2021年07月23日(金)
犬だもの、猫だもの [わんこ・にゃんこ]
前に飼っていたえりちゃんが、うちに来たのが1989年9月。その時うちには、すでに猫が8ひきいた。
推定1歳半だったえりちゃんは、それから15年生きてくれた。つまり、犬も猫もいる状態が15年続いたということ。
えりちゃんが亡くなった翌年(9か月後)にきくちゃんがうちに来た。そこからまた犬も猫もいる状態が復活。しかし、8ひきのうちの最後の猫・あんもちゃんが2011年5月に亡くなった。
「もう猫は飼えへんなあ」と言っていたのだが、去年の5月、縁あって(?)みーちゃんがうちにやってきた。
ここからまた犬も猫もいる状態が復活。歳とってかなりヨボヨボになった犬と、元気が有り余っているみーだけど。
「仲良くしてくれるのかな」と心配していたが、最近やっとお互いの存在を認め合っているように見えてきた。
これで私ら夫婦は、通算犬歴何年で、猫歴何年になるのだろう。まあベテランであることにまちがいはない。
ただ、何年飼っていても悩みは多い。
すぐに犬や猫を人間並みに扱ってしまう悪い癖が出てしまう。全然ちがうのに。
そんな時、うちでよく使うセリフは「犬だもの」、「猫だもの」。これは、相田みつをさんの「人間だもの」のパロディだが、困った時に冷静さを取り戻すのに役立っている。
おとといの夜10時ごろ、事件発生。
ヨメさんがふろに入り、私がパソコンをパチパチしているときにみーちゃん脱走。ふだんは開けてない勝手口を、「暑さがこもる」と言って網戸にして開けていた。その数分のスキに、音もなくすーと出てしまった。あれだけfukikoさんのブログで注意喚起されていたのに・・・。
すぐに探しに行ったが、もちろん見つからず。
12時半ごろまで待ってみたが、もちろん帰ってこず。
出て行った勝手口にかつおぶしを置き、カメラをセットして、戻ってきたらヨメさんのケイタイに知らせるようにセットして寝にあがった。もちろん、全然寝られない。
1時半ごろ、ヨメさんが下に。
2階に上がってきて「みーちゃん返ってきたでー」と。
「うそん!」
下に降りたら、みーちゃんが普通の顔して座っていた。
「みーちゃん、よう帰ってきてくれたなあ。」
「・・・。」
みーちゃんは特に反応はなし。
「みーちゃんは、外に出たくてたまらんのやなあ」とヨメさんは言う。
「そんなことないって。fukikoさんがよく書いてはるけど、どっか開いてたら出るちゅうのが猫なんやて。出たくてたまらんのとちごて、開いてたら出る、それが猫なんや。『ねこだもの』」
よく見ると、みーちゃんのお尻の辺の毛がだいぶ抜けていた。
「みーちゃん、やられたんか?」
「ミー・・・。」
「やられたみたいやな。もう出たらあかんで。」
「ミー・・・。」
これから、どんなに暑くても絶対に勝手口は開けない。
みーちゃんはスキあらば出る。
「猫だもの」。
みーちゃんが帰ってきたあとも全然寝つけなかった。
みーちゃんに責任はない。こっちが気を付けて行かなくては。
きくちゃんは動きは鈍くなってきたけど、食欲旺盛。
犬ちゅーるをあげる時は、ヨメさんも必死。
でも、ガウガウ言いながら食べてくれたらこちらも安心。
しっかり食べてね、「犬だもの」。
※この写真は公開NGと言われています。
ますみちゃんは「女の子だもの」。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=5380