2008年12月20日(土)
エリザベス・きく [わんこ・にゃんこ]
前から痛めていたきくの左手が、ひどいことに。
てのひら(?)から血が出ている。動物病院へGO!
今日は、いつもとちがう動物病院へ。
「はたえだ動物病院」。
実は、ここは、来年1月、真樹が「チャレンジ職業体験」でお世話になるところだ。
今度、きくの具合が悪くなったら行ってみようと思っていたので、ちょうどよかった。のかな。
真樹もさそったが、来れなかった。(ついてきてほしかったなあ。)
病院に着くと、すぐみてもらえた。女性の先生はやさしくて、きくの凶暴性も出ることがなかったらしい。(診察室には、ヨメさんだけが入りました。)
エリザベスをつけてもらい、ぬり薬と飲み薬をもらって帰ってきた。料金も、すごく安いような気がした。
何より、うちから近いのがいい。またなにかあれば、お世話になろう。
「チャレンジ」では、自分の希望通りのところに行ける子は少ないらしい。真樹は、数少ない希望通りのところをゲットできた子だ。
せっかくのチャンス、どうか来月真樹が元気になり、「チャレンジ」に行けますように・・・。
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2008年12月19日(金)
1年前・・・ [家族]
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2008年12月18日(木)
2年前・・・ [家族]
昨日、部屋を整理していると、行方不明になっていたSDカードが見つかった。
その中には、ちょうど2年前の「びわ湖クロスカントリー」の写真があった。真樹がまだ小6の時で、1000mを3分58秒で走った時のものだ。
ちっちゃくてかわいい。でも、顔は必死。
29人の出場で15位だった。ゴールしたあと、ほめてほめてしたことをよーくおぼえている。
あのころは、出られる大会は何でも出てたよなあ。いやがりもせずに。
「ぜったい、いや!」って言ってるけど、また走ってくれへんかなー。
☆昨日のブログを読んで、すぐにメールを送っていただいたH.Yさん。ありがとうございました。読んでいただいてたんですね。
「涙が出ました」というお言葉、いつか真樹に言ってあげます。遠くで心配してくださっている人もいることを、しっかり伝えようと思います。
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2008年12月17日(水)
娘は黙ってユニフォームをたたんだ [家族]
昨日の朝、ついに娘が決心した。
中学入学以来、1年半以上続けてきたバスケットボール部を退部する。
生活の90%くらいのウェートがあった部活。悩みはかなり前からあったようだが、ここ何日かはそれがピークに達していた。
そして昨日の朝、黙ったまま、「15」の番号のついたユニフォームを、ゆっくりゆっくりきちんとたたんだ。まるで、なにかをかみしめているかのように。折り目がつくくらいていねいに。
私も妻も、ただそれを黙って見ているだけだった。
むきになっていると思うくらい絶対に休まず行き続けた部活。その最後がこれではあまりにかわいそうすぎて、かけてあげられる言葉が見つからなかった。
(このユニフォームを着てコートを走りまわっている姿を、一度も見てやれへんかったね。ゴメン。)
去年4月、学年一人だけの小さな山の学校から学年250人の大規模校に入学。
ものおじするのかと思っていたが、自分でバスケ部に入ることを決め、すぐ友だちもできた。
女子バスケ部は、その学年だけで20人を越えていた。練習場所が確保できないせいか、毎日毎日ただ走るだけの練習。それでもまったく腐らず、毎日が楽しそうだった。
「ふーん、うちの子にはこんな力があったんや」と感心した。
それにはわけがあった。
「先生言わはったんやけどな、女子バスケ部はうまい人を試合に出すんじゃなくて、休まずまじめに練習する人を出してくれはんにゃって。」
これは、入部してから何度も何度もくり返し私たちに言っていた。
そうか、その言葉を信じてたから、ボールもさわらせてもらえないただ走るだけの練習も続けられたんやね。
中1の時は、これでよかった。
しかし、中2になり対外試合が増えると状況は一変。レギュラーとそのほかがはっきりと分かれてしまった。それは休まず練習したとかどうかは関係なく・・・。
うちの子にとっては、信じていたことがなだれをうって崩れてしまったのである。
そしてだんだん、レギュラーでない子たちの中からもはじき飛ばされる子が・・・。1人ヘリ、2人へり・・・。
そんな中でもうちの子は、「負けるもんかー」と必死でしがみついていたにちがいない。
自分の娘の言葉だけを信じ、ものを言うのはおかしいかもしれない。でも、最初に先生が言ってくださった言葉がどれほどうちの子の力になっていたことか。また、現実はそうでないと分かった時のうちの子の落胆ぶりは・・・。
どこかに行きちがいがあったとは思うが、実際にうちの子は悩みに悩み、どうしようもないところまで来てしまった。
私も、父親として何もしてやれることがない。
昨日、学校を休んでいる娘に、「応援メッセージ書いてきた」と手紙を渡すのが精いっぱいだった。
「 まきへ
真樹、1年半以上も、休まず ようがんばったね。本当にえらい。いやなことにもくじけず ここまでこれたね。それはきっと たのしいこともいっぱいあったから。真樹は たのしいことを見つけるのがうまい。いい思い出は、これからも大切に。
ここらで、ちょっと ひと休み。
ゆっくり考えてから、また新しい気持ちで動きだそう。パオパオもかあちゃんも、必ず真樹を応援するよ。
真樹、しっかり!
P.S きくもれんも、まきをおうえんしてるよ。
パオパオより 」
これからどうなるのか分からない。でも、下を向かず、しっかり前を見ような!
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2008年12月16日(火)
ワンコイン誕プレ(12月14日生まれ) [家族]
おととい、私の誕生日だった。
「ほしいもんあったら、言ってな。」
「びわ湖クロカン」の帰り、寄った店でお買い物をしている時、真樹が言ってくれた。おぼえていてくれたのは、真樹だけだった。
最初、あったかそうなコート風のものがあったのでそれにしようかと試着してみた。「暑すぎる!」
ジャンパーコレクター(?)の私としては、やはり薄くてあたたかいジャンパーに目が行ってしまう。
オレンジ一色で、えりが白。こんな色はなかなかない。薄くて着やすい。決定!
値段は、980円! やすっ!
真樹は、もちろん自分ひとりで払うつもりだったが、横からニヤニヤした毒嫁が・・・。
「これ、二人からのプレゼントっていうことにしとこか。980÷2で、490円ずつな。」
ああおそろしや。私の誕プレ(誕生日プレゼント)は、ワンコイン(500円玉)以下でした。トホホ。
ちょっと悪いと思ったのか、昨日ケーキを買ってきてくれた。
誰も歌ってくれないので、一人で「ハッピィバースディ・トゥー・<ミー> 」を歌う。
そのあと、注目されない中、6本のろうそくを吹き消す。一斉に立ち上るろうそくのけむり。ああ、このけむりといっしょにあっちに上って行けたらなあ・・・、いやいやまだまだこっちでがんばらにゃー。
(真樹の愛情がたっぷりこもった)+(ヨメさんの愛憎がたっぷりこもった)誕生日プレゼントは、すごく着やすい。よかった。
ありがとね。とりあえず、来年の誕生日までしっかり生きます。
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2008年12月15日(月)
第20回全日本びわ湖クロスカントリー・続き [ランニング・出張販売]
びわ湖クロカンでは、4年前から親子リレーに代わり小学生の1000mレースが実施されている。これは見ごたえがある。
うちの真樹も2年前の小6の時、3分58秒で走った。4分を切ったのだから、えらいもんである。
今年も小学生女子のレースを、うちの出店テントの前あたりで見学させてもらった。
私が見ていた地点はたぶん600mあたりだと思うが、その時点ですでにぶっちぎって走っている子がいた。腕がよく振れており、細長い足もよく前に上がりよく後ろにけれていた。ゴールは2位と大差の優勝であった。
そのレースの少し後、優勝した彼女とご家族がうちの出店テントに来られた。ご両親と、ちっちゃな弟もいっしょに。
「いつも、ブログ見せてもらってます。」小柄なお母さんが、そうおっしゃった。(ああ、ブログを書いているおかげで、こういうふうに初対面の人とも普通にお話できるんや。)
「あっ、ありがとうございます。さっき、ぶっちぎりの優勝でしたよね。タイムはどれくらいで・・・。」
「全然、ダメ。」と娘さん。
賞状をみせてもらったら、3分20秒。これでも納得がいかんのか。レベル、高過ぎ。
「さっき、あそこらへんで写真撮らせてもらったんですけど、ブログに載せてもいいですか。」
「はい、ありがとうございます。」
彼女は、高松望ムセンビさん(万博AC)。まだ小5だそうです。
また、来年会えるね。それまで無理な練習をせず、今よりももっともっと走るのが好きな子になっていてね。
後かたづけをしている時、真樹の中学の陸上部顧問のN先生があいさつに来てくださった。中堅の女性の先生である。
「先生は、陸上競技をやっておられたんですか。」
「はい。」
「専門は?」
「中高と短距離と跳躍をやってまして、大学では長距離もやりました。大学女子駅伝にも出ました。」
「すごいですね。オールマイティですね。」
N先生は体育の先生なのだが、真樹の話によると、やんちゃな男子もN先生には一目置いているらしい。口だけでなく実際に態度でいろいろなことを教えてくださっているようだ。
いい指導者に出会えること。これは、小学生中学生にとってはものすごく大きなことである。
帰り際、真樹に声をかけてくださった。「待ってるよ。」
今、いろいろなことに悩んでいる真樹にとっては、こんなひと言がうれしかったにちがいない。
「短くてもいいから、相手を思いやるひと言。」難しいけど、先生と呼ばれるプロなら、これは忘れないでいて欲しいと願う。
今日は走りながらの写真があまり撮れなかった。公園内なので、もちろん犬はいないし。
それでも何枚かは写真を撮った。ただし、競技性の高い大会ではちょっと撮りにくい。ふざけているようで、ひんしゅくをかってしまう。
私と真樹との会話。
「写真撮りながら走ったのに、去年より1分ほどはよなったわ。」
「写真撮ってたし、はよなったんちゃうん。」
パオパオのこと、よう分かってくれてるね。
さすが。真樹もこういうことが言えるとは・・・、成長したね。
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