2019年11月17日(日)
きくと海へ、涙なみだ [わんこ・にゃんこ]
今日は「南紀日置川リバーサイドマラソン」。
朝早くから出店準備をし、一息ついた時、ヨメさんから「きくちゃんの散歩に行ったって」と。じっとしたままだと体が冷えてきてよくないから、できるだけ動かした方がいいらしい。
ゴール地点となる日置中学校グランドを横切った時、「そうや、毎年行ってる海辺に行こう」と思い付いた。日置中学校の校舎裏が、すぐ太平洋なんです。
「きくちゃん、波のとこまで行こか。」
きくはあんまり気が進まなさそう。
「ええい、もう抱っこや。」
足が砂にずずっとめり込みながらも、波打ち際まできくを抱っこして運んだ。
きくは以前は波をすごくこわがっていたのに、全然気にもならないみたい。
そうやそうや、目も耳ももう・・・。
「きくちゃん、波や−。きたきたー。」
ジュボボボボー。
ぬれてもたー。
「きくちゃん、おぼえてる? 毎年毎年、ここの海きてるんやでー」ときくに語りかけたとき、急に涙が出てきた。
「もう今年で終わりかもしれんなあ・・・。」
それはこの大会の出張販売が今年で終わりになるかもしれないという意味ではなく、来年の11月にきくが海に行ったりできる状態かどうかと言うこと。あるいは、ここ最近の急激な衰退ぶりから考えて、きくの1年後というのがあるのかどうか・・・。
そんなこんなといろいろなことが頭に浮かび、涙がジワジワと。
きくみたいな石を見つけたので、記念に拾ってきた。
メソメソ泣いてたらあかんね。
きくの前に飼っていたえりちゃんが死んだとき、ただ号泣するだけだった。
でも、きくのその時には絶対に泣かないようにしようと思う。
えりちゃんにゆってあげられなかった「長生きしてくれてありがとう」をしっかり言おうと思っている。
とか思いながら、もう泣けて泣けて、パソコンの画面が見えなくなってしまっているパオパオです。
「しっかりせえ!」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
じょんのびかあさん、コメントありがとうございます。
ついこないだまで元気いっぱいで、「いつでもかんだるどー」みたいに威嚇していたのに、ここ2週間ほどで別犬になってしまいました。
犬好きの人が「かわいいー」と言ってなでようとしたら「ガブッ!」だったのに、今や誰がなでてもだいじょうぶです。
これはほんとうは喜ぶべきことなんでしょうが、「こっわいこっわいきくちゃん」らしくないです。このまま弱って行ったらどうしようと思ってしまいます。
時間がもっとゆっくり流れてくれたらなあ・・・。
ブログ読んでるだけで、うるうるです😢
老いは避けられないけど、、精一杯生きてるんですね、きくちゃん🍀大丈夫🍀また来ようね