2010年04月16日(金)
アンダルシア・マキ [家族]
「ふじいって、いつも名簿の後ろのほうやしなあ・・・」と、真樹。
「そっか、アイウエオ順やもんな。そうや、真樹、名字変え。アンダルシアはどうや。『ア』やから、だいぶ前になるで。アンダルシア・マキ、かっこいい!」
毎朝、真樹が家を出るちょっと前に、きくといっしょに散歩に出る。行き先はもちろん駅。
真樹とすれちがうことがあっても、「こんといて!」とは言わない。きくをかまってくれることもある。しばらくは、このわざとらしいお散歩を続けてもいいのかな。
今日、学校で個人面談があったそうだ。真樹は自分の将来の夢をまじめに話したつもりなのに、先生にはあまりまともにとりあってもらえなかったらしい。
ちょっとさびしいなあ。
「そうかー、そうかー」と聞いてもらいたかったなあ。
でも、そんなことでめげんなよ。自分の夢を語れない人こそさびしい人なんやから。
その点、パオパオは聞くことだけやったらまあまあじょうず。また、よかったらパオパオにも話してなー。
明日は「日帰りウルトラ」。
滋賀県の余呉湖1周7kmを10周するウルトラマラソンに挑戦してきます。おとといの映画2本はしごが腰に来てますねー。どうなることやら。
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2010年04月15日(木)
「第9地区」 [映画]
※昨日の続きです。
12時半、「京都シネマ」で「半分の月がのぼる空」を観終わった後、「MOVIX京都」ヘダッシュ。四条烏丸から新京極三条までなので、ゆうに1kmは超えていたと思う。
四条烏丸西のコンビニでパンと飲み物を買い、それを肩にひっかけてのラン。こんなときですねー、軽く走れる力があってよかったと思うのは。
12時55分上映開始の映画は、「第9地区」。
この映画は、先の「半分の月・・・」とちがって、前もって内容を把握しておいたほうがいい。
私もいろいろな映画を見ているほうだと思うが、はっきり言ってこの映画は「ふにゃふにゃふにゃ・・・(吉本新喜劇のギャグかい!)」
どうしてもひと言で言えと言われれば、この映画は、「虐げられる難民エイリアンの物語」です。
上の写真の場面が、この映画の中で唯一自然に笑うことのできた場面。
第9地区からの強制退去の書類にサインを求めるヴィカス(主人公)。「そんなこと、できるか!」と怒って書類をたたき落とすエイリアン。
たたき落とされた書類をひろったヴィカスが、うれしそうに言ったひと言。
「手のあとが付いている。これでサインと認められる!」
この時点で、「そうか、この映画は差別を茶化した映画なんか」と一瞬思った。
でも、笑えたのはここだけで、この後、人間対難民エイリアンの壮絶な戦いが繰り広げられる。
地球人はエイリアンの姿がエビに似ているため、差別の感情をこめて「エビ」と呼ぶ。でも、エイリアンから見て、地球人は何に見えるのだろう。彼らから見たら、もっとも醜い何かなのかもしれない。
次のような場面をどう解釈したらいいのだろう。
?エイリアンがゴミの山から食べ物をあさり、むさぼっているシーン。
?「エイリアンは猫用缶詰に目がない」と人間が言っているシーン。
?エイリアンが住んでいるのは掘っ建て小屋で、寝るときの布団らしきものもないシーン。
これらのどれもが、胸にグサッ、グサッと刺さってくる。「これ、難民エイリアンの話とちゃうでー」
途中で残酷なシーンが何度も繰り返されるので、それに耐えられない方にはおすすめできない映画です(PG-12指定)。
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◎京都新聞夕刊・映画紹介欄「シネマ主義」4月6日より
「第9地区」
異質を排除する人間社会の残酷さ
巨大宇宙船が突如、大都市上空に襲来--。そう聞くと「インデペンデンス・デイ」(1996年)を思い出す人もいるかもしれない。あの時は圧倒的な戦力差で、あやうく地球が滅びかけた。
でも、今回の宇宙人は、侵略とはほど遠い。高度な科学力で遠路はるばる地球に来たものの、人間によって劣悪な環境の居住地「第9地区」に押し込められているのだから。
舞台が南アフリカ共和国のヨハネスブルクだったり、民間軍事企業が台頭する社会だったりと、現代社会を皮肉った設定だ。
冒頭、市民とのトラブルが絶えない宇宙人の立ち退き騒ぎが起こる。日本でなじみのない役者たちと、インタビューやニュース映像を巧みに組み込んだ演出が、ドキュメンタリーのような雰囲気を高めている。
主人公は、立ち退きの現場責任者に起用された軍事企業の平社員だ。気弱でお人よしだけど、権力の側にいたいタイプで、ヒーローとはほど遠い。そんな彼が、宇宙人の隠し持っていた怪しげな液体を浴びて、自体は急変。謎のウイルスに感染したとして、同僚であるはずの企業の特殊部隊に追われるはめに。どんどんテンポが早まるストーリー展開に思わず引き込まれてしまう。
異質な存在を排除する人間社会の残酷さと、巨大な権力の恐怖がじりじりと伝わる。不気味だけどユニークな宇宙人の造形や、彼らのスーパーメカの描写はどこかチープな香りも漂い、特撮ファンとして十分楽しめた。
本作が長編デビューとなる俊英ニール・ブロムカンプ監督を見いだした、「ロード・オブ・ザ・リング」で知られるピーター・ジャクソンの功績は大きい。MOVIX京都などで10日から公開。PGー12指定。 (芦田恭彦)
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2010年04月14日(水)
「半分の月がのぼる空」 [映画]
3月10日以来、5週間ぶりの映画。
このブランクを取り戻すため、どうしても2本は見たい。
最近映画の紹介欄を読むのもめんどくさくなってきた。とりあえずは、ゴールドメンバー(900円)の権利を行使するために「京都シネマ」へ。
映画の題名だけで見ることを決めた。「半分の月がのぼる空」。誰が出ているかも知らない。まあ、日本映画なので字幕を読むわずらわしさがなくてよい。
この映画も、ストーリーばらしはご法度。
でも、私(54歳のオッチャン)は、後半泣きっぱなし。
こんなことはめったにないことやろうけど、でも絶対にないとは言えない話。
主役の池松壮亮と忽那汐里(くつなしおり)、二人ともさわやかでよかった。
忽那汐里はポッキーのCMではあまりかわいく思えなかったが、この映画ではバッチリだった。ほとんど化粧をしていない(ように見えた)顔も好感が持てた。
医師役の大泉洋もよかった。彼の号泣シーンで私自身も一番泣きました。(人目もはばからず・・・)
看護師役の濱田マリも抜群。こんな看護師さん、いたらいいのになあ。濱田マリさんは前から好きやったけど、ますます好きになった。
見ようと思っていなかった映画でこれだけ楽しめたら、言うことなし。
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2010年04月13日(火)
「これで根性あったら手がつけられません」 [わんこ・にゃんこ]
今日の名言。
はたえだ動物病院にて。
「うちのきくは根性がないしあきません」と、ヨメさん。
「これで根性あったら、もう手がつけられませんよ」と先生。
ほんとは気が弱いくせに、すぐいちびって「いっちょかみ」に行ってしまう。そしていつもポロボロにされて、「ふぇんふぇんふぇんふぇーん」と泣きながら帰ってくる。
「うん?」
なんか、そんなヤツおるなー。あー、うちのヨメさん・・・。(バシッ、ボコッ、ドスッ、・・・)
昨日のきくの散歩は雨にずずぬれになったので、そのあとヨメさんが久しぶりのきくシャンプー。きれいになったついでに、今日は狂犬病の予防接種。
去年、真樹のチャレンジ・職業体験でお世話になってから、こちらの動物病院に来させてもらっている。
きくも最初はあばれまくり、先生もだいぶ手を焼いておられたようだ。(さるぐつわならぬ犬ぐつわを装着させられました。「うちのきく、メスでっせー!」)
しかし、今日は久しぶりだったせいもあったのか、しっぽをふりふり病院に入って行った。まったくあばれもせず、注射もあっという間に終わった。
「かしこなったねー。」
今日の名言2。
「犬に精神病はありません」
「犬も気を病んだりするんでしょうか」といううちのヨメさんの問いに対する先生のお答え。
犬や猫は今の状態をしっかり見てやることが大事で、あまり過去のことにこだわらないほうがいい。いつもいっしょにいるとついつい擬人化してしまうが、それは本来の姿を見誤ることになってしまう。
うちのイチビリきくの本来の姿は、上の写真の通り。
以下、いちびってないきくのお散歩写真集。
(長い雨で、ほとんど桜が散ってしまいました。)
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2010年04月12日(月)
「門ラン」未公開写真 [平和]
昨日、京都府知事選挙が投開票された。
投票率は41.09%で過去最低だった前回を2.65ポイント上回ったが、過去2番目に低かった。
開票結果は以下のとおり。
山田 啓二(56) 無現 529927票
門 祐輔(54) 無新 307826票
告示日以降は候補者の写真が載せられなかったので、選挙が終わった今、あらためて公開します。
3月27日(土)、「門さんといっしょに走ろう」あらため「京都府庁までいっしょに走ろう」と銘うって激励ランをしたときの写真です。(縮めて「門ラン」とも言います。)
結果は、22万票もの大差で現職山田知事の圧勝だった。
しかし、山田氏が前回から約1万5000票の上積みに対し、民主府政の会推薦候補は約3万8000票増やした。
二回にわたる「激励ラン」とこのブログを通して応援させてもらったことで、この約3万8000票の内の何票かには貢献させてもらえただろうか。
これで終わりではない。
私にとっては、ここから始まるという思いが強い。
「スポーツは平和とともに!」
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2010年04月11日(日)
京都陸協第1回記録会(2010年度) [陸上競技]
廉の大学陸上競技部デビュー戦。
西京極で行われた「京都陸協第1回記録会」。
女子1500m7組に続き、男子1500m。持ちタイム順に組み分けされているので、新入生で陸上競技未経験者の廉は8組中の7組。
昨日、目標タイムを聞くと「4分30秒」。これは、「4分30秒を切りたい」という意味であると思う。
男子1500m第7組の結果は、上のとおり。
ほぼ目標どおり。ただ、4分30秒には0.4秒ほど届かなかった。
最初から思い通りではおもしろくない。ちょっとくやしいくらいがちょうどよかったのでは・・・。
廉にとって初めてのレース。
緊張しているのだろうか・・・。
少し前の女子1500mで、同じ大学のM先輩が積極的に前に出るレースをし、自己ベストを更新した。これがいい刺激になっているはずだ。
お互いにいい影響を与え合い、ともに強くなっていけそうないいクラブに入れてもらったものだ。
ゴール地点から観戦していたので、スタートははるか遠く。それでも、今日は上下黒のランシャツランパンだったのですぐ見つけることができた。
スタートから積極的に前へ。3番手あたりにうまくつけていた。
1周目、メインスタンド前(300m)では2番手。
2周目第3コーナー(500m)でも3番手キープ。
しっかり前を追って走っている。
3周目第3コーナー(900m)で、一時トップに。
(と思い込んでいたら、前にもう一人いたそうです。ずっとカメラばかり見ていたので気づきませんでした。)
残り1周、400m。
前を追えー、残り200m。
ゴールは、4分30秒・・・切ったか?
今日の積極的な走りは、まだまだ伸びる可能性が・・・。
廉にとって100%満足な結果とは言えないだろうが、この先に目標を持ってがんばっていこうと思える大会となったことだろう。
また、いい走りを見せてくれ。
※ 競技場スタンドで、「ランナーズ9の会」のがんちゃんにお会いした。高2の娘さんが、1500mに出場しておられたらしい。写真が撮れなくて、残念。
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