2020年01月19日(日)
第61回NAGOハーフマラソン [ランニング]
結果発表。
キロ4分40秒ペースで1時間38分台のゴールを目標にしていた私は、1時間45分59秒で部門8位。
この前後3分くらいの範囲で収まると思っていたのに、大惨敗。2年前は1時間34分01秒で走れたんですけどね。老化のスビートがえぐすぎる!
去年11月の「与那国島一周マラソン」以来一度も走っていない真樹は、自分でしっかりペースを組み立て、2時間36分29秒でゴール。その前の4月の「伊江島マラソン」の2時間37分22秒を、約1分更新する自己新記録(中学時代を除く)。
「まいりました!」
でも64歳の私に対して、真樹は25歳ですから。
「滅びゆく者と伸び行く者」のちがいでしょうか。
----------------------------------------------------------------------------------
朝7時20分起き。
9時10分スタートにしては、遅すぎましたかね。
「今日も曇りでひんやり」を願っていたのだが、外は晴れていた。昨日よりは気温が上がりそう。寒いままでよかったのに。
いつもはレース前はごはんなのだが、「与那国」の時にパン食でいいタイムが出たので今回もパン。
はんぺんに「がんばって走るし、窓から応援してやー」と言って出発。
真樹のアパートからマラソン会場まで1km、歩いて10分ちょっと。
いつもの「21世紀の森ランクラブ」の集合場所へ。
旗もなく人が少ないと思ったら、半分は「海洋博トリムマラソン」に行かれているそうだ。今までずいぶんお世話になっている比嘉さんのご一家も、そちらに行かれたようだ。
クリステルさんと和子さんに挟んでもらい、スタート前の笑顔。
「がんばりましょうねえ〜。」
真樹とのツーショットも撮ってもらった。
このあと私は、アッブジョグへ。
体育館のトイレはガラガラなので、いつも体育館をまわって帰ってくる。2kmくらいは走ったはず。
9時スタートの10kmを見送った後、10分後に私たちのハーフ。
真樹はだいぶ後ろのほうへ。私は厚かましくも、前から5列目くらいに並ばさせてもらった。
並んでいるときに、「今日は宮古島の・・・」という声が聞こえてきた。
「そうやそうや、今日は『宮古島ワイド―マン』。ねこ4さんを応援しますと言っといて、すっかり忘れてた。スタートから4時間たってるし、もう30km地点くらいやん。」
ここであらためて、「ねこ4さんが完走できますように」と祈っておいた。
今日の目標は、キロ4分40秒ペースをキープして1時間38分台でゴール。そのためには、スターからしばらく続く平坦地は4分30秒くらいで行かなくてはならない。
スタートして1kmくらいのところで、声をかけて来られる男性ランナーあり。
「通販でお世話になっている者です。娘さん、今も名護におられるんですか。」
「はい、大学卒業した後もずっと。」
「名桜大学で駅伝やってられましたよね。」
ちょっとちがうんですけど、走りながら説明するのも大変なので、ふにゃふにゃとおこたえしておいた。
(ゼッケン番号を記憶しておいてあとで調べたら、読谷村の比嘉さんでした。いつもありがとうございます。)
最初の1km4分41秒、次が4分36秒。ここまでがぎりぎり合格。
しかし、その次にガクンと落ちて4分52秒。早くも黄信号を超えて赤信号。体が重く、足も重い。
ひんぷんがじゅまる前で4km。
もうキロ5分を超えてしまった。
4:41 4:36 4:52 5:05 5:16で5km、24分12秒。
上り区間をまあまあがんばったので、下りはなんとか4分40秒ペースで走りたい。
伊差川交差点を、ハーフは右折、10kmは左折。
9km手前のコスモス畑。
沖縄の廉君のうちがこの近くらしく、「応援に行く」と言っていたらしいので探した探した。よう似た青年はたくさんいたのだが、廉君見当たらず。あとで真樹が確認すると、ちがうコスモス畑で待ってくれていたらしい。それって、どこ?
5:17 4:46 4:42 5:05 4:55で10km、49分19秒(24分46秒)。
大きく落ち込むことはなかったが、スピード感のある走りには程遠かった。
呉我交差点を左折すると、あと8km。
伊差川の「心臓破り」まで大した坂はないと思っていたが、14kmあたりにきつい上りがあった。これを忘れていた。
5:00 4:56 5:03 5:02 5:23で15km、1時間14分45秒(25分25秒)。
きついきつい伊差川の上り坂を上り切ったところに、玉城さんご夫妻からのエール。
いつもいつもありがとうございます。この場所での応援が一番うれしいです。
さあ、下りを飛ばせ―!
5:38 4:36 4:54 5:04 5:22で20km、1時間40分22秒(25分36秒)。
はんぺんの「エア応援」を感じながら頑張ったつもりだが、もうかなりヨレヨレ。
ゴールまであと少しのところでも、同じ部門のゼッケンをつけたランナーに何人も抜かれてしまった。
ゴールは、1時間45分59秒。
「あー・・・」としか言いようがない。
「60〜64の部」8位。
優勝狙いって言ってたのに、ああ恥ずかしい。
まあそれでも「笑顔のゴール」写真は残しておきましょう。
来年は本当の「笑顔のゴール」になりますように。
「名護親方」と写真撮りたかったなあ。
ゴールにいた秋田犬とも、写真撮りたかったなあ。
でも、真樹ががんばって走っているので応援に行かなくては。
上着を羽織ってコースを逆走。
競技場を出たところで、「藤井さん」と呼ばれる声。
なんと、毎年「伊江島マラソン」の3kmで競っている安里永さん。
「出られてたんですか。」
「今日は、大会役員です。」
そうか、安里さんは名護の人やったんか。
「伊江島」で少し話をさせてもらっただけなのに、すれ違いざまに名前を呼んでいたただけるなんて、ありがたいことです。
今年の「伊江島」も競いましょうね。
最初に見つけた知り合いは仲村さん。
元気そうだった。
おー、あわもり君も走ってたんや。
このコースは折り返しコースではないので、誰が出ているのか気が付かない。
「藤井さん、来てたの!」
誰かと思って振り返ると、「みかた残酷マラソン」実行委員長の久保井さん(黄色のシャツ)。
私は毎年出ているので、「来てたの!」はこちらのセリフです。
あとで会えるかと思ってましたが、行方分からず。
クリステルさん。
そう言われれば似ているような・・・。
そのあとしばらくして、真樹発見。
あと3kmもないくらいの地点。
しっかり走っている。
あまり声をかけることもなく、少し前を走ることにした。
真樹は最後まで歩かずにゴール。
2時間36分29秒。
去年私と走った時は、2時間50分01秒やったのに。今年はヒザの痛みが出なかったのがよかったみたい。
この大会では、チップ取り外しのサービスがある。
これはすごくありがたい。この時にこむら返りが起こることもあるので。
飲み物は、お茶、スポーツドリンク、水の3種類から選べる。
ゴール付近におられた女性のお願いして、二人の写真を撮ってもらった。
みなさんやさしくて、必ず2枚撮ってくださる。
「ちねんこう君」と真樹が紹介してくれた。
「君がうわさのちねんこう君か。うわさのちんぜい高校出身の・・・。」
真樹と同じゼミだった知念君。うわさ話ばかりでイメージがわかなかったが、好青年でビックリ。今日も走っていたそうだ。
家に帰って、シャワーをしてほっこり。
特にどこも痛くないので、大惨敗を何かのせいにできない。走り出したときに「重い」と感じたときはダメ。今回はたまたま調子が出なかったということにしときましょう。
家に帰ったら、こんなかわいいネコちゃんたちが待ってくれている。すぐ捕まってしまうぺんちゃんと、なかなか捕まらないはんちゃんと。
歩いていけるお店「大戸屋」さんへ。
大戸屋さんは税込み価格なので、かなり安い。
私の「真鯛の炭火焼き定食」は1000円、真樹の「チキンかあさん煮定食」が870円。
思い通りに走れていたら、「めでたい」ということだったのに。
それより真樹が気持ちよく走れたようなので、なにより。
家に戻って、みんなでお昼寝。
私らも、ネコちゃん並みに3時間ほど眠りこけてしまった。
目が覚めたら、美猫のはんちゃんが枕元に。
はんちゃんも、だんだんオッサンに慣れてきたのかなあ。
起きてから洗濯とネコトイレ掃除。ネコトイレは2つあるうちの残り1つをきれいきれいにした。
これで、ネコちゃんからの人気アップになるかなあ。
お昼ご飯を食べたあとほとんど寝ていたのに、夜になるとまたお腹が減ってきた。
真樹曰く「それだけマラソンに力を出し切ったってことかなあ。」
数久田の「名護曲(なぐまがい)」さんへ。
バイトのお兄ちゃんが、急に「イテテテテ」とこむら返り。
「名護ハーフ、走られたんですか」と思わず聞いてしまった。そうではなかったのだが、自転車をがんばっているお兄ちゃんだった。
私は「グルクン定食」(850円)と「ラフテー」(550円)、真樹は「サイコロステーキ定食」(1500円)。
名護に来ても真樹といっしょに食べることが少なくなってしまったが、今日は昼夜2回もいっしょに食べられて本当によかった。いろいろな話もできたしね。
また走ろうね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=4817
コメント
ねこ4さん、よかったー。
絶対に完走されると信じていました。
それにしても13時間57分て、「第3回沖縄100K」とほぼ同じタイムじゃないですか。「制限3分前にゴールする女」という異名を与えられそうですね。その粘りと冷静緻密な計算力を見習いたい。
今年の「沖縄100K」の目標は、「13時間57分で完走」にします。
「絶対完走するぞー!」
名護ハーフマラソン
お疲れ様でした!やっぱり早いですね〜。
思い出していただきありがとうございました。お祈りのおかげで何とか完走できました(笑)13:57:21 60kmくらいまでは順調でしたが、後半の坂の連続に苦しみました。。。今までのウルトラで一番辛かったです。いつものことながら練習量が全然足りないなぁ、という反省ですね(苦笑)
まぁ故障なく完走できて、結果オーライということで!