2010年04月19日(月)
きくとの対話・京都インカレ編 [家族]
「きくちゃんよー、ええ天気やなあ。」
「ふぇーん。」
「きのうな、廉が5000m走ったんやでー。大学の速い人らといっしょに走ったんやでー。」
「ふぇふぇーん。」
「廉は大学入ってまだ10日やのに、よう挑戦したもんやなあ。」
「・・・(そんなこと言われても)」
「『今度の目標は?』って聞いたら、16分台で走りたいって言ってたわ。」
「ぷーん。」
「『走り終わったらメールしいや』ってゆっといたんやけど、ちゃんとしてきたわ。『17分11秒くらいでした』てね。」
「ふにゃふにゃふにゃ・・・(ええのか悪いのか)・・・とととー」
「きくちゃん! 寝とんのかい!」
「・・・(うとうと)」
「ぐがぎー、ぐがぎー、・・・」
「あっ、ネコちゃん!」
「えっ、どこどこ!」
「うそでしたー。きくちゃん、もうちょっとパオパオの話、聞かんかい!」
「ふぁいふぁい。」
「先週に続いて、もうちょいというとこで悔しい結果やったんやろな。でもな、パオパオが家に帰ったら、レースのこといろいろと話してきたわ。『レース前の水分補給が足らんかった』って、反省してたなあ。陸上競技未経験者やけど、自分のレース結果は冷静に分析してるみたいや。」
「ぶえんぶえーん・・・(言葉がむずかしくて何ゆってるのかわかりません)」
「来週は800m。2分10秒めざすゆうとったで。なんもめげてへんぞ。攻めの姿勢はええやんなあ。次も見には行けへんけど、前をしっかり見て攻めのレースしてほしいなあ。」
「ぐがぎー、ぐがぎー、・・・」
※廉の正式タイムは、17分10秒95でした。
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2010年04月18日(日)
第5回宍粟市さつきマラソン [ランニング・出張販売]
この大会は会場内での出店許可が下りないため、お向かいの玉ねぎ畑の持ち主さんに土地をお借りしている。
「ふじいさーん。」
朝一番、道路を挟んだお向かいから声をかけてくださったのは朝日啓介さん(淀川ランナーズ)だった。
「あっ、朝日さん。今日もハーフですか?」
「いや、申し込みはしたんやけど、ヒザ痛めてしまったんで今日はやめときます。お母ちゃんが5kmに出るんで、応援を・・・」
「えっ!奥さん走らはるんですか?・・・12月に手術しやはったんでしたよね。ボクの聞きまちがいですか?」
「いや、そうなんや。手術の後しばらくして、歩いてみよかとなって、歩き出したら今度はちょっと走ってみようかとなって・・・」
「いやー、それはすごいですやん。うちのヨメさんも5km出ますし、奥さんの写真撮らしてもらいますわ。」
ところが、朝日さんに聞いていた奥さんの予想ゴールタイムより実際は速くゴールされ、お写真は撮れなかった。奥さん、すごい回復力です。
奥さんがゴールされた後、朝日さんは奥さんと連れ立ってうちのテントに顔を出してくださった。そこで、パチリ!
いくつになっても仲良しの、お手本にしたいご夫婦です。
10時スタート最初の種目ハーフは、総参加者2768名中1324名のエントリー。半数近くの人がハーフに申し込んでいることになる。
10時10分、5kmのスタート。
5kmと10kmはうちのテントの前を通るので、写真が撮りやすい。
今日は、ヨメさんのランの高速連写に挑戦。左一列が原寸、右一列が拡大画像です。
今回はかなりうまく撮れた。少し高い位置から撮ったのもよかったかな。
次は帰り。ゴールまであと300mくらい。
スタート前は相変わらず「勝手に申し込んで・・・」とか文句ばっかり言っていたが、ゴール後は毒素(?)が抜けたさわやかな笑顔だった。
タイムを書くとまた怒られるので書きません。本人の20年以上前のベストタイム、プラスちょうど10分です。ゲゲッ!
次は、「ランナーズ9の会」の尾崎さんのゴール前の激走。
去年より速かったように思ったが、どうだったんでしょう。
12時30分に交通規制解除。
そこから片付けだして、終わったのがちょうど2時。
土地をお借りしていたDさんのおうちへごあいさつに。
ここには、かわいいかわいいワンちゃんがいるんです。
ちょっとこわがりやけど、私の手もペロペロしてくれました。
お昼は、毎年恒例「伊沢の里」。前は、ここの温泉も入ってました。
売店で、「宍粟産こしひかり10km」を購入。3500円、安い!味も抜群です。このお米は、「さつきマラソン」のおみやげとしてお勧めします。
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2010年04月17日(土)
第5回天女の羽衣伝説ウルトラマラソン70km [ランニング]
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2010年04月16日(金)
アンダルシア・マキ [家族]
「ふじいって、いつも名簿の後ろのほうやしなあ・・・」と、真樹。
「そっか、アイウエオ順やもんな。そうや、真樹、名字変え。アンダルシアはどうや。『ア』やから、だいぶ前になるで。アンダルシア・マキ、かっこいい!」
毎朝、真樹が家を出るちょっと前に、きくといっしょに散歩に出る。行き先はもちろん駅。
真樹とすれちがうことがあっても、「こんといて!」とは言わない。きくをかまってくれることもある。しばらくは、このわざとらしいお散歩を続けてもいいのかな。
今日、学校で個人面談があったそうだ。真樹は自分の将来の夢をまじめに話したつもりなのに、先生にはあまりまともにとりあってもらえなかったらしい。
ちょっとさびしいなあ。
「そうかー、そうかー」と聞いてもらいたかったなあ。
でも、そんなことでめげんなよ。自分の夢を語れない人こそさびしい人なんやから。
その点、パオパオは聞くことだけやったらまあまあじょうず。また、よかったらパオパオにも話してなー。
明日は「日帰りウルトラ」。
滋賀県の余呉湖1周7kmを10周するウルトラマラソンに挑戦してきます。おとといの映画2本はしごが腰に来てますねー。どうなることやら。
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2010年04月15日(木)
「第9地区」 [映画]
※昨日の続きです。
12時半、「京都シネマ」で「半分の月がのぼる空」を観終わった後、「MOVIX京都」ヘダッシュ。四条烏丸から新京極三条までなので、ゆうに1kmは超えていたと思う。
四条烏丸西のコンビニでパンと飲み物を買い、それを肩にひっかけてのラン。こんなときですねー、軽く走れる力があってよかったと思うのは。
12時55分上映開始の映画は、「第9地区」。
この映画は、先の「半分の月・・・」とちがって、前もって内容を把握しておいたほうがいい。
私もいろいろな映画を見ているほうだと思うが、はっきり言ってこの映画は「ふにゃふにゃふにゃ・・・(吉本新喜劇のギャグかい!)」
どうしてもひと言で言えと言われれば、この映画は、「虐げられる難民エイリアンの物語」です。
上の写真の場面が、この映画の中で唯一自然に笑うことのできた場面。
第9地区からの強制退去の書類にサインを求めるヴィカス(主人公)。「そんなこと、できるか!」と怒って書類をたたき落とすエイリアン。
たたき落とされた書類をひろったヴィカスが、うれしそうに言ったひと言。
「手のあとが付いている。これでサインと認められる!」
この時点で、「そうか、この映画は差別を茶化した映画なんか」と一瞬思った。
でも、笑えたのはここだけで、この後、人間対難民エイリアンの壮絶な戦いが繰り広げられる。
地球人はエイリアンの姿がエビに似ているため、差別の感情をこめて「エビ」と呼ぶ。でも、エイリアンから見て、地球人は何に見えるのだろう。彼らから見たら、もっとも醜い何かなのかもしれない。
次のような場面をどう解釈したらいいのだろう。
?エイリアンがゴミの山から食べ物をあさり、むさぼっているシーン。
?「エイリアンは猫用缶詰に目がない」と人間が言っているシーン。
?エイリアンが住んでいるのは掘っ建て小屋で、寝るときの布団らしきものもないシーン。
これらのどれもが、胸にグサッ、グサッと刺さってくる。「これ、難民エイリアンの話とちゃうでー」
途中で残酷なシーンが何度も繰り返されるので、それに耐えられない方にはおすすめできない映画です(PG-12指定)。
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◎京都新聞夕刊・映画紹介欄「シネマ主義」4月6日より
「第9地区」
異質を排除する人間社会の残酷さ
巨大宇宙船が突如、大都市上空に襲来--。そう聞くと「インデペンデンス・デイ」(1996年)を思い出す人もいるかもしれない。あの時は圧倒的な戦力差で、あやうく地球が滅びかけた。
でも、今回の宇宙人は、侵略とはほど遠い。高度な科学力で遠路はるばる地球に来たものの、人間によって劣悪な環境の居住地「第9地区」に押し込められているのだから。
舞台が南アフリカ共和国のヨハネスブルクだったり、民間軍事企業が台頭する社会だったりと、現代社会を皮肉った設定だ。
冒頭、市民とのトラブルが絶えない宇宙人の立ち退き騒ぎが起こる。日本でなじみのない役者たちと、インタビューやニュース映像を巧みに組み込んだ演出が、ドキュメンタリーのような雰囲気を高めている。
主人公は、立ち退きの現場責任者に起用された軍事企業の平社員だ。気弱でお人よしだけど、権力の側にいたいタイプで、ヒーローとはほど遠い。そんな彼が、宇宙人の隠し持っていた怪しげな液体を浴びて、自体は急変。謎のウイルスに感染したとして、同僚であるはずの企業の特殊部隊に追われるはめに。どんどんテンポが早まるストーリー展開に思わず引き込まれてしまう。
異質な存在を排除する人間社会の残酷さと、巨大な権力の恐怖がじりじりと伝わる。不気味だけどユニークな宇宙人の造形や、彼らのスーパーメカの描写はどこかチープな香りも漂い、特撮ファンとして十分楽しめた。
本作が長編デビューとなる俊英ニール・ブロムカンプ監督を見いだした、「ロード・オブ・ザ・リング」で知られるピーター・ジャクソンの功績は大きい。MOVIX京都などで10日から公開。PGー12指定。 (芦田恭彦)
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2010年04月14日(水)
「半分の月がのぼる空」 [映画]
3月10日以来、5週間ぶりの映画。
このブランクを取り戻すため、どうしても2本は見たい。
最近映画の紹介欄を読むのもめんどくさくなってきた。とりあえずは、ゴールドメンバー(900円)の権利を行使するために「京都シネマ」へ。
映画の題名だけで見ることを決めた。「半分の月がのぼる空」。誰が出ているかも知らない。まあ、日本映画なので字幕を読むわずらわしさがなくてよい。
この映画も、ストーリーばらしはご法度。
でも、私(54歳のオッチャン)は、後半泣きっぱなし。
こんなことはめったにないことやろうけど、でも絶対にないとは言えない話。
主役の池松壮亮と忽那汐里(くつなしおり)、二人ともさわやかでよかった。
忽那汐里はポッキーのCMではあまりかわいく思えなかったが、この映画ではバッチリだった。ほとんど化粧をしていない(ように見えた)顔も好感が持てた。
医師役の大泉洋もよかった。彼の号泣シーンで私自身も一番泣きました。(人目もはばからず・・・)
看護師役の濱田マリも抜群。こんな看護師さん、いたらいいのになあ。濱田マリさんは前から好きやったけど、ますます好きになった。
見ようと思っていなかった映画でこれだけ楽しめたら、言うことなし。
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