2010年04月04日(日)
第26回日本平桜マラソン [ランニング・出張販売]
今年の「日本平桜マラソン」の見どころは・・・。
東西トップお母さんランナーの対決。
実業団に所属しないお母さんランナーのトップは、関東は星野芳美さん、関西は田中千洋さん。これは文句のないところでしょう。
このお二人がこの大会で激突。と言っても、このお二人はとっても仲のいいお友だち。
さて、その結末やいかに・・・。
朝、会場に着いたら、他の店はほぼ商品を出し終わっていた。うちはビリ。
でも、ここからがベテラン「京都キャロット」の本領発揮。7時半の受付が始まる時刻には、まずまずきれいに出せていた。
私の今日の目標は、ただ一つ。「ぎっくり腰を再発させないこと」。
そのためには、とりあえずゆっくり走ること。ただ、ゴール制限時間が2時間20分と、ちょっと厳しい。出場するからには完走したい。でも、調子に乗って飛ばしたら腰が・・・。
ジレンマじゃー。
どうしても飛ばしてしまうクセのある私を、自ら抑えるには・・・、これですね。「厚着!」
この時期静岡で晴れていたらランシャツで十分だったが、わざとTシャツとの2枚がさねをした。これなら暑くて飛ばせません。「グッドアイデア!」
スタートラインに、星野芳美さんと田中千洋さんが隣り同士で並んでおられるものとばっかり思いこんでいた。ど真ん中に星野さんを見つけたが、田中さんは見当たらず。もうスタート10分前だというのに・・・。
とりあえず星野さんのすぐ前まで行って、お写真を撮らせてもらった。(トップ写真)
参加者総数が7500近くだったので、23.4kmの部にはその半分くらいが出場するものと思っていた。ところが電光掲示板の表示は、「2088名」。当日不参加者が1割として、1900人くらいでしょうか。
私は腰痛持ち。
前に並んでつられて飛ばしてしまったらたいへんなので、かなり後ろからのスタート。
競技場を出るとき、去年も少しだけいっしょに走らせてもらった飯田さん(ちゃCHA茶)と並走。
混雑している中なのに、うまく写真が撮れた。(我ながら、腕上げたなあ。)
そろそろ上り坂というあたりで、かわいいワンちゃん発見!
よーく見たら、体にきれいな縞模様。
「甲斐犬ですよね。」
「そうです。」
甲斐犬を飼っておられる方は、そう言い当てるとすごく喜んでくださる。
「くろ・4歳・オス」でした。
もうちょっと行ったトンネルの手前で、またかわいいワンちゃん発見!
顔がだいぶ白かったので、お年寄りかなあ。それにしても小顔でお上品な・・・。
「ロビン・9歳・オス」でした。
てっきり、おばあちゃん犬やと思いましたわー。失礼しました。
でも、2kmも行かないうちに、こんなかわいいワンちゃん2ひき。
これは、「今日は無理せんと、ゆっくり行くきやー」とゆうてくれとんにゃろね。
今年は寒い日が多かったせいか、桜も満開一歩手前のよう。
きつい上り坂には、今年から始まったウォーキングラリー(7km)の方たちが応援。これは、うれしい。
この手前5km地点で、31分59秒。
上りをこれくらいで行けてたら、関門に引っかかることはないでしょう。
今のところ、どこも痛くないし。この調子、この調子。
やはり、応援の人がいると歩き出すランナーは少ない。
ドラゴンボールの悟空にも抜かれてしまった。
このあと、この悟空とは抜きつ抜かれつ。
日本平山頂(9km地点)が第1関門。
関門1時間なので、余裕でクリア。
去年は、ここらからきれいな富士山が見えたのに・・・。
今年は霞んでいて、あきません。
毎年ここを走りながら思う。
日本の国旗を「富士山」にして、国歌を「さくら」にしたらどうかなあ。のんびりしたフンイキがあって、かつ日本らしくていいと思うんですけど・・・。
1kmほど下ったところが10km地点。1時間00分39秒。
残りは下りと平坦やから、無理せんように。痛みが出んように気をつけて走ること。
お茶畑を下りきったところは住宅街。去年、ここらにたくさんワンちゃんがいた。
残念ながら、去年写真を撮らせてもらったワンちゃんには再会できなかった。その代わり、かわいい柴犬。
「いやー、かわいいワンちゃん。男の子ですか。」
「いえー、メスです。今妊娠中なんです。」
「あらー、初めてですか。」
「いえ、2回目なんです。」
「そうなんですか。元気なあかちゃん生んでねー。」
「あい・6歳・メス」でした。
下りきって、15km。1時間26分47秒。
この先が、第2関門。
悠々通過だと思っていたら、向こうから大きな声が。「まもなく、関門閉鎖でーす。あと2分でーす。」
「ほんな、アホな!」
下りやし調子よく走れてるもんやとばっかり思ってたのに、関門ギリギリですか。
いやま、またかわいいワンちゃんが・・・。
ここは時間がないけど、素通りしたら犬好きのパオパオの名がすたる。(意味不明)
このワンちゃんは私のことをまったく警戒せず、ペロペロしに来てくれはった。
「もも・4歳・メス」でした。
「さあ、ジャスコ前の上り坂、がんばるぞー」と思っていたら、後ろからにぎやかなランナーが抜いていく。
「出たな、さくら仮面!」
ピンクのほっかむりに桜の造花をつけた簡単な仮面だったが、ギャラリーは大喜びだった。
給水係さんの着ておられるスタッフジャンバーは鮮やかなピンクなので、遠くからでも目だっていい。
20km地点、1時間53分45分。
残り3.4kmを26分。余裕です。
陸上競技場前はたくさんのギャラリー。
スタートゴールが競技場というのは、競技者気分にひたれてうれしい。
ゴールは、2時間11分17秒。去年より13分遅くなった。
しかし、最悪収容バスで帰還も覚悟していたので、これで満足。腰はだいじょうぶだった。
みなさん、これ文句言いましょ。
「計測用の鉄板プレート」
これ、でかすぎてジャマ。
チップがすたれてきて、ナンバーカードに着いてる計測用プラスチックプレートが主流になって喜んでいたのに・・・。このシューズにつけるでっかい鉄板はなんじゃい!
この前の「篠山マラソン」もこれで、最初タテ向けにつけてしまって足が痛くなった。これはいかん。こんなでかいもん針金でシューズにつけるなんて。
何でナンバーカードにつけるプレートはあかんのかなあ。あれが一番気にならんでいいと思うんやけど・・・。
今日は雨でもなかったのに、「京都キャロット」の売り上げのほうはサッパリ。
おなじみのお客様とお話できたのが、せめてもの救いかな。
私が戻る前、星野さんがうちのテントに来てくださったそうだ。田中さんが優勝で、星野さんはわずかの差で2位だったらしい。
折り返しコースだったらこのお二人のデッドヒートが見られたのに。残念。
私のブログ最多登場の伊藤千尋さんも、朝とレース後にあいさつに来てくださった。今日は、2時間9分でゴール。これで、「篠山」に続いて私の2連敗。
5月には「萩往還」に出られるらしい。ああ、もう追いつけないかも・・・。(写真は撮らせてもらうタイミングがありませんでした。)
うちの真向かいには、障害者の作業所からクッキーなどの販売にこられていた。うちも含めて「必死で売ったんどー」系の店ばっかりの中に、しろうとぽいお店が入っているとホッとする。
こんな出店を見ていると、大会会場全体のフンイキ作りももう一度考えなおさないといけないのかもと思う。
遅い昼食は、会場近くの「うなぎ料理店」。
980円でおいしいうなぎが食べられた。
このお店を出たのが3時ごろ。
このあと、東名豊田JCTの手前が自己渋滞25km。けっきょく家に着いたのは夜10時過ぎ。
ランニングでは腰痛が出なかったのだが、この長時間の運転でかなり腰に負担が・・・。また、ちょっと心配。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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