2019年07月30日(火)
嫁さん、奥さん、妻・・・ [家族]
◎HUFFPOST 7/30(火) 8:34配信
「嫁さん、奥さん、妻…。呼び方を見れば、パートナーから自分がどう思われているかが、見えてくる」
第三者の前で自身の配偶者の話をする時、パートナーをどんな風に呼んでますか?
呼び方は個人の自由といいますが、呼び方一つで夫婦の関係性が見えてくることもあるようです。
配偶者のポピュラーな呼び方の意味の違いとは何だろうか。村橋ゴローさんがハフポスト日本版に原稿を寄せた。
■配偶者のポピュラーな呼び方の違い、知ってますか?
皆さんは、パートナーをどんな風に呼んでますか?男性なら嫁、奥さん、女房…。パートナーをどう呼ぶかは、大きな問題ですよね。
家のなかでは、名前やニックネームで呼ぶ場合が多いでしょう。ふたりっきりなのに、パートナーに向かって「おい、妻!」という人はいないでしょうから。ということを鑑みて、今回スポットを当てるのは、外で、お互い以外の第三者がいる席でパートナーをどう呼ぶか問題。
つまり、旦那が一歩家を離れ会社の同僚のなかで、高校大学の同級生のなかで、自分がどう呼ばれているのか? という話です。
そして、配偶者をどう呼んでいるかで、その男性へのイメージというのもだいぶ変わります。例えば「ウチの家内が」と呼ぶのと「パートナーが」と呼ぶのとでは、まったく異なりませんか? 前者の場合は「なんか古臭い」となりますし、後者の場合は「なんてフラットな考え方なんだろう。でも外で奥さんのことを“パートナー”と呼ぶなんて、意識高すぎ」となるでしょう。男性側も、たくさんある配偶者の呼び方から「それ」をチョイスしているわけですから、その呼び方には何らかの意図がある。つまり、自分の配偶者をどう位置付けているかが透けて見えるわけです。
そこで、配偶者のポピュラーな呼び方を、大辞林で調べてみました。
まずは「嫁」「嫁さん」。これが、最もポピュラーな呼び方じゃないでしょうか? 大辞林で調べてみると
よめ【嫁・娵】
1.息子と結婚した女性を、親の側からいう語。息子の嫁。
何と「嫁」という言葉は元来、義父母からいわれる言葉だったんですね。だからこう、どことなく「家」を背負ってるイメージがある。「ユカさん、あなた高橋家の嫁でしょう!」的な。使ってる側にそんな意識はなくても、「嫁さん」という呼び方にはどこかカビ臭というか、古臭い何かを嗅ぎ取ってしまうのかもしれません。なんせ、漢字字体が「家の女」と書くのですから。
次に、おくさん【奥さん】
他人の妻を敬っていう語。「――によろしく」。
外で自分の配偶者を呼ぶとき、「嫁」「嫁さん」と双璧をなすのが、この「奥さん」でしょう。しかしこれは「他人の妻を敬っていう語」だったとは。だからでしょうか「嫁」といわれたときの「偉そう」感はないものの、「奥さん」にはどこか距離感を感じてしまいます。というか、いまどき多くの女性は「奥」にいません。外で働いています。「奥さん」という語感はかわいいのですが、そもそもの意味は他人の妻をいう言葉ですし、漢字を見ればやはり古臭い印象を受けます。
そして、かみさん【上さん】
1.商人・職人などの主婦をいう語。また親しい間柄では、自分の妻をいう場合もある。「魚屋の――」「うちの――」
「ウチのかみさんがね」というと、アラフォー以上は反射的に「コロンボ」という単語が浮かぶはずです。それだけ古臭い言葉ですし、あまり使っている人も見ません。伊集院光さんがラジオでいうのを聞くくらいでしょうか。しかし今回調べてわかったのですが、漢字は「上さん」と書くのだそう。つまり、配偶者は家の中では「お上」だと。どこか女性への敬意を感じる「かみさん」という呼び名も、その実、上に見ている。案外、粋な呼び方かもしれません。
続いて、つま【妻】
配偶者である女性。
だいぶ、意味がフラットになってきました。ですから外で自分の配偶者を「ウチの妻が」という人は、「配偶者と自分は対等」という意識があるのかもしれません。
さらに、かじん【家人】
同じ家で一緒に生活している人。家族。
「妻」の上をいく、スーパーフラットな呼び名です。なにせ「妻」は「配偶者である女性」を指しますが、「家人」は「同じ家で一緒に生活している人」を指すのですから、1ミリの上下関係も感じません。しかし周りで、この呼び名を実際に使ってる人を僕は知りません。唯一見るのが、糸井重里さんのツイッター。配偶者を「家人」と呼んでらっしゃるのですが、なんともまあ糸井重里さんらしいスマートさを感じます。
最後に、あいかた【相方】
相手。相手方。特に、三味線の伴走者。また、万歳などの相手役。
たまーーに、いますよね。配偶者や恋人を「相方」とかいう人。どういうおつもりなんでしょう、と僕は個人的に感じています。脊髄反射的に「そんなにお前ら面白くねえし」と思ってしまいます。というのも僕は仕事でたくさんの芸人さんとかかわりをもっており、一般の方より芸人さんへのリスペクトが大きい。だから安易に「ウチの相方がさ」なんていわれると、違和感を覚えてしまうのです。では、なぜまっすぐな目をして「相方」などと呼べるのだろう? と考えてみたところ、恐らく「パートナー」の和訳的に使っているのではなかろうかと思い至りました。ついでに、こちらも大辞林で調べてみました。
パートナー【partner】
1.ダンス・競技などの、二人で一組となるときの相手。
仕事などを共同でするときの相手。
3.配偶者。
つまり、広く「人生の伴走者」という意味合いを表現したいと思っていて、かつお笑いにあまり興味がない人にかぎって「相方」という呼び方をしてしまうのではないかと。しかしお笑い好きからすれば「相方」という言葉を聞くと、即座に「漫才」「お笑い」に変換してしまう。このかい離こそが、“相方アレルギー”を生んでしまうのです。
■呼び方は個人の自由というけれど…
ちなみに僕は、家のなかでは「りえちゃん」と呼び、育児や夫婦についてコラムを書くときはフラットに表現したいので「妻」と表記し、友達の前で話すときは「嫁さんがさあ」です。なんだよお前、全然一貫性ねえじゃんかよ………。
とにもかくにも、恋人・配偶者・パートナーをどう呼ぼうとも、当たり前ですが個人の自由です。しかし第三者の耳に入った瞬間、「そうやって呼ぶんだ……」と発言者へのイメージがついてしまうのも、また事実。「こう呼ぶことによって、人からどう思われるか」、ということも少しは考えてみてもいいのでは、と思います。
(文・村橋ゴロー 編集・榊原すずみ)
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「関西はよめさんで、関東はかみさん」と単純に思っていた。
でも、そうでもないみたい。
私の周りは、圧倒的に「よめさん」または「よめはん」が多い。
「息子と結婚した女性を、親の側からいう語」なら、「よめはん」はおかしいわな。
廉の奥さん・彩ちゃんのことを「よめさん」とは言わない。言うとしたら、「息子のお嫁ちゃん」かなあ。
第一「うちのよめさん」という言い方が多いのだけれど、それは「我が家の嫁さん(息子の嫁)」という意味ではなく、ズバリ「私の妻」という意味で使う。
私も「うちのよめさん」とえらそうに言っているが、現実は「ようこんな男のところに来てたもうたありがたきお嫁様様」くらいの心を込めて呼ばなあかんちゅうことです。「ふー!」
ちなみに、東京の下山さんは「かみさん」。
京都の植木屋そうへいさんは「妻」。
兵庫のまっちゃんは「家人」。
タイのポップさんは「相方」。
だれか「奥さん」てゆうとった人もいたなあ。もう忘れたけど。
「パートナー」は聞いたことがない。私の周りにそんな奴はおらん。
私の場合対外的には「ヨメさん」ですが、直接呼ぶときは「ますみちゃん」。
「何が『ますみちゃん』やねん! 気持ち悪いちゅうねん!」と言われ続けています。
今からちょうど1年前の「第48回大文字山ランニング」の時の夫婦ツーショット。
いい写真なんで、Facebookのカバー写真にした。1年たったら変えようと思っていたが、もうFacebookを更新する気がない。
「大文字山ランニング」も去年で終わってしまったし、この写真を記念に残しておこうか知らん。
ヨメさん、いやがるやろうなあ・・・。
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【今日のきく】
17時間バイト帰りを迎えてくれるきく。
首が変な方向に。
散歩しているうちに元気になってきた。
私も、きくと散歩に行ったら疲れが取れる。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
リュウさん、コメントありがとうございます。
「奥さん」と言っているのはリュウさんでしたか!
「ワイフ」もいいですね。
直接呼ばれるときは、なんておっしゃってるんでしょう・・・。
◯◯ちゃんはないですか。
たいていの人はその場その場で使い分けてたり
してるもんですねぇ。
誤った語法の『嫁』『嫁さん』という呼び方が関西で
多いのは、漫才で連呼するせーもあったのでは、と思ってます。
ちなみに自分自身のことは、かしこまった場所では『ワタシ』
普段は『ワシ』、マイブログでは『ワイ』
そしてワイフwのことをブログ開設当初 どう言い表そうか?としたのを
思い出しました。
で、『奥さん』ではおかしいので『奥サン』とカタカナ混じりで。
まあ、おかしいのにかわりありませんけどねぇ。。。