2010年08月08日(日)
パワースポット「ぜんさん」 [家族]
8月といえばお墓参り。
今年も、おじいさん(私の父)の家に兄弟、子、孫、ひ孫たちが集まった。
私のいなか(花脊別所町)には、曹洞宗・福田寺がある。そのお寺の隣接地に、別所町約60世帯の墓地がある。私が小さいころは、お墓参りの日が一番にぎやかだった。一年でこの日しか会えないという人にいっぱい会えた。お墓参りは、ある意味お祭りのような日でもあった。
しかし、何十年も前からのお寺とのもめ事から、各家庭がバラバラにお参りするお墓参りが定着してしまった。残念なことである。
福田寺とは別に、もっと古いお墓もある。うちの場合は、家の近くの「南段」という畑の上の山にある。そのお墓は、パッと見はどこにでもあるような石。しかし、ピカピカに磨かれて光っている立派な墓石よりも風格があるように感じる。
孫たち(私の姪たち)が言っていた。「おじいさんはすごいパワーを持っている。おじいさんの近くは、私らにとってのパワースポットやわ。パワースポット・ぜんさんやなあ。」(私の父・善一は、いなかではみんなから「ぜんさん」と呼ばれている。)
おじいさんは、ピカピカの石でなくていい。どこにでもあるような普通の石なのに、でもなぜか近寄りがたいような石であってほしい。
(注)まだまだ、続きます。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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