2008年12月15日(月)
第20回全日本びわ湖クロスカントリー・続き [ランニング・出張販売]
びわ湖クロカンでは、4年前から親子リレーに代わり小学生の1000mレースが実施されている。これは見ごたえがある。
うちの真樹も2年前の小6の時、3分58秒で走った。4分を切ったのだから、えらいもんである。
今年も小学生女子のレースを、うちの出店テントの前あたりで見学させてもらった。
私が見ていた地点はたぶん600mあたりだと思うが、その時点ですでにぶっちぎって走っている子がいた。腕がよく振れており、細長い足もよく前に上がりよく後ろにけれていた。ゴールは2位と大差の優勝であった。
そのレースの少し後、優勝した彼女とご家族がうちの出店テントに来られた。ご両親と、ちっちゃな弟もいっしょに。
「いつも、ブログ見せてもらってます。」小柄なお母さんが、そうおっしゃった。(ああ、ブログを書いているおかげで、こういうふうに初対面の人とも普通にお話できるんや。)
「あっ、ありがとうございます。さっき、ぶっちぎりの優勝でしたよね。タイムはどれくらいで・・・。」
「全然、ダメ。」と娘さん。
賞状をみせてもらったら、3分20秒。これでも納得がいかんのか。レベル、高過ぎ。
「さっき、あそこらへんで写真撮らせてもらったんですけど、ブログに載せてもいいですか。」
「はい、ありがとうございます。」
彼女は、高松望ムセンビさん(万博AC)。まだ小5だそうです。
また、来年会えるね。それまで無理な練習をせず、今よりももっともっと走るのが好きな子になっていてね。
後かたづけをしている時、真樹の中学の陸上部顧問のN先生があいさつに来てくださった。中堅の女性の先生である。
「先生は、陸上競技をやっておられたんですか。」
「はい。」
「専門は?」
「中高と短距離と跳躍をやってまして、大学では長距離もやりました。大学女子駅伝にも出ました。」
「すごいですね。オールマイティですね。」
N先生は体育の先生なのだが、真樹の話によると、やんちゃな男子もN先生には一目置いているらしい。口だけでなく実際に態度でいろいろなことを教えてくださっているようだ。
いい指導者に出会えること。これは、小学生中学生にとってはものすごく大きなことである。
帰り際、真樹に声をかけてくださった。「待ってるよ。」
今、いろいろなことに悩んでいる真樹にとっては、こんなひと言がうれしかったにちがいない。
「短くてもいいから、相手を思いやるひと言。」難しいけど、先生と呼ばれるプロなら、これは忘れないでいて欲しいと願う。
今日は走りながらの写真があまり撮れなかった。公園内なので、もちろん犬はいないし。
それでも何枚かは写真を撮った。ただし、競技性の高い大会ではちょっと撮りにくい。ふざけているようで、ひんしゅくをかってしまう。
私と真樹との会話。
「写真撮りながら走ったのに、去年より1分ほどはよなったわ。」
「写真撮ってたし、はよなったんちゃうん。」
パオパオのこと、よう分かってくれてるね。
さすが。真樹もこういうことが言えるとは・・・、成長したね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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