきて、ナンバーカードに着いてる計測用プラスチックプレートが主流になって喜んでいたのに・・・。このシューズにつけるでっかい鉄板はなんじゃい!
この前の「篠山マラソン」もこれで、最初タテ向けにつけてしまって足が痛くなった。これはいかん。こんなでかいもん針金でシューズにつけるなんて。
何でナンバーカードにつけるプレートはあかんのかなあ。あれが一番気にならんでいいと思うんやけど・・・。
今日は雨でもなかったのに、「京都キャロット」の売り上げのほうはサッパリ。
おなじみのお客様とお話できたのが、せめてもの救いかな。
私が戻る前、星野さんがうちのテントに来てくださったそうだ。田中さんが優勝で、星野さんはわずかの差で2位だったらしい。
折り返しコースだったらこのお二人のデッドヒートが見られたのに。残念。
私のブログ最多登場の伊藤千尋さんも、朝とレース後にあいさつに来てくださった。今日は、2時間9分でゴール。これで、「篠山」に続いて私の2連敗。
5月には「萩往還」に出られるらしい。ああ、もう追いつけないかも・・・。(写真は撮らせてもらうタイミングがありませんでした。)
うちの真向かいには、障害者の作業所からクッキーなどの販売にこられていた。うちも含めて「必死で売ったんどー」系の店ばっかりの中に、しろうとぽいお店が入っているとホッとする。
こんな出店を見ていると、大会会場全体のフンイキ作りももう一度考えなおさないといけないのかもと思う。
遅い昼食は、会場近くの「うなぎ料理店」。
980円でおいしいうなぎが食べられた。
このお店を出たのが3時ごろ。
このあと、東名豊田JCTの手前が自己渋滞25km。けっきょく家に着いたのは夜10時過ぎ。
ランニングでは腰痛が出なかったのだが、この長時間の運転でかなり腰に負担が・・・。また、ちょっと心配。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年04月03日(土)
日本平へ [雑感]
今日の午後、静岡・日本平へ。
その前にきくのお散歩。
デジカメのSDカードを新しくしたので、1番に「シェパードに見えるきくの勇姿」を。
「うちの犬、シェパードの子犬ですかって、よう言われますねん」と言いながら写真見せんなんからね。
ヨメさんいわく、「こんな口の丸いシェパードかどこにおるねん」。まあ、飼い主の自己満足でいいでしょう。
いつものとおり長代川の川沿いの散歩道。
桜がいい具合に咲いている。
頼光橋の下流は、大幅な河川改修工事中。
ここのガードマンのおっちゃんと、毎日朝のあいさつ。
口黒ちゃんとも、毎日朝のあいさつ。
メス同士のわりには、そんなに激しいあいさつではない。きくのお友だちになってくれへんかなあ。
もう一回頼光橋を通り、まっすぐな道を通って家のほうへ。
やっと、腰の変な痛みがなくなってきた。
「あいおわ治療院」の高橋大輔似の先生によると、「右下半身全体にロックがかかったような状態」らしい。うまいこと言わはる。ほんまにそんな感じ。
3月7日の篠山マラソン以来4週間ぶりのレース。よく考えると、走り始めて28年、こんなに間があいたことは初めて。
明日はゆっくりゆっくり走ろうと思っていたが、23.4kmのゴール関門が2時間20分。今の状態の私にはかなりきつい。さて、どうなるでしょう。
静岡までの長距離運転も、腰への負担が大きい。絶対に無理しないこと。
出店のほうは、ライバル店が6軒も来るので、商売的には期待薄。おなじみのお客様とお話ができるのを楽しみにしよう。
それでは、行ってきまーす。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2010年04月02日(金)
また、こたろう写真集 [わんこ・にゃんこ]
こないだ大雪だった日(3/30)のお昼、ガレージの横の畑で「こたろう」発見!
急いでカメラを取り出し、バチバチ撮りまくった。
「こたろうちゃんの写真、勝手に撮らせてもらってます。」
「まー、こんにちは。こたろう、写真撮ってくれはるって。いっぱい撮ってもらい」とFさんの奥さん。
「勝手に撮って、『こたろう写真集』とか言ってパソコンに載せてます。」
「へー、そうなんですか。」
「ネコちゃんはいいですわ。写真撮られたゆうて怒るわけじゃなし・・・。人間はむずかしゅうて・・・。」
「ほんまやね。」
以下、美猫・こたろうちゃんの写真の数々。
こたろうちゃん、モデルになってくれてありがとね。
また、あそんでね。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年04月01日(木)
ナリケーン! [私の好きな人]
ナリケーン、元気にしとるかい?
今日、「4月1日は、ナリケン記念日」という題で記事を書こうと思ったら、ちょうど1年前その題を使ってしもてた。だから、「ナリケーン!」と呼びかける題にした。
京都から静岡に引っ越して、もう1年3ヶ月もたったね。
高校はひょっとしたら京都に戻ってくるかなと密かに期待してたんやけど、静岡の高校に行くんやね。希望していた高校に合格したって言ってたな。おめでとう。
ナリケンによくおちょくってもらってたうちの真樹も、行きたい高校に合格したよ。中1の時よりもっとコロコロになっとるで。ナリケンはスマートになったかい?
1年3ヶ月前ナリケンにお別れを言いに行った時、お母さんがゆってはった。
「あんなふうに見えて、けっこう繊細なところもある子なんです。」
今はどうなんやろう。体格どおりの豪快な青年に成長してるのかな。
京都に来ることがあったら、絶対に声をかけてや。成長したナリケンの姿を見てみたいからな。
※ 「ナリケン」は、真樹の中1の時のクラスメイト。中2の時の12月に静岡に引っ越していった。それ以来、私の数少ない「メル友」の一人になってくれています。(この話は、真実です。)
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年03月31日(水)
マナーク・ブリス・6・11 [ランニング]
「マナーク・ブリス・6・11、マナーク・ブリス・6・11、・・・」
久しぶりの宝ヶ池周回の残り2周は、呪文のようにこう唱えながら走った。
せっかくかっこいいシェパードの写真を撮らせてもらったのに、名前がむずかしくおぼえられない。もうこれは唱えながら走るしかない。
最初は、「マナーク6歳オス、ブリス11歳メス」と唱えていたが、これはごろが悪い。
「マナーク・ブリス・6・11、・・・」
ブツブツ言いながら走っている変なオッサンは私です。
右腰のぎっくり腰の痛みが、やっと普通の痛みになった。
一時は、腰の骨にヒビでも入っているのではないかと思えるくらいのいやな痛みだった。靴下をはくときにキョーレツな痛み。それがおよそ3週間も続いた。
それがようやく、腰を曲げても「ガキーン」というのがこなくなった。よっしゃー、走るどー。
「復活の第一歩はどこから」と考えた時、一番に浮かんだのは江文峠、その次が宝ヶ池。
ここはやはり、調子によって距離の調節ができる宝ヶ池ですね。1周1.5kmを4〜6周できたらええなあ。
このコースは廉も陸上部の練習で使ってるコースやし、別々であっても同じ記憶を共有できるという気分で走れる。
スタートしたのは、夕方5時20分ごろ。
キロ6分半くらいで行こうと思っていたが、最初1km地点で時計を見ると6分ちょうどくらい。腰もだいじょうぶそうなんで、このペースで行ってまえー。
3周目途中までは順調なペース。
ところが左回り1km地点で、前から気になっていたネコちゃんと遭遇。女性の方がそのネコちゃんに語りかけておられた。
「いやー、写真撮らしてー。このネコちゃんね、前から写真撮りたかったんですけどすぐ逃げてしもて撮れへんかったんですわー。名前付けてはるんですか?」
「ミケちゃん。」
「いや、そらわかりやすい。そのままですやん。」
そこまできれいにキロ6分を刻んでいたのに、ここだけ30秒ほどオーバーしてしまった。でも、前から気になっていたネコちゃんの写真が撮れてよかった。
4周目、今度はかっこいいシェパートの2頭立て。
見つけたときは止まれなかったので、もう一度会えるようにスピードアップ。ちょうどスタート地点あたりで再会できた。
「すんませーん、ワンちゃんの写真撮らせてください。ブログに載せたいんで。うちの飼ってる犬、雑種なんですけど、よくシェパードの子犬ですかって言われるんですよー。写真見てください。」
「まー、かわいい。大きさは?」
「雑種で一番多い15kgくらいの・・・」
「ほんとに、シェパードの子犬に見えますねえ。」
「そうでしょう。」(満足、満足。)
「2ひきともかっこいいシェパードですね。でも、2ひき毛並みがちがいますね。」
「ええ、こっちの毛の長いほうはベルギーシェパードなんです。」
「お名前は?」
「こっちがオスのマナーク、毛の長いほうがメスでブリスです。」
「マナークとブリス・・・、こらおぼえられへんなー。
ありがとうございました。マナーク6歳オス、ブリス11歳メス、・・・」
そうブツブツ言いながら、あと2周。
最初の予定通り6周9km、無事修了。
1.5km 8分57秒
3.0km 17分49秒(8分52秒)
4.5km 27分18秒(9分28秒)
6.0km 36分00秒(8分42秒)
シェパード休けい、約1分
7.5km 44分49秒(8分48秒)
9.0km 53分55秒(9分05秒)
走り終わったのは6時20分ごろ。
日が長くなったもんや。まだ明るい。
クールダウンのスロージョグ。
今までと反対回り(右回り)で。
おっと、あれはさっきのミケちゃん。
追跡!
ミケちゃんについていったら、ねぐらのようなところに入っていった。ここの写真はやめておいた。「個猫情報保護法」に抵触する恐れがあります。
でも、これでだいたいどこらにいるかがわかったので、また会えるね。
ただ走るのはなんもおもしろない。
ワンちゃんネコちゃんに会えたらめっちゃ得した気分。
宝ヶ池周回は石がゴツゴツしている部分があって走りやすいとは言えないが、このワンちゃんネコちゃんがよろしいなあ。
9km+1km、今日のこれくらいのペースなら腰もだいじょうぶそう。
※ 3月の「パオパオだより」のアクセス数は、119031。12万アクセスまであと一歩でした。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
この3年間の総括 [家族]
私たち家族が、左京区市原の東映団地に引っ越してちょうど3年。
花脊別所町から出て借家を探した時の条件は二つ。
1.きくと一緒に住めること。
2.真樹の知り合いがいる学区であること。
ヨメさんがやっと探し当ててくれた今の家は、少し古びた家だが二つの条件に合致していた。
ここ東映団地は、できてから30年少し。住民の年齢層は私らより少し上。その分、すごく落ち着いている。
大通りから少し入った一帯なので、犬や猫を飼っておられるおうちがすごく多い。
引っ越してきた日に、家の前の道路で猫が寝そべり、近くから犬の鳴き声が聞こえた時はホッとした。
真樹は、この家から叡電で中学校に。
廉は、自転車で6km離れた高校へ。
ヨメさんは、すぐ近くの「京都キャロット」で通販の仕事や店頭販売の仕事。
私は・・・、私は3年間なにしてたんやろう。自称「京都キャロット雑用係」だが、雑用さえこなせてなかったなあ。
あれから3年。
4月から、真樹は高校生。家からはちょっと離れた場所にある高校だが、自分の行きたかった公立高校に入れた。
今でも「人との競争はいや」と言い続けている。だからスポーツ系のクラブには入りたくないらしい。よっぽど懲りてしまったんやね。
それでも、新しい環境への期待は大きい。「毎朝、鴨川の横を歩けるのがうれしい」とも言っていた。
楽しい友だちが早くできたらいいのにね。特に男の子のね。
最近は、「もし行ける可能性があったら大学にも行ってみたい」などと言うようになった。ちょっとだけやけど、成長したんかな。
廉は、通っていた高校より家に近い大学に入学。
どうしたわけか、入学前の3月から陸上競技部に入部。その公立大学の陸上部は人数が少ないので、すぐ近くの国立大と合同で練習している。
4月はさっそく、11日、18日、25日と3週連続で競技会があるらしい。自分の適性を探るため、1500m、5000m、800mといろいろな距離にチャレンジする。
生まれて初めてのバイトも順調のようだし、もうパオパオよりよっぽど頼りになるやっちゃ。
眞寿美さんは、今までずっとしんぼうばっかりの生活。
「せめて真樹が中学を卒業するまでは・・・」というのが口ぐせでがんばっていた。その真樹もきっちりと卒業できたし。心配していた高校にも入れたし。廉も希望通りの公立大学に入れたし。ほんまじょうだん抜きで、「眞寿美さん一人の力で」と言ってもまちがいではない。
このごろ体調がよくないのが心配。ガタガタとこんかったらええんやけど・・・。
私は・・・。
相変わらず、きくの散歩とあんものエサやりとトイレ交換。役に立ってるのはこれくらい。
時々みんなの緊張感を和らげようと発する言葉には、ヨメさんいわく「黙れ!」。あまりにもダダもれ状態の私の言葉に、聞いていてイライラするだけらしい。(なぜか私は、小さい時から人を怒らせるのが得意なんです。)
というふうに他人事のように居直っているような発言が、さらに「イライラ」に拍車をかける。
なんとかしょう。一つでもええから、なんとかしょう。
夫や父として認めてもらうというところまで行かなくてもいいので、せめて「もうちょっとだけやったら、ここにおってもええよ」と思ってもらえる存在でありたい。
ブログの抹消どころか、家族の一員から抹消される可能性がますます・・・。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】