パオパオだより

2013年04月17日(水)

「ひまわりと子犬の7日間」 [映画]

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◎映画.comより

■解説
 宮崎県の中央動物保護管理所で起こった実話をもとに、犬の親子と管理所職員の絆を描いたドラマ。原案は山下由美の「奇跡の母子犬」(PHP研究所刊)。ある日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容され、母犬のひまわりは子どもを守るため近寄る人すべてを激しく威嚇する。その姿を複雑な思いで見つめる保健所職員の神崎彰司は、なんとかしてひまわりの心を開かせ、里親を見つけようと奔走するが、なかなかうまくいかない。保健所に収容された犬は、飼い主が見つからなければ殺処分されることが決まっており、ひまわり親子にも刻一刻とその期限が迫っていた……。山田洋次作品で助監督や脚本を担当してきた平松恵美子が初メガホンをとった。主演は堺雅人、ヒロインに中谷美紀。
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 去年11月の「旅芸人の記録」以来の映画。5ヶ月ぶり。
 去年は4年ぶりに私の年間映画鑑賞本数が一桁(9本)になってしまった。
 今年はもっともっと映画館に行こう。

 「ひまわりと子犬の7日間」は、沖縄で真樹と見に行く予定だった映画。でも、真樹も私もお疲れで見に行けずじまいになってしまった。京都でも今週の金曜で終わるようなので、どうしても見に行きたかった。今日は何の割引もなく、正規の1800円で。

 映画が始まり、いきなりから泣けて泣けて・・・。でも、初めは涙がこぼれないように気をつけていた。しかし、保険所職員の娘・里美ちゃん(小6)がお父さんとしゃべる場面では何回も涙がこぼれてしまった。

 「里親にもらわれなかった犬はどうなるの・・・。」

 「犬を殺してしまうお父さんなんか大嫌い・・・。」

 「お父さん、あの親子も殺してしまうの・・・。」

 私はお父さん側の立場で見るべきなのに、完全に里美ちゃん側になって見ていた。
 ただ、あんなふうに自分の娘に自分のことをしっかり話せる父親はいいなあとあこがれる。

 この映画のテーマはなんだったのだろう。
 私は、「凶暴犬を作り出すのは人間」ということのように思えた。さらに飛躍すると、「凶暴な人間を作り出すのも人間」なのかも・・・。

 DVDになってからでもいいので、ぜひ真樹にも見てもらいたい映画だ。

 この映画と直接は関係ないが、殺処分ゼロを達成した熊本市動物愛護センターの本も読んでみようっと。
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【今日のきく】

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 きくも、一回は子犬を産んで育てたかったやろうな・・・。
 ごめん。

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