2018年04月29日(日)
第41回京都鴨川ゆっくりラン [ランニング]
「相馬さん、今日のブログのトップ写真にしますわ。憧れのサブスリーランナーとともにちゅうことで。」
「えらい古い話出してくるなあ。」
「いやいやいや、サブスリーとそれがでけへんかったもんの間には高い高い壁がありますから。」
私のサブスリー理論は、自分ができなかっただけに「根性バ○の人しか達成できない」というもの。だから、根性バ○とは思えない兵庫のまっちゃんにはむずかしい。
ただし、相馬さんのような例外もある。相馬さんは私の兄と同い年。私の好きなお上品系ランナーで、このブログの愛読者でもある。いつも気を使って、私にやさしい言葉をかけてくださる。こんなかっこいいランナーになりたかったなあ・・・。
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昨日「香住」に出張販売で、私はフルマラソンを走り、夫婦そろってクタクタ。
しかし、なじみの「京都鴨川ゆっくりラン」には顔を出しておきたい。「京都キャロット」に来店してくださるお客様にも「いい大会ですよ」とお勧めしておいて、自分たちが行かないというわけにはいかない。
それにヨメさんがやっと鍼灸師の免許が取れたので、今までお世話になっているこの大会でそれを宣伝できればいい。「無料お試し施術コーナーを出させてほしい」とお願いすると、快く受け入れてくださった。
初めてのことで、最初はテントなども用意しておらず、私が車で2回忘れ物を取りに帰った。
テントをたて、のぼりが風になびき、白衣の鍼灸師が待機しておれば、それなりにちゃんとしたブースになった。
たくさんの方がのぞきに来てくださったらしいが、スタート前はせわしないようでお一人のみの施術。多くの方が「走った後でお願いします」と言って行かれたそうだ。
今回のゲストは、ノーリツの小崎まりさん。
40歳代女子日本最高記録保持者(2時間30分03秒、2018大阪国際女子)。
小崎さんは、ごあいさつのあとに準備運動のリードもしてくださった。ありがとうございました。
例年より少し参加者が少ないとお聞きしたが、これだけ集まれば走りやすい。南北2回の折り返しで知り合いを見つけなければ。
開会式の最後に、藤井眞寿美鍼灸師の紹介の時間をとっていただいた。
あがらずに、ちゃんとしゃべれていた。
あとは自分の腕次第。たくさんの方が「お試し」してくださるといいのにね。
スタート前に相馬さんとツーショット。
二人とも10kmを走る予定。
私らが最初に家を出た8時は16℃。家と2往復して、車をコインパーキングに入れた9時15分ころには21℃。
空は快晴だったので、私たちがスタートする10時には25℃近くあったんじゃないでしょうか。
北大路橋東詰の南側をスタート。
下流に向かって走り、出町橋折り返し。
スタート地点に戻り、そこからさらに上流の通学橋まで。
そこを折り返して、北大路橋まで戻る10kmコース。
実際は9.6kmくらいしかないようだが、まあ400mはサービス(?)ということで・・・。
9時スタートのフルマラソンの部に古澤さんの姿が。
今日は気温がどんどん上がっていくので、終盤がきつくなりますね。
いつもなら、この南側折り返しに塚本さんが立ってくださっていたのに・・・。残念です。
スタート前、ミニオン二人組に「何キロ走られるんですか」と聞くと「20km」。
それならだいぶゆっくりだろうと思っていたら、2kmもいかないところで追い抜かれてしまった。
スタート地点に戻ると、道家さん(鍼灸師の大先輩)と佐伯さんがおられたので写真を撮らせてもらった。
ここまで約3.2km、21分38秒。
さすがにフルマラソンの翌日なので、キロ7分近くかかっている。
ヨメさんはレース中はヒマにしているのかと思ったら、テントに来られた方になにやら説明しているようだった。この時間に「鍼灸ブース」に来られているということは、3kmを走り終えられた方でしょうか。
知り合いの写真を撮りながら走ろうと思ったのだが、ぶれてうまく撮れなかった。
これは、京都走ろう会の岩田さんを撮ったんですが・・・。
五山の送り火の中ではマイナーな扱いの「舟形」。
京都走ろう会の斉藤さん。
10時ちょっと前に来られていたので、「ぎりぎりでだいじょうぶですか」とお聞きすると、「家が近いので」とのこと。
この大会は、歩いたり走ったりして来られている方も多いようだ。
相馬さん、スマートな走りです。
川端さん、いつもの笑顔。
堂本さんは、私を撮ってくださっていた。
柴田さん、故障中ですが「今までマッサージや整体や鍼灸には行ったことがない」とのこと。ランナーとしてはめずらしいですね。
北側の通学橋折り返しで約6.4km、42分58秒。
ちょっと先行しておられた堂本さんが立ち話。
ここで追いついて、このあと堂本さんとおしゃべりしながら並走。
京都走ろう会の岩井さん。
「3年ぶりに10km走ったけど、10kmってこんなに長かったかなあ。」
堂本さんからは、有名な鍼灸院や電気治療院を教えていただいた。
ヨメさんも、勉強のつもりであちこち訪ねて行かないとね。
ゴールは約9.6km、1時間03分46秒。
キロ6分40秒ペース。
足は重かったが、どこにも痛みがなく走れたのでよかった。
今日は店を1時から開店ということにしたので、こちらには12時半まで。
私がゴールしても何も手伝えることはないので、ダウンジョグがてらコースを北上。
いつもお世話になっています、ジロちゃんの飼い主さんの桜井さん。
桜井さんのところのワンちゃんはみんな長生き。それで、ヨメさんが何を食べさせておられるのかを聞いたらしい。その答えはなんと「一番安いもの」。これは衝撃だった。
また、ずっと外飼いであんまりかまわないようにしておられるそうだ。
それを聞いた教訓。犬はあんまりかまわないほうが、ストレスがなく長生きするのかも。高級なごはんも犬の薬などもいらんのかもね。
お腹が減ったので、北大路橋西詰の「はせがわ」さんへ。
弁当を注文して待っているときに、柴田さんたちが自転車で帰って行かれた。
私は、「ハンバーグ+チキンカツ弁当」(1188円)。
おいしかったが、ちょっと高すぎる。
日陰に入って弁当を食べていると、小崎まりさんと太田実行委員長が上流から戻ってこられた。
私を見つけられた小崎さんが、「お疲れさまでした」と。
「弁当買ってきて、食べてまーす」。
小崎さんもおいしいものを食べて帰ってくださいね。
ヨメさんにもハンバーグ弁当を買ってきたが、空き時間がなく、帰ってから食べることになった。
全部で8名の方に施術させてもらったそうだ。
3時間休みなく続けたので、ものすごく疲れたらしい。
ただ閉塞感のある個室ではなく、こんな開放感のある景色のいいところで施術できれば、ある意味最高。患者さんもリラックスできたのではないでしょうか。
夜は食材を買いに行く元気もなかったらしいが、さっそく昨日の「香住」の干物が役に立った。すごくおいしくてよかった。
マラソン大会の参加賞は、Tシャツではなく食べられるものがいいですね。
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【追加】
忘れてました。
矢瀧さん、河野さんのお二人の女性から、私の体を気遣うお言葉をかけていただきました。ほんとうにありがとうございます。
現在の状況をもう一度まとめてみます。
2016年8月 胆のう炎の検査時に甲状腺腫瘍が見つかる
10月 甲状腺腫瘍摘出手術
その腫瘍が低分化癌と判定(5年生存率50%台)
2017年4月 甲状腺全摘、リンパ節郭清手術
7月 アイソトープ治療
今年に入ってまた病院にいろいろとお世話になりましたが、それは癌とは何の関係もない胆のう炎のほうです。
今のところ甲状腺全摘手術がうまくいき、小康状態。ただし甲状腺由来の細胞を完全に取り去ることは不可能で、いつ遠隔転移してもおかしくない。それを防ぐ手立ては今のところない。
今できることは、癌マーカー的な役割を果たすサイロブログリン値を定期的に確認し、必要に応じてアイソトープ治療を受けること(1週間程度の入院)。
ということです。
現在、日常生活には何の支障もなし。高い声や大きな声が出せなくなり、歌を歌ったり、ガードマンの仕事をするには問題がある程度。
だから、走ってもまったく問題ない。
来るべき本格的な「抗がん治療」期に向けて、体を鍛えておいた方がいいくらいなのかもしれない。
と、自分勝手な解釈ですが・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
佐伯さん、コメントありがとうございます。
佐伯さんも道家さんもお元気そうでよかったです。20年のパートナーとはすごいですね。私はまだ、知り合いのレースでの伴走を一度させてもらっただけです。もっともっと積極的に伴走させてもらわないと、なかなかうまくはできないですね。
またどこかでお会いできましたら、声をかけてきてくださいね。
久々に藤井さんご夫妻にお会いできました。最近道家淳三さんとの伴走は、年2回鴨川ゆっくりランでしています。視覚障害者京都マラソンがなくなった時、鴨川ゆっくりランを走りませんかとお誘いしてから出場しています。道家さんも最近は、週2回10?のウォークを続け、この大会の継続出場に備えているそうです。道家さんとの伴走は、とうとう20年になりました。根性なしの私にとっては、伴走の継続がそのまま自分のランの継続に繋がっています。ですので私と道家さんは、ケアギバーとケアテイカーではなく、「ケアパートナー」です。またのお出会いを楽しみにしています。