2010年08月07日(土)
第10回記念 24時間リレーマラソン神戸大会 [陸上競技]
「廉君、お願い!」
「よっしゃー、まかしとけ!」
とでも言っていたのでしようか。(私の勝手な想像です。)
この「24時間リレーマラソン神戸大会」は、廉の大学陸上部の宣伝という意味で出場しているとか。それなら、今までこのブログには大学名は書かなかったが、ここでは書かないと意味がない。廉が所属していたチームは、「京都工芸繊維大学・京都府立大学」連合チームです。
両大学は地理的に近い場所にあるため、陸上部は合同で練習している。昨年までは両大学とも部員不足で悩んでいたが、今年の新入生が大勢入り、工繊は「びわこ駅伝(8区)」、府大は「京都学生駅伝(6区)」の出場に手が届くところまできている。ただ、それは短距離パートも入れての人数であって、他の大学と肩を並べるとは言い難い。さらに部員を確保する必要に迫られている。
このブログを見てくれている両大学の学生さんが、陸上部に入る気になってくれればいいんですけど・・・。
京都から神戸なら2時間もあれば十分と思い、7時50分ごろ家を出た。チームの集合時刻は10時。名神・京都南ICまでは順調。ところが名神に入ってビックリ。「渋滞40km・事故あり」。例の高速1000円と帰省ピークが重なってこうなったようだ。
とてもじゃないが、スタートの12時到着も危なかったので、大山崎ICで流出。廉をJR水無瀬駅で降ろし、大きな荷物だけ私が持っていくことにした。
これで廉は10時半くらいに会場に到着することができた。一方の私は、カーナビで検索しながら迂回しつつ行ったのだが、どことも渋滞。結局会場の「神戸総合運動公園」に着いたのは午後1時過ぎ。なんと、5時間以上かかったことになる。そのまま渋滞40kmの名神に入ったほうが早かったかも。
公園の駐車場から、ブルーシートや寝袋を持ってえっちらおっちら。テントエリアの近くまで来た時、声をかけられた。
「藤井さん、息子さんがんばって走ってはりましたで。」
京都走ろう会の堂本さん。会社のランニングクラブ「スカイハート」に、京都走ろう会から数名助っ人を呼んで「9〜12人の部」に出ておられるらしい。
「息子さんらは、その坂下りたすぐのとこですわ。」
テントがたくさんあるところで聞いてみたが、他のチームのことはだれもご存知ない。それどころではないのだろう。
一周ぐるっと回ってやっと見つけた。見つけにくいはず。廉のチームはテントも何もない。ブルーシートが敷いてあるだけ。
でも、見つけられてやっとほっこり。
地下鉄駅前にコンビニがあると書いてあったので、やっと遅いお昼ごはん。お寿司を買って食べた。
この日は「オリックス対ロッテ」のナイターがあるようで、公園内の球場の周りはにぎやかだった。
意外や意外、オリックスファンは多い。
私の好きなヤクルトのファンよりも確実に多い。(ただし、神戸限定だとは思いますが・・・。)
テントサイトの中央に浅いプールがあった。今はだれも入っていないが、時間がたつにつれ絶対泳ぐ人が出てくるでしょう。
2時間経過時点での速報では、工繊・府大連合は2位と僅差のトップ。8人中女子2人なのに大健闘。これはひょっとしたら行けるかも・・・。
こんな大会にも出店しているランニングショップさんがあった。うちの経験から言うと、「リレーマラソン」はみんな必死なため、レース中はほとんどだれも見に来られません。
廉のチームは1周(2km)ごとに交代しているため、8人だとちょうど1時間に1回まわってくる計算。
女子2人も、ほぼ同じローテーションで24時間行く予定らしい。
そろそろかと思って廉に聞いてみると、まだまだとのこと。それなら、テントサイトをもう一回ぶらぶら。
ヒマなので、ジャマにならないようコースを走らせてもらうことにした。
1km先の折り返しから戻ってくる時、折り返しに向かう「みずぽん」(京都府立大陸上部)発見。これは早く帰って、タスキリレーの写真を撮らねば。
リレー地点に向かうと、廉がスタンバイしていた。
「おー、これはバッチリいい写真が撮れるー。」うれしくなってきた。
同じ大学の1回生同士。いいリレーができたように思います。
ここからちょっと先回りをして、このコース唯一の上り坂を駆け上がってくる廉の姿を。
1時間ごとに2kmのインターバルを24回。これって、いい練習になりますよね。この坂を何回も上ることだし。
次は、帰りの廉の激走。
ナイターの会場開門待ちのお客さんの列が伸びていて、走りにくそう。
初めは元気があっていいけど、夜中にこれと同じ走りができるかどうかが勝負の分かれ目でしょうね。
球場前では、お客さんを盛り上げるいろいろなイベントが行われていた。
オリックス7回の攻撃の前には、たくさんの花火も打ち上げられるそうだ。リレー参加のランナーも、自分たちの応援だと思って見たらいいね。
2kmコースを2周走って、それぞれ10分ちょっと。
運転でクタクタになって走るのはやめようかとも思ったが、少しでも大会の雰囲気が味わえてよかった。
「スカイハート・ウィズ・京都走ろう会」チームにおわかれのあいさつ。あと、21時間ほどたっぷり楽しんでください。
最後に廉に頼んで記念写真。
廉たちの元気そうな様子、「スカイハート」チームの楽しそうな様子を見ていると、来年は自分も出てみたくなった。
帰りは西宮の渋滞があったにもかかわらず、1時間40分で家に帰ることができた。朝の迷走5時間はなんやったんでしょうね。
※ 廉からのメール(8月8日13時08分)
「2位と40km以上差がついて、360kmで大会新記録で優勝でした。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=938