2010年02月26日(金)
当事者・中野さんに聞いてみよう [時事]
おとといの朝刊の1面トップ記事には、ビックリぎょうてん!
「JR不採用 与党と公明が解決案 270億円支払い 230人雇用」
1987年の国鉄分割・民営化から丸23年が経ち、24年目に入ってしまった「JR不採用問題」。この日の新聞の記事を読む限りは、かなり国労側に配慮した解決案のように見えた。
ただし、これはあくまでも「案」の段階の話。
それと、「JRに法的責任なし」という点は以前とまったく同じのようだ。この点にこだわられる組合員さんがおられるのは、当然であると思う。もし私が国労組合員だったら、その点にこだわり続けそうな気がする。
現時点での国労の中で、この「解決案」の評価はどうなのだろう。せっかく国労の中野勇人さんとお知り合いになれたので、昨日の夜メールでお聞きした。
-------------------------------------------------------------------------------
「喜んでいいんですよね」
京都の藤井です。
先日はいろいろとありがとうございました。「東京ばな奈のレーズンサンド」、子どもたちが「うまいうまい」と言って食べていました。
ヨメさんも、同世代の中野さんと話ができてうれしかったようです。初対面の中野さんに、「そうやん、なあ」とかなれなれしく言っていたのにはまいりましたが・・・。調子のええヤツです。
昨日の朝刊のニュースにはビックリしました。これは素直によろこんでいいんでしょうか。
私にとって「JR不採用問題」は、実質去年の12月16日に始まったようなもんです。これから勉強していこうと思っていた矢先に急展開で、戸惑っています。
今日、映画「人らしく生きよう」がどこかで見られないものかとパソコンで検索してみました。3月6日に東京で上映会があるようですが、それ以外は見当たりませんでした。もし、関西近辺で再上映されることがありましたら教えてくださいね。
検索していて分かったのですが、「人らしく生きよう・パート2」には中野さんや中野さんの長男さんが出ておられるんですね。これも、ぜひ見たいです。
昨日、「第2回勝手に国労応援ラン」として山科駅まで往復しました。次回(3月24日)は自宅より北にあるJRの駅まで走ろうと思っているのですが、ちょっときついです。うちより北となると、亀岡よりもまだ北の殿田駅とかになるんですよねー。これ、片道で40km超えます。帰りは電車やね。さて、どうなることやら・・・。
◎中野さんからのお返事
(私信は公開しないのが原則ですが、今回は特別に掲載させていただきます。ご本人の了解を得ています。)
藤 井様
こちらこそ大変お世話になりました。「第2回勝手に国労応援ラン」もありがとうございました。
24日に報道された解決案のたたき台は、私たちがこれまで政府に要求していた「雇用・年金・解決金」の3本柱にほぼそったもので、入り口としては認められます。ただ、これが政府に提出され、出口のところでこの解決をよしとしない方々に、たとえばお金だけですとか、内容が後退させられる可能性が大いにあります。お金だけということになれば、政治解決をきっぱりとあきらめ、最高裁で勝負するしかありません。
いずれにしましても年度末が大きな山場となります。私たちも待っているだけでなく、支援の皆さんのお力を借りながら、あらゆる手段で政府に圧力をかけていきたいと考えています。
藤井さんの「勝手に応援ラン」もその力になっています。権力は、あらゆる情報、世論の動向を見ていますから、当然、藤井さんのブログも国交省のお役人が見ていることでしょう。
「人らしく生きようパート1」のビデオは、私が売れ残ったものを在庫で持っています。お恥ずかしながら、私が出演している「人らしくパート2」の在庫もあります。
また、これまで四国での財政作りのため販売した「人らしく生きよう」グッズの在庫も(在庫といっても売れ残り商品ですが…笑)いくらかありますので、「勝手に応援ラン」で走って頂いている宣伝のお礼としてプレゼント致します。楽しみに待っていて下さい。
では、素晴らしいガイドをして頂いた、幸運を呼ぶ奥様にもよろしく。
中野 勇人 拝
-------------------------------------------------------------------------------
「なにもしないよりはなんかしたほうがまし」、いつもそう思っています。
たとえそれが的外れな行動であったとしても、またそこから新しい展開があるはず。
私の「勝手に国労応援ラン」は、その程度のものです。
ただし、それをレポートした私のブログは、一応連日アクセス数が3000超え。その中に「国交省のお役人」がおられるかどうかは定かではありませんが、どこかでかすっているかも・・・。
人間、心の片隅にでもひっかかっておれば、また何かの機会に注目してしまうものです。そのへんが、私の狙いです。
しかし、ギネス申請はしていないとはいえ、「54日間連続フルマラソン」は実質世界新記録。それなのに、どうしてランニング関係のメディアからの取材がないんでしょう。
メディアが取り上げてくれたら、「この人どんな人なんやろう。なんで、ここまでできたんやろう」と関心を持つランナーは多いと思う。そして、その理由を知った人のうちの何パーセントかは応援してくれると思う。それを思うと、今現在のランニング界での中野さんの評価の低さが残念でたまりません。
今日(2月26日)、この「パオパオだより」の1日のアクセス数の新記録達成。3748アクセスでした。
「アンタのやってることは全部ムダ!」と言う者もいますが(私のすぐそばにも)、またまた中野さんから教えてもらったチェ・ゲバラの言葉を載せておきます。
「もし我々が空想家のようだと言われるならば、救いがたい理想主義者だと言われるならば、出来もしないことを考えていると言われるならば、何千回でも答えよう、そのとおりだ、と。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=765