2008年04月27日(日)
京都ランナーズ例会(4月第4日曜)+「反核平和マラソン」のお知らせ [ランニング]
今日の主役は、醒泉ランナーズの3人です。
醒泉ランナーズは、醒泉小学校を練習場所にしている小・中学生のランニングクラブです。
いろいろな大会でよく上位入賞しているので、名前は知っていました。でも、醒泉小の子どもたちのクラブだとばかり思っていました。それにしては人数が多いと思っていたら、練習場所が醒泉小なだけで、クラブ員はいろいろな地域の子だそうです。
代表の川橋さんに話が聞けました。
現在、クラブ員は60名以上。
練習場所の醒泉小は街中の学校なのでグランドが狭く、練習方法もさまざまな工夫をしているとのこと。
たとえば「インターバル鬼ごっこ」。
周回コースで、つかまらなかったら休憩。つかまったらもう一周。子どもたちは、これを楽しんでやっている。
小中学生だけで、クラブ員60名はすごい。
きっと、「楽しく走る」をモットーにしておられる川橋さんの運営方針が支持されているのでしょう。
川橋さんご自身もかなり速いランナーですが、3年前の木津川マラソンの時、スタート後3km地点の車止めに右足をぶつけてしまい、骨折。そのまま、残り18kmを走ってしまったそうです。その場での治療もしてもらえず、その後は思い切り足を上げるのがむずかしくなったそうです。
しかし、元気いっぱいな子どもたちから多くのパワーをもらっておられるようで、私はいつもうらやましく見せてもらっています。
京都ランナーズにも、次々とニューフェイスを送り込んでこられる。醒泉ランナーズは、ランニング界の「虎の穴?」。
富田さんは、今日、京都ランナーズに入会。
名前の紹介があった後、「自己紹介をどうぞ」って、そんな無茶な。困ってはった。
こういう時は、もう少し具体的な指示を。
「名前と、学校名と、これからの目標があったら言ってください。」
これくらい言ったげんと。
おっちゃんばっかりのクラブやけど、これからもよろしくね。
お母さん方がおられたので、声をかけた。
「ブログを書いてる者ですけど、娘さんたちの写真、載せさせてもらってもいいですか。」
「ありがとうございます。」
「お名前も、いいですか。」
「もうあっちこちに出てるし、いいですよ。」
小6のお母さんは若い。子どもたちもフレッシュだが、お母さんもフレッシュ。
「走ってはるとこの写真も撮らしてもらいます。」と言ったのはよかったが、醒泉てめっちゃ早いのん忘れてた。
ま、とりあえずスタートの写真を撮っておいてと。
「バーン」
あっ、やっぱり。写真撮るどころの話やない。飛び出して行きよった。
せめて後姿でもと思って挑戦したが、あかん。早すぎる。
この最初のドタバタで、自分のペースは完全に狂ってしまった。しんどい。体が重い。
前回は御所の一般公開だったので、人出が多くすごく走りにくかった。しかし、今日は人出も少なく走りやすかったのに、肝心のこっちのコンディションが・・・。
2kmも行かないうちに、「つかの間の先行さしてもらいます。」の声とともに、すっと抜いていく人あり。
出たな、またもやアンパンマン。
「杉原さん、このごろ調子いいですやん。コンスタントに18分台でしょう。体重別レースがあったら、絶対優勝ですね。」
「いえいえ。」
「なんちゅうたって、フォームがきれいですもん。」
「そうですか。」
なんか、楽そうに走ってはんな。肉20kg背負って走ってるようには思えんな。(私と杉原さんの体重差はちょうど20kg。)
結局、その差は広がっていくばかり。20秒以上の差をつけられてしまった。
ゴール前、杉原さんが後ろを振り返った。ちょっと私のこと、意識してくれてるのかなあ。
例の醒泉ランナーズの3人は、はるかかなた。最初以外は全然見えませんでした。
元気な小学生の走る姿は、バンビちゃんやね。見ているだけでほれぼれするもんね。
1周目の丸太町通りで、「ゴー、ゴー、ゴー」の声。
自転車に乗り、右手を高く突き上げて、そう応援してくれた人は、本物のヤンキーお嬢さん二人連れ。写真撮らせてもらったらよかった。呼び止めるのは、「プリーズ、ウェイト、フォーミー」でよかったんかいな。でもその後の「写真撮らせてもらっていいですか。」の言い方がわからん。簡単な会話はできるようにしとかんと、自分が損やね。
結局ゴールは、39分21秒。たぶん、自己ワーストタイム。ずいぶんかかりました。
醒泉の二人は、富田さんが16分22秒、西川さんが 17分36秒。立派なもんです。これからも、走りに来てね。
私も追っかけてダウンに行ったら、わずか男4人でさびしくやっておられた。
粟津さんは、ウォーミングアップの時もダウンも両方任されていて大変。ただ、あの優しすぎる口調はなごむね。
「一回見てみたい、粟津さんのブチ切れ。」
こんなことは、ありえないんでしょうね。
梨木神社に戻ると、音もなく近づく曲者(?)が。
「藤井さん、読ませてもらいました。」
「あっ、荘司さん。ありがとうございます。」
(よかった。忍者じゃなかった。京都ランナーズ副会長さんでした。)
「藤井さん。藤井さんがあんなふざけた人とは思いませんでした。」
「えっ、ふざけすぎですか?」 (ひょっとして、なんかおこってはる?)
「そうやね。(にこにこ) あんなに、犬好きなんですか。」
「へへへ、そうなんです、雑種限定ですけど。上等な犬とかお座敷犬はちょっとにが手なんですけど、まあそれも歳とってたらOKです。」
「冨田会長にプリントアウトしてもらったのを読ませてもらったんやけど、犬だらけで・・・。」
「ああー、篠山マラソンのでしょう。もう、雑種見つけたら、写真撮りたくなって。いつも、うちの子に言われてるんです。犬の写真撮ってへんかったら、もうちょっと早くゴールできたのにってね。なーんもわかっとらん。これがあるから励みになって、がんばれるのにね。」
まじめな荘司さんは、「よう、わからん」の表情。でも、たぶんおこってはるのではないと思う。
最後に冨田会長。
「藤井さん、相変わらず長文で、がんばってはんね。」
ここから始まり、私のブログのいい所、少し気をつけたほうがいい所などをくわしくアドバイスしてくださった。しっかり読んでくれてはる。いろいろなご指摘もありがたかった。言いにくいようなことも言ってもらえるのは、25年以上の長いおつきあいがあるからですね。
冨田さんは、私のちょうど一まわり上。走り始めたころの私を知ってくれてはる貴重な存在です。実の兄よりよく理解してもらってるかも知れません。
大所帯のクラブのまとめ役は、ほんとうにたいへんだと思う。私のように、口ばっかりで動かん人間も多いし。
その冨田さんから、依頼があった。
「反核平和マラソン」の宣伝をしてほしいと。
「まかしとき」と言いたいところだったが、実は今まで仕事と重なり、一回も参加したことがない。おもしろく書けたらよかったんやけど・・・。
しかたがないので、主催者さんの要項をそのまま掲載します。
皆さん、ぜひ参加してください。
第27回 京都網の目・反核平和マラソン大会
参加者
募集中
反核・平和をもとめるみなさんへ!
ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!ノーモア・ヒバクシャ!
私たちはこのスローガンをかかげ、核兵器のない、戦争のない世界と
日本を願い、毎年、反核・平和マラソン大会に取りくんできました。
私たちは日常のスポーツ活動を通じて人間とその社会の進歩に寄与していく、そのようなスポーツにこめられた「スポーツ精神」を大切にするとともに「スポーツは平和とともに」のスローガンをかかげ、核兵器の廃絶・被爆者援護・戦争反対をアピールしながら「反核平和マラソン大会」を実施します。
スポーツを愛する人はもちろん、日頃あまりスポーツに縁のない人も1区間2キロ〜6キ而のコースがあります。各自の力に応じて走ってみませんか?あなたの参加を心から歓迎します。
主催 京都綱の目・反核平和マラソン実行委員会
主管 新日本スポーツ連盟京都府連盟・反核平和マラソン実行委員会
(京都ランナーズ)
◆日時 2008年6月15日(日) 9:15スタート(大山崎町役場前)
受付け 8:30 開会式 9:OO
◆コース・発着時間(予定)
第1区間 大山崎町役場前〜長岡京市役所前〜向日市役所前 (6.2?)AM9:15〜10:15
2 向日市役所前〜JR向日町駅前〜吉祥院運動公園 (4.7?) AM10:25〜11:05
3 吉祥院運動公園〜JR西大路駅前〜西大路三条公園 (5.2?) AM11:15〜12:00
4
西大路三条公園〜国際平和ミュージアム前〜立命館大学衣笠キャンパス(3.6?)
PM.12:10〜12:40
5
立命館大学衣笠キャンパス〜北区図書館〜京都市障害者スポーツセンター前(6.0?)
PM1:10〜2:10
6 京都市障害者スポーツセンター前〜出町柳 (2.0?)PM2:20〜2:40
7 出町柳〜京都市役所 (2.1?)PM2:50〜3:10
閉会式 京都市役所 PM.3:30〜4:00
☆閉会後に軽食を取りながら反省会をします。(実費)
◆参加資格 平和のために走ってみようと思う人。(個人でもチームでも可)
主旨に賛同する成人18才以上
◆参加費 1区間〜2区間を走る方1000円
3区間以上走る方1500円
(記念品としてタオル。被爆者へのカンパ、傷害保険代を含んでいます。)
*表彰など一切ありません。
◆参加方法 個人またはチームの希望する区間を申込書に記入し、参加費とともに申し込んでください。(下記いずれかの方法で)
●事務所に持参(毎週水曜日の午後8時〜9時) ●現金書留
●定額小為替→郵便局で発行(安く送金できます)
※なお、どうしても事前申し込みができない場合は当日でも受け付けます。
◆走る方法 ・参加者全員が1列で歩道上を走り、赤信号では止まります。
・リーダーの指示により1km7〜8分のスピードで走ります。
◆参加上の注意 (例)前後に付ける
核兵器ノー!
ノーモア・ヒロシマ!
ノーモア・ナガサキ!
ノーモア・ヒバクシャ!
反核ランナーズ
○ゼッケンは実行委員会でも用意しますが、反核平和を
訴えて走るという主旨を理解していただき、手作りの
ゼッケンまたは参加Tシャツを着用して、アピールし
ながら楽しく走りましょう。
○各地点到着予定時間の30分前には集合し、各自十分
に準備運動をしてください。
○荷物の運搬と中継点での給水・軽食は主催者で用意し
ます。
○応急手当以外の責任は負えませんのでご了承ください。
○途中で走れなくなった場合は、伴走車に同乗することも
可能です。
○反核Tシャツは一着1,000円で販売しています。
○世界から核兵器をなくすためのアピール署名にご協力ください。
◆申込・問合せ
〒615-O054京都市右京区西院月双町83-1
新日本スポーツ連盟京都反核平和マラソン大会実行委員会 075-315-9710(夕方以降のみ)
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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