2017年06月24日(土)
「森の巣箱」 [グルメ情報]
「あいあいファーム」の直売所前のベンチでパソコンを見ていると、昼休みになった真樹が出てきた。
「パオパオ―、なんか食べに行こかー。」
「そやな、さっき調べたら近くに何軒か食べるとこあったわ。たしか、海岸近くに喫茶店があったし、そこに行ってみよか。」
二人とも朝にもしっかり食べたので、そんなにお腹は減っていない。ガッツリ食べなくてもよかったので、その喫茶店を探すことにした。
途中から「カフェ・森の巣箱」という看板があり、道順も分かるように表示されていた。
ところがどんどん細い道になり、木々が生い茂り、枝は運転のジャマし放題。もうちょいかというところで急な上り坂。そこは砂利が敷いてあり、真樹の軽は止まる寸前だった。
真樹は機転が利く。そこですばやくエアコンオフ。それでギリギリ上り切ることができた。
「まあ‐、よっぽどの人しか来れんとこやなー。」
そう言いいつつ入っていくと、植物の手入れをしておられるオジイが一人。
なにもかもそのオジイが自分一人でやっおられるようだ。
その丘から見下ろす羽地内海のきれいなこと。
この景色を見ながら食事ができるなんて、ぜいたくやわー。
メニューは少なかったが、これで十分。
オーナーおすすめの「サブマリン(ホットドッグ風)+コーラ」(700円)とパイナップルジュース(400円)を注文。
「サブマリン」は大きかったので、二人で半分こして食べることにした。
正直に言って味はあまり期待していなかったのだが、すごくおいしかった。真樹もおいしいと言って食べていた。
せっかくハンモックがあったので、ちょっとだけユラユラさせてもらった。
オーナーの嘉陽さんのお話もおもしろかった。
このすぐ下にご自宅があり、湧川小中学校のご出身だそうだ。東京に出られて50年働かれ、そのあと地元に戻って来て「森の巣箱」を始められたとのこと。この場所は子どものころの秘密基地の場所らしい。
嘉陽さんの子どものころは、小中合わせて500人を超えていたとおっしゃっていた。その学校が廃校ですから。さびしいもんです。
あっそれから、湧川地区の嘉陽姓は尚巴志王の末裔だとか。
世が世なれば・・・っていうやつです。
それと、お話していて「あいあいファーム」の先輩がちょこちょこここに来ていることも分かった。みんなウロウロしてるんですね。
真樹と出かけると、どこへ行ってもいっぱい話かけてきてくださる。かわいい娘がいたら、私のようなジジイでもあやしまれんでええわー。
「森の巣箱」に興味のある方は→「森の巣箱」紹介記事
→ブログ「森の巣箱」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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