2018年04月28日(土)
第5回香住ジオパークフルマラソン [ランニング・出張販売]
昨日歩くのもたいへんだったのに、今日はなぜか走れました。
当初の目標は4時間切りで、あわよくば3時間50分切り。
鼠径部の痛みで、スタートさえできればいいと思っていたのに3時間43分21秒。
フルマラソン男子の162位。男子60歳以上の10位。
昨日の夜のヨメさんのマーサージが効いたんでしょうか。とてもそうとは思えないんですが、それしか考えられないんですよね。
やっぱり、ヨメさんはゴールドフィンガーなんですかね。(鍼灸よりマッサージのほうが向いているような気がするんですけど・・・。)
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ヨメさんは5時前起きで、きくのお散歩。
私は、去年と同じく5時20分起きで40分出発。
今年は出店場所がきちんとテープで囲われており、出店者の掲示もしてあったので分かりやすかった。
きくは久しぶりの車中泊で、ちょっと体調がよくなさそうだった。
空は快晴で陽射しがきつかったが、潮風があるので日陰は過ごしやすい。
走るには少し暑いが、たしかコース上に日陰のある所もあったので、そこはうまく選んで走らなければ。
トイレがすごい行列だったので、コースの1km地点にある東港のトイレまで行ってきた。これがちょうどいいウォーミングアップになった。
今日はもちろんランシャツランパン。
当初はシューズは「アディゼロタクミ・レンブースト」で行くつもりだったのだが、鼠径部の痛みが心配なので安定の「スカイセンサーJAPAN」にした。
昨日の激痛はなくなったが、走り出したらいつどこでどうなるか分からん。昨日の状態に戻ったら即途中棄権。収容車って見たことないんやけど、そらありますよね。
何とか粘りに粘って、とりあえずここ(33km過ぎ)に戻ってこられたら・・・。
9時前になったのでスタート地点に並ぶと、「パオパオさん」と声をかけてくださる方あり。「ランナーズ9の会」の同世代、主原さんでした。
たぶんお会いするのは4年ぶりくらい。その間いろいろありました。
「声が変わりましたね」と言われた。
「そうなんですよ。喉のあたりの手術をしたので、渋いええ声になりました。」
スタートからちょっとだけ、3時間半のペースランナーに付いて行った。
でも元々の私の目標は「4時間切り」だったので、4時間のペースランナーの前さえ走っておればいい。1kmのペースで言うと5分40秒。これはどこも痛くならなければ、すごく楽なペースと言える。
ついでに言うと、あわよくば「3時間50分切り」はキロ5分27秒ペース。これは、エイドでゆっくりしていたらすぐに超えてしまう厳しいペースと言える。
コース上には人家がないところも多い。
そういうところに、こうして応援の方が来てくださっているとホッとする。
5分32、5分21、4分56、5分02、5分03で5km5分56秒。
いきなりスプリットがバラバラなのは、かなりのアップダウンがあるということ。
でも心配していた鼠径部の痛みは出ず、普通に走れている。
5分37、5分28、4分30、5分13、5分01で10km51分48秒(25分52秒)。
5〜7kmの上り坂もきつかったが、この先12km地点あたりにこのコースの最高点(高低差80m)の峠を越える。
兵庫のまっちゃんが折り返してきた。
「えっ、3時間半のペースランナーにコバンザメ作戦とちがうかったんかいなー。」
その後ろに、小林玲子さんたちの3時間半ペースランナーが。
第1折り返しは14.2km。
ここでちょうどフルの3分の1ですね。
4時間ペースランナーの後ろに大集団。こんなに多いのなら、3時間45分とか4時間15分のペースランナーも設定したらいいかも。
15kmの表示が見えなかった。
ランナーがかたまっていたところかもしれない。
5分12、5分56、4分32、4分38、5分04で15km1時間17分13秒(25分25秒)。
さすがに上りは6分近くかかったが、下りで挽回。この間の5kmラップが全コースで一番速かった。
今年は今までで一番参加者が多いらしい。たしかに走っていても多いような気がした。そのため、知り合いの写真がほとんど撮れなかった。気づいたら、もうすぐ目の前とかで。
中島てっちゃんだけはしっかり撮らせてもらいましたでー。「視覚障害」と「伴走」のビブスは目立ちますから。
毎度おなじみ「カッパちゃん」。
ウェア(いや、カッパの皮膚?)が夏バージョンになってますね。
このコースで一番きれいなところ。
でも、今年はうまく撮れなかった。
坂を下り切り、佐津川を超えたところが20km。
ちょうどJR山陰本線の電車が佐津駅に到着するところだった。赤いかわいい電車だった。
5分39、5分16、4分44、5分36、5分00で20km1時間43分05秒(25分52秒)。
今回からコース変更になったところ。
距離合わせのために、左折して2kmほど行って折り返してくる。それが去年までは何もない田んぼの中の道だったが、今年からは国道。
このエイドのちょっと先が中間点。私は1時間49分で通過。
「これは、こむら返りさえ起らなかったら『4時間切り』は行けそう」と思えてきた。
兵庫のまっちゃんが折り返してきたが、さっきまでの元気がない。ちょっと心配。
第2折り返しは22.7km。
この距離合わせ区間は平坦なのだが、かえってそれが単調で疲れる。
私の2kmほど後ろに、「ランナーズ9の会」の矢澤さん。
はるばる長野からの参加です。
4分48、5分13、5分02、5分05、5分26で25km2時間08分56秒(25分51秒)。
25〜27kmがまたきつい上り坂。
5分44、5分46、5分28、5分11、5分43で30km2時間36分51秒(27分55秒)。
この上り下りで何回も足が攣りかけた。それでも、「コムレケアを飲んできたから攣るはずがない」と自分に暗示をかけて走った。
30kmを超え、やっとゴールタイムを計算できるようになった。
ここから先はもう大きなアップダウンはない。よほどのことがない限り、キロ5分半平均で行けるはず。エイドでのロスタイムもほとんどない。キロ5分半ということは2kmで11分。これは計算しやすい。
あと12.2kmは、11分の6倍+1分。あと1時間07分。3時間44分ですかー。
うひひのひ。これは京都マラソンサブ3.5枠の資格、3時間45分以内も狙えるじゃないですか。まあ、毎回こんな「捕らぬ狸の皮算用」をしては大惨敗という結果なんですけどね。
31kmあたりで、前をフラフラと走っているランナーを発見。なんと「サブ3.5は確実」と豪語していた兵庫のまっちゃんじゃないですか。
「アウトですか。」
「なんや頭が痛くなってきて・・・。」
「熱中症かもしれませんね。」
この「熱中」は気象条件によるものではなく・・・。世の中、いろいろな熱中症があるんですよ。
スタート地点に近い33km地点で、2時間52分くらい。
去年の私の途中下車が2時間44分なので、今年はフルでもいいタイムで走れているということ。
「男は黙って佐古井流」の佐古井さんが応援してくださった。
すごくうれしい。
長野の矢澤さんの奥さま。
10kmを走り終えられてダンナさんの応援。私にも声をかけてくださった。ありがとうございます。気持ちがシャキンとしました。
ゴレンジャーのうちの3名。
ひょっとして、「宍粟市さつきマラソン」のときに走ってられるゴレンジャーと同一ゴレンジャー?
5分29、5分04、5分10、5分21、5分38で35km3時間03分35秒(26分44秒)。
あと7.2kmやから、38分半+1分。ゴールは3時間43分台?
毎年泊めてもらっている「民宿・つかさ」さんの前を通過。
香住高校のすぐお隣り。
ここから先の海岸沿いは、同じような景色が続きけっこうしんどい。
第3折り返しは37.7km。
残り4.5km。
5分26、5分25、5分48、5分35、5分34で40km3時間31分25秒(27分50秒)。
あとたった2.2kmやん。たった12分やん。
そう思ったら気持ちが楽になった。
ゴール前の建物を曲がると、あと200m。
うれしいうれしいゴールアーチが見えた。
5分37、5分23、55秒でゴールは3時間43分21秒(11分56秒)
昨日あんなに痛くて歩くのもたいへんだったのに、ちゃんと走れましたねえ。それも、去年の「おきなわマラソン」3時間42分50秒とほとんど変わらない好タイムで。
完走証をもらうと、自己計時と同じ3時間43分21秒。
部門順位の10位は妥当なところ。
この大会はレベルが高いので、60歳以上も3時間半を切らないと6位入賞は無理。
「帰ってきました」とヨメさんに言ったら、「ナニいちびってんにゃな」。
なんにもいちびってへんにゃけどなあ。
「痛みが出ーへんかって、よかったなあ」と言ってほしかったなあ。
失格と言われて車に入っていたきくちゃんが、失格解除で戻ってきた。
私はカニ雑炊などをもらいに行った。
カニ雑炊、カニ足、サザエ。
走った後にこれはうれしい。
きくちゃんも、たい焼きの皮をちょっとだけもらいました。
午後3時がゴール関門(スタートから6時間)。
そこから片付け始めて、4時15分に片付け終わり会場出発。
今年は参加者が増えたらしいのだが、うちの売り上げは去年とほとんど変わらず。ただし去年より商品が貧弱になっているので、売り上げが同じということは実質健闘したということかも。
来年も来られるなら、車に満タンの商品を持って来たいなあ。
会場にいたネコちゃん。
今日は騒がしくして、ごめんね。
帰りは、去年と同じく豊岡の「来来亭」。
ちょっと早いけど晩ごはん。
私らが食べ終わった後は、きくの長い長いお散歩。
さわやかな風が吹き、田んぼのあぜ道をたくさん歩いた。
これで、ちょっときくのきげんもよくなった。
京都縦貫道に入り、初めて道の駅「味夢の里」に寄った。
あとは、きく部屋でゆっくりと。
洛西が渋滞するかと心配だったが、すんなりと帰ってこれた。
「味夢の里」で買った「三食だんごミニ」。
小さくてかわいくておいしかった。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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