2008年12月14日(日)
第20回全日本びわ湖クロスカントリー [ランニング・出張販売]
今日は、私の誕生日。
誕生日にレースに出られるのはうれしいことだ。
それに、今日、思いもよらぬ人に出会った。
京都走ろう会の松山健治さん。
今まで何度も書いてきたが、私が一番好きな男性ランナー。(ちなみに、女性では平田邦子さんです。)「どこが?」と聞かれるとうまくは説明できないが、松山さんをよく知っている人ならなんとなく納得してもらえると思う。しいて言えば、松山さんに漂っているまあるい空気かな。
朝、うちの出店テントにひょっこり松山さんが。
「あら、松山さん、めずらしい。ここ、初めてですよね。」
「ここというより、レースに出るのが10何年ぶりですねん。」
「そうなんですか。まあ、ぼちぼち走りましょ。」
私が走り終わったあと、真樹に頼んでツーショット写真。誕生日のいい記念になりました。
会場である希望が丘公園に到着した時には雨は降っていなかった。ところが、全部商品を出し終わったころ、激しい雨が。あーあ。
今日は、超久しぶりに真樹が手伝いに来てくれた。一人増えると、すごく楽。雨が降って気がめいりそうだったが、真樹がいてくれると心がなごむ。
この大会には、真樹の中学の陸上部が大挙参加している。総勢50人は越えていそう。仲間が多いと、それだけで楽しそう。
10時、私が走る2部A(8000m)がスタート。
雨がやっとやみ、気温8℃、湿度86%、絶好のコンディションになった。
ただし、へたしたら、べっちゃこの可能性あり。「べったにはならんぞー」の意気込みで走る。スタート直後は、ほんまにべっちゃこ。こらいかん。がんばんべー。ようやく、何とかうしろから5、6番目に。
芝生の状態は思っていたよりずっとよい。ぬかるんでいるところが全然なかった。
走り始めは体が重かったのに、一周目(4000m)は18分5秒くらい。えっ? 去年より早いで。
二周目も前を行くランナーをぼちぼち抜いていき、何とか後ろから10何番目かでゴール。タイムは、36分30秒。去年より1分ほど早い。上出来やね。(出走73名中60位でした。ホッ!)
あとは、真樹の中学の陸上部の子の写真を撮ろうっと。
まずは、男子編。
次は、女子編。
いっぱい写真が撮れた。みんなフォームがきれいなので、まだまだ伸びる。また来年、成長した姿を見せてね。
帰りは、ショッピンングモール「ピエリ」(琵琶湖大橋東詰)でお買い物。
晩ごはんもここで食べた。バイキングの「モビィ・ディック」。いろいろ選べてよかった。
2年前まではこんなふうに、仕事が終わったあと家族で買い物したりごはんを食べたりするのが楽しみやった。ああ、なつかし。
時々でいいから、真樹、また手伝いに来てね。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2008年12月13日(土)
あんも、さわり放題 [わんこ・にゃんこ]
8ひき体制で15年ほど続いていたキャロット猫王国も、4年前から1ぴきずつ亡くなり、ついに去年の3月から「あんも」1ぴきになってしまった。
もともとあんもは雲ヶ畑で拾ってきた猫なので、上賀茂出身のキャロちゃん一族7ひきとは毛並みもちがい、なかなかなつくことはなかった。やはり「外様」のせいか、一族にはいじめられていたようである。
しかし、去年から1ぴきになり、えさもゆっくり食べられるようになった。
あんもは、通販事務所の二階を独占使用していて、朝、私がえさをやりにいっている。
まず、物音に気付いたあんもが階段の一番下あたりに。
「ニャー、ニャー (はよ、えさくれー)」と鳴く。
ところがドアをあけて私と顔を合わせると、「カー」と威嚇。なんでやねん。これからえさ出してくれる人に威嚇するか。
トントントンと階段を駆け上がり、上から下を見て「ニャー」。この「ニャー」はなんやろね。
向こうに行ってはこっちに戻り、また向こうに行っては戻りの繰り返し。これがけっこうおもしろい。
最後に階段をのぼった私が「あんもちゃん」と呼び、あんもが「ニャー」とこたえる。
そこからえさやり。
「つるりん」1パックと「カリカリ」少々。これを、あんもはものすごいスピードで脇目もふらずに一気に食べてしまう。たぶん、丸飲みやね。
ここで、新しい発見。
このお食事中だと、あんもさわり放題。あんなにさわられるのをいやがっていたのに。「そんなこと、言ってられません」てなもんかな。
ちょっと前にこの技を発見してからは、毎日毎日あんもをなでている。最近は、のど元やおなかをさわってもだいじょうぶだということも分かった。
一時変なせきをして弱っていたこともあったが、最近のあんもは絶好調。こないだはえさの入っている戸棚をこじ開け、「つるりん」9パックを食いつくすという悪事まで働いた。とても19歳の後期高齢猫とは思えない元気さ。
あんもちゃんよ! どうか体をこわすようなことだけはやめて。みんながびっくりするくらい長生きしてね。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2008年12月12日(金)
憲法九条・静市の会 [平和]
今日、「憲法九条・静市の会」に入会した。
あさっての私の誕生日までに入りたいと思っていたので、間に合ってよかった。
福知山マラソンで、京都ランナーズの藤井眞さんが「9条の会」のユニフォームで走ってられるのを見て、「負けへんでー」と思った。そのあと、藤井眞さんに「私も、『9条の会』に入ります」と宣言した。その約束が早くはたせてよかった。
私が住む静市に「九条の会」があるのに、入らなかったらもったいない。
以前から会の通信を入れてもらっていたので、それを見ては気にはしていた。ただ、きっかけがなかった。そういう意味で、藤井眞さんのユニフォームは私の背中を押してくれた。
私は何の主義主張もない人間ですが、戦争だけは絶対にイヤ。全世界が絶対に戦争をしないと約束してくれるなら、消費税100%(物の値段が全部2倍)になってもしんぼうします。
戦争につながりそうなことは、どんな小さなことでもたいそうにたいそうに言います。絶対にイヤなんです、自分勝手な主張で人殺し(または、殺される)をするのは。
最初インターネットで「憲法九条・静市の会」の連絡先を調べてみたが見つけられなかった。そこで、「京都民報」に電話。(私は困ったことがあると、よくここに電話します。)
すぐに教えていただいた。
電話してみると、予想通り、私よりだいぶ年配であると思われる方(伊藤さん)が電話に出られた。私は話べたなのでうまく伝えられたかは分からないが、「お仲間に入れてください」と言うと とても喜んでくださった。
そして今日、伊藤さんの奥さんがいろいろな書類を家まで持ってきてくださった。
その中で、「あんなぁへぇ 沢田研二さんのこと」という資料を見てびっくりした。
最近、沢田研二さんが作詞された歌「我が窮状」。
♪麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
忌まわしい時代に 遡るのは賢明じゃない
英霊の涙に変えて 授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ
麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声を集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない
この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い信じよう♪
あの沢田研二さんが、こんな詩人であったとは・・・。今、60歳だそうです。いろいろなことに気づくまでには、かなりの時間がかかります。
私も、あさってで53歳。平和を守ってきていただいた諸先輩に負けないよう、自分のできることを見つけ努力していこう。沢田研二さんのような、品のある活動をしてみたいな。
自分の誕生日に入会をねらっていたのだが、「じゃあ、今日入会ということにしておきます」と言われた。まあいいか。
今日は、12月12日。「イチ、ニッ、イチ、ニッ! 平和を守ろう!」 そうおぼえておこう。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2008年12月11日(木)
おじいさん(父・善一)の誕生日(12月5日生まれ) [家族]
私の父は、1921年(大正10年)12月5日生まれ。今年で87歳になる。
11年前、私たち家族がいなか(花背別所町)に帰ってから、毎年この時期にささやかな誕生日会をしてきた。(もちろん、ヨメさんの発案です。)
去年の4月に市原に引っ越したが、去年からは父にこっちに出てきてもらい誕生日会をしている。
今年も去年と同じ、「東華菜館・洛北店」(ノートルダム小学校西向い)。うちや姉夫婦の家から近く、お料理もおいしいのでここにした。店自体も落ち着いたいいふんいきで、従業員さんも感じがよい。
水曜日がうちの定休日なので、誕生日は少し過ぎてしまったが、昨日(12/10)父に出てきてもらった。
6時半、父と姉が店に到着。たぶん、深泥ヶ池の家から歩いてきたのだろう。姉の夫・恵藤さんは少し遅れるとのこと。
誕生日会を始めることに。
初めのあいさつと乾杯の音頭は、今日のスポンサーである京都キャロット代表・藤井眞寿美さん。
今年は早めに料理の注文をしておいたので、次々と運ばれてきた。味はややうすめで、父には物足りないかもしれないが、どれもおいしい。
恵藤さんも到着し、にぎやかに。
私は4人兄弟姉妹の末っ子で、一番上の姉のだんなさんが恵藤さんである。
私より一回りほど年上だが、いつも明るく話題豊富で、その場を盛り上げてくれる。そして、何でもおいしそうにパクパク食べてもらえるのもいい。
私の父が、よく姉夫婦のうちにおじゃましているのもうなづける。本当に頼りがいのあるおにいさんだ。
父の話は、どうしても戦争のことになる。
「田母神ゆうのんが問題になっとるやろ。あんなもん、おじいさんの時代やったら、銃殺や。」
「銃殺!?」
「おお、国のゆうことに逆らうようなもんはみんな銃殺。おじいさんらの隊でも、二人銃殺になったわ。家族には、『戦死』ゆうことになっとるけどな。」
私も初めて聞く話でびっくりしたが、廉や真樹はどうなんやろ。こんな貴重な話、なかなか聞けへんぞ。おじいさんが元気なうちに、ようよう聞いときや。
一番最後に、買ってきて用意しておいたケーキを出し、ろうそくに火をつけた。そして「ハッピィバースディ」の歌を歌おうと思ったら、その前におじいさんは一瞬のうちに火を吹き消してしまった。
「おじいさん、早すぎるって!」
「はははー」
喜んでもらえたかな。
一番楽しいはずの青春時代は戦争に翻弄され、その後は農家の長男として家を守り、地域の人の役に立つよう地道に努力してきた。私の父は、そんな人です。
同じ人が、同じ理由で何回も何回も表彰されるのを見るたびに思います。なんで?
うちの父も立派に生きているのに、なんで何にも表彰されへんのかなあ。よう分からんね。
それから、うちのヨメさんに言わせると・・・、
「おじいさんはダンディで品があるのに、なんでアンタは似んかったかなあ・・・。」といつも嘆いています。確かになあ・・・。(自分でも、そう思う。)
なかやかやと言いながら何から何まで準備してくれた眞寿美様さま、どうもありがとう。おじいさんは、まだまだ長生きします。これからも、どうぞよろしくお願いします。
【おまけ】私たちのテーブルのお世話をしてくださった、劉藤(りゅうとう)さん。記念に一枚写真を撮らせていただきました。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2008年12月10日(水)
第75回京都学生駅伝競走大会(12/7) [マラソン評論]
12月7日、京都学生駅伝が行われた。
北大路橋をスタートし、左京区岩倉、北区上賀茂をぐるぐる回る6区間の駅伝である。
京都キャロットもそのコース上にあるため、大会のチラシが郵便受けに入っていた。(下の通り)
チラシに書き加えたのだが、A地点が自宅、B地点が産大前店、C地点が通販事務所。つまりは、うちの庭で駅伝をやっているようなものである。(???)
廉が大学生になった時、この駅伝に出てくれたらなあ。応援のしがいがあるんやけどなあ。これからも、しつこく、ゆうだけゆうてみよっと。
スタート地点(北大路橋西詰)を見て驚いた。
テントも横断幕もなし。第75回という伝統ある大会だというのに。ちょっとさびしい。
鴨川には、必ずワンちゃんの応援がある。
名前を聞いたのだが、忘れてしまった。(ゴメン!)
歳は13歳。
「さわってもいいですか」と聞くと、「かみますよ。」
「えっ、こんなおとぼけ顔で?」とは言いませんでしたが、ちょっとかまれてみたかった。
「Run&Walk in かもがわ」に参加するため、西賀茂橋へ。
そこは、第3区(庄田橋〜北大路橋、5.4km)のコースにあたる。
9時10分過ぎ、次々と3区のランナーが。
これで、全チームの写真を撮ったつもりだが・・・。
当たり前だが、後ろの方でもかなり速い。見ていて気持ちいい。ただただ、「きれい」と見とれてしまう。
結果は、立命館大学が優勝、2位産大、3位佛大だった。
廉、こんなレースに出るのを目指してくれんかな。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2008年12月09日(火)
第10回 Run&Walk in かもがわ・続きの続き [ランニング]
最終ランナーのゴール。
上の写真は、撮影用にゴールしなおしてもらった時のものです。実際は、お父さんお母さんとも、一度も手助けされませんでした。
声掛けはずっとされていましたが、手を引っ張ったり、無理に走らせたりすることなく・・・。
私も少し気になって、自分のゴール後、御薗橋のほうへひっかえしました。そこには、小さな子をみんなで見守る一かたまりの集団が。
よーく見てみると、その子は「1歩前進10歩後退(逆走)」などもたびたびあり。
「楽しんでるねー。」
ゴールはどれくらいやったんやろ。1時間20分くらいかな。お天気がよくてよかったね。
このご家族(りゅうのすけ君とご両親)が、文句なしの1等賞!
いっぱい写真を撮らせていただきました。
生まれてすぐから3年連続出場のりゅうのすけ君のためにも、来年も何からの形で走らせてあげたいですね。
そのほか、いくつかのエピソード。
サンタ・柿原さんは、結局優勝しやはったんかな。たくさん賞品のお野菜持ってはったし。
スタート前の私との会話。
「今日は息子さんは来てないんですか。」
「はい、部活が午前中やから、なかなか連れて来れないんです。補欠の補欠で試合にも出してもらえないんですけどね。」
「えー、どこの高校ですか。」
「紫野高校の・・・、サッカー部ですねん。」
「サッカー部? 陸上部じゃないんですか。」
やっと納得してもらえました。陸上部で、補欠の補欠はないわなあ。試合に出してもらえへんはないわなあ。
柿原さんは、うちの息子の憧れの的のようです。またどこかでお会いできましたら、うちの息子に声をかけてやってください。
私の元ライバル・法貴さん。
「法貴さんの写真、うちのブログに載せてもいいですか。」
「ああ、何ぼでも載せてや。でもな、私、それを見るすべがないねん。きれいに撮れてたら、写真送ってちょうだいやー。」
私の知り合いには、こういう人が多いので助かります。でも、「きれいに」はちょっとハードル高いかも・・・。
大西さん。
「どのくらいで走らはったんですか。」
「37分台です。」
「いやあ、すごいですやん。快調ですね。」
「先週ね、『つくば』へ行って、フル走ってきたとこですから。」
「ああ、例の・・・。(大西さんは、定年までつくばの会社におられました。)」
「まだまだ、『つくば』は続けて出られるんでしょう。」
「あと2年出たら、30回になるんですよ。それまでは、続けようと思ってるんです。」
この元気さ、少しおすそ分けしてもらいたいくらい。
表彰式なども終わり、最後に大会会長・灰山由美さんのごあいさつ。
「応援してくださるみなさんのおかげで、この『Run&Walk in かもがわ』は、10回も開催することができました。この10回を区切りとして、これでファイナルとしようと思っていたのですが、『続けてえな』という声をたくさんいただき、今どうしようかなあと考えているところです。みなさん、ほんとうにありがとうございました。」
拍手拍手拍手!
これから10か月ゆっくり考えてください。もし次があるようでしたら、その時は私もお手伝いします。2か月もあればなんとかなりますよね。
またどこかの大会などでお会いできましたら、遠慮なく声をかけてください。大きな役には立ちませんが、ちょっとはお役に立てるかも・・・。
これからも、灰山さんがまかれた種が、大きく大きく育っていくことを期待します。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】